JP4490652B2 - エア補助戻し部を有する直動空気弁 - Google Patents

エア補助戻し部を有する直動空気弁 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概略的には、空気弁組立体に関し、更に詳細には、エア補助戻し部を有する直動空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧縮エアの流れを制御するための直動空気弁が当該技術で知られている。直動空気弁は、単独で使用されても良いし、例えば、スプール弁及びレギュレータと連結して使用されても良く、プレスクラッチ、エアブレーキ、エアシリンダ、又は、任意その他の空気装置又は作動エアの正確な制御を要求する適用例等、種々の空気作動装置からの及びそこに向かう圧縮エアの流れを制御する。更に詳細には、2方弁、3方弁、4方弁の直動弁組立体が、これらの環境で普通に採用されている。かかる弁は、典型的には、弁本体を含み、この弁本体は、それに形成された弁内腔即ち弁ボア(bore)を有する。弁部材が弁ボア内に支持され、弁部材は、アクチュエータによって弁部材に付与された作動力に直接応答して一方の位置から他方の位置まで移動可能である。弁組立体をシステム供給圧力源並びに弁が制御する種々の作動装置に連結するために、複数のポートが使用される。アクチュエータは、典型的には、電磁作動弁であり、この電磁作動弁は、弁部材を弁ボア内の予め決められた位置に移動させるように賦勢される。弁部材を既知の非賦勢位置に戻すように付勢する戻しスプリングが、しばしば、採用される。この種類の弁は、高流量で非常に速い応答時間が望まれる広範囲の製造環境で採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの弁の技術が進歩するにつれて、物理的寸法を縮小させた作動環境で採用されるように設計された、より小さい弁の要求が増大している。加えて、技術の進歩は、弁が非常に早いサイクル時間で作動できなければならないことを示してきた。実際、より速い速度及びより短い応答時間の要望が、この種類の弁に対する現在の要求である。しかしながら、過去においては、ある設計上の障壁が、弁組立体の速度を増大させると同時に弁組立体の寸法を縮小させる程度を制限していた。弁部材及び弁ボアを予め決められた寸法よりも縮小させると、戻しスプリングは、弁部材の慣性に打ち勝つのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになる。加えて、弁部材がアクチュエータによって1つの方向に付勢された後、摩擦力及び表面接着が、弁部材と弁ボアとの境界面に生じることがある。これらの摩擦力及びそれと関連した表面接着は、反対方向への弁部材の移動を妨げるように作用し、弁速度を遅くし、従って、弁応答時間を増大させるように作用する。この場合、戻しスプリングは、アクチュエータの力を除去した後に弁部材を迅速且つ有効にその賦勢位置から移動させて非賦勢位置に戻すのに十分な付勢力を提供することができない。これが起こると、運転中の装置の正確な制御が損なわれる。この欠点を解消するために、種々の設計的な戦略が現れている。しかしながら、関連技術において提案されている設計戦略はすべて、補足機構又はハードウエアを追加したり、弁の遠隔取付けを要求したりする不利益を受ける。
【0004】
例えば、関連技術において提案された1つの設計戦略は、弁部材を両方向に移動させる2つの電磁アクチュエータを含む。かくして、戻しスプリングは、電磁アクチュエータ、例えばソレノイドによって置き換えられる。不運なことには、この解決法は、第2のソレノイド及びそれと関連した部品による複雑さを追加し、また、別の寸法制限境界を生じさせる。他方、両方向に賦勢する単一の電磁アクチュエータが、関連技術において提案された。しかしながら、これらの単一の電磁アクチュエータは、より嵩張る2重巻きアクチュエータ並びに追加の電子回路及び制御部を必要とする。かくして、より嵩張る単一の電磁アクチュエータを採用する直動弁は、典型的には、それが制御する空気作動装置に対して遠隔の箇所に取りつけられる。残念ながら、遠隔に配置された弁は、運転中の装置にきわめて近接して取りつけることができる弁設計及びより小さく、より軽量で、より正確な弁設計の目的を達成しない。また、遠隔に配置された弁は、導管又はその他の流路を介して相互連結されなければならず、それにより、追加のハードウエア及び配管作業を必要とし、システム内の空気効率をより低下させ、システム内の配管損失を生じさせる。
【0005】
遠隔に配置された、或いは、追加のその他の構成要素を有するより大きい在来の弁の使用が、一般的には、その意図された目的のために役立ってきたけれども、当該技術においては、空気システムを簡単化し、それにより、より一層小さいけれども高精度で且つ高速で作動する直動弁を作ることによって、製造及び/又は組立てコストをより低減する要望が現在も残されている。より小さい直動弁は、運転しているシステム構成要素にきわめて近接して配置され、それにより、流路を短くし、追加の配管作業及びハードウエアを低減し又はなくし、空気流れ効率を増大させる。不運なことには、関連した技術で提案されてきた設計戦略は、戻しスプリングが高速作動弁の弁部材を迅速に、有効に且つ繰り返して非付勢位置に戻す物理的寸法と機械的な力とを有する程度又はポイントを越えるように弁部材及び弁ボアの寸法が縮小されるときに引き起こされる問題を解決していない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、直動弁組立体において関連した技術の上記設計上の障壁及びその他の不利益を克服する。