JP4496427B2 - 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法 - Google Patents

可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4496427B2
JP4496427B2 JP2003410791A JP2003410791A JP4496427B2 JP 4496427 B2 JP4496427 B2 JP 4496427B2 JP 2003410791 A JP2003410791 A JP 2003410791A JP 2003410791 A JP2003410791 A JP 2003410791A JP 4496427 B2 JP4496427 B2 JP 4496427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium oxide
visible light
sulfur
titanium
light responsive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003410791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005169216A (ja
Inventor
久 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dowa Electronics Materials Co Ltd
Original Assignee
Dowa Electronics Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dowa Electronics Materials Co Ltd filed Critical Dowa Electronics Materials Co Ltd
Priority to JP2003410791A priority Critical patent/JP4496427B2/ja
Publication of JP2005169216A publication Critical patent/JP2005169216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4496427B2 publication Critical patent/JP4496427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

本発明は、可視光線(可視光ともいう。)の照射による光触媒活性が高い酸化チタンおよびその製造方法に関するものである。
アナターゼ型二酸化チタンは、励起光として波長400nm以下の紫外光を照射することによって酸化還元作用を起こし、接触した分子種を分解する光触媒作用を示す代表的な物質として知られている。これを利用して大気中のNO、悪臭物質、カビ、細菌の分解除去、水中の有機溶剤、農薬、界面活性剤の分解などに用いられる。光触媒の励起光源になる太陽光や人工光には紫外光よりも遥かに多い波長400〜800nmの可視光が含まれているものの、アナターゼ型二酸化チタンを用いてつくられた光触媒は残念ながら可視光によってはほとんど活性を示さなかった。これはエネルギーの大きな損失であり、この可視光を利用できる酸化チタンの開発が期待されている。
可視光照射に応答して触媒反応を呈する酸化チタンの製法としては、チタン塩の加水分解物または水酸化チタンをアンモニア溶液で処理し、空気中で焼成する方法が従来知られている。しかし、この方法によるものにおいては、可視光を照射した際に得られる光触媒活性はまだ十分とは言いがたい。
特許第3215698号公報 特開2001−278626号公報
解決しようとする問題点は、可視光線を照射した際に高い光触媒活性を示す酸化チタンが得られないことである。
本発明は、可視光線を照射した際に高い光触媒活性を示す酸化チタンおよびその簡易な製造方法を提供するものである。
すなわち本発明は、第1に、硫黄を含有することを特徴とする可視光応答型光触媒用の酸化チタンであり、第2に、前記硫黄の含有量が0.01〜5重量%である、第1記載の可視光応答型光触媒用の酸化チタンであり、第3に、第1または2記載の可視光応答型光触媒用の酸化チタンを製造する方法であって、酸化チタンまたは水酸化チタンと、硫黄または加熱によりガス状硫黄を生成する硫黄化合物とを混合し、該混合物を加熱することを特徴とする製造方法であり、第4に、前記加熱時の雰囲気が非酸化性ガス雰囲気である、第3記載の製造方法であり、第5に、前記加熱時の温度が200〜600℃である、第3または4記載の製造方法であり、第6に、前記硫黄または前記硫黄化合物の加熱により生成する硫黄の重量が、前記混合物の重量に対して0.1〜20%である、第3〜5のいずれかに記載の製造方法であり、第7に、前記加熱後に、さらに酸素含有雰囲気中において100〜600℃で加熱する、第3〜6のいずれかに記載の製造方法である。
本発明により、可視光線の照射によって高い活性を示す可視光応答型光触媒用の酸化チタンが得られるものであり、さらには、簡便、効率的に低コストでこれを製造することができる。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
