JP4494859B2 - 木質充填樹脂パネルの製造方法 - Google Patents

木質充填樹脂パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4494859B2
JP4494859B2 JP2004140074A JP2004140074A JP4494859B2 JP 4494859 B2 JP4494859 B2 JP 4494859B2 JP 2004140074 A JP2004140074 A JP 2004140074A JP 2004140074 A JP2004140074 A JP 2004140074A JP 4494859 B2 JP4494859 B2 JP 4494859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
gel
filled resin
panel
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004140074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005319710A (ja
Inventor
博昭 近藤
Original Assignee
株式会社コーハン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コーハン filed Critical 株式会社コーハン
Priority to JP2004140074A priority Critical patent/JP4494859B2/ja
Publication of JP2005319710A publication Critical patent/JP2005319710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4494859B2 publication Critical patent/JP4494859B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は木質充填樹脂パネルの製造方法に関するものである。
木材、竹材の粉砕若しくは切削体等の木質片と熱可塑性樹脂との複合素材からなるパネルは優れた質感と加工性を有し、廃木材やリサイクルプラスチックの有効利用にも資し、建築用パネルとして有用である。
この木質充填樹脂パネルの製造方法として、押出法によるものが知られている。例えば、特許文献1には、熱可塑性樹脂と木質充填材とを溶融混練してペレットに造粒し、このペレットを押出機に供給してプレート状に押出し、定尺切断してパネルを製造することが開示されている。
しかしながら、この製造方法では、ペレタイザーやコンパウンダー等でペレットを得る工程において、原料をペレタイザー等のヒータで加熱して熱可塑性樹脂を溶融すると共に両原料を混練し、この混練物を押出してペレット状にカットし、更に、押出工程において、ペレットを押出機のヒータで加熱して熱可塑性樹脂を溶融すると共に両原料を混練しつつプレート状に押出しており、ヒータによる加熱温度の制御が難しく樹脂が熱分解され易い、押出機等のクローズ構造のために木質片からの蒸発水分が閉じ込められてボイドが生じ易い、押出方向の一方向に木質片が配向されるためにパネルの強度に方向性が生じる等の不具合がある。
前記押出法とは別の木質充填樹脂パネルの製造方法として、熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させると共に樹脂と木質充填材とを混練して木質充填樹脂のゲルを得(以下、この木質充填樹脂ゲルの製造方法を高速撹拌法という)、この木質充填樹脂ゲルをミキシング機から取り出してプレスに移送し、この木質充填樹脂ゲルの塊をパネル形状に賦型すると共に冷却する方法(以下、この木質充填樹脂パネルの成形方法を高速撹拌・冷却プレス法という)が知られている(例えば、特許文献2、特許文献3等)
特開2003−291116号公報 特開平11−226956号公報 特開平11−291248号公報
この高速撹拌法では、高速撹拌により発生する摩擦熱のために原料が加熱されて昇温し、その温度が熱可塑性樹脂の融点に達すると樹脂原料が溶融し始め、溶融中では摩擦熱が樹脂原料の状態変化(固相から液相への変化)に費やされるために昇温が起こらず、溶融が終了するとその不昇温の終結を温度センサで検出して撹拌を停止することにより、樹脂の熱分解を確実に排除して木質充填樹脂ゲルを得ることができる。
また、ミキシング機の撹拌羽根に混練物をミキシング機チャンバーの中央に誘導させるように角度を付け、かつチャンバーを解放型とすることにより、木質片からの蒸発水分を放出でき、木質片の含水に起因するボイドの発生も排除できる。
近来、オフィス、マンション等の集合住宅の床構造においては、床スラブ面と床面との間に空間を設けて二重床とし、その空間に電気配線や配管を行なうことが提案されている。
図10の(イ)は二重床の平面図を、図10の(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図を示し、床スラブ面1’上に所定の前後・左右の間隔で床支持具2’を配設し、パーチクルボード等の下地パネルP’をそのコーナ部において床支持具2’で固定支持し、更に敷設下地材上にフローリング3’を施しており、施工が容易、配管等の点検が容易、フローリングの変更が容易、床下配管/配線のレイアウト変更が容易等の有利性がある。
