JP4499073B2 - メダル投入装置 - Google Patents

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本発明は、メダルをゲーム機内に投入するためのメダル投入装置に関する。
メダルを遊技媒体として利用するゲーム機が周知である。ゲーム機にメダルを投入する際に、重力に任せたメダルの投入では、遊技が単調になりがちであるため、メダルを加速させるメダル投入装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−321557号公報
上述のメダル投入装置では、メダルの移動経路に隣接して一定速度で回転する回転部材が設けられ、その回転部材に出没自在に設けられたピンをメダルの移動方向後部と接触させてメダルを押し出すことによりメダルに加速度を付与している。しかしながら、メダルが加速されるか否かは、回転部材によるメダルの加速位置にメダルが達したタイミングでピンが都合よくメダルの移動方向後部に達した場合に限定される。すなわち、メダルの加速がメダルを投入したタイミングに依存して受動的に制御されるに過ぎず、ゲーム機においてメダルの加速を能動的に制御することができない。このため、メダルの加速に関する自由度が低い。
そこで、本発明は、メダルの加速を能動的に制御し、加速の自由度を高めることが可能なメダル投入装置を提供することを目的とする。
本発明のメダル投入装置(1)は、メダル(M)を移動経路に沿って所定の加速位置まで案内するメダル案内手段(2)と、前記加速位置にて前記移動経路に対して出没可能な加速部材(4)と、前記加速部材が前記移動経路に対して出没するように該加速部材を駆動するアクチュエータ(5)と、前記加速位置に対応して前記メダルの移動方向上流側に設けられ、前記移動経路上の検出位置への前記メダルの到達を検出する検出手段(6)と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記加速位置に案内された前記メダルが前記加速部材で加速されるように前記アクチュエータの動作を制御する動作制御手段(10)とを備え、前記メダル案内手段は、前記移動経路に導かれたメダルを一定姿勢で一枚ずつ案内するように構成され、前記加速部材が、前記メダルの外周側から移動経路に進入するように設けられ、前記動作制御手段は、前記加速位置に案内されたメダルの移動方向後部が前記加速部材にて前記移動方向に押し出されるように前記アクチュエータの動作を制御し、前記加速部材の前記メダルに対する接触部には、前記メダルと接した状態で回転可能なローラ(4)が設けられていることにより上記課題を解決する。
本発明のメダル投入装置によれば、移動経路上の検出位置へのメダルの到達を検出手段にて検出し、その検出結果に基づいてアクチュエータによる加速部材の駆動を制御しているので、移動経路内におけるメダルの現実の位置、あるいは挙動を踏まえて加速部材を駆動してメダルの加速を制御することができる。例えば、加速部材によるメダルの加速操作の時期、量といった加速度に相関するパラメータを移動経路内におけるメダルの検出結果に基づいて適宜に調整することができる。つまり、メダルの検出結果を基準として加速部材を駆動制御することにより、ゲームの状態等に応じてメダルの加速を能動的に制御することが可能となる。これにより、メダルの加速に関する自由度を従来の受動的な加速機構と比較して顕著に高めることができる。また、メダル案内手段が一定姿勢で一枚ずつメダルを案内するように構成されている場合には、複数のメダルが列をなして連続的に案内されることがある。このような場合でも、メダルの外周間には隙間が存在しているため、加速部材をメダルの外周側から移動経路に進入させることにより、メダル同士の間に加速部材を割り込ませてメダルを一枚ずつ加速することができる。これにより、複数枚のメダルが連続的に投入された場合でも、メダルの加速に関する自由度を高く維持することができる。また、加速部材にローラが設けられている形態によれば、加速部材がメダルに接触した際の抵抗を減らしてメダルを円滑に加速させることができる。
