JP4499045B2 - Ofdm復調装置、ofdm復調装置の動作方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

Ofdm復調装置、ofdm復調装置の動作方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル伝送方式にて、映像信号や音声信号を効率よく伝送できる直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplex、以下、略してOFDM)復調装置、OFDM復調装置の動作方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
(OFDM放送)
地上デジタル放送では、建物によるゴースト妨害(フェージング、マルチパス)の克服に好適な変調方式として、マルチキャリアのOFDM変復調方式が知られている。OFDM変復調方式は、1チャンネル帯域内に多数(256〜1024程度)のサブ・キャリアを設けて、映像信号や音声信号を効率よく伝送することが可能なデジタル変調・復調方式である。全キャリアを高速フーリエ逆変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)によってOFDM変調されたベースバンド(BB:BaseBand)信号を生成する。
図7は、OFDM変調波の伝送シンボルの一例を示す図である。IFFT変換の処理窓の期間が、有効シンボル期間tsとなる。有効シンボル期間は、FクロックN周期に相当する。有効シンボル期間tsを基本単位としてデジタル変調された全キャリアを加え合わせたものを、OFDM伝送シンボルという。
実際の伝送シンボルは、通常、図7に示すように、有効シンボル期間201に、ガードインターバル(GI)202aと呼ばれる期間tgを付加して構成されている。GI期間tg(202a)の波形は、有効シンボル期間tsの後部202bの信号波形を繰り返したものになっている。伝送シンボルのシンボル期間203は、有効シンボル期間201とGI期間202aとの和となる。たとえば、非特許文献1の放送規格によると、有効シンボル期間長は、MODEと呼ばれるパラメータによって次表1の様に定義されている。
Figure 0004499045
さらに、GI期間(単位:μs)は、各有効シンボル期間長に対する比であるGI期間長(GI比)と呼ばれるパラメータによって、次表2の様に定義されている。
Figure 0004499045
また、伝送シンボルを幾つか集めたものを伝送フレームという。これは、情報伝送用シンボルが100個程度集まったものに、フレーム同期用シンボルやサービス識別用シンボルを付加したものである。たとえば非特許文献1では、1フレームが204シンボルと定義されている。
また、非特許文献1によると、QPSK、16QAM、または64QAM変調された1伝送シンボルには、1セグメント当たり、次表3に示すキャリアが配置されている。
Figure 0004499045
この表において、SPは、SP(Scattered Pilot)信号を意味する。このSP信号は、周期的に挿入されるパイロット信号であり、たとえば、キャリア方向において、12キャリアに1回、シンボル方向において、4シンボルに1回、挿入される。TMCCは、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を意味する。このTMCC信号は、フレーム同期信号や伝送パラメータを伝送するための信号である。AC1は、AC1(Auxiliary Channel)信号を意味する。このAC1信号は、付加情報を伝送するための信号である。TMCCとAC1は、SPと異なり、各キャリアにおいて、非周期的に配置されている。
(従来のOFDM復調装置の基本構成)
従来のOFDM復調装置の一構成例は、たとえば、特許文献1の図3に示されている。図8は、従来のOFDM復調装置91の構成を示すブロック図である。OFDM復調装置91は、空間ダイバシティのための2個の復調ユニット92a・92bを備えている。
ダイバシティとは、複数の受信信号を得る手段を設け、選択もしくは合成によって、フェージング耐性等の受信性能を改善しようとする手法である。ダイバシティには、複数のアンテナで受信し、受信機で複数の受信信号を合成する空間ダイバシティと、異なる周波数に同じ情報をのせる(TMCC/AC1)周波数ダイバシティと、偏波での伝送特性の違いを利用して、垂直偏波・平行偏波もしくは右旋円偏波・左旋円偏波に同じ情報をのせる偏波ダイバシティと、同一の情報を、時間間隔をおいて送信する時間ダイバシティと、遅延の差を利用して各波を分離しその遅延を調整して合成するパスダイバシティとがある。
空間ダイバシティの合成方法には、2個の復調ユニットのうち受信状況が良い方に切り替える選択合成法と、2個の復調ユニットの信号を位相のみ調整して合成する等利得合成法と、2個の復調ユニットの信号の振幅・位相両方を調整して合成する最大比合成法とがある。