上記二重床における下地パネルは、四隅において固定支持されており、更には、パネルの各辺中央位置においても固定支持されることがある。
この固定支持状態のパネルに荷重が加えられると、各固定支点に垂直方向反力と曲げモーメント反力が作用し、パネルに作用する曲げ引張り応力はパネル中心点を吹き出し点とする放射方向となる。
而るに、前記木質充填樹脂パネルの高速撹拌・冷却プレス法では、図11の(イ)に示すように木質充填樹脂ゲルの塊A’をプレスの下金型C1’上に配置し、このゲル塊A’をプレスで圧縮して図11の(ロ)に示すように展延しており、ゲルが放射方向に流動されて木質片が放射方向に配向され木質片の繊維方向と前記引っ張り応力の方向とがよく一致されるから、木質片に効果的に補強効果を発揮させることができる。
また、冷却された下金型面上に木質充填樹脂ゲル塊を配置した際の接地面積が小さく、この接地面でのゲルの急冷固化による露出木質片部への樹脂皮膜欠在に起因する製品表面の肌荒れをその接地面積の狭さに応じて軽減できるから、製品外面を充分に平滑にできる。
床材用の木質充填樹脂パネルにおいては、曲げ剛性を大きくして曲げ撓み量を小さくするために、または、パネルの薄肉化・軽量化を図るために天板部の裏面に格子状リブを付設している。而して、前記下金型のキャビティ底面に格子状溝を設け、前記木質充填樹脂ゲル塊の圧縮展延時にゲルの一部をその格子状溝内に沿い流動させるようにしている。
しかしながら、木質充填樹脂ゲルは木質材非充填のゲルに較べて流動性が悪く、格子状溝を設けた下金型面の中央に木質充填樹脂ゲル塊を配置し、これを上金型による圧縮で放射方向に展延すると、下金型面に対する木質充填樹脂ゲルの流動性が格子状溝のために一層に悪くなり、パネルコーナ部に肉欠けが生じ、そのコーナ部の厚みが設計厚みよりも薄くなることが往々に生じる。
また、溶融樹脂の粘度が低い場合は、樹脂と木質充填材とが分離しパネルコーナ部が樹脂リッチ、木質充填材プアーとなることもある。
本発明の目的は、熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させることにより得た木質充填樹脂ゲルをプレスの冷却金型に配置し、圧縮展延すると共に冷却して天板部の裏面に格子状リブを有する方形パネルを製造する場合、プレス冷却にもかかわらず表面を充分に滑らかにでき、優れた寸法精度を保証して木質充填樹脂パネルを製造できるようにすることにある。
本願の請求項1に係る木質充填樹脂パネルの製造方法は、熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させることにより木質充填樹脂ゲルを得、この木質充填樹脂ゲルをプレスの冷却金型に配置し、圧縮展延すると共に冷却して天板部の裏面に格子状リブを有する方形パネルを製造する方法において、前記ゲルを金型に、金型の方形パネル成形面の中心部よりも外周部側の単位面積当たりのゲル量を多くするように配置することを特徴とする。
本願の請求項2に係る木質充填樹脂パネルの製造方法は、熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させることにより木質充填樹脂ゲルを得、この木質充填樹脂ゲルをプレスの冷却金型に配置し、圧縮展延すると共に冷却して天板部の裏面に格子状リブを有する方形パネルを製造する方法において、前記ゲルを金型に、金型の方形パネル成形面の両対角線部上の単位面積当たりのゲル量を他の部分の単位面積当たりのゲル量よりも多くするように配置することを特徴とする。
本願の請求項3に係る木質充填樹脂パネルの製造方法は、請求項1または2の木質充填樹脂パネルの製造方法において、チャンバー内の回転軸に撹拌羽根を取付けたミキシング機に熱可塑性樹脂と木質充填材とを投入し、撹拌羽根の高速回転による摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させて得た木質充填樹脂ゲルを使用することを特徴とする。
本願の請求項4に係る木質充填樹脂パネルの製造方法は、請求項1〜3何れかの木質充填樹脂パネルの製造方法において、木質充填樹脂ゲルを、金型内に配置する形状に成形する容器に収容してプレスに移送することを特徴とする。
本願の請求項5に係る木質充填樹脂パネルの製造方法は、請求項1〜4何れかの木質充填樹脂パネルの製造方法において、方形パネルの天板部側を成形する金型面の温度を、格子状リブ側を成形する金型面の温度よりも高くすることを特徴とする。
請求項1に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、方形パネルの成形の間、木質充填樹脂ゲルがパネル外周部側から中心部側に向けて流動され、木質充填樹脂ゲルがパネル外周部側から中心部側に流動されるにつれて流束が大きくなり、中心部に至るほどゲル圧力が高くなってゲル切れをよく防止でき、パネル外周部側においては、余分のゲルがパネル中心部側に逃がされるから、ゲル量の回り込み不足が本来発生し得ず、金型面に格子状溝が存在するにもかかわらず、金型の成形面全体に木質充填樹脂ゲルを充分に一様な厚みで展延でき、パネルの寸法精度をよく保証できる。また、ゲルの流動方向がパネル中心に向かう吸い込み放射方向となり、方形パネルを床パネルとして使用するときでの荷重に対する曲げ引っ張り応力の方向に木質充填材をよく配向でき、木質充填材として細長い木質片を使用する場合、木質片に効果的に補強効果を発揮させることができる。更に、冷却された金型面に木質充填樹脂ゲル塊を配置する際の接地面積を充分に小さくすることが可能であり、この接地面でのゲルの急冷固化による露出木質片部への樹脂皮膜欠在に起因する製品表面の肌荒れをその接地面積の狭さに応じて軽減できるから、製品外面を充分に平滑にすることが可能である。