さらに、上記の形態において、前記メダル案内手段は、メダルが転がる底部(2a)と、該メダルを側方から案内する一対の側部(2b1、2b2)とによって前記移動経路が形成されるように構成されるとともに、前記加速位置には前記移動経路に達するように開口部(2d)が設けられ、前記加速部材は、前記開口部を介して前記移動経路の内部に進入するように設けられていてもよい。この形態によれば、メダル案内手段の底部及び一対の側部に囲まれた移動経路の内部に移動経路の外部から開口部を介して加速部材を進入させることにより、移動経路を転がりつつ移動するメダルと加速部材とを加速位置で接触させてメダルを加速することができる。
メダル案内手段の前記開口部を介して加速部材を移動経路内に進入させる場合において、前記開口部は前記底部を切り欠くようにして設けられ、前記加速部材は前記底部側から前記移動経路の内部に進入するように設けられていてもよい。この形態によれば、移動経路内を転がりつつ加速位置に案内されるメダルの移動方向後部に対して、そのメダルの回転を加速する方向に加速部材が接触するようになる。これにより、加速部材がメダルの回転を損なうおそれがなくなり、メダルを円滑に加速することができる。
回転可能なローラでメダルを押し出すメダル投入装置の一形態において、前記ローラが前記メダルと接しているときに該ローラを前記移動方向に案内される前記メダルの回転方向と逆方向に回転駆動するローラ回転駆動手段(7)を備えてもよい。この形態によれば、メダル案内手段にて移動方向に案内されるメダルの回転方向と逆方向にローラが回転駆動することにより、メダルとローラとの接触部分において、両者の接線速度の方向が一致する。これにより、加速部材のローラがメダルに接触する際の抵抗を最小限に抑えてメダルを円滑に加速させることができる。
ローラが回転駆動されるメダル投入装置の一形態において、前記ローラ回転駆動手段は、前記アクチュエータが前記加速部材を前記移動経路に向かって駆動する際の当該アクチュエータの動作を前記ローラの回転運動に変換してもよい。この形態によれば、ローラを回転駆動させる目的でさらなる駆動手段を設ける必要がない。
アクチュエータの動作がローラの回転運動に変換されるメダル投入装置の一形態において、前記アクチュエータは、可動部材(5a)を往復運動させることにより前記ローラを前記移動経路に対して出没させるように構成され、前記ローラには該ローラと一体回転する回転軸(5b)が設けられ、前記回転軸が前記可動部材に対して回転自在に支持され、前記回転軸には紐状部材(7)が巻き掛けられ、前記紐状部材が前記移動経路に対する前記ローラの進入動作に伴って前記回転軸から巻き解かれるように設けられることにより、該紐状部材が前記ローラ回転駆動手段として機能してもよい。この形態によれば、回転軸に巻き掛けられた紐状部材がローラの進入動作に伴って巻き解かれることにより、ローラを回転駆動させることができる。ローラの回転軸に紐状部材を巻き掛けるだけでよいので、簡素な構成でローラ回転駆動手段を実現することができる。
本発明のメダル投入装置の一形態において、前記動作制御手段は、前記検出手段にて前記メダルが検出されてから前記アクチュエータにより前記加速部材が前記移動経路に向かって駆動されるまでの時間間隔を変化させることにより、前記メダルに付与する加速度を制御してもよい。加速部材が駆動されるまでの時間間隔を変化させることにより、加速位置にてメダルと加速部材とが接触する位置が変化し、それに伴って加速部材による移動方向へのメダルの押し出し量が変化する。例えば、時間間隔を短く設定すれば加速部材がより早期にメダルに接し、その後にメダルを押し出す量が増加する。反対に、時間間隔を長く設定すれば加速部材がより遅い時期にメダルに接し、その後にメダルを押し出す量が減少する。そして、加速部材によるメダルの押し出し量が変化すれば、メダルに付与される加速度も変化する。このようにしてメダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
本発明のメダル投入装置の一形態において、前記動作制御手段は、前記移動経路に対して前記加速部材が進入する距離が変化するように前記アクチュエータの動作を制御することにより、前記メダルに付与する加速度を制御してもよい。メダルと加速部材とが接触を開始する位置を一定に設定しても、その後の加速部材の移動量、つまり移動経路内に進入する距離を変化させることにより、加速部材による移動方向へのメダルの押し出し量が変化する。例えば加速部材が移動経路に進入する距離を大きくするほどメダルの押し出し量も増加する。そして、加速部材によるメダルの押し出し量が変化すれば、メダルに付与される加速度も変化する。このようにしてメダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
本発明のメダル投入装置の一形態において、前記動作制御手段は、前記アクチュエータによる前記加速部材の駆動速度を変化させることにより、前記メダルに付与する加速度を制御してもよい。加速部材の駆動速度が高いほど、加速部材にてメダルをより強く押し出してメダルに付与される加速度を増加させることができる。このようにしてメダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明のメダル投入装置によれば、メダルの検出結果を基準として加速部材を駆動制御することにより、ゲームの状態等に応じてメダルの加速を能動的に制御することが可能となる。従って、メダルの加速に関する自由度を従来の受動的な加速機構と比較して顕著に高めることができる。これにより、ゲームの興趣を高めることができる。
図1は、本発明の一形態に係るメダル投入装置が組み込まれたゲーム機の一部であるステーションユニットSTを示す斜視図である。ステーションユニットSTは、ゲーム機に一台又は複数台設置される。ステーションユニットSTは、いわゆるメダルプッシャーゲームが実行されるプレイフィールド部20と、メダルMをプレイフィールド部20に投入するためのメダル投入装置1とを備える。プレイフィールド部20は、メダルMを貯留するテーブル21及びプッシャーテーブル22を備える。テーブル21及びプッシャーテーブル22にはメダルMが敷き詰められるようにして貯留される。また、プッシャーテーブル22は、テーブル21上を前後に往復運動する。
プッシャーテーブル22の上方にはメダル受け24が設けられ、メダル受け24はプッシャーテーブル22とともに往復運動する。メダル受け24は、透明アクリル板などの透明な部材からなるメダル移動面24aを有している。メダル移動面24aは、後方(プレイヤーが位置する側に対して奥側、以下同じ。)が高い位置になるように傾斜して設置されている。メダル受け24の後方には、傾斜部25が設けられている。傾斜部25は、メダルMが移動可能な斜面25aと、プッシャーテーブル22上のメダルMの群と接触する壁部25bとを有する。斜面25aは、後方が高い位置になるように傾斜して設置されている。斜面25aの勾配は、メダル受け24のメダル移動面24aの勾配よりも大きく設定されている。斜面25aの上部にはメインチャッカー26が、斜面25aの下部にはスリット状のサブチャッカー27が設けられている。
ステーションユニットSTにおけるメダルMの流れの概略を説明する。プレイヤーがメダル投入装置1に設けられたメダル投入口11からメダルMを投入すると、そのメダルMはレール2を転がってその先端から射出され、プレイフィールド部20へ投入される。なお、メダル投入装置1は、メダルMの射出方向をプレイヤーが適宜に選択できるように、ゲーム機の本体部分に固定された支持軸12により回動自在に設置されている。
プレイフィールド部20に投入されたメダルMは、メダル受け24のメダル移動面24aに落下し、そのままメダル移動面24aを転がって傾斜部25に接触して、又は非接触のままで、プッシャーテーブル22に落下してそこに貯留される。あるいは投入されたメダルMは、そのままプッシャーテーブル22に落下してそこに貯留され、あるいはプッシャーテーブル22からテーブル21に転がり落ちる。プッシャーテーブル22上に貯留されたメダルMの群がプッシャーテーブル22の往復運動によって傾斜部25の壁部25bに接触し、相対的に前方(プレイヤーが位置する側、以下同じ。)に押されることにより、プッシャーテーブル22の前端からメダルMが押し出され、テーブル21に移動し、そこに貯留される。テーブル21上に貯留されたメダルMの群がプッシャーテーブル22の往復運動によって前方に押されることにより、メダル落下溝23にメダルMが落下する。落下したメダルMに応じて、図示しないメダル払い出し部よりメダルMがプレイヤーに払い出される。
