JP2014095794A - 投射型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減し、製造コストを低減することが可能な投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】投射型映像表示装置は、角部に穴10aが形成され、かつ、投射ユニット1を設置するための設置板10と、穴10aよりも大きな外径を有し、かつ、設置板10を上下で挟み込む上側のワッシャ20および下側のワッシャ21と、穴10aおよびワッシャ20,21に挿通させた支柱ボルト50と、ワッシャ21の下側において支柱ボルト50に螺合されたナット23と、設置板10の下側に設置板10に対して着脱可能に設置され、かつ、設置板10を介して投射ユニット1の位置調整が可能な位置調整装置5とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】投射型映像表示装置は、角部に穴10aが形成され、かつ、投射ユニット1を設置するための設置板10と、穴10aよりも大きな外径を有し、かつ、設置板10を上下で挟み込む上側のワッシャ20および下側のワッシャ21と、穴10aおよびワッシャ20,21に挿通させた支柱ボルト50と、ワッシャ21の下側において支柱ボルト50に螺合されたナット23と、設置板10の下側に設置板10に対して着脱可能に設置され、かつ、設置板10を介して投射ユニット1の位置調整が可能な位置調整装置5とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、投射ユニットが出力する映像を、スクリーンに例えば背面から投射することによって映像を表示する投射型映像表示装置に関するものである。
投射型映像表示装置は、表示デバイスとしてLCD方式およびDLP方式が主流であるが、投射映像の画質を落とさないようにドットバイドットで表示させるため、投射映像の画郭の調整には投射ユニットの6自由度位置調整が必要になる。
従来の投射型映像表示装置には、X軸方向に投射ユニットを移動可能なX軸並進板と、X軸を軸として回転可能なX軸回転板と、Y軸を軸として回転可能なY軸回転板と、Z軸を軸として回転可能なZ軸回転板と、Y軸方向に移動可能なY軸並進板と、Z軸方向に移動可能なZ軸並進板とによって6自由度調整機構を構成したものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、別の従来技術が特許文献2に開示されている。特許文献1には、Y軸方向に沿った3つの軸でXZ平面と平行をなす平板を支持して位置調整機構を構成し、これら3軸を独立してあるいは同時に回転させて、投射ユニットのX軸回りの回転移動、Z軸回りの回転移動、Y軸方向の並進移動の調整をする位置調整機構が開示されている。
しかしながら、6枚の調整板(3枚の並進板および3枚の回転板)によって調整装置を構成した従来の投射型映像表示装置では、それぞれの自由度ごとに調整板が必要であるので、部品点数が多くなり、製造コストが高くなるという課題があった。
また、特許文献2に開示された位置調整機構では、1つの平板で3自由度の調整が可能であるが、他の3自由度はそれぞれ調整板が必要であり、合計4枚の調整板が必要であった。このため、特許文献2の装置においても、部品点数が多くなり、製造コストが高くなるという課題があった。
そこで、本発明は、部品点数を削減し、製造コストを低減することが可能な投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る投射型映像表示装置は、角部に穴が形成され、かつ、投射ユニットを設置するための設置板と、前記穴よりも大きな外径を有し、かつ、前記設置板を上下で挟み込む上側の第1ワッシャおよび下側の第2ワッシャと、前記穴および第1,第2ワッシャに挿通させた支柱ボルトと、前記第2ワッシャの下側において前記支柱ボルトに螺合されたナットと、前記設置板の下側に前記設置板に対して着脱可能に設置され、かつ、前記設置板を介して前記投射ユニットの位置調整が可能な位置調整装置とを備えたものである。
