JP4493078B2 - アンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材 - Google Patents

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本発明は、アンカーボルトをテンプレートに形成した位置決め孔に挿通して両側からナットによって締付けることによりアンカーボルトを所定の位置に保持するアンカーボルトの位置決め固定技術に関する。
柱や土台などを基礎コンクリートに固定するための各アンカーボルトを所定位置に据付けるため、それらのアンカーボルトの上部をテンプレートに形成した位置決め孔に挿通して両側からナットによって締付けることにより位置決めを行う手法は従来から広く知られている。ところで、そのアンカーボルトの据付け作業においては、アンカーボルトのネジ山にテンプレートの位置決め孔の内縁部が掛止してネジ溝に食込み、アンカーボルトの位置決め精度を低下させたり、アンカーボルトに対するテンプレートのスムーズなセット作業を阻害するといった問題があった。そこで、この問題を解決するため、アンカーボルトのネジ山の頂部間の間隔、すなわちネジ溝の幅より長い長さの軸孔を備えた位置決め部材を使用して、ネジ溝に対するテンプレートの位置決め孔の内縁部の食込みを回避することによって、アンカーボルトの位置決め精度の低下を防いだり、アンカーボルトに対するテンプレートのスムーズなセット作業を図る手法も開示されている(特許文献1)。しかしながら、この従来技術の場合には、テンプレートとナットとの間にバネ座金を介在させることによりナットの緩み防止手段としていたため、前記位置決め部材とバネ座金とを使用する分、作業が面倒になるだけでなく、バネ座金とテンプレートあるいはナットとの間の締付け面に砂などの異物が入り込んだ場合には、両者間の接触面積が減少して緩み防止機能も低下するという問題があった。その結果、コンクリートの打設時にアンカーボルトに作用する側圧によって位置ずれを生じやすいという難点を有していた。
特開平10−37467号公報
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑み、アンカーボルトの上部をそのアンカーボルトのネジ溝の幅より板厚の小さいテンプレートに形成した位置決め孔に挿通して両側からナットによって締付けることにより位置決めを行うアンカーボルトの位置決め固定作業において、簡便な作業により的確な位置決めが可能であるとともに、ナットの緩みを確実に防止し得る使い勝手のよいアンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材を提供することを目的とする。
本発明は、アンカーボルトのネジ溝の幅より板厚の小さい位置決め用のテンプレートに適用されるアンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材において、前記課題を解決するため、その緩み防止用部材を合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材から構成し、テンプレートに形成されたアンカーボルトの位置決め孔に嵌装可能で、かつ中央部に前記アンカーボルトの挿通孔を備えるとともに、前記挿通孔はアンカーボルトのネジ溝の幅以上の長さに形成し、かつ前記テンプレートの両側からナットにより締付けた状態において、それらの両ナットの締付け面が前記緩み防止用部材の接合面にそれぞれ圧接するように構成したことを特徴とする。すなわち、本発明に係る緩み防止用部材では、前記挿通孔の長さをアンカーボルトのネジ溝の幅以上の長さに形成することにより、ネジ溝に対するテンプレートの位置決め孔の内縁部の食込みを回避して、アンカーボルトの位置決め精度の低下を防ぎ、アンカーボルトに対するテンプレートのスムーズなセット作業を図るとともに、テンプレートの両側からのナットの締付けによって、それらの両ナットを本緩み防止用部材を挟んで一体的に結合させることにより、相互に緩み防止作用を奏するように構成した点で特徴を有する。さらに、ナットの締付け面が圧接される一方の接合面を前記テンプレートに形成されたアンカーボルトの位置決め孔に対して挿通可能に構成するとともに該接合面の外周縁部に掛止部を設け、その一方の接合面を前記位置決め孔に挿通して反対側へ押出して前記掛止部を位置決め孔周辺部の前記テンプレートの反対面に対して直接又は止めリング部を介して掛止させることにより、前記テンプレートに対する緩み防止部材の嵌装状態を保持し得るように構成することも可能である。