復調ユニット92aは、1チップ状に構成されており、アンテナ93aと、チューナ94aと、ベースバンド信号処理部95aと、誤り訂正処理部96aとを含んでいる。ベースバンド信号処理部95aは、アナログデジタル変換器(ADC)97aと、直交検波回路98aと、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路99aと、シンボル同期回路80aと、AGC(自動利得制御(Auto Gain Control))回路81aと、FFT演算回路82aと、広帯域キャリア周波数誤差補正回路83aと、TMCC復号回路84aと、波形等化回路85aと、タイミング調整RAM87aと、ダイバシティ合成回路86aとを有している。誤り訂正処理部96aは、デマッピング回路89aと、デインタリーブ回路70aと、デインタリーブRAM71a・72aと、リードソロモン(RS)復号回路73aとを有している。
復調ユニット92bも、復調ユニット92aと共通に構成されている。復調ユニット92bは、1チップ状に構成されており、アンテナ93bと、チューナ94bと、ベースバンド信号処理部95bと、誤り訂正処理部96bとを含んでいる。ベースバンド信号処理部95bは、アナログデジタル変換器(ADC)97bと、直交検波回路98bと、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路99bと、シンボル同期回路80bと、AGC回路81bと、FFT演算回路82bと、広帯域キャリア周波数誤差補正回路83bと、TMCC復号回路84bと、波形等化回路85bと、タイミング調整RAM87bと、ダイバシティ合成回路86bとを有している。誤り訂正処理部96bは、デマッピング回路89bと、デインタリーブ回路70bと、デインタリーブRAM71b・72bと、リードソロモン(RS)復号回路73bとを有している。
放送局から放送されたデジタル放送の放送波は、OFDM復調装置91のアンテナ93a・93bによりそれぞれ受信され、RF信号としてチューナ94a・94bにそれぞれ供給される。チューナ94a・94bは、アンテナ93a・93bを通じてそれぞれ受信されたRF(高周波)信号を、IF(中間周波数)信号に周波数変換する。チューナ94a・94bは、周波数変換したIF信号を、ベースバンド信号処理部95a・95bにそれぞれ設けられたADC97a・97bにそれぞれ供給する。
チューナ94a・94bから出力されたIF信号は、ADC97a・97bによりデジタル化される。デジタル化されたIF信号は、直交検波回路98a・98bにそれぞれ供給される。
直交検波回路98a・98bは、所定の周波数(キャリア周波数)のキャリア信号を用いて、デジタル化されたIF信号を直交復調し、ベースバンドのOFDM信号を出力する。ベースバンドのOFDM信号は、直交復調された結果、実軸成分(Iチャネル信号)と、虚軸成分(Qチャネル信号)とから構成される複素信号となる。直交検波回路98a・98bから出力されるベースバンドのOFDM信号は、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路99a・99bに供給される。
狭帯域キャリア周波数誤差補正回路99a・99bは、直交検波回路98a・98bから供給されたベースバンドのOFDM信号の狭帯域キャリア周波数誤差を補正して、シンボル同期回路80a・80b及びFFT演算回路82a・82bに供給する。
シンボル同期回路80a・80bは、ベースバンドのOFDM信号から伝送モード及びガードインターバル比等の伝送パラメータを抽出するシンボル同期処理を実行する。
広帯域キャリア周波数誤差補正回路83a・83bは、FFT演算回路82a・82bによって供給されたベースバンドのOFDM信号の広帯域キャリア周波数誤差を補正してFFT演算回路82a・82bに供給する。
FFT演算回路82a・82bは、ベースバンドのOFDM信号に対してFFT演算を行い、各サブキャリアに直交変調されている信号を抽出して出力する。FFT演算回路82a・82bは、1つのOFDMシンボルから有効シンボル長分の信号を抜き出し、抜き出した信号に対してFFT演算を行う。すなわち、FFT演算回路82a・82bは、1つのOFDMシンボルからガードインターバル長分の信号を除き、残った信号に対してFFT演算を行う。FFT演算を行うために抜き出される信号の範囲は、その抜き出した信号点が連続していれば、1つのOFDM伝送シンボルの任意の位置でよい。つまり、その抜き出す信号の範囲の開始位置は、GI期間中のいずれかの位置となる。FFT演算回路82a・82bにより抽出された各サブキャリアに変調されていた信号は、実軸成分(Iチャネル信号)と虚軸成分(Qチャネル信号)とから構成される複素信号である。FFT演算回路82a・82bにより抽出された信号は、TMCC復号回路84a・84bおよび波形等価回路85a・85bに供給される。
波形等価回路85a・85bには、FFT演算回路82a・82bから出力された各サブキャリアから復調された後の信号が供給される。空気中等の通信路中では、周波数選択性フェージング、レイリーフェージング等が発生し、ベースバンド信号が歪む。波形等価回路85a・85bは、サブキャリアの中に含まれているSPキャリアを基準にして、この歪みを補正するブロックである。
TMCC復号回路84a・84bは、OFDM伝送フレームにおける所定の位置に変調されている、TMCCなどの伝送制御情報を復号する。
2系統のアンテナ93a・93bによってそれぞれ受信した2個の信号をダイバシティ合成する場合を考える。前述した空間ダイバシティの選択合成法と等利得合成法と最大比合成法とのいずれの場合も、同じキャリア番号のFFT出力、波形等化出力を選択・合成しないとダイバシティの効果が出ない。しかし、各アンテナ93a・93bには、別個のチューナ94a・94bをそれぞれ接続するので、復調側は独立にキャリア周波数同期・シンボル同期を行なう。したがって、送信側において同じキャリア番号の情報であっても、2系統の受信側のFFTもしくは波形等化出力において対応するデータが出力されるタイミングは互いに異なる。
