JP2867923B2 - スイッチ及びコネクタ - Google Patents

スイッチ及びコネクタ

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JP2867923B2 JP20388395A JP20388395A JP2867923B2 JP 2867923 B2 JP2867923 B2 JP 2867923B2 JP 20388395 A JP20388395 A JP 20388395A JP 20388395 A JP20388395 A JP 20388395A JP 2867923 B2 JP2867923 B2 JP 2867923B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチと、この
スイッチを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図8,
9に示すエアバッグ用コネクタが知られている。図にお
いて、雌側コネクタハウジング1は、それぞれ雌側端子
金具2,2を収容する二つの端子金具収容室3,3と、
両端子金具収容室3,3間にてU字形の短絡金具4を収
容する短絡室5とを備えている。U字形の短絡金具4は
両端の接触部4a,4aを互いに押し広げるバネ性を有
しており、同接触部4a,4aが対面する短絡室5と端
子金具収容室3,3との間の壁面にはそれぞれ連通口
6,6を形成してある。従って、通常時、短絡金具4の
両接触部4a,4aは同連通口6,6より端子金具収容
室3,3内に進入し、上記雌側端子金具2,2に接触し
て互いに導通せしめている。
【0003】一方、短絡室5内には上記短絡金具4を挟
み込むU字形の絶縁壁7a,7aを備えた短絡解除コネ
クタ7が挿抜に保持されている。当該短絡解除コネクタ
7を短絡室5内に押し込んでいくとU字形とした先端の
絶縁壁7a,7aが短絡金具4における接触部4a,4
aに押し当てられ、摺接しながら当該接触部4a,4a
を内側に撓めて雌側端子金具2,2から引き離すととも
に上記連通口6,6を塞ぐ。係るエアバッグ用コネクタ
は、組付前の部品の誤動作を防止するために、搬送中は
両雌側端子金具2,2を短絡させておき、組付後に短絡
を解除するために使用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のエアバ
ッグ用コネクタにおいては、次のような課題があった。
誤動作を防止するために確実に短絡させる必要があり、
接触部4a,4aには防錆のために金メッキなどを施す
ことが多い。しかし、絶縁壁7a,7aが短絡金具4の
接触部4a,4aに摺接するため、短絡解除操作によっ
て金メッキをはがしてしまう可能性がある。また、短絡
解除中に接触部4a,4aと絶縁壁7a,7aとが微震
動によって擦れ合い、同様に金メッキがはがれてしまう
こともある。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、非導通状態とさせるときに接触部を損傷させないよ
うにすることが可能なスイッチを提供するとともに、係
るスイッチを備えたコネクタを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、一対の導通金具と、この一
対の導通金具同士を互いに接触するように付勢して保持
するハウジングと、このハウジングに対して両導通金具
の接触面間に挿抜可能に保持されるとともに挿入時に同
接触面と非接触となる絶縁壁とを具備する構成としてあ
る。また、請求項2に係る発明は、ハウジング内にて互
いに接触するように付勢された一対の導通金具間に絶縁
壁を挿抜せしめて両導通金具間を導通及び非導通とする
スイッチにおいて、上記絶縁壁は、各導通金具における
接触面に対して非接触で押し開く構成としてある。
【0006】さらに、請求項3に係る発明は、一方のコ
ネクタハウジング内には、端子金具と、この端子金具に
向けて付勢されて導通時に別回路を形成する接触金具と
を保持せしめるとともに、他方のコネクタハウジングに
は、上記端子金具と嵌合接続可能な端子金具と、上記一
方のコネクタハウジング内における端子金具と接触金具
の接触面間に挿抜可能に保持されるとともに挿入時に同
接触面と非接触となる絶縁壁を保持せしめた構成として
ある。さらに、請求項4に係る発明は、請求項3に記載
のコネクタにおいて、上記他方のコネクタハウジング
は、当該コネクタハウジングに対して回動可能に装着さ
れて、回動動作によって相手側コネクタハウジングとの
嵌合補助を行うとともに上記端子金具と接触金具の接触
面間に上記絶縁壁を挿抜せしめるカバー部材を備えた構
成としてある。
【0007】さらに、請求項5に係る発明は、請求項3
または請求項4に記載のコネクタにおいて、上記端子金
具は、互いに間隔を隔てて配置された一対が備えられる
とともに、上記接触金具は、略U字形に形成されて両端
部が互いに押し開くようにして上記一対の端子金具に向
けて付勢されており、上記絶縁壁は、上記一対の端子金
具間に挿抜可能に支持されるとともに上記接触金具にお
ける非接触面に当接して撓み駆動させる駆動部と接触面
間に非接触で挿抜される壁部とを具備する構成としてあ
る。
【0008】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、ハウジング内には一対の導通金具同士が互いに
接触するように付勢して保持されており、このハウジン
グに対して挿抜可能に保持された絶縁壁を駆動して両導
通金具の接触面間に挿入するとき、当該絶縁壁は同接触
面と非接触となる。
【0009】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、ハウジング内にて互いに接触するよ
うに付勢された一対の導通金具間に絶縁壁を挿抜せしめ
て両導通金具間を導通及び非導通とするにあたり、絶縁
壁は各導通金具における接触面に対して非接触で押し開
いて非導通とする。さらに、上記のように構成した請求
項3に係る発明においては、一方のコネクタハウジング
内には、端子金具と、この端子金具に向けて付勢された
接触金具とが保持されており、同接触金具は導通時に別
回路を形成する。このコネクタハウジングと相手側のコ
ネクタハウジングとを嵌合接続させると、それぞれの端
子金具同士が嵌合接続し、また、他方のコネクタハウジ
ングに保持された絶縁壁を端子金具と接触金具の接触面
との間に挿入させて端子金具と接触金具とを非導通とし
つつ、かつ、当該絶縁壁を挿入したときには上記接触面
と非接触となる。
【0010】さらに、上記のように構成した請求項4に
係る発明においては、他方のコネクタハウジングに対し
てカバーが回動可能に装着されており、回動動作させる
と相手側コネクタハウジングとの嵌合補助を行いつつ端
子金具と接触金具の接触面間に絶縁壁を挿抜せしめる。
さらに、上記のように構成した請求項5に係る発明にお
いては、端子金具は互いに間隔を隔てて一対が配置され
るとともに、接触金具は略U字形に形成されて両端部が
互いに押し開くようにして上記一対の端子金具に向けて
付勢されて接触している。そして、絶縁壁を一対の端子
金具間に挿抜せしめるとき、駆動部が接触金具における
非接触面に当接して撓み駆動させ、壁部が接触面間に非
接触で挿抜される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、絶縁壁が
接触面に対して非接触状態としながら確実に接触面同士
を隔離することにより、金メッキなどを施した接触面を
損傷させることなく絶縁を図ることが可能なスイッチを
提供することができる。さらに、請求項3に係る発明に
よっても、コネクタハウジング内で別回路を形成する接
触金具の接触面と非接触で接触面間に絶縁壁を挿入する
ため、接触面を損傷させることなく絶縁を図ることがで
きる。また、相手側のコネクタハウジングに絶縁壁を装
着しているので、絶縁壁の挿抜を確実に相手側のコネク
タハウジングとの嵌合後に行うことができる。
【0012】さらに、請求項4に係る発明によれば、回
動操作で嵌合補助を行いつつ、絶縁操作を同時に行うこ
とができる。さらに、請求項5に係る発明によれば、一
対の端子金具間を短絡させて別回路を形成するような場
合に、端子金具を閉口に配置した間に短絡用のU字形の
接触金具を配設することにより、コンパクトな形状とす
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るスイ
ッチを適用したエアバッグ用コネクタを斜視図により示
している。本実施例においては、雌側コネクタハウジン
グ10と雄側コネクタハウジング20とがそれぞれ一対
の雌側端子金具30,30と雄側端子金具40,40と
を保持して嵌合接続可能となっており、さらに雌側コネ
クタハウジング10内にて雌側端子金具30,30間を
短絡可能な短絡金具50を備えるとともに、上記雄側コ
ネクタハウジング20に回動可能に装着されたフード6
0が同短絡金具50を駆動して短絡金具50と雌側端子
金具30,30とを導通及び非導通とする。ここにおい
て、雌側端子金具30,30と短絡金具50とを一対の
導通金具と考えた場合に両導通金具間を導通及び非導通
とさせる構成がスイッチに対応している。
【0014】薄箱形に形成された雌側コネクタハウジン
グ10は、図1及び図2に示すように、間を隔てて並設
された二つの端子金具収容室11,11を備えており、
各端子金具収容室11,11に一つずつ箱形の雌側端子
金具30,30を挿入して収容している。端子金具収容
室11,11の内側部分にはそれぞれ後端側で連続する
U字形の空き室12を形成してあり、当該空き室12に
は略U字形の短絡金具50を収容している。U字形の短
絡金具50は後端側の連結部分を雌側コネクタハウジン
グ10に保持され、両方の自由端部分は自身のバネ性に
よって互いに開こうとする付勢力を備えている。自由端
の先端部分は外側に突出するように山形に屈曲された接
触部51,51を備えており、空き室12と端子金具収
容室11,11との間の壁面であって同接触部51,5
1が対面する部分には連通口13,13を形成してあ
る。U字形の空き室12の間には、雄側コネクタハウジ
ング20との対向面から上下方向に貫通するように後方
側に向けて切り込んでスリット14が形成されるととも
に、同スリット14内に左右の壁面間を連結するヒッチ
バー15が形成されている。また、空き室12の天井面
であって、上記連通口13,13の上方部分と、上記接
触部51,51よりもやや後方側の上方部分には内外を
連通せしめる絶縁壁用連通口16,16及び駆動壁用連
通口17,17を形成してある。
【0015】一方、雄側コネクタハウジング20は、上
記雌側コネクタハウジング10の先端部分を挿入可能な
筒状のフード部21と、このフード部21の後方に連結
されて一対の雄側端子金具40,40を保持する端子保
持部22とから構成され、上記フード60は、この雄側
コネクタハウジング20の上面と外側面とを覆蓋するよ
うに形成されて上記端子保持部22の外側面に形成され
た回動軸21a,21aに対して回動可能に係合してい
る。フード60は、先端側が回動可能となっており、フ
ード部21の側に対面する内壁面には同フード部21の
側に向けて突出する板状のヒッチ61と、二枚の板状の
絶縁壁62,62と、二枚の板状の駆動壁63,63を
形成してある。フード部21の上面にはこれらに対面す
る部分に開口を形成してあり、フード60を回動操作し
たときに内壁面に形成したこれらのヒッチ61、絶縁壁
62,62および駆動壁63,63が自由に内外に移動
可能となっている。
【0016】ヒッチ61、絶縁壁62,62および駆動
壁63,63の具体的な形成位置は次のようになってい
る。すなわち、ヒッチ61はフード部21に雌側コネク
タハウジング10を挿入したときにスリット14に対面
する位置であって、かつ、上記ヒッチバー15よりもや
や後方側となる位置であり、絶縁壁62,62は同雌側
コネクタハウジング10の天井面に形成した絶縁壁用連
通口16,16に対面する位置であり、駆動壁63,6
3は同天井面に形成した駆動壁用連通口17,17に対
面する位置である。なお、フード部21にもヒッチ61
と絶縁壁62,62と駆動壁63,63とに対応した開
口21aを形成してある。
【0017】従って、フード部21に雌側コネクタハウ
ジング10挿入したときにフード60を雄側コネクタハ
ウジング20のフード部21上に近接するように回動さ
せると、同ヒッチ61がスリット14内に入り込んでヒ
ッチバー15の奥側に挿入され、回動動作によってヒッ
チバー15を引き込むように作動するし、一方、絶縁壁
62,62は絶縁壁用連通口16,16から上記空き室
12と端子金具収容室11,11との間の連通口13,
13に挿入され、駆動壁63,63は駆動壁用連通口1
7,17から空き室12内に挿入されて短絡金具50を
内側に押し撓める。なお、絶縁壁62,62と駆動壁6
3,63については、それぞれの長さを調整することに
より、先に駆動壁63,63が挿入され、短絡金具50
を押し撓めてから絶縁壁62,62が挿入されるように
している。
【0018】本実施例において、雌側コネクタハウジン
グ10内に収容した雌側端子金具30,30にU字形の
短絡金具50を当接接続せしめ、両雌側端子金具30,
30間を短絡させる構成となっているが、複数の金具が
ハウジング内に保持されるとともに、互いに接触し合う
ように付勢されているものであればよく、コネクタ以外
の通常のスイッチなどにおいても当然適用可能である。
従って、金具としては雌側端子金具30でなく通常の導
通切片などであっても良いし、短絡金具50のように二
つの金具間を短絡させて別回路を形成するものに限ら
ず、アース接続するものであったり、分岐接続させるよ
うなものであっても良い。また、金具としても一般的な
導通金具とすることができる。むろん、ハウジングとし
ても互いに嵌合接続する一対の雌側コネクタハウジング
10と雄側コネクタハウジング20とに限らず、単体の
ハウジングであっても良い。
