JP2002340608A - 携帯ナビゲーションシステム及びナビゲーションシステムを有する携帯電話 - Google Patents

携帯ナビゲーションシステム及びナビゲーションシステムを有する携帯電話

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JP2002340608A
JP2002340608A JP2001395128A JP2001395128A JP2002340608A JP 2002340608 A JP2002340608 A JP 2002340608A JP 2001395128 A JP2001395128 A JP 2001395128A JP 2001395128 A JP2001395128 A JP 2001395128A JP 2002340608 A JP2002340608 A JP 2002340608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 行き先の目的地の位置がわかっている状態で
その位置を目的意識的に登録しなくても、その目的地ま
での道案内をすることが可能なナビゲーションシステム
並びにかかるナビゲーションシステムの機能を有する携
帯電話を提供する。 【解決手段】 携帯ナビゲーションシステム10と関連
する所定の機器から電気的に非接続状態とされるか、あ
るいは所定の機器から所定距離以上離れたことを検出す
る離隔検出手段112を設け、離隔検出手段により所定
の機器から電気的に非接続状態とされるか、あるいは所
定の機器から所定距離以上離れたことを検出したとき、
位置検出手段107により得られた現在の位置を記憶手
段108に自動的に記憶する。他の実施の形態では、自
動車のキーのオフ状態を検出して同様に現在位置を記憶
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステムに関し、特に携帯電話などユーザが手軽に携帯で
きる装置に組み込むことが可能なナビゲーションシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】GPSなどの普及により、自動車や船
舶、航空機などのためのナビゲーションシステムが広く
用いられている。また、かかる乗物のみならず、登山や
オリエンテーリングのために歩行者用のナビゲーション
システムも種々開発され、携帯電話機(以下単に携帯電
話という)やPHS(パーソナル・ハンディフォン・シ
ステム)電話機にナビゲーションシステムを組み込んだ
ものも開発されている。PHS電話機(以下単にPHS
という)を利用したナビゲーションシステムとしては、
例えば実用新案登録第3040233号に記載されたも
のがある。この従来例では、目的とする行き先の位置情
報をあらかじめ設定して、現在地から行き先位置までの
ルートを選択して表示したり、音声でガイドする構成と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、目的とす
る行き先の位置があらかじめわかっている場合は、上記
従来例を適用可能であるが、歩行する人によっては行き
先が不明の場合がある。例えば、自動車で郊外のショッ
ピングモールに買い物に行ったとき、広い駐車場に車を
駐車し、買い物をし、いざ自分の車に戻ろうとしたとき
など、どこに自車があるのか、なかなかわからないとき
がある。これは、自車から離れるときに、この場所に戻
る必要があるから、その場所を行き先の目的地として携
帯電話などに組み込まれたナビゲーションシステムに登
録すればよいが、その時点ではそのような意識が働かな
いことが多いためである。すなわち、自車の位置がわか
らなくなってから、自車から離れる際に位置を登録して
おけばよかったと思うことが多いのである。このように
従来の携帯用ナビゲーションシステムは、行き先の目的
地の位置がわかっている状態でその位置を目的意識的に
登録しない限り、その目的地までの道案内をすることは
できなかったのである。また、登録し得たとしても、そ
の操作は煩雑なものとなる。
【0004】したがって、本発明は、行き先の目的地の
位置がわかっている状態でその位置を目的意識的に登録
しなくても、設定できるようにすることを第1の目的と
する。また、その目的地までの道案内をすることが可能
なナビゲーションシステム並びにかかるナビゲーション
システムの機能を有する携帯電話を提供することを第2
の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明では携帯ナビゲーションシス
テムが当該携帯ナビゲーションシステムと関連する所定
の機器から電気的に非接続状態とされるか、あるいは所
定の機器から所定距離以上離れたことを検出する離隔検
出手段を設け、離隔検出手段により所定の機器から電気
的に非接続状態とされるか、あるいは所定の機器から所
定距離以上離れたことを検出したとき、位置検出手段に
より得られた現在の位置を記憶手段に自動的に記憶する
ようにしたものである。
【0006】したがって、請求項1にかかる発明によれ
ば、自動車など所定の場所から離れる際に、自動的に自
動車などの位置が携帯ナビゲーションシステムに記憶さ
れるので、後でその自動車などの所定の場所に戻ろうと
したときに自動車などの所定の場所までのルートあるい
は方向と距離を示すなどしてガイドすることが可能とな
る。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2にかか