本発明によれば、第1ワッシャと、第2ワッシャとで設置板を挟み込んだ状態でナットが支柱ボルトに螺合されたため、設置板の位置を固定することができる。したがって、位置調整装置による投射ユニットの位置調整完了後に、投射型映像表示装置から位置調整装置を取り外しても設置板の位置が固定されるため、各投射型映像表示装置ごとに位置調整装置を1台ずつ備える必要はなくなる。このように、複数の投射型映像表示装置において位置調整装置を共用することができるため、投射型映像表示装置の部品点数を削減することができ、製造コストを低減できる。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。最初に、前提となる投射型映像表示装置の内部構成について説明する。図8は、前提となる投射型映像表示装置の内部構成を示す側面断面図である。
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。最初に、前提となる投射型映像表示装置の内部構成について説明する。図8は、前提となる投射型映像表示装置の内部構成を示す側面断面図である。
投射型映像表示装置は、投射ユニット1と、キャビネット2と、スクリーン3と、反射ミラー4と、位置調整装置5とを備えている。投射ユニット1は、キャビネット2内の後半部の底面に設置された位置調整装置5の上側に配置されている。
位置調整装置5は、例えば、特許文献1に記載の6自由度位置調整装置であり、手動または遠隔操作により6自由度の位置調整が可能な調整装置である。位置調整装置5は、位置調整装置5の上側に配置された投射ユニット1の6自由度をそれぞれ位置調整するための6つの位置調整機構として、X軸並進機構(図示省略)と、X軸回転機構(図示省略)と、Z軸並進機構(図示省略)と、Z軸回転機構(図示省略)と、Y軸並進機構(図示省略)と、Y軸回転機構(図示省略)とを備えている。
投射ユニット1から投射された映像は、反射ミラー4で反射されスクリーン3の背面に投射される。スクリーン3に投射された映像において光軸のズレが発生する場合があるが、投射ユニット1の下側に設置された位置調整装置5により投射ユニット1の位置調整が行なわれることで、光軸のズレを解消することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る投射型映像表示装置について説明する。本発明の実施の形態に係る投射型映像表示装置は、前提となる投射型映像表示装置に対し投射ユニット1の位置を固定する位置固定構造を設け、さらに位置調整装置5を着脱可能とした装置である。このため、本発明の実施の形態に係る投射型映像表示装置は、これらの構成以外は、前提となる投射型映像表示装置と同一であるため、前提となる投射型映像表示装置において説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
投射ユニット1の位置を固定する位置固定構造について説明する。図1は、実施の形態に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造の分解斜視図であり、図2は、投射ユニット1の位置固定構造の正面図である。
投射ユニット1の位置固定構造は、設置板10と、(例えば、4つの)ワッシャ20(第1ワッシャ)および(例えば、4つの)ワッシャ21(第2ワッシャ)と、(例えば、4本の)支柱ボルト50と、(例えば、4つの)カラー22と、(例えば、4つの)球面ナット23(ナット)とを備えている。さらに、投射ユニット1の位置調整構造は、圧縮コイルばね30と、ベース板8とを備えている。
ベース板8は、平面視にて矩形状に形成され、ベース板8の四隅に4つの穴8bがそれぞれ形成されている。ベース板8は、キャビネット2の底面上に固定されている。設置板10は、平面視にて矩形状に形成され、ベース板8の上方に配置され、投射ユニット1が設置板10上にねじ等(図示省略)で固定されている。設置板10の四隅(角部)には、4つの矩形穴10a(穴)がそれぞれ形成されている。
支柱ボルト50の下端部は、ベース板の穴8bに挿入された状態で溶接などにより固定される。設置板10の矩形穴10aには、上下をワッシャ20とワッシャ21とで挟み込まれた状態で支柱ボルト50が挿通されている。ワッシャ20,21の外径は矩形穴10aよりも十分に大きいサイズを有している。支柱ボルト50の頭部とワッシャ20との間に圧縮コイルばね30が介在されており、圧縮コイルばね30のバネ力によって設置板10が下方に押し付けられる。なお、支柱ボルト50の軸部には、図示外の雄ねじが形成されている。
ワッシャ21の下面には球面状の球状凹部22aを有するカラー22が接合されており、その中央部には支柱ボルト50が挿通される貫通穴22bが加工されており、ワッシャ21とカラー22は、支柱ボルト50に沿って上下に摺動可能である。