更に詳細には、加圧流体供給源と連通した加圧エア供給用入口ポートと少なくとも1つのシリンダーポートを有する弁本体を含む直動弁組立体に係わる。弁ボアが、弁本体内を軸線方向に延び、弁部材が、入口ポートから供給された加圧エアをシリンダーポートに選択的に差し向けるために、予め決められた位置と位置との間を移動できるように弁ボア内に支持される。弁部材を第1の方向に移動させるためのアクチュエータが弁本体に取付けられ、第1の方向と反対の方向の付勢力を弁部材を提供する付勢部材が、弁部材と弁本体との間に配置される。また、空気圧力供給源を構成するエア補助通路が含まれており、このエア補助通路は、付勢部材と組み合わされて、アクチュエータによって引き起こされた移動方向と反対の方向に弁部材を作動的に移動させるように作用する。
【0007】
本発明の直動弁組立体は、関連技術において知られている弁に優る顕著な利点を有する。エア補助通路は、加圧されているシリンダーポートからの空気圧力供給源を構成し、この空気圧力供給源は、付勢部材と組み合わされて、アクチュエータによって引き起こされた移動方向と反対の方向に弁部材を作動的に移動させるように作用する。重要なことは、エアの補助により、より高速で作用する弁を容易に構成できることにある。更に詳細には、本発明のエアの補助を採用する弁組立体は、エアの補助を有していない場合に必要とされる力よりも小さい力しか発生させない、より小さい付勢部材を含むのが良い。付勢部材がより小さい力しか発生させないので、アクチュエータは、弁部材に打ち勝つために、従って、弁部材をその第1の位置により高速で移動させるために、より小さい力を有していれば良い。加えて、いったんソレノイド組立体が消勢されたら、付勢部材は、通路の中を通るように供給されるエアの補助と共に、弁部材をその第2の位置即ち賦勢位置から遠ざけるように迅速且つ効率的に移動させることを可能にする。エア補助通路は、弁部材を非賦勢位置に移動させるのを補助するのに必要な機械的起動力を提供する。
【0008】
かくして、在来の弁組立体の寸法が縮小され、その結果、付勢部材だけが、弁部材の慣性及び/又は弁ボアに作用する摩擦接着力を迅速に、効率的に且つ繰り返して克服するのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになるとき、本発明の直動弁組立体は、在来の弁組立体の欠点及び不利益を克服する。これにより、寸法が在来の標準品よりも小さくなるように構成された、非常に速く作動する弁組立体が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
同様の構造体を指示するために図面全体を通じて同様の番号が使用されている図面を参照すれば、図1乃至図3において、本発明による直動弁組立体の1つの実施形態が全体的に10で指示されている。直動弁組立体10は、弁本体12と、弁本体12に取付けられ且つ全体的に14で指示される電磁アクチュエータとを有する。弁本体12は、薄い矩形形状をなし、上面16、底面18、上面16と底面18との間に延びる一対の両側面20、22及び端面24、26を有する。ソレノイド組立体14として示すアクチュエータは、弁本体12の端面24に取付けられている。
【0010】
図2及び図3を参照すれば、弁本体12は、エア等の加圧流体の供給源と連通させるための加圧流体用入口ポート30を含む。更に、弁本体12は、少なくとも1つのシリンダポート32を含む。弁内腔即ち弁ボア(bore)36が、弁本体12を軸線方向に貫いて延びている。図1乃至図3に示す実施形態では、直動弁組立体10は、3方弁であり、少なくとも1つのシリンダポート32と、少なくとも1つの排出ポート38とを含み、各ポート32、38は、弁ボア36と連通している。この実施形態では、シリンダポート32は、弁本体12の、入口ポート30と反対側の上面を貫いて形成され、排出ポート38は、底面18を貫いて形成されている。しかしながら、当業者は、種々のポートが弁本体12の種々の異なる面を貫いて形成されていても良いことを認識するであろう。例えば、これらのポート及び通路がすべて、本発明の範囲から逸脱することなしに、弁本体12の底面18等、1つの面を貫いて形成されていても良い。また、入口ポート30、排出ポート38及びシリンダポート32はそれぞれ、直動弁組立体10と作動的に関連する他の構成要素との流体的な連通を確立するのに必要な任意の機構に順応させるために、ねじ山が設けられていても良い。この目的のために、弁本体12は、マニホールド、サブベース又はその他の多数の種々の空気作動装置(図示せず)に取付けられるようになっている。
【0011】
図2及び図3に示すように、弁ボア36は、弁本体12を完全に貫いて延びており、一対の開口端部42、44を有する。全体的に46で指示する弁部材が、後で詳細に説明するように、入口ポート30から供給された加圧エアをシリンダポート32及び排出ポート38に選択的に差し向けるために、弁ボア36内の所定位置の間を移動可能である。一対の端保持体48、50がそれぞれ、後で詳細に説明するように、弁本体12の一対の開口端部42、44に受入れられ、弁部材46を弁ボア36内に保持するように作用する。
【0012】
