JP4492839B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関する。この発明は、2種類の異なる特別遊技を行えるようにしたものであり、両特別遊技に至る導出プロセスが競合していた場合でも、両プロセスを楽しむことができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆる第1種(フィーバータイプ)と第2種(飛行機タイプ)との2種類の異なる特別遊技を行えるようにしたパチンコ機としては、次のようなものがある。
(1)特開2000-33141、「遊技機」
(2)特開2000-33152、「遊技機」
(3)特開2000-33153、「遊技機」
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の遊技機では、両特別遊技に至るプロセスが択一的にしか実行できないという問題点があった。そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、両特別遊技に至る導出プロセスが競合していた場合でも、両プロセスを楽しむことができるようにしたものである。
【0004】
これに加え、請求項1に記載の発明は、第2特別遊技が開始される確率を向上させることができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。第一に、弾球遊技機(100)には、例えば図15〜16に示すように、次の構成を備える。
【0007】
(1)第1特定入賞検出手段(532)
第1特定入賞検出手段(532)は、第1特定領域(例えば第1特定入賞口530)を打球が通過したことを検出するためのものである。
(2)第2特定入賞検出手段(571)
第2特定入賞検出手段(571)は、第2特定領域(例えば第2特定入賞口570)を打球が通過したことを検出するためのものである。
【0008】
(3)第1図柄可変表示部(504)
第1図柄可変表示部(504)は、例えば図20〜26に示すように、第1特別遊技に係わる図柄を可変表示可能なものである。
(4)第2図柄可変表示部(505)
第2図柄可変表示部(505)は、例えば図20〜26に示すように、第2特別遊技に係わる図柄を可変表示可能なものである。
【0009】
(5)第1可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)
第1可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)は、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
(6)第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)
第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)は、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
【0010】
なお、第1可変入賞装置と第2可変入賞装置とを共通としたが、別体としても良い。
(7)入賞領域検出手段(例えば可変入賞装置入賞領域検出手段553)
入賞領域検出手段(例えば可変入賞装置入賞領域検出手段553)は、第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)の内部に入球した打球が入賞領域(図示せず)を通過したことを検出するためのものである。
【0011】
(8)作動領域検出手段(552)
作動領域検出手段(552)は、入賞領域(図示せず)と異なる位置に配置され、第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)の内部に入球した打球が作動領域(図示せず)を通過したことを検出するためのものである。
(9)遊技制御手段(600)
遊技制御手段(600)は、例えば図16に示すように、第1特定入賞検出手段(532)、第2特定入賞検出手段(571)、第1図柄可変表示部(504)、第2図柄可変表示部(505)、第1可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)、第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)、入賞領域検出手段(例えば可変入賞装置入賞領域検出手段553)、作動領域検出手段(552)にそれぞれ接続され、遊技を制御するためのものである。
【0012】
第二に、遊技制御手段(600)には、図16に示すように、次の構成を備える。
(10)第1特別遊技抽選手段(621)
第1特別遊技抽選手段(621)は、第1特定入賞検出手段(532)により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うためのものである。
(11)第1特別遊技導出制御手段(622)
第1特別遊技導出制御手段(622)は、第1特別遊技抽選手段(621)による抽選結果にもとづき、第1図柄可変表示部(504)により第1特別遊技に係わる図柄の可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるためのものである。
【0013】
(12)第1特別遊技実行制御手段(623)
第1特別遊技実行制御手段(623)は、第1特別遊技導出制御手段(622)による第1特別遊技導出プロセスにおいて、第1特別遊技抽選手段(621)の結果、第1特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、第1図柄可変表示部(504)に第1特別遊技に係わる大当たり図柄を停止表示した後、第1可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第1特別遊技を実行するためのものである。
【0014】
(13)第2特別遊技抽選手段(631)
第2特別遊技抽選手段(631)は、第2特定入賞検出手段(571)により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うためのものである。
(14)第2特別遊技導出制御手段(632)
第2特別遊技導出制御手段(632)は、第2特別遊技抽選手段(631)による抽選結果にもとづき、第2図柄可変表示部(505)により第2特別遊技に係わる図柄を可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるためのものである。
【0015】
(15)第2可変入賞装置制御手段(633)
第2可変入賞装置制御手段(633)は、第2特別遊技導出制御手段(632)による第2特別遊技導出プロセスにおいて、第2特別遊技抽選手段(631)の結果、第2特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、第2図柄可変表示部(505)に第2特別遊技に係わる当たり図柄を停止表示した後、第2可変入賞装置(例えば特定入賞装置540)の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変するためのものである。
【0016】
(16)第2特別遊技実行制御手段(634)
第2特別遊技実行制御手段(634)は、第2可変入賞装置(例えば特定入賞装置540)の内部に入球した打球が作動領域(例えば特定領域)を通過し、作動領域検出手段(例えば特定領域検出手段542)により検出されることを第2特別遊技開始条件とし、当該第2特別遊技開始条件が達成された場合に、第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第2特別遊技を実行するためのものである。
【0017】
(17)特別遊技待機手段(640)
特別遊技待機手段(640)は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件が達成されたときに、他方の特別遊技に係る特別遊技導出制御手段(例えば第1・第2特別遊技導出制御手段622,632)による特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、他方の遊技の遊技開始条件の達成の可否が決定される迄の間、特別遊技開始条件が達成された一方の特別遊技の実行を待機させるためのものである。
【0018】
第三に、第2特別遊技抽選手段は、大当たりしたか否かを抽選により決定させるようにしている。
【0019】
第四に、第2特別遊技抽選手段(631)の抽選結果により大当たりに当選した場合に、第2特別遊技導出制御手段(632)により図柄の可変表示を停止させた後、第2可変入賞装置(例えば特定入賞装置540)を開閉させ、第2可変入賞装置(例えば特定入賞装置540)の内部に入球した打球が作動領域を通過したことを条件に、第2可変入賞装置(例えば可変入賞装置550)を所定の条件で開閉させる第2特別遊技を行わせるようにしている。
【0020】
第五に、遊技制御手段には、例えば図16に示すように、次の構成を備える。
(18)確率変動制御手段(670)
確率変動制御手段(670)は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成され、且つ所定の確率変動移行条件が達成された場合に作動するものである。
【0021】
これに加えて、確率変動制御手段(670)は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させるものである。
第六に、確率変動制御手段(670)は、第2特別遊技実行制御手段(634)により実行される第2特別遊技が開始される確率を向上させるようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1〜12は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。図1は、弾球遊技機の概略ブロック図、図2は図1の確率変動制御手段の詳細ブロック図、図3は図1の機能停止手段の詳細ブロック図、図4は図1の特別遊技実行中演出手段の詳細ブロック図をそれぞれ示すものである。
【0023】
図5は、弾球遊技機の遊技盤の概略正面図を示すものである。図6〜9は、電動役物装置と画像表示装置との動作をそれぞれ示し、図6は電動役物装置を傾斜させた状態を示す説明図、図7は図6に対応し、電動役物装置を逆方向に傾斜させた状態を示す説明図、図8は図6に対応し、画像表示装置に図柄の画像を表示した状態を示す説明図、図9は図6に対応し、特別遊技中の各種の画像を表示した状態を示す説明図をそれぞれ示すものである。
【0024】
図10〜12は、画像表示装置に表示された画像をそれぞれ示し、図10は「抽選タイム」の画像を表示した説明図、図11は「確率変動」の画像を表示した説明図、図12は「ざんねん」の画像を表示した説明図をそれぞれ示すものである。図13〜14は、本発明の第2の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
【0025】
図13は、弾球遊技機の遊技盤の概略正面図、図14は弾球遊技機の概略ブロック図をそれぞれ示すものである。図15〜26は、本発明の第3の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。図15は、弾球遊技機の遊技盤の概略正面図、図16は弾球遊技機の概略ブロック図、図17は図16の確率変動制御手段の詳細ブロック図、図18は図16の機能停止手段の詳細ブロック図、図19は図16の図柄可変表示制御手段の詳細ブロック図をそれぞれ示すものである。
【0026】
図21〜26は、画像表示装置に表示された画像をそれぞれ示す説明図をそれぞれ示すものである。
(弾球遊技機100)
図5中、100は、例えばパチンコ機等の弾球遊技機を示すものである。なお、弾球遊技機は、パチンコ機に限定されない。
【0027】
上記弾球遊技機100の盤面には、図5に示すように、次のパーツを備える。
(1)第2可変入賞装置110
(2)特別遊技関連情報表示装置120
(3)特別図柄保留装置130
(4)画像表示装置140
(5)第1特定入賞口150
(6)第1可変入賞装置160
(7)普通図柄作動口170
(8)第2特定入賞口180
(9)普通図柄保留装置190
なお、弾球遊技機100のパーツは、上記した(1)〜(9)に限定されない。
(第2可変入賞装置110)
第2可変入賞装置110は、図5に示すように、弾球遊技機100の盤面のほぼ中央に位置し、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
【0028】
第2可変入賞装置110は、図5に示すように、次のパーツを備える。なお、第2可変入賞装置110のパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)左右一対の開閉装置111
開閉装置111は、図5に示すように、第2可変入賞装置110の上方の左右両側に左右一対形成されている。
【0029】
(2)電動役物装置112
電動役物装置112は、図5に示すように、第2可変入賞装置110の内部に配置され、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球の流下方向を変化可能なものである。具体的には、電動役物装置112は、図6に示すように、飛行機を模した形状に形成されている。
【0030】
電動役物装置112には、図6に示すように、キャラクターが載り、プロペラを有する中央の胴体部112aと、中央の胴体部112aから左右に延びた左右一対の翼部112bとを有する。そして、電動役物装置112は、図示しないが、モータ等の駆動源の駆動力により、図6〜7に示すように、胴体部112aを中心に回転することで、左右の翼部112bを左右方向に傾斜できるように構成されている。
【0031】