球面ナット23は、カラー22の球状凹部22aと同一半径の球面状の球状凸部23aを有しており、球面ナット23の球状凸部23aは、カラー22の球状凹部22aと当接可能である。球面ナット23の中心部には支柱ボルト50の雄ねじと螺合される雌ねじ23bが加工されている。
設置板10の下側(より具体的には、ベース板8の上面)には、位置調整装置5が、例えばねじ等で着脱可能に固定されている。位置調整装置5の天面には位置決めピン5aが2箇所設けられており、これらの位置決めピン5aが設置板10の2つの穴10bに挿入されることで、位置調整装置5の天面が設置板10の下面に当接する。
ベース板8には、位置調整装置5を位置決めするための位置決めピン8aが2箇所設けられており、位置調整装置5を投射型映像表示装置に取り付ける際(より具体的には、位置調整装置5をベース板5bに設置する際)に位置調整装置5のベース板5bの位置決め用の4つの穴5cに挿入される。
次に、投射ユニット1の位置固定構造を用いた位置固定手順について説明する。最初に、設置板10の下部、すなわち、ベース板8と設置板10との間に位置調整装置5を設置する。この際、位置調整装置5はベース板8と設置板10との間に設置できるようにZ軸並進調整によって位置調整装置5の高さを下げておき、ベース板8の位置決めピン8aが位置調整装置5の穴5cに挿入されるように、位置調整装置5がベース板8上に設置される。
次に、位置調整装置5による位置調整範囲を十分確保できる位置まで球面ナット23を回転させて下げる。この状態で設置板10の穴10bに位置決めピン5aが挿入される位置に設置板10を移動させる。そして、再び位置調整装置5のZ軸並進調整によって、位置調整装置5の天面が設置板10の下面に当接するまで位置調整装置5の高さを上げる。これにより、設置板10が位置調整装置5により移動可能となり、設置板10を介して投射ユニット1の位置が調整可能となる。
投射ユニット1からスクリーン3に映像を投影し、位置調整装置5の6つの位置調整機構により映像の位置を調整する。位置調整が完了したとき、4つの球面ナット23の球状凸部23aがカラー22の球状凹部22aに当接するまで、4つの球面ナット23を回転させる。これにより、設置板10の位置が固定される。
次に、位置調整装置5のZ軸並進調整により、位置決めピン5aが設置板10の穴10bから完全に外れるまで位置調整装置5の天面をZ軸負方向に移動させる。ベース板8と設置板10との間から位置調整装置5を手前に引き出し、位置調整装置5を投射型映像表示装置から分離させる。位置調整装置5が分離した状態でも、設置板10は、ワッシャ20,21を介して圧縮コイルばね30および球面ナット23に挟まれた状態となり設置板10の位置は固定されている。
以上のように、投射型映像表示装置から位置調整装置5を取り外しても設置板10の位置を固定することができるため、投射型映像表示装置に必要な部品点数が削減され、製造コストを低減できる。また、取り外した位置調整装置5は別の投射型映像表示装置の6自由度調整に再利用される。
次に、位置固定構造において設置板10を移動等させた場合について説明する。図3(a)〜(c)は、位置固定構造の平面図である。図3(a)は、支柱ボルト50が矩形穴10aのセンター位置にある状態を示し、図3(b)は、位置調整装置5により設置板10がX軸正方向に並進、Y軸負方向に移動した状態を示し、図3(c)は、位置調整装置5により設置板10がZ軸を中心に回転した状態を示す。設置板10はセンター位置から移動した状態においても圧縮コイルばね30により上側から押さえつけられているため、ワッシャ20との摩擦により外力が加わらない限り、設置板10の位置は移動しない。
図4は、投射ユニット1の位置固定構造においてY軸を中心に設置板10を回転した状態を示す正面図である。Y軸を中心に設置板10を回転した状態では、支柱ボルト50は設置板10に対して直角をなしていないが、カラー22の球状凹部22aが球面ナット23の球状凸部23aと当接することにより点接触にならず、カラー22と球面ナット23は姿勢を安定させた状態で固定される。X軸を中心とした回転についても同様に、支柱ボルト50が設置板10と所定の角度がついた状態でも、カラー22と球面ナット23は姿勢を安定させた状態で固定される。
以上のように、実施の形態1に係る投射型映像表示装置では、ワッシャ20と、ワッシャ21とで設置板10を挟み込んだ状態で球面ナット23が支柱ボルト50に螺合されたため、設置板10の位置を固定することができる。したがって、位置調整装置5による投射ユニット1の位置調整完了後に、投射型映像表示装置から位置調整装置5を取り外しても設置板10の位置が固定されるため、各投射型映像表示装置ごとに位置調整装置5を1台ずつ備える必要はなくなる。このように、複数の投射型映像表示装置において位置調整装置5を共用することができるため、投射型映像表示装置の部品点数を削減することができ、製造コストを低減できる。このため、投射型映像表示装置の小型化が可能となる。