請求項2に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、互いに交差するパネル両対角線部に沿い木質充填樹脂ゲルを配置しているから、木質充填樹脂ゲルを当初から充分に分散させ得、それだけ木質充填樹脂ゲルの展延距離を短くでき、金型面に格子状溝が存在するにもかかわらず、金型の成形面全体に木質充填樹脂ゲルを充分一様な厚みで展延でき、パネルの寸法精度をよく保証できる。また、図9に示すように、方形パネルの対角線で区画される四区域F1〜F4でのゲルの流動が実質的に同じにされ、各区域でのゲルの流動パターンが中央線n−nを対称軸として左右対称となり、かかる流動パターンの四区域の一対の対向区域と他の対の対向区域とが90度の角度でずれているから、パネル全体としての木質充填材の向きは多方向であり、実質的に木質充填材に方向性の無い方形パネルを提供できる。更に、冷却された金型面に木質充填樹脂ゲル塊を配置する際の接地面積を充分に小さくすることが可能であり、この接地面でのゲルの急冷固化による露出木質片部への樹脂皮膜欠在に起因する製品表面の肌荒れをその接地面積の狭さに応じて軽減できるから、製品外面を充分に平滑にできる。
請求項3に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、撹拌羽根の先端速度を36〜42m/秒程度とすることにより、28〜40秒程度の撹拌時間で木質充填樹脂ゲルを得ることができ、冷却ブレスによる脱型時間の短縮によってサイクル時間を短くできる。
請求項4に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、ミキシング機から取り出した木質充填樹脂ゲル塊をプレスに移送するトレイに蓋付き容器を使用し、蓋または容器本体に収容ゲルを所定形状に塑性変形させるための凸部を設けておくだけで、前記移送中に木質充填樹脂ゲル塊を所定形状に変形させてプレスの下金型のキャビティ底面に移載でき、トレイを蓋付き容器とするだけで済み、既設の設備をほぼそのまま使用できる。
請求項5に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、方形パネルの格子状リブを成形する金型側の熱容量が、方形パネルの天板部を成形する金型側の熱容量よりも小さいにもかかわらず、天板部と格子状リブ部とを充分に等しい冷却速度で冷却でき、熱歪みを充分によく排除して成形冷却でき、円滑な脱型、寸法安定性をよく保証できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
木質充填樹脂ゲルを得るためのミキシング機としては、ヒータにより樹脂を溶融させるのではなく、撹拌中での原料の衝突や剪断による摩擦熱で樹脂を溶融させるものであれば、横型や縦型に関係なく使用でき、図1は横型のミキシング機の一例を示している。
図1において、11は架台である。12は材料供給ボックスであり、上端にホッパー121を備えている。13は撹拌チャンバーであり、材料供給ボックス12に隣接して設けられ、材料供給ボックス12に連通孔123により連通されている。14は回転軸であり、撹拌チャンバー13及び材料供給ボックス12に連通孔123を経て貫通され、両端が軸受15,15に軸支されている。120は材料供給ボックス12内の回転軸部分に取付けられたスクリュー、130は撹拌チャンバー13内の回転軸部分に取付けられた撹拌羽根である。131は撹拌チャンバー13の上方に配設された温度センサである。16はモータであり、そのモータ軸161がカップリング162を介して回転軸14に連結されている。171は撹拌チャンバー13の低所部に設けられた排出ゲート、172は排出ゲート171を開閉するゲート操作機構、173はシュートである。18はシュート173の下端からのゲル塊を受取るトレイであり、図2の(イ)または(ロ)に示すように容器本体181と蓋182とから構成され、図示されていない操作ロボットのアームに支持されている。図2において、183は後述する凸部である。
上記において、チャンバーの中央に撹拌物を誘導させるように撹拌羽根を所定の角度を持たせて取付け、かつチャンバーに蒸気放出口を設け、木質片からの蒸発水分を放出することができる。
木質充填材には、10mm角以下のものであれば適宜のものを使用できるが、細長いもの、特にアスペクト比3以上のものを使用することが好ましく、木材、竹材の粉砕若しくは切削体、若しくは種子またはその殻若しくは脱穀残留体、植物繊維の何れか一種または二種以上の混合物から成る植物由来素材を使用できる。木材、竹材の粉砕若しくは切削体としては、建築物解体時に発生する廃木材、間伐材等の廃木材を利用して森林資源の消費の抑制を図ることが望ましい。
熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブテン、ポリイソプレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、AAS、ABS、ACS、AES等のアクリロニトリル−スチレン系共重合体、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のエステル系樹脂、メタクリル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル等の単体若しくは複合体を挙げることができる。
硬化性樹脂も添加剤として使用でき、かかる硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル、ポリウレタン、ポリフェノール、ポリエポキシ等を挙げることができる。
樹脂と木質片との界面接着強度を増すために接着剤成分を添加することができ、ポリオレフィン等の非極性樹脂においては、酸変性ポリオレフィン若しくは酸変性オレフィンオリゴマー等の変性樹脂を添加することが好ましい。また、プラスチック廃材を利用してリサイクルを図ることが好ましい。
樹脂はチップ状乃至はペレット状で使用され、廃材プラスチックは粉砕して使用される。
原料総重量に占める木質充填材の割合は、通常50%〜80%とされる。50%未満では、木質感に乏しく、80%を超えるとパネルの耐吸水性、耐食性が低下するからである。
木質充填樹脂ゲルを得るには、図1に示したミキシング機を使用でき、樹脂をチップ状乃至はペレット状とし、または廃材プラスチックを粉砕し、この樹脂材料と木質充填材を計量してホッパー121から供給ボックス12に投入し、回転軸14を回転させて供給ボックス12内の材料をスクリュー120により混合しつつチャンバー13内に移送していく。このようにしてチャンバー13内に移送した原料を撹拌羽根130により撹拌し、樹脂を摩擦熱によりゲル状に溶融させると共に樹脂と木質充填材とを混合していく。
樹脂が溶融し始めると回転軸14の負荷が減少され、また摩擦熱エルネルギーが樹脂の固相から液相への相変態に費やされて温度上昇が停止されるから、これらの負荷変動時や昇温停止時を検出し、この検出時から一定の時間経過後にチャンバー内のゲルを自動的に取出すようにすれば、樹脂の熱分解を確実に排除して成形性に優れた適度の粘度の餅状の木質充填樹脂ゲルを得ることができる。
図3は請求項1に係る木質充填樹脂パネルの製造方法の一実施形態を経時的に示す図面である。
図3において、pは成形した方形パネルを示し、図4に示すように天板部aの裏面に格子状リブbが設けられている。格子状リブは天板部裏面を囲む外周リブと天板部の各辺に平行な平行リブとから構成されている。
図3において、Aは木質充填樹脂ゲル塊であり、方形パネルpの重量に実質的に同重量とされている。
Bは木質充填樹脂ゲルの中間成形体であり、外郭が方形パネルpの外郭よりもやや小さい中抜け形状とされている。18は前記したトレイであり、容器本体181に前記の木質充填樹脂ゲル塊Aを入れ、蓋182を閉じれば木質充填樹脂ゲル塊Aがトレイ内の凸部183により中間形状Bに塑性変形されるようになっている。
C1は下金型であり、パネル天板部aの外郭に一致した内郭のキャビティの底面に図5に示すように格子状溝が設けられている。D1は下金型C1を冷却するための冷却水配管を示している。C2は上金型であり、外郭が前記のキャビティ内郭に実質的に一致されている。D2は上金型C2を冷却するための冷却水配管を示している。
請求項1により、図3に示す工程に基づき木質充填樹脂パネルを製造するには、所定の配合でパネル重量に実質的に等しい重量の熱可塑性樹脂及び木質充填材を計量し、この原料を前記ミキシング機の材料供給ボックスに投入し、回転軸を回転してボックス内からチャンバー内に原料を送り、撹拌羽根による高速撹拌の摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させてゲル化し、ゲル化の終結を温度センサーや回転軸の負荷変動から検出して回転軸の回転を停止し、ゲートを開き木質充填樹脂ゲル塊をゲートからシュートを経てトレイに移し、図3に示すように、この木質充填樹脂ゲル塊Gをトレイ18の蓋182を閉じて木質充填樹脂ゲル塊Aを前記の中間形状Bに塑性変形させつつトレイ18をプレスに向け移送し、プレスに到達するとトレイ18を上下に反転させトレイ18の蓋182を開いて前記の中間形状ゲルBを下金型C1のキャビティ内に移載する。次いで、プレスを操作し上金型C2を降下させ中間成形ゲルBを圧縮し展延して前記した方形パネルに成形し、脱型可能な硬さにまで冷却のうえ脱型し、木質充填樹脂製方形パネルを得る。
トレイによる移送中、中間形状ゲルの温度を保持するように、トレイを加熱することが望ましい。
上記において、図6に示すように、中間成形ゲルを金型に移載した際の時点をt=0として、金型内の中間成形ゲルの初期温度をT0、中間成形ゲルを成形するのに必要とされる下限温度をT1、この温度T1になる時間をt1、脱型するのに必要な成形品温度をT2、金型温度をT3、成形品が脱型温度T1になるまでの時間をt2とすれば、t1<t2で、かつ1サイクルの短縮化のためにt2を可及的に短くすること要求される。このt2を短くするには、金型温度T3を可及的に低くすることが要求される。