る発明では携帯ナビゲーションシステムが当該携帯ナビ
ゲーションシステムと関連する所定の機器から電気的に
非接続状態とされるか、あるいは所定の機器から所定距
離以上離れたことを検出する離隔検出手段を設け、離隔
検出手段により所定の機器から電気的に非接続状態とさ
れるか、あるいは所定の機器から所定距離以上離れたこ
とを検出したとき、位置検出手段により得られた現在の
位置を記憶手段に自動的に記憶し、かつユーザの求めに
応じて任意の現在地と、記憶された位置とを用いて案内
情報を提供するようにしたものである。
【0008】したがって、請求項2記載の発明によれ
ば、自動車など所定の場所から離れる際に、自動的に自
動車などの位置が携帯ナビゲーションシステムに記憶さ
れ、後で案内情報を提供するために用いられるので、後
でその自動車などの所定の場所に戻ろうとしたときに自
動車などの所定の場所までのルートあるいは方向と距離
を示すなどしてガイドすることが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
の所定の機器が携帯ナビゲーションシステム用の充電装
置であり、離隔検出手段が充電装置から携帯ナビゲーシ
ョンシステムが電気的に非接続状態とされたことを検出
するものである。
【0010】したがって、請求項3記載の発明によれ
ば、携帯ナビゲーションシステムを充電装置から外した
ときに、その位置が記憶されることとなる。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1又は2
の所定の機器が携帯ナビゲーションシステムと近距離間
で通信可能な通信装置を有するものであり、離隔検出手
段が通信装置から携帯ナビゲーションシステムが通信可
能距離以上離れた位置にあることを検出するものであ
る。
【0012】したがって、請求項4記載の発明によれ
ば、携帯ナビゲーションシステムを所定の機器から少し
離れた位置に持っていったときに、その位置が記憶され
ることとなる。
【0013】上記目的を達成するため、請求項5及び請
求項6にかかる発明では乗物の原動機をオン・オフする
スイッチがオフとされたことを検出する手段を設け、キ
ーがオフとされたとき乗物に持ち込み可能な携帯ナビゲ
ーションシステムの位置検出手段により得られた現在の
位置を記憶手段に自動的に記憶するようにしたものであ
る。
【0014】したがって、請求項5及び請求項6にかか
る発明によれば、自動車の原動機をオフとしてその所定
の場所から離れる際に、自動的に自動車などの位置が携
帯ナビゲーションシステムに記憶されるので、後でその
自動車などの所定の場所に戻ろうとしたときに自動車な
どの所定の場所までのルートあるいは方向と距離を示す
などしてガイドすることが可能となる。
【0015】請求項7にかかる発明、請求項5又は6に
記載の発明でキーがオフとされたことをイグニッション
キーのオフ状態又はACC信号のオフ状態を検出するこ
とにより行うものでである。
【0016】したがって、請求項7にかかる発明によれ
ば特別の検出手段を新たに設けることなく、キーのオフ
状態を検出することができる。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
のいずれか1つに記載の携帯ナビゲーションシステムの
機能を有する携帯電話機である。
【0018】したがって、請求項8に記載の発明によれ
ば、ナビゲーションシステムを単独で持ち歩く必要がな
く、通常身につけている携帯電話機を所持しているだけ
で、所定の機器のある位置から離れた時点で自動的に位
置を記憶することが可能である。
【0019】請求項9にかかる発明は、乗物の原動機を
オン・オフするスイッチがオフとされたことを検出する
手段を設け、キーがオフとされたとき乗物に搭載されて
いる位置検出手段で検出された現在位置を携帯端末の記
憶手段に自動的に送信して記憶するようにしたものであ
る。
【0020】したがって、請求項9にかかる発明によれ
ば、自動車の原動機をオフとしてその所定の場所から離
れる際に、自動的に自動車などの位置が携帯端末に記憶
されるので、後でその自動車などの所定の場所に戻ろう
としたときに自動車などの所定の場所までのルートある
いは方向と距離を示すなどしてガイドすることが可能と
なる。
【0021】請求項10にかかる発明は、請求項9の発
明に加えて地図データ記憶手段を設けておき、キーがオ
フとされたとき検出された位置の近傍の地図データを携
帯端末の記憶手段に自動的に送信して記憶するようにし
たものである。
【0022】したがって、請求項10にかかる発明によ
れば、自動車の原動機をオフとしてその所定の場所から
離れる際に、自動的に自動車などの位置の近傍の地図の
データが携帯端末に記憶されるので、後でその自動車な
どの所定の場所に戻ろうとしたときに自動車などの所定
の場所までのルートを地図上に表示することができ、よ
り正確な経路案内が可能となる。
【0023】請求項11にかかる発明は、請求項9又は
10の発明に加えてキーがオフとされたとき所定の送信
動作が終了するまでは、電源供給を確保するようにした
ものである。
【0024】したがって、請求項11にかかる発明によ
れば、キーがオフとされても直ちに電源供給が停止する
ことなく、所定の通信動作が完了して携帯端末側に所定
の位置情報などが確実に記憶されることとなる。
【0025】請求項12にかかる発明は、請求項9から
11のいずれかの発明に加えて携帯端末自体が位置検出