また、ワッシャ21の下端には、支柱ボルト50が挿通され、かつ、球状凹部22aを有するカラー22が接合され、球面ナット23の球状凸部23aが、カラー22の球状凹部22aと当接するため、支柱ボルト50が設置板10と所定の角度がついた状態でも、カラー22と球面ナット23は姿勢を安定させた状態で当接する。これにより、設置板10の位置を安定させた状態で固定することができる。
また、支柱ボルト50が挿通され、かつ、ワッシャ20を介して設置板10を下方に押し付ける圧縮コイルばね30をさらに備えたため、設置板10はワッシャ20,21を介して圧縮コイルばね30と球面ナット23に挟まれた状態となり、設置板10の位置をより強固に固定することができる。
なお、本実施の形態では、4本の支柱ボルト50を使用しているが、支柱ボルト50は3本であっても機能上問題はない。また、設置板10に形成された矩形穴10aは矩形状に限定されることなく、例えば円形状など他の形状であってもよい。さらに、カラー22は必須の構成要件ではなく省略してもよい。この場合、球面ナット23の代わりに、例えば、ワッシャ21に対する当接面が略平面状のナットを使用してもよい。
<変形例1>
次に、変形例1に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造について説明する。図5は、変形例1に係る投射型映像表示装置の投射ユニットの位置固定構造の球面ナット24およびその周辺部の断面図である。変形例1においては、球面ナット24の位置を固定するため固定ボルト51を備える。
次に、変形例1に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造について説明する。図5は、変形例1に係る投射型映像表示装置の投射ユニットの位置固定構造の球面ナット24およびその周辺部の断面図である。変形例1においては、球面ナット24の位置を固定するため固定ボルト51を備える。
球面ナット24の中央部には、支柱ボルト50の軸部の直径よりも少し径の大きな貫通穴24bが上下方向に形成され、球面ナット24の貫通穴24bに支柱ボルト50が挿通される。球面ナット24の側部には、貫通穴24bと直交する雌ねじ24c(ねじ穴)が加工されており、雌ねじ24cに固定ボルト51がねじ止めされる。
以上のように、変形例1に係る投射型映像表示装置では、球面ナット24の側部に形成された雌ねじ24cに螺合可能な固定ボルト51をさらに備え、固定ボルト51を雌ねじ24cに螺合させることで固定ボルト51の軸部の先端が支柱ボルト50と当接することにより、球面ナット24の位置を固定する。すなわち、固定ボルト51を緩めると球面ナット24は支柱ボルト50に沿って上下に摺動できるため、上記の球面ナット23のように球面ナット23を何回転か回転させる必要がなくなるため、設置板10の位置固定作業が容易になる。
<変形例2>
次に、変形例2に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造について説明する。図6は、変形例2に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造の球面ナット25およびその周辺部の断面図であり、図7(a)は、変形例2に係る投射型映像表示装置において支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bが当接していない状態を示す断面図であり、図7(b)は、変形例2に係る投射型映像表示装置において支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bが当接している状態を示す断面図である。変形例2においては、球面ナット25の位置を固定するための偏心ボルト26を備える。
次に、変形例2に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造について説明する。図6は、変形例2に係る投射型映像表示装置の投射ユニット1の位置固定構造の球面ナット25およびその周辺部の断面図であり、図7(a)は、変形例2に係る投射型映像表示装置において支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bが当接していない状態を示す断面図であり、図7(b)は、変形例2に係る投射型映像表示装置において支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bが当接している状態を示す断面図である。変形例2においては、球面ナット25の位置を固定するための偏心ボルト26を備える。
図6に示すように、球面ナット25の中央部には、支柱ボルト50の軸部の直径よりも少し径の大きな貫通穴25bが上下方向に形成されている。また、球面ナット25の下半部(下部)には、雌ねじ25cが貫通穴25bと偏心した位置に加工されている。偏心ボルト26の中央部には支柱ボルト50の軸部の直径よりも少し径の大きな貫通穴26bが形成されている。偏心ボルト26の上半部には、球面ナット25の場合と同様に貫通穴26bと偏心した位置に雄ねじ26cが加工されており、雄ねじ26cは球面ナット25の雌ねじ25cと螺合している。
図7(a)に示すように、偏心ボルト26が支柱ボルト50に対して固定されていない状態では、支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bとは所定のクリアランスがあり、偏心ボルト26は支柱ボルト50に沿って摺動可能である。図7(b)に示すように、偏心ボルト26を数十度回転させると、支柱ボルト50と偏心ボルト26の貫通穴26bが当接し、その摩擦力で偏心ボルト26が支柱ボルト50に固定される。
以上のように、変形例2に係る投射型映像表示装置では、支柱ボルト50が挿通される貫通穴26bを有し、かつ、球面ナット25の雌ねじ25cに螺合可能な偏心ボルト26をさらに備え、偏心ボルト26を雌ねじ25cに螺合させることで支柱ボルト50が挿通された貫通穴26bに支柱ボルト50が当接することにより、球面ナット25の位置を固定する。すなわち、偏心ボルト26を緩めると球面ナット25は支柱ボルト50に沿って上下に摺動できるため、上記の球面ナット23のように何回転か回転させて球面ナット23の位置を固定する必要がなく、偏心ボルト26を数十度回転すれば支柱ボルト50に対して固定されるため、設置板10の位置固定作業を短時間で行うことができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 投射ユニット、5 位置調整装置、10 設置板、10a 矩形穴、20 第1ワッシャ、21 第2ワッシャ、22 カラー、22a 球状凹部、23 球面ナット、23a 球状凸部、24 球面ナット、24c 雌ねじ、25 球面ナット、25c 雌ねじ、26 偏心ボルト、26b 貫通穴、30 圧縮コイルばね、50 支柱ボルト、51 固定ボルト。
Claims (5)
- 角部に穴が形成され、かつ、投射ユニットを設置するための設置板と、
前記穴よりも大きな外径を有し、かつ、前記設置板を上下で挟み込む上側の第1ワッシャおよび下側の第2ワッシャと、
前記穴および第1,第2ワッシャに挿通させた支柱ボルトと、
前記第2ワッシャの下側において前記支柱ボルトに螺合されたナットと、
前記設置板の下側に前記設置板に対して着脱可能に設置され、かつ、前記設置板を介して前記投射ユニットの位置調整が可能な位置調整装置と、
を備えた投射型映像表示装置。 - 前記第2ワッシャの下端には、前記支柱ボルトが挿通され、かつ、球状凹部を有するカラーが接合され、
前記ナットは、前記球状凹部と当接可能な球状凸部を有する球面ナットである、請求項1記載の投射型映像表示装置。 - 前記球面ナットの側部に形成されたねじ穴に螺合可能な固定ボルトをさらに備え、
前記固定ボルトを前記ねじ穴に螺合させることで前記固定ボルトの軸部の先端が前記支柱ボルトと当接することにより、前記球面ナットの位置を固定した、請求項2記載の投射型映像表示装置。 - 前記支柱ボルトが挿通される貫通穴を有し、かつ、前記球面ナットの下部に形成されたねじ穴に螺合可能な偏心ボルトをさらに備え、
前記偏心ボルトを前記ねじ穴に螺合させることで前記支柱ボルトが挿通された前記貫通穴に前記支柱ボルトが当接することにより、前記球面ナットの位置を固定した、請求項2記載の投射型映像表示装置。 - 前記支柱ボルトが挿通され、かつ、前記第1ワッシャを介して前記設置板を下方に押し付ける圧縮コイルばねをさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1つに記載の投射型映像表示装置。
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