JP4493186B2 - 車載用制御装置及び着信制限方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することのできる車載用制御装置及び着信制限方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話等の移動体通信端末が広く利用されるようになっている。例えば、図10(a)に示すように、携帯電話100は、基地局200から自己に向けて送られる電波(携帯電話100への呼出電波)を受信すると、着信音を発して電話が掛かってきたことを利用者に知らせる。
このような携帯電話100は、利用者により様々な場所で使用される。しかしながら、携帯電話100から着信音が発せられると不都合な場面では、図10(b)に示すように、利用者は、携帯電話100の電源をOFFにし、周りの人に迷惑の掛からないようにしている。
【0003】
例えば、走行中の車両の助手席に、携帯電話100の利用者が座っている様な場面等である。つまり、利用者は、携帯電話100からいつ着信音が発せられるかを予測できないため、携帯電話100の電源をOFFにしたり、携帯電話100をドライブモードに設定し、着信を行わないようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
それでも、助手席に座っている利用者が、携帯電話100の電源をOFFにするのを忘れてしまったり、操作を誤りドライブモードに設定されない様な場合もある。また、利用者が重要な連絡を待っているため、どうしても携帯電話100の電源をOFF等にすることができない場合もある。
このような場合には、着信により携帯電話100から着信音が発せられてしまうこととなる。この際、例えば、車両が見通しの良い直線道路を走行している状態では、ドライバは、携帯電話100から着信音が発せられても、余裕を持って運転しているため、さほど気にならない。
【0005】
しかしながら、例えば、図11に示すように車両300が交差点を右折している状態で、携帯電話100から着信音が発せられると、対向車や歩行者等に注意を向けているドライバの集中力を低下させてしまう。
すなわち、車両の走行状態によっては、携帯電話100から発せられる着信音がドライバを悩ませることとなり、好ましくなかった。
【0006】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することのできる車載用制御装置及び着信制限方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る車載用制御装置は、
車両に搭載され、所定の移動体通信端末の着信を制御するための車載用制御装置であって、
車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得手段と、
前記走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別手段と、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、前記判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、走行状態取得手段は、例えば、所定のナビゲーション装置から車両の走行状態を示す情報を取得する。判別手段は、走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が、例えば、交差点内を右左折中であったり、高速道路等の合流地点に接近している等の着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する。そして、移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする。このように、車両が着信制限すべき箇所を走行中である場合にだけ、移動体通信端末(携帯電話等)を着信できないようにする。この結果、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することができる。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る車載用制御装置は、
所定のナビゲーション装置及び所定の移動体通信端末と共に車両に搭載され、該移動体通信端末の着信を制御するための車載用制御装置であって、
ナビゲーション装置から車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得手段と、