そこで、波形等価回路85aから出力された信号をタイミング調整RAM87aに格納し、波形等価回路85bから出力された信号をタイミング調整RAM87bに格納する。そして、ダイバシティ合成回路86bは、タイミング調整RAM87aに格納された信号と、タイミング調整RAM87bに格納された信号とを、タイミングを調整して合成し、誤り訂正処理部96bに設けられたデマッピング回路89bに供給する。
デマッピング回路89bは、キャリア復調された信号(複素信号)に対して、データの再割付処理(デマッピング処理)を行う。これにより、伝送データ系列を復元する。
デインタリーブ回路70bは、キャリア復調された信号を、デインタリーブRAM71bにより、周波数軸方向に沿ってデインタリーブ処理し、デインタリーブRAM72bにより、時間軸方向に沿ってデインタリーブ処理した後、RS復号回路73bに供給する。
RS復号回路73bは、入力された伝送データ系列に対してリードソロモン復号処理を行う。これにより、MPEG−2システムズで規定されたトランスポートストリームとして伝送データ系列を出力する。
ダイバシティ合成回路86aとデマッピング回路89aとデインタリーブ回路70aとデインタリーブRAM71a・72aとRS復号回路73aとは、使用されない。
このように構成された2チップダイバシティ構成のOFDM復調装置は、1チップ1系統の復調機能を有しており、コストの観点から両チップは、共通のLSIである必要があるが、ダイバシティを行わないときは、1チップでモジュールを構成し、ダイバシティを行うときには、2チップでモジュールを構成すればよく、システムに応じてチップ数を変えて無駄のない構成が可能である。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式ARIB STD−B31 1.5版」、社団法人電波産業界、2001年5月31日初版策定、2003年7月29日1.5版改定 特開2003−333012号公報(平成15年11月21日(2003.11.21)公開)、図3
しかしながら、図8に示す上記従来の構成では、空間ダイバシティにおけるタイミングのずれを調整するためにタイミング調整RAMを2個も追加しなければならず、回路規模の削減及び消費電力の削減が困難になるという問題を生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メモリの数を削減することができ、回路規模と消費電力とを低減したOFDM復調装置を提供することにある。
本発明に係るOFDM復調装置は、上記課題を解決するために、空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有し、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号とのタイミングを調整され、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを合成することを特徴としている。
上記特徴によれば、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号とのタイミングを調整され、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを合成する。このため、複数チップ構成の空間ダイバシティ復調回路において、誤り訂正処理部に設けられた誤り訂正処理メモリを、空間ダイバシティにおけるタイミングの差を調整するためのメモリとして活用することができる。従って、空間ダイバシティのタイミングの差を調整するために新たにメモリを追加する必要がなくなり、その結果、メモリの数を削減することができ、回路規模と消費電力とを低減したOFDM復調装置を提供することができる。
本発明に係るOFDM復調装置では、前記誤り訂正処理メモリは、前記ベースバンド信号をデインタリーブ処理するデインタリーブ回路用RAMであることが好ましい。
上記構成によれば、デインタリーブ処理に必要な数メガビットオーダーの大容量RAMを、空間ダイバシティのタイミング調整に活用することができる。
本発明に係るOFDM復調装置では、前記複数個の復調ユニットは、一対の復調ユニットであることが好ましい。
上記構成によれば、2チップ構成の空間ダイバシティ復調回路において、誤り訂正処理メモリを、空間ダイバシティのタイミング調整用メモリとして活用することができる。
本発明に係るOFDM復調装置では、前記複数個の復調ユニットのそれぞれは、チップ状に構成されることが好ましい。
上記構成によれば、空間ダイバシティを行わないときは、1チップによりモジュールを構成し、空間ダイバシティを行うときは、複数チップによりモジュールを構成することができ、システムに応じてチップ数を変更して復調装置を柔軟に構成することができる。
本発明に係るOFDM復調装置では、前記ベースバンド信号処理部は、前記ベースバンド信号のシンボル同期処理を行うシンボル同期回路を有することが好ましい。
上記構成によれば、シンボル同期回路によるシンボル同期のずれを、誤り訂正処理メモリを活用して調整することができ、シンボル同期のずれを調整するために新たにメモリを追加する必要がなくなる。