而るに、請求項1に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、キャビティの外周部から中心部に向けゲルが流動され、中心部に至るほど流束が増して流速が速くなるから、キャビティ内での樹脂の展延を充分に短い時間(この時間をtaとする)で終結させ得、1サイクルの短縮化のために金型温度T2を短くしそれに伴い成形下限温度T1に対応する時間t1が短くなっても、時間taを時間t1以内にとどめることができ、充分に短いサイクル時間で欠肉のない寸法精度に優れた木質充填樹脂製方形パネルを製造できる。
また、上記ゲルの流動方向がパネル外周部から中心部に向かう放射方向であり、方形パネルを床材として使用するときに曲げ引っ張り応力の方向とゲルの流動により配向された木質充填材の方向とが実質的に同方向となるから、木質充填材がある程度のアスペクト比を有する細長い木質片の場合、その木質片が踏み荷重や積載荷重に対し優れた補強効果をを発揮する床パネルを提供できる。
更に、木質充填樹脂ゲルの中間形状を中抜け形状とすれば、中間成形木質充填樹脂ゲルと冷却金型との接地面積を比較的小さくでき、従って、この接地面でのゲルの急冷固化による露出木質片部への樹脂皮膜欠在に起因する製品表面の肌荒れをその接地面積の狭さに応じて軽減できるから、製品外面を充分に平滑にできる。
上記中間成形ゲルの形状は、金型キャビティへの移載上、外郭が最終形状の方形パネルの外郭よりもやや小さいものであれば、金型キャビティの中心部側よりも外周部側の単位面積当たりのゲル量を多くし得るものであれば適宜の形状にでき、例えば、図7の(イ)に示すように方形に中抜きしたもの、図7の(ロ)に示すように円形に中抜きしたもの、図7の(ハ)に示すように、中抜きとせずに中心部側B1を外周部側B2よりも薄くしたものも使用できる。
中心部側や外周部側の単位面積当たりのゲル量は必ずしも一様とする必要はない。(単位面積当たりのゲル量が少なくされる中心部側の面積)/(キャビティの底面積)の比は、30〜70%とすることが好ましい。30%未満を排除する理由は、ゲルを充分な距離で流動させることが難しくなり、木質片がある程度のアスペクト比を有していてもその木質片に補強効果を満足に発揮させ難いことや、ゲルの中間形状を中抜け形状にしても露出木質片に対する被覆膜欠在の低減による平滑外観性の向上を満足に達成し難いことにあり、70%超を排除する理由は、ゲルの流動距離が長くなり、パネルコーナ部での欠肉が生じ易くなることにある。
図3において、下金型C1に対する冷却水配管D1の冷却水は下金型及び方形パネルの格子状リブ部を冷却し、上金型C2に対する冷却水配管D2の冷却水は上金型及び方形パネルの天板部を冷却し、被冷却体の熱容量に差があれば、その冷却曲線にも差が生じ、成形品に熱歪みが生じ、脱型をスムーズに行い難くなる。而るに、格子状リブを成形する下金型の厚みが天板部を形成する上金型の厚みよりも大きく前者の熱容量が後者の熱容量よりも大きいために、両者の冷却曲線を近づけ、熱歪みを抑制し、スムーズな脱型を保証するには、上金型に対する冷却水配管の冷却水流量を下金型に対する冷却水配管の冷却水流量よりも小さくしたり、冷却水温度を低くするか、下金型に対する冷却水配管の冷却水流量を上金型に対する冷却水配管の冷却水流量よりも大きくしたり、冷却水温度を高くすればよく、従って、ゲル移載まえの方形パネルの天板部側を成形する金型面の温度を、格子状リブ側を成形する金型面の温度よりも高くすることが有効である。
図8は請求項2に係る木質充填樹脂パネルの製造方法の一実施形態を経時的に示す図面である。
図8において、p’は成形した方形パネルを示し、天板部a’の裏面に格子状リブb’が設けられている。格子状リブは天板部裏面を囲む外周リブと天板部の各対角線に平行な斜めリブとから構成されている。
Aは木質充填樹脂ゲル塊であり、方形パネルp’の重量に実質的に同重量とされている。
Bは木質充填樹脂ゲルAの中間成形体であり、金型の方形パネル成形面の両対角線部の単位面積当たりのゲル量を他の部分の単位面積当たりのゲル量よりも多くするように交差対角線パターンとされている。18はトレイであり、容器本体181に前記の木質充填樹脂ゲル塊Aを入れ、蓋182を閉じれば木質充填樹脂ゲル塊Aが前記の中間形状Bに塑性変形される。
C1は下金型であり、天板部の外郭に一致した内郭のキャビティの底面に前記格子状リブに対応する格子状溝が設けられている。D1は下金型C1を冷却するための冷却水配管である。C2は上金型であり、外郭が前記のキャビティ内郭に実質的に一致されている。D2は上金型C2を冷却するための冷却水配管である。
請求項2により、図8に示す工程に基づき木質充填樹脂パネルを製造するには、所定の配合でパネル重量に実質的に等しい重量の熱可塑性樹脂及び木質充填材を計量し、この原料をミキシング機の材料供給ボックスに投入し、回転軸を回転してボックス内からチャンバー内に原料を送り、撹拌羽根による高速撹拌の摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させてゲル化し、ゲル化の終結を温度センサーや回転軸の負荷変動から検出して回転軸の回転を停止し、ゲートを開き木質充填樹脂ゲル塊をゲートからシュートを経てトレイに移し、トレイの蓋を閉じて木質充填樹脂ゲル塊を前記の中間形状に塑性変形させつつトレイをプレスに向け移送し、プレスに到達するとトレイを上下に反転させトレイの蓋を開いて前記の中間形状ゲルを下金型のキャビティ内に移載する。次いで、プレスを操作し上金型を降下させ中間成形ゲルを圧縮し展延して前記した方形パネルに成形し、脱型可能な硬さにまで冷却のうえ脱型し、木質充填樹脂製方形パネルを得る。トレイによる移送中、中間形状ゲルの温度を保持するように、トレイを加熱することが望ましい。
