JPH05225812A - 電気スタンド - Google Patents

電気スタンド

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JPH05225812A
JPH05225812A JP4025497A JP2549792A JPH05225812A JP H05225812 A JPH05225812 A JP H05225812A JP 4025497 A JP4025497 A JP 4025497A JP 2549792 A JP2549792 A JP 2549792A JP H05225812 A JPH05225812 A JP H05225812A
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JP
Japan
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umbrella
desk lamp
umbrella frame
frame member
hood
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JP4025497A
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Inventor
Hiroshi Tanaka
宏 田中
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用に際して,所望の大きさを有するととも
に,使用しない場合においては,容易に小型化すること
ができ,保管が容易で,ある電気スタンドを提供するこ
と。 【構成】 電気スタンドは,光源6を支持する支持柱
9,傘骨部材16,支持リング11,フレーム12,フ
ランジ10,及び傘骨支持部材13を備えている。傘骨
部材16は,光源6の周囲に設けられ,一端から他端に
向かって開き,傘シートとともにフードを形成する。支
持リング11及びフレーム12は,支持柱9の一端に固
定され,傘骨部材16を支持する。フランジ10は,支
持柱9に挿通され,支持柱9の軸方向に摺動可能であ
る。傘骨支持部材13は傘骨部材16とフランジ10と
を連絡する。この電気スタンドは,フランジ10を伸縮
によって支持柱9の軸方向に移動させ,傘骨部材16を
一端を中心にして開閉させる形状記憶合金からなる駆動
コイル1a,1bを備えている。また,電気スタンド
は,駆動コイル1a,1bを通電により加熱するように
電気回路を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,フード(傘)付き電気
スタンドの構造に関するものであり,特に点灯時,フー
ドが開き,反射効果を高め,消灯時は,フードが閉じる
電気スタンドの省スペース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフード式電気式スタンドにおいて
は,フードの形,即ち,傘の開き角度は不変のものが主
流であり,フード全体の傾斜角度がある範囲内で変化さ
せ得るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフード式電気ス
タンドは,フードは開いたままであるので,占有空間が
大きく一定であり,スペースの有効利用と云う点では,
不便であった。
【0004】そこで,本発明の技術的課題は,使用に際
して,所望の大きさを有するとともに,使用しない場合
においては,容易に小型化することができ,保管が容易
で,ある電気スタンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,光源を
支持する支持柱と,前記光源の周囲に設けられ,一端か
ら他端に向かって開き,傘シートとともにフードを形成
する傘骨部材と,前記支持柱の一端に固定され,前記傘
骨部材を支持する支持フレームと,前記支持柱に挿通さ
れ,前記支持柱の軸方向に摺動可能な摺動部材と,前記
傘骨部材と前記摺動部材とを連絡する傘骨支持部材とを
備えた電気スタンドであって,前記摺動部材を伸縮によ
って前記支持柱の軸方向に移動させ,前記傘骨部材を一
端を中心にして開閉させる形状記憶合金を有する駆動コ
イルと,前記駆動コイルに通電させて加熱する電力供給
手段とを備えたことを特徴とする電気スタンドが得られ
る。
【0006】本発明によれば,前記電気スタンドにおい
て,前記駆動コイルと前記光源とは電気的に直列に接続
されることを特徴とする電気スタンドが得られる。
【0007】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記電力供給手段に接続され電力供給
を制御する電力供給制御手段を備えていることを特徴と
する電気スタンドが得られる。
【0008】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記電力供給手段は,導電線を備え,