本発明に係るOFDM復調装置では、前記ベースバンド信号処理部は、前記ベースバンド信号のシンボル同期処理を行うシンボル同期回路と、前記ベースバンド信号の広帯域キャリア周波数誤差を補正する広帯域キャリア周波数誤差補正回路と、空間ダイバシティにおけるタイミングの差を調整するために設けられたタイミング調整回路とを有し、前記複数個の復調ユニットの1つに設けられたタイミング調整回路は、前記復調ユニットの1つのシンボル同期回路と前記復調ユニットの他の1つのシンボル同期回路との間のシンボル同期タイミングの差と、前記復調ユニットの1つの広帯域キャリア周波数誤差補正回路と前記復調ユニットの他の1つの広帯域キャリア周波数誤差補正回路との間の広帯域キャリア周波数誤差補正の差とを、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整するための制御信号を生成することが好ましい。
上記構成によれば、シンボル同期回路によるシンボル同期のずれと、広帯域キャリア周波数誤差補正の差とを簡単な構成によって調整することができる。
本発明に係るOFDM復調装置の動作方法は、上記課題を解決するために、空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置の動作方法であって、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整し、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成することを特徴とする。
上記特徴によれば、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整し、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成する。このため、複数チップ構成の空間ダイバシティ復調回路において、誤り訂正処理部に設けられた誤り訂正処理メモリを、空間ダイバシティにおけるタイミングの差を調整するためのメモリとして活用することができる。従って、空間ダイバシティのタイミングの差を調整するために新たにメモリを追加する必要がなくなり、その結果、メモリの数を削減することができ、回路規模と消費電力とを低減したOFDM復調方法を提供することができる。
本発明に係るプログラムは、上記課題を解決するために、空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置によるOFDM復調方法を実行するプログラムであって、コンピュータに、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整する手順と、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成する手順とを実行させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記課題を解決するために、空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置によるOFDM復調方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整する手順と、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成する手順とを実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明に係るOFDM復調装置は、以上のように、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号とのタイミングを調整され、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを合成するので、メモリの数を削減することができ、回路規模と消費電力とを低減したOFDM復調装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係るOFDM復調装置の動作方法、以上のように、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整し、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成するので、OFDM復調装置の回路規模と消費電力とを低減することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図6に基づいて説明すると以下の通りである。図1は、本発明の実施形態を示すものであり、OFDM復調装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るOFDM復調装置1は、空間ダイバシティによって受信性能を改善する。OFDM復調装置1は、空間ダイバシティのための2個の復調ユニット2a・2bを備えている。
空間ダイバシティの合成方法には、前述したように、2個の復調ユニットのうち受信状況が良い方に切り替える選択合成法と、2個の復調ユニットの信号を位相のみ調整して合成する等利得合成法と、2個の復調ユニットの信号の振幅・位相両方を調整して合成する最大比合成法とがある。