前記走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別手段と、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、前記判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、走行状態取得手段は、ナビゲーション装置から車両の走行状態を示す情報を取得する。判別手段は、走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が、例えば、交差点内を右左折中であったり、高速道路等の合流地点に接近している等の着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する。そして、移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする。このように、車両が着信制限すべき箇所を走行中である場合にだけ、移動体通信端末(携帯電話等)を着信できないようにする。この結果、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することができる。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る着信制限方法は、
車両に搭載された所定の移動体通信端末を制御し、該移動体通信端末の着信を制限する着信制限方法であって、
車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得ステップと、
前記走行状態取得ステップにて取得された情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別ステップと、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御ステップと、
を備え、
前記制御ステップは、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生ステップを有し、前記判別ステップにより、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生ステップにて電波を発生させることにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、走行状態取得ステップは、例えば、ナビゲーション装置から、車両の走行状態を示す情報を取得する。判別ステップは、走行状態取得ステップにて取得された情報に従って、車両が、例えば、交差点内を右左折中であったり、高速道路等の合流地点に接近している等の着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する。そして、移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御ステップは、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生ステップを有し、判別ステップにより、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生ステップにて電波を発生させることにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする。このように、車両が着信制限すべき箇所を走行中である場合にだけ、移動体通信端末(携帯電話等)を着信できないようにする。この結果、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる携帯電話制御装置について、以下図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、この発明の実施の形態に適用される携帯電話制御装置を含んだシステムの一例を示す模式図である。このシステムは、携帯電話制御装置1と、ナビゲーション装置2と、モニタ3と、携帯電話4とから構成される。
なお、これら携帯電話制御装置1等は、所定の車両に搭載されて使用される。
【0017】
携帯電話制御装置1は、ナビゲーション装置2及び携帯電話4とそれぞれ所定の通信ケーブルを介して接続されており、ナビゲーション装置2から車両の走行状態を取得し、それに応じて携帯電話4を制御する。
【0018】
具体的に説明すると、携帯電話制御装置1は、図2に示すように、ナビゲーションインタフェース11と、検出コマンド送受信部12と、携帯電話インタフェース13と、制御コマンド送受信部14と、処理制御部15と、着信制御状態保持部16とを含んで構成される。
【0019】
ナビゲーションインタフェース11は、ナビゲーション装置2との間で、データ(コマンド等)の送受信を行うためのインタフェースである。
【0020】
検出コマンド送受信部12は、処理制御部15に制御され、ナビゲーションインタフェース11を介してナビゲーション装置2に向けてデータ(検出コマンド等)を送信し、また、ナビゲーション装置2から送られるデータ(走行状態を示す情報等)を受信する。
【0021】
携帯電話インタフェース13は、携帯電話4との間で、データ(制御コマンド等)の送受信を行うためのインタフェースである。
【0022】
制御コマンド送受信部14は、処理制御部15に制御され、携帯電話インタフェース13を介して携帯電話4に向けてデータ(制御コマンド等)を送信し、また、携帯電話4から送られたデータ(通話状態を示す情報等)を受信する。
【0023】
処理制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等からなり、携帯電話制御装置1全体を制御する。
具体的に処理制御部15は、検出コマンド送受信部12を制御し、車両の走行状態を検出するための検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行する。これに伴い、ナビゲーション装置2から車両の走行状態を示す情報が送られると、処理制御部15は、検出コマンド送受信部12を通じてこの情報を受け取り、車両の走行状態を検出する。
そして、処理制御部15は、検出した車両の走行状態に従って、制御コマンド送受信部14を制御し、携帯電話4の着信を制限するための制御コマンド等を携帯電話4に向けて発行する。
【0024】
着信制御状態保持部16は、RAM(Random Access Memory)等からなり、携帯電話4の制御状態(着信制御中又は、着信可能中等)を示すデータ等を記憶する。
【0025】
図1に戻って、ナビゲーション装置2は、搭載された車両の現在位置(位置情報)を計測するGPS(Global Positioning System)受信ユニットと、道路網情報等を含んだ地図データベースと、車両の速度を検出する車速パルス検出ユニットと、車両の加速及び減速状況を検出する加速度センサと、車両の右左折等を検出するジャイロセンサと、所定の目的地までの誘導経路を規定する誘導経路情報を記憶する記憶部と、ナビゲーション装置2全体を制御する制御ユニットとを備えて構成される。
【0026】
具体的にナビゲーション装置2は、携帯電話制御装置1から送られる所定の検出コマンドを取得すると、GPS受信ユニットにて計測される位置情報及び、地図データベースの道路網情報等に従って車両の走行状態を特定し、特定した走行状態を示す情報を携帯電話制御装置1に返送する。
【0027】
モニタ3は、LCD(Liquid Crystal Display)又はCRT(Cathode Ray Tube)等からなり、ナビゲーション装置2にて生成され、そして供給された、地図画像等を表示する。
【0028】
携帯電話4は、音声を入力するマイクと、音声及び着信音を出力するスピーカと、所定の基地局との間で所定周波数の電波を送受信するアンテナと、アンテナを介して所定の基地局と通信を行う無線部と、指示情報を入力する操作部と、所定の文字データ等を表示する表示部と、携帯電話4全体を制御する制御部とを備えて構成される。
【0029】
具体的に携帯電話4は、携帯電話制御装置1から送られる所定の制御コマンドを取得し、取得した制御コマンドに従って、例えば、着信を不能とするドライブモードに移行し、また、ドライブモードから着信を可能とする通常モードに移行する。
【0030】
以下、この実施の形態に係る携帯電話制御装置1の動作について図面を参照して説明する。
まず、ナビゲーション装置2から車両の走行状態を検出し、それに応じて携帯電話4を制御する検出制御処理について説明する。図3は、処理制御部15が実行する検出制御処理を示すフローチャートである。また、図4は、図3に示す検出制御処理から呼ばれる着信制御処理を示すフローチャートである。
図3に示す検出制御処理等は、携帯電話制御装置1がナビゲーション装置2及び携帯電話4と通信ケーブル等を介して接続された後に、例えば、自動的に開始される。
【0031】
まず、処理制御部15は、走行状態検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行し、返送される情報に従って車両の走行状態を取得する(ステップS1)。すなわち、処理制御部15は、検出コマンド送受信部12を制御して、走行状態検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行する。そして、処理制御部15は、検出コマンド送受信部12を通じてナビゲーション装置2から返送される車両の走行状態を示す情報を取得する。
【0032】
処理制御部15は、取得した走行状態を示す情報に従って、車両が走行中であるか否かを判別する(ステップS2)。処理制御部15は、走行中でない(車両が停止中である)と判別した場合、後述するステップS12に処理を進める。
【0033】
一方、走行中であると判別した場合、処理制御部15は、自車角度が変化中(車両が右左折中)であるか否かを判別する(ステップS3)。処理制御部15は、自車角度が変化中であると判別した場合、後述するステップS11に処理を進める。
【0034】
一方、自車角度が変化中でないと判別した場合、処理制御部15は、車両が大きく加減速中であるか否かを判別する(ステップS4)。処理制御部15は、予め定められた値よりも大きく加減速中であると判別した場合、後述するステップS11に処理を進める。
【0035】
一方、大きく加減速中でないと判別した場合、処理制御部15は、現在道路状態検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行し、返送される情報に従って現在道路状態を取得する(ステップS5)。
【0036】
処理制御部15は、取得した現在道路状態に従って、自車位置が注意地点を走行中である否かを判別する(ステップS6)。すなわち、処理制御部15は、現在道路状態が、例えば、交差点内、合流地点、丘の頂上、見通しの悪いカーブ、連続したカーブ、及び、踏切内等を示す「自車位置注意地点」であるか否かを判別する。
【0037】
処理制御部15は、注意地点を走行中であると判別した場合、後述するステップS11に処理を進める。
一方、注意地点を走行中でないと判別した場合、処理制御部15は、前方道路状態検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行し、返送される情報に従って前方道路状態を取得する(ステップS7)。
【0038】
処理制御部15は、取得した前方道路状態に従って、前方の注意地点に接近しているか否かを判別する(ステップS8)。すなわち、処理制御部15は、前方道路状態が、例えば、交差点に接近、一時停止地点に接近、及び、踏切に接近等を示す「前方注意地点接近」であるか否かを判別する。
処理制御部15は、前方の注意地点に接近していると判別した場合、後述するステップS11に処理を進める。
【0039】
一方、注意地点に接近していない(注意地点が遠い等)と判別した場合、処理制御部15は、経路誘導状態検出コマンドをナビゲーション装置2に向けて発行し、返送される情報に従って経路誘導状態を取得する(ステップS9)。
【0040】
処理制御部15は、取得した経路誘導状態に従って、前方の誘導地点に接近しているか否かを判別する(ステップS10)。すなわち、処理制御部15は、経路誘導状態が、例えば、右左折すべき誘導地点に接近等を示す「前方誘導地点接近」であるか否かを判別する。
【0041】
処理制御部15は、前方の誘導地点に接近していると判別した場合(ステップS3,S4,S6,S8にて「Yes」の場合も含む)、着信制限検出区分を「ON」にする(ステップS11)。すなわち、処理制御部15は、携帯電話4の着信を制限すべき箇所を自車が走行中であることを示すために、着信制限検出区分を「ON」にする。
【0042】
一方、前方の誘導地点に接近していないと判別した場合(ステップS2にて走行中でないと判別した場合も含む)、着信制限検出区分を「OFF」にする(ステップS12)。すなわち、処理制御部15は、携帯電話4の着信を制限する必要のない箇所を自車が走行中であることを示すために、着信制限検出区分を「OFF」にする。
【0043】
処理制御部15は、着信制御処理を実行する(ステップS13)。すなわち、処理制御部15は、ナビゲーション装置2から取得した車両の走行状態(着信制限検出区分)に従って、携帯電話4の着信の可否を制御する着信制御処理を実行する。なお、着信制御処理については、後述する。
【0044】
処理制御部15は、着信制御処理を実行した後、ステップS1に処理を戻し、上述のステップS1〜S13の処理を繰り返し実行する。
【0045】
次に、上述のステップS13にて実行される着信制御処理について図4を参照して詳しく説明する。
まず、処理制御部15は、着信制限検出区分が「ON」であるか否かを判別する(ステップS21)。
【0046】
処理制御部15は、着信制限検出区分が「ON」であると判別した場合、着信制御状態を取得する(ステップS22)。すなわち、処理制御部15は、現在の携帯電話4を制御している状態(着信制限中又は、着信可能中)を着信制御状態保持部16に記憶されている着信制御状態から取得する。
【0047】
処理制御部15は、取得した着信制御状態に従って、着信可能中であるか否かを判別する(ステップS23)。
処理制御部15は、着信可能中でない(着信制限中である)と判別した場合、着信制御処理を終えて、上述の検出制御処理に処理を戻す。
【0048】
一方、着信可能中であると判別した場合、処理制御部15は、通話状態検出コマンドを携帯電話4に向けて発行し、返送される情報に従って携帯電話4の通話状態を取得する(ステップS24)。すなわち、処理制御部15は、制御コマンド送受信部14を制御して、通話状態検出コマンドを携帯電話4に向けて発行する。そして、処理制御部15は、制御コマンド送受信部14を通じて携帯電話4から返送される携帯電話4の通話状態(通話中であるか否か)を示す情報を取得する。
【0049】
処理制御部15は、取得した通話状態に従って、携帯電話4が通話中であるか否かを判別する(ステップS25)。
処理制御部15は、携帯電話4が通話中であると判別した場合、着信制御処理を終えて、上述の検出制御処理に処理を戻す。すなわち、携帯電話4の通話を妨げることのない様に、処理制御部15は、携帯電話4を着信制限状態に制御することなく、検出制御処理に処理を戻す。
【0050】
一方、通話中でないと判別した場合、処理制御部15は、着信制限コマンドを携帯電話4に向けて発行し、携帯電話4を着信制限状態に制御する(ステップS26)。
【0051】
また、上述のステップS21にて、着信制限検出区分が「ON」でない(区分が「OFF」である)と判別した場合、処理制御部15は、着信制御状態を着信制御状態保持部16から取得する(ステップS27)。
【0052】
処理制御部15は、取得した着信制御状態に従って、着信制限中であるか否かを判別する(ステップS28)。
処理制御部15は、着信制限中でない(着信可能中である)と判別した場合、着信制御処理を終えて、上述の検出制御処理に処理を戻す。
【0053】
一方、着信制限中であると判別した場合、処理制御部15は、制限解除コマンドを携帯電話4に向けて発行し、携帯電話4を着信可能状態に制御する(ステップS29)。
【0054】
処理制御部15は、着信制御状態保持部16の着信制御状態を更新する(ステップS30)。すなわち、処理制御部15は、ステップS26又はステップS29にて携帯電話4に制御コマンドを発行した通りに着信制御状態を更新する。
【0055】
このように、上述の図3に示す検出制御処理及び図4に示す着信制御処理によって、ナビゲーション装置2から取得された車両の走行状態から、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別し、着信制限すべき箇所を走行中である場合にだけ、携帯電話4を着信制限に制御する。この結果、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することができる。
【0056】
以下、上述の図3に示す検出制御処理にて、携帯電話制御装置1から検出コマンドが発行された際に、ナビゲーション装置2が行う現在道路状態返送処理、前方道路状態返送処理及び、経路誘導状態返送処理について、それぞれ、図5〜図7のフローチャートを参照して簡単に説明する。
【0057】
最初に、図5に示す現在道路状態返送処理について説明する。この現在道路状態返送処理は、上述の図3に示す検出制御処理のステップS5にて現在道路状態検出コマンドが発行された際に開始される。
【0058】
まず、ナビゲーション装置2は、現在位置を取得する(ステップS50)。すなわち、ナビゲーション装置2は、自己が備えるGPSユニットにて計測した位置情報に従って、車両の現在位置を取得する。
【0059】
ナビゲーション装置2は、道路網情報を取得する(ステップS51)。すなわち、ナビゲーション装置2は、取得した現在位置に対応する道路網情報を自己が備える地図データベースから取得する。
【0060】
ナビゲーション装置2は、交差点内を走行中であるか否か(ステップS52)、合流地点を走行中であるか否か(ステップS53)、丘の頂上を走行中であるか否か(ステップS54)、見通しの悪いカーブを走行中であるか否か(ステップS55)、連続したカーブを走行中であるか否か(ステップS56)、及び、踏切内を走行中であるか否か(ステップS57)をそれぞれ、判別する。
すなわち、ナビゲーション装置2は、地図データベースから取得した道路網情報等に従って、交差点内、合流地点、丘の頂上、見通しの悪いカーブ、連続したカーブ、及び、踏切内等の箇所を自車が走行中であるか否か等を判別する。
【0061】
ナビゲーション装置2は、上記何れかの箇所を走行中であると判別した場合、「自車位置注意地点」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS58)。
【0062】
一方、何れの箇所をも走行中でないと判別した場合、ナビゲーション装置2は、「通常地点」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS59)。
【0063】
このように、ナビゲーション装置2は、現在位置及び道路網情報に従って、自車が走行中の現在の道路状態を判別し、交差点内等を走行中である場合に、「自車位置注意地点」を示す情報を携帯電話制御装置1に供給する。
【0064】
次に、図6に示す前方道路状態返送処理について説明する。この前方道路状態返送処理は、上述の図3に示す検出制御処理のステップS7にて前方道路状態検出コマンドが発行された際に開始する。
【0065】
まず、ナビゲーション装置2は、自車の現在位置を取得する(ステップS71)。
ナビゲーション装置2は、自車の現在位置に対応する道路網情報を取得する(ステップS72)。
【0066】
ナビゲーション装置2は、取得した道路網情報等に従って、前方の交差点に接近しているか否か(ステップS73)、前方の一時停止地点に接近しているか否か(ステップS74)、及び、前方の踏切に接近しているか否か(ステップS75)をそれぞれ、判別する。
【0067】
ナビゲーション装置2は、上記何れかの地点に接近していると判別した場合、「前方注意地点接近」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS76)。
【0068】
一方、何れの地点にも接近していないと判別した場合、ナビゲーション装置2は、「接近なし」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS77)。
【0069】
このように、ナビゲーション装置2は、現在位置及び道路網情報に従って、走行している自車の前方の道路状態を判別し、交差点等に接近している場合に、「前方注意地点接近」を示す情報を携帯電話制御装置1に供給する。
【0070】
次に、図7に示す経路誘導状態返送処理について説明する。この経路誘導状態返送処理は、上述の図3に示す検出制御処理のステップS9にて経路誘導状態検出コマンドが発行された際に開始する。
【0071】
まず、ナビゲーション装置2は、自車の現在位置を取得する(ステップS91)。
ナビゲーション装置2は、自車の現在位置に対応する道路網情報を取得する(ステップS92)。
ナビゲーション装置2は、自己が備える記憶部に事前に記憶された誘導経路情報を取得する(ステップS93)。
【0072】
ナビゲーション装置2は、前方の誘導地点に接近しているか否かを判別する(ステップS94)。すなわち、ナビゲーション装置2は、取得した現在位置及び誘導経路情報に従って、例えば、右左折を指示するための誘導地点に接近しているか否かを判別する。
【0073】
ナビゲーション装置2は、誘導地点に接近していると判別した場合、「前方誘導地点接近」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS95)。
【0074】
一方、誘導地点に接近していないと判別した場合、ナビゲーション装置2は、「接近なし」を示す情報を生成し、携帯電話制御装置1に返送する(ステップS96)。
【0075】
このように、ナビゲーション装置2は、現在位置、道路網情報及び、誘導経路情報に従って、走行している自車の前方の誘導地点を特定し、誘導地点に接近している場合に、「前方誘導地点接近」を示す情報を携帯電話制御装置1に供給する。
【0076】
上記の実施の形態では、携帯電話制御装置1を携帯電話4と通信ケーブルを介して接続し、走行状態に従って制御コマンドを発行して、携帯電話4を直接制御したが、携帯電話4と携帯電話制御装置1とを接続することなく、携帯電話4を制御してもよい。
【0077】
例えば、所定周波数帯の微弱電波を発して、携帯電話4を着信制限状態に制御してもよい。図8は、この発明の他の実施の形態に係る携帯電話制御装置5を含んだシステムの一例を示す模式図である。
このシステムは、図1の携帯電話制御装置1の代わりに、電波発生部51を備えた携帯電話制御装置5を含んで構成される。なお、携帯電話制御装置5は、所定の通信ケーブルを介してナビゲーション装置2とだけ接続されている。
【0078】
携帯電話制御装置5が備える電波発生部51は、処理制御部等に制御され、携帯電話4が基地局との通信に使用する電波と同等の周波数帯の微弱電波を発生する。
【0079】
具体的に携帯電話制御装置5は、上述の携帯電話制御装置1と同様に、ナビゲーション装置2から自車の走行状態を示す情報を取得し、携帯電話4の着信を制限すべき箇所を自車が走行中であると判別した場合、電波発生部51から微弱電波を発生させ、携帯電話4と基地局との通信ができないようにする。
すなわち、携帯電話制御装置5は、微弱電波を発生させることにより、携帯電話4の着信を制限する。
【0080】
この場合、携帯電話制御装置5により、上述の図1に示すような携帯電話制御装置1と接続できない様な携帯電話4を制御することができる。
【0081】
上記の実施の形態では、携帯電話制御装置1,5は、ナビゲーション装置2から走行状態を示す情報を取得し、取得した情報に従って携帯電話4を制御したが、単独で、走行状態を判別して携帯電話4を制御できるようにしてもよい。図9は、この発明の他の実施の形態に係る携帯電話制御装置6の一例を示すブロック図である。
【0082】
図9に示す携帯電話制御装置6は、車速パルス検出部61と、加速度センサ62と、ジャイロセンサ63と、車両走行状態判定部64と、携帯電話インタフェース65とを含んで構成される。
なお、携帯電話制御装置6は、上述のナビゲーション装置2から情報を取得しないため、上述の携帯電話4とだけ、所定の通信ケーブルを介して接続されている。
【0083】
車速パルス検出部61は、車両から供給される車両の速度を示す車速パルスを検出し、車両走行状態判定部64に供給する。
加速度センサ62は、例えば、車両の加速及び減速を検出し、車両走行状態判定部64に供給する。
ジャイロセンサ63は、例えば、車両の右左折を検出し、車両走行状態判定部64に供給する。
【0084】
車両走行状態判定部64は、車速パルス検出部61、加速度センサ62、及び、ジャイロセンサ63から供給される情報に従って、自車の走行状態を簡易に判定する。車両走行状態判定部64は、判定した走行状態に従って、携帯電話4を制御するための制御コマンドを生成し、携帯電話インタフェース65を介して携帯電話4を制御する。
携帯電話インタフェース65は、携帯電話4との間で、データ(制御コマンド等)の送受信を行うためのインタフェースである。なお、携帯電話制御装置6は、携帯電話インタフェース65の代わりに、上述の図8に示す電波発生部51を備えてもよい。
【0085】
この様な構成の携帯電話制御装置6は、加速度センサ62、及び、ジャイロセンサ63から供給されるそれぞれの情報を組み合わせて得られる車両の走行状態を簡易に判定し、上述の携帯電話制御装置1等と同様に、携帯電話4を制御する。
この場合、ナビゲーション装置2を使用せずに簡単な構成で、携帯電話4を制御することができる。
【0086】
逆に、ナビゲーション装置2内に、上述の携帯電話制御装置1,5の構成を追加することで、ナビゲーション装置2が、携帯電話4を制御できるようにしてもよい。
【0087】
上記の実施の形態では、制御対象の移動体通信端末を、携帯電話4を一例として説明したが、他に、ページャや通信可能なPDA等の移動体通信端末を制御してもよい。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車両内において携帯電話等の移動体通信端末の着信を適切に制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯電話制御装置を含んだシステムの一例を示す模式図である。
【図2】携帯電話制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る検出制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る着信制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】ナビゲーション装置が行う現在道路状態返送処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】ナビゲーション装置が行う前方道路状態返送処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】ナビゲーション装置が行う経路誘導状態返送処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話制御装置を含んだシステムの一例を示す模式図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話制御装置の構成の一例を示す模式図である。
【図10】(a),(b)共に、従来の携帯電話の着信等を説明するための模式図である。
【図11】右折途中の車両において、携帯電話から着信音が発せられた状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1,5,6 携帯電話制御装置
2 ナビゲーション装置
3 モニタ
4 携帯電話
11 ナビゲーションインタフェース
12 検出コマンド送受信部
13 携帯電話インタフェース
14 制御コマンド送受信部
15 処理制御部
16 着信制御状態保持部
Claims (3)
- 車両に搭載され、所定の移動体通信端末の着信を制御するための車載用制御装置であって、
車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得手段と、
前記走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別手段と、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、前記判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする車載用制御装置。 - 所定のナビゲーション装置及び所定の移動体通信端末と共に車両に搭載され、該移動体通信端末の着信を制御するための車載用制御装置であって、
ナビゲーション装置から車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得手段と、
前記走行状態取得手段が取得した情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別手段と、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生手段を有し、前記判別手段により、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生手段より電波を発生することにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする車載用制御装置。 - 車両に搭載された所定の移動体通信端末を制御し、該移動体通信端末の着信を制限する着信制限方法であって、
車両の走行状態を示す情報を取得する走行状態取得ステップと、
前記走行状態取得ステップにて取得された情報に従って、車両が着信制限すべき箇所を走行中であるか否かを判別する判別ステップと、
移動体通信端末を着信制限状態に制御する制御ステップと、
を備え、
前記制御ステップは、移動体通信端末が通信に使用する電波と同じ周波数帯の電波を発生する電波発生ステップを有し、前記判別ステップにより、着信制限すべき箇所を走行中であると判別された場合に、当該電波発生ステップにて電波を発生させることにより、基地局との通信ができないようにして、移動体通信端末を着信制限状態にする、
ことを特徴とする着信制限方法。
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