弁部材46は、その両端部に1つずつ配置された一対の弁ヘッド60、62と、弁ヘッド60と62との間の弁部材46に形成された少なくとも1つの弁エレメント54、56とを更に含む。弁エレメント54、56は、入口ポート30から供給された加圧エアを、弁ボア36を通してシリンダポート32又は排出ポート38の何れかに選択的に差し向けるように作動可能である。各端保持体48、50はそれぞれ、弁部材46の両端部の弁ヘッド60、62を受入れる中心ボア74、76を有し、弁部材46が弁本体12内を摺動的に移動することを可能にする。図3に最も良く示すように、弁部材46は、Oリング型シール72を収容する環状溝70を含み、Oリング型シール72は、弁ボア36内の加圧エアの漏れを防止するために、端保持体48、50それぞれに構成されている中心ボア開口74、76に摺動的に係合する。1つの実施形態では、弁部材46は、弁ボア内を往復運動可能に弁ボア36内に支持された、弁本体12の中を通る流体流れを制御するポペット弁部材であるのが良い。この場合、ポペット弁部材46は、その特定領域の上にゴムが成形、結合又は接着されたアルミニウムインサートであり、このゴムが、例えば弁エレメント54、56を形成するように特定の寸法に擦られていることが好ましい。しかしながら、以下の説明から、当業者は、本発明がいかなる点においてもポペット弁に関連して使用されることに制限されないことを認識するであろう。むしろ、本発明は、限定するわけではないが、例えば、スプール弁、フラットゴムポペット弁、フラッパー弁、パイロット弁、又は、空気作動装置に隣接して又はそれから離して採用される弁組立体を含む任意のその他の直動弁に関して採用されても良い。
【0013】
端保持体50は、カップ形状を有し、互いに半径方向に間隔を隔てて端保持体50内に構成された複数のシリンダ通路64を含んでいる。シリンダ通路64は、弁ボア36とそれに隣接した各ポートとの間の流体連通を可能にする。弁部材46の一方の弁ヘッド62に形成された凹部68と端保持体50との間に、付勢部材66が位置決めされている。好ましい実施形態では、付勢部材は、コイルばね66である。しかしながら、当業者は、当該技術において普通に知られている一方向の力を提供するに十分な任意の付勢機構が本適用例に適していることを認識するであろう。更に、当業者は、この環境で採用しても良い適当な付勢部材が多数存在するため、ここでそれらすべてを例示することが有効でないことを認識するであろう。むしろ、図2及び図3に示すように、戻しばね66が弁部材46に対して左方に一定の付勢力を付与することを言及することは、説明及び例示の目的として十分であるはずである。更に、本発明の適用例の図4乃至図6に関連して説明される他の実施形態に関しても、これと同じことが当てはまる。
【0014】
複数の弁座84、86が弁ボア36に設けられている。弁座84及び86は、以下に詳細に説明するように、弁本体12内の種々の通路をシールするように弁エレメント54、56と協働する。弁座84、86は、弁部材46が特定のポートに対して閉位置にあり、それにより、そのポート内の加圧エアの流れを遮るとき、弁エレメント54、56の弁シール面とシール接触する。
【0015】
少なくとも1つの弁座、この場合には、弁座84は、弁ボア36自体に直接形成されるのが良い。その他の弁座86は、端保持体48又は50の終端の近くに構成されるのが良い。図2及び図3に示す実施形態では、弁座86は、端保持体50の終端部51に配置されている。端保持体50は、弁本体12の弁ボア36内でねじ式に調整可能であり、従って、弁ボア36の開口端部44内に調整可能に位置決めされるのが良い。かくして、弁本体12内の端保持体50のねじ式に設定された位置により、弁部材46に付与される所定の力で、弁座84、86のシーリングを制御する。端保持体50の終端部51が弁ボア36内に配置される位置は、弁組立体10の所定の「開」及び「閉」位置を構成し、それにより、弁部材46のストローク長さを設定する。弁ボア36内の加圧エアの漏れを防止するために、端保持体50は、更に、Oリング型シール92を収容する環状溝91、93を含み、弁本体12は、端保持体48のところに、Oリング型シール82を収容する環状溝80を更に含む。
【0016】
上で注目し且つ図1乃至図3に示したように、電磁アクチュエータ14は、弁本体12の端面24に取付けられたソレノイド組立体である。ポペット弁部材46は、ソレノイド組立体14の影響の下、一方向に、即ち、図2に示すように右方に作動させられる。この目的のために、ソレノイド組立体14は、全体的に100で指示するハウジングを含む。ハウジング100は、弁本体12に当接する極(pole)板102と、極板102の反対側に配置されたキャップ104と、極板102とキャップ104との間に存在するソレノイドカン(can)即ちフレーム106とを含む。ソレノイドフレーム106は、概略的に110で指示する導電ワイヤを含むコイル108を支持し、導電ワイヤ110は、在来的には、ボビン112の周りに巻かれている。導電ワイヤ110は、全体的に114で指示するリードを介して電流源に接続される。リード114は、キャップ104内に支持され、リードピン116、電気コンタクト118及びリードワイヤ120を含む。リードワイヤ120は、電流源に作動的に接続されている。コイル108の中を流れる電流の方向、かくして、それによって発生した電磁力の方向は、制御回路(図示せず)によって制御される。上板122がボビン112に隣接して且つソレノイドフレーム106の一部分とキャップ104との間に取付けられる。
【0017】
極板102は、それを貫いて延びる開口124を含む。ソレノイド組立体14は、更に、段付き部分128を有する強磁性極ピース126を含み、段付き部分128は、強磁性極ピース126の残部よりも小さい断面積を有する。段付き部分128は、強磁性極ピース126を極板102に機械的に固定するために、極板102の開口124に受入れられる。中央配置通路131が、強磁性極ピース126を貫いて延びている。押しピン132が通路131内に移動可能に支持されている。
【0018】
強磁性電機子138が、キャップ104と強磁性極ピース126との間に配置されている。ブッシング140が、電機子138をボビン112内で案内する。電機子138は、コイル108の中を一方向に流れる電流パルスによって発生した電磁束の影響の下、強磁性極ピース126に向って可動である。この電磁束により、電機子138を駆動してそれを押しピン132に当て、弁部材46を図2及び図3に示すように右方に且つ1つの所定位置まで移動させる。更に、電機子138は、以下に更に詳細に説明するように反対方向に発生した力の影響の下、強磁性極ピース126から離れ且つキャップ104に向って(図面に示す左方に)可動である。
【0019】
この目的のために、押しピン132は、電機子138が押しピン132に接触したときにポペット弁部材46に接触するようにポペット弁部材46に隣接して配置された拡張ヘッド142を有する。
【0020】
特定の電磁的作動装置を上に説明したけれども、本発明の弁組立体と共に採用される電機子は、2000年10月10日に発行された米国特許第 6,129,115号に記載されている種類の自己ラッチ式電磁ソレノイド等の空気弁に使用される既知の任意種類のものでも良い。変形例として、電機子は、従来技術の米国特許第 4,438,418号及び同第 3,538,954号に記載されているようなロストモーション付勢式の浮動式電機子を有する電磁ソレノイドであっても良い。これらの特許の各々は、本発明の出願人に譲渡されており、これらの特許の記載をここに援用する。かくして、当業者は、電機子の正確な形態が電磁式であってもその他のものであっても、その形態が本発明の一部分を構成しないことになることをこれらの記載から認識するであろう。本発明の空気弁組立体10の好ましい実施形態が図1乃至図3の三方弁として描かれているけれども、本発明が2方弁(図示せず)、4方弁(図4及び図5参照)等の形態に変形され具体化されても良いことが、本発明の記載から更に明らかになるはずである。
【0021】
弁部材46がソレノイド組立体14によって図3に示すように右方に移動させられると、弁エレメント56は移動し、端保持体50の終端部51に構成されている弁座86とシール係合する。この作動配置では、入口ポート30とシリンダポート32との間の流体連通が確立され、空気圧力が任意の下流装置に配送される。しかしながら、弁部材46がこの作動配置にあるとき、弁部材46と端保持体48、50の中央ボア開口74、76との間の境界面に摩擦及び接着力が発生することがある。いったんソレノイド組立体14が消勢されると、これら摩擦及び接着力は、付勢部材66が反対方向に発生させる付勢力に抵抗するように作用する。かくして、これらの力は、弁部材46がその第1位置に戻る速度及び効率を減少させるように作用する。加えて、付勢部材66の寸法を縮小させると、上述の反対方向に発生させる力が減少し、弁応答時間がより遅くなる。
【0022】
この問題を克服するために、本発明の弁組立体10は、全体的に94で指示するエア補助通路を含む。図1乃至3に示す実施形態では、エア補助通路94は、弁部材46内に形成され、少なくとも1つのシリンダポート32と弁部材46の弁ヘッド62の凹部68との間を流体的に連通させる。かくして、エア補助通路94は、加圧エア供給源と凹部68との間を選択的に流体的に連通させる。更に詳細には、図2及び図3に示すように、エア補助通路94は、入口部分96と主通路98とを含む。入口部分96は、弁部材46の中心線「A」に対して半径方向に延びている。この代表的な実施形態では、入口部分96は、弁エレメント54と56との間に形成され、また、弁ボア36に構成された弁座84と86との間に形成されている。主通路98は、入口部分96と凹部68との間を流体連通させる。この代表的な実施形態では、主通路98は、弁部材の長手方向軸線に対して同軸である。
【0023】
エア補助通路94は、加圧シリンダポート32からの空気圧力源を構成し、この空気圧力源は、付勢部材66と組み合せられて、アクチュエータ14によって引き起こされた移動方向と反対の方向に弁部材46を作動的に移動させるように作用する。エアの補助により、より速く作動する弁を容易に構成できることが重要である。更に詳細には、本発明のエアの補助を採用している弁組立体10は、エアの補助がない場合に必要とされる力よりも小さい力しか発生させない、より小さい付勢部材66を含むのが良い。付勢部材66がより小さい力しか発生させないので、アクチュエータ14は、弁部材46に打ち勝ち、従って、弁部材46をその第1位置により速く移動させるのに、より小さい力を有していれば良い。加えて、いったんソレノイド組立体14が消勢されたら、付勢部材66は、エア補助通路94を通して提供されるエアの補助とともに、弁部材46をその第2の位置、即ち、付勢された位置から遠ざけるように迅速に且つ効率的に移動させることができる。エア補助通路94は、弁部材46を非付勢位置に移動させるのを補助するに必要な機械的起動力を提供する。
【0024】
かくして、在来の弁組立体の寸法が縮小され、その結果、付勢部材66だけが、弁部材46の慣性及び/又は弁部材46と端保持体48、50の中心ボア開口74、76との間の境界面に作用する摩擦的な接着力を迅速に、効率的に且つ繰り返して克服するのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになるとき、本発明の直動弁組立体は、在来の弁組立体の欠点及び不利益を克服する。これにより、非常に速く作用する弁組立体10が在来の標準品よりも小さい寸法で構成されることを可能にする。
【0025】
今、図4及び図5を参照すれば、本発明のエア補助戻し部を有する直動弁組立体の、変形の非制限的な実施形態が、全体的に210で指示され、図4及び図5においては、図1乃至図3に示した実施形態に対して200だけ増加させた同様の番号が、同様の構造を指示するのに使用されている。図4及び図5に示した弁組立体210は、弁本体212を含み、この弁本体212は、エア等の加圧流体の供給源と連通させるための加圧流体入口ポート230を有している。更に、弁本体212は、少なくとも1つのシリンダー通路、即ち、出口ポート232を含み、出口ポート232は、1又は2以上の空気作動装置と流体的に連通するようになっている。弁ボア236が弁本体212を軸線方向に貫通して延びている。ここに図示した実施形態では、空気弁組立体210は、4方弁であり、一対の出口ポート232、234及び一対の排出ポート238、240を含み、これらのポートの各々が弁ボア236と流体的に連通している。出口ポート232、234は、弁本体212の、入口ポート230及び排出ポート238、240と反対側の上面216を貫いて形成され、入口ポート230及び排出ポート238、240は、底面218を貫いて形成されている。しかしながら、当業者は、入口ポート230、出口ポート232、234及び排出ポート238、240がそれぞれ弁本体212の異なる面を貫いて形成されていても良いことを認識するであろう。例えば、これらのポートがすべて、本発明の範囲から逸脱することなしに、弁本体212の底面218等、一つの面を貫いて形成されていても良い。入口ポート230、出口ポート232、234及び排出ポート238、240がそれぞれ、弁組立体210と作動的に関連した別のエレメントとの流体的な連通を確立するのに必要な任意の機構に順応させるために、ねじ山を有していても良い。
【0026】
図4及び図5に示した好ましい実施形態では、弁ボア236が弁本体212を完全に貫いて延び、一対の開口端部242、244が存在しているのが良い。全体的に246で指示されている弁部材は、弁ボア236内において、加圧エアの流れを入口ポート230から弁ボア236を通して少なくとも1つの出口ポート232、234まで選択的に差し向ける予め決められた位置の間を移動可能に支持されている。それに付随して、弁部材246は、後でより詳細に説明するように、加圧エアが少なくとも1つの出口ポート232、234から少なくとも1つの排出ポート238、240まで加圧エアを選択的に差し向けても良い。後でより詳細に説明するように、全体的に248及び250で指示する一対の端保持体インサートが、弁本体212の一対の開口端部242、244に受入れられ、それにより、弁部材246を弁ボア236内に保持する。同様に、弁組立体210は、弁ボア236内にねじ式に位置決めされている1又は2以上の内部保持体を含んでいるのが良い。ここで図示した実施形態では、弁組立体210は、後でより詳細に説明するように、弁ボア236内にねじ式に位置決め可能な1つの内部保持体251を含んでいる。
【0027】
弁部材246は、その両端部に1つずつ配置された一対の弁ヘッド260、262と、弁ヘッド260と262との間に且つ弁部材246の上に形成された少なくとも1つの弁エレメントとを更に含む。図4及び図5に示した特定の実施形態では、複数の弁エレメント252、254、256及び258が、弁部材246の上に形成され、各々が、入口ポート230からの加圧エアの流れを弁ボア236を通して各出口ポート238、240まで選択的に差し向けるように作動可能である。図4及び図5に示すように、弁部材246は、更に、Oリング型シール272を収容する環状溝270を含み、Oリング型シール272は、弁ボア236内の加圧エアの漏れを防止するために、保持体インサート248、250の中心ボア開口274、276に摺動的に係合する。好ましい実施形態では、弁部材246は、アルミニウムインサートであり、その上の適当な箇所がゴム又は任意の既知のエラストマー等の適当な弾性材料で成形されている。更に詳細には、当業者は、シーリング面の材料がニトリル等の、僅かに撓むが高弾性である任意の既知の組成物であるのが良く、しかも、この材料が弁エレメント246に結合又は接着されていても良いし、その上に成形されていても良いことを認識すべきである。しかしながら、以下の記載から、当業者は、本発明がいかなる場合においても図4及び図5に示した特定の弁と関連して使用されることに制限されないことを認識するであろう。むしろ、本発明は、制限するわけではないが、例えば、スプール弁、フラットラバーポペット弁、フラッパー弁、パイロット弁、又は、空気作動装置に隣接して或いはその遠隔で採用される弁組立体を含む任意その他の直動弁と関連して採用されても良い。
【0028】
端保持体インサート248、250は各々、互いに半径方向に間隔を隔てた端保持体の直径方向に構成された複数のシリンダー通路264を含む。シリンダー通路264は、それぞれの隣接したポートと弁ボア236との間を流体的に連通させる。コイル巻きスプリング等の付勢部材266が、カップ形状をなす端保持体インサート250と弁部材246の弁ヘッドの一方262に形成された凹部268との間に位置決めされる。戻しスプリング266は、図4及び図5に示すように、弁部材246に対する一定の付勢力を左方に付与する。
【0029】
複数の弁座282、284、286及び288が、弁ボア236に設けられる。弁座282、284、286及び288はそれぞれ、以下により詳細に説明するように、弁エレメント252、254、256及び258と協働して、弁本体212内の種々の通路をシールする。弁座282、284、286及び288は、弁部材246が特定の出口ポートに対して閉位置にあり、それにより、そのポートへの加圧エアを遮るとき、弁エレメント252、254、256及び258の弁シーリング面とシール接触する。
【0030】
図4及び図5に示す複数の弁座282、284、286及び288のうちのいくつかは、弁座284の場合のように、弁ボア236それ自体に直接形成され、その他の弁座(例えば、弁座282、286及び288)は、端保持体インサート248、250及び内部保持体251に配置されるのが良い。端保持体インサート248、250及び内部保持体251は、弁本体212の弁ボア236内に調整可能に位置決めされているのが良く、弁ボア236の開口端部242、244又はその他任意の適当な部分とねじ式に相互作用する部分を有する。上述したように、端保持体インサート248、250の各々は、弁部材246の弁ヘッド260、262を受入れる中心ボア274、276を有し、弁部材246が弁本体212内を摺動的に移動することを可能にする。かくして、弁本体212内の端保持体インサート248、250のねじ込み設定位置は、所定の力が弁部材246に付与されたときの弁座のシーリングを調整する。端保持体インサート248、250は、更に、弁ボア236内の加圧エアの漏れを防止するOリング型シール295を収容する環状溝291、293を含んでいる。一方、内部保持体インサート251がねじ込み設定される位置は、弁組立体210の予め決められた「開」位置及び「閉」位置を構成し、それにより、弁部材246のストローク長さを設定する。そして、端保持体インサート248、250と同様、内部保持体251も、弁ボア236内の加圧エアの漏れを防止するOリング型シール299を収容する環状溝297を含んでいる。
【0031】
好ましい実施形態では、弁部材246の端部即ち弁ヘッド260を受入れる端保持体インサート248の中心ボア274も、端保持体を完全に貫いて延び、それにより、アクチュエータ組立体214が弁部材246に係合してそれを作動させることを可能にする。例示だけの目的で示すように、このことは、弁部材246に係合してそれを作動させるために端保持体インサート248内に延びる拡張ヘッド342を有する、アクチュエータ押しピン332を使用することによって達成されるのが良い。先に示唆したように、当業者は、起動力を弁部材246に与えるのに使用される特定の作動手段が本発明の説明の範囲を越えて存在することを認識すべきである。従って、使用される作動手段に基づいて、押しピン以外の種々の種類の作動エレメントを採用しても良いことを更に認識すべきである。前述のように、アクチュエータ組立体214は、弁ボア236内の弁部材246を付勢部材266の付勢力と反対の方向に選択的に作動させるのに使用される。このように、アクチュエータ組立体214は、弁部材246を、図4に示すように右方に駆動し、アクチュエータ組立体214が消勢されるとき、付勢部材266は、弁部材246を(図5に示すように左方に)その元の位置に戻す。
【0032】
弁部材246がソレノイド組立体214によって図4に示すように右方に移動させられたとき、弁エレメント256は移動し、内部保持体251の弁座286とシール係合する。この作動配置において、入口ポート230とシリンダーポート232との間の流体的な連通が確立され、空気圧がに任意の下流側装置に配給される。しかしながら、弁部材246がこの作動配置にあるとき、弁エレメント256と弁座286との間の境界面に摩擦力及び接着力が発生する。いったんソレノイド組立体214が消勢されると、摩擦力及び接着力は、付勢部材266によって反対方向に発生した付勢力に抵抗するように作用する。かくして、これらの力は、弁部材246がその第1の位置に戻される速度及び効率を減少させるように作用する。
【0033】
この問題を克服するために、全体的に294で指示するエア補助通路が弁部材246内に形成され、このエア補助通路294は、加圧エア供給源と凹部294との間を選択的に且つ流体的に連通させるために、少なくとも1つのシリンダーポート232と弁部材246の弁ヘッド262の凹部268との間を延びている。図4及び図5に示すように、更に詳細には、エア補助通路294は、入口部分296と主通路298とを含む。入口部分296は、弁部材の中心線Aに対して半径方向に延びる。この代表的な実施形態では、入口部分296は、一対の弁エレメント252、254との間に形成される。主通路298は、入口部分296と弁部材246の弁ヘッド262に形成された凹部268との間を流体連通させる。この代表的な実施形態では、主通路298は、弁部材246の長手方向軸線Aに対して同軸である。
【0034】
エア補助通路294は、加圧されているシリンダーポート232からの空気圧力源を構成し、この空気圧力源は、付勢部材266と組み合わされて、アクチュエータ214によって引き起こされた移動方向と反対の方向に弁部材246を移動させるように作用する。エアの補助により、より速く作動する弁を容易に構成できることが重要である。更に詳細には、本発明のエアの補助を採用する弁組立体210は、エアの補助がない場合に必要とされる力よりも小さい力しか発生させない、より小さい付勢部材266を含むのが良い。付勢部材166がより小さい力しか発生させないので、アクチュエータ214は、弁部材246に打ち勝ち、従って、弁部材246をその第1の位置により速く移動させる、より小さい力を有していれば良い。加えて、いったんソレノイド組立体214が消勢されたら、付勢部材266は、エア補助通路294を通して提供されるエアの補助と共に、弁部材246をその第2の位置、即ち、付勢された位置から遠ざけるように迅速且つ効率的に移動させることができる。エア補助通路294は、弁部材246を非付勢位置に移動させるのを補助するのに必要な機械的起動力を提供する。
【0035】
かくして、在来の弁組立体の寸法が縮小され、その結果、付勢部材266だけが、弁部材246の慣性及び/又は弁部材246と端保持体インサート248、250の中心ボア開口274、276との間の境界面に作用する摩擦的な接着力を迅速に、効率的に且つ繰り返して克服するのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになるとき、本発明の直動弁組立体は、在来の弁組立体の欠点及び不利益を克服する。これにより、非常に速く作用する弁組立体210が在来の標準品よりも小さい寸法で構成されることを可能にする。
【0036】
今、図6を参照すれば、本発明のエア補助戻し部を有する直動弁組立体の別の変形の非限定的な実施形態が、全体的に310で指示されており、図1乃至図3に示した実施形態に対して300だけ増大させた同様の番号は、同様の部品を指示するのに使用されている。更に詳細には、ここに示した弁組立体310は、3方弁であり、図1乃至図5に示した3方弁及び4方弁と関連して説明した種類と同じ又は同様の構成要素を多く含んでいる。従って、当業者は、以下の説明が本発明の顕著な特徴に注目するように提供され、上述した種類の弁組立体と同様の構成要素全ての説明の再記述を含まないことを認識するであろう。
【0037】
このことに留意すれば、弁組立体310は、エア等の加圧流体の供給源と連通させるための加圧流体入口ポート330を有する弁本体312を含む。弁ボア336が弁本体312内を軸線方向に延びる。弁本体312はまた、シリンダーポート332と排出ポート338とを含み、両者は、弁ボア336と流体的に連通している。弁部材346が、弁ボア336内に移動可能に支持され、一対の弁ヘッド360、362を有している。加えて、弁部材346は、少なくとも1つの弁エレメント354、356を含み、弁エレメント354、356は、入口ポート330からの加圧エアの流れを弁ボア336を通してシリンダーポート332又は排出ポート338の何れかに選択的に差し向けるように作動可能である。複数の弁座384、386が弁ボア336に設けられている。弁座384、386は、以下により詳細に説明するように、弁本体312内の種々の通路をシールするように弁エレメント354、356と協働する。弁部材346が特定のポートに対して閉位置にあり、それにより、その特定ポートにおける加圧エアの流れを遮っているとき、弁座384、386は、弁エレメント354、356の弁シーリング面とシール接触する。
【0038】
図1乃至図5に示した、開口端部が設けられていた弁ボアと異なり、弁ボア336は、開口端部342と閉鎖端部344とを有するめくらボアである。全体的に314で指示するソレノイド組立体等の電磁アクチュエータが、弁ボア336の開口端部342のところの弁本体312に取付けられている。ソレノイド組立体314は、図1乃至図5に示した実施形態に関して説明したのと同じ仕方で、弁部材346を一方向に付勢するように作用する。他方、コイルスプリング等の付勢部材366が、弁ボア336のめくら端部即ち閉鎖端部344と、弁部材346の弁ヘッドの一方362に形成された凹部368との間に位置決めされる。戻しスプリング366は、ソレノイド組立体314によって付与された力と反対方向の一定の付勢力を弁部材346に付与する。
【0039】
弁部材346がソレノイド組立体314によって図6の下方に移動させられたとき、弁エレメント356が移動し、弁ボア336内に構成された弁座386とシール係合する。この作動的配置において、入口ポート330とシリンダーポート332との間の流体連通が確立され、空気圧力が任意の下流側装置に配給される。しかしながら、弁部材346がこの作動配置にあるとき、弁部材246のシール372と中心ボア336の端部342、344との間の境界面に摩擦力及び接着力が生じる。いったんソレノイド組立体314が消勢されると、摩擦力及び接着力は、付勢部材366が発生させた反対方向の付勢力に抵抗するように作用する。上で注目したように、これらの力は、弁部材346がその第1の位置に戻される速度及び効率を減少させるように作用する。
【0040】