プレイフィールド部20に投入されたメダルMが、メダル受け24のメダル移動面24aに落下し、そのままメダル移動面24aを転がって傾斜部25に設けられたサブチャッカー27に到達すると、そのメダルMの通過が不図示のセンサで検出され、その検出信号をトリガとしてスロット装置28のスロット28aが回転する。スロット装置28は、横一列に並べて表示されるスロット28aの3つの図柄(絵柄、記号、数字等)の組み合わせが所定の当り役に合致するか否かを競うスロットゲームの一種である。その当り役の一つとして「ターボ」が用意されている。例えば、スロット28aで「7」の数字が3つ揃った場合に、「ターボ」の役に当選する。この役に当選した場合、メダル投入装置1の後述するメダル加速機構により、メダルMは加速される。
「ターボ」の役に当選後、所定の時間にメダル投入装置1に投入されたメダルMは、メダル加速機構により加速されてプレイフィールド部20に投入される。加速されたメダルMは、メダル受け24を介して傾斜部25の斜面25aを上ることが可能になり、メインチャッカー26に到達可能となる。メインチャッカー26は斜面25aの上部に設けられているため、通常の速度のメダルMでは、斜面25aを上ることができず、メインチャッカー26に到達できない。このメインチャッカー26にメダルMが到達すると、図示しないメイン抽選装置によりさらに抽選が行われる。ゲーム機にステーションユニットSTが複数台設置されている場合、各ステーションユニットは、メイン抽選装置を共有して使用してもよい。
図2に詳しく示すように、メダル投入装置1は、メダルMを移動経路に沿って案内するメダル案内手段としてのレール2と、メダルMを加速させるメダル加速機構3とを備える。レール2は、底部としてのレール底2aと、レール底2aの両側にそれぞれレール底2aに対し垂直に形成された一対の側部としてのレール側板2b1、2b2とを備えている。レール底2a、レール側板2b1、2b2により、メダルMの移動経路が形成されている。さらに、レール2には、メダルMの移動経路に対して開口するスリット2c及び開口部2dが設けられている。開口部2dは、レール底2aを切り欠くようにして設けられ、かつ高さ方向ほぼ中央まで延びている。レール2は、レール始端2sがレール終端2eよりも高い位置となるように設置される。レール2は、移動経路に導かれたメダルMを一定姿勢で一枚ずつ案内し、メダルMは、レール底2a上をレール側板2b1、2b2にガイドされつつ、レール始端2sからレール終端2eまで転がりながら移動する。
メダル加速機構3は、加速位置に設けられた開口部2dを介してメダルMの移動経路に出没可能な加速部材としてのローラ4と、ローラ4がメダルMの移動経路に対して出没するようにローラ4を駆動するアクチュエータとしてのソレノイド5と、移動経路上の検出位置に設けられたスリット2cを介してメダルMの到達を検出する検出手段としてのセンサ6とを備える。ローラ4は、メダルMの外周側から移動経路の内部に進入する。ローラ4及びソレノイド5は、レール2の下部に設置される。
ソレノイド5は、内蔵されたソレノイドコイルの励磁及びその励磁の解除により、可動部材としての鉄心5aを上下方向に往復駆動させる。鉄心5aには、回転軸5bが設けられ、その回転軸5bに、ローラ4がメダルMと接した状態で回転可能に取り付けられている。鉄心5aの往復運動に伴って、ローラ4がメダルMの移動経路に対して出没する。
センサ6は、自ら射出した検査光の反射光を受光したか否かによって異なる信号を出力する反射型の光電センサである。検出位置のスリット2cにメダルMが達すると、センサ6から射出された検査光がメダルM上で反射して、センサ6に受光される。これにより、センサ6からは、メダルMの検出を示す信号が出力される。このような、いわゆる反射型の光電センサの他、投光器の対向に受光器を設ける透過型や、投受光器の対向に反射板を設ける回帰反射型と呼ばれる光電センサを検出手段として利用してもよい。スリット2cは、光電センサが反射型であれば、レール側板2b1、2b2のいずれか一方に設けてもよく、透過型や回帰反射型であれば、レール側板2b1、2b2に設けてもよい。
駆動制御手段としての制御装置10は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)と、そのMPUの動作に必要な周辺装置、例えばRAM、ROM等の記憶装置、とを組み合わせたコンピュータユニットを備えている。また、制御装置10は、ソレノイド5への励磁電流を制御する電源回路も備えている。制御装置10には、センサ6が接続されるとともに、ソレノイド5が制御対象として接続されている。この制御装置10は、センサ6からのメダルMの検出信号に基づいて、ソレノイド5への励磁電流をオンオフすることにより、ソレノイド5の動作を制御する。
次に、メダル投入装置1の動作を説明する。レール2のレール始端2s側に設けられたメダル投入口11よりメダルMが投入されると、レール2に沿ってメダルMは移動して、メダル加速機構3へ案内される。制御装置10は、図3の位置AにメダルMが達して、メダルMの検出信号が出力されてからメダルMが開口部2dを横切って位置Bに達するまでの時間Tが経過した時点でソレノイド5を動作させることにより、メダルMの移動方向後部がローラ4にてメダルMの移動方向に押し出されるようにソレノイド5の動作を制御する。これにより、メダルMが能動的に加速される。加速されたメダルMは、レール終端2eより射出される。なお、メダルMがローラ4で押されるときにメダルMの持ち上がりを防止するために加速位置の上部に押さえ部材を設けてもよい。
センサ6の検出結果に基づいて、制御装置10は、メダルMがローラ4で加速されるようにソレノイド5の動作を制御するので、ゲームの状態等に応じてメダルの加速を能動的に制御することが可能となる。
なお、メダル投入装置1が設置可能なゲーム機として、メダルプッシャーゲームの他に、メダルMを利用して所定のターゲットを狙い撃ちし、命中したターゲットに応じて配当を得られるメダル射撃ゲーム機等がある。メダルMの投入後にメダル自体がゲームと関連する、つまり、メダルMを遊技媒体として利用するゲーム機に対して本発明は適用可能である。
なお、本形態の好適な形態について説明したが、本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本形態では、メダルMがローラ4でレール底2a側から後部を押される構成であるが、これに限定されず、メダルMがローラ4で上側から後部を押される構成であってもよい。いずれの構成においてもローラ4により押される方向、つまり、ソレノイド5の鉄心5aの駆動方向は、設計の要請により適宜設定してもよい。
ローラ4で上側からメダルMの後部を押す場合、移動経路に対するローラ4の進入方向が、移動経路の内部に向かうほどメダルMの移動方向にずれるように移動方向に対して傾けられ、制御装置10は、加速位置に達したメダルMとローラ4との接触点から進入方向に引いた作用線が、加速位置のメダルMの中心よりも移動方向に偏るようにソレノイド5の動作を制御してもよい。図4A及び図4Bに本発明の一形態に係るメダル投入装置のメダル加速機構の変形例を示す。なお、図4A及び図4Bにおいて図2及び図3と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図4Aを参照してメダル加速機構3Aの構成を説明する。メダル加速機構3Aは、ローラ4Aと、ソレノイド5Aと、センサ6Aとを備える。ローラ4A及びソレノイド5Aは、レール2の上部に設置される。ローラ4Aは、レール2の上部に設けられた図示しない開口部を介して、メダルMの移動経路、本変形例では、破線で示す移動経路の境界線L、に対し出没する。ソレノイド5Aは、ローラ4Aの進入方向を、移動経路の内部に向かうほどメダルMの移動方向にずれるように移動方向に対して傾けて、ローラ4Aを往復駆動させる。センサ6Aは、レール2に設けられた図示しないスリットを介して検出位置へのメダルMの進入を検出する。
次にメダル加速機構3Aの動作を図4A及び図4Bを参照して説明する。制御装置10は、位置A1にメダルMが達してセンサ6Aから検出信号が出力されてから位置B1に達するまでの時間T1が経過した時点でソレノイド5Aを動作させることにより、メダルMの後部がローラ4Aで加速されるようにソレノイド5Aの動作を制御する。このとき、加速位置のメダルMとローラ4Aの接触点から進入方向に引いた作用線が、加速位置のメダルMの中心よりも移動方向に偏るように、ソレノイド5Aを動作させる。これにより、ローラ4AがメダルMを移動方向後方から前方に向かって押し出すように接触する。よって、メダルMを円滑に加速することができる。
また、ローラ4は、ソレノイド5の鉄心5aに回転可能に支持されたものに限られず、例えば、回転駆動されてもよい。図5及び図6にローラ4Bを回転駆動する例を示す。本例でのローラ4B及びソレノイド5Bは、ローラ4及びソレノイド5と同様の構成である。これらの構成に加え、ローラ4Bを回転させるため、紐状部材としてのケーブル7をさらに備える。図5は、ソレノイド5Bの非駆動時、つまり、メダルMの移動経路に対してローラ4Bが没しているときの状態を示す図である。ローラ4Bの回転軸5bBは、ローラ4Bと一体回転し、回転軸5bBは、鉄心5aBに対して回転自在に支持される。この回転軸5bBには、ケーブル7が巻き掛けられている。ケーブル7の一端は、メダル投入装置1又はメダル投入装置1が設置されているゲーム機の任意の場所に固定されている。ケーブル7の他端は、回転軸5bBに固定されている。ケーブル7が、メダルMの移動経路に対するローラ4Bの進入動作に伴って、回転軸5bBから巻き解かれ、ローラ4Bが回転駆動される。
図6に、ローラ4Bの回転方向とメダルMの回転方向を示す。メダルMの回転方向に対し、逆向きにローラ4Bが回転することで、メダルMの回転方向に力が付勢される。ローラ4Bの回転軸5bBにケーブル7を巻き掛けるだけでよいので、簡素な構成でローラ回転駆動手段を実現することができる。
上述の形態では、メダルMに対し、一定の加速度を付与しているが、これに限定されず、メダルMに対して付与する加速度を制御してもよい。例えば、ソレノイド5の駆動タイミングを変更することにより、加速度を制御してもよい。図7A、7Bにソレノイド5の駆動タイミングの変更を説明する図を示す。図7Aは、センサ6からの検出信号の出力から時間Tの後に位置Baに案内されたメダルMaが、ローラ4で押される図を示す。これに対し、図7Bは、センサ6からの検出信号の出力から時間T+t1の後に位置Bbに案内されたメダルMbが、ローラ4で押される図を示す。図7Bでは、時間t1の分だけメダルMbは先に進んでおり、位置Bbでローラ4により押されている。このため、メダルMbに加わる力はメダルMaに比べ小さく、加速が弱まることになる。このようにして、メダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
また、加速度の制御は、ソレノイド5の出没駆動距離を変更することにより実現してもよい。図8にソレノイド5の出没駆動距離の変更を説明する図を示す。ローラ4は、その中心が位置BでのメダルMの中心と水平に並ぶ位置まで駆動されている。これに対し、ローラ4hは、距離dだけローラ4より下がった位置まで駆動されている。このため、ローラ4での位置に比べローラ4hでの位置では、その駆動距離が距離dだけ短いため、メダルMに加わる力は小さく、加速が弱まることになる。このようにして、メダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
さらに、ソレノイド5によるローラ4の駆動速度を変化させることにより、メダルMの加速を制御してもよい。メダルMに加わる運動量が変化するため、メダルMの加速を変更することができる。このようにして、メダルの加速度を制御すれば、メダルの加速に関する自由度をさらに高めることができる。
上述の形態では、メダルMが単独で加速位置まで案内されてきた場合で説明したが、メダルMが連続して投入された場合においても、同様に、メダルMを個別に加速制御できる利点もある。図9に示すように、加速位置まで案内されたメダルMcの後ろにメダルMdが連なっていることがある。制御装置10は、センサ6からのメダルMcの検出信号が出力されてから位置Bcに達するまでの時間T2が経過した時点でソレノイド5を動作することにより、メダルMがローラ4で加速されるようにソレノイド5の動作を制御すればよい。このとき、ローラ4はメダルMcとメダルMdの境目に向かうように動く。これにより、複数枚のメダルが連続的に投入された場合でも、メダルの加速に関する自由度を高く維持することができる。
上述の形態では、レール2がメダルMを転がして案内する場合で説明したが、これに限定されず、例えば、レール2がメダルMを水平に滑らせて案内してもよい。この場合においても、制御装置10は、メダルMの後部をローラ4で押し出されるようにソレノイド5の動作を制御すればよい。
また、上述の形態では、ローラ4がメダルMの外周側から移動経路に進入する場合で説明したが、これに限定されず、例えば、メダルMの表裏面側から移動経路に進入してもよい。この場合においても、制御装置10は、メダルMの後部をローラ4で押し出されるようにソレノイド5の動作を制御すればよい。また、加速部材はローラに限られず、例えば、爪状の部材でメダルMを弾いたり、棒状の部材でメダルMを打ったりするようなものであってもよい。
また、上述の形態では、回転軸5bBにケーブル7を巻き掛けることで、ソレノイド5Bの動作をローラ5Bの回転運動に変換したが、これに限定されず、例えば、ラック&ピニオン等の直線運動を回転運動に変換する周知の技術を利用してもよい。
上述の形態においては、アクチュエータとしてソレノイドを用いた例を説明したが、これに限定されず、例えば、回転モータを利用してローラ4をメダルMの移動経路に対して出没駆動してもよい。図10に回転モータ5Cを利用して、ローラ4Cを出没駆動させる例を示す。センサ6の検出結果に基づいて、制御装置10は、ローラ4Cを破線で示すローラ4C1の位置まで移動させて、加速位置まで案内されたメダルMが押し出されるように回転モータ5Cを駆動制御する。メダルMが押し出された後は、回転モータ5Cを逆回転させることにより、ローラ4C1がメダルMの移動経路から没する。また、回転モータの回転軸にカムを取り付けて駆動させることにより、ローラを出没駆動させてもよい。
また、ローラ4は、メダルMの移動経路に対して複数箇所に設けてもよい。制御装置10にて、複数のソレノイドに対し、個々に制御を設定し、メダルMに付勢する力を複数のソレノイドに設けられたローラ毎に異ならせ、使用するローラを選択可能にしてもよい。これにより、メダルMを加速させるローラを選択することができ、メダルMの加速の程度が選択可能になる。また、一方のローラで加速されたメダルMが、さらに他方のローラで加速されることができ、メダルMがさらに加速されることができる。
上述の形態においては、センサ6は、検出位置AでのメダルMの進入を検出したが、これに限定されず、例えば、進入したメダルMの個数を計数するセンサを兼ねるものであってもよい。メダルMの進入の検出を計数する計数手段を制御装置10に設け、制御装置10に設けられた記憶装置に計数結果を記憶することで、プレイフィールド部20へ投入されるメダルMの個数を計数することができる。これにより、メダルMの個数を計数するセンサをさらに設置する必要がなく、コストを削減することができる。
本発明の一形態に係るメダル投入装置が組み込まれたゲーム機の一部であるステーションユニットSTを示す斜視図。 メダル投入装置の構成を示す詳細図。 メダル加速機構の動作を示す詳細図。 メダル加速機構の変形例を示す図。 メダル加速機構の変形例を示す図。 メダル加速機構の他の例を示す図。 メダル加速機構の他の例を示す図。 ソレノイドの出没駆動タイミングの変更を示す図。 ソレノイドの出没駆動タイミングの変更を示す図。 ソレノイドの出没駆動距離の変更を示す図。 メダルの連続投入時におけるソレノイドの出没駆動制御を示す図。 回転モータを利用した出没駆動を示す図。
符号の説明
1 メダル投入装置
2 レール(メダル案内手段)
3 メダル加速機構
4 ローラ(加速部材)
5 ソレノイド(アクチュエータ)
6 センサ(検出手段)
10 制御装置(動作制御手段)
M メダル

Claims (9)

  1. メダルを移動経路に沿って所定の加速位置まで案内するメダル案内手段と、
    前記加速位置にて前記移動経路に対して出没可能な加速部材と、
    前記加速部材が前記移動経路に対して出没するように該加速部材を駆動するアクチュエータと、
    前記加速位置に対応して前記メダルの移動方向上流側に設けられ、前記移動経路上の検出位置への前記メダルの到達を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記加速位置に案内された前記メダルが前記加速部材で加速されるように前記アクチュエータの動作を制御する動作制御手段と、を備え
    前記メダル案内手段は、前記移動経路に導かれたメダルを一定姿勢で一枚ずつ案内するように構成され、
    前記加速部材が、前記メダルの外周側から移動経路に進入するように設けられ、
    前記動作制御手段は、前記加速位置に案内されたメダルの移動方向後部が前記加速部材にて前記移動方向に押し出されるように前記アクチュエータの動作を制御し、
    前記加速部材の前記メダルに対する接触部には、前記メダルと接した状態で回転可能なローラが設けられていることを特徴とするメダル投入装置。
  2. 前記メダル案内手段は、メダルが転がる底部と、該メダルを側方から案内する一対の側部とによって前記移動経路が形成されるように構成されるとともに、前記加速位置には前記移動経路に達するように開口部が設けられ、
    前記加速部材は、前記開口部を介して前記移動経路の内部に進入するように設けられている、ことを特徴とする請求項に記載のメダル投入装置。
  3. 前記開口部が前記底部を切り欠くようにして設けられ、前記加速部材は前記底部側から前記移動経路の内部に進入するように設けられている、ことを特徴とする請求項に記載のメダル投入装置。
  4. 前記ローラが前記メダルと接しているときに該ローラを前記移動方向に案内される前記メダルの回転方向と逆方向に回転駆動するローラ回転駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のメダル投入装置。
  5. 前記ローラ回転駆動手段は、前記アクチュエータが前記加速部材を前記移動経路に向かって駆動する際の当該アクチュエータの動作を前記ローラの回転運動に変換することを特徴とする請求項に記載のメダル投入装置。
  6. 前記アクチュエータは、可動部材を往復運動させることにより前記ローラを前記移動経路に対して出没させるように構成され、前記ローラには該ローラと一体回転する回転軸が設けられ、前記回転軸が前記可動部材に対して回転自在に支持され、前記回転軸には紐状部材が巻き掛けられ、前記紐状部材が前記移動経路に対する前記ローラの進入動作に伴って前記回転軸から巻き解かれるように設けられることにより、該紐状部材が前記ローラ回転駆動手段として機能する、ことを特徴とする請求項に記載のメダル投入装置。
  7. 前記動作制御手段は、前記検出手段にて前記メダルが検出されてから前記アクチュエータにより前記加速部材が前記移動経路に向かって駆動されるまでの時間間隔を変化させることにより、前記メダルに付与する加速度を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のメダル投入装置。
  8. 前記動作制御手段は、前記移動経路に対して前記加速部材が進入する距離が変化するように前記アクチュエータの動作を制御することにより、前記メダルに付与する加速度を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のメダル投入装置。
  9. 前記動作制御手段は、前記アクチュエータによる前記加速部材の駆動速度を変化させることにより、前記メダルに付与する加速度を制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のメダル投入装置。
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