JP4497134B2 - 住宅用火災警報器 - Google Patents
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Description
また、引き紐を設けたタイプのものでは、高所に設置する場合には、家人が操作しやすいように引き紐を長くする必要があり、美観を損なっている。
すなわち、請求項1によれば、電源線に介設させた操作スイッチを操作することで、後述する動作によって警報停止モードにできるので、その電源線を壁面等のコンセントに接続して、手元で簡単に操作できる。
また、引き紐等により操作されるスイッチを本体内部に設けていないため、火災報知器を吹抜け部の天井面等の高所に設置した場合でも、台に乗って引き紐を操作する危険性もなく、美観を損なうこともない。
本発明の住宅用火災警報器1は、住宅内の天井面などの適所に設置され、本体より電源線Lを導出して電源2に接続されており、電源線Lを通じて電源供給される構成になっている。電源線Lには、住宅用火災警報器1への電源遮断を行うための操作スイッチSWが介設されている。
なお、電源2は、商用交流電源には限られず、商用電源を降圧して、交直変換した電源を供給するものであってもよい。
本実施の形態では、押圧操作により電源遮断がされ、押圧を解除すると自動復帰して、電源を再投入させる押ボタンで構成しているが、これには限定されない。
住宅用火災警報器1は、CPUなどで構成され、タイマ手段10Aを有した制御手段10、煙、熱などの火災要因を検知する火災検知部11、警報を出力するための警報出力部12、電源線Lの電圧レベルを監視して、住宅用火災警報器1への電源供給の有無を監視する電源監視手段13、後述する試験モードを実行するための試験回路14、各種表示ランプ15A〜15Cなどを有する表示部15、各種操作キーで構成された操作部16を備えている。
警報出力部12は、スピーカや音声合成部などから構成されており、所定の音声メッセージを生成し、警報時や、試験警報時に必要な音響を出力させる構成としている。
試験回路14は、操作スイッチSWが操作され、制御手段10によって試験モードの実行が開始されたときには、疑似発報信号を出力し、これを受けた制御手段10は警報出力部12より試験警報を出力させる。
本発明の住宅用火災警報器1は、電源が投入された際に、火災要因を検知したときには警報停止モードで立ち上がって警報出力を禁止する一方、火災要因を検知していないときには試験モードで立ち上がって、内部回路の試験を行って結果を試験警報として出力する。これについて、図3,4とともに説明する。
図3において、図3(a)は火災要因、図3(b)は操作スイッチSWの操作、図3(c)は電源線Lを通じた電源供給、図3(d)は警報出力を示しているが、いずれも遅延動作を無視している。
火災検知部11が火災要因を検知し、火災信号を出力すると、制御手段10は直ちに警報出力部12を作動して、警報出力する。操作者がこれを確認し、操作スイッチSWを操作して、電源を遮断すると警報は一旦停止するが、電源が再度投入された時には、火災検知部11より火災信号が発生されるので警報が出力されようとする。
しかしながら、制御手段10は、遮断から再投入を検出して、警報停止モードを開始し、タイマ手段10Aを起動する。その結果、警報出力は、このタイマ手段10Aが予め定めた所定の時間T1を計時するまでの間、停止される(図3の(d)の破線部分)。
本発明では、このような動作によって、電源が投入された際に、火災要因を検知したときには警報停止モードが有効に作動するため、火災要因が生じているときに、電源投入を行っても警報が出力されることがない。
操作スイッチSWを操作し、電源を遮断させ電源を再投入した際に、火災要因を検知していないときには、制御手段10は、この状態を判別して試験モードを開始する。この試験モードでは、制御手段10は、遮断から再投入を検出して、試験回路14を作動し、同時にタイマ手段10Aを起動する。
試験回路14は、タイマ手段10Aがタイムアップするまでの時間T2だけ擬似発報信号を出力し、これによって内部回路の試験を行い、その結果を警報出力部12より試験警報として出力する。ここに、火災警報と試験警報とは、予め音色や音量を変えておけば、操作者には容易に判別できる。
本発明では、このような動作によって、火災要因を検知していないときに試験モードが有効に作動する。
火災検知部11が火災要因を検知していない間に、操作スイッチSWが操作され、電源が遮断された後、再投入された場合に、その際の電源遮断時間tの長短の違いをタイマ手段10Aで計時して、制御モードを切換えており、タイマ手段10Aが電源遮断時間tが予め設定されている所定時間Toより小さい場合には、試験モードと判別して、タイマ手段10Aが所定の時間T2を計時するまで試験警報を出力し、予め設定されている所定時間Toより大きい場合には、監視モードで立ち上がる。
火災検知部11が火災要因を検知していない間に、操作スイッチSWを操作して電源を遮断した後に、再投入すると、前述したように、試験モードが開始され実行される。
電源が投入されている状態で火災検知部11が火災要因を検知すると、警報が出力され、それを確認して、操作スイッチSWを操作して電源を遮断すると、その時点で警報は停止されるが、ついで電源が再投入されると、再び警報が出力されようとする。
しかしながら、本発明では、前述した警報停止モードが有効となり、実行されるので、警報はタイマ手段10Aが所定の設定時間T1を経過するまで停止状態に保持される。
なお、警報停止モードの実行時には、警報信号の警報出力部12への入力を遮断し、試験回路14で出力させた擬似発報信号を警報出力部12に入力させる構成にすればよく、そのようなものでは、警報出力が停止されている間にも、内部回路の試験結果を警報出力部より出力させることができる。
2 電源
10 制御手段
10A タイマ手段
11 火災検知部
15B 警報停止ランプ
15C 試験ランプ
L 電源線
SW 操作スイッチ
Claims (3)
- 電源線を通じて電源供給を受け、煙、熱などの火災要因を検知したときには、警報出力を行う構成とした住宅用火災警報器において、
上記電源線は、操作スイッチが介設されており、
煙、熱などの火災要因を検知する火災検知部と、
上記操作スイッチによって、電源が投入された際に、火災要因を検知したときには警報停止モードで立ち上がって警報出力を禁止する一方、火災要因を検知していないときには試験モードで立ち上がって、内部回路の試験を行って結果を試験警報として出力し、その後所定時間が経過すると、通常の監視モードを開始させる制御手段とを備えていることを特徴とする、住宅用火災警報器。 - 請求項1において、
電源が遮断されてから再投入されるまでの電源遮断時間を測定するタイマ手段を更に備えており、
上記制御手段は、電源が投入された際に、火災要因を検知しない状態で上記電源遮断時間が所定時間を経過すると、通常の監視モードで立ち上がる構成にしていることを特徴とする住宅用火災警報器。 - 請求項1または2において、
上記制御手段による上記判別動作に応じて、点灯あるいは点滅する警報停止ランプ、試験ランプを設けていることを特徴とする住宅用火災警報器。
Priority Applications (1)
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JP2006203421A JP4497134B2 (ja) | 2006-07-26 | 2006-07-26 | 住宅用火災警報器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006203421A JP4497134B2 (ja) | 2006-07-26 | 2006-07-26 | 住宅用火災警報器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008033427A JP2008033427A (ja) | 2008-02-14 |
JP4497134B2 true JP4497134B2 (ja) | 2010-07-07 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354096A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-08 | Nohmi Bosai Ltd | 火災報知設備 |
JP2004118435A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅用火災警報器 |
JP2004145757A (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 検知器 |
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2006
- 2006-07-26 JP JP2006203421A patent/JP4497134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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