JP4493084B2 - センサシステム - Google Patents
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Description
ところが、上記した従来のセンサシステムでは、コネクタのみを介して電源電力を順次バトンタッチするように下流に供給するする構成であるから、仮に、例えば一部のセンサ本体がメンテナンス等のためにコネクタから外されていた場合には、そのセンサ本体の受電用端子と給電端子との接続、および、電力送出用端子と中継端子との接続が外れるがコネクタ同士により電源供給が継続されるので、その結果、そのセンサ本体の下流のセンサ本体群に電力供給が継続されることになる。このため、センサシステム全体として異常があることが不明確になり不用意に製造ラインを稼働等させてしまうおそれがあった。
前記センサ本体には、外部電源に接続されて内部のセンサ回路へ電力供給を行う電力供給回路と、この電力供給回路に電気的に連なって電力を隣接する他のセンサ本体に送り出すための電力送出用端子と、その電力送出用端子とは反対側に位置して隣接する他のセンサ本体の前記電力送出用端子に接続可能であって前記電力供給回路に電気的に連なる電力受け入れ用端子とが設けられ、
前記電力送出用端子及び電力受け入れ用端子のうちの一方は、前記センサ本体の本体ハウジング内に収容された収容位置と、その本体ハウジングの側壁面に設けた開口部を貫通して外部に突出する突出位置との間で変位可能に設けられた可動端子であり、他方は、前記本体ハウジング内に設けられて前記突出位置にある前記可動端子と接続する端子である構成としたところに特徴を有する。
例えば3つのセンサ本体X,Y,Zが順に隣接して配置され、各センサ本体の可動端子Aが突出位置に変位させられていて隣のセンサ本体の端子Bに接続しているとする。すると、各センサ本体の可動端子A及び端子Bは、そのセンサ本体の電力供給回路に電気的に連なっているから、例えばセンサ本体Xに供給されている電源電力は隣接するセンサ本体Yの電力供給回路にセンサ本体X,Yの端子B及び可動端子Aを介して供給されることになる。さらに隣接するセンサ本体Zについても同様に、センサ本体Xからセンサ本体Yを介してセンサ本体Zの電力供給回路に電源電力が供給される。したがって、最初のセンサ本体X(またはいずれかのセンサ本体)の電力供給回路に電源電力が供給されるようになっていれば、隣接するセンサ本体に順次バトンタッチするようにして電力供給がなされるから、他のセンサ本体には電源線を接続する必要がなく、センサシステムへの電源供給ラインが簡素化される。
親コネクタをいずれかのセンサ本体のコネクタ嵌合部に嵌合すれば、そのコネクタに設けた電源端子がコネクタ嵌合部の受電用端子に接続されるから、外部電源から電源線を介して電力供給を行うことができる。コネクタを介して電源供給を行うことができるから、センサ本体群のうちのどのセンサ本体にまず電力供給を行うかを自在に設定することができ、外部電源からの電源ケーブルを配索する上での自由度が高くなるという利点がある。
センサ本体群の端部にエンドユニットを取り付けると、そこに設けた電源端子がセンサ本体に嵌合したコネクタの給電端子に接続されるため、外部電源からエンドユニットを介して電源供給を行うことができる。エンドユニットを介して電力供給を行うから、コネクタとしては電源端子を備えた電源コネクタを使用する必要がなく、単一種類のコネクタによってセンサシステムを構成することが可能である。
電力送出用端子がセンサ本体から突出しない形状にできる固定端子であるから、隣接配置した複数のセンサ本体のうち端部に位置するものにおいて端子が突出することがなく、端子が不用意に他の物に接触するおそれがない。
複数台のセンサ本体を隣接配置すると、端子押し出し用突部によって可動端子が突出位置に押し出され、隣のセンサ本体の固定端子と接触可能になるから、センサ本体を順次隣接配置して行くだけで、電源電力の供給のための接続がなされる。
センサ本体を隣接配置すると、端子押し出し用突部が隣のセンサ本体のスライダに当接してこれを押し込む。すると、スライダが可動端子の山形突部を押圧し、その結果、可動端子の先端が突出位置に押し出され、隣のセンサ本体の固定端子との接触が可能になる。スライダを設けるという簡単な構造で可動端子を突出位置に変位させることができ、構造が簡単である。
センサ本体を隣接配置すると、一のセンサ本体の可動端子の先端部が隣のセンサ本体の側面に設けた突部挿入口から内部に進入し、そのセンサ本体の可動端子を突出位置に変位させる構成であり、構造が簡単になる。