左右の翼部112bは、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球を受け止め、電動役物装置112の左右方向の傾斜を利用して、後述する作動領域113又は入賞口に向かって打球を落下させている。その結果、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球は、電動役物装置112により、流下方向が変化される。
一方、画像表示装置140には、図8に示すように、複数個、例えば数字が表示された3個の図柄300が表示される。なお、3個の図柄300は、第1特別遊技では特別図柄として使用できる。また、画像表示装置140には、図9に示すように、特別遊技(第1・第2特別遊技に共通)が開始すると、特別遊技のラウンド数を表示するためのラウンド表示画像301(第1・第2特別遊技に共通)、打球の入賞個数を表示するための入賞個数表示画像302(第1・第2特別遊技に共通)、第2可変入賞装置110の開閉装置111の開閉回数を表示するための開閉回数表示画像303(第2特別遊技のみ)が表示される。
【0032】
(3)作動領域113
作動領域113には、図5に示すように、電動役物装置112の真下に位置し、作動領域検出手段114(図1)が臨んでいる。作動領域検出手段114は、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球が、後述する入賞領域として機能する入賞口と異なる位置に配置された作動領域113を通過したことを検出するためのものである。
【0033】
(4)入賞口
入賞口は、図示しないが、作動領域113以外の位置に形成され、入賞領域として機能し、第2入賞領域検出手段115(図1)が臨んでいる。上記第2入賞領域検出手段115は、入賞領域検出手段として機能し、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球が入賞領域としての入賞口を通過したことを検出するためのものである。
(特別遊技関連情報表示装置120)
特別遊技関連情報表示装置120は、例えばラウンド回数等の第1,第2特別遊技に関する情報を表示するためのものであり、例えばドッド・マトリックスから構成されている。
【0034】
なお、特別遊技関連情報表示装置120は、ドッド・マトリックスに限定されず、液晶等から構成しても良い。
(特別図柄保留装置130)
特別図柄保留装置130は、特別図柄の変動遊技の権利(抽選)を保留するためのものであり、例えば4個のLEDから構成されている。
【0035】
なお、特別図柄保留装置130は、LEDに限定されず、ランプや7セグメント等から構成しても良い。また、LEDの数も、4個に限定されない。
(画像表示装置140)
画像表示装置140は、画像を表示可能ものであり、例えば液晶より構成されている。
【0036】
なお、画像表示装置140は、液晶に限定されず、ドッド・マトリックス等から構成しても良い。画像表示装置140は、表示する画像により、図1に示すように、次の手段として機能する。なお、画像表示装置140の手段は、次の(1)〜(3)に限定されず、又、各手段を、別体としても良い。
(1)図柄可変表示手段141
図柄可変表示手段141は、図柄を可変表示可能なものである。
【0037】
(2)確率変動抽選結果表示手段142
確率変動抽選結果演出表示手段142は、第1確率変動移行条件の抽選結果と、第2確率変動移行条件の抽選結果との両抽選結果を演出表示可能な共通したものである。
上記確率変動抽選結果演出表示手段142によれば、当該確率変動抽選結果演出表示手段142の共通化を図ることができる。
【0038】
(3)確率変動中演出表示手段143
確率変動中演出表示手段143は、第1確率変動手段271による第1確率変動遊技と、第2確率変動手段272による第2確率変動遊技とを演出表示可能な共通したものである。
上記確率変動中演出表示手段143によれば、当該確率変動中演出表示手段143の共通化を図ることができる。
(第1特定入賞口150)
第1特定入賞口150は、図5に示すように、電動チューリップ型に形成され、第2可変入賞装置110の真下に位置し、第1特定領域として機能する。
【0039】
上記第1特定入賞口150には、図1に示すように、次のパーツを備える。なお、第1特定入賞口150のパーツは、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)開閉装置151
開閉装置151は、チューリップの花びら型の左右一対の可動片を開閉するためのものである。
【0040】
(2)第1特定入賞検出手段152
第1特定入賞検出手段152は、図示しないが、第1特定領域としての第1特定入賞口150に臨んでいる。第1特定入賞検出手段152は、第1特定領域としての第1特定入賞口150を打球が通過したことを検出するためのものである。
(第1可変入賞装置160)
第1可変入賞装置160は、図5に示すように、アタッカー型を形成され、第1特定入賞口150の真下に位置し、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
【0041】
第1可変入賞装置160には、図1に示すように、次のパーツを備える。なお、第1可変入賞装置160のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)開閉装置161
開閉装置161は、第1可変入賞装置160のアタッカーを開閉するためのものである。
【0042】
(2)特定領域(図示せず)
特定領域には、図示しないが、第1可変入賞装置160の内部に位置し、特定領域検出手段162(図1)が臨んでいる。上記特定領域検出手段162は、第1可変入賞装置160の内部に入球し、後述する入賞口以外の特定領域を通過した打球を検出するためのものである。
【0043】
(3)入賞口(図示せず)
入賞口は、図示しないが、第1可変入賞装置160の内部に位置し、特定領域以外の位置に形成され、第1入賞領域検出手段163(図1)が臨んでいる。上記第1入賞領域検出手段163は、第1可変入賞装置160の内部に入球し、入賞口を通過した打球を検出するためのものである。
(普通図柄作動口170)
普通図柄作動口170は、図5に示すように、ゲート型に形成され、第2可変入賞装置110向かって左側に配置されている。
【0044】
普通図柄作動口170には、図1に示すように、次のパーツを備える。なお、普通図柄作動口170のパーツは、次の(1)に限定されない。
(1)普通図柄作動検出手段171
普通図柄作動検出手段171は、ゲート型の普通図柄作動口170を通過した打球を検出するためのものである。
(第2特定入賞口180)
第2特定入賞口180は、図5に示すように、第1可変入賞装置160の左右両側に一対形成され、各第2特定入賞口180は、第2特定領域としてそれぞれ機能する。
【0045】
なお、第2特定入賞口180の個数は、2個に限定されず、1個、或いは3個以上でも良い。上記各第2特定入賞口180には、図1に示すように、次のパーツを備える。なお、第2特定入賞口180のパーツは、次の(1)に限定されない。
(1)第2特定入賞検出手段181
第2特定入賞検出手段181は、図示しないが、第2特定領域としての第2特定入賞口180に臨んでいる。
【0046】
第2特定入賞検出手段181は、第2特定領域としての第2特定入賞口180を打球が通過したことを検出するためのものである。
(普通図柄保留装置190)
普通図柄保留装置190は、普通図柄の変動遊技の権利(抽選)を保留するためのものであり、例えば4個のLEDから構成されている。
【0047】
なお、普通図柄保留装置190は、LEDに限定されず、ランプや7セグメント等から構成しても良い。また、LEDの数も、4個に限定されない。
(遊技制御手段200)
一方、弾球遊技機100には、図1に示すように、遊技制御手段200を備える。上記遊技制御手段200は、遊技を制御するためのものである。
【0048】
具体的には、遊技制御手段200は、コンピュータであって、図示しないが、CPU、例えばメインCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。なお、遊技制御手段200のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。上記CPUは、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
【0049】
(1)通常遊技制御手段210
(2)第1特別遊技制御手段220
(3)第2特別遊技制御手段230
(4)特別遊技待機手段240
(5)特別遊技選択手段250
(6)特別遊技無効手段260
(7)確率変動制御手段270
(8)機能停止手段280
(9)特別遊技実行中演出手段290
なお、遊技制御手段200の手段は、上記した(1)〜(9)に限定されない。
(遊技制御手段200の入力段)
遊技制御手段200の入力段には、図1に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0050】
(1)第1特定入賞検出手段152
(2)第2特定入賞検出手段181
(3)第1入賞領域検出手段163
(4)特定領域検出手段162
(5)第2入賞領域検出手段115
(6)作動領域検出手段114
(7)普通図柄作動検出手段170
なお、遊技制御手段200の入力段に接続される手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(遊技制御手段200の出力段)
遊技制御手段200の出力段には、図1に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0051】
(1)画像表示装置140
(1−1)図柄可変表示手段141
(1−2)確率変動抽選結果演出表示装置142
(1−3)確率変動中演出表示装置143
(2)第1可変入賞装置160の開閉装置161
(3)第2可変入賞装置110の開閉装置111
(4)電動役物装置112
(5)特別図柄保留装置130
(6)普通図柄保留装置190
(7)特別遊技関連情報表示装置120
(8)第1特定入賞口150の開閉装置151
なお、遊技制御手段200の出力段に接続される手段は、上記した(1)〜(8)に限定されない。
(通常遊技制御手段210)
通常遊技制御手段210は、通常遊技を制御するためのものである。
(第1特別遊技制御手段220)
第1特別遊技制御手段220は、第1特別遊技に関する制御を行うためのものである。
【0052】
具体的には、第1特別遊技制御手段220は、図1に示すように、次の手段を備える。なお、第1特別遊技制御手段220の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)第1特別遊技抽選手段221
第1特別遊技抽選手段221は、第1特定入賞検出手段152により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うためのものである。
【0053】
(2)第1特別遊技導出制御手段222
第1特別遊技導出制御手段222は、第1特別遊技抽選手段221による抽選結果にもとづき、図柄可変表示手段141により図柄の可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるためのものである。
(3)第1特別遊技実行制御手段223
第1特別遊技実行制御手段223は、第1特別遊技導出制御手段222による第1特別遊技導出プロセスにおいて、第1特別遊技抽選手段221の結果、第1特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、図柄可変表示手段141に大当たり図柄を停止表示した後、第1可変入賞装置160の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第1特別遊技を実行するためのものである。
(第2特別遊技制御手段230)
第2特別遊技制御手段230は、第2特別遊技に関する制御を行うためのものである。
【0054】
具体的には、第2特別遊技制御手段230は、図1に示すように、次の手段を備える。なお、第2特別遊技制御手段230の手段は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)第2特別遊技導出制御手段231
第2特別遊技導出制御手段231は、第2特定入賞検出手段181により打球が検出されたことを条件に、第2可変入賞装置110の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変させるためのものである。
【0055】
(2)第2特別遊技実行制御手段232
第2特別遊技実行制御手段232は、第2特別遊技導出制御手段231による第2特別遊技導出プロセスにおいて、第2可変入賞装置110の内部に入球した打球が作動領域113を通過し、作動領域検出手段114により検出されることを第2特別遊技開始条件とし、当該第2特別遊技開始条件が達成された場合に、第2可変入賞装置110の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第2特別遊技を実行するためのものである。
(特別遊技待機手段240)
特別遊技待機手段240は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件が達成されたときに、他方の特別遊技に係る特別遊技導出制御手段(例えば第1・第2特別遊技導出制御手段222,231)による特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、他方の遊技の遊技開始条件の達成の可否が決定される迄の間、特別遊技開始条件が達成された一方の特別遊技の実行を待機させるためのものである。
【0056】
上記特別遊技待機手段240によれば、両特別遊技に至る導出プロセスが競合していた場合でも、両プロセスを楽しむことができる。また、特別遊技待機手段240は、第2特別遊技開始条件が達成されたときに、第1特別遊技導出制御手段222による第1特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、図柄可変表示手段141により図柄が停止表示される迄の間、第2特別遊技実行制御手段232による第2特別遊技の実行を待機させるようにしても良い。
【0057】
上記特別遊技待機手段240によれば、第2特別遊技開始条件の達成が先行した場合に、他方の第1特別遊技に至る導出プロセスを楽しむことができる。
(特別遊技選択手段250)
特別遊技選択手段250は、第1特別遊技導出制御手段222による第1特別遊技導出プロセスと、第2特別遊技制御手段200による第2特別遊技導出プロセスとの両プロセスの実行中、第1特別遊技開始条件と第2特別遊技開始条件との両方が達成された場合に、特別遊技待機手段240の作動後、開始する特別遊技を選択するためのものである。
【0058】
上記特別遊技選択手段250によれば、両特別遊技に至る導出プロセスの実行後、開始する特別遊技を、両特別遊技のうちから選択することができる。また、特別遊技選択手段250は、予め設定された優先順位にもとづいて、開始する特別遊技を選択するようにしても良い。上記特別遊技選択手段250によれば、優先順位にもとづいて、両特別遊技を選択することができる。
【0059】
さらに、特別遊技選択手段250は、両特別遊技の実行により予想される利益を比較し、遊技者に有利となる特別遊技を選択するようにしても良い。上記特別遊技選択手段250によれば、遊技者の利益を勘案して、両特別遊技を選択することができる。
(特別遊技無効手段260)
特別遊技無効手段260は、特別遊技選択手段250により選択されなかった特別遊技を無効とするためのものである。
【0060】
上記特別遊技無効手段260によれば、選択されなかった一方の特別遊技を無効とすることができる。具体的には、特別遊技無効手段260は、図1に示すように、次の手段を備える。なお、特別遊技無効手段260の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)図柄変更手段261
図柄変更手段261は、特別遊技選択手段250により第2特別遊技が選択された場合に、図柄可変表示手段141に停止表示する図柄を、大当たり図柄から外れ図柄に変更するためのものである。上記図柄変更手段261によれば、図柄可変表示手段141の停止図柄を、特別遊技選択手段250による選択の結果に一致させることができる。
(確率変動制御手段270)
確率変動制御手段270は、確率変動に関連した制御を行うためのものである。
【0061】
具体的には、確率変動制御手段270は、図2に示すように、次の手段を備える。なお、確率変動制御手段270の手段は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)第1確率変動手段271
第1確率変動手段271は、第1特別遊技開始条件の達成される確率が通常遊技より高い第1確率変動遊技に移行するための第1確率変動移行条件が達成されたことを条件に、第1確率変動遊技を実行するためのものである。
【0062】
上記第1確率変動手段271によれば、2種類の異なる特別遊技に加え、両特別遊技のうち、一方の特別遊技に係る確率変動遊技を楽しむことができる。
(2)第2確率変動手段272
第2確率変動手段272は、第2特別遊技開始条件の達成される確率が通常遊技より高い第2確率変動遊技に移行するための第2確率変動移行条件が達成されたことを条件に、第2確率変動遊技を実行するためのものである。
【0063】
上記第1確率変動手段271及び第2確率変動手段272によれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を楽しむことができる。また、第1確率変動手段271と第2確率変動手段272とは、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成され、且つ抽選により、同時に作動可能としても良い。
上記第1確率変動手段271と第2確率変動手段272とによれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を同時に開始させることができる。
【0064】
(3)確率変動抽選結果判定手段273
確率変動抽選結果判定手段273は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に確率変動移行抽選を行い、当該抽選の結果により、第1確率変動移行条件が達成されているか否かを判定するためのものである。
【0065】
上記確率変動抽選結果判定手段273によれば、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に、確率変動移行抽選を行うことができる。また、確率変動抽選結果判定手段273は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に確率変動移行抽選を行い、当該抽選の結果により、第1確率変動移行条件又は第2確率変動移行条件のいずれかの条件が達成されているか否かを判定するための両確率変動遊技に共通しても良い。
【0066】
上記確率変動抽選結果判定手段273によれば、確率変動抽選結果判定手段の共通化を図ることができる。
(4)確率変動持越手段274
確率変動持越手段274は、第1確率変動手段271と第2確率変動手段272とのいずれか一方による確率変動遊技中、非確率変動遊技中の他方の特別遊技に係る特別遊技開始条件が達成された場合に、確率変動遊技を中断し、他方の特別遊技の終了後、確率変動遊技を再開するためのものである。
【0067】
上記確率変動持越手段274によれば、確率変動遊技を持ち越すことができる。
(5)確率変動終了条件判定手段275
確率変動終了条件判定手段275は、第1確率変動手段271と第2確率変動手段272とのいずれか一方による確率変動遊技中、非確率変動遊技中の他方の特別遊技に係る特別遊技開始条件が達成されたことを確率変動終了条件とし、当該確率変動終了条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させるためのものである。
【0068】
上記確率変動終了条件判定手段275によれば、両特別遊技に係る一方の特別遊技開始条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させることができる。また、確率変動終了条件判定手段275は、第1確率変動手段271と第2確率変動手段272とによる両確率変動遊技中、第1特別遊技開始条件と第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成されたことを確率変動終了条件として、当該確率変動終了条件が達成された場合に、両確率変動遊技を同時に終了させるようにしても良い。
【0069】
上記確率変動終了条件判定手段275によれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を同時に終了させることができる。
(機能停止手段280)
機能停止手段280は、第1特別遊技実行制御手段223又は第2特別遊技実行制御手段232によるいずれか一方の特別遊技の実行中、他方の特別遊技に係わる特別遊技導出制御手段(例えば第1・第2特別遊技導出制御手段222,231)の機能を停止させるためのものである。
【0070】
上記機能停止手段280によれば、両特別遊技のうち一方の特別遊技の実行中、他方の特別遊技の発生を未然に防止することができる。具体的には、機能停止手段280は、図3に示すように、次の手段を備える。なお、機能停止手段280の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)第2特別遊技開始条件一時無効手段281
第2特別遊技開始条件一時無効手段281は、第1特別遊技実行制御手段223による第1特別遊技の実行中、作動領域検出手段114による第2特別遊技開始条件の達成を一時的に無効とするためのものである。
【0071】
すなわち、上記無効とするとは、入賞しても、第2特別遊技開始条件の達成と判断しないという意味である。上記第2特別遊技開始条件一時無効手段281によれば、第1特別遊技の実行中、他方の第2特別遊技開始条件の達成を一時的に無効にすることができる。
(2)第2可変入賞一時中止手段282
第2可変入賞一時中止手段282は、第1特別遊技実行制御手段223による第1特別遊技の実行中、第2可変入賞装置110の可変動作を一時的に中止するためのものである。
【0072】
すなわち、上記中止するとは、入賞しても、可変動作をしないという意味である。上記第2可変入賞一時中止手段282によれば、第1特別遊技の実行中、他方の第2特別遊技に係わる第2可変入賞装置の可変動作を一時的に中止することができる。
(3)図柄可変表示一時停止手段283
図柄可変表示一時停止手段283が、第2特別遊技実行制御手段による第2特別遊技の実行中、図柄可変表示手段141による図柄の可変表示を一時的に停止するためのものである。上記図柄可変表示一時停止手段283によれば、第2特別遊技の実行中、他方の第1特別遊技に係わる可変入賞装置の可変動作を一時的に中止することができる。
(特別遊技実行中演出手段290)
特別遊技実行中演出手段290は、特別遊技の実行中の演出を行うためのものである。
【0073】
具体的には、特別遊技実行中演出手段290は、図4に示すように、次の手段を備える。
なお、特別遊技実行中演出手段290の手段は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)第1特別遊技実行中演出手段291
第1特別遊技実行中演出手段291は、第1特別遊技実行制御手段223による第1特別遊技の実行中、第2特別遊技導出制御手段231の機能が機能停止手段280により停止しているときに、電動役物装置112を作動させることにより、第1特別遊技の実行中の演出を行うためのものである。
【0074】
上記第1特別遊技実行中演出手段291によれば、第1特別遊技の実行中、他方の第2特別遊技に係わる電動役物装置を利用して、第1特別遊技の実行中の演出を行うことができる。
(2)第2特別遊技実行中演出手段292
第2特別遊技実行中演出手段292は、第2特別遊技実行制御手段232による第2特別遊技の実行中、第1特別遊技導出制御手段222の機能が機能停止手段280により停止しているときに、第2特別遊技の実行中の演出を図柄可変表示手段141に表示させるためのものである。
【0075】
上記第2特別遊技実行中演出手段292によれば、第2特別遊技の実行中、他方の第1特別遊技に係わる図柄可変表示手段141を利用して、第2特別遊技の実行中の演出を行うことができる。具体的には、第2特別遊技実行中演出手段292は、図4に示すように、次の手段を備える。
なお、第2特別遊技実行中演出手段292の手段は、次の(2−1)に限定されない。
【0076】
(2−1)第2特別遊技関連情報表示手段293
第2特別遊技関連情報表示手段293は、第2特別遊技実行制御手段232による第2特別遊技の実行中、第1特別遊技導出制御手段222の機能が機能停止手段280により停止しているときに、第2特別遊技に関する情報を図柄可変表示手段141に表示させるためのものである。
【0077】
上記第2特別遊技関連情報表示手段293によれば、第2特別遊技の実行中、他方の第1特別遊技に係わる図柄可変表示手段141を利用して、第2特別遊技に関する情報を表示させることができる。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備える弾球遊技機100を用いた遊技について、以下に説明する。
【0078】
遊技の種類は、次の通りである。
(1)通常遊技
(2)第1特別遊技
(3)第2特別遊技
(4)普通図柄
(5)確率変動
(6)第1・第2特別遊技の競合
なお、遊技の種類は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(通常遊技)
遊技盤に発射した打球が、入賞口に入賞すると、所定個数の賞球が払い出される。
(第1特別遊技)
通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0079】
なお、通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)第1特定入賞口150(図5)への打球の入賞、賞球の払い出し
当該打球は、第1特定入賞検出手段152(図1)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0080】
(2)上記入賞にもとづく抽選
抽選は、第1特別遊技抽選手段221(図1)により実行される。例えば、大当たり抽選、停止図柄抽選、変動パターン抽選が行われる。
(3)上記抽選にもとづく、特別図柄の変動・停止
特別図柄は、画像表示装置140(図5)の図柄可変表示手段141(図1)に表示される。
【0081】
特別図柄の変動・停止は、第1特別遊技導出制御手段222(図1)により制御される。
(4)大当たりした場合、第1特別遊技の実行
第1特別遊技の実行は、第1特別遊技実行制御手段223(図1)により制御される。
【0082】
具体的には、第1可変入賞装置160(図5)の開閉装置161(図1)を作動し、アタッカーを所定の条件で開閉する。なお、第1特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、特別図柄の変動中、第1特定入賞口150(図5)に打球の入賞した場合は、特別図柄保留装置130(図1,図5)が作動し、特別図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(第2特別遊技)
通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0083】
なお、通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)第2特定入賞口180(図5)への打球の入賞、賞球の払い出し
当該打球は、第2特定入賞検出手段181(図1)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0084】