手段を有する構成としたものである。
【0026】したがって、請求項12にかかる発明によ
れば、携帯端末により経路案内をするとき、携帯端末自
身で現在位置を把握できるので、目的地へのアクセスが
より確実かつ容易となる。
【0027】請求項13にかかる発明は、請求項9から
12のいずれかの発明でキーがオフとされたことをイグ
ニッションキーのオフ状態又はACC信号のオフ状態を
検出することにより行うものである。
【0028】したがって、請求項13にかかる発明によ
れば特別の検出手段を新たに設けることなく、キーのオ
フ状態を検出することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
る携帯ナビゲーションシステムの第1の実施の形態を示
すブロック図である。この携帯ナビゲーションシステム
10は、位置検出器107、離隔検出部112、スイッ
チ群を有する操作部109、ナビゲーション制御部20
4、スピーカ104、表示装置110、メモリ108を
有している。位置検出器107は、携帯ナビゲーション
システムの現在の位置を検出するもので、例えばGPS
(Global Positioning System)により少なくとも3個
以上の衛星からの電波信号に基づいて現在地の緯度と経
度を算出することができる。なお、位置検出器107の
位置検出方法は、GPSに限られず、携帯ナビゲーショ
ンシステム10が携帯電話や、PHSの筐体に組み込ま
れるものであるときは、携帯電話や、PHS自体の有す
る現在地特定方法を用いることもできる。
【0030】図2は、図1中のナビゲーション制御部2
04の内部構造の概略を示すブロック図である。ナビゲ
ーションシステム制御部204は、地図データ読込み部
211、制御回路212、外部メモリ213を有してい
る。制御回路212は通常のパーソナルコンピュータと
同様の基本構成要素であるCPU(中央演算処理装
置)、とROMやRAMなどのメモリ、インターフェイ
ス及びこれらを相互接続するバスラインなどにより構成
されている。なお、携帯ナビゲーションシステム10が
携帯電話やPHSの筐体に組み込まれるときは、図1中
の操作部109、スピーカ104、表示装置110、メ
モリ108及び図2中の制御回路212、外部メモリ2
13のうち一部又は全部を共用することができる。
【0031】図2中の地図データ読込み部211は、地
図データ及び目印データを含む各種データと、位置検出
精度の向上のために用いられるマップマッチングデータ
などが記録されている図示省略の記録媒体からこれらの
データを読み出して携帯ナビゲーションシステム10に
ロードするものである。記録媒体としては、メモリカー
ド、コンパクトフラッシュ(R)メモリなどを用いるこ
とができる。なお、この記録媒体には、地域ごとの地図
データなどがあらかじめ記録される。
【0032】図1の表示装置110としては、カラー液
晶ディスプレイを用いることができる。表示装置110
には、記録媒体から地図データ読込み部211で読み込
まれた地図データにより地図が表示され、位置検出器1
07で検出された現在地が所定のマークにより表示され
る。また、行き先までの誘導経路であるルートなどを道
路の色を異なる色で表示するなど、付加データの映像を
地図に重ねて表示することができる。これらの表示の態
様は、通常の自動車用ナビゲーションシステム、いわゆ
るカーナビの表示態様と基本的に同様である。
【0033】操作部109には、例えばジョイスティッ
ク方式の位置入力部があり、行き先である目的地の位置
を入力することができる。ナビゲーション制御部204
は、操作部109から入力された目的地と、位置検出器
107から入力された現在地とを用いて、現在地から目
的地までの最適な経路を自動的に選択して、誘導経路
(ルート)を形成し、これを表示装置110に表示され
ている地図上に表示する。かかる経路案内機能における
自動的に最適な経路を選択する手法としては、ダイクス
トラ法などの手法が知られている。なお、操作部109
の一部として、例えば表示装置110の表示部と一体化
されたタッチパネルを含むこともできる。また、操作部
109は、画像の表示態様や音量の制御などユーザから
の各種命令の入力に用いられる。
【0034】ナビゲーション制御部204は、上述のよ
うに現在地から目的地までの誘導経路を選択するのみな
らず、目的地までの所要時間を算出し、目的地付近の施
設の名称と共に表示装置110にて表示するよう制御す
る機能をも有している。なお、所要時間は、現在地から
目的地までの距離と平均速度を用いてリアルタイムで算
出される。平均速度は、GPSを利用する場合は、単位
時間当たりの移動距離から得ることもできるし、携帯ナ
ビゲーションシステム10が自動車に搭載されるとき
は、自動車が有する車速センサからの車速信号をブルー
トゥース(Blue tooth)などで受信することもできる。
また、有線接続により、車速信号の通信による受信を行
うよう構成することもできる。
【0035】なお、操作部109にて目的地を入力する
際には、目的地の施設名称などの一覧と所要時間を組み
合わせた索引を表示装置110に表示し、この中から目
的とする施設をユーザが選択することができる。
【0036】図1の離隔検出部112は、携帯ナビゲー
ションシステム10が所定の機器から離隔した位置にあ
ることを検出するものである。いま自動車に携帯ナビゲ
ーションシステム10の充電器が搭載されているものと
し、通常は携帯ナビゲーションシステム10は、図示省