最初に、本発明に係る可視光応答型光触媒用の酸化チタンにあっては硫黄含有量が0.01〜5重量%であることが好ましく、0.01〜2重量%がさらに好ましい。硫黄含有量が0.01重量%未満では可視光応答型光触媒活性が不充分であり、一方、硫黄含有量が5重量%以上では可視光応答型光触媒活性が飽和する。
次に、製造にあたっては、まず、粉末状の酸化チタンまたは水酸化チタンと硫黄粉末とを準備する。酸化チタン、水酸化チタンは、いずれもBET比表面積(単に比表面積という。)が大きいもの、例えば30m/g以上のものが望ましい。これは、比表面積が小さいと、触媒としての能力が劣ってしまうだけでなく、酸化チタン中へ硫黄原子をドーピングなどによって十分に含有させることができないためである。酸化チタンは試薬として市販されているものを用いればよく、また、硫酸チタンや塩化チタンなどのチタン塩をアルカリまたはアルカリを生成する沈殿剤などで沈殿させ、生成した殿物を乾燥して得た水酸化チタン、更にはそれを焼成して得た酸化チタンを用いてもよい。
また、硫黄は試薬として市販されている粉末状のものを用いることができる。
次いでこれらを混合する。混合の方法は特に限定されないが、粉末状の酸化チタンまたは水酸化チタンと硫黄粉末とが均一に混合されるような方法であればどのような方法でもよい。更には、原料となる酸化チタンまたは水酸化チタンの合成時に、予め硫黄粉末を混合させておくことも可能である。また混合する硫黄の重量は、混合物の全重量に対して0.1〜20%であることが望ましい。これは混合する硫黄の量が少ないと、酸化チタン中にドーピングなどによって含有される硫黄原子の量も少なく十分な光触媒活性が得られないためであり、一方、多すぎると光触媒活性が飽和し、また、ドーピングしきれなかった硫黄が残留することになる。
このようにして得られた酸化チタンあるいは水酸化チタンと硫黄粉末との混合物を加熱する。加熱雰囲気は、窒素ガス、Heなどの不活性ガス、水素などの還元性ガス、またはこれらの混合ガスなどの非酸化性ガス雰囲気が好ましい。これは雰囲気中に酸素が存在すると、硫黄が酸化されて硫黄酸化物が生成する反応が優先的に起こり、硫黄原子のドーピングなどの反応が不十分になるためである。加熱時の温度は200〜600℃の範囲、加熱時間は1〜3時間が好適である。200℃未満ではドーピングなどの反応が不十分になって硫黄の含有が不十分になり、一方、600℃を超えると酸化チタンの比表面積が低下し、光触媒として使用する際の活性が低下する。この加熱処理により硫黄原子が酸化チタン中にドーピングなどによって含有された光触媒用の酸化チタンが生成される。
更に前記の加熱処理の後に、得られた生成物を酸素含有雰囲気中において100〜600℃で再度の加熱処理を施してもよい。これによりドーピングなどによって含有されなかった余分な硫黄を酸化除去でき、また酸化チタンの結晶性を高めて触媒活性を向上させることができる。この場合、100℃未満では効果が不十分であり、一方、600℃を超えると酸化チタンの比表面積が低下し、光触媒として使用する際の活性が低下する。
本発明に係る光触媒用の酸化チタンは、チタンと酸素とが不定比であることができ、具体的には、酸化チタンは二酸化チタンであってもよいし、または、チタンに対する酸素のモル比が二酸化チタンの化学量論比(理論比2.00)より少ない酸化チタンであっても良い。すなわち、本発明に係る光触媒用の酸化チタンは、二酸化チタンであってもよいし、または、チタンに対する酸素のモル比が2.00未満、例えば1.00〜1.99、または1.50〜1.99であることができる。本発明に係る光触媒用の酸化チタンにおけるチタンに対する酸素のモル比は、例えば、X線光電子分光法を用いて測定することができる。
こうして得られた硫黄原子を含有する酸化チタンは、従来の酸化チタンと同様の紫外光における光触媒活性を維持したまま、可視光線の照射によっても高い光触媒活性を示すため、屋外・屋内を問わず広範囲な利用が期待できる。
以下に実施例によって本発明を説明するが、本発明の技術的範囲は次の実施例の記載に制限されるものではない。
[実施例1]酸化チタンおよび硫黄原料として、それぞれ市販の光触媒酸化チタン(商品名:ST-01、石原産業製、比表面積325.4m/g)および市販の硫黄試薬(関東化学株式会社製粉末、平均粒径20ミクロン)を準備した。
これらを混合物全重量に対して硫黄重量が5%となるように乳鉢で混合した。この混合物を窒素気流中の管状炉で400℃、3時間加熱処理を行った。得られた生成物中の硫黄は0.228重量%であった。また、熱処理後の生成物は薄いベージュ色を呈していた。
こうして得られた生成物を分光光度計(日立製作所製:U4000分光光度計)を用いて、拡散反射法により光吸収スペクトル測定した。その結果、図1のグラフからわかるように、後記する比較例1に対して、400〜800nmの可視光領域の広い範囲で光の反射率が小さくなり、可視光吸収が確認された。
次に光触媒活性を評価した。直径17cm、高さ6.5cm、容積約1.5Lの密閉式ガラス製反応容器内に、直径9cmのガラス製シャーレを配置し、そのシャーレ上に前記反応生成物0.5gを薄く均等にのばして設置した。この反応容器内に100ppmの濃度となるようにアセトアルデヒドを封入し、アセトアルデヒドが吸着平衡に達した後、反応容器外から可視光を照射した。可視光の照射には、市販の20W蛍光灯2本を反応容器の20cm上方に設置したものを用いた。この光源による照度は600ルクスであり、その波長は360〜750nmであった。
