JP4492441B2 - 気液分離装置 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクとキャニスタとの間に介在して、燃料タンクとキャニスタとを通気するとともに、燃料タンクからキャニスタへの液体燃料の流出を規制する気液分離装置に関する。
近年、車両の多様かつ大きな居住空間に対応するために、燃料タンクの扁平化が検討されているが、こうした扁平化した燃料タンクでは、燃料遮断弁(ロールオーバーバルブ)が液没し易い。こうした液没した場合でも、燃料タンク内と外気との通気をとるために、傾いた場合でも少なくとも1個の燃料遮断弁が空気溜まりとなる箇所にくるように配置している。さらに、燃料タンクからキャニスタへの通路に気液分離装置を介在させている。気液分離装置は、燃料タンクとキャニスタとを通気するとともに、燃料タンクからキャニスタへの液体燃料の流出を規制するものである(特許文献1〜3)。
すなわち、特許文献1の技術は、一時的に溜めるための室を備え、また、特許文献2の技術は、キャニスタへの通路の一部をオリフィスとして燃料の流出を規制する構成を備えているが、これらの技術では、燃料流出を規制するのに、大きな空間を必要とする。また、特許文献3の技術は、ケーシングで囲まれた室の一部を区画した小室を形成し、小室から逆止弁を取り付けた配管を介して燃料タンクに燃料を戻す構成を備えているが、逆止弁や配管などを必要とするために構成が複雑になるという問題があった。
米国特許第4457443号 特開平5−131851号公報 特表2004−529805号公報
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、燃料タンクからキャニスタへの燃料の流出を確実に防止することができるとともに簡単な構成の気液分離装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
燃料タンクとキャニスタとの間に介在して、燃料タンクとキャニスタとを通気するとともに、上記燃料タンクから上記キャニスタへの液体燃料の流出を規制する気液分離装置において、
気液分離室を有するケーシングと、
上記ケーシングの下部に設けられ、上記気液分離室を上記燃料タンクに接続するための流入口と、
上記ケーシングの上部に設けられ、上記気液分離室をキャニスタに接続するための流出口と、
上記気液分離室内に配設され、上記気液分離室内の液体燃料を上記流出口に流出するのを規制する規制部材と、
を備え、
上記規制部材は、上記ケーシングの内壁から突設され、上記流入口から上記流出口の間に配置され、上記流出口から上記流入口に向けて開いたV字形である第1リブと、
上記ケーシングの側壁から突設された第2リブと、
を備え、
上記第1リブの両端と第2リブの先端とは、上記流入口から上記流出口に向けてオーバーラップして配置することで、その間に上記流入口および流出口に接続される通路を形成するとともに、V字形の第1リブと第2リブで囲まれたスペースに所定量の液体燃料を滞留可能な滞留スペースを形成し、
上記滞留スペースは、上記流出口が上記流入口より下方となるように傾いたときに液体燃料を滞留させるとともに、上記流出口が上記流入口より上方となるように傾いたときに液体燃料を上記通路を通じて上記流入口に向かわせるように形成していること、
を特徴とする。
本発明にかかる気液分離装置が流出口を下げるように傾斜したとき、気液分離室内の液体燃料は流出口へ移動しようとする。しかし、流出口側へ向かう液体燃料は、リブで形成される滞留スペースに滞留する。しかも、リブの一部は、他のリブにより流入口から流出口へ向かう通路でオーバーラップしているから、液体燃料を滞留スペースへ確実に導き、流出口へ達することがない。一方、気液分離装置内に液体燃料が流入している状態にて、車両の揺動に伴って気液分離装置が流出口側を上げるように傾斜したときには、リブは、流入口への液体燃料へ向かわせるように形成されているから、気液分離室の液体燃料は、流入口を通じて燃料タンクに速やかに戻される。本発明では、液体燃料を滞留させる滞留スペースを、気液分離室の一部を仕切るリブで構成されているから、逆止弁や配管などの構成が不要となり、構成が簡単である。
また、本発明の好適な態様として、リブは、各種の配置または形状をとることができる。例えば、上記リブは、上記滞留スペースを形成する第1のリブと、上記ケーシングの側壁から延設され、その先端が上記第1のリブの先端とオーバーラップする第2のリブとを備える構成をとることができる。また、第1のリブは、V字形とすることができ、上記第2のリブは、上記滞留スペースを上記ケーシングの側壁とともに形成する構成をとることができる。さらに、上記流出口に最も近くに配置されるリブは、滞留スペースを形成する構成としたり、流入口に最も近く配置されるリブは、流入口を包み囲む滞留スペースを形成する構成としたり、上記ケーシングの側壁から互い違いに延設される構成としたりすることができる。ここで、第1のリブは、単一で形成するほか、同一のリブを流入口から流出口の経路に沿って所定間隔を隔てて複数配置する構成をとることができ、また、第2のリブは、第の1リブに対して、流入口側または流出口側のいずれか一方、または両側に配置してもよく、滞留スペースの容量、形状のほか、液体燃料の流出のし難くさや、排出のし易さなどを考慮して、種々の迷路構造となる配置をとることができる。
さらに、上記V字形に配置されたリブを、上記流入口から上記流出口に向かう通路に沿って所定間隙を隔てて複数配置する構成をとることができる。この構成により、気液分離室の滞留スペースに液体燃料が滞留している状態にて、気液分離装置が揺動または振動しても、リブの間の所定間隙で生じる液体燃料の波を小さくできるから、流出口から液体燃料が流出するのを防止することができる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
A.第1実施例
(1) 燃料タンクシステムFSの概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる気液分離装置を搭載した燃料タンクシステムを説明する説明図である。燃料タンクシステムFSは、扁平の燃料タンクFT内の上壁に取り付けられた、いわゆるインタンク式の燃料遮断弁FCV1,FCV2と、燃料タンクFTの内部に取り付けられた気液分離装置10と、キャニスタCNとを備えている。燃料遮断弁FCV1,FCV2は、燃料タンクFTが所定角度(例えば10゜)傾いたときにも一方が液没しないで、燃料タンクFT内が外部に対して通気する位置に配置されており、燃料タンクFT内の燃料液面の変動に伴ってフロートが昇降することで、外部に接続される接続通路を開閉し、これにより燃料タンクFTの外部に対する通気を確保するとともに燃料の流出を防止するものである。
燃料遮断弁FCV1,FCV2は、配管P1,P2を介して、気液分離装置10にそれぞれ接続され、さらに気液分離装置10から配管P3を介してキャニスタCNに接続されている。気液分離装置10は、燃料遮断弁FCV1,FCV2から燃料が漏れ出ても、キャニスタCNに流出させないで、燃料タンクFTに戻すための装置である。
(2) 気液分離装置10の構成
図2は気液分離装置10の側面図、図3は気液分離装置10の平面図、図4は図2の4−4線に沿った断面図、図5は図4の5−5線に沿った断面図である。気液分離装置10は、気液分離室20Sを形成するケーシング20を備えている。ケーシング20は、図3に示すように平面視でほぼL字形の箱体であり、図5に示すように、下半部22と上半部24とを熱溶着などにより接合することにより構成されている。
下半部22は、下壁22aと、側壁22bとにより囲まれた上方に開放した形状である。下壁22aには、弁側接続部26,26が突設されている。弁側接続部26,26は、図1に示す配管P1,P2を介して燃料遮断弁FCV1,FCV2にそれぞれ接続されている。各々の弁側接続部26は、気液分離室20Sに開口した流入口26aを備えている。上半部24は、上壁24aと側壁24bとに囲まれた下方に開放した形状であり、下半部22とほぼ同様な形状である。側壁24bの上部には、キャニスタ側接続部28が突設されている。キャニスタ側接続部28は、図1に示す配管P3を介してキャニスタCNに接続されている。キャニスタ側接続部28は、気液分離室20Sに開口した流出口28aを備えている。
図4に示すように気液分離装置10の気液分離室20Sには、規制部材30が配設されている。図6は規制部材30を説明するための斜視図、図7は規制部材30の配置を説明するための説明図である。規制部材30は、図5に示す上半部24の下面および下半部22の下壁22aおよび上壁24aからそれぞれ突設された第1リブ32(発明にかかる第1のリブ)と、図6および図7に示す側壁22b,24bからそれぞれ突設された第2リブ34a,34a(発明にかかる第2のリブ)と、第1リブ32に対向して形成された第3リブ36(発明にかかる第1のリブ)とから構成されている。第1リブ32は、V字形に配置された傾斜片32a,32aを備え、V字形で挟まれた部分に滞留スペースSp1を形成している。この滞留スペースSp1に近接して流入口26aの一方が配置されている。第3リブ36は、第1リブ32とほぼ同様な形状であり、傾斜片36a,36aでV字形に形成されており、V字形で挟まれた部分に滞留スペースSp3を形成している。第1リブ32および第3リブ36は、流入口26aから流出口28aに向けかつ水平方向に所定間隙隔てて並列に配置されている。第2リブ34a,34aは、下半部22および上半部24の側壁22b,24bから第1リブ32と第3リブ36の間に介装されるように延設されており、図7に示すように第1リブ32の傾斜片32aと距離L1だけ、一方、第3リブ36の傾斜片36aと距離L2だけオーバーラップしており、流入口26aから流出口28aに向けて迷路を形成している。また、第2リブ34a,34aは、側壁22b,24bとの間で滞留スペースSp2を形成している。
(3) 燃料タンクシステムFSおよび気液分離装置10の動作および・作用効果
次に、燃料タンクシステムFSおよび気液分離装置10の動作について説明する。図1において、燃料タンクFTの満タン状態において、車両の旋回や傾斜などにより燃料タンクFTが傾いた場合であって、一方の燃料遮断弁FCV1が液没したときには、他方の燃料遮断弁FCV2が上部の空間を介して外部に接続され、一方、車両が逆方向に傾いた場合であって、他方の燃料遮断弁FCV2が液没したときには、燃料遮断弁FCV1が外部に接続される。したがって、車両のいずれの方向への傾斜に対しても、燃料タンクFTは外部に対して通気を確保することができる。このとき、燃料タンクFTの満タン状態で、車両が所定角度傾斜して、燃料が燃料遮断弁FCV1,FCV2から配管P1,P2を通じて気液分離装置10内に入っても、配管P1,P2などの流路長さや気液分離室20Sの容量が流出口28aの下端を越えない値に設定されているので、気液分離室20S内の燃料が流出口28aを通じてキャニスタCNへ流出することがない。そして、車両が上述と逆方向に傾いたときに、気液分離装置10内の燃料は流入口26aを通じて燃料タンクFTに戻される。
気液分離装置10は、気液分離室20S内に燃料が入っている場合において、車両の振動時にも、燃料がキャニスタCNへ流出するのを防止する。すなわち、気液分離装置10が流出口28aの側を下げるように傾斜したとき、気液分離室20S内の燃料は流出口28aへ移動しようとする。しかし、図7に示すように流出口28a側へ向かう燃料は、第1リブ32および第2リブ34a,34aで止められ、滞留スペースSp1,Sp2に滞留する。さらに、滞留スペースSp1,Sp2から溢れた燃料は、第1リブ32と第2リブ34aとの間に形成されている通路を通じて第3リブ36の滞留スペースSp3に流れて滞留する。このとき、第1リブ32は、第2リブ34aに距離L1だけ流出口28aの方向に対してオーバーラップしているから、滞留スペースSp1,Sp2から溢れた燃料は、通路を経て滞留スペースSp3に導かれる。このように、燃料が流出口28aに向かっても、滞留スペースSp1,Sp3,Sp2により滞留して、流出口28aへ達することがない。
また、気液分離室20Sの滞留スペースSp3に燃料が滞留している状態にて、気液分離装置10が揺動または振動しても、第1リブ32と第3リブ36との間隔が狭いから、燃料の揺れに起因する波は、流出口28aの下端を越えるまでの高さに達することがなく、流出口28aから流出しない。
そして、気液分離装置10内に燃料が流入した状態にて、車両の揺動に伴って気液分離装置10が流出口28a側を上げるように傾斜したときには、第1リブ32および第3リブ36、または第2リブ34aは、流入口26aへの燃料の流れを妨げないV字形またはL字形になっているから、滞留スペースSp1,Sp3または滞留スペースSp2に滞留している燃料は、流入口26aを通じて燃料タンクFTに速やかに戻される。
このように、実施例では、液体燃料を滞留させる滞留スペースを、気液分離室20Sの一部を仕切るリブで構成しているから、従来の技術で説明した逆止弁や配管などの構成が不要となり、構成が簡単である。
B.参考例
図8は参考例にかかる気液分離装置10Bを説明する説明図であり、上方からの斜視図で示している。参考例は、ケーシングから突設した規制部材30Bの形状に特徴を有している。規制部材30Bは、一方の側壁22Baから突設された第1リブ32Bおよび第3リブ36Bと、他方の側壁22Bbから突設されかつ第1リブ32Bと第3リブ36Bとの間に介装されることでオーバーラップしている第2リブ34Bとを備えている。第1ないし第3リブ32B,34B,36Bは、流出口28Baから流入口26Baに向けて傾斜して配置され、滞留スペースSp1,Sp3,Sp2を形成している。この構成によっても、流入口26Baから流入した燃料は、滞留スペースSp1,Sp3,Sp2で滞留することで流出口28Baへ流出するのを防止している。
C.他の参考例
図9は他の参考例にかかる気液分離装置10Cを説明する説明図である。本参考例は、規制部材30Cを側壁から突設するとともに左右対称に配置した構成に特徴を有している。規制部材30Cは、側壁22Caから対向して突設された第1リブ32Cおよび第2リブ34Cと、第1リブ32Cおよび第2リブ34Cとの間に対向して配置されることでオーバーラップしている第3リブ36Cとを備えている。第1リブ32Cおよび第2リブ34Cは、流出口28Caから流入口26Caに向けて傾斜して配置され、滞留スペースSp1,Sp2を形成している。この構成によっても、流入口26Caから流入した燃料は、滞留スペースSp1,Sp2で滞留することで流出口28Caへ流出するのを防止している。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
本発明の一実施例にかかる気液分離装置を搭載した燃料タンクシステムを説明する説明図である。 気液分離装置の側面図である。 気液分離装置の平面図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。 図4の5−5線に沿った断面図である。 規制部材を説明するための斜視図である。 規制部材の配置を説明するための説明図である。 参考例にかかる気液分離装置を説明する説明図である。 他の参考例にかかる気液分離装置を説明する説明図である。
符号の説明
10...気液分離装置
20...ケーシング
20S...気液分離室
22b,24b...側壁
22...下半部
22a...下壁
24...上半部
24a...上壁
26...弁側接続部
26a...流入口
28...キャニスタ側接続部
28a...流出口
30...規制部材
32...第1リブ
32a...傾斜片
34a...第2リブ
36...第3リブ
36a...傾斜片
10B...気液分離装置
22Ba...側壁
22Bb...側壁
26Ba...流入口
28Ba...流出口
30B...規制部材
32B,34B,36B...第1ないし第3リブ
10C...気液分離装置
22Ca...側壁
26Ca...流入口
28Ca...流出口
30C...規制部材
32C,34C,36C...第1リブ
20S...気液分離室
Sp1,Sp3,Sp2...滞留スペース
CN...キャニスタ
FS...燃料タンクシステム
FT...燃料タンク
FCV1,FCV2...燃料遮断弁
P1,P2,P3...配管

Claims (3)

  1. 燃料タンク(FT)とキャニスタとの間に介在して、燃料タンク(FT)とキャニスタとを通気するとともに、上記燃料タンク(FT)から上記キャニスタへの液体燃料の流出を規制する気液分離装置において、
    気液分離室(20S)を有するケーシング(20)と、
    上記ケーシング(20)の下部に設けられ、上記気液分離室(20S)を上記燃料タンク(FT)に接続するための流入口(26a)と、
    上記ケーシング(20)の上部に設けられ、上記気液分離室(20S)をキャニスタに接続するための流出口(28a)と、
    上記気液分離室(20S)内に配設され、上記気液分離室(20S)内の液体燃料を上記流出口(28a)に流出するのを規制する規制部材(30)と、
    を備え、
    上記規制部材(30)は、上記ケーシング(20)の内壁から突設され、上記流入口(26a)から上記流出口(28a)の間に配置され、上記流出口(28a)から上記流入口(26a)に向けて開いたV字形である第1リブ(36)と、
    上記ケーシング(20)の側壁から突設された第2リブ(34a)と、
    を備え、
    上記第1リブ(32)の両端と第2リブ(34a)の先端とは、上記流入口(26a)から上記流出口(28a)に向けてオーバーラップして配置することで、その間に上記流入口(26a)および流出口(28a)に接続される通路を形成するとともに、V字形の第1リブ(36)と第2リブ(34a)で囲まれたスペースに所定量の液体燃料を滞留可能な滞留スペース(Sp3)を形成し、
    上記滞留スペース(Sp3)は、上記流出口(28a)が上記流入口(26a)より下方となるように傾いたときに液体燃料を滞留させるとともに、上記流出口(28a)が上記流入口(26a)より上方となるように傾いたときに液体燃料を上記通路を通じて上記流入口(26a)に向かわせるように形成していること、
    を特徴とする気液分離装置。
  2. 請求項1に記載の気液分離装置において、
    上記第2リブ(34a)は、上記ケーシング(20)の側壁(22b)から傾斜しかつ上記流入口(26a)に向けて開くように形成され、滞留スペース(Sp2)を上記ケーシング(20)の側壁とともに形成する気液分離装置。
  3. 請求項1に記載の気液分離装置において、
    上記流入口(26a)から上記流出口(28a)に向かう通路に沿って、上記第1リブ(36)と所定間隙を隔てて、他の第1リブ(32)を配置した気液分離装置。
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