コネクタをセンサ本体のコネクタ嵌合部に嵌合すると、それに伴い押圧ピンによって可動端子が回動させられ、突出位置に進出する。コネクタを嵌合するという本来的に必要な作業によって可動端子を突出位置に変位させることができるから、センサシステムの構築作業が簡単になる。
本構成によれば、可動端子が突出位置に回動されたときにその可動端子がストッパ電極に当接して回動を規制されるから、所定の突出位置まで突出させることが出来るとともに、かかる当接により可動端子とストッパ電極との電気的接続を図ることができる。
可動端子を突出位置に旋回変位させて突出位置に移動させるから、他のセンサ本体やコネクタを取り付け前に突出位置に移動させることができる。
本構成によれば、親コネクタの電源端子が挟持用板に挟持されるから、確実に可動端子と電源端子との電気的接続を図ることができる。
本発明のセンサシステムを、ファイバセンサに適用した実施形態1(請求項1,2,4,8,9に対応)について、図1〜図12を参照しつつ説明する。なお、前後方向については、図1の左上方(奥方)を前方として説明する。
センサ本体110は、幅方向(並び方向)に薄幅の略直方体状をなす本体ハウジング119内部に、本体ハウジング119の前後に亘って回路基板150(図5参照)が起立した姿勢で収容されており、図1における左上方を向いた前面には、一対の光ファイバF,Fの各基端部が、センサ本体110内に備えられた投光素子111及び受光素子112にそれぞれ突き合わせた状態で差し込まれており、これにより投光素子111からの光が一方の光ファイバF内を伝わるとともに、他方の光ファイバFからの光が受光素子112にて受光されるようになっている。
コネクタ130は、全体として略直方体状をなすコネクタハウジングの前面に、図9に示すように、前記センサ本体110の各端子が挿入される3つの端子挿入孔131〜133が各端子に対応して3段に設けられており、センサ本体110のコネクタ嵌合部120にコネクタハウジングの前面から嵌合可能となっている。なお、コネクタ130の上面には片持ち梁状のロックアーム139Aが設けられており、このロックアーム139Aによりコネクタ130が着脱可能となっている。
センサシステム100の電気的構成について図12を参照しつつ説明する。
各センサ本体110の内部の回路基板150には、図12に示すように、タイミング発生回路151で生成された所定のタイミングで投光素子111を駆動するための駆動回路152、受光素子112の出力信号を増幅させる増幅回路153、増幅された信号を所定の閾値と比較するコンパレータ154、受光素子112による検出結果を出力する出力回路155等が設けられており、出力回路155なら出力される検出結果に応じた出力信号が送信用端子122に送られるようになっている。
複数のセンサを組み付けるには、例えば、先に、各センサ本体110をレールLに組み付け、隣り合ったセンサ本体110同士を若干離しておく。そして、左端のセンサ本体110に、親コネクタ130Aを装着し、残りのセンサ本体110に子コネクタ130B(130C)を装着する(図3参照)。このとき、子コネクタ130B(130C)の装着されたセンサ本体110B,110Cの側面の切れ目部161から可動端子板181の雄端子部181Aが突出する。
本実施形態によれば、最初のセンサ本体110A(またはいずれかのセンサ本体110)の電力供給回路156のみに電源電力が供給されるようになっていれば、隣接するセンサ本体110に順次バトンタッチするようにして電力供給がなされるから、他のセンサ本体110B,110Cには電源線C1,C2を接続する必要がなく、センサシステム100への電源供給ラインが簡素化される。
実施形態2(請求項3に対応)については、図13を参照して説明する。なお、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態1では、電源線C1,C2により外部電源と接続された親コネクタ130Aからの電力をセンサ本体110Aに供給する構成としたが、実施形態2のセンサシステムは、図13に示すように、複数のセンサ本体110及びコネクタ130を側方から挟み込むようにエンドユニット200A,200Bを配し、このエンドユニット200A,200Bにより複数のセンサ本体110及びコネクタ130の位置決めを行うとともに、一方のエンドユニット200Aから隣接するコネクタ130Aに電力を供給するように構成したものである。なお、実施形態2では、電源線C1,C2が直接コネクタに接続される構成ではないため、本実施形態のコネクタ230A〜230Cは全て実施形態1の子コネクタ130B(130C)と同様の構成となる。