アセトアルデヒドの分解はガスクロマトグラフィー(FID、Yanaco製G3810)を使用して、アセトアルデヒド濃度を経時的に測定し、以下の式から分解率を求めた。
Figure 0004496427
その結果、この実施例1におけるアセトアルデヒド分解率の経時変化は図2に示すとおりであり、可視光照射開始5時間後のアセトアルデヒド分解率は99.6%であった。
[実施例2]酸化チタンに代えて、市販の水酸化チタン(商品名:β-水酸化チタン、キシダ化学製、比表面積237.0m/g)を用いた以外は、実施例1と同様にして硫黄をドーピングして含有させた酸化チタンを得た。得られた生成物中の硫黄は0.045重量%であった。
以上のようにして得られた生成物について、実施例1と同様にして光吸収スペクトルおよびアセトアルデヒド分解率を測定した。その結果、図1のグラフからわかるように、後記する比較例1に対して、400〜800nmの可視光領域の広い範囲で光の反射率が小さくなり、可視光吸収が確認された。また、この実施例2におけるアセトアルデヒド分解率の経時変化は図2に示すとおりであり、可視光照射開始5時間後のアセトアルデヒド分解率は100%であった。
[比較例1]実施例1で使用した市販の光触媒酸化チタン(市販品そのものであって、硫黄を含有せず。)について、実施例1と同様にして光吸収スペクトルおよびアセトアルデヒド分解率を測定した。その結果、図1のグラフからわかるように、硫黄ドーピング未処理の場合は、可視光領域での光吸収は10〜15%であって、低いものであった。また図2のグラフからわかるように、アセトアルデヒドの分解は起こらず、可視光照射開始5時間後のアセトアルデヒド分解率は0%であった。
[比較例2]特許第3215698号(前述の特許文献1)の実施例1に記載された方法で可視光応答型光触媒用の酸化チタンを次のように合成した。すなわち、四塩化チタン(関東化学株式会社製、特級)500gを純水の氷水(水として2L)に添加し、撹拌し、溶解し、四塩化チタン水溶液を得た。この水溶液200gをスターラーで撹拌しながら、50mlのアンモニア水(NHとして13重量%含有)をできるだけ速やかに加えた。アンモニア水の添加量は、水溶液の最終的なpHが8になるように調整した。これにより水溶液は白色のスラリー状になった。更に撹拌を15分間続けた後、吸引濾過器で濾過した。濾過した沈殿は20mlのアンモニア水(NHとして6重量%含有)に分散させ、スターラーで20時間撹拌した後、再度吸引濾過して、白色の加水分解物を得た。得られた白色の加水分解物を坩堝に移し、電気炉を用い、大気中400℃で1時間加熱し、黄色の生成物を得た。
以上のようにして得られた生成物について、実施例1と同様にして光吸収スペクトルおよびアセトアルデヒド分解率を測定した。その結果、図1のグラフからわかるように、400〜800nmの可視光領域での可視光反射率は、比較例1より小さいものの、実施例1、2より大きく、可視光吸収が小さいものであった。
また、この比較例2におけるアセトアルデヒド分解率の経時変化は図2に示すとおりであり、可視光照射開始5時間後のアセトアルデヒド分解率は85.8%であったが、実施例1、2より劣るものであった。
以上の結果から、比較例1以外で作製された光触媒は、蛍光灯の光のような可視光に応答して活性を発揮する可視光応答型光触媒であること、比較例2と実施例1、2との比較から、可視光応答型光触媒の中でも本発明に係るものは、比較例2のものよりも優れていることがわかる。
紫外光における光触媒活性を維持したまま、可視光照射によっても高い光触媒活性を示すので、屋外・屋内を問わず広範囲な用途に適用することができる。
実施例および比較例における光触媒の光吸収スペクトル曲線 実施例および比較例におけるアセトアルデヒドの分解率曲線

Claims (3)

  1. 硫黄を0.01〜5重量%含有した、可視光応答型光触媒用の酸化チタンを製造する方法であって、酸化チタンまたは水酸化チタンと硫黄とを混合し、該混合物を非酸化性雰囲気下で加熱することを特徴とする、酸化チタンの製造方法。
  2. 前記加熱時の温度が200〜600℃である、請求項1記載の酸化チタンの製造方法。
  3. 前記硫黄の添加量は0.1〜20重量%である、請求項1または2記載の酸化チタンの製造方法。
JP2003410791A 2003-12-09 2003-12-09 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法 Expired - Fee Related JP4496427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410791A JP4496427B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410791A JP4496427B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005169216A JP2005169216A (ja) 2005-06-30