(2)上記入賞にもとづく、第2可変入賞装置110の左右の開閉装置111(図1,図5)の開口
第2可変入賞装置110の開閉装置111の開口は、第2特別遊技導出制御手段231(図1)により制御される。
(3)上記開口により、打球は第2可変入賞装置110内に入り、電動役物装置112を経て、作動領域113又は入賞口に入賞(図5)
(4−1)入賞口に入賞した場合、賞球の払い出し
当該打球は、第2入賞領域検出手段115(図1)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0085】
(4−2)作動領域113に入賞した場合、賞球の払い出し、及び大当たりとなり、ラウンド回数の抽選が行われる。当該打球は、作動領域検出手段114(図1)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。ラウンド数の抽選は、第2特別遊技実行制御手段232(図1)により行われる。
例えば、ラウンド数として、1回、8回、16回を決定する。
【0086】
(5)大当たりした場合、第2特別遊技の実行
第2特別遊技の実行は、第2特別遊技実行制御手段232(図1)により制御される。具体的には、決定したラウンド数にもとづき、第2可変入賞装置110の左右の開閉装置111(図1,図5)の開閉を実行する。
なお、第2特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。
(普通図柄)
本実施の形態では、第1特別遊技のみ、普通図柄を持たせている。なお、第2特別遊技においても、普通図柄を持たせても良い。例えば、第2特定入賞口180を、第1特定入賞口150と同様に、電動チューリップ型に形成し、第2特別遊技に係る普通図柄が当たった場合には、第2特定入賞口180のチューリップを開口するようにしても良い。このとき、普通図柄により、第1特別遊技に係る当たり、第2特別遊技の当たり、外れの別を決定するようにすると良い。
【0087】
通常遊技から普通図柄への概略の流れは、次の通りである。なお、通常遊技から普通図柄への概略の流れは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)普通図柄作動口170(図5)の打球の通過
当該打球は、普通図柄作動検出手段171(図1)により検出され、このとき、賞球は払い出されない。
【0088】
(2)上記打球の通過にもとづく、当たり(図柄)の抽選
当たり(図柄)の抽選は、遊技制御手段210(図1)により行われる。
(3)上記抽選にもとづく、普通図柄304(図10〜12)の変動・停止
普通図柄304(図10〜12)は、画像表示装置140(図5)の図柄可変表示手段141(図1)に表示される。
【0089】
普通図柄304の変動・停止は、遊技制御手段210(図1)により制御される。
(4)当たった場合、第1特定入賞口150(図5)の開閉装置151(図1)の開口
第1特定入賞口150(図5)の開閉装置151(図1)の開口は、遊技制御手段210(図1)により制御される。
【0090】
具体的には、第1特定入賞口150(図5)の開閉装置151(図1)を所定の開口時間、開口する。なお、開口時間は、通常時と、確率変動時とでは、異ならせている。なお、当たりの実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、普通図柄の変動中、普通図柄作動口170(図5)を打球が通過した場合は、普通図柄保留装置190(図1,図5)が作動し、普通図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(確率変動)
本実施の形態では、第1特別遊技のみ、確率変動の機能を有している。
【0091】
確率変動は、第1確率変動手段271(図1)により制御されている。確率変動か否かは、第1特別遊技の大当たり図柄により決定され、具体的には奇数の場合に、当該第1特別遊技の終了後、確率変動に移行する。また、図10〜12に示すように、大当たり図柄でなく、画像表示装置140に表示する演出により決定しても良い。
【0092】
図10は、確率変動の抽選タイム表示画像を示し、同図の向かって左下の隅に小さく表示されているのは、普通図柄304である。図11は、確率変動の当選時の確率変動表示画像であり、図12は、外れたときのざんねん表示画像である。通常遊技と確率変動時とは、次のように相違する。
なお、抽選確率、変動時間、開口時間は、次の(1)〜(2)に限定されない。
【0093】
(1)通常遊技
第1特別遊技の大当たりの抽選確率:1/300
普通図柄の変動時間:30秒
普通図柄の当たり時の第1特定入賞口150(図5)の開閉装置151(図1)の開口時間:1秒
(2)確率変動
第1特別遊技の大当たりの抽選確率:1/60
普通図柄の変動時間:5秒
普通図柄の当たり時の第1特定入賞口150(図5)の開閉装置151(図1)の開口時間:3秒
(第1・第2特別遊技の競合)
第1・第2特別遊技が競合する場合としては、次のような場合がある。
【0094】
(1)一方の特別遊技が大当たりした場合
(1−1)第1特別遊技が大当たりした場合
動作中の他方の第2特別遊技の終了次第、第2特別遊技に関する機能を停止させる。上記第2特別遊技に関する機能の停止は、特別遊技無効手段260(図1)により制御される。
【0095】
例えば、第2特定入賞口180(図5)への打球の入賞、第2可変入賞装置110内の作動領域113又は入賞口への打球の入賞を無効とする。
(1−2)第2特別遊技が大当たりした場合
動作中の他方の第1特別遊技の終了次第、第1特別遊技に関する機能を停止させる。
【0096】
上記第2特別遊技に関する機能の停止は、特別遊技待機手段240(図1)により制御される。例えば、特別図柄保留装置130(図1,図5)に保留があっても、その保留を消化させず、その結果、特別図柄の変動遊技に移行させないようにする。
(2)両方の特別遊技が大当たりした場合
両方の特別遊技が大当たりした場合には、本実施の形態では、第1特別遊技の大当たりを優先させる。
【0097】
第1特別遊技の大当たりの優先は、特別遊技選択手段250により制御される。このとき、特別遊技選択手段250により他方の第2特別遊技の大当たりを無効とする。なお、抽選結果により優先順位を決定するようにしても良く、その抽選結果を遊技者に報知するようにしても良い。
(第2の実施の形態)
つぎに、図13〜14を用いて、本発明の第2の実施の形態の一例について、以下に説明する。
【0098】
本実施の形態の第1の特徴は、図13〜14に示すように、第1・第2特別遊技に共通した1個の可変入賞装置400を設けた点にある。すなわち、図5に示す第1可変入賞装置160と、第2可変入賞装置110とを、図13に示す1個の可変入賞装置400にまとめたものである。図5に示す第1可変入賞装置160を省き、共通化した可変入賞装置400は、図5に示す第2可変入賞装置110と同様の構造を備えている。
【0099】
上記両特別遊技に関わる可変入賞装置400の共通化を図ることで、弾球遊技機100の構造を簡便化することができる。本実施の形態の第2の特徴は、図13〜14に示すように、共通化した可変入賞装置400の作動領域410及び入賞口(図示せず)を、第1・第2特別遊技において共用した点にある。
すなわち、作動領域410は、第1特別遊技の特定領域を兼ねている。また、作動領域410は、第1特別遊技の継続条件の判定にも兼用されている。上記共通化した可変入賞装置400の作動領域410を、第1特別遊技の継続条件の判定にも兼用することにより、弾球遊技機100の構造の一層の簡便化を実現することができるようにしたものである。
【0100】
具体的には、作動領域410には、図14に示すように、作動領域検出手段411が臨んでいる。また、入賞口(図示せず)には、図14に示すように、入賞領域検出手段420が臨んでいる。本実施の形態の第3の特徴は、図13に示すように、第3特定入賞口182を追加した点にある。
すなわち、第3特定入賞口182は、図13に示すように、第1特定入賞口150の真下に配置されている。上記第3特定入賞口182には、図14に示すように、第3特定入賞検出手段183が臨んでいる。具体的には、打球が第3特定入賞口182に入賞し、第3特定入賞検出手段183により検出されると、所定個数の賞球が払い出されるとともに、共通化した可変入賞装置400の左右の開閉装置401(図13〜14)が2回、開閉を繰り返す。
【0101】
これに対し、打球が左右の第2特定入賞口180に入賞し、第2特定入賞検出手段181により検出されると、所定個数の賞球が払い出されるとともに、共通化した可変入賞装置400の左右の開閉装置401(図13〜14)が1回だけ、開閉する。なお、本実施の形態において、先に図1〜12を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一符号を用いて説明を省略する。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備える第2の実施の形態に係る弾球遊技機100を用いた遊技について、以下に説明する。
【0102】
遊技の種類は、次の通りである。
(1)通常遊技
(2)第1特別遊技
(3)第2特別遊技
(4)普通図柄
(5)確率変動
(6)第1・第2特別遊技の競合
なお、遊技の種類は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
【0103】
また、通常遊技、普通図柄、確率変動、第1・第2特別遊技の競合については、先に図1〜12を用いて説明した第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
(第1特別遊技)
通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0104】
なお、通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)第1特定入賞口150(図13)への打球の入賞、賞球の払い出し当該打球は、第1特定入賞検出手段152(図14)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0105】
(2)上記入賞にもとづく抽選は、第1特別遊技抽選手段221(図14)により実行される。例えば、大当たり抽選、停止図柄抽選、変動パターン抽選が行われる。
(3)上記抽選にもとづく、特別図柄の変動・停止特別図柄は、画像表示装置140(図13)の図柄可変表示手段141(図14)に表示される。
【0106】
特別図柄の変動・停止は、第1特別遊技導出制御手段222(図14)により制御される。
(4)大当たりした場合、第1特別遊技の実行第1特別遊技の実行は、第1特別遊技実行制御手段223(図14)により制御される。
具体的には、共通化した可変入賞装置400の左右の開閉装置401(図13〜14)を作動し、所定の条件で開閉する。なお、第1特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、特別図柄の変動中、第1特定入賞口150(図13)に打球の入賞した場合は、特別図柄保留装置130(図13〜14)が作動し、特別図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(第2特別遊技)
通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0107】
なお、通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)第2・第3特定入賞口180,182(図13)への打球の入賞、賞球の払い出し当該打球は、第2・第3特定入賞検出手段181,183(図14)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0108】
(2)上記入賞にもとづく、共通化した可変入賞装置400の左右の開閉装置401(図13〜14)の開口共通化した可変入賞装置400の開閉装置401の開口は、第2特別遊技導出制御手段231(図14)により制御される。
(3)上記開口により、打球は共通化した可変入賞装置400内に入り、電動役物装置112を経て、作動領域410又は入賞口に入賞(図13)
(4−1)入賞口に入賞した場合、賞球の払い出し当該打球は、入賞領域検出手段420(図14)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0109】
(4−2)作動領域410に入賞した場合、賞球の払い出し、及び大当たりとなり、ラウンド回数の抽選が行われる。当該打球は、作動領域検出手段411(図14)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。ラウンド数の抽選は、第2特別遊技実行制御手段232(図14)により行われる。
例えば、ラウンド数として、1回、8回、16回を決定する。
【0110】
(5)大当たりした場合、第2特別遊技の実行第2特別遊技の実行は、第2特別遊技実行制御手段232(図14)により制御される。具体的には、決定したラウンド数にもとづき、共通化した可変入賞装置400の左右の開閉装置401(図13〜14)開口する。
なお、第2特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。
(第3の実施の形態)
つぎに、図15〜26を用いて、本発明の第3の実施の形態の一例について、以下に説明する。本実施の形態の特徴は、先に説明した図1〜12に示した第1の実施の形態の第2特別遊技に変えて、他の特別遊技ができるようにした点にある。
【0111】
なお、本実施の形態では、第2特別遊技というが、当該第2特別遊技は、先に説明した図1〜12に示した第1の実施の形態の第2特別遊技と異なる遊技である。
(弾球遊技機100)
第3の実施の形態の弾球遊技機100の盤面には、図15に示すように、次のパーツを備える。
【0112】
(1)画像表示装置500
(2)特別遊技関連情報表示装置510
(3)特別図柄保留装置520
(4)第1特定入賞口530
(5)特定入賞装置540
(6)可変入賞装置550
(7)普通図柄作動口560
(8)第2特定入賞口570
(9)普通図柄保留装置580
なお、弾球遊技機100のパーツは、上記した(1)〜(9)に限定されない。
(画像表示装置500)
画像表示装置500は、画像を表示可能ものであり、例えば液晶より構成されている。
【0113】
なお、画像表示装置500は、液晶に限定されず、ドッド・マトリックス等から構成しても良い。画像表示装置500は、表示する画像により、図15に示すように、大別すると、次の手段として機能する。なお、画像表示装置500の手段は、次の(1)〜(3)に限定されず、又、各手段を、別体としても良い。
(1)図柄可変表示手段501
図柄可変表示手段501は、図20〜26に示すように、図柄を可変表示可能なものである。上記図柄としては、第1特別遊技に係わる図柄、第2特別遊技に係わる図柄、普通図柄700等を表示している。
【0114】
上記図柄可変表示手段501には、図15に示すように、大別すると、次の各部を備える。なお、図柄可変表示手段501の各部は、次の(1−1)〜(1−2)に限定されない。
(1−1)第1図柄可変表示部504
第1図柄可変表示部504は、図20〜26に示すように、第1特別遊技に係わる図柄を可変表示可能なものである。
【0115】
(1−2)第2図柄可変表示部505
第2図柄可変表示部505は、図20〜26に示すように、第2特別遊技に係わる図柄を可変表示可能なものである。
(2)確率変動抽選結果表示手段502
確率変動抽選結果演出表示手段502は、第1確率変動移行条件の抽選結果と、第2確率変動移行条件の抽選結果との両抽選結果を演出表示可能な共通したものである。
【0116】
上記確率変動抽選結果演出表示手段502によれば、当該確率変動抽選結果演出表示手段502の共通化を図ることができるようにしたものである。
(3)確率変動中演出表示手段503
確率変動中演出表示手段503は、第1確率変動手段671による第1確率変動遊技と、第2確率変動手段672による第2確率変動遊技とを演出表示可能な共通したものである。
【0117】
上記確率変動中演出表示手段503によれば、当該確率変動中演出表示手段503の共通化を図ることができるようにしたものである。
(特別遊技関連情報表示装置510)
特別遊技関連情報表示装置510は、例えばラウンド回数等の第1,第2特別遊技に関する情報を表示するためのものであり、例えばドッド・マトリックスから構成されている。
【0118】
なお、特別遊技関連情報表示装置510は、ドッド・マトリックスに限定されず、液晶等から構成しても良い。
(特別図柄保留装置520)
特別図柄保留装置520は、特別図柄の変動遊技の権利(抽選)を保留するためのものであり、例えば4個のLEDから構成されている。
【0119】
なお、特別図柄保留装置520は、LEDに限定されず、ランプや7セグメント等から構成しても良い。また、LEDの数も、4個に限定されない。
(第1特定入賞口530)
第1特定入賞口530は、図5に示すように、電動チューリップ型に形成され、画像表示装置500の真下に位置し、第1特定領域として機能する。
【0120】
上記第1特定入賞口530には、図1に示すように、次のパーツを備える。なお、第1特定入賞口530のパーツは、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)開閉装置531
開閉装置531は、チューリップの花びら型の左右一対の可動片を開閉するためのものである。
【0121】
(2)第1特定入賞検出手段532
第1特定入賞検出手段532は、図示しないが、第1特定入賞口530の内部に位置し、第1特定領域としての第1特定入賞口530(図15)に臨んでいる。第1特定入賞検出手段532は、第1特定入賞口530の内部に入球し、第1特定領域としての第1特定入賞口530を打球が通過したことを検出するためのものである。
(特定入賞装置540)
特定入賞装置540は、図15に示すように、アタッカー型を形成され、第1特定入賞口530の真下に位置し、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
【0122】
なお、特定入賞装置540は、第2可変入賞装置として機能する。特定入賞装置540には、図15に示すように、次のパーツを備える。なお、特定入賞装置540のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)開閉装置541
開閉装置541は、特定入賞装置540のアタッカーを開閉するためのものである。
【0123】
(2)特定領域(図示せず)
特定領域には、図16に示すように、特定領域検出手段542が臨んでいる。上記特定領域検出手段542は、後述する入賞口以外の特定領域を通過した打球を検出するためのものである。
(3)入賞口(図示せず)
入賞口は、図示しないが、特定領域以外の位置に形成され、図16に示すように、第2入賞領域検出手段543が臨んでいる。
【0124】
上記第2入賞領域検出手段543は、入賞口を通過した打球を検出するためのものである。
(可変入賞装置550)
可変入賞装置550は、図15に示すように、アタッカー型を形成され、特定入賞装置540の真下に位置し、打球の受け入れ状態を可変可能なものである。
【0125】
上記可変入賞装置550は、第1可変入賞装置と第2可変入賞装置として機能するが、両者を別体としても良い。上記可変入賞装置550によれば、両特別遊技に関わる可変入賞装置の共通化を図ることで、弾球遊技機100の構造を簡便化することができる。可変入賞装置550には、図15に示すように、次のパーツを備える。
【0126】
なお、可変入賞装置550のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)開閉装置551
開閉装置551は、可変入賞装置550のアタッカーを開閉するためのものである。
(2)作動領域(図示せず)
作動領域には、図16に示すように、可変入賞装置550の内部に位置し、作動領域検出手段552が臨んでいる。
【0127】
上記作動領域検出手段552は、可変入賞装置550の内部に入球し、後述する入賞口以外の作動領域を通過した打球を検出するためのものである。上記共通化した可変入賞装置550の作動領域は、第1特別遊技の継続条件の判定にも兼用できるようにしても良い。上記作動領域によれば、共通化した可変入賞装置550の作動領域を、第1特別遊技の継続条件の判定にも兼用することにより、弾球遊技機100の構造の一層の簡便化を実現することができる。
【0128】
(3)入賞口(図示せず)
入賞口は、図示しないが、可変入賞装置550の内部に位置し、作動領域以外の位置に形成され、図16に示すように、可変入賞装置入賞領域検出手段553が臨んでいる。上記可変入賞装置入賞領域検出手段553は、可変入賞装置550の内部に入球した入賞口を通過した打球を検出するためのものである。
(普通図柄作動口560)
普通図柄作動口560は、ゲート型に形成され、画像表示装置500の向かって左側に配置されている。
【0129】
普通図柄作動口560には、図16に示すように、次のパーツを備える。なお、普通図柄作動口560のパーツは、次の(1)に限定されない。
(1)普通図柄作動検出手段561
普通図柄作動検出手段561は、ゲート型の普通図柄作動口560を通過した打球を検出するためのものである。
(第2特定入賞口570)
第2特定入賞口570は、図15に示すように、特定入賞装置540の左右両側に左右一対形成され、各第2特定入賞口570は、第2特定領域としてそれぞれ機能する。
【0130】
なお、第2特定入賞口570の個数は、2個に限定されず、1個、或いは3個以上でも良い。上記各第2特定入賞口570には、図16に示すように、次のパーツを備える。なお、第2特定入賞口570のパーツは、次の(1)に限定されない。
(1)第2特定入賞検出手段571
第2特定入賞検出手段571は、図示しないが、第2特定領域としての第2特定入賞口570に臨んでいる。
【0131】
第2特定入賞検出手段571は、第2特定領域としての第2特定入賞口570を打球が通過したことを検出するためのものである。
(普通図柄保留装置580)
普通図柄保留装置580は、普通図柄の変動遊技の権利(抽選)を保留するためのものであり、例えば4個のLEDから構成されている。
【0132】
なお、普通図柄保留装置580は、LEDに限定されず、ランプや7セグメント等から構成しても良い。また、LEDの数も、4個に限定されない。
(遊技制御手段600)
一方、弾球遊技機100には、図16に示すように、遊技制御手段600を備える。上記遊技制御手段600は、遊技を制御するためのものである。
【0133】
具体的には、遊技制御手段600は、コンピュータであって、図示しないが、CPU、例えばメインCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。なお、遊技制御手段600のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、FD、CD−ROM、MO、DVD等でも良い。上記CPUは、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図16に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
【0134】
(1)通常遊技制御手段610
(2)第1特別遊技制御手段620
(3)第2特別遊技制御手段630
(4)特別遊技待機手段640
(5)特別遊技選択手段650
(6)特別遊技無効手段660
(7)確率変動制御手段670
(8)機能停止手段680
(9)図柄可変表示制御手段690
なお、遊技制御手段600の手段は、上記した(1)〜(9)に限定されない。
(遊技制御手段600の入力段)
遊技制御手段600の入力段には、図16に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0135】
(1)第1特定入賞検出手段532
(2)第2特定入賞検出手段571
(3)特定領域検出手段542
(4)第2入賞領域検出手段543
(5)作動領域検出手段552
(6)可変入賞装置入賞領域検出手段553
(7)普通図柄作動検出手段561
なお、遊技制御手段600の入力段に接続される手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(遊技制御手段600の出力段)
遊技制御手段600の出力段には、図16に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0136】
(1)画像表示装置500
(1−1)図柄可変表示手段501
(1−1−1)第1図柄可変表示部504
(1−1−2)第2図柄可変表示部505
(1−2)確率変動抽選結果演出表示手段502
(1−3)確率変動中演出表示手段503
(2)第1特定入賞口530の開閉装置531
(3)特定入賞装置540の開閉装置541
(4)可変入賞装置550の開閉装置551
(5)特別図柄保留装置520
(6)普通図柄保留装置580
なお、遊技制御手段200の出力段に接続される手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(通常遊技制御手段610)
通常遊技制御手段610は、通常遊技を制御するためのものである。
(第1特別遊技制御手段620)
第1特別遊技制御手段620は、第1特別遊技に関する制御を行うためのものである。
【0137】
具体的には、第1特別遊技制御手段620は、図16に示すように、次の手段を備える。
なお、第1特別遊技制御手段620の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)第1特別遊技抽選手段621
第1特別遊技抽選手段621は、第1特定入賞検出手段532により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うためのものである。
【0138】
(2)第1特別遊技導出制御手段622
第1特別遊技導出制御手段622は、第1特別遊技抽選手段621による抽選結果にもとづき、第1図柄可変表示部504により第1特別遊技に係わる図柄の可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるためのものである。
(3)第1特別遊技実行制御手段623
第1特別遊技実行制御手段623は、第1特別遊技導出制御手段622による第1特別遊技導出プロセスにおいて、第1特別遊技抽選手段621の結果、第1特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、第1図柄可変表示部504に第1特別遊技に係わる大当たり図柄を停止表示した後、第1可変入賞装置としての可変入賞装置550の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第1特別遊技を実行するためのものである。
(第2特別遊技制御手段630)
第2特別遊技制御手段630は、第2特別遊技に関する制御を行うためのものである。
【0139】
具体的には、第2特別遊技制御手段630は、図16に示すように、次の手段を備える。
なお、第2特別遊技制御手段630の手段は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)第2特別遊技抽選手段631
第2特別遊技抽選手段631は、第2特定入賞検出手段571により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うためのものである。
【0140】
(2)第2特別遊技導出制御手段632
第2特別遊技導出制御手段632は、第2特別遊技抽選手段631による抽選結果にもとづき、第2図柄可変表示部505により第2特別遊技に係わる図柄を可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるためのものである。
(3)第2可変入賞装置制御手段633
第2可変入賞装置制御手段633は、第2特別遊技導出制御手段632による第2特別遊技導出プロセスにおいて、第2特別遊技抽選手段631の結果、第2特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、第2図柄可変表示部505に第2特別遊技に係わる当たり図柄を停止表示した後、第2可変入賞装置としての特定入賞装置540の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変するためのものである。
【0141】
(4)第2特別遊技実行制御手段634
第2特別遊技実行制御手段634は、第2可変入賞装置としての特定入賞装置540の内部に入球した打球が作動領域としての特定領域を通過し、作動領域検出手段としての特定領域検出手段542により検出されることを第2特別遊技開始条件とし、当該第2特別遊技開始条件が達成された場合に、第2可変入賞装置としての可変入賞装置550の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第2特別遊技を実行するためのものである。
(特別遊技待機手段640)
特別遊技待機手段640は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件が達成されたときに、他方の特別遊技に係る特別遊技導出制御手段(例えば第1・第2特別遊技導出制御手段622,632)による特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、他方の遊技の遊技開始条件の達成の可否が決定される迄の間、特別遊技開始条件が達成された一方の特別遊技の実行を待機させるためのものである。
【0142】
上記特別遊技待機手段640によれば、両特別遊技に至る導出プロセスが競合していた場合でも、両プロセスを楽しむことができる。また、特別遊技待機手段640は、第2特別遊技開始条件が達成されたときに、第1特別遊技導出制御手段622による第1特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、第1特別遊技導出制御手段622により第1図柄可変表示部504の第1特別遊技に係わる図柄が停止表示される迄の間、第2特別遊技実行制御手段634による第2特別遊技の実行を待機させるようにしても良い。
【0143】
上記特別遊技待機手段640によれば、第2特別遊技開始条件の達成が先行した場合に、他方の第1特別遊技に至る導出プロセスを楽しむことができる。さらに、特別遊技待機手段640は、第1特別遊技開始条件が達成されたときに、第2特別遊技導出制御手段632による第2特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、第2特別遊技導出制御手段632により第2図柄可変表示部505の第2特別遊技に係わる図柄が停止表示される迄の間、第1特別遊技実行制御手段623による第1特別遊技の実行を待機させるようにしても良い。
【0144】
上記特別遊技待機手段640によれば、第1特別遊技開始条件の達成が先行した場合に、他方の第2特別遊技に至る導出プロセスを楽しむことができる。
(特別遊技選択手段650)
特別遊技選択手段650は、第1特別遊技導出制御手段622による第1特別遊技導出プロセスと、第2特別遊技制御手段600による第2特別遊技導出プロセスとの両プロセスの実行中、第1特別遊技開始条件と第2特別遊技開始条件との両方が達成された場合に、特別遊技待機手段640の作動後、開始する特別遊技を選択するためのものである。
【0145】
上記特別遊技選択手段650によれば、両特別遊技に至る導出プロセスの実行後、開始する特別遊技を、両特別遊技のうちから選択することができる。また、特別遊技選択手段650は、予め設定された優先順位にもとづいて、開始する特別遊技を選択するようにしても良い。上記特別遊技選択手段650によれば、優先順位にもとづいて、両特別遊技を選択することができるようにしたものである。
【0146】
さらに、特別遊技選択手段650は、両特別遊技の実行により予想される利益を比較し、遊技者に有利となる特別遊技を選択するようにしても良い。上記特別遊技選択手段650によれば、遊技者の利益を勘案して、両特別遊技を選択することができる。
(特別遊技無効手段660)
特別遊技無効手段660は、特別遊技選択手段650により選択されなかった特別遊技を無効とするためのものである。
【0147】
上記特別遊技無効手段660によれば、選択されなかった一方の特別遊技を無効とすることができる。具体的には、特別遊技無効手段660は、図16に示すように、次の手段を備える。なお、特別遊技無効手段660の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)図柄変更手段(661)
図柄変更手段661は、特別遊技選択手段650により第2特別遊技が選択された場合に、第1特別遊技導出制御手段622により第1図柄可変表示部504に停止表示する第1特別遊技に係わる図柄を、大当たり図柄から外れ図柄に変更するためのものである。
【0148】
上記図柄変更手段661によれば、第1図柄可変表示部504の停止図柄を、特別遊技選択手段650による選択の結果に一致させることができる。また、図柄変更手段661は、特別遊技選択手段650により第1特別遊技が選択された場合に、第2特別遊技導出制御手段632により第2図柄可変表示部505に停止表示する第2特別遊技に係わる図柄を、大当たり図柄から外れ図柄に変更するようにしても良い。
【0149】
上記図柄変更手段661によれば、第2図柄可変表示部505の停止図柄を、特別遊技選択手段650による選択の結果に一致させることができる。
(確率変動制御手段670)
確率変動制御手段670は、確率変動を制御するためのものである。具体的には、確率変動制御手段670は、図17に示すように、次の手段を備える。
【0150】
なお、確率変動制御手段670の手段は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)第1確率変動手段671
第1確率変動手段671は、第1特別遊技開始条件の達成される確率が通常遊技より高い第1確率変動遊技に移行するための第1確率変動移行条件が達成されたことを条件に、第1確率変動遊技を実行するためのものである。
【0151】
上記第1確率変動手段671によれば、2種類の異なる特別遊技に加え、両特別遊技のうち、一方の特別遊技に係る確率変動遊技を楽しむことができるようにしたものである。
(2)第2確率変動手段672
第2確率変動手段672は、第2特別遊技開始条件の達成される確率が通常遊技より高い第2確率変動遊技に移行するための第2確率変動移行条件が達成されたことを条件に、第2確率変動遊技を実行するためのものである。
【0152】
前記第1確率変動手段671と第2確率変動手段672とを併用すれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を楽しむことができるようにしたものである。また、第1確率変動手段671と第2確率変動手段672とは、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成され、且つ抽選により、同時に作動可能としても良い。
【0153】
同時に作動可能とすれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を同時に開始させることができる。
(3)確率変動抽選結果判定手段673
確率変動抽選結果判定手段673は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に確率変動移行抽選を行い、当該抽選の結果により、第1確率変動移行条件又は第2確率変動移行条件が達成されているか否かを判定するためのものである。
【0154】
上記確率変動抽選結果判定手段673によれば、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に、確率変動移行抽選を行うことができる。また、確率変動抽選結果判定手段673は、第1特別遊技開始条件又は第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に確率変動移行抽選を行い、当該抽選の結果により、第1確率変動移行条件又は第2確率変動移行条件のいずれかの条件が達成されているか否かを判定するための両確率変動遊技に共通したものである。
【0155】
上記確率変動抽選結果判定手段673によれば、当該確率変動抽選結果判定手段673の共通化を図ることができる。
(4)確率変動持越手段674
確率変動持越手段674は、第1確率変動手段671と第2確率変動手段672とのいずれか一方による確率変動遊技中、非確率変動遊技中の他方の特別遊技に係る特別遊技開始条件が達成された場合に、確率変動遊技を中断し、他方の特別遊技の終了後、確率変動遊技を再開するためのものである。
【0156】
上記確率変動持越手段674によれば、確率変動遊技を持ち越すことができる。
(5)確率変動終了条件判定手段675
確率変動終了条件判定手段675は、第1確率変動手段671と第2確率変動手段672とのいずれか一方による確率変動遊技中、非確率変動遊技中の他方の特別遊技に係る特別遊技開始条件が達成されたことを確率変動終了条件とし、当該確率変動終了条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させるためのものである。
【0157】
上記確率変動終了条件判定手段675によれば、両特別遊技に係る一方の特別遊技開始条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させることができる。また、確率変動終了条件判定手段675は、第1確率変動手段671と第2確率変動手段672とによる両確率変動遊技中、第1特別遊技開始条件と第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成されたことを確率変動終了条件として、当該確率変動終了条件が達成された場合に、両確率変動遊技を同時に終了させるようにしても良い。
【0158】
上記確率変動終了条件判定手段675によれば、両特別遊技に係る確率変動遊技を同時に終了させることができるようにしたものである。
(機能停止手段680)
機能停止手段680は、第1特別遊技実行制御手段623又は第2特別遊技実行制御手段634によるいずれか一方の特別遊技の実行中、他方の特別遊技に係わる特別遊技導出制御手段(例えば第1・第2特別遊技導出制御手段622,632)の機能を停止させるためのものである。
【0159】
上記機能停止手段680によれば、両特別遊技のうち一方の特別遊技の実行中、他方の特別遊技の発生を未然に防止することができる。具体的には、機能停止手段680は、図18に示すように、次の手段を備える。なお、機能停止手段680の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)第2特別遊技開始条件一時無効手段681
第2特別遊技開始条件一時無効手段681は、第1特別遊技実行制御手段623による第1特別遊技の実行中、作動領域検出手段552による第2特別遊技開始条件の達成を一時的に無効とするためのものである。
【0160】
上記第2特別遊技開始条件一時無効手段681によれば、第1特別遊技の実行中、他方の第2特別遊技開始条件の達成を一時的に無効にすることができる。
(2)第1特別遊技図柄可変表示一時停止手段682
第1特別遊技図柄可変表示一時停止手段682は、第1特別遊技実行制御手段623による第1特別遊技の実行中、第1図柄可変表示部504により第1特別遊技に係わる図柄の可変表示を一時的に停止するためのものである。
【0161】
上記第1特別遊技図柄可変表示一時停止手段682によれば、第1特別遊技の実行中、当該第1特別遊技に係わる図柄の可変表示を一時的に中止することができる。
(3)第2特別遊技図柄可変表示一時停止手段683
第2特別遊技図柄可変表示一時停止手段683は、第2特別遊技実行制御手段634による第2特別遊技の実行中、第2図柄可変表示部505により第2特別遊技に係わる図柄可変表示を一時的に停止するためのものである。
【0162】
上記第2特別遊技図柄可変表示一時停止手段683によれば、第2特別遊技の実行中、当該第2特別遊技に係わる図柄の可変表示を一時的に中止することができる。
(図柄可変表示制御手段690)
図柄可変表示制御手段690は、図柄可変表示手段501における、第1図柄可変表示部504による第1特別遊技に係わる図柄を可変表示及び第2図柄可変表示部505による第2特別遊技に係わる図柄を可変表示を同時に制御するためのものである。
【0163】
上記図柄可変表示制御手段690によれば、第1図柄可変表示部504と第2図柄可変表示部505とを、一つの図柄可変表示手段501により表示することができる。これに加え、図柄可変表示制御手段690によれば、第1図柄可変表示部504による第1特別遊技に係わる図柄を可変表示と、第2図柄可変表示部505による第2特別遊技に係わる図柄とを、一つの図柄可変表示制御手段501により同時に制御することができる。
【0164】
具体的には、図柄可変表示制御手段690は、図19に示すように、次の手段を備える。
なお、図柄可変表示制御手段690の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)優先表示選択手段691
優先表示選択手段691は、図20〜26に示すように、第1図柄可変表示部504若しくは第2図柄可変表示部505のいずれか一方を図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示を行うとともに、他方を図柄可変表示手段501の小部分を使用した補助的表示を行うためのものである。
【0165】
例えば、図20では、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を、同図の向かって右下の隅の小部分を使用した補助的表示としている。また、図21では図20とは逆に、第1図柄可変表示部504を、21の向かって右下の隅の小部分を使用した補助的表示とし、第2図柄可変表示部505を、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示としている。
【0166】
上記優先表示選択手段691によれば、一つの図柄可変表示手段501の表示画面を、両特別遊技に効率的に活用することができる。具体的には、優先表示選択手段691は、図19に示すように、次の手段を備える。なお、優先表示選択手段691の手段は、次の(1−1)に限定されない。
(1−1)表示切替制御手段692
表示切替制御手段692は、図20〜26に示すように、第1図柄可変表示部504若しくは第2図柄可変表示部505のいずれか一方において図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示が行われている場合、第1図柄可変表示部504及び第2図柄可変表示部505の表示状態を判断し、図柄可変表示手段501の小部分を使用した補助的表示が行われている可変表示部と図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示を切り替えるためのものである。
【0167】
例えば、図20では、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を、同図の向かって右下の隅の小部分を使用した補助的表示としている。また、図21では図20の主要的表示と補助的表示とを切り替え、第1図柄可変表示部504を、同21の向かって右下の隅の小部分を使用した補助的表示とし、第2図柄可変表示部505を、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示としている。
【0168】
上記表示切替制御手段692によれば、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示と、小部分を使用した補助的表示とを適切に切り替えて使用することができる。
(図20〜26の説明)
続けて、図20〜26について、以下に簡単に説明する。
【0169】
図20は、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を補助的表示としている。このとき、補助的表示の第2図柄可変表示部505は、リーチの表示状態にある。図21は、図20の主要的表示と補助的表示を切り替え、第2図柄可変表示部505を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第1図柄可変表示部504を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第2図柄可変表示部505は、リーチの表示状態にある。
【0170】
図22は、第2図柄可変表示部505を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第1図柄可変表示部504を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第2図柄可変表示部505は、リーチの演出状態にある。図23は、第2図柄可変表示部505を図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第1図柄可変表示部504を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第2図柄可変表示部505は、リーチ終了後、図柄の停止状態にある。また、補助的表示の第1図柄可変表示部504には、出前持ちのキャラクター画像506が表示されている。
【0171】
図24は、図23の主要的表示と補助的表示を切り替え、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第1図柄可変表示部504には、出前持ちのキャラクター画像506が表示されている。図25は、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第1図柄可変表示部504は、リーチの演出状態にある。
【0172】
図26は、第1図柄可変表示部504を、図柄可変表示手段501の主要的表示とし、第2図柄可変表示部505を補助的表示としている。このとき、主要的表示の第1図柄可変表示部504は、大当たり状態にある。また、補助的表示の第2図柄可変表示部505は、機能が停止し、図柄が可変表示していないので、当該第2図柄可変表示部505にデモ画面を表示している。
【0173】
(2)特別遊技実行中演出手段693
特別遊技実行中演出手段693は、図示しないが、第1特別遊技実行制御手段623若しくは第2特別遊技実行制御手段634によるいずれか一方の特別遊技の実行中、優先表示選択手段691により、その特別遊技に係わる図柄可変表示部について、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示を行うとともに、他方の図柄可変表示部について、図柄可変表示手段501の小部分を使用した補助的表示を行い、その特別遊技に図柄可変表示部において、特別遊技の実行中の演出を行うためのものである。
【0174】
上記特別遊技実行中演出手段693によれば、図柄可変表示手段501の大部分を使用した主要的表示に加えて、図柄可変表示手段501の小部分を使用した補助的表示を用いて、特別遊技の実行中の演出を行うことができる。
(3)図柄可変表示部消失手段694
図柄可変表示部消去手段694は、図示しないが、第1特別遊技実行制御手段623若しくは第2特別遊技実行制御手段634によるいずれか一方の特別遊技の実行中、他方の特別遊技導出制御手段の機能が機能停止手段680により停止しているときに、機能停止手段680により機能停止している図柄可変表示部を図柄可変表示手段501から消去させるためのものである。
【0175】
上記図柄可変表示部消去手段694によれば、機能停止手段680により機能停止している図柄可変表示部を図柄可変表示手段501から消去させることで、図柄可変表示手段501の表示画面を効率的に活用することができる。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備える第3の実施の形態に係る弾球遊技機100を用いた遊技について、以下に説明する。
【0176】
遊技の種類は、次の通りである。
(1)通常遊技
(2)第1特別遊技
(3)第2特別遊技
(4)普通図柄
(5)確率変動
(6)第1・第2特別遊技の競合
なお、遊技の種類は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(通常遊技)
遊技盤に発射した打球が、入賞口に入賞すると、所定個数の賞球が払い出される。
(第1特別遊技)
通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0177】
なお、通常遊技から第1特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)第1特定入賞口530(図15)への打球の入賞、賞球の払い出し当該打球は、第1特定入賞検出手段532(図16)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0178】
(2)上記入賞にもとづく抽選は、第1特別遊技抽選手段621(図16)により実行される。例えば、大当たり抽選、停止図柄抽選、変動パターン抽選が行われる。
(3)上記抽選にもとづく、第1特別遊技に係る第1図柄の変動・停止第1図柄は、画像表示装置500(図15)の図柄可変表示手段501(図16)の第1図柄可変表示部504(図20)に表示される。
【0179】
第1図柄の変動・停止は、第1特別遊技導出制御手段622(図16)により制御される。
(4)大当たりした場合、第1特別遊技の実行第1特別遊技の実行は、第1特別遊技実行制御手段623(図16)により制御される。
具体的には、第1可変入賞装置としての機能する可変入賞装置550(図15)の開閉装置551(図16)を作動し、アタッカーを所定の条件で開閉する。なお、第1特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、第1図柄の変動中、第1特定入賞口530(図15)に打球の入賞した場合は、特別図柄保留装置520(図15〜16)が作動し、第1図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(第2特別遊技)
通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の通りである。
【0180】
なお、通常遊技から第2特別遊技への概略の流れは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)第2特定入賞口570(図15)への打球の入賞、賞球の払い出し当該打球は、第2特定入賞検出手段571(図16)により検出され、所定個数の賞球が払い出される。
【0181】
(2)上記入賞にもとづく抽選は、第2特別遊技抽選手段631(図16)により実行される。例えば、大当たり抽選、停止図柄抽選、変動パターン抽選が行われる。なお、大当たり抽選でなく、大当たりを含む当たりの抽選でも良い。
(3)上記抽選にもとづく、第2特別遊技に係る第2図柄の変動・停止第2図柄は、画像表示装置500(図15)の図柄可変表示手段501(図16)の第2図柄可変表示部505(図20)に表示される。
【0182】
第2図柄の変動・停止は、第2特別遊技導出制御手段632(図16)により制御される。
(4)大当たりした場合、特定入賞装置540の開口特定入賞装置540(図15)の開閉装置541(図16)を作動し、アタッカーを所定の条件で開閉する。
【0183】
特定入賞装置540の開口は、第2可変入賞装置制御手段633(図16)により制御される。
(5)打球の特定領域の通過した場合、第2特別遊技の実行特定入賞装置540(図15)に入球した弾球が、特定領域を通過し、特定領域検出手段542(図16)に検出されると、第2可変入賞装置としての機能する可変入賞装置550(図15)の開閉装置551(図16)を作動し、アタッカーを所定の条件で開閉する。
【0184】
第2特別遊技の実行は、第2特別遊技実行制御手段634(図16)により制御される。なお、第2特別遊技の実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、第2図柄の変動中、第2特定入賞口570(図15)に打球の入賞した場合は、普通図柄保留装置580(図15〜16)が作動し、第2図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(普通図柄)
本実施の形態では、第1特別遊技のみ、普通図柄を持たせている。
【0185】
なお、第2特別遊技においても、普通図柄を持たせても良い。例えば、第2特定入賞口570を、第1特定入賞口530と同様に、電動チューリップ型に形成し、第2特別遊技に係る普通図柄が当たった場合には、第2特定入賞口570のチューリップを開口するようにしても良い。このとき、普通図柄により、第1特別遊技に係る当たり、第2特別遊技の当たり、外れの別を決定するようにすると良い。
【0186】
通常遊技から普通図柄への概略の流れは、次の通りである。なお、通常遊技から普通図柄への概略の流れは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)普通図柄作動口560(図15)の打球の通過当該打球は、普通図柄作動検出手段561(図16)により検出され、このとき、賞球は払い出されない。
【0187】
(2)上記打球の通過にもとづく、当たり(図柄)の抽選当たり(図柄)の抽選は、遊技制御手段600(図16)により行われる。
(3)上記抽選にもとづく、普通図柄700(図20〜26)の変動・停止普通図柄700(図20〜26)は、画像表示装置500(図15)の図柄可変表示手段501(図16)に表示される。
【0188】
普通図柄700の変動・停止は、遊技制御手段600(図16)により制御される。
(4)当たった場合、第1特定入賞口530(図15)の開閉装置531(図16)の開口第1特定入賞口530(図15)の開閉装置531(図16)の開口は、遊技制御手段600(図16)により制御される。
具体的には、第1特定入賞口530(図15)の開閉装置531(図16)を所定の開口時間、開口する。なお、開口時間は、通常時と、確率変動時とでは、異ならせている。なお、当たりの実行後、一般的には通常遊技に移行する。また、普通図柄の変動中、普通図柄作動口560(図15)を打球が通過した場合は、普通図柄保留装置580(図15〜16)が作動し、普通図柄の変動遊技の権利(抽選)を所定の個数、保留する。
(確率変動)
本実施の形態では、第1特別遊技、第2特別遊技ともに、確率変動の機能を有している。
【0189】
確率変動は、大別すると、次の2つに区分される。
(1)第1特別遊に係る確率変動
第1特別遊に係る確率変動は、第1確率変動手段671(図17)により制御されている。確率変動は、第1特別遊技の大当たり時点で決定され、その結果は、当該第1特別遊技の終了した時に、図柄可変表示手段501に表示される。
【0190】
通常遊技と確率変動時とは、次のように相違する。
(1−2)通常遊技
第1特別遊技の大当たりの抽選確率:1/300
普通図柄の変動時間:10〜30秒
普通図柄の当たり時の第1特定入賞口530(図15)の開閉装置531(図16)の開口時間:1秒
(1−2)確率変動
第1特別遊技の大当たりの抽選確率:1/60
普通図柄の変動時間:5〜15秒
普通図柄の当たり時の第1特定入賞口530(図15)の開閉装置531(図16)の開口時間:3秒
(2)第2特別遊に係る確率変動
第2特別遊に係る確率変動は、第2確率変動手段672(図17)により制御されている。