復調ユニット2aは、1チップ状に構成されており、アンテナ3aと、チューナ4aと、ベースバンド信号処理部5aと、誤り訂正処理部6aとを含んでいる。ベースバンド信号処理部5aは、アナログデジタル変換器(ADC)7aと、直交検波回路8aと、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路9aと、シンボル同期回路10aと、AGC回路11aと、FFT演算回路12aと、広帯域キャリア周波数誤差補正回路13aと、TMCC復号回路14aと、波形等化回路15aと、タイミング調整回路18aと、ダイバシティ合成回路16aとを有している。誤り訂正処理部6aは、デマッピング回路19aと、デインタリーブ回路20aと、デインタリーブRAM21a・22aと、リードソロモン(RS)復号回路23aとを有している。
復調ユニット2bも、復調ユニット2aと共通に構成されている。復調ユニット2bは、1チップ状に構成されており、アンテナ3bと、チューナ4bと、ベースバンド信号処理部5bと、誤り訂正処理部6bとを含んでいる。ベースバンド信号処理部5bは、アナログデジタル変換器(ADC)7bと、直交検波回路8bと、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路9bと、シンボル同期回路10bと、AGC回路11bと、FFT演算回路12bと、広帯域キャリア周波数誤差補正回路13bと、TMCC復号回路14bと、波形等化回路15bと、タイミング調整回路18bと、ダイバシティ合成回路16bとを有している。誤り訂正処理部6bは、デマッピング回路19bと、デインタリーブ回路20bと、デインタリーブRAM21b・22bと、リードソロモン(RS)復号回路23bとを有している。
放送局から放送されたデジタル放送の放送波は、OFDM復調装置1のアンテナ3a・3bによりそれぞれ受信され、RF信号としてチューナ4a・4bにそれぞれ供給される。チューナ4a・4bは、アンテナ3a・3bを通じてそれぞれ受信されたRF(高周波)信号を、IF(中間周波数)信号に周波数変換する。チューナ4a・4bは、周波数変換したIF信号を、ベースバンド信号処理部5a・5bにそれぞれ設けられたADC7a・7bにそれぞれ供給する。
チューナ4a・4bから出力されたIF信号は、ADC7a・7bによりデジタル化される。デジタル化されたIF信号は、直交検波回路8a・8bにそれぞれ供給される。
直交検波回路8a・8bは、所定の周波数(キャリア周波数)のキャリア信号を用いて、デジタル化されたIF信号を直交復調し、ベースバンドのOFDM信号を出力する。ベースバンドのOFDM信号は、直交復調された結果、実軸成分(Iチャネル信号)と、虚軸成分(Qチャネル信号)とから構成される複素信号となる。直交検波回路8a・8bから出力されるベースバンドのOFDM信号は、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路9a・9bに供給される。
狭帯域キャリア周波数誤差補正回路9a・9bは、直交検波回路8a・8bから供給されたベースバンドのOFDM信号の狭帯域キャリア周波数誤差を補正して、シンボル同期回路10a・10b及びFFT演算回路12a・12bに供給する。
シンボル同期回路10a・10bは、ベースバンドのOFDM信号から伝送モード及びガードインターバル比等の伝送パラメータを抽出するシンボル同期処理を実行する。
FFT演算回路12a・12bは、ベースバンドのOFDM信号に対してFFT演算を行い、各サブキャリアに直交変調されている信号を抽出して出力する。FFT演算回路12a・12bは、1つのOFDMシンボルから有効シンボル長分の信号を抜き出し、抜き出した信号に対してFFT演算を行う。すなわち、FFT演算回路12a・12bは、1つのOFDMシンボルからガードインターバル長分の信号を除き、残った信号に対してFFT演算を行う。FFT演算を行うために抜き出される信号の範囲は、その抜き出した信号点が連続していれば、1つのOFDM伝送シンボルの任意の位置でよい。つまり、その抜き出す信号の範囲の開始位置は、GI期間中のいずれかの位置となる。FFT演算回路12a・12bにより抽出された各サブキャリアに変調されていた信号は、実軸成分(Iチャネル信号)と虚軸成分(Qチャネル信号)とから構成される複素信号である。FFT演算回路12a・12bにより抽出された信号は、TMCC復号回路14a・14b、広帯域キャリア周波数誤差補正回路13a・13bおよび波形等価回路15a・15bに供給される。
広帯域キャリア周波数誤差補正回路13a・13bは、FFT演算回路12a・12bによって供給されたベースバンドのOFDM信号の広帯域キャリア周波数誤差を補正してFFT演算回路12a・12bに供給する。
波形等価回路15a・15bには、FFT演算回路12a・12bから出力された各サブキャリアから復調された後の信号が供給される。空気中等の通信路中では、周波数選択性フェージング、レイリーフェージング等が発生し、ベースバンド信号が歪む。波形等価回路15a・15bは、サブキャリアの中に含まれているSPキャリアを基準にして、この歪みを補正するブロックである。
TMCC復号回路14a・14bは、OFDM伝送フレームにおける所定の位置に変調されている、TMCCなどの伝送制御情報を復号する。
