JP4494181B2 - 電気式操作装置 - Google Patents

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本発明は、油圧ショベル等に備えられ、オペレータによって操作される操作部材の揺動操作に伴って回動する回動アームと、この回動アームを中立に保持するねじりコイルばねとを備えた回転式ポテンショメータを有する電気式操作装置に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に示される従来技術は、オペレータによって所定の一方向に、またはこの所定の一方向とは逆方向に揺動操作される操作部材すなわち操作レバーと、この操作レバーの揺動に伴って揺動するジンバル及びカムから成る揺動部材と、この揺動部材を支持する支持軸とを備えると共に、揺動部材の揺動に伴って回動する回動軸を有し、この回動軸の回動に応じた回動角信号を出力する回転式ポテンショメータを備えている。
また、支持軸に一体に設けられ、回転式ポテンショメータ方向に延設される延長アームと、この延長アームの回動領域が含まれる平面と平行な鉛直面内で回動可能にこの延長アームと連結すると共に、回転式ポテンショメータの回動軸に一体に設けた回動アームと、この回動アームと上記延長アームとを、操作レバーが操作される上述の所定の一方向、及び逆方向のそれぞれに対し、所定の隙間を介して連結させるリンク部を備えている。
さらに、回転式ポテンショメータの回動アームを中立位置に保持するねじりコイルばねと、回動アームに設けられ、回動アームの回動に際しねじりコイルばねを拡開させる拡開部、すなわち突起状のストッパと、回転式ポテンショメータの本体に設けられ、ねじりコイルばねのコイル部を保持する保持軸とを備えている。
このように構成される特許文献1に記載される従来技術は、操作レバーを例えば所定の一方向に揺動操作すると、支持軸を中心に延長アームが回動し、これに伴ってリンク部を介して回動アームが回動する。したがって、回動アームに一体に設けられた回転式ポテンショメータの回動軸が回転し、操作レバーの操作量に応じた回動角信号が出力される。この回動角信号に応じて、油圧ショベルに備えられるアームシリンダ等のアクチュエータが駆動されるようになっている。
ここで、上述した特許文献1には明記されていないが、上述のねじりコイルばねのコイル部と、回転式ポテンショメータに設けられ、ねじりコイルばねを保持する保持軸との関係を図6によって説明する。
この図6には、回転式ポテンショメータに設けられる保持軸30と、この保持軸30にコイル部21cが保持されるねじりコイルばね21と、回転式ポテンショメータの回動軸13と、回転式ポテンショメータに設けられ、ねじりコイルばね21のコイル部21cに連設されるアーム部21a,21bがそれぞれ当接可能なストッパ18と、回動軸13に一体的に設けられる図示されない回動アームに形成され、ねじりコイルばね21を拡開させる拡開部、すなわちピン19とが示されている。ピン19は、上述した特許文献1に示される拡開部を構成する突起状のストッパに相当する。
この図6の(a)図は、操作レバーが中立位置に保持されているときのねじりコイルばね21の形態が示されている。ストッパ18の直径Aとピン19の直径Bとは同寸法に設定され、図6の(a)図に示す中立位置にあっては、ねじりコイルばね21のアーム部21a,21bのそれぞれが、ストッパ18及びピン19に当接することにより、これらのアーム21a,21b間の間隔Lが、ストッパ18の直径A及びピン19の直径Bと同じになる。
このように中立位置にあるときに、仮に保持軸30の直径Cが、ねじりコイルばね21のコイル部21cの内径に等しく設定されていた場合には、同図6の(b)図に示すように、回動アームの回動に伴うピン19の移動によってねじりコイルばね21の例えばアーム21aが拡開されたとき、ねじりコイルばね21のコイル部21cが径を小さくするように収縮することから、保持軸30を締付けるようになり、コイル部21cに過大な引張力が作用し、コイル部21cが破損してしまう懸念がある。
このようなことから、通常、ねじりコイルばね21を保持する保持軸30の直径は、中立時におけるねじりコイルばね21のコイル部21cの内径よりも十分に小さくなるように設定される。