略の充電器に電気的に接続され、図示省略のバッテリが
充電される。離隔検出部112は、充電器の出力電圧を
監視する機能を有している。したがって、ユーザが自動
車から降りる際に携帯ナビゲーションシステム10を持
って自動車から降りれば、充電器との電気的接続が断た
れ、離隔検出部112は出力電圧が0になったことを検
出し、携帯ナビゲーションシステム10が充電器から取
り外されたことを検出して、位置記憶指示信号をナビゲ
ーション制御部204に送る。ナビゲーション制御部2
04は、位置記憶指示信号を受けると、位置検出器10
7から得られている現在の位置をメモリ108に記憶す
る。
【0037】したがって、ユーザは携帯ナビゲーション
システム10を所持して自動車から降りれば、自動的に
自動車を停車した位置を記憶することができるので、広
い駐車場などで自動車の停車位置を注意深く確認しない
で自動車から離れても、その離れる前の自動車の位置が
自動的に、すなわちユーザが意識しなくても記憶される
のである。その後ユーザが駐車場に戻ってきて、駐車場
内のどこに駐車したのかがわからない場合、ユーザは携
帯ナビゲーションシステム10の操作部109を操作し
て、自動車から離れた時点での位置をメモリ108から
読み出すようナビゲーション制御部204に指示する
(ユーザリクエスト)。このリクエストがあると、メモ
リ108から先に記憶されていた位置情報が読み出され
て、行き先の目的地としてこの位置情報を制御回路21
2内の所定記憶部に格納する。すなわち、ユーザがわか
っていない目的地を自動的に設定することができるので
ある。
【0038】携帯ナビゲーションシステム10は、こう
して自動的に設定された目的地と位置検出器107から
得られる現在地との関係から、前述の場合と同様に現在
地から目的地までの経路をユーザに与える。この場合、
駐車場などの内部には道路など経路を表示するための目
安がないので、現在地から目的地までの方向と距離を表
示装置110に矢印や文字などで表示したり、音声合成
を行って音声をスピーカ104から発声させ、ユーザに
与えることができる。ユーザは、画面の表示や音声で与
えられる案内情報に従って自車の駐車位置に戻ってくる
ことができる。
【0039】また、目的地までの案内を音声合成ではな
く、単純なビープオンの繰り返し(例えばピッピという
音)を用い、その繰り返しの速さを目的地までの距離が
近づくにつれ速くし、例えば20m程度の所定距離に近
づいた段階で連続音に切り換えるなどして、ユーザが目
的地に接近したことを確認できるよう構成することもで
きる。なお、上記例では、ユーザからのリクエストによ
り案内をする場合を説明したが、かかるユーザからのリ
クエストがなくても自動的に自車位置を矢印や距離を表
示したりして、携帯ナビゲーションシステムを持ち歩い
ている間は常時表示するよう構成することもできる。
【0040】図3は、上記第1の実施の形態の動作を示
すフローチャートであり、具体的には制御回路212の
CPUの動作を示すものである。携帯ナビゲーションシ
ステム10の電源がオンとされると、図示省略の所定の
イニシャライズが行われ、次いでステップS1で充電器
に接続されているか否かが判断される。充電器に接続さ
れていないと判断されると、ステップS2で現在の位置
をメモリ108に記憶する。その後、ユーザリクエスト
が入力されたか否かがステップS3で判断され、リクエ
ストがなければステップS5で再び充電器に接続されて
いるか否かが判断される。接続されていなければステッ
プS3に戻り、接続されていればステップS1に戻る。
ステップS3でリクエストがあると判断されると、ステ
ップS4でメモリ108から先に記憶した位置を読み出
し、現在地との関係から目的地(車の位置)までの方
向、距離などを表示する。
【0041】上記第1の実施の形態では、離隔検出部1
12が充電器との電気的接続の有無で所定の機器から離
隔したか否かを判断しているが、他の実施の形態とし
て、ブルートゥースなどの近距離通信機能を用いて、所
定距離以上離れたことを検知することにより、所定機器
から離隔したことを検出することもできる。この場合、
自動車に近距離通信用の送信機を搭載しておき、所定の
信号を送信して携帯ナビゲーションシステム10で受信
する構成とする。携帯ナビゲーションシステム10が自
動車から、例えば10m程度離れると、送信機からの信
号が受信できなくなり、これをトリガーとして、その時
点での現在地をメモリ108に記憶することができる。
送信機からの信号を受信できる距離があまり長いと、す
なわち数十メートル以上あると、記憶する位置が自動車
からこの距離だけ離れてしまい、戻るときの目的地が自
動車位置からその距離だけずれるので、正確に駐車位置
まで案内することができない。したがって、通信可能距
離は10m程度以下が好ましい。この場合の目的地案内
は、地点を案内するのではなく、通信可能エリアを範囲
とする目的エリアへの案内とすることができる。したが
って、経路案内に際しては、ユーザは案内された目的エ
リアの範囲内に自車があることを認識しつつ、周辺を見
渡して自車を容易に見つけることができる。
【0042】また、上記第1の実施形態では携帯ナビゲ
ーションシステムが充電器との電気的接続断を判断して
目的地の自動設定を行うようにしたが、充電器に限ら
ず、例えば車両用ナビゲーション装置を利用したハンズ
フリー装置との電気的接続が切られたことをトリガーと
して現在地を目的地とした自動設定を行うようにしても