2系統のアンテナ3a・3bによってそれぞれ受信した2系統の信号をダイバシティ合成する場合を考える。前述した空間ダイバシティの選択合成法と等利得合成法と最大比合成法とのいずれの場合も、同じキャリア番号のFFT出力、波形等化出力を選択・合成しないとダイバシティの効果が出ない。しかし、各アンテナ3a・3bには、別個のチューナ4a・4bをそれぞれ接続するので、復調側は独立にキャリア周波数同期・シンボル同期を行なう。したがって、送信側において同じキャリア番号の情報であっても、2系統の受信側のFFTもしくは波形等化出力において対応するデータが出力されるタイミングは互いに異なる。
そこで、本実施の形態においては、波形等価回路15aから出力された信号をデインタリーブRAM21aに格納し、波形等価回路15bから出力された信号をデインタリーブRAM22aに格納する。
タイミング調整回路18aは、シンボル同期回路10aとシンボル同期回路10bとの間のシンボル同期タイミングの差と、広帯域キャリア周波数誤差補正回路13aと広帯域キャリア周波数誤差補正回路13bとの間の広帯域キャリア周波数誤差補正の差とを、デインタリーブRAM21a・22aによって調整するための制御信号を生成する。
そして、ダイバシティ合成回路16bは、タイミング調整回路18aによって生成された制御信号に基づいて、デインタリーブRAM21aに格納された信号と、デインタリーブRAM22aに格納された信号とを、タイミングを調整して合成し、誤り訂正処理部6bに設けられたデマッピング回路19bに供給する。
デマッピング回路19bは、キャリア復調された信号(複素信号)に対して、データの再割付処理(デマッピング処理)を行う。これにより、伝送データ系列を復元する。
デインタリーブ回路20bは、キャリア復調された信号を、デインタリーブRAM21bにより、周波数軸方向に沿ってデインタリーブ処理し、デインタリーブRAM22bにより、時間軸方向に沿ってデインタリーブ処理した後、RS復号回路23bに供給する。
RS復号回路23bは、入力された伝送データ系列に対してリードソロモン復号処理を行う。これにより、MPEG−2システムズで規定されたトランスポートストリームとして伝送データ系列を出力する。
ダイバシティ合成回路16aとデマッピング回路19aとデインタリーブ回路20aとRS復号回路23aとは、使用されない。
このように構成された2チップダイバシティ構成のOFDM復調装置1は、誤り訂正処理部6aに設けられたデインタリーブRAM21a・22aを、空間ダイバシティのタイミング調整用RAMとして活用する。このため、従来技術の構成のように、空間ダイバシティにおけるタイミングのずれを調整するためにタイミング調整RAMを追加する必要が無く、回路規模を削減し、消費電力を低減することができる。
非特許文献1の「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式ARIB STD−B31 1.5版」におけるデインタリーブ処理に必要なRAMの容量は、数メガビットオーダーになるので、このような容量を有するデインタリーブRAM21a・22aを、空間ダイバシティのタイミング調整用RAMとして活用することができる。
図2は、OFDM復調装置1のシンボル同期タイミングを説明するための図である。OFDM復調装置ではシンボル同期を行うために、狭帯域キャリア周波数誤差補正回路9a・9bからの出力信号における複素相関の強度に基づいて同期タイミングを検出する。1波のみが伝送される理想通信路では、図2に示す様に、有効シンボル期間tsとガードインターバル(GI)期間tgとの境界に相当する時刻t1の一点でのみ複素相関の強度のピークが現れるので、このピーク・タイミングの時刻t1においてシンボル同期をとれば良い。
図3は、OFDM復調装置1のシンボル同期タイミングのずれを説明するための図である。図4は、このシンボル同期タイミングのずれによって生じるFFT出力タイミングのずれを説明するための図である。先行波と遅延波との2波マルチパスが伝送される通信路の場合には、図3に示す様に、先行波と遅延波の和が受信される。この受信信号の複素相関の強度は、各素波の複素相関の和となる。ダイバシティ受信では、2本のアンテナ3a・3bの空間的な受信環境が異なる為に、受信する電波における先行波と遅延波との強度比が異なる。
復調ユニット2aでは、先行波の強度が遅延波の強度よりも大きく、先行波に基づく受信信号に対応する複素相関の強度S1と、遅延波に基づく受信信号に対応する複素相関の強度S2との和である強度S3となって受信される。この強度S3では、先行波の有効シンボル期間とガードインターバル(GI)期間との境界に相当する時刻t1においてピーク・タイミングが現れる。復調ユニット2bでは、遅延波の強度が先行波の強度よりも大きく、先行波に基づく受信信号に対応する複素相関の強度S4と、遅延波に基づく受信信号に対応する複素相関の強度S5との和である強度S6となって受信される。この強度S6では、遅延波の有効シンボル期間とガードインターバル(GI)期間との境界に相当する時刻t2においてピーク・タイミングが現れる。
ベースバンド信号処理部5a・5bでは、このシンボル同期タイミングを示す時刻t1・t2にそれぞれしたがって処理を行う。
このように、復調ユニット2a・2b間でシンボル同期信号のタイミングが異なると、図4に示すように、FFT12a・12b間の出力タイミング及び波形等化回路15a・15b間の出力タイミングも、時間差t3(=時刻t2−時刻t1)だけずれる。
図5は、OFDM復調装置1の各チューナ4a・4bの周波数変換によるキャリア周波数の差によって生じるFFT出力タイミングのずれを説明するための図である。復調ユニット2a・2bは、それぞれ異なるチューナ4a・4bを備えている。各チューナ4a・4bは、数百MHzのRF信号を数MHz程度のIF信号に変換する。チューナ4a・4bによる周波数変換には、FFTのキャリア間隔程度の差が生じてしまう。
議論を簡単にするために、シンボル同期のズレは生じていないとする。しかし、チューナ4aによって変換されたIF信号の周波数と、チューナ4bによって変換されたIF信号の周波数との間に差があると、図5に示す様に、FFT12a・12bからの出力信号のキャリア番号、及び波形等化回路15a・15bからの出力信号のキャリア番号にも同じだけの差t4が生じる。FFT回路12a・12b及び波形等化回路15a・15bは、シンボル同期信号を基準にしてキャリア番号順に各キャリアのBB信号を出力する。したがって、チューナ4a・4b間のキャリア周波数の誤差は、FFT回路12a・12b及び波形等化回路15a・15bの出力タイミングの差になる。
実際に本OFDM復調装置1を使用した場合には、復調ユニット2a・2bでのシンボル同期のズレと、チューナ4a・4b間のキャリア周波数の誤差が両方同時に発生する。つまり、2つのタイミングのズレの和(t3+t4)が、実際に生ずる波形等化回路15a・15bの出力タイミング差となる。本発明のタイミング調整回路18a・18bは、タイミング差(t3+t4)を調整するものである。
前述したように、空間ダイバシティの合成方法には、2個の復調ユニットのうち受信状況が良い方に切り替える選択合成法と、2個の復調ユニットの信号を位相のみ調整して合成する等利得成法と、2個の復調ユニットの信号の振幅・位相両方を調整して合成する最大比合成法とがあるが、本発明は、いずれの合成方法に対しても適用することができる。
本実施の形態では、OFDM復調装置が2個の復調ユニット2a・2bを備える例を示したが、本発明はこれに限定されない。3個以上の復調ユニットを備える構成に対しても本発明を適用することができる。
図6は、本実施の形態に係るOFDM復調装置の変形例の構成を示すブロック図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
図6に示すように、デインタリーブRAM22aは使用せず、波形等化回路15bから出力されるベースバンド信号をダイバシティ合成回路16bに直接供給するように構成してもよい。ダイバシティ合成回路16bは、デインタリーブRAM21aによりタイミングを調整されたベースバンド信号と、波形等化回路15bから出力されたベースバンド信号とを合成する。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、上記実施形態のOFDM復調装置の各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態のOFDM復調装置の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明は、デジタル伝送方式にて、映像信号や音声信号を効率よく伝送できるOFDMの復調装置に適用することができ、また、OFDM方式に従って信号を受信する装置、例えば、無線LANのための復調装置、BSデジタル放送、CSデジタル放送を受信するための復調装置、ケーブルテレビの復調装置に対しても本発明を適用することができる。
本発明の実施形態を示すものであり、OFDM復調装置の構成を示すブロック図である。 上記OFDM復調装置のシンボル同期タイミングを説明するための図である。 上記OFDM復調装置のシンボル同期タイミングのずれを説明するための図である。 上記OFDM復調装置のシンボル同期タイミングのずれによって生じるFFT出力タイミングのずれを説明するための図である。 上記OFDM復調装置の各チューナの周波数変換によるキャリア周波数の差によって生じるFFT出力タイミングのずれを説明するための図である。 本実施の形態に係るOFDM復調装置の変形例の構成を示すブロック図である。 OFDM変調波の伝送シンボルの一例を示す図である。 従来技術を示すものであり、OFDM復調装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 OFDM復調装置
2a、2b 復調ユニット
3a、3b アンテナ
4a、4b チューナ
5a、5b ベースバンド信号処理部
6a、6b 誤り訂正処理部
8a、8b 直交検波回路
10a、10b シンボル同期回路
13a、13b 広帯域キャリア周波数誤差補正回路
16a、16b ダイバシティ合成回路
18a、18b タイミング調整回路
21a、21b、22a、22b デインタリーブRAM(誤り訂正処理メモリ、デインタリーブ回路用RAM)

Claims (9)

  1. 空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、
    各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、
    前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、
    前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、