以下、本発明のセンサシステムを、ファイバセンサに適用した実施形態3(請求項1,3〜6に対応)について、図14〜図24を参照しつつ説明する。なお、前後方向については、図14の右上方(奥方)を前方として説明する。
実施形態3のセンサシステム300は、図14に示すように、断面略コ字状をなすレールLを跨って隣接して配置される複数(例えば、3個)のセンサ本体310と、それらの各センサ本体310に対して着脱自在に嵌合可能な複数(例えば、3個)のコネクタ330とからなり、複数のセンサ本体310及びコネクタ330がエンドユニット390に挟み込まれて固定されている。このうちの電源線C1,C2の接続される一方のエンドユニット390Aを介して順次下流側(図1の右方)のセンサ本体310へと電力が供給されるようになっている。
センサ本体310は、図15に示すように、幅方向(並び方向)に薄幅の略直方体状をなす本体ハウジング319の内部に回路基板369(図18参照)が起立した姿勢で収容されており、図15における左上方を向いた前面には、一対の光ファイバF,Fの各基端部が、センサ本体310内に備えられた投光素子311及び受光素子312にそれぞれ突き合わせた状態で差し込まれており、これにより投光素子311からの光が一方の光ファイバF内を伝わるとともに、他方の光ファイバFからの光が受光素子312にて受光されるようになっている。
コネクタ330は、図15に示すように、全体として略直方体状をなすコネクタハウジングの前面に、前記センサ本体310の各端子が挿入される図示しない3つの端子挿入孔が各端子に対応して3段に設けられており、センサ本体310のコネクタ嵌合部320に嵌合可能となっている。なお、コネクタ330の上面には片持ち梁状のロックアーム339Aが設けられており、このロックアーム339Aによりコネクタ330が着脱可能となっている。
エンドユニット390は、図21に示すように、センサ本体310とほぼ同形でやや薄幅とされるとともに、一方(上流側)のエンドユニット390Aに外部電源からの電源線C1,C2が引き込まれている。また、エンドユニット390Aのうち下流側に隣接するセンサ本体310Aの電力受け入れ用端子381(の雄端子部381A)と対応する位置には、高圧側及び低圧側のそれぞれの電源線C1,C2と連なる(電気的に接続された)雌端子金具からなる高圧側電源端子391A及び低圧側電源端子391Bが設けられるとともに、両電源端子391A,391Bの間には、センサ本体と同様に端子押し出し用突部393が設けられており、エンドユニット390Aがセンサ本体310Aに隣接配置されると電源端子391が隣接するセンサ本体310の対応する電力受け入れ用端子381に接続されるようになっている。
センサシステム300の電気的構成について図24を参照しつつ説明する。
各センサ本体310の内部の回路基板369には、図24に示すように、タイミング発生回路351で生成された所定のタイミングで投光素子311を駆動するための駆動回路352、受光素子312の出力信号を増幅させる増幅回路353、増幅された信号を所定の閾値と比較するコンパレータ354、受光素子312による検出結果を出力する出力回路355等が設けられており、出力回路355なら出力される検出結果に応じた出力信号が送信用端子322に送られるようになっている。
複数のセンサを組み付けるには、例えば、まず各センサ本体310に、コネクタ330を装着する(図16参照)。
本実施形態によれば、最初のセンサ本体310A(またはいずれかのセンサ本体310)の電力供給回路356のみに電源電力が供給されるようになっていれば、隣接するセンサ本体310B,310Cに順次バトンタッチするようにして電力供給がなされるから、他のセンサ本体310B,310Cには電源線C1,C2を接続する必要がなく、センサシステム300への電源供給ラインが簡素化される。
実施形態4(請求項2に対応)については、図25,26を参照して説明する。なお、実施形態3と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3では、複数のセンサ本体310を側方から挟み込むようにエンドユニット390を配し、電源線C1,C2と接続した一方のエンドユニット390Aから隣接するセンサ本体310Aに電力を供給するように構成したが、実施形態4では、図25に示すように、複数のコネクタ430のうちの電源線C1,C2が接続される親コネクタ430Aを介して下流側のセンサ本体310に電力を供給する構成としたものである。これに伴い上流側のエンドユニット490Aに電源線C1,C2が接続されず、ここから給電しないため電源端子391及び端子押し出し用突部393は設けられていない。
以下、本発明のセンサシステム500を、ファイバセンサに適用した実施形態5(請求項1,3〜5,7に対応)について、図27〜図38を参照しつつ説明する。なお、前後方向については、図27の右上方(奥方)を前方として説明する。
センサ本体510は、図28に示すように、幅方向(並び方向)に薄幅の略直方体状をなす本体ハウジング519の内部に回路基板(図示しない)が起立した姿勢で収容されており、図28における左上方を向いた前面には、一対の光ファイバF,Fの各基端部が、センサ本体510内に備えられた投光素子511及び受光素子512にそれぞれ突き合わせた状態で差し込まれており、これにより投光素子511からの光が一方の光ファイバF内を伝わるとともに、他方の光ファイバFからの光が受光素子512にて受光されるようになっている。
コネクタ530は、図28に示すように、全体として略直方体状をなすコネクタハウジングの前面に、前記センサ本体510の各端子が挿入される図示しない3つの端子挿入孔が各端子に対応して3段に設けられており、センサ本体510のコネクタ嵌合部520に嵌合可能となっている。なお、コネクタ530の上面には片持ち梁状のロックアーム539Aが設けられており、このロックアーム539Aによりコネクタ530が着脱可能となっている。
エンドユニット590は、図35に示すように、センサ本体510とほぼ同形でやや薄幅とされるとともに、一方(上流側)のエンドユニット590Aに外部電源からの電源線C1,C2が引き込まれている。また、エンドユニット590A,590Bのうち下流側に隣接するセンサ本体510の貫通孔561と対応する位置には、高圧側及び低圧側のそれぞれの電源線C1,C2と連なる(電気的に接続された)下流側に水平に延びる棒状電極の高圧側電源端子591A及び低圧側電源端子591Bが設けられており、これらの電源端子591A,591Bが隣接するセンサ本体510Aの対応する貫通孔561に挿入されることで、電極ピン571が突出位置に移動し、電源端子591A,591Bとセンサ本体510Aの端子金具575A,575Bとが電気的に接続されるようになっている。
センサシステムの電気的構成について図38を参照しつつ説明する。
各センサ本体510の内部の回路基板には、図38に示すように、タイミング発生回路551で生成された所定のタイミングで投光素子511を駆動するための駆動回路552、受光素子512の出力信号を増幅させる増幅回路553、増幅された信号を所定の閾値と比較するコンパレータ554、受光素子512による検出結果を出力する出力回路555等が設けられており、出力回路555から出力される検出結果に応じた出力信号が送信用端子522に送られるようになっている。
複数のセンサを組み付けるには、例えば、まず各センサ本体510に、コネクタ530を装着する(図29参照)。
本実施形態によれば、最初のセンサ本体510A(またはいずれかのセンサ本体510)の電力供給回路556のみに電源電力が供給されるようになっていれば、隣接するセンサ本体510に順次バトンタッチするようにして電力供給がなされるから、他のセンサ本体510B,510Cには電源線C1,C2を接続する必要がなく、センサシステム500への電源供給ラインが簡素化される。
実施形態6(請求項2に対応)については、図39を参照して説明する。なお、実施形態5と同一の構成については説明を省略する。
実施形態5では、電源線C1,C2と接続した一方のエンドユニット590Aから隣接するセンサ本体510Aに電力を供給するように構成したが、実施形態6では、図39に示すように、複数のコネクタ630のうちの電源線C1,C2が接続されるコネクタ(親コネクタ630A)を介して下流側のセンサ本体510に電力を供給する構成としたものである。
以下、本発明のセンサシステムを、ファイバセンサに適用した実施形態7(請求項1,2,10,11に対応)について、図40ないし図48を参照しつつ説明する。なお、前後方向については、図40の左上方(奥方)を前方として説明する。
センサ本体710は、幅方向(並び方向)に薄幅の略直方体状をなす本体ハウジング719内に回路基板(図示しない)が収容されており、図40における左上方を向いた前面には、一対の光ファイバF,Fの各基端部が、センサ本体710内に備えられた投光素子711及び受光素子712にそれぞれ突き合わせた状態で差し込まれており、これにより投光素子711からの光が一方の光ファイバF内を伝わるとともに、他方の光ファイバFからの光が受光素子712にて受光されるようになっている。
コネクタ730は、図40に示すように、電源線C1,C2を介して電源からの電力の伝送される1つの親コネクタ730A(図40の左端のコネクタ)と、電源線C1,C2が接続されない複数の子コネクタ730B,730C(親コネクタ以外のコネクタ)とからなる。
センサシステム700の電気的構成について図48を参照しつつ説明する。
各センサ本体710の内部の回路基板には、図48に示すように、タイミング発生回路751で生成された所定のタイミングで投光素子711を駆動するための駆動回路752、受光素子712の出力信号を増幅させる増幅回路753、増幅された信号を所定の閾値と比較するコンパレータ754、受光素子712による検出結果を出力する出力回路755等が設けられており、出力回路755なら出力される検出結果に応じた出力信号が送信用端子722に送られるようになっている。
複数のセンサを組み付けるには、例えば、先に、各センサ本体710をレールLに組み付け、隣り合ったセンサ本体710同士を若干離しておく。そして、左端のセンサ本体710Aの端子ホルダ760を回転させてコネクタ嵌合部720に親コネクタ嵌合領域770を配し、親コネクタ730Aを装着する。次に残りのセンサ本体710B,710Cの端子ホルダ760を回転させてコネクタ嵌合部720に子コネクタ嵌合領域775を配し、子コネクタ730B,730Cを装着する。これにより、子コネクタ730B,730Cの装着されたセンサ本体710B,710Cの側面から可動端子板781,782が突出位置に突出した状態となっている(図43,44参照)。
本実施形態によれば、最初のセンサ本体710A(またはいずれかのセンサ本体710)の電力供給回路756のみに電源電力が供給されるようになっていれば、隣接するセンサ本体710B,710Cに順次バトンタッチするようにして電力供給がなされるから、他のセンサ本体710B,710Cには電源線C1,C2を接続する必要がなく、センサシステム700への電源供給ラインが簡素化される。
実施形態8(請求項3に対応)については、図49を参照して説明する。なお、実施形態7と同一の構成については説明を省略する。
実施形態7では、親コネクタ730Aに供給した電力をセンサ本体710に供給する構成としたが、実施形態8では、図49に示すように、複数のセンサ本体710を側方から挟み込むようにエンドユニット800A,800Bを配し、電源線C1,C2と接続した一方のエンドユニット800Aから隣接するセンサ本体710に電力を供給するように構成したものである。なお、実施形態8では、電源線C1,C2が直接コネクタ730に接続される構成ではないため、実施形態8のコネクタ730は全て実施形態7の子コネクタ730と同様の構成となる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1,3,7では、電力受け入れ用端子をセンサ本体の側面から突出位置に突出させる構成としたが、電力送出用端子が突出する構成としてもよい。また、実施形態5では、電力送出用端子(電極ピン)をセンサ本体の側面から突出位置に突出させる構成としたが、電力受け入れ用端子が突出する構成としてもよい。
110…センサ本体
130…コネクタ
156…電力供給回路
161,162…切れ目部
170…押圧ピン
181…可動端子板(電力受け入れ用端子)
181A…雄端子部
187…ストッパ電極(電力送出用端子)
200…エンドユニット
300…センサシステム
310…センサ本体
330…コネクタ
356…電力供給回路
364,393…端子押し出し用突部
375…スライダ
382…電力送出用端子
390,490…エンドユニット
430…コネクタ
500…センサシステム
510…センサ本体
530…コネクタ
556…電力供給回路
571…電極ピン
575…端子金具
590,690…エンドユニット
630…コネクタ
700…センサシステム
710…センサ本体
730…コネクタ
756…電力供給回路
760…端子ホルダ
761…切れ目部(開口部)
765…金属軸
772…挟持用保護板(挟持用板)
781,782…可動端子板
781A,782A…雄端子部
787…電力送出用端子
800…エンドユニット
Claims (11)
- 互いに隣接して配置される複数のセンサ本体と、これらのセンサ本体のコネクタ嵌合部に対して着脱自在に嵌合可能なコネクタとを含んだセンサシステムであって、
前記センサ本体には、外部電源に接続されて内部のセンサ回路へ電力供給を行う電力供給回路と、この電力供給回路に電気的に連なって電力を隣接する他のセンサ本体に送り出すための電力送出用端子と、その電力送出用端子とは反対側に位置して隣接する他のセンサ本体の前記電力送出用端子に接続可能であって前記電力供給回路に電気的に連なる電力受け入れ用端子とが設けられ、
前記電力送出用端子及び電力受け入れ用端子のうちの一方は、前記センサ本体の本体ハウジング内に収容された収容位置と、その本体ハウジングの側壁面に設けた開口部を貫通して外部に突出する突出位置との間で変位可能に設けられた可動端子であり、他方は、前記本体ハウジング内に設けられて前記突出位置にある前記可動端子と接続する端子であることを特徴とするセンサシステム。 - 前記コネクタのうちの一部のものには、前記外部電源からの電源線が引き込まれると共に、その電源線に電気的に連なる電源端子が備えられ、かつ、前記センサ本体には、さらに前記コネクタの前記電源端子に接続可能であって前記電力供給回路に電気的に連なる受電用端子が設けられていることを特徴とする請求項1記載のセンサシステム。
- 前記センサ本体の側方にはエンドユニットが取付け可能となっており、そのエンドユニットには、前記外部電源からの電源線が引き込まれると共に、前記センサ本体の前記電力受け入れ用端子に接続可能な電源端子が前記電源線に連ねて設けられていることを特徴とする請求項1記載のセンサシステム。
- 前記電力送出用端子を固定端子とし、前記電力受け入れ用端子を可動端子としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセンサシステム。
- 前記センサ本体には、その側壁面から突出することで隣接するセンサ本体の前記可動端子を前記突出位置に押し出すための端子押し出し用突部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のセンサシステム。
- 前記可動端子は、弾性板の所定部位にくの字形に屈曲させた山形突部を形成した板状電極であり、前記センサ本体内には奥方に押し込まれることにより前記山形突部を押圧して前記板状電極の先端部を前記突出位置に押し出すスライダを備え、隣接するセンサ本体の前記端子押し出し用突部は前記スライダに当接してこれを押し込むようにされていることを特徴とする請求項5記載のセンサシステム。
- 前記可動端子は前記センサ本体内においてその側壁面に直交する方向にスライド移動可能に設けられると共に、前記センサ本体の前記開口部を設けた側壁面とは反対側に隣接するセンサ本体の前記可動端子の先端が進入可能な突部挿入口が形成されることで、前記可動端子が前記押し出し用突部を兼ねた構成とされていることを特徴とする請求項5記載のセンサシステム。
- 前記センサ本体内には、前記可動端子が前記収容位置と前記突出位置との間で回動可能に設けられ、前記コネクタには前記コネクタ嵌合部への嵌合に伴って前記可動端子を回動させるための押圧ピンが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のセンサシステム。
- 前記可動端子は前記センサ本体内に回動可能に設けた合成樹脂製の端子保持部材に一体的に保持されると共に、その端子保持部材には前記押圧ピンが当接する当接部が設けられ、かつ、前記センサ本体内には前記可動端子が前記突出位置に回動されたときにその可動端子が当接して回動を規制するストッパ電極が固定的に設けられていることを特徴とする請求項8記載のセンサシステム。
- 前記可動端子は、前記センサ本体内に前記側壁面に沿った縦軸を中心に回動可能に設けた端子ホルダに固定され、その端子ホルダを回動することにより前記可動端子が前記センサ本体の本体ハウジング内に収容された収容位置と、その本体ハウジングの側壁面に設けた開口部から外部に突出する突出位置との間で旋回変位することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のセンサシステム。
- 前記コネクタは、親コネクタであり、この親コネクタには、前記センサ本体における前記可動端子と一体に設けられた受電用端子に接続可能な電源端子を前記外部電源からの電源線に接続して設けられており、かつ、前記端子ホルダは前記コネクタ嵌合部に設けられ、その端子ホルダには、前記受電用端子の上下側に挟持用板を設けることにより前記親コネクタの前記電源端子を、前記受電用端子と一方側の前記挟持板とで挟持可能にしたことを特徴とする請求項10記載のセンサシステム。
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