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)アンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材を合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材から構成し、テンプレートの両側からナットにより締付けた状態において、それらの両ナットが前記緩み防止用部材を挟んで一体的に結合されるように構成したので、その緩み防止用部材をテンプレートの位置決め孔に嵌装して両側からナットにより締付けるという簡便な作業によって、アンカーボルトを所定位置に的確に固定できるとともに、ナットの緩みを確実に防止することができる。
(2)緩み防止用部材に形成した前記挿通孔の長さをアンカーボルトのネジ溝の幅以上の長さに形成したので、そのネジ溝に対する食込みが回避され、アンカーボルトの位置決め精度の低下を防ぐことができるとともに、アンカーボルトに対するテンプレートのスムーズなセット作業が可能である。
(3)緩み防止用部材のナットと圧接する一方の接合面をテンプレートに形成されたアンカーボルトの位置決め孔に対して挿通可能に構成するとともに該接合面の外周縁部に掛止部を設け、その一方の接合面を前記位置決め孔に挿通して反対側へ押出して前記掛止部を位置決め孔周辺部の前記テンプレートの反対面に対して直接又は止めリング部を介して掛止させるように構成すれば、緩み防止用部材の一方の接合面をテンプレートの前記位置決め孔に対して押込むだけで装着が可能になるとともに、そのテンプレートの位置決め孔に対する緩み防止用部材の嵌装状態を的確に保持することが可能となり、作業性の向上にきわめて有効である。
本発明に係るナットの緩み防止用部材は、アンカーボルトをそのアンカーボルトのネジ溝の幅より板厚の小さいテンプレートに形成した位置決め孔に挿通して両側からナットによって締付けることによりアンカーボルトを所定の位置に保持するアンカーボルトの位置決め固定技術として広く適用することができる。本緩み防止用部材は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材から構成され、テンプレートの両側からナットにより締付けた状態において、それ自体の変形によって両ナットを一体的に結合させて緩み防止機能を奏するものであればよい。例えば、その緩み防止用部材のナットとの接合面は、ナットによる締付け前の状態において、双方の接合面ともテンプレートに形成された位置決め孔の外側に突出している必要は必ずしもなく、ナットによる締付けによって生じるそれ自体の変形により、双方の接合面が前記位置決め孔の外側に突出して両側のナットの締付け面に圧接するものであってもよい。なお、双方のナットの締付け面が緩み防止用部材の接合面にのみ圧接して、その緩み防止用部材を介してテンプレート側と結合される締付け形態も可能であるが、緩み防止用部材の接合面の外側の残余の部分において、ナットの締付け面とテンプレートとが直接圧接するように構成すれば、テンプレートとナット延いてはアンカーボルトとの間の結合状態が強化されて位置ずれ防止に有効である。
図1はアンカーボルトの据付け状態を例示した状態説明図である。図中、1は適宜数のアンカーボルトであり、それらのアンカーボルト1は図示のようにそれぞれ中間部を捨てコンクリート2上の所定位置に設置された支持手段3の支持部4により支持され、それらの上部をテンプレート5に形成された位置決め孔に挿通した上、両側からナット6,7を用いて締付け固定することによって位置決めされた状態に据付けられるように構成されている。
図2〜図10は本発明に関する第1実施例を示したものである。図2は第1実施例に係るナットの緩み防止用部材を示した縦断面図であり、図3はその平面図である。緩み防止用部材8は、前述のように合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材から構成され、中央部にアンカーボルト1の挿通孔9を備え、上方の大径部10と下方の小径部11とから構成されるリング状に形成され、上下の平坦面をナット6,7の締付け面に圧接する接合面12,13としている。小径部11はテンプレート5に形成されたアンカーボルト1の位置決め孔に嵌装可能な外径に形成され、本実施例ではその小径部11の外周壁を下方に向って若干拡がったテーパ状に形成している。また、小径部11の外周壁の下端部、すなわち前記接合面13の外周縁部には、小径部11をテンプレート5の位置決め孔に嵌入した場合に、その位置決め孔の下端部に掛止可能な掛止部14を形成している。さらに、アンカーボルト1の挿通孔9の長さLは、アンカーボルト1のネジ溝の幅以上の長さに設定している。因みに、大径部10の形状に関しては、円形に代えて四角形や六角形などの多角形を採用することも可能である。
次に、図4〜図9に基づいて前記緩み防止用部材8を用いたアンカーボルト1の位置決め固定作業に関して説明する。図4及び図5に示したように、本実施例では、先ずテンプレート5に形成されたアンカーボルト1の位置決め孔15に対して緩み防止用部材8を嵌装する。この場合には、テンプレート5に形成された前記位置決め孔15に対して緩み防止用部材8の小径部11を押し当てて前記掛止部14を変形させながら、図5に示したように位置決め孔15に小径部11を嵌入することにより、緩み防止用部材8の嵌装が行われる。因みに、位置決め孔15に対する小径部11の嵌入後には、その位置決め孔15の下端部、すなわち図5に示したように位置決め孔15の周辺部の前記テンプレート5の反対面に対して掛止部14が掛止し、緩み防止用部材8の脱落が防止される。つまり、本実施例では、下方のナット6の締付け面が圧接される一方の接合面13をテンプレート5に形成されたアンカーボルト1の位置決め孔15に挿通して反対側へ押出し、前記掛止部14を位置決め孔15の周辺部の前記テンプレート5の反対面に対して直接掛止させることにより、テンプレート5に対する緩み防止用部材8の嵌装状態を保持し得るように構成されている。
以上のようにして、テンプレート5に形成された各位置決め孔15に対して予め工場等にて、あるいは現場にて緩み防止用部材8の嵌装が済んだら、図1に示したように支持手段3の支持部4によって支持された各アンカーボルト1に対して、図6のようにテンプレート5に嵌装された各緩み防止用部材8の挿通孔9を嵌合しながら、テンプレート5をアンカーボルト1のネジ部16に予め螺入したナット6上にセットする。しかる後、図7及び図8に示したように、アンカーボルト1に対して緩み防止用部材8の上方からナット7を螺入し、図9のようにナット6,7を緩み防止用部材8の変形を伴いながら所定トルクで締付けることにより、アンカーボルト1の位置決め固定作業が終了することになる。
しかして、以上のアンカーボルト1の位置決め固定作業の結果、緩み防止用部材8は、図9に示したように圧縮変形した状態で固定されることになる。したがって、ナット6,7の締付け面は緩み防止用部材8の前記接合面12,13に圧接した状態に固定され、双方のナット6,7が前記緩み防止用部材8を介して互いに結合されることから、それらの緩みが確実に防止される。また、ナット6,7の締付けによって緩み防止用部材8は横方向にも膨出することから、図9に示したように前記挿通孔9の内壁面がアンカーボルト1の外周面に圧接するように構成することにより的確な位置決めが可能である。前述のように、緩み防止用部材8に形成したアンカーボルト1の挿通孔9の長さLは、少なくとも圧縮変形前の状態において、図10に示したアンカーボルト1のネジ部16のネジ山間のネジ溝の幅W以上に設定し、ネジ溝部に対する食込みが回避されるように構成している。なお、以上では、緩み防止用部材8をテンプレート5の上方から嵌装した場合について説明したが、図11に示したようにテンプレート5の下方から嵌装することも可能である。
図12は本発明の第2実施例に係るナットの緩み防止用部材を示した縦断面図である。本実施例は、前記第1実施例の変形例である。すなわち、本実施例に係る緩み防止用部材17では、下面側の接合面18がテンプレート5の下面と同一面か内側に引込んで、外部に突出しない場合を示した。本実施例のように、接合面18がテンプレート5の位置決め孔15の外部へ突出しない場合であっても、前記ナット6,7の締付けによる緩み防止用部材17の変形により、前記接合面18がナット6の締付け面に圧接して緩み防止作用を奏し得るものであればよい。
図13〜図19は本発明に関する第3実施例を示したものである。図13は第3実施例に係るナットの緩み防止用部材を構成する本体部を示した縦断面図であり、図14はその平面図である。また、図15は前記緩み防止用部材を構成する止めリング部を示した縦断面図であり、図16はその平面図である。本実施例に係る緩み防止用部材19は、合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材から構成された、リング状の本体部20とその本体部20に嵌合可能な止めリング部21との組合わせから構成される。図13及び図14に示したように、本体部20は、中央部にアンカーボルト1の挿通孔22を備え、上方の大径部23と下方の小径部24とから構成されるリング状に形成され、上下の平坦面をナット6,7の締付け面に圧接する接合面25,26としている。そして、小径部24の外周部には止めリング部21が外嵌し得るように構成され、その下端部には前記止めリング部21に掛止する掛止部27が形成されている。止めリング部21は、図15に示したように略矩形状の断面を有するリング状に形成されている。この止めリング部21は弾性を有しており、前記本体部20の小径部24の外周部に嵌合し得るように構成され、その内側下部には前記掛止部27が掛止する凹部28が形成されている。因みに、本実施例においても、前記本体部20の中央部に形成されるアンカーボルト1の挿通孔22の長さLはアンカーボルト1のネジ部16のネジ溝の幅W以上に設定され、ネジ溝部に対する食込みが回避されるように構成している。
次に、図17〜図19に基づいて前記緩み防止用部材19を用いたアンカーボルト1の位置決め固定作業に関して説明する。本実施例では、図17に示したように、先ず前記テンプレート5に形成されたアンカーボルト1の位置決め孔15に対して緩み防止用部材19を構成する本体部20を嵌装する。この場合には、テンプレート5に形成された前記位置決め孔15に対して本体部20の小径部24を押し当てて掛止部27を変形させながら小径部24を位置決め孔15に嵌入する点で、前記第1実施例の場合と同様の作業となる。しかる後、図18に示したように、テンプレート5の下方に突出した本体部20の小径部24の外周部に対して止めリング部21を外嵌して、掛止部27を凹部28に掛止する。これにより、前記掛止部27は、その止めリング部21を介して位置決め孔15の周辺部のテンプレート5の反対面に対して間接的に掛止されることになるので、テンプレート5に対する緩み防止用部材19の嵌装状態が保持され、緩み防止用部材19の嵌装作業が完了する。
以上のようにして、テンプレート5の各位置決め孔15に対して予め工場等にて、あるいは現場にて緩み防止用部材19の嵌装が済んだら、図1に示したように支持手段3の支持部4によって支持された各アンカーボルト1に対して、図19のようにテンプレート5に嵌装された各緩み防止用部材19の挿通孔22を嵌合しながら、テンプレート5をアンカーボルト1のネジ部16に予め螺入したナット6上にセットする。しかる後、図19に示したように、アンカーボルト1に対して緩み防止用部材19の本体部20の上方からナット7を螺入し、ナット6,7を前記緩み防止用部材19の変形を伴いながら所定トルクで締付けることにより、本実施例におけるアンカーボルト1の位置決め固定作業が終了することになる。
アンカーボルトの据付け状態を例示した状態説明図である。 本発明の第1実施例に係る緩み防止用部材を示した縦断面図である。 同緩み防止部材を示した平面図である。 第1実施例の作業手順を示した作業説明図である。 同作業手順を示した作業説明図である。 同作業手順を示した作業説明図である。 同作業手順を示した作業説明図である。 図7の平面図である。 ナットの締付け作業を示した作業説明図である。 アンカーボルトのネジ部を示した部分正面図である。 第1実施例に係る緩み防止用部材の他の適用状態を示した縦断面図である。 本発明の第2実施例に係る緩み防止用部材を示した縦断面図である。 本発明の第3実施例に係る緩み防止用部材を構成する本体部を示した縦断面図である。 同本体部を示した平面図である。 前記第3実施例に係る緩み防止用部材を構成する止めリング部を示した縦断面図である。 同止めリング部を示した平面図である。 第3実施例の作業手順を示した作業説明図である。 同作業手順を示した作業説明図である。 同作業手順を示した作業説明図である。
1…アンカーボルト、2…捨てコンクリート、3…支持手段、4…支持部、5…テンプレート、6,7…ナット、8…緩み防止用部材、9…アンカーボルトの挿通孔、10…大径部、11…小径部、12,13…接合面、14…掛止部、15…位置決め孔、16…ネジ部、17…緩み防止用部材、18…接合面、19…緩み防止用部材、20…本体部、21…止めリング部、22…アンカーボルトの挿通孔、23…大径部、24…小径部、25,26…接合面、27…掛止部、28…凹部

Claims (2)

  1. アンカーボルトのネジ溝の幅より板厚の小さい位置決め用のテンプレートに適用されるアンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材において、合成樹脂やゴムなどの変形に対して適度な復元力を備えた素材からなり、前記テンプレートに形成されたアンカーボルトの位置決め孔に嵌装可能で、かつ中央部に前記アンカーボルトの挿通孔を備えるとともに、前記挿通孔はアンカーボルトのネジ溝の幅以上の長さを有し、かつ前記テンプレートの両側からナットにより締付けた状態において、それらの両ナットの締付け面がそれぞれ圧接する接合面を備えたことを特徴とするアンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材。
  2. ナットの締付け面が圧接される一方の接合面を前記テンプレートに形成されたアンカーボルトの位置決め孔に対して挿通可能に構成するとともに該接合面の外周縁部に掛止部を設け、その一方の接合面を前記位置決め孔に挿通して反対側へ押出して前記掛止部を位置決め孔周辺部の前記テンプレートの反対面に対して直接又は止めリング部を介して掛止させることにより、前記テンプレートに対する嵌装状態を保持し得るように構成したことを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト位置決め用ナットの緩み防止用部材。
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