【0191】
確率変動は、第2特別遊技の大当たり時点で決定され、その結果は、当該第1特別遊技の終了した時に、図柄可変表示手段501に表示される。通常遊技と確率変動時とは、次のように相違する。
(2−2)通常遊技
第2特別遊技の大当たりの抽選確率:1/300
(2−2)確率変動
第2特別遊技の大当たりの抽選確率:1/30
(第1・第2特別遊技の競合)
第1・第2特別遊技が競合する場合としては、次のような場合がある。
【0192】
(1)一方の特別遊技が大当たりした場合
(1−1)第1特別遊技が大当たりした場合動作中の他方の第2特別遊技の終了次第、第2特別遊技に関する機能を停止させる。上記第2特別遊技に関する機能の停止は、特別遊技無効手段660(図16)により制御される。
例えば、特定入賞装置540の特定領域及び入賞口(図示せず)への入賞を無効にする。
なお、この場合でも、第2図柄の変動は、第1特別遊技の大当たり中でも行われるので、特定入賞装置540の開閉装置541は開閉する。
【0193】
(1−2)第2特別遊技が大当たりした場合動作中の他方の第1特別遊技の終了次第、第1特別遊技に関する機能を停止させる。
上記第2特別遊技に関する機能の停止は、特別遊技待機手段640(図16)により制御される。例えば、特別図柄保留装置520(図15〜16)に保留があっても、その保留を消化させず、その結果、特別図柄の変動遊技に移行させないようにする。
【0194】
(2)両方の特別遊技が大当たりした場合両方の特別遊技が大当たりした場合には、本実施の形態では、第1特別遊技の大当たりを優先させる。
第1特別遊技の大当たりの優先は、特別遊技選択手段650により制御される。なお、抽選結果により優先順位を決定するようにしても良く、その抽選結果を遊技者に報知するようにしても良い。
【0195】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0196】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、両特別遊技に至る導出プロセスが競合していた場合でも、両プロセスを楽しむことができる。
【0197】
これに加え、請求項1に記載の発明によれば、第2特別遊技が開始される確率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の一例を示し、同図は弾球遊技機の概略ブロック図である。
【図2】 図1の確率変動制御手段の詳細ブロック図である。
【図3】 図1の機能停止手段の詳細ブロック図である。
【図4】 図1の特別遊技実行中演出手段の詳細ブロック図である。
【図5】 弾球遊技機の遊技盤の概略正面図である。
【図6】 電動役物装置と画像表示装置との動作を示し、同図は電動役物装置を傾斜させた状態を示す説明図である。
【図7】 図6に対応し、電動役物装置を逆方向に傾斜させた状態を示す説明図である。
【図8】 図6に対応し、画像表示装置に図柄の画像を表示した状態を示す説明図である。
【図9】 図6に対応し、特別遊技中の各種の画像を表示した状態を示す説明図である。
【図10】 画像表示装置に表示された画像を示し、同図は「抽選タイム」の画像を表示した説明図である。
【図11】 「確率変動」の画像を表示した説明図である。
【図12】 「ざんねん」の画像を表示した説明図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図は弾球遊技機の遊技盤の概略正面図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図は弾球遊技機の概略ブロック図である。
【図15】 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図は弾球遊技機の遊技盤の概略正面図である。
【図16】 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図は弾球遊技機の概略ブロック図である。
【図17】 図16の確率変動制御手段の詳細ブロック図である。
【図18】 図16の機能停止手段の詳細ブロック図である。
【図19】 図16の図柄可変表示制御手段の詳細ブロック図である。
【図20】 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図は画像表示装置に表示された画像の説明図である。
【図21】 図20に対応し、同図の主要的表示と補助的表示を切り替えた状態を示す説明図である。
【図22】 図20に対応し、主要的表示の第2図柄可変表示部に、リーチの演出状態を表示した説明図である。
【図23】 図20に対応し、主要的表示の第2図柄可変表示部に、リーチ終了後、図柄の停止状態を表示した説明図である。
【図24】 図20に対応し、図23の主要的表示と補助的表示を切り替えた状態を示す説明図である。
【図25】 図20に対応し、主要的表示の第1図柄可変表示部に、リーチの演出状態を表示した説明図である。
【図26】 図20に対応し、主要的表示の第1図柄可変表示部に、大当たり状態を表示した説明図である。
【符号の説明】
(第1の実施の形態)
100 弾球遊技機 110 第2可変入賞装置
111 開閉装置 112 電動役物装置
112a 胴体部 112b 翼部
113 作動領域 114 作動領域検出手段
115 第2入賞領域検出手段 120 特別遊技関連情報表示装置
130 特別図柄保留装置 140 画像表示装置
141 図柄可変表示手段 142 確率変動抽選結果表示手段
143 確率変動中演出表示手段 150 第1特定入賞口
151 開閉装置 152 第1特定入賞検出手段
160 第1可変入賞装置 161 開閉装置
162 特定領域検出手段 163 第1入賞領域検出手段
170 普通図柄作動口 171 普通図柄作動検出手段
180 第2特定入賞口 181 第2特定入賞検出手段
190 普通図柄保留装置 200 遊技制御手段
210 通常遊技制御手段 220 第1特別遊技制御手段
221 第1特別遊技抽選手段 222 第1特別遊技導出制御手段
223 第1特別遊技実行制御手段 230 第2特別遊技制御手段
231 第2特別遊技導出制御手段 232 第2特別遊技実行制御手段
240 特別遊技待機手段 250 特別遊技選択手段
260 特別遊技無効手段 261 図柄変更手段
270 確率変動制御手段 271 第1確率変動手段
272 第2確率変動手段 273 確率変動抽選結果判定手段
274 確率変動持越手段 275 確率変動終了条件判定手段
280 機能停止手段
281 第2特別遊技開始条件一時無効手段
282 第2可変入賞一時中止手段 283 図柄可変表示一時停止手段
290 特別遊技実行中演出手段 291 第1特別遊技実行中演出手段
292 第2特別遊技実行中演出手段
293 第2特別遊技関連情報表示手段
300 図柄 301 ラウンド表示画像
302 入賞個数表示画像 303 開閉回数表示画像
304 普通図柄
(第2の実施の形態)
182 第3特定入賞口 183 第3特定入賞検出手段
400 可変入賞装置 401 開閉装置
410 作動領域 411 作動領域検出手段
420 入賞領域検出手段
(第3の実施の形態)
500 画像表示装置 501 図柄可変表示手段
504 第1図柄可変表示部 505 第2図柄可変表示部
506 キャラクター画像 502 確率変動抽選結果演出表示手段
503 確率変動中演出表示手段 510 特別遊技関連情報表示装置
520 特別図柄保留装置 530 第1特定入賞口
531 開閉装置 532 第1特定入賞検出手段
540 特定入賞装置 541 開閉装置
542 特定領域検出手段 543 第2入賞領域検出手段
550 可変入賞装置 551 開閉装置
552 作動領域検出手段 553 可変入賞装置入賞領域検出手段
560 普通図柄作動口 561 普通図柄作動検出手段
570 第2特定入賞口 571 第2特定入賞検出手段
580 普通図柄保留装置 600 遊技制御手段
610 通常遊技制御手段 620 第1特別遊技制御手段
621 第1特別遊技抽選手段 622 第1特別遊技導出制御手段
623 第1特別遊技実行制御手段 630 第2特別遊技制御手段
631 第2特別遊技抽選手段 632 第2特別遊技導出制御手段
633 第2可変入賞装置制御手段 634 第2特別遊技実行制御手段
640 特別遊技待機手段 650 特別遊技選択手段
660 特別遊技無効手段 661 図柄変更手段
670 確率変動制御手段 671 第1確率変動手段
672 第2確率変動手段 673 確率変動抽選結果判定手段
674 確率変動持越手段 675 確率変動終了条件判定手段
680 機能停止手段 681 第2特別遊技開始条件一時無効手段
682 第1特別遊技図柄可変表示一時停止手段
683 第2特別遊技図柄可変表示一時停止手段
690 図柄可変表示制御手段 691 優先表示選択手段
692 表示切替制御手段 693 特別遊技実行中演出手段
694 図柄可変表示部消失手段 700 普通図柄

Claims (1)

  1. 第1特定領域を打球が通過したことを検出するための第1特定入賞検出手段と、
    第2特定領域を打球が通過したことを検出するための第2特定入賞検出手段と、
    第1特別遊技に係わる図柄を可変表示可能な第1図柄可変表示部と、
    第2特別遊技に係わる図柄を可変表示可能な第2図柄可変表示部と、
    打球の受け入れ状態を可変可能な第1可変入賞装置と、
    打球の受け入れ状態を可変可能な第2可変入賞装置と、
    前記第2可変入賞装置の内部に入球した打球が入賞領域を通過したことを検出するための入賞領域検出手段と、
    前記入賞領域と異なる位置に配置され、前記第2可変入賞装置の内部に入球した打球が作動領域を通過したことを検出するための作動領域検出手段と、
    前記第1特定入賞検出手段、前記第2特定入賞検出手段、前記第1図柄可変表示部、前記第2図柄可変表示部、前記第1可変入賞装置、前記第2可変入賞装置、前記入賞領域検出手段、前記作動領域検出手段にそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御手段とを備え、
    前記遊技制御手段には、
    前記第1特定入賞検出手段により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うための第1特別遊技抽選手段と、
    前記第1特別遊技抽選手段による抽選結果にもとづき、前記第1図柄可変表示部により第1特別遊技に係わる図柄の可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるための第1特別遊技導出制御手段と、
    第1特別遊技導出制御手段による第1特別遊技導出プロセスにおいて、前記第1特別遊技抽選手段の結果、第1特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、前記第1図柄可変表示部に第1特別遊技に係わる大当たり図柄を停止表示した後、前記第1可変入賞装置の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第1特別遊技を実行するための第1特別遊技実行制御手段と、
    前記第2特定入賞検出手段により打球が検出されたことを条件に、抽選を行うための第2特別遊技抽選手段と、
    前記第2特別遊技抽選手段による抽選結果にもとづき、前記第2図柄可変表示部により第2特別遊技に係わる図柄を可変表示を開始し、その後、図柄の可変表示を停止させるための第2特別遊技導出制御手段と、
    第2特別遊技導出制御手段による第2特別遊技導出プロセスにおいて、前記第2特別遊技抽選手段の結果、第2特別遊技開始条件が達成されたと判断された場合に、前記第2図柄可変表示部に第2特別遊技に係わる当たり図柄を停止表示した後、前記第2可変入賞装置の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変するための第2可変入賞装置制御手段と、
    前記第2可変入賞装置の内部に入球した打球が作動領域を通過し、前記作動領域検出手段により検出されることを第2特別遊技開始条件とし、当該第2特別遊技開始条件が達成された場合に、前記第2可変入賞装置の打球の受け入れ状態を遊技者に有利に可変することにより第2特別遊技を実行するための第2特別遊技実行制御手段と、
    前記第1特別遊技開始条件又は前記第2特別遊技開始条件が達成されたときに、他方の特別遊技に係る特別遊技導出制御手段による特別遊技導出プロセスの実行中である場合には、他方の遊技の遊技開始条件の達成の可否が決定される迄の間、特別遊技開始条件が達成された一方の特別遊技の実行を待機させるための特別遊技待機手段とを備え、
    前記第2特別遊技抽選手段は、
    大当たりしたか否かを抽選により決定させ、
    前記第2特別遊技抽選手段の抽選結果により大当たりに当選した場合に、前記第2特別遊技導出制御手段により図柄の可変表示を停止させた後、前記第2可変入賞装置を開閉させ、前記第2可変入賞装置の内部に入球した打球が作動領域を通過したことを条件に、前記第2可変入賞装置を前記所定の条件で開閉させる第2特別遊技を行わせ、
    前記遊技制御手段には、
    前記第1特別遊技開始条件又は前記第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成され、
    且つ所定の確率変動移行条件が達成された場合に確率変動遊技を開始させ、
    前記第1特別遊技開始条件又は前記第2特別遊技開始条件のいずれかの条件が達成された場合に、確率変動遊技を終了させる確率変動制御手段を備え、
    前記確率変動制御手段は、
    前記第2特別遊技実行制御手段により実行される第2特別遊技が開始される確率を向上させるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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