よい。また、上記実施形態の自動目的地設定機能を動作
させるか否かを操作部109によってユーザ操作により
設定できるようにしてもよい。
【0043】上記第1の実施の形態では、自動車の駐車
位置まで案内する場合を例にとって説明したが、本発明
はかかる利用の態様に限られるものではない。すなわ
ち、初めて訪ねたホテルから散歩に出かける場合や、痴
呆症の人が自宅から外出する場合など、充電器から携帯
ナビゲーションシステムを外すなどして外出すれば、自
動的に戻ってくるべき位置を記憶することができるの
で、迷子になってホテルや自宅に戻れないという問題を
解消して、的確な誘導をすることができる。この場合、
自宅に戻るよう例えば、「帰宅して下さい」あるいは
「Go-Back-Home」などの表示をすることは好ましい態様
である。
【0044】次に本発明のナビゲーションシステムの第
2の実施の形態について説明する。図4は、第2の実施
の形態のブロック図である。図2のナビゲーションシス
テム10Aは、キー挿入検出器101、外部との通信を
行うための無線機102、音声処理部103、音声処理
部103から受ける音声信号を再生して音波とするスピ
ーカ104、音声を電気信号に変換するマイクロフォン
(単にマイクとも言う)105、ナビゲーション制御を
含む各種制御を行う制御部106、位置検出器107、
メモリ108、操作部109、表示装置110、無線機
102に接続されたアンテナ111を有している。これ
らの各部分中、図1に示した第1の実施の形態における
ものと同一符号のものは、実質的に同一の構成又は機能
を有しているので、その詳細な説明は省略する。
【0045】図1と異なる部分を中心に説明すると、ま
ずキー挿入検出器101は、この携帯ナビゲーションシ
ステムが持ち込まれる自動車などの乗物の原動機のオン
・オフを制御するメインキースイッチのキーが挿入され
た状態か、あるいは抜き去られた状態かを検出するもの
である。検出方法としては、乗物のイグニッションキー
のオフ状態又はACC(アクセサリー)信号のオフ状態
を検出するものを用いることができる。なお、その他の
方法としてキーの挿入の有無を鍵穴内の所定部分で光学
的に検出する方法や、鍵穴内にキーが挿入されたときの
みオン状態となるマイクロスイッチを用いる方法や、そ
の他電磁気的に検出する方法などの方法のいずれかを適
宜選択して用いることができる。なお、この実施の形態
では、キーの挿入あるいは抜き去りを検出すると表現し
ているが、実際のキーの抜き差しが重要なのではなく、
キーが挿入された状態で、キーがオン状態であるか、あ
るいはオフ状態であるかが重要であるので、キーの抜き
差しは、キーのオフ状態とオン状態に対応しているもの
とする。
【0046】無線機102は、このナビゲーションシス
テム10Aが携帯ナビゲーションシステムとして用いら
れるときに、自動車などに本来搭載されている固定型の
ナビゲーションシステムなどと通信をして、位置情報や
地図データなどを授受するなどのために用いられる。固
定型ナビゲーションシステムとの通信による利用形態に
ついては後に詳述する。なお、図4の構成に用いられる
制御部106は、図1の構成に用いられるナビゲーショ
ン制御部204の機能を有する他に、携帯電話やPDA
などが有する通信制御機能などを有している。
【0047】音声処理部は、制御部106からのデジタ
ル信号をD/A変換してスピーカ104に音声信号を供
給し、またマイク105からの音声信号をA/D変換し
て制御部106に送る機能を有する。なお、図1の第1
の実施の形態では、スピーカ104が直接ナビゲーショ
ンシステム制御部204に接続されているが、デジタル
信号をD/A変換してスピーカ104に音声信号を供給
する音声処理部がナビゲーション制御部204内に含ま
れているものとする。
【0048】図5は、本発明のナビゲーションシステム
の第3の実施の形態を示すブロック図である。第3の実
施の形態は第2の実施の形態と次の点で異なる。すなわ
ち、第2の実施の形態は乗物に搭載された固定型のナビ
ゲーションシステムと通信する機能を有するが、第3の
実施の形態では、かかる通信機能を有さず、それのみで
動作するものである。なお、図4に示したマイク105
は第3の実施の形態では用いられていない。また、図4
の音声処理部103中のD/A機能は、前述の第1実施
の形態同様、ナビゲーション制御部204に内蔵されて
いる。
【0049】図5中のナビゲーション制御部204は、
第1の実施の形態を示す図2と同様の構成であり、その
詳細な説明は省略する。
【0050】次に第4の実施の形態の動作について図6
のブロック図を用いて説明する。図6に示すナビゲーシ
ョンシステムは、固定ナビゲーションシステムと、これ
と共に使用される携帯ナビゲーションシステムの組から
なるナビゲーションシステムアセンブリである。かかる
アセンブリを本明細書では、単にナビゲーションシステ
ムと表現する。
【0051】図6において、自動車などに搭載されてい
る固定のナビゲーションシステム30が通信端末40に
有線又は無線で接続され、通信端末40が携帯ナビゲー
ションシステム10Aと通信可能となっている様子を示
している。携帯ナビゲーションシステム10Aは、第2
の実施の形態で説明した図4の構成のものを、そのま
ま、あるいは多少改変して用いることができる。また、
固定のナビゲーションシステム30にも、図4で説明し
たキー挿入検出器101と同様な構成が付加されている
ものとする。
【0052】通信端末40と携帯ナビゲーションシステ