JP4496427B2 true JP4496427B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34731780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003410791A Expired - Fee Related JP4496427B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4496427B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179528A (ja) * 2006-12-26 2008-08-07 Toho Titanium Co Ltd 酸化チタンの製造方法
JP5030735B2 (ja) * 2007-02-21 2012-09-19 国立大学法人九州工業大学 Nおよび/またはsドープ管状酸化チタン粒子およびその製造方法
CN103894212B (zh) * 2014-04-10 2016-02-24 福建师范大学 硫掺杂锑酸镓可见光光催化剂的制备方法及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005169216A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8791044B2 (en) Doped titanium dioxide as a visible and sun light photo catalyst
EP2445635B1 (en) Method for the preparation doped catalytic carbonaceous composite materials
ES2725153T3 (es) Método de producción de polvo fotocatalítico que comprende dióxido de titanio y dióxido de manganeso activo bajo ultravioleta y luz visible
JP4576526B2 (ja) 紫外及び可視光応答性チタニア系光触媒
US20080105535A1 (en) Composite Metal Oxide Photocatalyst Exhibiting Responsibility to Visible Light
EP2459485B1 (en) Photocatalytic materials and process for producing the same
KR100945035B1 (ko) 텅스텐계 산화물을 이용한 가시광 응답형 광촉매 조성물 및 그 제조방법
KR100816424B1 (ko) 산화비스무트-옥시할로겐화비스무트 접합 구조의 광촉매제및 이의 제조방법
Darzi et al. Visible-light-active nitrogen doped TiO2 nanoparticles prepared by sol–gel acid catalyzed reaction
KR101318743B1 (ko) 산화 텅스텐계 광촉매 및 그 제조 방법
JP4135921B2 (ja) 二酸化チタン微粒子およびその製造方法
JP2002154823A (ja) 無機系酸窒化物の製造方法および無機系酸窒化物
KR100913784B1 (ko) 산화티탄-티탄철석 접합 구조를 갖는 광촉매제 및 이의제조방법
JP5627006B2 (ja) 光触媒およびその製造方法
JP4150712B2 (ja) 可視光−活性化光触媒およびその製法
Miyake et al. Photocatalytic degradation of methylene blue with metal-doped mesoporous titania under irradiation of white light
JP4496427B2 (ja) 可視光応答型光触媒用の酸化チタンの製造方法
JP4883913B2 (ja) 光触媒およびその製造方法
JP2003190811A (ja) 光触媒体、その製造方法およびそれを用いてなる光触媒体コーティング剤
JP4386788B2 (ja) 酸化チタン光触媒の製造方法
JP4484195B2 (ja) 酸化チタンの製造方法
KR20170026788A (ko) 가시광 응답형 광촉매 제조방법 및 그 방법으로 제조된 광촉매
JP3138738B1 (ja) 光触媒及びその製造方法
JP2005219966A (ja) 酸化チタン溶液の製造方法および酸化チタン溶液ならびに光触媒コーティング材料
JP2005187294A (ja) 可視光応答型触媒用酸化チタンおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100330

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100330

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees