JP6968021B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
前記収納状態は、前記筐体の内部に前記端子部が収納されている状態であれば、前記可撓部材における一端側が他の部材などに保持されている状態や、保持されていない状態を含む。
詳述すると、前記保持部に保持された前記可撓部材は、可撓性を有するため、前記端子部を外部機器に接続しない場合に、前記端子部を前記筐体の内部に収容させることができる。したがって、例えば前記電気接続箱の運搬中や組み付け時などに、前記可撓部材の前記端子部が他の部材と干渉して前記可撓部材が損傷することを防止できる。
この発明により、前記可撓部材の前記突出状態又は前記収納状態の一方から他方への移行を自動的に行うことができる。具体的には、前記可撓部材が前記復元力により、前記突出状態から前記収納状態へ移行する場合、前記端子部を前記外部機器との接続を解除することで前記端子部を前記筐体の内部に収納できるため、収納させるための作業を削減できる。
前記固定部は、前記可撓部材における前記被保持部と前記端子部との間を保持して固定する場合や、前記可撓部材の復元力を利用して固定する場合を含む。また前記固定部は、前記筐体の内部又は外部に設けられている場合を含む。
前記個別固定部は前記可撓部材と同数だけ設けられた場合や、前記可撓部材よりも多く又は少なく設けられた場合を含む。
また、前記個別固定部を所望の位置に配置することで、前記外部機器に設けられた外部接続部の配置位置に合わせて前記端子部の配置位置を定めた前記電気接続箱とすることができる。すなわち、端子部が予め所望の位置に配置された電気接続箱を個別に製造する必要がなく、前記電気接続箱の製造効率を向上させることができるとともに、製造コストを削減できる。
この発明により、部品点数を削減できるとともに、前記筐体内における前記スライド支持部が占める割合を削減できるため、前記筐体のコンパクト化を図ることができる。
この発明によると、前記スライド方向に対して交差する方向に前記可撓部材を曲げる必要がないため、前記可撓部材を前記保持に保持させる場合に前記可撓部材にかかる負担を軽減できるとともに、前記固定部本体をスライドさせることにより前記可撓部材にかかる負担も軽減できる。
この発明により、前記突出状態への移行時に前記可撓部材にかかる負担を軽減できるとともに、前記収納状態から前記突出状態への移行を容易に行うことができる。
この発明により、収納状態において、可撓部材にかかる負担を軽減できるため、可撓部材の質が低下することを抑制できる。
この発明により、収納状態において前記可撓部材が前記筐体内部の空間を占める体積を削減できるため、前記電気接続箱のコンパクト化を図ることができる。
この発明により、外部機器の態様に合わせて前記端子部が前記筐体から突出する突出量を調整することができる。したがって、様々な外部機器に対応させることができる。
この発明によると、前記編組線は柔軟性に優れているため、様々な変形に対応させることができ、例えば前記端子部を前記筐体内部に収納させた収納状態において、前記編組線の占める体積を削減することができる。また、電気的には雑音や混線を防ぐことができる。
箱本体10は、図2に示すように、ロアカバー11と、ロアカバー11の上方を覆うアッパカバー12とで構成されている。
係止突部54は、主面53から−L側に突出する棒状体であり、幅方向Wに対する長さが、主面53の幅方向Wに対する長さよりも短くなるように構成されている。
スライド面支持部66は、側面視において、支持部用固定部61が形成する底面開口部65の内周面のうち、+L側を向いた+L側端面651から上方に向かうに伴って、−L側に向けて傾斜する平板状の板体であって、上端部分がスライド面621の上端と連結している。このため、スライド面支持部66とスライド面621との間は中空状に形成されている(図6(b)参照)。
詳述すると、図6(a)及び図6(b)に示すように、挿通用開口部67はスライド支持部60の底面側において、スライド面621の−L側面と、支持部用固定部612,612の内周面と、支持部用固定部61の+L側端面とで形成された矩形状の貫通孔であり、挿通用開口部67は平面視において開口部70よりも長手方向Lに対して、一回り小さくなるように形成されている。(図7参照)なお、挿通用開口部67は支持部側固定孔61aをボルト孔13aに対応させて配置させた場合に、開口部70と対応するように設けられている。
位置調整基部641はスライド背面623の−L側端面から幅方向Wの内側に向けて突出した柱であって、スライド面621の高さの約3分の2程度の高さで構成されている。なお、位置調整基部641はスライド背面623の内側端部から係止突部54の板厚(長手方向Lの長さ)分だけ幅方向Wの内側に向けて突出している。
以下、スライド機構2の製造及びスライド機構2の動作に関して図7及び図8に基づいて簡単に説明する。
なお、編組線20を所定の位置に固定するのに別個の固定具を用いても構わない。
上述のように、スライド部62は、平面視において固定部本体50と略同形でるとともに、スライド背面623,623の間に形成される開口に係止突部54が緩く嵌り込むことができるため、固定部本体50をスライド部62に沿ってスライド移動させることができる。
なお、係止突部54の底面を位置調整係止部642c,642dと当接させることで端子部21の突出量は適宜調整できる。
詳述すると、図7及び図8のように、編組線20は被保持部22を保持部30に固定されているとともに、一端側を固定部本体50に固定されているため、編組線20は基の形状に戻ろうとする復元力が作用する。この場合において、例えば固定部本体50を下方にスライドさせた収納状態Sにおいて、編組線20が基の形状に戻ろうとして、復元力が作用することとなる。この復元力より、編組線20を箱本体10の内部に収納させた収納状態Sに自動的に移行させることができる。
この発明の外部機器は、インバータ100に対応し、
以下同様に、
可撓部材は、編組線20に対応し、
筐体は、箱本体10に対応し、
端子固定部は、挿通部52に対応し、
個別固定部は、挿通部521,522,523に対応し、
側壁は、側壁部14に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
これにより、部品点数を削減できるとともに、箱本体10内におけるスライド支持部60が占める割合を削減できるため、箱本体10のコンパクト化を図ることができる。
なお、開口部70に固定部を設けず、編組線20の端子部21を直接インバータ100に接続してもかまわない。
10 箱本体
14 側壁部
20 編組線
21 端子部
22 被保持部
30 保持部
50 固定部本体
52 挿通部
521 挿通部
522 挿通部
523 挿通部
60 スライド支持部
64 調整部
70 開口部
100 インバータ
S 収納状態
T 突出状態
Claims (14)
- 外部機器と電気的に接続する端子部を一端側に備え、かつ、可撓性を有する可撓部材と、
前記端子部が挿通可能な開口部を有する筐体と、
該筐体の内部に固定され、前記可撓部材の前記端子部よりも他端側を保持する保持部とが備えられ、
前記端子部が、前記筐体の内部に収納された収納状態と、前記開口部に貫通させて外部に突出した突出状態との間を移行可能に構成された
電気接続箱。 - 前記可撓部材が、
弾性変形による復元力で前記突出状態又は前記収納状態の一方から他方へ移行する
請求項1に記載の電気接続箱。 - 前記筐体に、前記突出状態において、前記保持部に保持された前記可撓部材の被保持部と前記端子部との間を固定する端子固定部を有する固定部が備えられた
請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。 - 前記可撓部材が複数設けられ、
前記端子固定部は、複数設けられた前記可撓部材をそれぞれ個別に固定する個別固定部で構成され
請求項3に記載の電気接続箱。 - 前記個別固定部は、
それぞれの前記可撓部材における前記端子部よりも他端側を、外周全周にわたって囲繞する
請求項4に記載の電気接続箱。 - □前記固定部は、
前記可撓部材における前記保持部に保持された被保持部と前記端子部との間を固定する固定部本体と、
前記固定部本体を前記開口部に向けてスライド可能に支持するスライド支持部とで構成され、
前記突出状態において、前記端子部が前記開口部を貫通して外部に突出するように、前記固定部本体を前記スライド支持部に対してスライドさせた
請求項3乃至請求項5のうちのいずれかに記載の電気接続箱。 - 前記スライド支持部の一部が、前記筐体構成する側壁で構成される
請求項6に記載の電気接続箱。 - 前記固定部本体が前記スライド支持部に対してスライドするスライド方向に沿うように、前記可撓部材が前記保持部に保持された
請求項6又は請求項7に記載の電気接続箱。 - 前記固定部本体が前記スライド支持部に対してスライドするスライド方向と交差するように、前記可撓部材が前記保持部に保持された
請求項6又は請求項7に記載の電気接続箱。 - 前記開口部が形成される開口面に対する前記端子固定部の高さが、
前記収納状態において、前記開口部が形成される開口面に対する前記被保持部の高さよりも小さくなるように構成された
請求項3乃至請求項9のうちのいずれかに記載の電気接続箱。 - 前記可撓部材は、
前記収納状態において、前記保持部に保持された前記被保持部と前記固定部に固定された固定箇所との間が、前記突出状態における前記端子部が突出する方向と逆方向に向けて前記保持部よりも突出するように湾曲させた
請求項3乃至請求項10のうちのいずれかに記載の電気接続箱。 - 前記可撓部材は、
前記収納状態において、前記保持部に保持された前記被保持部と、前記固定部に固定された固定箇所との間が、前記保持部に対して前記突出状態における前記端子部が突出する方向に向けて前記保持部よりも突出するように湾曲させた
請求項3乃至請求項10のうちのいずれかに記載の電気接続箱。 - 前記開口部から突出する前記端子部の突出量を調整する調整部が備えられた
請求項3乃至請求項12のうちのいずれかに記載の電気接続箱。 - 前記可撓部材は、編組線で構成された
請求項1乃至請求項13のうちのいずれかに記載の電気接続箱。
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JP2018066972A Active JP6968021B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 電気接続箱 |
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