請求項2に係る木質充填樹脂パネルの製造方法によれば、互いに交差するパネル両対角線部に沿い木質充填樹脂ゲルを配置しているから、木質充填樹脂ゲルを当初から充分に分散させて配置し得、それだけ木質充填樹脂ゲルの展延距離を短くでき、金型面に格子状溝が存在するにもかかわらず、金型の成形面全体に木質充填樹脂ゲルを充分一様な厚みで展延でき、コーナ部での欠肉を排除でき、良好な寸法精度の木質充填樹脂パネルを製造できる。また、図9に示すように、方形パネルの対角線e1−e3及びe2−e4で区画される四区域でゲルの流動が実質的に同じになり、各区域でのゲルの流動パターンが中央線n−nを対称軸として左右対称となり、かかる流動パターンの四区域の一対の対向区域F1,F3と他の対の対向区域F2,F4とが90度の角度でずれているから、パネル全体としての木質充填材の向きが多方向とされ、曲げ強度に実質的に方向性が無い木質充填材方形パネルを提供できる。更に、互いに交差するパネル両対角線部以外での木質充填樹脂ゲルの配置量を実質的に零とすれば、冷却された金型面に木質充填樹脂ゲル塊を配置する際の接地面積を充分に小さくすることが可能であり、この接地面でのゲルの急冷固化による露出木質片部への樹脂皮膜欠在に起因する製品表面の肌荒れをその接地面積の狭さに応じて軽減できるから、製品外面を充分に平滑にできる。
上記の実施形態では、1枚の方形パネルに対する重量の木質充填樹脂ゲルを得、これを一組の金型で一枚の方形パネルに成形しているが、n枚分(n≧2)の木質充填樹脂ゲルを一回の撹拌混練で得、これを計量によりn箇に分割し、n箇の金型を装備させたプレスの各金型に前記分割した各木質充填樹脂ゲルを分配し、プレスの操作により同時にn箇の方形パネルを製造することも可能である。
本発明において、方形パネルの裏面に成形する格子状リブの形状は、前記したものに限定されず、縦及び横の何れの方向に対しても同様に曲げ剛性を高めて曲げ強度を高め得るものであれば適宜のパターンにできる。
方形パネルは図4に示す形状とし、その寸法は、天板部の厚み3mm、縦横500mm×500mmとし、リブの本数は縦横それぞれ10本とし、リブ厚み30mm、リブ高さ40mmとした。
木質充填材にはアスペクト比3以上の細長片の含有量が50重量%以上のホワイトウッド切削体(平均厚み約0.4mm)を、熱可塑性樹脂にはポリプロピレンをそれぞれ使用し、木質充填材50重量部、熱可塑性樹脂50重量部とした。
ミキシング機には図に示した構成のコーハン株式会社製K−ミキサーを使用した。
上記原料をミキシング機のホッパーに投入し、撹拌羽根の先端速度をほぼ40m/秒とするようにモータを駆動し、温度センサーが170℃を検出したときに撹拌を停止し、ゲートを開き、ゲル塊をシュートを経て170℃〜190℃に加熱したトレイに収容し、トレイの蓋を閉じて外郭寸法450mm×450mm、内郭寸法200mm×200mmの中抜け方形に中間成形し、操作ロボットによりトレイをプレスに向け移行し、下金型のキャビティ底面温度30℃、上金型の内面温度15℃とするように冷却条件を設定した金型のキャビティ底面上に中間成形ゲルを前記トレイを開いて移載し、この中間成形ゲルをプレスを動作させて圧力ほぼ50kg/cm2で冷却プレス成形した。
〔比較例1〕
実施例1に対し、ミキシング機から取り出した木質充填樹脂ゲル塊を中間成形することなく塊のままで下金型のキャビティに移載した以外実施例1に同じとした。
〔比較例2〕
実施例1に対し、ミキシング機から取り出した木質充填樹脂ゲル塊を中抜けのない外郭寸法450mm×450mmの均一厚みの平板状に中間成形して下金型のキャビティに移載した以外実施例1に同じとした。
これら実施例1及び比較例1,2で得た方形パネルの寸法精度を検査したところ、比較例品1に較べ実施例品1及び比較例品2の方が極めて優れており、比較例品1では、コーナ部に欠肉が生じたものも観られた。
また、実施例1及び比較例1,2で得た方形パネルにつき、裏面の四隅を固定支持し、パネル上面中央に荷重を載置して曲げ強度を測定したところ、実施例品1と比較例品1とでは優劣の評価は困難であったが、実施例品1は比較例品2に較べて大なる曲げ強度を呈していた。
更に、表面平滑性については、比較例品1、実施例品1、比較例品2の順であった。
これらの検査結果から、実施例品が総合的に優れていることが確認でき、かかる有利性がトレイの構造を改変のみで得られることからして本発明の有用性は充分に評価できる。
本発明において使用するミキシング機の一例を示す図面である。 本発明において使用するトレイの異なる例を示す図面である。 請求項1に係る実施例の工程を示す図面である。 請求項1に係る実施例で製造する方形パネルを示す図面である。 請求項1に係る実施例で使用する下金型を示す図面である。 請求項1に係る実施例の成形過程での冷却曲線を示す図面である。 請求項1に係る実施例でのゲルの中間形状の異なる形状を示す図面である。 請求項2に係る実施例の工程を示す図面である。 請求項2に係る実施例でのゲルの流動状態を示す図面である。 二重床構造を示す図面である。 従来の木質充填樹脂パネルの製造方法を示す図面である。
