JP6519866B2 - 折り畳み式ホワイトボード - Google Patents

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Description

本発明は、屋外等で使用される折り畳み式のホワイトボードに係り、特に、容易な運搬が可能であり、かつホワイトボードを展開した際に一様な筆記面が形成される折り畳み式ホワイトボードに関する。
従来、災害等の緊急時において、災害現場での復旧作業の情報伝達を図る手段として、室内に設置されたホワイトボードや黒板をその都度搬出して使用していた。
しかし、このようなホワイトボード等は、屋外に搬出して使用する場合を想定したものでないために、コンパクトに折り畳むことができない大型の板体から構成されており、その運搬が容易でないという課題があった。
また、ホワイトボード等を屋外で夜間に使用する場合、筆記面を照らす照明が備えられていないことから、板書された内容を視認できないという課題があった。 さらに、雨天の場合、筆記面に文字等を記入できないことや、記入した文字等が雨水によって消えてしまうという課題もあった。
そこで、このような課題を解決する目的で、近年、折り畳み式のホワイトボード等や、これに取り付けられる照明等に関する技術が開発されており、それに関して既にいくつかの発明や考案が開示されている。
まず、特許文献1には、「ユニット板を接合したホワイトボード類」という名称で、折り畳み可能なホワイトボード類に関する考案が開示されている。
以下、特許文献1に開示された考案について説明する。特許文献1に開示されたユニット板を接合したホワイトボード類に関する考案は、複数のユニット板を接合ヒンジにより直列に接合して、それぞれのユニット板が重なり合うように折曲可能としたことを特徴とする。
このような特徴を備えた考案によれば、ユニット板を折り畳むことにより、自在に筆記部分の面積を調節可能であるとともに、ユニット板の表裏面を使用可能である。
次に、特許文献2には、「電子黒板組立装置」という名称で、移動可能な電子黒板組立装置に関する考案が開示されている。
特許文献2に開示された考案は、電子黒板本体の左右側端部をキャスターが取り付けられた脚体に枢支し、かつ電子黒板本体を所定位置に回動させた後に、ビスにて固定するようにしたことを特徴とする。
このような特徴を有する考案によれば、不使用時、又は使用時に対応して電子黒板本体を所定位置に容易に回動させることができる。さらに、キャスターが取り付けられた脚体により、電子黒板本体を所望の位置に移動させることができる。
さらに、特許文献3には、「両面黒板の取付構造」という名称で、両面黒板を回転や傾斜を変更自在に使用可能とするための両面黒板の取付構造に関する考案が開示されている。
特許文献3に開示された両面黒板の取付構造に関する考案は、壁面に固定して取り付け可能な外枠の内部に嵌合可能な内枠の上部を外枠の内方上部に回動可能に枢着するとともに、内枠の側部と外枠との間にはガスダンパー及び黒板係止用ストッパーを介装し、内枠の内部に嵌合可能な両面黒板の両側中間部を内枠の両側部に回動可能に枢着したことを特徴とする。
このような特徴を有する考案によれば、黒板係止用ストッパーを両面黒板に係止した状態で、両面黒板及び内枠を前方側へ回動させると、自動的にロックすることができる。また、黒板係止用ストッパーを反対側へ回動させ係止解除しながら両面黒板を反転させることができる。
続いて、特許文献4には、「防水用黒板カバー」という名称で、黒板の上端部に設けられる防水用黒板カバーに関する発明が開示されている。
特許文献4に開示された防水用黒板カバーに関する発明は、工事内容等の記入用の黒板の上端部に脱着可能に設けられるヘッドカバーと、このヘッドカバーに回動可能に取り付けられて黒板の前面のほぼ全体を覆い、ヘッドカバーに対して回動することによりその黒板の前面を開放することが可能な透明な防水カバーとを備えることを特徴とする。
このような特徴を有する発明によれば、雨天の場合に、防水カバーを前方に回動した際にこれをほぼ水平に保持して雨よけ用の庇として利用しながら黒板に工事内容等を記入することができる。黒板の前面が防水カバーで覆われている場合には、黒板の前面に雨水が直接触れるようなことがなく、前面の文字が水溶性の筆記具で記載されたものであっても、消えることがない。
また、特許文献5には、「黒板」という名称で、照明具が配置された黒板に関する発明が開示されている。
特許文献5に開示された黒板に関する発明は、外枠の中を横桟と縦桟で仕切って、仕切られた区画内に黒板ボードと掲示板を適宜装着し、一つの外枠内に黒板ボードと掲示板を適宜並設し、横桟はレール材であり、移動自在なフックを着脱自在に適宜数垂設し、このフックに補助黒板、照明具などの補助材を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
このような特徴を有する発明によれば、フックを横桟に沿って横方向に移動することで、黒板ボード等の所望の箇所に照明具を配置できる。よって、黒板ボード等の上を部分的に明るく照射でき、説明内容などが鮮明に読み取れるようになる。
そして、特許文献6には、「掲示板用スタンドおよびその掲示板用スタンドを用いた電子黒板」という名称で、容易に組み立て及び収納を行うことができる掲示板用スタンド等に関する発明が開示されている。
特許文献6に開示された掲示板用スタンドに関する発明は、電子黒板の前方側に開脚する前支柱と、電子黒板の後方側に開脚する後支柱と、前支柱と後支柱とを連結して開脚角度を固定する開脚維持板とにより構成されることを特徴とする。
このような特徴を有する発明によれば、掲示板用スタンドの開脚時(組み立て時)および折り畳み時(収納時)においては、開脚維持板によって、前支柱と後支柱とが協動される。さらに、開脚維持板は、組み立て時および収納時には前支柱および後支柱と一体化して動作するので、組み立て時および収納時に、前支柱または後支柱に開脚維持板の掛け外しを行う必要がない。よって、容易に掲示板用スタンドの組み立ておよび収納を行うことができる。
実願昭61−20871号(実開昭62−134797号)のマイクロフィルム 実願昭61−203215号(実開昭63−106693号)のマイクロフィルム 実願平2−71257号(実開平4−29092号)のマイクロフィルム 特開平9−20100号公報 特開平11−254884号公報 特開2001−87067号公報
しかしながら、特許文献1に開示された考案においては、複数のユニット板が接合ヒンジにより接合されていることから、ユニット板を展開した場合に、ユニット板同士の間隔が広くなって、これらを跨いで文字や図を描くことができない。すなわち、本考案においては、一様な筆記面が形成されないので、使い勝手が良好でないものと考えられる。
次に、特許文献2に開示された考案においては、脚体を構成するキャスターが取り付けられた設置脚部と、支持脚部を折り畳むことができないため、電子黒板を移動させる際に、電子黒板組立装置が嵩張り、迅速容易に運搬できない可能性がある。
さらに、特許文献3に開示された考案においては、両面黒板の両側中間部を内枠の両側部に回動可能とするために、ガスダンパー及び黒板係止用ストッパーを備えているが、例えば、ホワイトボードのように黒板より軽量のものを回動可能に支持するには大掛かりとなりすぎるため、コスト的にも無駄になるものと考えられる。
続いて、特許文献4に開示された発明においては、防水カバーが黒板の前面と同等な面積を有し、かつ折り畳み不可能に構成されていることから、防水用黒板カバーの運搬が困難な可能性がある。
また、特許文献5に開示された発明においては、照明灯の支持アームが長大であるので、持ち運びし辛く、また、配線を介して電力供給されるため、屋外において使用できない場合も考えられる。
そして、特許文献6に開示された発明においては、掲示板用スタンドの収納時に、前支柱および後支柱は、電子黒板の裏面側に折り畳まれるものの、それぞれの長さを収縮させることができない構造である。そのため、本発明に係る掲示板用スタンドの構造は、移動させて使用することを目的とするホワイトボード等の支柱としては、不適であるものと考えられる。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、コンパクトに折り畳み可能に構成されることで災害現場等への迅速容易な運搬が可能であり、かつホワイトボードを展開した際に一様な筆記面が形成され、しかも雨天や夜間においてもこの筆記面に記入された内容を明確に視認可能な折り畳み式ホワイトボードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、長尺状をなす複数のパネルと、並列する複数のパネルが折り畳み又は巻き込み可能に取り付けられる伸縮性シート体と、からなるボード本体と、を備え、複数のパネルのそれぞれ一方の面は、伸縮性シート体の取付面に取り付けられ、複数のパネルのそれぞれ他方の面又は/及び取付面の反対面は、ホワイトボード材が備えられ、このホワイトボード材は、ボード本体が展開される場合に、一様な筆記面を形成することを特徴とする。
このような構成の発明において、ボード本体は、複数のパネルの一方の面が、例えば接着剤を使用して伸縮性シート体の取付面に対し固着されることで形成される。このとき、パネル同士は、互いに並列して伸縮性シート体の取付面に沿って配置されている。
また、複数のパネルのそれぞれ他方の面(この段落及び次の段落において、他方の面という。)又は取付面の反対面(この段落及び次の段落において、反対面という。)のいずれか一方、又は、他方の面及び反対面の両面に、ホワイトボード材が備えられる。
上記構成の発明においては、ボード本体が展開される場合、パネルとパネルの間の伸縮性シート体が収縮することによって、隣接するパネル同士が接近して密着する。したがって、他方の面又は反対面のいずれか一方、又は、他方の面及び反対面の両面においては、ホワイトボード材が、一様な筆記面を形成する。
これに対し、パネル同士を近付けるように力を加えるとパネルとパネルの間の伸縮性シート体が伸展し、複数のパネルが、ジャバラ状又はボード本体の一端のパネルを中心として巻き込むように折り畳まれる。
次に、第2の発明は、第1の発明において、ボード本体は、その両側端部にそれぞれ配置される支柱に対し、固定部を介して着脱自在に固定されることを特徴とする。
このような構成の発明においては、固定具を操作することで、ボード本体が展開された場合に支柱に固定され、又は、支柱と別体に分離されている場合にボード本体が折り畳まれる。
さらに、第3の発明は、第2の発明において、ボード本体は、水平に配置された複数のパネルが鉛直方向に沿って展開される場合に、ボード本体の上端部付近が筆記面側に折り曲げられることで庇が形成され、この庇は、支持体を介して支柱に支持され、支持体は、基端が傾動自在に支柱へ連結されるとともに、先端が庇の側端面に設けられる保持部を保持可能であることを特徴とする。
このような発明においては、第2の発明の作用に加えて、庇により、ホワイトボード材の筆記面に雨水が直接降りかかること等が防止される。
また、庇を支持する支持体の基端は、傾動自在に支柱へ連結されるため、庇もホワイトボード材の筆記面に対して傾動自在である。
また、第4の発明は、第2又は第3の発明において、支柱は、固定部が設けられる筒状部と、この筒状部の内部にスライド式に格納される被格納部と、を備え、この被格納部は、棒体部と、この棒体部の下端にその頂点において接続される直線状に折り畳み可能な三脚部と、からなり、筒状部は、棒体部の筒状体に対する位置をスライド移動可能に固定するために、複数の第1の係止部が筒状部の長手方向に沿って間隔を空けて設けられ、棒体部は、複数の第1の係止部のいずれかに係止される第2の係止部が設けられることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第2又は第3の発明の作用に加えて、三脚部が展開されることで地上に支柱が立設され、展開されたボード本体が支柱によって支持される。
一方、ボード本体が支柱と分離されている場合には、三脚部が直線状に折り畳まれて棒体部とともに筒状部の内部に格納可能である。
また、第2の係止部が複数の第1の係止部うちのいずれかに係止される場合、被格納部は筒状部の内部をスライド移動できず、筒状体に対する棒体部の位置が固定される。逆に、第2の係止部の複数の第1の係止部に対する係止が解除される場合、被格納部は筒状部の内部をスライド移動可能である。
そして、第5の発明は、第2乃至第4のいずれかの発明において、支柱に対し着脱可能に取り付けられる装着部と、この装着部に一端が連結される屈曲アームと、この屈曲アームの他端に対し着脱可能に取り付けられる光源と、からなる着脱式照明具を備えることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第2乃至第4のいずれかの発明の作用に加えて、支柱に対し装着部が取り付けられるとともに、屈曲アームの他端に対し光源が取り付けられると、支柱に支持されるボード本体のホワイトボード材が光源によって照射される。また、この照射される範囲は、屈曲アームを操作することで、自在に変更される。さらに、光源を屈曲アームの他端から取り外すと、光源のみを持ち運び可能である。なお、光源は、例えば、充電式や電池式といった、照射時に配線が必要とされないものが望ましい。
第1の発明によれば、複数のパネルからなるボード本体をコンパクトに折り畳むことができるので、ボード本体を災害現場等へ迅速容易に運搬可能である。さらに、ボード本体が展開される場合には、パネルとパネルの間の伸縮性シート体が収縮することによって、ボード本体に一様な筆記面が形成されることから、複数のパネルを跨いで文字や図を描くことができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、固定具を操作するという簡単な作業によって、ボード本体を支柱へ着脱可能である。したがって、筆記面を出現させるための組み立てや、ボード本体の支柱からの取り外しを極めて容易に行うことができる。
第3の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、庇により、雨天においてもホワイトボード材からなる筆記面に対する文字等の記入や、記入された文字等を明確に視認可能となる。
また、庇は、簡易な構成の支持体で支持されることから、折り畳み式ホワイトボードを容易かつ安価に製造することが可能である。
さらに、庇も筆記面に対して傾動自在であるので、必要に応じて庇を形成することができる。
第4の発明によれば、第2又は第3の発明の効果に加えて、折り畳み式ホワイトボードの使用時以外には、ボード本体と、支柱とを分離して保管できる。また、折り畳み式ホワイトボードの使用時には、ボード本体と、支柱とを分離して災害現場等に運搬可能である。このとき、筒状部に被格納部が格納され、支柱の長さが短い状態であるから、容易に支柱を持ち運ぶことができる。したがって、折り畳み式ホワイトボードを少人数で速やかに運搬することができる。
また、筒状部の複数の第1の係止部に対し、棒体部の第2の係止部を、適宜係止解除又は係止することで、緊急時においても、素早く支柱の長さを伸長させることができる。
第5の発明によれば、第2乃至第4のいずれかの発明の効果に加えて、雨天や夜間においても、ボード本体の筆記面に記入された文字等を明確に視認可能であり、必要な情報を共有することができる。
また、光源を単独で持ち運ぶことが可能なため、例えば、筆記面以外の場所を照らす場合や、折り畳み式ホワイトボードを組み立てる場合にも使用することができるので、利便性が高い。
実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成するボード本体が展開された状態を示す正面図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成するボード本体の側面図である。 実施例に係る折り畳み式ホワイトボードの使用状態を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成する支柱の使用状態を示す正面図及び支柱の不使用状態を示す正面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る実施例の折り畳み式ホワイトボードについて、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。図1は、実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成するボード本体が展開された状態を示す正面図である。
図1に示すように、本実施例に係る折り畳み式ホワイトボード1は、長尺状をなす複数のパネル2と、並列する複数のパネル2が折り畳み又は巻き込み可能に取り付けられる伸縮性シート体3と、からなるボード本体4と、を備える。
また、複数のパネル2のそれぞれ裏面2bは、伸縮性シート体3の取付面3a(図2参照)に取り付けられ、複数のパネル2のそれぞれ表面2aは、ホワイトボード材Wが備えられる。このホワイトボード材Wは、ボード本体4が展開される場合に、一様な筆記面5を形成する。なお、この理由については、後に説明する。
さらに、ボード本体4は、その両側端面4b,4cにそれぞれ配置される支柱6,7に対し、複数の固定部14を介して着脱自在に固定される。固定部14は、それぞれ雄ネジ部(図示せず)を有する蝶ネジ14aと、蝶ネジ14aの雄ネジ部を貫通可能に支柱6,7に穿通される貫通孔14bと、両側端面4b,4cにおいて、蝶ネジ14aの雄ネジ部が螺合する雌ネジ部(図示せず)が設けられるネジ孔14cと、から構成される。
なお、伸縮性シート体3は、力が加えられない場合には最も収縮して一様な平面を形成し、反対に力が加えられる場合には、その力に対応して伸展することから、自在に折れ曲げ可能な性質を有している。
次に、ボード本体4の構成について、図2を用いながらより詳細に説明する。図2(a)及び図2(b)は、それぞれ実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成するボード本体の側面図である。なお、図1で示した構成要素については、図2においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、複数のパネル2は、表面2aと、裏面2bと、端面2c,2dと、を備える合成樹脂製の板材である。このうち、表面2a及び裏面2bには、それぞれホワイトボード材W及び伸縮性シート体3の取付面3aが接着剤により貼着されている。
図2(a)に示すように、水平に配置された複数のパネル2が鉛直方向に沿って展開される場合に、パネル2とパネル2の間の伸縮性シート体3が収縮することによって、隣接するパネル2同士が接近する。この場合、上方のパネル2の端面2dと、その直下のパネル2の端面2cが密着し、端面2dと端面2cの間に隙間が形成されない。すなわち、ホワイトボード材Wが、ボード本体4の面積と同等の面積を有する一様な筆記面5を形成することとなる。
なお、上記のように一様な筆記面5が形成されるには、水平に配置された複数のパネル2が鉛直方向に沿って展開される場合に、伸縮性シート体3の収縮力が、複数のパネル2の荷重に反してそれぞれ直下のパネル2を上方へ引き上げ、隣接するパネル2同士を密着可能な程度に強力であることが必要である。
これに対し、図2(b)に示すように、パネル2同士を近付けるように力を加えるとパネル2とパネル2の間の伸縮性シート体3(斜線部)が伸展し、複数のパネル2が、ジャバラ状に折り畳まれる。
さらに、折り畳み式ホワイトボード1の構成について、図3を用いながら、より詳細に説明する。図3は、実施例に係る折り畳み式ホワイトボードの使用状態を示す斜視図である。なお、図1及び図2で示した構成要素については、図3においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3に示すように、ボード本体4は、水平に配置された複数のパネル2が鉛直方向に沿って展開される場合に、ボード本体4の上端部4d付近が筆記面5側に折り曲げられることで庇8が形成される。
この庇8は、支持体9を介して支柱6,7に支持される。
支持体9は、基端9aが傾動自在に支柱6,7へ連結されるとともに、先端9bが庇8の両側端面8a,8bに設けられる保持部8c,8dを保持可能である。
なお、保持部8c,8dはボルトであり、先端9bは、保持部8c,8dと分離可能なフックである。この支持体9については、図4を用いながら、再度説明する。
また、支柱7には着脱式照明具16が装着される。着脱式照明具16は、支柱7に対し着脱可能に取り付けられる装着部17と、この装着部17に一端が連結される屈曲アーム18と、この屈曲アーム18の他端に対し着脱可能に取り付けられる光源19と、からなる。
より詳細には、装着部17としては、持ち手17aによって開閉される開閉端17bを有することで支柱7に装着されるクリップが使用される。また、屈曲アーム18としては、例えば多関節を備えるフレキシブルアームが使用される。さらに、光源19としては、例えば充電式又は電池式の携帯用ライトが使用される。
続いて、ボード本体の両側端部に配置される支柱について、図4を用いながら、詳細に説明する。図4(a)及び図4(b)は、それぞれ実施例に係る折り畳み式ホワイトボードを構成する支柱の使用状態を示す正面図及び支柱の不使用状態を示す正面図である。なお、図1乃至図3で示した構成要素については、図4においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4(a)及び図4(b)に示すように、支柱6は、貫通孔14bが設けられる筒状部10と、この筒状部10の内部にスライド式に格納される被格納部11と、を備え、この被格納部11は、棒体部12と、この棒体部12の下端にその頂点13aにおいて接続される直線状に折り畳み可能な三脚部13と、からなる。また、支柱7も支柱6と同様な構成である。
筒状部10は、棒体部12の筒状部10に対する位置をスライド移動可能に固定するために、第1の係止部10a,10bが筒状部10の長手方向に沿って間隔を空けて設けられる。第1の係止部10a,10bは、それぞれ筒状部10の上方及び下方に穿設される一対の貫通された孔部である。
さらに、棒体部12は、複数の第1の係止部10a,10bのいずれかに係止される第2の係止部12aが設けられる。より詳細には、第2の係止部12aは、第1の係止部10a,10bとほぼ同径を有する円筒形状の係止部材である。
そして、棒体部12には、第2の係止部12aを収容する収容部12bが設けられており、この収容部12bの奥面(棒体部12の中心軸と平行な壁面)と第2の係止部12aとの間に、これらを連結するコイルバネ(図示せず)が備えられる。したがって、第2の係止部12aが押さえられない場合には、コイルバネの伸展により第2の係止部12aが突出し、第1の係止部10a,10bに嵌合される構造である。
したがって、図4(a)に示すように、筒状部10の内部から棒体部12と三脚部13を引き出し、第1の係止部10bへ第2の係止部12aを嵌合して係止するとともに、三脚部13を矢印α方向に展開すると、支柱6,7がボード本体4を支持可能な状態となる。また、ボード本体4と支柱6,7が分離される際には、三脚部13を矢印α方向に折り畳んだ後、図4(b)に示すように、筒状部10の内部へ棒体部12と三脚部13を格納し、第1の係止部10aへ第2の係止部12aを嵌合して係止すると、支柱6,7をそれぞれ単独で運搬容易な状態となる。
また、筒状部10の貫通孔14bの付近には、庇8を支持するための支持体9の基端9aが取り付けられている。この基端9aの周囲には、切欠15aが設けられる傾動抑制部材15が設けられている。この切欠15aに支持体9が当接することで、先端9bが筒状部10に対し一定角度の範囲内で、矢印β方向(図4(a)参照)に傾動するようになっている。
そして、図4(a)に示すように、支持体9が筒状部10に対して最大に傾斜したとき、庇8の保持部8c,8d(図3参照)をそれぞれ先端9bが保持し、庇8が支柱6,7によって安定的に支持される構造である。
これに対し、図4(b)に示すように、先端9bが庇8の保持部8c,8dと分離され、支持体9が筒状部10に沿うように折り畳まれた場合に、先端9bが貫通孔14bの付近に設けられたロック部材10cに係止される。なお、ロック部材10cはボルトであり、先端9bは、このロック部材10cとも分離可能である。
このような構成の折り畳み式ホワイトボード1においては、図3に示すように、折り畳み式ホワイトボードを使用する場合、水平に配置された複数のパネル2が鉛直方向に沿って展開されるとともに、固定部14の蝶ネジ14aを、貫通孔14b及びネジ孔14cへ挿入することにより、ボード本体4が支柱6,7へ装着される。
また、庇8により、筆記面5に雨水が直接降りかかることや、日射によって筆記面5に記入された文字等が視認困難となることが防止される。
さらに、着脱式照明具16の装着部17を支柱6,7へ装着し、屈曲アーム18の他端に対し光源19が取り付けられると、筆記面5が照射され、暗所での文字等の視認が可能となる。
そして、着脱式照明具16は、持ち手17aを操作することにより、支柱7の所望の位置に移動して装着される。したがって、装着部17と屈曲アーム18が設けられることで、光源19の筆記面5に対する照射範囲が自在に変更される。また、光源19を屈曲アーム18から取り外すことで、光源19により固定部14や支持体9等、所望の範囲が照射される。なお、着脱式照明具16は、支柱6に対しても所望の箇所へ着脱可能に装着されるので、この場合においても上記と同様の作用が発揮される。
また、折り畳み式ホワイトボードを使用しない場合、固定部14の蝶ネジ14aを、貫通孔14b及びネジ孔14cから外すとともに、支持体9の先端9bを庇8の両側端面8a,8bから分離させることにより、ボード本体4が支柱6,7と支持体9から取り外される。さらに、複数のパネル2をジャバラ状に折り畳み、支柱6,7の各筒状部10へ、被格納部11を格納することで、ボード本体4と、支柱6,7とが、それぞれ分離される。このとき、支柱6,7では、それぞれ第2の係止部12aが第1の係止部10aへ係止されることで、筒状部10から被格納部11が飛び出してくることが防止される。
以上説明したように、本実施例の折り畳み式ホワイトボード1によれば、容易に折り畳み可能なボード本体4と、伸縮自在な支柱6,7と、支持体9等からなる簡易な構成であるため、コンパクトに保管可能であるとともに、災害現場等へ少人数で迅速容易に運搬可能である。このうち、ボード本体4は、合成樹脂製のパネル2と、伸縮性シート体3から構成されることから、全体として軽量であり、1名の作業者によっても容易に運搬可能である。
そして、運搬後には、ボード本体4を展開し、被格納部11を筒状部10から引き出して支柱6,7を伸展させ、さらに固定部14を操作してボード本体4を支柱6,7に固定するという簡易な手順によって、折り畳み式ホワイトボード1の使用を開始することができる。また、使用終了後には、上記と逆の手順によって、ボード本体4の取り外しや被格納部11の格納を速やかに行うことができる。
また、支柱6,7においては、第2の係止部12aを第1の係止部10a,10bに係止することによって、ボード本体4の安定的な保持や被格納部11の筒状部10からの飛び出し防止が可能である。したがって、折り畳み式ホワイトボード1によれば、使用時及び保管時の双方において、安全性を確保することが可能である。
さらに、折り畳み式ホワイトボード1によれば、複数のパネル2が伸縮性シート体3によって連結されているので、ボード本体4が展開される場合、一様な筆記面5が形成され、複数のパネル2同士の境界に隙間が形成されない。よって、複数のパネル2を跨いで文字や図を描くことができるとともに、複数のパネル2同士の境界を記入の際に罫線として利用することが可能である。したがって、文字等の記入において何らの制限を受けず、かつ、複数のパネル2同士の境界が記入時の目安となることから、必要事項を視認し易いように整然と筆記面5へ記入することができる。
さらに、ボード本体4が展開される場合、ボード本体4の上端部4d付近を筆記面5側に折り曲げることで庇8が形成されるため、雨天においても筆記面5に対する文字等の記入が可能であり、日射の強い場合においても記入された文字等を明確に視認可能である。加えて、着脱式照明具16によって筆記面5が照射されることから、雨天や夜間においても、筆記面5に記入された文字等を明確に視認可能である。
このように、折り畳み式ホワイトボード1は、天候や昼夜の如何を問わず筆記面5への記入等が可能なため、不意に発生する災害等の緊急時において、必要な情報を共有するための情報伝達手段として極めて有用である。また、折り畳み式ホワイトボード1は、緊急時のみならず、平常時に屋外で開催されるイベント等における情報伝達手段としても有用である。
なお、本発明の折り畳み式ホワイトボード1の構造は実施例に示すものに限定されない。例えば、ホワイトボード材Wは、パネル2の表面2aではなく、伸縮性シート体3の取付面3aの反対面に設けられても良い。このとき、複数のホワイトボード材Wが表面2aに備えられる場合と同様に並列し、折り畳み又は巻き込み可能に取付面3aの反対面に取り付けられる。また、ホワイトボード材Wは、取付面3aの反対面と表面2aの双方にそれぞれ設けられても良い。
さらに、パネル2は、中空部が備えられても良い。このとき、パネル2の表面2aが省略され、ホワイトボード材Wが中空部を閉鎖するように端面2c,2dに貼着されることで、ホワイトボード材Wがパネル2の表面2aをなすように構成されても良い。
この他、複数のパネル2は、ボード本体4の上端部4d又はこれに対向するボード本体4の下端部を構成するパネル2を中心として巻き込むように折り畳まれても良い。そして、固定部14のネジ孔14cは、両側端面4b,4cとそれぞれ直交する両側端面に形成されることで、鉛直に配置された複数のパネル2が水平方向に沿って展開されても良い。また、第1の係止部10aは、筒状部10の長手方向に沿って間隔を空けて2箇所以上に設けられても良い。
本発明は、災害等の緊急時や平常時のイベント等において、屋外で使用される折り畳み式のホワイトボードとして利用可能である。
1…折り畳み式ホワイトボード 2…パネル 2a…表面 2b…裏面 2c,2d…端面 3…伸縮性シート体 3a…取付面 4…ボード本体 4b,4c…側端面 4d…上端部 5…筆記面 6,7…支柱 8…庇 8a,8b…側端面 8c,8d…保持部 9…支持体 9a…基端 9b…先端 10…筒状部 10a,10b…第1の係止部 10c…ロック部材 11…被格納部 12…棒体部 12a…第2の係止部 12b…収容部 13…三脚部 13a…頂点 14…固定部 14a…蝶ネジ 14b…貫通孔 14c…ネジ孔 15…傾動抑制部材 15a…切欠 16…着脱式照明具 17…装着部 17a…持ち手 17b…開閉端 18…屈曲アーム 19…光源 W…ホワイトボード材

Claims (3)

  1. 長尺状をなす複数のパネルと、並列する前記複数のパネルが折り畳み又は巻き込み可能に取り付けられる伸縮性シート体と、からなるボード本体と、を備え、
    前記複数のパネルのそれぞれ一方の面は、前記伸縮性シート体の取付面に取り付けられ、
    前記複数のパネルのそれぞれ他方の面又は/及び前記取付面の反対面は、ホワイトボード材が備えられ、
    このホワイトボード材は、前記ボード本体が展開される場合に、一様な筆記面を形成し、
    前記ボード本体は、その両側端部にそれぞれ配置される支柱に対し、固定部を介して着脱自在に固定され、かつ水平に配置された前記複数のパネルが鉛直方向に沿って展開される場合に、前記ボード本体の上端部付近が前記筆記面側に折り曲げられることで庇が形成され、
    この庇は、支持体を介して前記支柱に支持され、
    前記支持体は、基端が傾動自在に前記支柱へ連結されるとともに、先端が前記庇の側端面に設けられる保持部を保持可能であることを特徴とする折り畳み式ホワイトボード。
  2. 前記支柱は、前記固定部が設けられる筒状部と、この筒状部の内部にスライド式に格納される被格納部と、を備え、
    この被格納部は、棒体部と、この棒体部の下端にその頂点において接続される直線状に折り畳み可能な三脚部と、からなり、
    前記筒状部は、前記棒体部の前記筒状に対する位置をスライド移動可能に固定するために、複数の第1の係止部が前記筒状部の長手方向に沿って間隔を空けて設けられ、
    前記棒体部は、前記複数の第1の係止部のいずれかに係止される第2の係止部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ホワイトボード。
  3. 前記支柱に対し着脱可能に取り付けられる装着部と、この装着部に一端が連結される屈曲アームと、この屈曲アームの他端に対し着脱可能に取り付けられる光源と、からなる着脱式照明具を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折り畳み式ホワイトボード。
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