JP2004253172A - バルーン型照明装置 - Google Patents

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JP2004253172A JP2003039892A JP2003039892A JP2004253172A JP 2004253172 A JP2004253172 A JP 2004253172A JP 2003039892 A JP2003039892 A JP 2003039892A JP 2003039892 A JP2003039892 A JP 2003039892A JP 2004253172 A JP2004253172 A JP 2004253172A
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Abstract

【課題】バルーンにガスを充填したり、電気的空気吹き込み装置により空気を吹き込むことなく、バルーンを丸く膨らませる。伸縮支柱5の伸縮によりバルーンを膨らませたり、萎めたりする。
【解決手段】支軸12の上端側に設けられた放射状材支持部17に、放射状材19の一端側を回動可能なよう放射状に支持させる。可撓性を有する可撓骨材21の一端部を放射状材19のうちの一つの先端側に、他端部を放射状材19の他の一つの先端側に取り付け、湾曲状態とする。バルーン22内部に放射状材19および可撓骨材21を収容し、放射状材19が可撓骨材21とともに開き方向に回動されると、バルーン22が膨らむようにする。伸縮支柱5の伸縮により放射状材19が開きまたは閉じ方向に回動されるようにする。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工事現場等において用いられる、バルーン内に照明ランプが収容され、照明ランプからバルーンを通して外部に照明光が放射される形式の照明装置、すなわちバルーン型照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のバルーン型照明装置としては、(a)バルーンにガスを充填してバルーンを膨張させるもの(例えば、特許文献1参照)、(b)電気的空気吹き込み装置によりバルーン内に空気を吹き込んでバルーンを膨張させるもの(例えば、特許文献2参照)、(c)傘の骨のような骨組みをバルーン内で広げることにより、バルーンを膨らませるものがあった。
【0003】
【特許文献1】
特許第3267624号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平10−188622号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記(a)の形式のバルーン型照明装置においては、使用の度にバルーンにガスを充填する一方、収納・運搬の度にバルーンからガスを抜かなければならず、非常に面倒であるとともに、ガス圧が適正に管理されないと、バルーンが破裂する虞がある等の問題があった。
【0006】
また、前記(b)の形式のバルーン型照明装置においては、電気的空気吹き込み装置により装置が大型化するとともに、コストが高くなり、かつ使用中、継続的に電気的空気吹き込み装置を稼働しなければならないため、騒音が大きくなるという問題があった。
【0007】
さらに、前記(c)の形式のバルーン型照明装置においては、バルーンが丸く膨らまず、上または下から見て六角形状のような角張った形状となってしまい、照明ランプから周囲に光を均等に放射させることができないという問題があった。また、バルーンの下側にも、骨組を存在させる必要があり、光の放射の邪魔になるという問題もあった。さらに、照明ランプの高さを調整できなかったり、または照明ランプの高さを調整する作業とバルーンを膨らませる作業とを全く別個に行わなければならないという問題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、バルーンにガスを充填したり、電気的空気吹き込み装置によりバルーン内に空気を吹き込むことなく、バルーンを丸く膨らませることができるバルーン型照明装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、バルーンの下側には、バルーンを膨らませるための骨組が存在しないようにすることができるバルーン型照明装置を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、バルーンにガスを充填したり、電気的空気吹き込み装置によりバルーン内に空気を吹き込むことなく、支柱を伸張して行くと、自動的にバルーンが膨らみ、かつバルーンが完全に膨らんだ状態からさらに支柱を伸張してバルーンひいては照明ランプの高さを調整することもできる一方、支柱を収縮して行くと、自動的にバルーンが萎んだ状態となるバルーン型照明装置を提供することにある。
【0011】
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第一の本発明によるバルーン型照明装置は、上下方向に延びる支軸と、この支軸の上端側に設けられた放射状材支持部と、それぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能なように一端側を前記放射状材支持部に放射状に支持された6個以上の放射状材と、それぞれ可撓性を有しており、一端部を前記放射状材のうちの一つの先端側に、他端部を前記放射状材のうちの他の一つの先端側に取り付けられて湾曲状態とされた可撓骨材と、少なくとも一部が透光性を有しており、前記放射状材および前記可撓骨材を内部に収容した状態とされ、前記放射状材が前記可撓骨材とともに開き方向に回動されると膨らまされるバルーンと、前記バルーン内に収容されるようにして前記支軸に支持された照明ランプとを有してなるものである。
【0013】
このバルーン型照明装置においては、傘を広げるときのように各放射状材を開き方向に回動させて行くと、各可撓骨材が全体に上方に持ち上げられるとともに外側に移動し、かつ各放射状材の先端部間の距離が大きくなるため、各可撓骨材がより大きなカーブを描いて湾曲するようになるので、バルーンが膨らんで行く。
【0014】
これにより、バルーンにガスを充填したり、電気的空気吹き込み装置によりバルーン内に空気を吹き込むことなく、バルーンを膨らませることができる。
【0015】
また、可撓性を有していて、湾曲状態とされた可撓骨材が上述のように広がることにより、バルーンが膨らむので、バルーンを従来のような角張った形状ではなく、ほぼ丸く膨らませることができる。したがって、照明ランプからバルーンを通して周囲に光を均等に放射させることができる。
【0016】
また、バルーンの下側には、バルーンを膨らませるための骨組が存在しないようにして、光の放射の邪魔にならないようにすることができる。
【0017】
使用後、装置を収納するときは、傘を閉じるときのように各放射状材を閉じ方向に回動させて行けば、各可撓骨材が下降されるとともに内側に移動し、かつより小さなカーブを描いて湾曲するようになるので、バルーンが萎んで行く。
【0018】
第二の本発明によるバルーン型照明装置は、上下方向に延びる支軸と、この支軸の上端側に設けられた放射状材支持部と、前記支軸に対し一定範囲内において昇降可能な昇降材と、それぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能なように一端側を前記放射状材支持部に放射状に支持された複数の放射状材と、一端側を前記放射状材に、他端側を前記昇降材にそれぞれ相対的に回動可能に結合された受け材と、伸縮可能な伸縮支柱と、少なくとも一部が透光性を有しており、前記放射状材を内部に収容した状態とされ、前記放射状材が開き方向に回動されると膨らまされるバルーンと、前記バルーン内に収容されるようにして前記支軸に支持された照明ランプとを有してなり、前記伸縮支柱が伸張されて行くと、前記伸縮支柱によって押し上げられることにより前記支軸に対し前記昇降材が上昇され、かつ前記支軸に対し前記昇降材が上昇されると、前記放射状材が開き方向に回動するようになっているものである。
【0019】
このバルーン型照明装置においては、支柱を伸張して行くと、自動的にバルーンが膨らむ。そして、バルーンが完全に膨らんだ状態からさらに支柱を伸張すれば、バルーンひいては照明ランプの高さを調整することができる。また、支柱を収縮して行くと、自動的にバルーンが萎んだ状態となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0021】
【実施例】
図1〜11は、本発明の一実施例を示している。この実施例において、基台1にはキャスタ2が取り付けられている。また、前記基台1には、4つのアジャスタ支持脚3が該基台1の四隅から横方向に任意長さ引き出し可能に支持されており、各アジャスタ支持脚3には高さ調整のためのアジャスタ4が取り付けられている。前記基台1上には、後述する照明ランプに電力を供給するための発電機(図示せず)を載せることができるようになっている。
【0022】
前記基台1には伸縮可能な伸縮支柱5が立設されており、この伸縮支柱5は、互いに長さ方向にスライド可能に嵌合された3本の角筒状の分節柱5a〜5cを有してなる。図5は、伸縮支柱5を伸縮させる機構を示している(実際の通りに忠実に図示すると、理解しにくくなるので、特にこの図5は、適宜簡略化したり、各部品の位置、寸法および角度を実際とは異なって描いたり、機械製図上は隠れ線で示すべきものを実線で示したりしていることに注意されたい)。下端部を基台1に固定された一番太い下段分節柱5aの中間部にはウインチ6が取り付けられており、該下段分節柱5aの上端部付近には滑車7が回転可能に支持されている。前記下段分節柱5aに一定範囲内でスライド可能に支持された中位の太さの中段分節柱5bの下端部付近には滑車8、上端部付近には滑車9がそれぞれ回転可能に支持されている。前記ウインチ6のドラムに巻かれたケーブル10は、中段分節柱5bに一定範囲内でスライド可能に支持された一番細い上段分節柱5cの下端部付近にその先端部を固定されるとともに、該先端部からウインチ6のドラム側へ向かって滑車9,8および7にこの順番で巻き掛けられている(なお、すべての滑車7〜9およびケーブル10の一部は、伸縮支柱5内部に収容されており、実際には外部からは見えないので、機械製図上は図5において隠れ線で示すべきであるが、そうすると図面が分かりにくくなってしまうので、敢えて実線で示している)。
【0023】
これにより、前記ウインチ6によりケーブル10が巻き取られて行くと、まず、上段分節柱5cが中段分節柱5bに対し上昇して行き、やがて上段分節柱5cが中段分節柱5bに対し最大限上昇すると、次に中段分節柱5bが下段分節柱5aに対し上昇して行く。したがって、ウインチ6によりケーブル10が巻き取られて行くと、伸縮支柱5が伸張する。他方、ウインチ6からケーブル10が繰り出されて行くと、まず、中段分節柱5bが下段分節柱5aに対し下降して行き、やがて中段分節柱5bが下段分節柱5aに対し最大限下降すると、次に上段分節柱5cが中段分節柱5bに対し下降して行く。したがって、ウインチ6からケーブル10が繰り出されて行くと、伸縮支柱5が収縮される(なお、中段分節柱5bおよび上段分節柱5cの上昇および下降の順番は、中段分節柱5bおよび上段分節柱5cに作用する重力の大きさの関係により基本的には上述の順番となるが、分節柱5a〜5c間の摩擦抵抗の大きさ等の要因により、その上昇および下降する順番が必ずしも上述の順番にならないこともある)。
【0024】
前記上段分節柱5cの上端部には、該上端部を囲むようにして短い角筒状の昇降材押圧部11が固定されている。前記伸縮支柱5内には、角筒状の支軸12の下端側がスライド可能に挿入されており、これにより支軸12は伸縮支柱5に相対的に上下方向に移動可能に支持されている。そして、図3および4のように伸縮支柱5が最も収縮した状態では、支軸12の下端が基台1に当接されるようになっている(したがって、本実施例においては、基台1は装置設置面13に対する支軸12の下限位置を規定するストッパとしても機能する)。前記支軸12の上端部には板状のランプ台14が固定されており、このランプ台14上にはメタルハライドランプ、ハロゲンランプ等からなる照明ランプ15が取り付けられている。前記ランプ台14には、照明ランプ15の上方に位置するようにして、ステー16を介して円板状の放射状材支持部17が固定されている。
【0025】
前記支軸12には円板状の昇降材18がその中心部においてスライド可能に嵌合されており、これにより昇降材18は支軸12に昇降可能に支持されている。前記放射状材支持部17の外周部には、45度間隔で8個の直線状の放射状材19の一端部がそれぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能に支持されている(放射状材19を回転可能に支持する放射状材支持部17のブラケット部は図示を省略している)。各放射状材19の他端部には直線状の受け材20の一端部が相対的に回動に可能に結合されており、各受け材20の他端部は昇降材18の外周部に45度間隔で、横方向に延びる回動軸の回りに回動可能に支持されている(受け材20を回転可能に支持する昇降材18のブラケット部は図示を省略している)。
【0026】
前記放射状材19のうちの放射状材支持部17に互いに135度の間隔で支持されているものの先端部間には、それぞれ弾性および可撓性を有するポリカーボネート等の透明の樹脂棒からなる可撓骨材21の両端部が取り付けられており、これにより合計8本の可撓骨材21が湾曲状態で放射状材19に取り付けられている(言い換えれば、各可撓骨材21は、間に他の2本の放射状材19を挟んだ2本の放射状材19間に取り付けられており、各放射状材19側から見れば、1つの放射状材19の先端部に対し2本の可撓骨材21の端部がそれぞれ取り付けられている)。
【0027】
バルーン22は、ポリエステル布等の透光性を有する布からなり、図1,8,10および11に示すように完全に膨らんだ状態では大略楕円体状をなすように縫製されており、前記ランプ台14、照明ランプ15、放射状材支持部17、昇降材18、放射状材19、受け材20および可撓骨材21を内部に収容するように装着される。図1および10に示されるように、前記バルーン22の下部中心部には、伸縮支柱5を貫通させるための支柱貫通孔23が設けられるとともに、この支柱貫通穴23と同心状に環状の通気孔24が設けられており、この通気孔24は、バルーン22内への異物の侵入を防止するため、メッシュ状の布25で覆われている。前記バルーン22の下部には、前記ランプ台14等を内部に収容させる際に該バルーン22を大きく開口するためのファスナー26が通気孔24を横断して設けられている。
【0028】
前記支軸12および伸縮支柱5内には、図6に示されるように、電気絶縁体からなる円筒状の太管27aおよび細管27bを互いにスライド可能に嵌合してなり、伸縮支柱5とともに伸縮する電線保護管27が通されている。前記太管27aの下端部は基台1に固定されており、細管27bの上端部はランプ台14に固定されている。前記電線保護管27内には、照明ランプ15に前記発電機から電力を供給するためのカールコードからなる伸縮可能な電線28が通されている。
【0029】
次に、本実施例の作動および使用方法を説明する。
【0030】
図3および4は、支柱5を最も収縮した状態で、ファスナー26を開けてバルーン22を大きく開口し、ランプ台14、照明ランプ15、放射状材支持部17、昇降材18、放射状材19、受け材20および可撓骨材21をバルーン22内部に収容した後、ファスナー26を閉じた状態を示している。この状態では、バルーン22は萎んだ状態となっているとともに、支軸12の下端が基台1に当接されている。
【0031】
次に、ウインチ6を所定方向に回転し、ケーブル10を巻き取って行くと、伸縮支柱5が伸張して行き、図7のように上段分節柱5cの上端部の昇降材押圧部11が昇降材18に当接して該昇降材18を押し上げるので、上段分節柱5cと一緒に昇降材18が支軸12およびランプ台14に対し上昇して行くようになる。これにより、傘を広げる場合と同様にして、受け材20および放射状材19が開き方向に回動し、各放射状材19がその先端側を上昇させながら広がって行く。これにより、各可撓骨材21も持ち上げられるとともに外側に移動し、かつより大きなカーブを描いて湾曲するようになるので、バルーン22が膨らんで行く。このとき、バルーン22内には通気孔24から空気が流入して行く。なお、図7においては、図面を分かりやすくするため、放射状材19および受け材20は、互いに135度をなす位置に配置された2組のみを示しており、可撓骨材21も前記2組の放射状材19間に取り付けられた1本のみを示しているが、他の放射状材19、受け材20および可撓骨材21も全く同様の動きを行う。
【0032】
図8および9は、昇降材18が支軸12およびランプ台14に対し最大限上昇し、放射状材19および可撓骨材21が完全に開き、バルーン22が完全に膨らんだ状態を示している。このように昇降材18が支軸12に対し最大限上昇し、バルーン22が完全に膨らんだ時点からさらにウインチ6によりケーブル10を巻き取って行けば、図1および11のように伸縮支柱5をさらに伸張し、バルーン22が完全に膨らんだ状態のまま、バルーン22および照明ランプ15を所望の高さまで上昇させることができる。なお、この過程では、支軸12が昇降材18と一体的に上昇するようになるので、支軸12の下端が基台1から離間して行く。
【0033】
この照明装置においては、弾性および可撓性を有していて湾曲状態とされた可撓骨材21が上述のように広げられることにより、バルーン22が膨らませるので、骨組みをバルーン内で広げることによりバルーンを膨らませる形式の従来のバルーン型照明装置におけるようにバルーンが角張った形状に膨らむのではなく、ほぼ丸く膨らませることができる。したがって、照明ランプ15からバルーン22を通して周囲に光を均等に放射させることができる。
【0034】
また、バルーン22の下側には、バルーン22を膨らませるための可撓骨材21等の骨組が存在しないようにして、光の放射の邪魔にならないようにすることができる。
【0035】
なお、可撓骨材21は不透明な材質のものを用いてもよいが、その場合は照明ランプ15点灯時、可撓骨材21が影になって黒い筋のように見え、外観が悪くなる。しかるに、本実施例のように可撓骨材21を透明とすれば、レンズ効果により、照明ランプ15点灯時、可撓骨材21の部分が光って見え、外観が美麗になる。
【0036】
使用後、この照明装置を収納するときは、逆にウインチ6からケーブル10を繰り出して支柱5を収縮させて行くと、前記と逆の過程が行われる。すなわち、伸縮支柱5が収縮して行くので、上段分節柱5cと一緒に昇降材18が支軸12およびランプ台14に対し下降して行く。このとき、途中までは、支軸12の下端が基台1から離間しているので、支軸12が昇降材18と一体的に下降するため、バルーンは完全に膨らんだ状態のまま下降して行く。
【0037】
しかし、支軸12の下端が基台1に当接する(支軸12が下限位置に至る)と、支軸12はそれ以上下降できなくなるので、支軸12に対し昇降材18が下降するようになるので、傘を閉じる場合と同様にして、受け材20および放射状材19が閉じ方向に回動し、各放射状材19がその先端側を下降させながら閉じて行く。これにより、各可撓骨材21も下降されるとともに内側に移動し、かつより小さなカーブを描いて湾曲するようになるので、バルーン22が萎んで行き、照明装置は図3および4の状態に戻る。このとき、バルーン22内の空気は通気孔24から外部に流出する。その後は、ファスナー26を開けてバルーン22を大きく開口し、バルーン22を装置から取り外すことができる。
【0038】
なお、伸縮支柱5の伸縮とともに電線保護管27およびカールコードからなる電線28が伸縮するので、伸縮支柱5の伸縮によって照明ランプ15に対する電力の供給に支障が生じることがなく、かつ電線28が電線保護管27および支柱5に二重に保護されていて外部には露出していないので、電線28が外部の物体に触れて損傷し、ショートを生じる等の事故の虞がなく、安全であるとともに、外観を美麗にできる。
【0039】
なお、前記各実施例では、バルーン22全体を透光性としているが、必ずしもバルーン全体を透光性とする必要はなく、例えば、バルーンの上側内面に反射層を設け、この反射層により照明ランプからの光を下方に反射するようにしてもよい。
【0040】
また、前記実施例では、伸縮支柱5を3本の分節柱5a〜5cにより構成しているが、伸縮支柱を2本または4本以上の分節柱により構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明は、
(イ)バルーンにガスを充填したり、電気的空気吹き込み装置によりバルーン内に空気を吹き込むことなく、バルーンを丸く膨らませることができる、
(ロ)バルーンの下側には、バルーンを膨らませるための骨組が存在しないようにすることができる、
(ハ)支柱を伸張して行くと、自動的にバルーンが膨らみ、かつバルーンが完全に膨らんだ状態からさらに支柱を伸張してバルーンひいては照明ランプの高さを調整することもできる一方、支柱を収縮して行くと、自動的にバルーンが萎んだ状態となるようにすることができる、
等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルーンを完全に膨らませるとともに伸縮支柱を大きく伸張させた状態において、本発明によるバルーン型照明装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】バルーンが膨らまされることとなる状態において、前記実施例の受け材、放射状材および照明ランプ付近を示す斜視図である(可撓骨材等は図示していない)。
【図3】伸縮支柱が最も収縮し、バルーンが萎んだ状態において前記実施例を示す正面図である。
【図4】伸縮支柱が最も収縮し、バルーンが萎んだ状態において前記実施例を示す側面図である。
【図5】前記実施例における伸縮支柱の伸縮機構を示す斜視図である。
【図6】前記実施例における電線および電線保護管を示す断面図である。
【図7】バルーンが膨らまされて行く過程において前記実施例を示す正面図である。
【図8】前記実施例を、バルーンが完全に膨らみ終わった時点で示す正面図である。
【図9】バルーンが完全に膨らまされた状態における前記実施例の受け材、放射状材および可撓骨材を示す平面図である。
【図10】図8のX−X線における断面図である。
【図11】前記実施例を、バルーンが完全に膨らまされた後、さらに上昇された状態で示す正面図である。
【符号の説明】
1 基台(ストッパ)
5 伸縮支柱
5a〜5c 分節柱
6 ウインチ
7〜9 滑車
10 ケーブル
12 支軸
13 装置設置面
15 照明ランプ
17 放射状材支持部
18 昇降材
19 放射状材
20 受け材
21 可撓骨材
22 バルーン
27 電線保護管
28 電線

Claims (9)

  1. 上下方向に延びる支軸と、この支軸の上端側に設けられた放射状材支持部と、それぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能なように一端側を前記放射状材支持部に放射状に支持された6個以上の放射状材と、それぞれ可撓性を有しており、一端部を前記放射状材のうちの一つの先端側に、他端部を前記放射状材のうちの他の一つの先端側に取り付けられて湾曲状態とされた可撓骨材と、少なくとも一部が透光性を有しており、前記放射状材および前記可撓骨材を内部に収容した状態とされ、前記放射状材が前記可撓骨材とともに開き方向に回動されると膨らまされるバルーンと、前記バルーン内に収容されるようにして前記支軸に支持された照明ランプとを有してなるバルーン型照明装置。
  2. 前記支軸に対し昇降可能な昇降材と、一端部を前記放射状材に、他端部を前記昇降材にそれぞれ相対的に回動可能に結合された受け材とをさらに有してなり、前記支軸に対し前記昇降材が上昇されると、前記放射状材が開き方向に回動されるようになっている請求項1記載のバルーン型照明装置。
  3. 伸縮可能な伸縮支柱をさらに有しており、この伸縮支柱が伸張されて行くと、前記支軸に対し前記昇降材が上昇されるようになっている請求項2記載のバルーン型照明装置。
  4. 前記伸縮支柱は、互いに長さ方向にスライド可能に嵌合された複数の分節柱を有してなり、
    ウインチと、このウインチにより巻き取られたり、繰り出されたりするケーブルと、各分節柱に回転可能に支持された滑車とをさらに有し、 前記ケーブルが前記滑車に巻き掛けられるとともに、前記ケーブルの先端部が最も上端側の前記分節柱に取り付けられており、前記ウインチにより前記ケーブルが巻き取られて行くと、前記伸縮支柱が伸張されることとなる方向に前記分節柱がスライドして行く一方、前記ウインチから前記ケーブルが繰り出されて行くと、前記伸縮支柱が収縮されることとなる方向に前記分節柱がスライドして行くようになっており、かつ前記伸縮支柱が伸張されて行く過程で前記伸縮支柱が前記昇降材を押し上げるようになっている請求項3記載のバルーン型照明装置。
  5. 前記可撓骨材は透明な棒状材からなる請求項1,2,3または4記載のバルーン型照明装置。
  6. 前記伸縮支柱内に通され、前記伸縮支柱とともに伸縮する電線保護管と、カールコードからなり、前記電線保護管内に通されており、前記ランプへ電力を供給する電線とをさらに有する請求項3,4または5記載のバルーン型照明装置。
  7. 上下方向に延びる支軸と、この支軸の上端側に設けられた放射状材支持部と、前記支軸に対し一定範囲内において昇降可能な昇降材と、それぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能なように一端側を前記放射状材支持部に放射状に支持された複数の放射状材と、一端側を前記放射状材に、他端側を前記昇降材にそれぞれ相対的に回動可能に結合された受け材と、伸縮可能な伸縮支柱と、少なくとも一部が透光性を有しており、前記放射状材を内部に収容した状態とされ、前記放射状材が開き方向に回動されると膨らまされるバルーンと、前記バルーン内に収容されるようにして前記支軸に支持された照明ランプとを有してなり、
    前記伸縮支柱が伸張されて行くと、前記伸縮支柱によって押し上げられることにより前記支軸に対し前記昇降材が上昇され、かつ前記支軸に対し前記昇降材が上昇されると、前記放射状材が開き方向に回動するようになっているバルーン型照明装置。
  8. 上下方向に延びる支軸と、この支軸の上端側に設けられた放射状材支持部と、前記支軸に対し一定範囲内において昇降可能な昇降材と、それぞれ横方向に延びる回動軸の回りに回動可能なように一端側を前記放射状材支持部に放射状に支持された複数の放射状材と、一端側を前記放射状材に、他端側を前記昇降材にそれぞれ相対的に回動可能に結合された受け材と、伸縮可能であって前記支軸を相対的に上下方向に移動可能に支持する伸縮支柱と、装置設置面に対する前記支軸の下限位置を規定するストッパと、少なくとも一部が透光性を有しており、前記放射状材を内部に収容した状態とされ、前記放射状材が開き方向に回動されると膨らまされるバルーンと、前記バルーン内に収容されるようにして前記支軸に支持された照明ランプとを有してなり、
    前記伸縮支柱が最も収縮した状態では前記支軸は前記ストッパにより規制されて下限位置にあり、この状態から前記伸縮支柱が伸張されて行くときは、前記伸縮支柱によって押し上げられることにより、まず前記支軸に対し前記昇降材が上昇され、前記放射状材が開き方向に回動するが、前記支軸に対し前記昇降材が最大限上昇した後は、前記支軸が前記昇降材と一体的に上昇する一方、前記伸縮支柱が最も伸張した状態から前記伸縮支柱が収縮されて行くときは、まず前記支軸が前記昇降材と一体的に下降するが、前記支軸が下限位置に至ると、前記支軸に対し前記昇降材が下降され、前記放射状材が閉じ方向に回動するようになっているバルーン型照明装置。
  9. 前記伸縮支柱は、互いに長さ方向にスライド可能に嵌合された複数の分節柱を有してなり、
    ウインチと、このウインチにより巻き取られたり、繰り出されたりするケーブルと、各分節柱に回転可能に支持された滑車とをさらに有し、前記ケーブルが前記滑車に巻き掛けられるとともに、前記ケーブルの先端部が最も上端側の前記分節柱に取り付けられており、
    前記ウインチにより前記ケーブルが巻き取られて行くと、前記伸縮支柱が伸張されることとなる方向に前記分節柱がスライドして行く一方、前記ウインチから前記ケーブルが繰り出されて行くと、前記伸縮支柱が収縮されることとなる方向に前記分節柱がスライドして行くようになっている請求項7または8記載のバルーン型照明装置。
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