特開2003−157122公報
ところで、従来にあっては上述のように、ねじりコイルばね21を保持する保持軸30の直径が、中立時におけるねじりコイルばね21の内径よりも小さく設定されることに伴う不具合がある。この不具合について以下に説明する。
図7は従来技術に備えられる回転式ポテンショメータの要部の構成を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のH1断面に相応する図、(c)図は(b)図のH2断面に相応する図、図8は従来技術において生じる不具合を説明する図で、(a)図は所定の一方向に操作レバーを操作したときに生じる不具合を示す図、(b)図は所定の一方向とは逆方向に操作レバーを操作したときに生じる不具合を示す図、図9は従来技術における回転式ポテンショメータの出力特性を示す図である。
図7,8には、回転式ポテンショメータ11に設けられる保持軸20の径Dを、ねじりコイルばね21のコイル部21cの内径よりも小さく設定した状態が示されている。また、回転式ポテンショメータ11の回動軸13と一体に設けられる回動アーム14が示されている。この回動アーム14にはリンク部を構成する長溝15が形成されている。さらに、図7の(b)図には、コイルばね21のコイル部21cの回動軸13の軸方向に沿う移動を規制するカバー部材31と、保持軸20に形成されたねじ部に螺合し、カバー部材31を保持軸20に締結するねじ23が示されている。その他のものは、前述した図6に示されるものと同じである。
このような従来技術にあって、図7の(a)(b)図に示す中立状態から、図示しない操作レバーが所定の一方向、例えば手前側に揺動操作されると、図7の(c)図に示されるように、操作レバーの揺動に伴って回転式ポテンショメータ11の回動アーム14が回動する。このとき、回動アーム14のピン19を介してねじりコイルばね21のアーム部21aに力Fが与えられ、ねじりコイルばね21は、そのコイル部21cが保持軸20に当接するまで移動する。
このような操作状態から図示しない操作レバーが中立位置に戻されると、上述のようにねじりコイルばね21のコイル部21cが保持軸20に当接したままであることから、このねじりコイルばね21が本来の中立位置にあるべき形態、すなわち図7の(a)図に示される形態よりも傾いてしまうことが起こる。これに伴って、回動アーム14は、図8の(a)図に示すように、本来の中立位置に復帰する手前の角度ηで停止してしまう事態を生じる。
なお、図8に示される16は、操作レバーの操作に伴って回動する図示しない延長アームに形成される突起であり、この突起16と回動アーム14の長溝15とによって、回動アーム14と図示しない延長アームとを、操作レバー2が操作される上述の所定の一方向、及び逆方向のそれぞれに対し、所定の隙間を介して連結するリンク部が構成されている。
上述のように、操作レバーが中立位置に戻されたにも拘わらず、ねじりコイルばね21によって回転式ポテンショメータ11の回動アーム14が角度ηだけ中立位置まで戻りきらない事態を生じると、図9に示されるように、回転式ポテンショメータ11からの出力電圧は、本来0Vとなるべきところが出力誤差ΔVとなって出力されてしまうことになる。
なお、図示されない操作レバーが、上述の一方向とは逆方向に揺動操作された場合も同様であり、図8の(b)図に示されるように、中立位置に操作レバーが戻されても、ねじりコイルばね21のコイル部21cが保持軸20に当接したままとなって、回動アーム14が本来の中立位置に対して角度ηだけ戻りきらない事態を生じてしまう。
すなわち、特許文献1に示される技術も含めて従来技術にあっては、回転式ポテンショメータ11の回動アーム14の回動に伴って、ねじりコイルばね21のコイル部21cが保持軸20に当接するまで動いてしまうことにより、操作レバーが中立位置に戻された際に、回動アーム14の本来の中立位置に対する位置ずれを生じ、これによって出力特性が劣化してしまう問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、回転式ポテンショメータに備えられる回動アームを中立に保持するねじりコイルばねを備えたものにあって、回動アームを本来の中立位置に確実に復帰させることができる電気式操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、オペレータによって所定の一方向に、またはこの所定の一方向とは逆方向に揺動操作される操作部材と、この操作部材の揺動操作に伴って揺動する揺動部材と、この揺動部材を支持する支持軸と、上記揺動部材の揺動に伴って回動する回動軸を有し、この回動軸の回動に応じた回動角信号を出力する回転式ポテンショメータと、上記支持軸に一体に設けられ、上記回転式ポテンショメータ方向に延設される延長アームと、この延長アームの回動領域が含まれる平面と平行な鉛直面内で回動可能にこの延長アームと連結すると共に、上記回転式ポテンショメータの上記回動軸に一体に設けた回動アームと、この回動アームと上記延長アームとを、上記操作部材が操作される上記所定の一方向、及び上記逆方向のそれぞれに対し、所定の隙間を介して連結させるリンク部と、上記回転式ポテンショメータの上記回動アームを中立位置に保持するねじりコイルばねと、上記回動アームに設けられ、上記回動アームの回動に際し上記ねじりコイルばねを拡開させる拡開部と、上記回転式ポテンショメータに設けられ、上記ねじりコイルばねのコイル部を保持する保持軸とを備えた電気式操作装置において、中立位置における上記ねじりコイルばねのコイル部の、上記所定の一方向及び上記逆方向の動きを規制する規制手段と、金属材料から成り、ねじによって上記保持軸に締結され、上記ねじりコイルばねの上記コイル部の上記回動軸の軸方向に沿う動きを規制するカバー部材とを備えると共に、上記規制手段が、上記カバー部材に折曲げ形成され、中立位置において上記ねじりコイルばねの上記コイル部の両側部に当接する一対のガイド部から成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、操作部材が中立に保たれている状態では、ねじりコイルばねのコイル部の、所定の一方向及び逆方向の動きが規制手段によって規制されることにより、ねじりコイルばねは傾くことなく正しい形態に保持され、これに伴って回転式ポテンショメータの回動アームが傾くことのない立設形態に保持される。これにより、回動アームと一体に設けられる回動軸も正しい中立位置に保持される。この状態においては、回動アームと延長アームとを連結するリンク部において、所定の一方向及び逆方向のそれぞれに対して所定の隙間が形成される。これらの所定の隙間が、操作部材の操作に対する不感帯を形成する。したがって、操作部材が不感帯の領域内で微動しても、回転式ポテンショメータから回動角信号が出力されることがない。
このような中立状態から、操作部材が上述の不感帯を超えるように操作されると、支持軸を中心に延長アームが回動し、これに伴ってリンク部を介して回転式ポテンショメータの回動アームが回動し、この回動アームと一体に設けられる回動軸が回動する。これにより、操作部材の操作量に応じた回動角信号が出力される。この間、回動アームの拡開部によってねじりコイルばねが拡開され、ねじりコイルばねのコイル部が収縮すると共に、拡開部を介して与えられる力によりねじりコイルばねのコイル部が移動しようとするが、その移動は規制手段によって規制される。すなわち、ねじりコイルばねのコイル部は規制手段に当接して摺動しながら収縮する。
また、上述した操作部材の操作状態から、この操作部材を中立に復帰させると、回動アームの拡開部を介して与えられていた力が除かれることから、ねじりコイルばねは中立形態に復帰する。このとき、ねじりコイルばねのコイル部は、上述のように収縮していた状態から拡張するものの、中立状態に至ったときには規制手段によって、所定の一方向及び逆方向の動きが規制される。したがって、中立状態にあっては、ねじりコイルばねは傾くことなく正しい形態に復帰し、これに伴って回動アームも本来の立設形態に保持され、回転式ポテンショメータの回動軸は正しい中立位置まで確実に戻される。
このように本発明は、回動アームを中立位置に保持するねじりコイルばねが、操作部材の操作状態から中立位置に戻された際に、規制手段を介して正しい中立形態に復帰するので、このねじりコイルばねに係合する回転式ポテンショメータの回動アームを、傾くことなく本来の中立位置に確実に復帰させることができる。また、ねじによって保持軸に締結され、ねじりコイルばねのコイル部の回動軸の軸方向に沿う動きを規制するカバー部材に、中立位置においてねじりコイルばねの両側部に当接する一対のガイド部を形成した構成にしてあるので、部品数の増加を招くことがない。さらに、カバー部材を折曲げるだけで一対のガイド部を形成できるので、ガイド部の製作が簡単である。
また本発明は、上記発明において、上記拡開部が、上記回動アームに形成したピンから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、回動アームの製作時に拡開部を形成するピンを圧入あるいはかしめ、その他の方法によりアームに設けることができる。
本発明は、中立位置におけるねじりコイルばねのコイル部の、所定の一方向及び逆方向の動きを規制する規制手段を備えたことから、ねじりコイルばねが係合する回転式ポテンショメータの回動アームを本来の中立位置に確実に復帰させることができる。すなわち、操作部材が中立位置に戻された際の、回動アームの本来の中立位置からの位置ずれを防止でき、従来に比べて精度の高い出力特性を得ることができる。また、ねじによって保持軸に締結され、ねじりコイルばねのコイル部の回動軸の軸方向に沿う動きを規制するカバー部材に、上述の規制手段、すなわち、中立位置においてねじりコイルばねの両側部に当接する一対のガイド部を形成した構成にしてあるので、部品数の増加を招くことがない。さらに、カバー部材を折曲げるだけで一対のガイド部を形成できるので、ガイド部の製作が簡単である。
以下,本発明に係る電気式操作装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
[本実施形態の基本構成]
図1は本発明に係る電気式操作装置の一実施形態を示す図で、(a)図は操作レバーを省略して示した平面図、(b)図は操作レバーを想像線で示した正面図、図2は本実施形態に備えられる回転式ポテンショメータの回動アームに形成される長溝と、延長アームに設けられる突起との位置関係を示す図である。また、図3は本実施形態に備えられる回転式ポテンショメータの要部構成を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のG1断面に相応する図、(c)図は(b)図のG2断面に相応する図である。
本実施形態は、例えば油圧ショベルに備えられる各種油圧シリンダ、または油圧モータ等の油圧アクチュエータを操作する操作装置として活用されるもので、図1の(a)(b)図に示すように、本体1と、オペレータによって揺動操作される操作部材、例えば操作レバー2と、この操作レバー2に連結されるユニバーサルジョイント3と、本体1に回動可能に支持され、操作レバー2の例えばX方向の揺動操作に伴って回動する第1ジンバル4と、この第1ジンバル4の延設方向と直交する方向に延設されると共に、本体1に回動可能に支持され、操作レバー2の例えばY方向の揺動操作に伴って回動する第2ジンバル5と、操作レバー2のX方向、Y方向の揺動操作、あるいはX方向とY方向の中間の方向の揺動操作に応じて揺動するカム6と、このカム6の揺動に応じて上下動すると共に、カム6に中立復帰力を伝える複数のプッシュロッド7とを備えている。
上述した第1ジンバル4、第2ジンバル5、及びカム6は、操作レバー2の揺動操作に伴って揺動する揺動部材を構成している。
図1の(b)図の正面側を形成する本体1の一面側には、上述の揺動部材としてのジンバル4,5を支持する支持軸8を備えている。また、本体1の下方に固定されるブラケット10には、上述の揺動部材の揺動に伴って回動する回動軸13を有し、この回動軸13の回動に応じた回動角信号を出力する回転式ポテンショメータ11を取付けてある。本体1の一面側に直交する他面側にも、上述と同様の支持軸8、ブラケット10、及び回転式ポテンショメータ11を備えている。
本体1の上述した一面側に備えられる支持軸8、回転式ポテンショメータ11等を含む構成と、本体1の上述した他面側に備えられる支持軸8、回転式ポテンショメータ11等を含む構成は同じであるので、以下にあっては主に本体1の一面側に備えられる構成について説明する。
本体1の一面側、すなわち図1の(b)図の正面側に備えられる支持軸8には、回転式ポテンショータ11方向に延設される延長アーム9を一体に設けてあり、この延長アーム9の下端には突起16を形成してある。また、回転式ポテンショメータ11は、延長アーム9の回動領域が含まれる平面と平行な鉛直面内で回動可能に延長アーム9と連結され、回転式ポテンショメータ11の回動軸13に一体に設けられる回動アーム14を有している。この回動アーム14の上端には長溝15を形成してあり、この長溝15内に延長アーム9の突起16が収容されている。
この突起16と長溝15とによって、回動アーム14と延長アーム9とを、操作レバー2が操作される例えばX方向の鉛直面内において、操作レバー2の所定の一方向、例えば図1の(b)図の左方向、及び所定の一方向とは逆方向、すなわち図1の(b)図の右方向のそれぞれに対し、所定の隙間を介して連結させるリンク部が構成されている。
図2に示すように、操作レバー2が中立保持されている状態では、回動アーム14の長溝15の両縁部と、延長アーム9の突起16の両側部のそれぞれの間には、等しい寸法の隙間xが形成されるようになっている。なお、同図2の17は図1の(b)図に示す支持軸8の中心、すなわち延長アーム9の揺動中心を示している。また、同図2のθは、中立状態に保持されている回動アーム14の長溝15の一方の縁部に突起16が当接したときの、その突起16の中心と揺動中心17を結ぶ線と、中立状態に保持されている回動アーム14の長溝15の他方の縁部に突起16が当接したときの、その突起16の中心と揺動中心17を結ぶ線とがなす角度であり、この角度θによって操作レバー2の揺動操作に対する不感帯が形成されている。
また、本実施形態は、図3等に示すように、回転式ポテンショメータ11の回動アーム14を中立位置に保持するねじりコイルばね21を備えている。このねじりコイルばね21は、コイル部21cと、このコイル部21cに連設される一対のアーム部21a,21bとを有する。回動アーム14には、この回動アーム14の回動に際しねじりコイルばね21を拡開させる拡開部、例えばピン19を形成してある。また、回転式ポテンショメータ11には、上述したねじりコイルばね21のコイル部21cを保持する保持軸20と、ねじりコイルばね21のアーム部21a,21bのそれぞれ互いに対向する方向の動きを規制するストッパ18とを設けてある。
なお、上述した保持軸20の外径を、ねじりコイルばね21のコイル部21cの内径よりも十分に小さく設定してあると共に、保持軸20にはねじ部を形成してある。
また、本実施形態は、図2にも示すように、ねじりコイルばね21の、上述した図1に示すX方向の鉛直面内における所定の一方向、及び逆方向のそれぞれに対して直交する方向の動きを規制し、例えば金属材料から成るカバー部材22と、保持軸20のねじ部に螺合し、カバー部材22を保持軸20に締結するねじ23とを備えている。
[本実施形態の要部構成]
そして特に本実施形態は、中立位置におけるねじりコイルばね21のコイル部21cの、上述した所定の一方向及び逆方向の動きを規制する規制手段を備えている。この規制手段は、例えば図3の(c)図に示すように、カバー部材22に備えられ、中立位置においてねじりコイルばね21のコイル部21cの両側部に当接する一対のガイド部22a,22bから成っている。これらのガイド部22a,22bは、カバー部材22の両側部において折曲げ形成されている。
[本実施形態の動作]
図4は本実施形態の動作を示す図、図5は本実施形態で得られる回転式ポテンショメータの出力特性を示す図である。
図1の(b)図に示すように、操作レバー2が中立に保たれている状態では、ねじりコイルばね21のコイル部21cの、同図1に示すX方向の鉛直面内における操作レバー2の所定の一方向及び逆方向の動きが、図3の(c)図に示すカバー部材22の一対のガイド部22a,22bによって規制される。これにより、ねじりコイルばね21は傾くことなく正しい形態に保持され、これに伴って回転式ポテンショメータ11の回動アーム14が傾くことのない立設形態に保持される。そして、回動軸13は回動アーム14と一体的に回動するため、回動軸13も正しい中立位置に保持される。この状態においては、図2に示すように、回動アーム14の長溝15内に位置する延長アーム9の突起16の両側に、等しい隙間xが形成される。これらの隙間xによって、上述した角度θに相応する操作レバー2の揺動操作に対する不感帯が形成されている。したがって、図5に示すように、操作レバー2が角度θに相応する不感帯内で微動しても、回転式ポテンショメータ11から回動角信号が出力されることがなく、本実施形態が装備される油圧ショベルに備えられるエンジンの駆動に伴う振動等による油圧アクチュエータの誤作動が防止される。
このような中立状態から、例えば図1のX方向の鉛直面内において、同図1の(b)図に示す操作レバー2が、所定の一方向に、例えば同図1の(b)図の左方向に向って上述の不感帯を超えるように操作されると、図4に示すように、支持軸8を中心に延長アーム9が回動する。これに伴って、延長アーム9の突起16と回動アーム14の長溝15を介して回転式ポテンショメータ11の回動アーム14がねじりコイルばね21の付勢力に抗して回動し、回動軸13も回動する。これにより、操作レバー2の操作量に応じた回動角信号が出力される。この間、回動アーム14のピン19によって、ねじりコイルばね21の図3の(c)に示すアーム21aが拡開され、ねじりコイルばね21のコイル部21cが収縮すると共に、ピン19を介して与えられる力により、ねじりコイルばね21のコイル部21cが同図3の(c)図の右方向に移動しようとするが、その移動はガイド部22aによって規制される。すなわち、ねじりコイルばね21のコイル部21cはガイド部22aに当接して摺動しながら収縮する。
また、上述のような操作レバー2の操作状態から、この操作レバー2を中立に復帰させると、回動アーム14のピン19を介して与えられていた力が除かれることから、ねじりコイルばね21は中立状態に復帰する。このとき、ねじりコイルばね21のコイル部21cは、上述のように収縮していた状態から拡張するものの、中立状態に至ったときには一対のガイド部22a,22bによってコイル部21の両側部の上述した所定の一方向の動き、及び逆方向の動きが規制される。したがって、図3の(c)図に示すように中立状態にあっては、ねじりコイルばね21は傾くことなく正しい形態に復帰し、これに伴って回動アーム14も本来の立設形態に保持され、回転式ポテンショメータの回動軸13は正しい中立位置まで確実に戻される。このようにして本実施形態は、図5に示す出力特性を得ることができる。
なお、上記では操作レバー2が図1のX方向に操作された場合について説明したが、図1のY方向に操作された場合も上記と同様の動作が実施される。また、図1のX方向とY方向の中間の方向に操作された場合には、2つの回転式ポテンショメータのそれぞれから、上述と同様の動作によって該当する回転角信号が出力される。
[本実施形態の効果]
以上のように構成した本実施形態によれば、中立位置におけるねじりコイルばね21のコイル部21cの、所定の一方向及び逆方向の動きを規制するガイド部22a,22bを備えたことから、ねじりコイルばね21が係合する回転式ポテンショメータ11の回動アーム14を本来の中立位置に確実に復帰させることができる。すなわち、操作レバー2が中立位置に戻された際の回動アーム14の本来の中立位置に対する位置ずれを防止でき、図5に示すように出力誤差を生じない精度の高い出力特性を得ることができる。
また、中立位置におけるねじりコイルばね21のコイル部21cの、所定の一方向及び逆方向の動きを規制する規制手段を一対のガイド部22a,22bによって構成し、これらのガイド部22a,22bは、ねじりコイルばね21のコイル部21cの回動軸13の軸方向に沿う動きを規制するカバー部材22に形成してあるので、部品数の増加を招くことがなく、製作費の高騰化を抑えることができる。
また、金属材料から成るカバー部材22の両端を折曲げるだけで一対のガイド部22a,22bを形成できるので、これらのガイド部22a,22bの製作が簡単であり、これによっても製作費の高騰化を抑えることができる。
また、ねじ23によってカバー部材22を保持軸20に締結するように構成したので、カバー部材22を保持軸20に強固に固定でき、信頼性の高い構造とすることができる。
さらに、回動アーム14の回動に伴ってねじりコイルばね21を拡開させる拡開部を、回動アーム14に一体に形成されるピン19によって構成し、このピン19は回動アーム14の製作時に同時に回動アーム14に設けることができる。したがって、部品数の増加を招くことがない。これによっても製作費の高騰化を抑えることができる。
本発明に係る電気式操作装置の一実施形態を示す図で、(a)図は操作レバーを省略して示した平面図、(b)図は操作レバーを想像線で示した正面図である。 本実施形態に備えられる回転式ポテンショメータの回動アームに形成される長溝と、延長アームに設けられる突起との位置関係を示す図である。 本実施形態に備えられる回転式ポテンショメータの要部構成を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のG1断面に相応する図、(c)図は(b)図のG2断面に相応する図である。 本実施形態の動作を示す図である。 本実施形態で得られる回転式ポテンショメータの出力特性を示す図である。 従来技術に備えられるねじりコイルばねと、このねじりコイルばねを保持する保持軸との関係を示す説明図である。 従来技術に備えられる回転式ポテンショメータの要部の構成を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は(a)図のH1断面に相応する図、(c)図は(b)図のH2断面に相応する図である。 従来技術において生じる不具合を説明する図で、(a)図は所定の一方向に操作レバーを操作したときに生じる不具合を示す図、(b)図は所定の一方向とは逆方向に操作レバーを操作したときに生じる不具合を示す図である。 従来技術における回転式ポテンショメータの出力特性を示す図である。
符号の説明
1 本体
2 操作レバー(操作部材)
3 ユニバーサルジョイント
4 第1ジンバル(揺動部材)
5 第2ジンバル(揺動部材)
6 カム(揺動部材)
7 プッシュロッド
8 支持軸
9 延長アーム
10 ブラケット
11 回転式ポテンショメータ
13 回動軸
14 回動アーム
15 長溝(リンク部)
16 突起(リンク部)
17 揺動中心
18 ストッパ
19 ピン(拡開部)
20 保持軸
21 ねじりコイルばね
21a アーム部
21b アーム部
21c コイル部
22 カバー部材
22a ガイド部(規制手段)
22b ガイド部(規制手段)
23 ねじ
x 隙間

Claims (2)

  1. オペレータによって所定の一方向に、またはこの所定の一方向とは逆方向に揺動操作される操作部材と、この操作部材の揺動操作に伴って揺動する揺動部材と、この揺動部材を支持する支持軸と、
    上記揺動部材の揺動に伴って回動する回動軸を有し、この回動軸の回動に応じた回動角信号を出力する回転式ポテンショメータと、
    上記支持軸に一体に設けられ、上記回転式ポテンショメータ方向に延設される延長アームと、この延長アームの回動領域が含まれる平面と平行な鉛直面内で回動可能にこの延長アームと連結すると共に、上記回転式ポテンショメータの上記回動軸に一体に設けた回動アームと、この回動アームと上記延長アームとを、上記操作部材が操作される上記所定の一方向、及び上記逆方向のそれぞれに対し、所定の隙間を介して連結させるリンク部と、
    上記回転式ポテンショメータの上記回動アームを中立位置に保持するねじりコイルばねと、上記回動アームに設けられ、上記回動アームの回動に際し上記ねじりコイルばねを拡開させる拡開部と、上記回転式ポテンショメータに設けられ、上記ねじりコイルばねのコイル部を保持する保持軸とを備えた電気式操作装置において、
    中立位置における上記ねじりコイルばねのコイル部の、上記所定の一方向及び上記逆方向の動きを規制する規制手段と、
    金属材料から成り、ねじによって上記保持軸に締結され、上記ねじりコイルばねの上記コイル部の上記回動軸の軸方向に沿う動きを規制するカバー部材とを備えると共に、
    上記規制手段が、上記カバー部材に折曲げ形成され、中立位置において上記ねじりコイルばねの上記コイル部の両側部に当接する一対のガイド部から成ることを特徴とする電気式操作装置。
  2. 上記請求1記載の発明において、
    上記拡開部が、上記回動アームに形成したピンから成ることを特徴とする電気式操作装置。
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