【0019】一方、本実施例においては、雄側コネクタ
ハウジング20に対して回動可能に保持され雌側コネク
タハウジング10の嵌合補助を行うためのフード60に
絶縁壁62,62を形成して駆動しているが、必ずしも
係るフード60に形成する必要はなく、個別に装着する
こともできる。しかし、係るフード60に装着すれば嵌
合動作と短絡解除の動作をワンタッチで行うことができ
る。また、絶縁壁62,62と駆動壁63,63とを個
別に形成してあるが、短絡金具50における接触部5
1,51と非接触であって、かつ、短絡金具50と雌側
端子金具30との間に絶縁用の板材を挿入できればよ
く、絶縁壁62と駆動壁63とが一体であって接触部5
1,51以外の部分に当接して押し撓めた後、絶縁壁6
2部分が接触部51と雌側端子金具30との間に移動す
るようになっていたり、短絡金具50自身における絶縁
壁62の挿入経路に接触部51をカバーする突起などを
形成しておき、絶縁壁62が先に同突起に当接して押し
撓めてから接触部51の前面に降ろされるような構成で
あっても良い。
【0020】さらに、両側に雌側端子金具30,30を
平行に配設するとともに、その間にU字形として両端部
分が広がるようにした短絡金具50を配設した構成とし
てあるが、配設位置についてはこれらに限定されるもの
ではない。例えば、雌側端子金具30,30を近接して
平行に配設するとともに、その下方に略T字形とした短
絡金具をこれらの雌側端子金具30,30と平行に配設
し、短絡金具の先端部分の両側に広がった端部を自由端
として両雌側端子金具30,30に下方から接触させる
ようにすることもできる。そして、この場合において
も、接触面と非接触となるようにして絶縁壁を短絡金具
と雌側端子金具30の接触面間に挿入すればよい。な
お、雌側端子金具30の代わりに雄側端子金具40であ
っても構わない。
【0021】また、少なくとも微震動によって接触面が
損傷するのを防止するだけであれば、絶縁壁が挿入され
る過程で接触面をワイピングするようにしておいても良
い。このとき、接触面を傷つけないようにブラシ状にし
ておいたり、することもできる。これらの他にも、雄側
コネクタハウジング10における両外側面にはガイド用
の突起18,18が突出しており、雌側コネクタハウジ
ング20のフード部21には同突起18,18を挿入せ
しめてガイドするスリット状の切り欠き21b,21b
を形成してある。また、雌側コネクタハウジング10の
中央下面にはロックアーム19を形成してあり、正規嵌
合時に雄側コネクタハウジング20におけるフード部2
1の下面に形成したロック孔21cと係止可能となって
いる。
【0022】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。雌側端子金具30,30と短絡金具50とを
収容した雌側コネクタハウジング10と、雄側端子金具
40,40を収容した雄側コネクタハウジング20と
を、図3に示すようにして対面させ、同雌側コネクタハ
ウジング10を雄側コネクタハウジング20のフード部
21開口から挿入する。このとき、フード60は挿入の
邪魔にならないように開いておく。雌側コネクタハウジ
ング10を雄側コネクタハウジング20のフード部21
に挿入していくと、当該雄側コネクタハウジング20に
収容されている雄側端子金具40,40が箱形の雌側端
子金具30,30内に突き刺さるようにして接続する。
【0023】雌側コネクタハウジング10を雄側コネク
タハウジング20の奥近くまで挿入したらフード60を
閉じるようにして回動させると、フード60内側面のヒ
ッチ61が雌側コネクタハウジング10のスリット14
内に入り込む。図4に示すように、雌側コネクタハウジ
ング10が基準の所定量よりも挿入されている場合には
ヒッチ61がヒッチバー15よりも奥側に入り込み、雌
側コネクタハウジング10を引き込むように作用する
し、図5に示すように、同所定量よりも挿入されていな
い場合にはヒッチ61がヒッチバー15の手前側に入り
込んで雌側コネクタハウジング10を押し出すように作
用する。この引き込みと押し出しを作用しやすいよう
に、本実施例においては、ヒッチ61の先端面とヒッチ
バー15の上面に適当な傾斜を形成している。
【0024】そして、雌側コネクタハウジング10が奥
まで引き込まれる場合には、駆動壁63,63が駆動壁
用連通口17,17から空き室12内に挿入されて短絡
金具50を内側に押し撓めるので、先端側の接触部5
1,51は雌側端子金具30,30から引き離されると
ともに連通口13,13から空き室12内へ引き戻され
る。これに引き続き、今後は絶縁壁62,62が絶縁壁
用連通口16,16から空き室12と端子金具収容室1
1,11との間の連通口13,13に挿入され、接触部
51,51と雌側端子金具30,30との間を遮断す
る。この状態を図6及び図7に示している。むろん、こ
の過程において絶縁壁62,62は接触部51,51と
非接触である。従って、接触面を傷つけることもない
し、微震動によって互いに擦れ合うこともない。
【0025】このように、雌側コネクタハウジング10
に収容された雌側端子金具30,30は短絡金具50を
接触させて導通状態としてあるが、雄側コネクタハウジ
ング20と嵌合せしめてフード60を回動させると、フ
ード60内側面から突出する駆動壁63,63が短絡金
具50を内側に撓ませて非接触として雌側端子金具3
0,30間を非導通状態にして保持した後、絶縁壁6
2,62が非接触となった両者の間に挿入されて両者の
間に隙間を隔てて保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスイッチを適用したエ
アバッグ用コネクタの斜視図である。
【図2】同コネクタにおける雌側コネクタハウジングの
水平方向の断面図である。
【図3】嵌合操作開始状態における同コネクタの断面図
である。
【図4】嵌合操作が成功する場合の挿入状態を示す同コ
ネクタの断面図である。
【図5】嵌合操作が失敗する場合の挿入状態を示す同コ
ネクタの断面図である。
【図6】嵌合操作完了後における雌側コネクタハウジン
グの断面図である。
【図7】嵌合操作完了後における同コネクタの断面図で
ある。
【図8】従来のコネクタの断面図である。
【図9】同コネクタの断面図である。
【符号の説明】
10…雌側コネクタハウジング 16…絶縁壁用連通口 17…駆動壁用連通口 20…雄側コネクタハウジング 30…雌側端子金具 40…雄側端子金具 50…短絡金具 51…接触部 60…フード 62…絶縁壁 63…駆動壁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 27/00 - 27/04 H01R 13/703

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の導通金具と、この一対の導通金具
    同士を互いに接触するように付勢して保持するハウジン
    グと、このハウジングに対して両導通金具の接触面間に
    挿抜可能に保持されるとともに挿入時に同接触面と非接
    触となる絶縁壁とを具備することを特徴とするスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 ハウジング内にて互いに接触するように
    付勢された一対の導通金具間に絶縁壁を挿抜せしめて両
    導通金具間を導通及び非導通とするスイッチにおいて、
    上記絶縁壁は、各導通金具における接触面に対して非接
    触で押し開くことを特徴とするスイッチ。
  3. 【請求項3】 一方のコネクタハウジング内には、端子
    金具と、この端子金具に向けて付勢されて導通時に別回
    路を形成する接触金具とを保持せしめるとともに、 他方のコネクタハウジングには、上記端子金具と嵌合接
    続可能な端子金具と、上記一方のコネクタハウジング内
    における端子金具と接触金具の接触面間に挿抜可能に保
    持されるとともに挿入時に同接触面と非接触となる絶縁
    壁とを保持せしめたことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のコネクタにおい
    て、上記他方のコネクタハウジングは、当該コネクタハ
    ウジングに対して回動可能に装着されて、回動動作によ
    って相手側コネクタハウジングとの嵌合補助を行うとと
    もに上記端子金具と接触金具の接触面間に上記絶縁壁を
    挿抜せしめるカバー部材を具備することを特徴とするコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 上記請求項3または請求項4に記載のコ
    ネクタにおいて、上記端子金具は、互いに間隔を隔てて
    配置された一対が備えられるとともに、上記接触金具
    は、略U字形に形成されて両端部が互いに押し開くよう
    にして上記一対の端子金具に向けて付勢されており、上
    記絶縁壁は、上記一対の端子金具間に挿抜可能に支持さ
    れるとともに上記接触金具における非接触面に当接して
    撓み駆動させる駆動部と接触面間に非接触で挿抜される
    壁部とを具備することを特徴とするコネクタ。
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