ム10Aの無線機102(図4)との間の通信は、ブル
ートゥースを用いる方式でもよいし、携帯電話やPHS
同様のセルラー通信方式を用いるものでもよい。なお、
セルラー通信方式の場合、通信端末40と携帯ナビゲー
ションシステム10Aとの間の通信のみならずインター
ネットなどを介して各種サイトに接続して様々な情報を
受信したりあるいは発信することが可能であるが、地下
の駐車場などの電波の届きにくい所では通信ができない
という問題がある。一方、ブルートゥースを用いる方式
の場合は、かかる通信障害の問題はないので、両者を併
用することも好ましい形態と言える。
【0053】図7は、図6の第4の実施の形態の動作を
説明するフローチャートである。このフローチャート
は、固定のナビゲーションシステム30の構成要素であ
るCPUの動作を示すものであるが、後述するように携
帯ナビゲーションシステム10Aの制御部(図4の制御
部106に相当する)に含まれるCPUの動作とするこ
ともできる。ここでは、固定のナビゲーションシステム
30のCPUの動作を示すものとして説明する。
【0054】まずステップS1で、携帯ナビゲーション
システム10Aが固定のナビゲーションシステム30に
通信可能に無線接続されているか否かを判断する。な
お。図6の例では、無線接続の態様が表示されている
が、有線接続でもよいので、ステップS1では無線又は
有線の記載がある。接続されていないときは、ステップ
S3で再接続が可能かを判断し、可能であれば、ステッ
プS1に戻る。一方、不可能であれば、ステップS2で
キーが抜かれているか否かが判断される。判断手法は、
第2の実施の形態で説明したのと同様である。キーが抜
かれていない(オン状態)ときは、ステップS1に戻
る。一方、キーが抜かれている(オフ状態)ときは、ス
テップS4へ行き、現在位置の情報を固定のナビゲーシ
ョンシステム30から携帯ナビゲーションシステム10
Aへ送信し、携帯ナビゲーションシステム10Aのメモ
リ108に記憶する。その後ステップS5でデータ通信
が終了したか否かを判断し、終了するまでは、ステップ
S4を繰り返し実行する。
【0055】データ通信が終了したと判断されると、ス
テップS6へ行き、固定のナビゲーションシステム(車
内のナビゲーションシステム)30及び携帯ナビゲーシ
ョンシステム10Aの電源供給が停止される。なお、固
定のナビゲーションシステム30に付加されているキー
挿入検出器101の電源供給もこの時点で同様に停止さ
れる。換言すると、データ通信が終了して、現在位置の
情報が確実に携帯ナビゲーションシステム10A側に記
憶されるまでは、各部の電源を継続して供給するもので
ある。
【0056】なお、図6の実施の形態では、固定のナビ
ゲーションシステム30で得た位置情報を携帯ナビゲー
ションシステム10Aに送信しているが、携帯ナビゲー
ションシステム10Aが図4に示す第2の実施の形態と
同様に位置検出器107を有している場合は、そこから
位置情報を得るようにすることもできる。この場合は、
固定のナビゲーションシステム30からは、キーが抜か
れたことを検知した旨の通知を携帯ナビゲーションシス
テム10Aに対して行えばよいこととなる。図6の第4
の実施の形態では、携帯ナビゲーションシステム10A
側には、キー挿入検出器は不要であるが、携帯ナビゲー
ションシステム10A側にも、キー挿入検出器を設けて
おき、その出力信号を見て携帯ナビゲーションシステム
10A側でも図7のフローチャートと同様の動作を実行
してもよい。
【0057】図8は、第4の実施の形態の変形例であ
り、図6の固定のナビゲーションシステム30と通信端
末40を統合して通信機能付きナビゲーションシステム
50とした点でのみ図6の構成と異なる。図9も図8の
構成における通信方法を有線通信に変更したものであ
る。有線通信として、自動車の車内に敷設されたLAN
などを用いることができる。かかる有線通信を行うケー
ブル70により固定のナビゲーションシステム60と携
帯ナビゲーションシステム10Aが接続される様子が図
9に示されている。
【0058】図10は、上記第2の実施の形態及び第4
の実施の形態とその2つの変形例において経路案内をす
る場合のフローチャートである。まずステップS11で
経路案内のユーザリクエストがあるか否かが判断され、
あるときは、ステップS12へ行き携帯ナビゲーション
システム10Aが固定の(例えば車載の)ナビゲーショ
ンシステム30(又は50、60)と無線あるいは有線
で接続されているか否かが判断される。接続されていれ
ば、携帯ナビゲーションシステム10Aでの経路案内は
不要なのでリターンする。接続されていないときは、経
路案内が必要と判断されるのでステップS13へ行き現
在位置から車の位置までの方位、距離などを表示する。
ステップS13を終了した場合や、ステップS11でN
Oの場合はリターンする。
【0059】上記実施の形態は、携帯ナビゲーションシ
ステムが単独の装置として構成される場合と、携帯電話
やPHSなどに組み込まれる場合について説明したが、
自動車のドアの鍵穴に差し込むキーの代わりに電波や赤
外線などによりドアのロック、アンロックを行う端末装
置やエンジンを始動させる同様の端末装置に本発明の携
帯ナビゲーションシステムの機能を組み込むことも可能
である。また、腕時計や腕時計型の携帯電話やPHSに
本発明の携帯ナビゲーションシステムを組み込むことも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナビゲーションシステムの第1の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のナビゲーション制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2中の制御回路に含まれるCPUの動作を示
すフローチャートである。
【図4】本発明に係るナビゲーションシステムの第2の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るナビゲーションシステムの第3の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係るナビゲーションシステムの第4の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の第4の実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】図6の第4の実施の形態の変形例の構成を示す
ブロック図である。
【図9】図6の第4の実施の形態の他の変形例の構成を
示すブロック図である。
【図10】図6の第4の実施の形態及び図8、図9に示
す変形例における経路案内時の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10、10A 携帯ナビゲーションシステム 40 通信端末 50 通信機能付きナビゲーションシステム 60 ナビゲーションシステム 101 キー挿入検出器(キーオフ検出手段) 102 無線機 103 音声処理部 104 スピーカ 105 マイクロフォン 106 制御部(制御手段) 107 位置検出器(位置検出手段) 108 メモリ(記憶手段) 109 操作部(入力手段) 110 表示装置 112 離隔検出部(離隔検出手段) 204 ナビゲーション制御部(制御手段) 211 地図データ読込み部 212 制御回路 213 外部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A (72)発明者 田内 庸貴 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HB31 HC08 HC11 HC14 HC22 HC31 HD04 HD16 HD30 2F029 AA02 AA07 AB05 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 5H180 AA01 AA21 BB04 BB05 BB08 CC12 FF05 FF22 FF24 FF25 FF27 FF33 FF35 5K067 AA34 BB21 BB41 FF03 HH23 JJ52 JJ54 JJ68 5K101 KK08 LL12 NN12 NN18 NN21 QQ20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在地を検出する位置検出手段を有する
    携帯ナビゲーションシステムにおいて、 前記携帯ナビゲーションシステムが当該携帯ナビゲーシ
    ョンシステムと関連する所定の機器から電気的に非接続
    状態とされるか、あるいは前記所定の機器から所定距離
    以上離れたことを検出する離隔検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置を記憶する記憶
    手段と、 前記離隔検出手段により前記所定の機器から電気的に非
    接続状態とされるか、あるいは前記所定の機器から前記
    所定距離以上離れたことを検出したとき、前記位置検出
    手段により得られた位置を前記記憶手段に記憶するよう
    制御する制御手段とを、 有することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 現在地を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により得られる現在地から目的地まで
    の経路あるいは方向、距離を提供する案内手段とを有す
    る携帯ナビゲーションシステムにおいて、 前記携帯ナビゲーションシステムが当該携帯ナビゲーシ
    ョンシステムと関連する所定の機器から電気的に非接続
    状態とされるか、あるいは前記所定の機器から所定距離
    以上離れたことを検出する離隔検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置を記憶する記憶
    手段と、 ユーザからの案内要求を受け付ける入力手段と、 前記離隔検出手段により前記所定の機器から電気的に非
    接続状態とされるか、あるいは前記所定の機器から前記
    所定距離以上離れたことを検出したとき、前記位置検出
    手段により得られた位置を前記記憶手段に記憶するよう
    制御し、前記入力手段によりユーザからの案内要求が受
    け付けられたときは、前記位置検出手段により得られる
    現在地と、前記記憶手段に記憶されている位置とを用い
    て、前記携帯ナビゲーションシステムにより案内情報を
    提供するよう制御する制御手段とを、 有することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記所定の機器が前記携帯ナビゲーショ
    ンシステム用の充電装置であり、前記離隔検出手段が前
    記充電装置から前記携帯ナビゲーションシステムが電気
    的に非接続状態とされたことを検出するものであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の携帯ナビゲーショ
    ンシステム。
  4. 【請求項4】 前記所定の機器が前記携帯ナビゲーショ
    ンシステムと近距離間で通信可能な通信装置を有するも
    のであり、前記離隔検出手段が前記通信装置から前記携
    帯ナビゲーションシステムが通信可能距離以上離れた位
    置にあることを検出するものであることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の携帯ナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 乗物に持ち込み可能であり、前記乗物の
    現在地を検出する位置検出手段を有する携帯ナビゲーシ
    ョンシステムにおいて、 前記乗物の原動機をオン・オフするキーが、オフとされ
    たことを検出するキーオフ検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置を記憶する記憶
    手段と、 前記キーオフ検出手段により、前記キーがオフとされた
    ことが検出されたとき、前記位置検出手段により得られ
    た位置を前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段
    とを、 有することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】 乗物に持ち込み可能であり、前記乗物の
    現在地を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により得られる現在地から目的地まで
    の経路あるいは方向、距離を提供する案内手段とを有す
    る携帯ナビゲーションシステムにおいて、 前記乗物の原動機をオン・オフするキーが、オフとされ
    たことを検出するキーオフ検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置を記憶する記憶
    手段と、 ユーザからの案内要求を受け付ける入力手段と、 前記キーオフ検出手段により、前記キーがオフとされた
    ことが検出されたとき、前記位置検出手段により得られ
    た位置を前記記憶手段に記憶するよう制御し、前記入力
    手段によりユーザからの案内要求が受け付けられたとき
    は、前記位置検出手段により得られる現在地と、前記記
    憶手段に記憶されている位置とを用いて、前記携帯ナビ
    ゲーションシステムにより案内情報を提供するよう制御
    する制御手段とを、 有することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】 前記キーオフ検出手段が前記乗物のイグ
    ニッションキーのオフ状態又はACC信号のオフ状態を
    検出するものである請求項5又は6に記載の携帯ナビゲ
    ーションシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1つに記載の
    携帯ナビゲーションシステムの機能を有する携帯電話。
  9. 【請求項9】 乗物に搭載され、前記乗物の現在地を検
    出する位置検出手段と、 前記位置検出手段と通信可能であり、記憶手段を有し、
    前記乗物の外部に持ち出し可能な携帯端末と、 前記乗物の原動機をオン・オフするキーが、オフとされ
    たことを検出するキーオフ検出手段と、 前記キーオフ検出手段により、前記キーがオフとされた
    ことが検出されたとき、前記位置検出手段により得られ
    た位置の情報を前記携帯端末に送信し、前記記憶手段に
    記憶するよう制御する制御手段とを、 有するナビゲーションシステム。
  10. 【請求項10】 地図データが記憶された地図データ記
    憶手段と、前記位置検出手段により検出された位置の近
    傍の地図データを前記地図データ記憶手段から読み出す
    手段と、前記キーオフ検出手段により、前記キーがオフ
    とされたことが検出されたとき、前記検出された位置の
    近傍の地図データを前記携帯端末に送信し、前記記憶手
    段に記憶するよう制御する第2の制御手段とを更に有す
    る請求項9に記載のナビゲーションシステム。
  11. 【請求項11】 前記キーがオフとされた後でも、前記
    送信のための通信動作が終了するまでは、前記各手段及
    び前記携帯端末に電源を供給するよう構成されている請
    求項9又は10に記載のナビゲーションシステム。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末が前記位置検出手段とは
    別個の位置検出手段を有している請求項9から11のい
    ずれか1つに記載のナビゲーションシステム。
  13. 【請求項13】 前記キーオフ検出手段が前記乗物のイ
    グニッションキーのオフ状態又はACC信号のオフ状態
    を検出するものである請求項9から12のいずれか1つ
    に記載のナビゲーションシステム。
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