    前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、
    前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、
    前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、
    空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、
    前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有し、
    前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号とのタイミングを調整され、
    前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路は、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを合成することを特徴とするOFDM復調装置。
  2. 前記誤り訂正処理メモリは、前記ベースバンド信号をデインタリーブ処理するデインタリーブ回路用RAMである請求項1記載のOFDM復調装置。
  3. 前記複数個の復調ユニットは、一対の復調ユニットである請求項1記載のOFDM復調装置。
  4. 前記複数個の復調ユニットのそれぞれは、チップ状に構成される請求項1記載のOFDM復調装置。
  5. 前記ベースバンド信号処理部は、前記ベースバンド信号のシンボル同期処理を行うシンボル同期回路を有する請求項1記載のOFDM復調装置。
  6. 前記ベースバンド信号処理部は、前記ベースバンド信号のシンボル同期処理を行うシンボル同期回路と、
    前記ベースバンド信号の広帯域キャリア周波数誤差を補正する広帯域キャリア周波数誤差補正回路と、
    空間ダイバシティにおけるタイミングの差を調整するために設けられたタイミング調整回路とを有し、
    前記複数個の復調ユニットの1つに設けられたタイミング調整回路は、前記復調ユニットの1つのシンボル同期回路と前記復調ユニットの他の1つのシンボル同期回路との間のシンボル同期タイミングの差と、前記復調ユニットの1つの広帯域キャリア周波数誤差補正回路と前記復調ユニットの他の1つの広帯域キャリア周波数誤差補正回路との間の広帯域キャリア周波数誤差補正の差とを、前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整するための制御信号を生成する請求項1記載のOFDM復調装置。
  7. 空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置の動作方法であって、
    前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整し、
    前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成することを特徴とするOFDM復調装置の動作方法。
  8. 空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置によるOFDM復調方法を実行するプログラムであって、
    コンピュータに、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整する手順と、
    前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 空間ダイバシティのための複数個の復調ユニットを備え、各復調ユニットは、高周波信号を受信するアンテナと、前記高周波信号を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出してデジタル信号処理するベースバンド信号処理部と、前記ベースバンド信号処理部によってデジタル信号処理されたベースバンド信号の誤りを訂正するために設けられた誤り訂正処理部とを含み、前記ベースバンド信号処理部は、前記中間周波数信号からベースバンド信号を取り出す直交検波回路と、前記ベースバンド信号を波形等化する波形等化回路と、空間ダイバシティ合成のためのダイバシティ合成回路とを有し、前記誤り訂正処理部は、誤り訂正処理のために設けられた誤り訂正処理メモリを有するOFDM復調装置によるOFDM復調方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータに、前記複数個の復調ユニットの1つの波形等化回路から出力された第1ベースバンド信号と、前記復調ユニットの他の1つの波形等化回路から出力された第2ベースバンド信号との間のタイミングを前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリによって調整する手順と、
    前記復調ユニットの1つの誤り訂正処理メモリにより前記第2ベースバンド信号とのタイミングを調整された第1ベースバンド信号と、前記第2ベースバンド信号とを、前記復調ユニットの他の1つのダイバシティ合成回路によって合成する手順とを実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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