該導電線は前記駆動コイルに圧着端子を介して接合され
ていることを特徴とする電気スタンドが得られる。
【0009】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記駆動コイルは当該駆動コイルの伸
縮挙動に対して,拘束力を最小にする絶縁被膜を有する
ことを特徴とする電気スタンドが得られる。
【0010】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記駆動コイルが収縮した時に,前記
傘骨部材が開き切った状態となり,前記傘骨部材と,前
記傘骨部材を開くための傘骨支持部材とのなす角度θを
90°より幾分小さい角度をなすように構成したことを
特徴とする電気スタンドが得られる。
【0011】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記傘骨部材に貼付られた傘シート
は,当該フードを閉じる時に,整然と規則正しく(美し
く)折りたたまれるよう,布にあらかじめ折り目がつけ
られていることを特徴とする電気スタンドが得られる。
【0012】本発明によれば,前記のいずれかの電気ス
タンドにおいて,前記フードが,開き切った状態で,前
記傘骨部材に貼付けられる傘シートに,若干のゆとりを
もたせたことを特徴とする電気スタンドが得られる。
【0013】
【作用】本発明の省スペース電気スタンドは,形状記憶
合金を有する駆動コイル(SMAコイル抵抗体)と光源
(発光抵抗体)とをシリーズにつなぎ,電源供給制御手
段,即ち,スイッチを介して商用電源を供給できる状態
で,スイッチをオンにするとSMAコイルにジュール熱
が発生し,SMAコイルはAF変態温度を越えて加熱さ
れ強い力を発生しながら記憶している密着の形に戻ろう
と収縮し,フード(傘)を開く。この時,SMAコイル
は,マルテンサイト逆変態を完成させると共に,光源の
点灯中は,過熱防止(略々100℃以下)できるよう,
SMAコイルの材質,線径,ピッチ,力加減などが考慮
されている。光源を消灯すると,直にSMAコイルは放
熱を開始し,マルテンサイト変態をおこして,MF温度
以下に冷却すれば,SMAコイルは軟化し,傘骨部材及
び傘シート(傘骨部材に貼付けた膜状物質)などの自重
により,SMAコイルは,容易に伸長し,フード(傘)
は徐々に閉じるので,省スペース効果を表わす。
【0014】又傘の形即ち開いた時の形,閉じた時の形
と共に,造形効果を奏する。
【0015】
【実施例】以下,本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0016】図1(a),(b)は本発明の実施例に係
る電気スタンドの平面図及び組立図である。図1
(a),(b)において,説明を簡略化するために,傘
シートは省略してあり,右側半分は,傘(フード)の骨
は,閉じた状態で,形状記憶合金製の駆動コイル(以
下,単にSMAコイルと呼ぶ)は,伸びきっている。左
半分の点線の表示は,傘が開いた状態を示しているが,
縮んだ状態のSMAコイルは示していない。図1
(a),(b)で示すように,電気スタンドは,一端に
捩子端子を有する照明用電灯6と,これを固定し,電気
を供給するための捩子込み式のソケット5と,これを支
持するパイプ支柱9と,このパイプ支柱9を支持するベ
ース8と,ソケット5の下方でパイプ支柱9に固定され
たフレーム12と,フレーム12とともに支持フレーム
を構成する頂上の支持リング11と,支持リング11に
一端を枢支された傘骨部材16と,パイプ支柱9に挿通
された下部骨取り付け用フランジ10と,この下部骨取
り付け用フランジ10と傘骨部材16との中央部とを連
絡する傘骨支持部材13と,フレーム12と下部骨取り
付け用フランジ10との間に架け渡されたSMAコイル
1a,1bとを備えている。
【0017】傘骨部材16の中央部には,孔を有する突
起16bが設けられ,傘骨支持部材13の一端は,軸1
4bにより回動可能に支持されている。また,傘骨部材
16の他端は,後述するようにワイヤを通すことで回動
可能に設けられている。
【0018】図2は図1の電気スタンドの電気回路図で
ある。図2において,電力供給手段としてのプラグ24
付電源コードから照明用電灯6の一端に至る経路には,
電力供給制御手段としてのスイッチ25,ヒューズ26
が直列に挿入されている。一方,電力供給手段としての
電源コードから照明用電灯6の他端に至る経路には,S
MAコイル1a及び1bが電気的に直列となるように並
行して挿入されている。SMAコイル1a及び1bはT
iNi合金線製で,この線を覆うように,このSMAコ
イル1a,1bの動きに対して拘束力を最小にするポリ
イミドからなる絶縁被膜コーティングがこの線の周囲を
覆って施されている。プラグ24を商用電源のコンセン
トに差し込みスイッチ25をオンすると,照明用電灯6
が点灯するとともに,SMAコイル1a,1bに通電さ
れ,SMAコイル1a,1bはそれ自身のジュール熱に
より発熱する。
【0019】図3は,図1の電気スタンドの要部を示し
ている。図3において,下部骨取付用フランジ10に,
パイプ支持柱9の一端方向に向かって取付けられ,先端
に小穴22aを有する碍子22と,これと対向するフー
ド支持フレーム12のパイプ支持柱9の他端側の部材の
下側で下向に小穴23aを有する碍子23との間に,S
MAコイル1a,1bの両端が夫々の小穴22a,23
aに通して,伸縮自在に夫々取付けられている。フラン
ジ10の碍子22は,耐熱性の良好な,電気絶縁性の高
い,そして,相当の引張り強度を有し,先端の小穴22
aは,直径が1m/m 以下である。これと対向するフード
支持フレームに碍子23も前記碍子22と同様に,耐熱
性の良好な,電気絶縁性の高い,そして,相当の引張り
強度を有し,先端の小穴23aは小穴22aと同様に直
径1m/m 以下である。また,SMAコイル1a,1bの
一端は,夫々対応する小穴を貫通して同形の圧着端子2
を介して,被覆銅線3の両端の導体部に接合され,電気
的には直列に結合されている。SMAコイル1a,1b
の他端は,圧着端子2を介して,被覆銅線4a,4bの
導体部に夫々接合されている。
【0020】被覆銅線4aは,ソケット5の内部にあ
る,照明用電灯6の捩子の設けられた端部中央部の接点
に接する端子に接続されている。また,被覆銅線4bは
圧着端子2を介して,SMAコイル1bをソケット5の
内部に導き入れ,パイプ支柱9,ベース8の中を通過す
る電源コードの1本に結合されている。又電源コードの
他方の一本は,ソケット5の図示しないネジ部に接合さ
れている。尚,照明用電灯6は,ソケット5に捩じ込む
ことにより固定される。パイプ支柱9の上端の外径は,
フード支持フレーム12の下部の穴の内径にフィットし
ネジ18などで固定してある。
【0021】図1に戻って,パイプ支柱9は,ベース8
に垂直にしっかりと固定されている。パイプ支柱9の外
表面は,滑り自在な平滑な面に仕上げられている。ソケ
ット5のキャップ部分の電源電線取入部の穴の内径は支
持パイプ9の外径にがたなく,押し込まれていて,電球
6をベース8に対して,垂直に保つように取付けてあ
る。フード支持フレーム12の上部には,支持リング1
1が取付られている。支持リング11の外周には,図4
で示すように,溝15が設けられており,又この溝15
に沿って等分割する位置に支持リング11の中心から見
て放射状に複数個の切欠き17が設けられている。ま
た,支持リングに接続される傘骨部材16の一端には,
この傘骨部材16の開閉中心となる軸穴16aが設けら
れている。この傘骨部材16を支持リング11に取り付
けるには,複数の長い傘骨部材16のこの軸穴16aに
針金24を通して,支持リング11の溝に針金24を埋
めながら,傘骨部材16の端の回転中心部を支持リング
11の切欠17に1こずつはめ込む,即ち複数個の切欠
17と同数の傘骨部材16を夫々1こずつはめ込み,支
持リング11のまわりを1周して,針金24と傘骨部材
16がはずれないように,針金24の両端をねじるなり
して止める。この際,図4で示すように,夫々の長い骨
16は支持リング11の周囲に放射状に複数個,切欠1
7に嵌め込まれて,針金24のまわりに回転自在に取付
けられている。
【0022】図3に戻って,フランジ10の内径とパイ
プ支柱9の外径との間には,少しすき間があり,スムー
ズにパイプ支柱9の軸方にスライドすることが出来,傘
の骨の開閉が均等な力で実行出来る。また,図5
(a),(b)で示すように,フランジ10は中央部に
パイプ支柱挿通用の貫通孔20aを有し,また,このフ
ランジ10を,パイプ支柱に沿ってスライドしたとき
に,フレーム12の対向端に突き当たり,その一端方向
への移動を阻止する円筒状のストッパー21と(図1参
照),フランジ外周面に溝19と,周を8等分する等角
位置に板面を貫通する切欠20とを備えている。傘骨支
持部材13とフランジ10との組み立ては,前述した支
持リング11の時と略同様な方法で複数の傘骨支持部材
13の下部軸穴13aに前記針金24と同様の針金14
を通し,フランジ10の外周の溝19と複数個の切欠2
0に夫々1本ずつの傘骨支持部材13の下部をはめ込ん
で行き,フランジ10の外周を一周した所で,針金14
の両端同志をねじる。夫々の短い傘骨支持部材13は,
針金14を回転の中心として,回動自在に取付られる。
【0023】図6は,傘シートを貼りつけた傘骨部材が
開いている状態を示し,図7は,傘骨部材が閉じた状態
を示している。図6で示すように,傘シート27の選定
と貼り付け方について,云えば,傘シート27は,軽
く,薄くて,フレキシブルな材質のものが,機能上のぞ
ましく,又照明学,及びデザイン的には,程よく透けて
見えるとか,色彩,模様も用途に応じて,自由に選ぶこ
とができる。又傘シート27の貼りつけ方であるが,傘
骨部材が,最大に開いた状態でも,傘シートに引張り力
がかからない程度に余裕をもたせてある。一方,図7で
示すように,傘骨部材が,閉じる場合でも,傘骨部材に
貼付けられた傘シート27が整然と規則正しく(美し
く),折りたたむ事が出来るよう,折り目28をセット
するのも,1つのアイデアである。傘(フード)の骨に
布地を取付ける方法であるが,糸と針で縫い付けても良
いし,接着剤で傘(フード)の骨と布地を接着しても良
い。要するにスタンドの傘が,開き切った状態で,傘骨
部材に貼付けられる傘シートに,若干のゆとりをもた
せ,高温時SMAコイルに加わる負荷(拘束)を軽減さ
せるように構成すれば良い。
【0024】次に本発明の実施例に係る電気スタンドの
動作について説明する。
【0025】図8は本発明の実施例に係る電気スタンド
の傘(フード)が開いた状態,図9は同じ電気スタンド
の傘が閉じた状態を夫々示す図である。図8で示すよう
に,パイプ支柱9に沿って,フランジ10を上方に上げ
ると,フードは開き,ストッパー21が当る所で,フー
ドの開き限界となる。図9で示すように,下部骨取付フ
ランジ10を,他端側に下降させると,傘は閉じる。こ
の様な電気スタンドは,図2で示すように電源コードを
電源にさし込み,図10で示すように,スイッチをオン
にすると,照明用電灯6が先ず点灯し,SMAコイル1
a,1bにも同時に電流が流れ,そのジュール熱によっ
て,SMAコイル1a,1b自身も変態温度以上に加熱
され,マルテンサイト逆変態を起して,図11で示すよ
うに,SMAコイル1a,1bは,予め記憶処理されて
いた,密着コイルの状態に向って,形状回復力を発生し
ながら収縮する。すると下部骨取付フランジ10は,支
柱パイプ9に沿って,コイルの収縮力によって,持ち上
げられ,傘は開き始め,開き限度に到達し,点灯中はこ
の開き角度を保つ。電源スイッチ(図2参照)を切る
と,直に照明用電灯6は消灯する。図12で示すよう
に,SMAコイル1a,1bの放熱が始まり,マルテン
サイト変態を起して,SMAコイルは軟化し,引張力が
低下し,傘骨部材と傘シートとの重量にSMAコイルの
引張力は負け,フードは次第に閉じ,省スペース効果を
発揮する。
【0026】図13は,長い骨と短い骨が作り出す重要
な意味を持つ角度を示す図である。図13で示すよう
に,スタンドの傘が開き切った状態では,SMAコイル
は収縮した状態になる,傘骨部材16と開くための傘骨
支持部材13とのなす角度θを90°より若干小さい目
にしたので,高温時のSMAコイルに加わる負荷を軽減
し,SMAコイルの長寿命化を計ることができる。この
ような構成の電気スタンドにおいて,このコイルの加熱
温度,発生力,ストロークなどを高温時(高温相)と常
温時(低温相)の夫々の場合に満足させるとともに,ま
た,傘(フード)が開き切った時,即ちSMAコイルが
収縮した場合でも,SMAコイルが過熱しないよう,S
MAコイルのピッチ(但し,設定されたピッチより小さ
くならないようにストッパ21によって,厳密に規定さ
れている。),ストローク,力,抵抗値(線径との関連
も含めて)等の間の関係を夫々バランスさせるように,
SMAコイルは具体的には,変態温度As点=約53
℃,Af点=約70℃,Ms点=32℃,Mf点=約3
2℃を有する線径0.2〜0.7mmのTiNiCu線
からなり,コイル径3.0〜6.0mmを有するものを
芯線として用いている。傘骨部材16と傘骨支持部材1
3とが作る角度の中,傘骨部材の開き側の骨と傘骨支持
部材13との角度θが,フードが開き切った時に,90
°より小さく,この90°に近い事により,傘の開き状
態を維持するためのSMAコイルの負荷を軽減させる。
【0027】尚,本発明の実施例においては,傘骨部材
の形(デザイン)も,直線状のもので説明を加えたが,
これは1例にすぎず,機能上矛盾が発生しない限り,自
由な発想で,面白い,造形デザインの省スペース傘付き
電気スタンドを作製する事が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による電気
スタンドは以上のような構成よりなるものであり,照明
点灯時は,SMAコイルの特異な機能の利用によりフー
ドを開き,照明から発する光を充分に下方に反射させ,
又照明灯消灯時は,SMAコイルは強い収縮力を失いフ
ード(傘骨と布地)の自重に負け,フードは閉じ,高い
小スペース効果を発揮する。したがって本発明に係る電
気スタンドは,構造簡単でしかも安価に実現し得るの
で,極めて産業上価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例に係る電気スタンドの
支持リングを示す平面図である。(b)は本発明の実施
例に係る電気スタンドの組立図で,右半分は,フードの
骨が閉じた状態図,左半分の点線表示は,フードの骨が
開いた状態を示している。
【図2】図1(b)の電気スタンドの電気回路図であ
る。
【図3】図1(b)の電気スタンドの要部の拡大図であ
る。
【図4】図1(b)の電気スタンドの複数本の骨が針金
を軸に回転自在に取付けられている状態を示す図であ
る。
【図5】(a)は図1の下部骨取付用フランジの平面図
である。(b)は図1の下部骨取付用フランジの正面図
である。
【図6】図1の電気スタンドのフード(傘)の傘骨部材
に布地を貼りつけ,傘が開いた状態を示す図である。
【図7】図1(b)の電気スタンドの布地が貼りつけら
れたフード(傘)が閉じた状態を示す図である。
【図8】図1(b)の電気スタンドのフード(傘)の開
いた状態図である。
【図9】図1(b)の電気スタンドのフード(傘)が閉
じた状態図である。
【図10】図1(b)の電気スタンドの照明灯は点灯
し,フード(傘)が開いている状態を示す図である。
【図11】図1(b)の電気スタンドのスイッチをオン
にし,照明点灯に電流が流れSMAコイルが収縮した状
態を示す図である。
【図12】図1(b)の電気スタンドのスイッチをオフ
にし,SMAコイルに電流が流れず放熱し,伸長した状
態を示している図である。
【図13】図1(b)の電気スタンドの傘骨部材と傘骨
支持部材が作り出す重要な意味を持つ角度を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b SMAコイル 5 ソケット 6 証明用電灯 8 ベース 9 パイプ支柱 10 フランジ 11 支持リング 12 フレーム 13 傘骨支持部材 16 傘骨部材 24 プラグ 25 スイッチ 26 ヒューズ 28 傘シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を支持する支持柱と,前記光源の周
    囲に設けられ,一端から他端に向かって開き,傘シート
    とともにフードを形成する傘骨部材と,前記支持柱の一
    端に固定され,前記傘骨部材を支持する支持フレーム
    と,前記支持柱に挿通され,前記支持柱の軸方向に摺動
    可能な摺動部材と,前記傘骨部材と前記摺動部材とを連
    絡する傘骨支持部材とを備えた電気スタンドであって,
    前記摺動部材を伸縮によって前記支持柱の軸方向に移動
    させ,前記傘骨部材を一端を中心にして開閉させる形状
    記憶合金製の駆動コイルと,前記駆動コイルに通電させ
    て加熱する電力供給手段とを備えたことを特徴とする電
    気スタンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気スタンドにおいて,
    前記駆動コイルと前記光源とは電気的に直列に接続され
    ることを特徴とする電気スタンド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電気スタンドにお
    いて,前記電力供給手段に接続され電力供給を制御する
    電力供給制御手段を備えていることを特徴とする電気ス
    タンド。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のうちのいずれかに記載
    の電気スタンドにおいて,前記電力供給手段は,導電線
    を備え,該導電線は前記駆動コイルに圧着端子を介して
    接合されていることを特徴とする電気スタンド。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちのいずれかに記載
    の電気スタンドにおいて,前記駆動コイルは当該駆動コ
    イルの伸縮挙動に対して,拘束力を最小にする絶縁被膜
    を有することを特徴とする電気スタンド。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうちのいずれかに記載
    の電気スタンドにおいて,前記駆動コイルが収縮した時
    に,前記傘骨部材が開き切った状態となり,前記傘骨部
    材と,前記傘骨部材を開くための傘骨支持部材とのなす
    角度θを90°より幾分小さい角度をなすように構成し
    たことを特徴とする電気スタンド。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちのいずれかに記載
    の電気スタンドにおいて,前記傘骨部材に貼付られた傘
    シートは,当該フードを閉じる時に,整然と規則正しく
    (美しく)折りたたまれるよう,布にあらかじめ折り目
    がつけられていることを特徴とする電気スタンド。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちのいずれかに記載
    の電気スタンドにおいて,前記フードが,開き切った状
    態で,前記傘骨部材に貼付けられる傘シートに,若干の
    ゆとりをもたせたことを特徴とする電気スタンド。
JP4025497A 1992-02-12 1992-02-12 電気スタンド Withdrawn JPH05225812A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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