符号の説明
p,p’ 方形パネル
a,a’ 天板部
b,b’ 格子状リブ
A 木質充填樹脂ゲル塊
B 中間形状ゲル体
C1 上金型
C2 下金型
12 原料供給ボックス
13 撹拌チャンバー
14 回転軸
120 スクリュー
130 撹拌羽根
171 ゲート
18 トレイ

Claims (5)

  1. 熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させることにより木質充填樹脂ゲルを得、この木質充填樹脂ゲルをプレスの冷却金型に配置し、圧縮展延すると共に冷却して天板部の裏面に格子状リブを有する方形パネルを製造する方法において、前記ゲルを金型に、金型の方形パネル成形面の中心部よりも外周部側の単位面積当たりのゲル量を多くするように配置することを特徴とする木質充填樹脂パネルの製造方法。
  2. 熱可塑性樹脂と木質充填材とを高速撹拌して摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させることにより木質充填樹脂ゲルを得、この木質充填樹脂ゲルをプレスの冷却金型に配置し、圧縮展延すると共に冷却して天板部の裏面に格子状リブを有する方形パネルを製造する方法において、前記ゲルを金型に、金型の方形パネル成形面の両対角線部上の単位面積当たりのゲル量を他の部分の単位面積当たりのゲル量よりも多くするように配置することを特徴とする木質充填樹脂パネルの製造方法。
  3. チャンバー内の回転軸に撹拌羽根を取付けたミキシング機に熱可塑性樹脂と木質充填材とを投入し、撹拌羽根の高速回転による摩擦熱で熱可塑性樹脂を溶融させて得た木質充填樹脂ゲルを使用することを特徴とする請求項1または2記載の木質充填樹脂パネルの製造方法。
  4. 木質充填樹脂ゲルを、金型内に配置する形状に成形する容器に収容してプレスに移送することを特徴とする請求項1〜3何れか記載の木質充填樹脂パネルの製造方法。
  5. 方形パネルの天板部側を成形する金型面の温度を、格子状リブ側を成形する金型面の温度よりも高くすることを特徴とする請求項1〜4何れか記載の木質充填樹脂パネルの製造方法。
JP2004140074A 2004-05-10 2004-05-10 木質充填樹脂パネルの製造方法 Expired - Fee Related JP4494859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140074A JP4494859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 木質充填樹脂パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140074A JP4494859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 木質充填樹脂パネルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005319710A JP2005319710A (ja) 2005-11-17
JP4494859B2 true JP4494859B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=35467340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004140074A Expired - Fee Related JP4494859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 木質充填樹脂パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4494859B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5093546B2 (ja) * 2011-01-28 2012-12-12 国立大学法人 新潟大学 フィブリンゲル圧延装置
JP6460750B2 (ja) * 2014-11-25 2019-01-30 永大産業株式会社 パーティクルボード及びこれを用いた二重床

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06218730A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Hitachi Chem Co Ltd プリプレグ及びこのプリプレグを用いた積層板の製造方法
JPH11226956A (ja) * 1998-02-17 1999-08-24 Koohan:Kk プラスチック廃材を原料とする成形品の製造方法及び成形品
JP2001322137A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Shikoku Seni Hanbai Kk 熱可塑性結合材をバインダーとする成形体の熱成形方法
JP2002307465A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Sekisui Home Techno Kk 加飾成形品の成形方法
JP2003211473A (ja) * 2002-01-28 2003-07-29 Nippon Steel Chem Co Ltd 樹脂シートの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06218730A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Hitachi Chem Co Ltd プリプレグ及びこのプリプレグを用いた積層板の製造方法
JPH11226956A (ja) * 1998-02-17 1999-08-24 Koohan:Kk プラスチック廃材を原料とする成形品の製造方法及び成形品
JP2001322137A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Shikoku Seni Hanbai Kk 熱可塑性結合材をバインダーとする成形体の熱成形方法
JP2002307465A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Sekisui Home Techno Kk 加飾成形品の成形方法
JP2003211473A (ja) * 2002-01-28 2003-07-29 Nippon Steel Chem Co Ltd 樹脂シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005319710A (ja) 2005-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU219010B (hu) Szintetikus faliszt, eljárás és berendezés annak előállítására; szintetikus falisztet tartalmazó szintetikus falemez, eljárás és berendezés annak extrudálására
KR100789957B1 (ko) 폐합성수지를 이용한 이중 압출 패널 제조 장치 및 방법
KR20130020783A (ko) 압출 성형용 복합 펠렛의 제조 방법, 및 상기 방법으로 제조된 압출 성형용의 복합 펠렛
JP5457933B2 (ja) 押出成形用複合ペレットの製造方法,及び前記方法で製造された押出成形用の複合ペレット
WO2010090046A1 (ja) 発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法、熱可塑性樹脂発泡粒子の製造方法及び熱可塑性樹脂発泡成形体の製造方法
JP3892019B2 (ja) ペレット製造方法およびペレット製造装置
JP4494859B2 (ja) 木質充填樹脂パネルの製造方法
CN100434256C (zh) 再利用合成树脂废料的木质系合成树脂板的制造方法
WO2013076783A1 (ja) 合成木材の製造方法及び合成木材
JP5477258B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造方法及びその製造装置
JP5161123B2 (ja) 複合木材の製造方法
JP4695119B2 (ja) 木質系コンパウンドの製造方法及び木質系コンパウンド
JP2530045B2 (ja) 熱可塑性ポリマ―と、プラスチック積層板の製造からの残留物とを含む複合材料の製造方法及び同方法によって得られる複合材料
JP2009001597A (ja) セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JP4087171B2 (ja) 木粉配合樹脂成形体の製造方法
JP4633585B2 (ja) 樹脂含有積層体の製造方法
JP2006082353A (ja) 木質熱可塑性樹脂組成物及び木質熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP4092218B2 (ja) 木質様成形品製造装置
JPH09141656A (ja) 廃棄ポリエステル繊維を原料とする木質合成粉及びその製造方法、並びに前記木質合成粉を用いた木質合成成形品及びその製造方法
CN104512041B (zh) 一种pet热塑性纤维免烧砖托板的生产方法
JP4963273B2 (ja) 木質系成形品の製造方法及び木質系成形品
KR100365815B1 (ko) 합성수지와 펄프섬유를 주재로한 사출재 및 그 제조방법
JP3660337B2 (ja) 木質系合成樹脂板の製造方法
KR200282691Y1 (ko) 합성 목재 제조장치
JP2005280058A (ja) 木質片充填熱可塑性樹脂の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070423

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees