JP4502924B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工事現場、事故現場、または野外のイベント会場などにおいて用いられる照明装置に関し、特に所謂バルーン型の照明装置に関する。
従来より、バルーン型の照明装置として、ブロワやファンを用いてバルーンに空気を送り込んで膨らませるガスタイプのものが用いられている。しかし、このタイブのものは、バルーンが破れた場合には使用不能となってしまう。また、ブロワやファンを常に運転しておく必要があることから、その運転音が邪魔になる場所例えば映画の撮影などの際には使えない。
これに対して、傘の骨のようなひご部材を広げることによってバルーンを膨らませる傘タイプのものが種々提案されている。例えば、特許文献1に開示されたバルーン型の照明装置では、トップ部材とベース部材との間に、回動可能に連結された2つの棒材からなる複数の骨材が放射状に配置され、骨材のそれぞれの端部が、トップ部材とベース部材とに回動可能に連結されている。トップ部材は、照明ランプを介して支柱に連結されており、ベース部材は支柱に対して上下方向に移動可能に設けられている。ベース部材を上方へ移動させることにより、骨材が放射状に開き、骨材に取り付けられたひご部材が同時に開くことによってバルーンが膨らむようになっている。
また、特許文献2に開示された照明装置では、トップ部材とベース部材との間に可撓性を有した複数のひご部材が放射状に配置されており、ひご部材の外面にバルーン部材が張られている。トップ部材には支柱が連結され、ベース部材は支柱に対して上下方向に移動可能に設けられている。支柱の上端部に照明ランプが取り付けられ、下端部に操作用の握手が取り付けられている。作業者が握手を持ってベース部材を上方へ移動させることにより、ひご部材が開いてバルーンが膨らむようになっている。
特開2004−253172 特開2004−95517
しかし、上に述べた従来の照明装置では、いずれも支柱の上端部にトップ部材が取り付けられ、支柱に対して移動可能なベース部材を上下方向に移動させることによってバルーンを膨らませまたはしぼませるようになっているので、作業者の操作に負担がかかっていた。
すなわち、バルーンを膨らませる際に、通常、ベース部材を支柱に沿って上方に押し上げる必要があるので、ひご部材を弾性的に湾曲させるための力に加え、バルーンの重量を上方へ持ち上げる力が必要である。これとともに、ベース部材を押し上げた状態で保持させなければならず、これら一連の操作を一人で行うのには負担が大きかった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、ひご部材を広げることによってバルーンを膨らませる傘タイプのバルーン型の照明装置において、バルーンを膨らませるための操作が容易であって作業者に大きな負担をかけることのないようにすることを目的とする。
本発明に係る照明装置は、トップ部材とベース部材との間に可撓性を有した複数のひご部材が放射状に配置されてなる伸縮骨構造体と前記伸縮骨構造体の外面に設けられたバルーン部材とを有し、前記伸縮骨構造体の内部に配置される照明ランプによって周辺の照明を行う照明装置であって、前記トップ部材とベース部材とは、パイプ部材および前記パイプ部材内を軸方向に移動可能なロッド部材からなる伸縮可能な伸縮支柱によって互いに連結されており、前記ロッド部材には、前記伸縮支柱を収縮させた状態において前記パイプ部材を貫通してその開口端部から突出する位置に、前記開口端部に係合して前記伸縮支柱の伸長方向への移動を阻止することの可能な係止部材が設けられてなる。
好ましくは、前記係止部材は、前記ロッド部材に設けられた凹所において回動可能に設けられており、前記係止部材の回動位置が前記ロッド部材の軸方向と一致したときには、前記係止部材が前記パイプ部材内を挿通可能であり、前記係止部材の回動位置が前記ロッド部材の軸方向と一致しないときに、前記係止部材が前記開口端部に係合するように構成される。
また、前記係止部材は、その長手方向の中央から上方または下方へ片寄った位置において前記前記ロッド部材に回動可能に設けられており、その自重によって鉛直方向の回動位置となるように、または鉛直方向から外れた位置となるように構成される。
また、前記ロッド部材の端部に紐状体が連結され、且つ前記紐状体が前記パイプ部材内を通って前記開口端部から外部に引き出されており、前記紐状体の端部には操作者が手で引くための操作部が設けられる。
また、前記伸縮支柱が2本設けられてそれらが互いに平行に配置され、2本の前記パイプ部材の端部が前記ベース部材に固定されており、前記照明ランプが前記ベース部材に対して固定的に設けられる。
また、前記2本の前記伸縮支柱には、前記照明ランプを保護するための螺旋状の保護部材が取り付けられる。
また、前記ベース部材には、前記伸縮骨構造体の外部に突出して当該照明装置を支持するための支持部材が取り付けられる。
また、バルーン部材の内側に、照明ランプの光を反射する反射板が設けられる。前記反射板は、例えば、前記バルーン部材と前記ひご部材との間に挟まれて前記伸縮骨構造体に保持される。
本発明によると、傘タイプのバルーン型の照明装置において、バルーンを膨らませるための操作が容易であり、作業者に大きな負担をかけることがない。
図1は本発明に係る照明装置1の外観を示す斜視図、図2は照明装置1の断面正面図、図3は図2の一部を拡大して示す断面正面図、図4は図3のAーA線矢視断面図、図5は図3のBーB線矢視断面図、図6はひご部材の連結部分を拡大して示す断面正面図、図7は伸縮支柱の構造を示す断面正面図、図8は図7に示す伸縮支柱の構造の断面右側面図である。
図1および図2に示すように、照明装置1は、円板状のトップ部材11とベース部材12との間に可撓性を有した複数のひご部材13,13,13…が放射状に配置されることによって伸縮骨構造体SKが構成されており、伸縮骨構造体SKの外面にバルーン部材31が設けられて外観が形成されている。
図2〜図4に示すように、トップ部材11とベース部材12とは、パイプ部材14、およびパイプ部材14内を軸方向に移動可能なロッド部材15からなるテレスコピック式に伸縮可能な2本の伸縮支柱SSによって互いに連結されている。
つまり、トップ部材11に設けられたネジ穴にロッド部材15の上端部に設けられたネジが螺合して連結され、ベース部材12に設けられたネジ穴にパイプ部材14の下端部に設けられたネジが螺合して連結されている。いずれも、ロックのためのナットが設けられている。図7にはパイプ部材14に螺合したナット141が示されている。
ロッド部材15は、パイプ部材14の中を摺動可能であり、最も伸長したときにバルーン部材31は萎んだ状態となり(図2に鎖線で示す状態)、最も収縮したときにバルーン部材31は膨らんだ状態となる(図2に実線で示す状態)。最も伸長したときでも、ロッド部材15の下端部はパイプ部材14の中に残り、最も収縮したときにはロッド部材15の下端部はパイプ部材14の下端の開口端部14aから下方へ突出する。
2つの平行なロッド部材15,15の下端部には紐状体であるワイヤ16,16がそれぞれ連結され、その2本のワイヤ16,16がパイプ部材14内を通ってそれぞれの開口端部14a,14aから外部に引き出されている。ワイヤ16,16の下端部には、操作者が手で引くための丸棒状の操作部17が取り付けられている。なお、操作部17として、丸棒状のものを用いることなく、ワイヤ16,16を一体にまたは一体的に連結したものでもよい。
なお、ロッド部材15とワイヤ16とは、ロッド部材15の下端面に開口する孔が設けられており、その孔にワイヤの上端部が挿入された状態で孔がかしめられてワイヤが強く把持されることにより連結されている。
バルーン部材31は、ナイロン、ポリエステル、または布や帆布などの透光性を有する白色またはカラーの材料からなり、図1のように膨らんだ状態で球体状または楕円体状となるように縫製されている。バルーン部材31の下側の中央には、円筒状のスカート部32が設けられている。スカート部32は、バルーン部材31が膨らんだ状態では、後述するロッド部材15や支持軸19などを覆って外観をすっきりさせて美観を向上させるとともに、バルーン部材31が萎んだ状態では、萎むことによってひご部材13の長さに対してバルーン部材31の長さが不足することによる下方の露出部を覆うことができる。
また、図示は省略したが、スカート部32には、その上端縁および下端縁のそれぞれの円周に沿って挿通された紐が設けられており、バルーン部材31を萎ませたときにその紐を締めつけて開口部を閉じることが可能になっている。これによってバルーン部材31を萎ませたときのパッキングが容易になっており、保管や運搬に便利である。
トップ部材11には、中央にアイボルト18が取り付けられており、アイボルト18によって照明装置1の全体を上から吊り下げることも可能である。
また、ベース部材12には、下方に突出する支持軸19が取り付けられている。支持軸19を、三脚スタンドやテレスコープ式の伸縮駆動装置などにより立設されたポール20(図1参照)に挿入し、ポール20に設けたネジをネジ込んで凹溝部19aに押し当てることによって抜け止めと固定が行われる。さらに、ベース部材12には、ランプLMに電源を供給するためのコネクタ26が取り付けられている。
図3および図5に示されるように、ベース部材12には、パイプ状のスペーサ21を介して、ボルト21aによってランプベース22が取り付けられている。ランプベース22には、ランプLMを取り付けるためのソケット23およびランプLMを点灯させるためのイグナイター24が取り付けられている。2本のパイプ部材14,14には、螺旋状に巻かれた金属線からなるランプガード25が、パイプ部材14,14の外側に接するように取り付けられている。
なお、ひご部材13は、直径が数mm程度のステンレスのバネ鋼からなり、その弾力によって伸縮骨構造体SKを伸ばそうとする。伸縮骨構造体SKが伸びた状態つまりバルーン部材31が萎んだ状態では、ひご部材13はトップ部材11およびベース部材12に対してほぼ垂直な状態であるが、伸縮骨構造体SKが縮んだ状態つまりバルーン部材31が膨らんだ状態では、ひご部材13はトップ部材11およびベース部材12に対してほぼ平行な状態となる。このように、伸縮骨構造体SKの伸縮によってひご部材13のトップ部材11およびベース部材12に対する姿勢が大きく変わるが、それを可能とするため、ひご部材13はトップ部材11およびベース部材12に対して回動可能に取り付けられている。
すなわち、図6に示すように、ひご部材13の一端部に、円柱状のこま部材41が取り付けられており、このこま部材41が、ベース部材12にネジにより取り付けられたU型受け部材42によって軸ピン43を介して回動可能に支持されている。したがって、ひご部材13は、図6の紙面を含む平面内において軸ピン43を中心に回動可能である。ひご部材13の他端部についても、これと同じ構成によってトップ部材11に取り付けられている。
さて、各ロッド部材15には、伸縮支柱SSを収縮させた状態、つまりワイヤ16を下方へほぼ一杯に引っ張った状態において、パイプ部材14を貫通してその開口端部14aから突出する位置に、開口端部14aに係合して伸縮支柱SSの伸長方向への移動を阻止することの可能な係止部材44がそれぞれ設けられている。
すなわち、図7および図8に示されるように、ロッド部材15には、その直径のほぼ中央近辺まで平面に削って形成された凹所45が設けられている。したがって、凹所45は、断面形状がほぼ半円形である。凹所45の端部は、ほぼ45度の斜面46,46に形成されている。係止部材44は、凹所45内に納まる幅および厚さを有し、凹所45の長さよりも短く、先端部44aは左右それぞれ45度にカットされ且つ底面から上面(図8における紙面手前側の面)に向けて45度にカットされている。係止部材44は、その長さ方向の中央よりも上方に片寄った位置において、ロッド部材15に設けた穴に固定されたピン47によって回転自在に取り付けられている。
したがって、係止部材44は、自由状態では、その自重によって先端部44aを上にした鉛直方向の回動位置となる。そうすると、通常、ロッド部材15は鉛直方向に沿っているので、係止部材44はロッド部材15の凹所45内に丁度納まり、つまり断面視でロッド部材15の外周から係止部材44が突出しない状態であり、パイプ部材14の中に抵抗なく挿入され且つパイプ部材14の内部を自在に挿通可能である。
そこで、ワイヤ16を下方へほぼ一杯に引っ張った状態で、作業者が手で係止部材44を回転させてロッド部材15の軸方向と一致しなくなったときに、その状態でワイヤ16を引っ張った手を緩めると、ロッド部材15およびワイヤ16はひご部材13の弾性によって上方に引っ張られ、回転させた係止部材44がパイプ部材14の開口端部14aに当接する。その状態では、係止部材44はほぼ水平姿勢となる。2つの係止部材44をともにその状態とする。
これによって、ロッド部材15は、ひご部材13の弾力で付勢された状態でその位置で制止され、ひご部材13およびバルーン部材31は図2に示すように膨らんだ状態を保持することとなる。
また、バルーン部材31を萎ませる場合には、ワイヤ16を下方へ若干引っ張ると、係止部材44が下方へ移動して開口端部14aとの当接から解放され、係止部材44はその自重で鉛直姿勢に戻るため、ワイヤ16を引く手を緩めることによって、係止部材44は開口端部14aに係合することなくパイプ部材14の中に挿入されることとなる。その結果、図2に鎖線で示すように萎んだ状態となる。
本実施形態の照明装置1の使用方法は次のとおりである。
図1および図2の実線で示す膨らんだ状態で、コネクタ26を利用して電源からの配線を接続し、図示しないスイッチをオンし、イグナイター24を動作させてランプLMを点灯させる。これが使用状態である。使用状態において、上に述べたように支持軸19を利用して三脚などによって地面に立設させ、またはアイボルト18を利用して吊り下げる。これによって、照明装置1の周辺を明るく照明する。
使用状態を終えるときには、図示しないスイッチをオフし、ランプLMを消灯させ、コネクタ26への配線を外す。ランプLMが十分に冷却した後で、ワイヤ16を一旦下方へ引いた後で緩めることにより、図2の鎖線で示す萎んだ状態とする。この状態で、スカート部32に設けられた紐を絞って結ぶ。また、必要に応じて、支持軸19をポール20や三脚などから取り外して保管する。ランプLMはランプガード25によって保護されているので、バルーン部材31が直接に接触したり、外部の力が直接に加わることはない。
このように、本実施形態の照明装置1によると、バルーンを膨らませるための操作、およびバルーンを萎ませるための操作が、いずれも極めて容易であり、作業者に負担をかけることなくその作業を迅速に行うことが可能である。
特に、照明装置1を図1および図2に示す姿勢で用いると、ワイヤ16を下方へ引いてバルーンを膨らませる場合に、伸縮骨構造体SKおよびバルーン部材31の下端部は固定され、上端部が下降移動することになるので、その自重がバルーンを膨らませる方向に作用し、そのため操作に大きな力を必要としない。したがって、バルーンを容易に膨らませることができる。
また、係止部材44を設ける位置を異ならせることにより、バルーンの膨らみ具合を調整することができる。
上に述べた実施形態においては、係止部材44は、その長さ方向の上方に片寄った位置でロッド部材15に取り付けられている。これとは逆に、その長さ方向の下方に片寄った位置でロッド部材15に回転自在に取り付けてもよい。
すなわち、図9に示すように、ロッド部材15に設けられた凹所45に、係止部材44が、その長さ方向の中央よりも下方に片寄った位置において、ロッド部材15に設けた穴に固定されたピン47によって回転自在に取り付けられている。
このようにすると、係止部材44は、鉛直方向から少しでも傾くことによってその自重によって先端部44aが上になるように回動する。したがって、ワイヤ16を下方へ引っ張ってパイプ部材14から係止部材44が抜け出ると、係止部材44は反転してロッド部材15の軸方向と一致しなくなる。そのため、その状態でワイヤ16を引っ張った手を緩めると、係止部材44がパイプ部材14の開口端部14aに当接して係止することとなる。
バルーン部材31を萎ませるときには、ワイヤ16を下方へ少し引っ張って係止部材44をロッド部材15の方向に一致させ、ワイヤ16を引く手を緩めると、係止部材44はパイプ部材14の中に挿入されることとなる。
このように、ピン47の位置を変えることにより、バルーン部材31を萎ませるとき(収納時)に係止が自動ではずれるようにしたり、バルーン部材31を膨らませるとき(使用時)に係止が自動でかかるようにしたりできる。
また、係止部材44の中央位置においてピン47によって回転自在に取り付けてもよい。係止部材44の挿通位置または係止位置において、それぞれラッチなどによって保持されるようにしてもよい。
上に述べた実施形態において、支持軸19を支持するポール20などに、照明装置1を傾けるためのユニバーサルナックルを取り付けてもよい。
図10に例を示すユニバーサルナックル50は、ナックル横軸51およびナックル縦軸55からなっている。ナックル横軸51およびナックル縦軸55は、それぞれ2段の円柱状であり、穴52、56が設けられている。ナックル横軸51の穴52には、支持軸19が挿入され、図示しないハンドル付きボルトの先端が凹溝部19aに押し付けられて固定される。ナックル横軸51の径小部53は、ナックル縦軸55の穴56に挿入され、図示しないハンドル付きボルトの先端が径小部53に設けられた凹溝部53aに押し付けられて固定される。ナックル縦軸55の径小部57は、ポール20などの上端部に設けられた穴20aに挿入され、ボルト58の先端が径小部57に設けられた凹溝部57aに押し付けられて固定される。
凹溝部19aを押し付けるハンドル付きボルトを緩めると、支持軸19をその軸心を中心に回転することができるので、照明装置1の水平面内における回転角度位置を調整することができる。凹溝部53aを押し付けるハンドル付きボルトを緩めると、ナックル横軸51をその軸心を中心に回転することができるので、照明装置1の鉛直線に対する傾き角度(チルト角)を調整することができる。凹溝部57aを押し付けるボルト58を緩めると、ナックル縦軸55をその軸心を中心に回転することができるので、照明装置1を傾けた状態でその回転角度位置を調整することができる。
なお、これら支持軸19、ナックル横軸51、およびナックル縦軸55をアルミニウム合金などの比較的柔らかい金属材料によって製作し、ハンドル付きボルトおよびボルト58を鋼材またはステンレス鋼材などの比較的硬い金属材料によって製作することによって、適当な摩擦抵抗力が得られ、または硬い方の金属材料が柔らかい方の金属材料に食い込むことによって、回転角度位置の調整などをスムーズに行え、且つ調整後の位置において確実に保持することができる。
上に述べたようなユニバーサルナックル50に代えて、支持軸19とポール20とが一直線状となるようにし、ナックル横軸51の軸心と同じ軸心の回りに回転して折れ曲がり可能な構成としてもよい。
また、照明装置1を、エンジン発電機を搭載した台車上に設置して使用することもできる。
上に述べた実施形態において、各部の材料は鋼、ステンレス鋼、またはアルミニウム合金などの金属材料が用いられる。部材によっては合成樹脂を用いることも可能である。各部材の寸法の例を挙げると次のとおりである。トップ部材11およびベース部材12の板厚:数mm〜十mm程度、直径:数十mm〜百数十mm程度、ひご部材13の直径:数mm〜十mm程度、長さ:数十cm〜百数十cm程度、パイプ部材14の外径:数mm〜十数mm程度、具体的には十mm程度、長さ:数十cm〜百cm程度、ロッド部材15の外径:数mm〜十数mm程度、具体的には6mm程度、長さ:数十cm〜百cm程度、ランプガード25の直径:百mm〜百数十mm程度。
上に述べた実施形態において、バルーン部材31の上半球の上部における内面に、光を反射するシルバーの反射板を設けてもよい。反射板を設けることによって、下方への照明光が強くなり、効率よく下方周辺を照明できる。
例えば、図11に示すように、球面の一部からなる反射板31aを、インナーシートとしてひご部材13とバルーン部材31との間に挟むことによって、伸縮骨構造体SKに保持するように設けることができる。反射板31aの上部中央に設けた穴にアイボルト18が貫通し、トップ部材11との間で挟まれて固定される。アイボルト18を緩めて取り外し、バルーン部材31を捲ることによって、反射板31aを取り外しまたは取り付けることができる。図1には反射板31aが鎖線で示されている。反射板31aとして、アルミ箔、布や樹脂シートにアルミ蒸着したものなどを用いることができる。
この反射板31aによると、上方への光が遮蔽されるので、住宅街などの工事で使用する際の夜間の安眠妨害などの問題を回避することができる。また、橋脚の下や構造物内での工事で使用する場合には、反射板31aを取り外して天井方向に必要な照明を行うことができる。
上に述べた実施形態において、ランプLMとして、ハロゲンランプ、メタルハロイドランプ(HIDランプ)などを用いることができる。特にメタルハロイドランプを用いた場合は、低消費電力で高輝度の照明を行うことができる。
上に述べた実施形態において、パイプ部材14の開口端部14aに、適当な当接部材を設けてもよい。その他、伸縮支柱SS、伸縮骨構造体SK、または照明装置1の全体または各部の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明に係る照明装置の外観を示す斜視図である。 照明装置の断面正面図である。 図2の一部を拡大して示す断面正面図である。 図3のAーA線矢視断面図である。 図3のBーB線矢視断面図である。 ひご部材の連結部分を拡大して示す断面正面図である。 伸縮支柱の構造を示す断面正面図である。 図7に示す伸縮支柱の構造の断面右側面図である。 係止部材の取り付けの他の例を示す断面正面図である。 ユニバーサルナックルの構造の例を示す断面正面図である。 伸縮骨構造体に反射板31aを取り付けた状態を示す断面正面図である。
符号の説明
1 照明装置
11 トップ部材
12 ベース部材
13 ひご部材13
14 パイプ部材14
14a 開口端部
15 ロッド部材
16 ワイヤ(紐状体)
17 操作部
19 支持軸(支持部材)
31 バルーン部材
31a 反射板
44 係止部材
45 凹所
SS 伸縮支柱
SK 伸縮骨構造体
LM 照明ランプ

Claims (10)

  1. トップ部材とベース部材との間に可撓性を有した複数のひご部材が放射状に配置されてなる伸縮骨構造体と前記伸縮骨構造体の外面に設けられたバルーン部材とを有し、前記伸縮骨構造体の内部に配置される照明ランプによって周辺の照明を行う照明装置であって、
    前記トップ部材とベース部材とは、パイプ部材および前記パイプ部材内を軸方向に移動可能なロッド部材からなる伸縮可能な伸縮支柱によって互いに連結されており、
    前記ロッド部材には、前記伸縮支柱を収縮させた状態において前記パイプ部材を貫通してその開口端部から突出する位置に、前記開口端部に係合して前記伸縮支柱の伸長方向への移動を阻止することの可能な係止部材が設けられてなる、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記係止部材は、前記ロッド部材に設けられた凹所において回動可能に設けられており、
    前記係止部材の回動位置が前記ロッド部材の軸方向と一致したときには、前記係止部材が前記パイプ部材内を挿通可能であり、前記係止部材の回動位置が前記ロッド部材の軸方向と一致しないときに、前記係止部材が前記開口端部に係合するように構成されている、
    請求項1記載の照明装置。
  3. 前記係止部材は、その長手方向の中央から上方へ片寄った位置において前記前記ロッド部材に回動可能に設けられており、その自重によって鉛直方向の回動位置となるように構成されている、
    請求項2記載の照明装置。
  4. 前記係止部材は、その長手方向の中央から下方へ片寄った位置において前記前記ロッド部材に回動可能に設けられており、その自重によって前記ロッド部材の軸方向と一致しない回動位置となるように構成されている、
    請求項2記載の照明装置。
  5. 前記ロッド部材の端部に紐状体が連結され、且つ前記紐状体が前記パイプ部材内を通って前記開口端部から外部に引き出されており、
    前記紐状体の端部には操作者が手で引くための操作部が設けられている、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記伸縮支柱が2本設けられてそれらが互いに平行に配置され、
    2本の前記パイプ部材の端部が前記ベース部材に固定されており、
    前記照明ランプが前記ベース部材に対して固定的に設けられてなる、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記2本の前記伸縮支柱には、前記照明ランプを保護するための螺旋状の保護部材が取り付けられてなる、
    請求項6記載の照明装置。
  8. 前記ベース部材には、前記伸縮骨構造体の外部に突出して当該照明装置を支持するための支持部材が取り付けられてなる、
    請求項1ないし7のいずれかに記載の照明装置。
  9. 前記バルーン部材の内側に、前記照明ランプの光を反射する反射板が設けられている、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の照明装置。
  10. 前記反射板は、前記バルーン部材と前記ひご部材との間に挟まれて前記伸縮骨構造体に保持されている、
    請求項9記載の照明装置。
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