この問題を解決するために、全体的に394で指示するエア補助通路が、弁本体312内に形成され、シリンダーポート332と弁部材346の弁ヘッド362の凹部368との間を流体的に連通させる。かくして、エア補助通路394は、加圧エア供給源と凹部368との間を選択的に流体的に連通させる。しかしながら、当業者は、エア補助通路394が弁部材内46、246でなく弁本体内に構成されている点において、弁補助通路394がエア補助通路94及び294と異なることに注目するであろう。更に詳細には、図6に示すように、エア補助通路394は、入口部分396と主通路398とを含む。入口部分396は、弁部材346が移動する軸線方向に弁本体312内を延び、シリンダーポート332と主通路398との間を流体連通させる。他方、この代表的な実施形態では、主通路398は、弁部材346の長手方向軸線Aに対して横方向に延び、入口部分396と弁部材346の弁ヘッド362内に形成された凹部368との間を流体的に連通させる。
【0041】
エア補助通路394は、加圧されているシリンダーポート332からの空気圧力供給源を構成し、この空気圧力供給源は、付勢部材366と組み合わされて、アクチュエータ314によって引き起こされた移動方向と反対の方向に弁部材346を作動的に移動させるように作用する。エアの補助により、より早く作動する弁を容易に構成できることが重要である。更に詳細には、本発明のエアの補助を採用する弁組立体310は、エアの補助がない場合に必要とされる力よりも小さい力しか発生させない、より小さい付勢部材366を含むのが良い。付勢部材366がより小さい力しか発生させないので、アクチュエータ314は、弁部材346に打ち勝ち、従って、弁部材346をその第1の位置により速く移動させるより小さい力を有していれば良い。このように、いったんソレノイド組立体314が消勢されたら、付勢部材366は、エア補助通路394を通して提供されるエアの補助と共に、弁部材346をその付勢された位置から遠ざけるように迅速且つ効率的に移動させることができる。エア補助通路394は、弁部材346を非付勢位置に移動させるのを補助するのに必要な機械的起動力を提供する。かくして、在来の弁組立体の寸法が縮小され、その結果、付勢部材366だけが、弁部材346の慣性及び/又は弁部材346と弁ボア336との間に作用する摩擦的な接着力を迅速に、効率的に且つ繰り返して克服するのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになるとき、本発明の直動弁組立体は、在来の弁組立体の欠点及び不利益を克服する。これにより、非常に速く作用する弁組立体10が在来の標準品よりも小さい寸法で構成されることを可能にする。
【0042】
本発明のエア補助戻し部を有する直動空気弁の作動を、図1乃至図3に示した3方弁組立体10を参照して、以下に説明する。しかしながら、図1乃至図3に示した弁の作動の説明が、図4及び図5に示した4方弁並びに図6に示した3方弁及び本発明のエア補助戻し部を採用するその他の直動空気弁に対しても適用されることを、当業者は認識するであろう。
【0043】
作動の際、加圧エアを入口ポート30に供給する。加圧エアは、入口ポート30に配置されたフィルター31を越えて、弁ボア36に流入する。ソレノイド組立体14を消勢させていれば、図2に示すように、付勢部材66が弁部材46を左方に付勢し、その結果、弁エレメント54は、弁座84とシール係合する。この配置では、弁エレメント56は、弁エレメント86から間隔を隔てて配置されており、シリンダーポート32と弁ボア36との間の流路を形成する。このように、シリンダーポート32は、弁ボア36及びシリンダ通路64を通して排出ポート38に通じている。
【0044】
他方、ソレノイド組立体14を付勢させると、図3に示すように、ソレノイド組立体14は、弁部材46を付勢部材66の付勢力に逆らって右方に駆動する力を生じさせる。この作動的配置では、弁エレメント54は、弁座84から離れるように移動させられ、弁エレメント56は、迅速に移動して、弁座86とシール係合する。次いで、加圧エアを入口ポート30からフィルター31を越えて弁ボア36内に流し、更に、開口している弁エレメント54及び弁座84を越えて、シリンダーポート32に流入させる。他方、弁エレメント56と弁座86との相互作用により、シリンダーポート32を排出ポート38に対してシールする。加えて、エア補助通路94は、弁ボア36及びシリンダーポート32の中を流れる加圧エアに対して開口している。かくして、同様に、弁ヘッド62内に形成されている凹部68が加圧される。しかしながら、ソレノイド組立体14が発生させ力は、この圧力によって生じた反対向きに差し向けられた力に打ち勝つのに十分である。
【0045】
いったんソレノイド組立体14を消勢させ、弁部材46の弁ヘッド60から作動力を取除くと、付勢部材66と弁ヘッド62に作用するエア圧力とが協働して、弁部材46をその第1位置に戻すように移動させ始める。このことが起こるとき、付勢位置において弁座86と共にシールを形成していた弁エレメント56は、弁座86から迅速に離れるように移動し、その結果、加圧されていた(エア補助圧力を供給していた)シリンダーポート32は、排出ポート38と通じる。次いで、弁部材46は、弁部材54が弁座84と共にシールを形成し且つ弁エレメント56及び弁座86を越えて弁ボア36の中を通るシリンダーポート32と排出ポート38との間の流体連通が確立されるまで、左方に移動させられる。いったん弁部材46が移動し且つ弁エレメント56に作用する摩擦又は接着力が克服されたら、付勢部材66が、弁部材46をその第1の非付勢位置まで移動させ続けるのに十分な機械的強度を有し、エアの補助がもはや必要でないことに注目すべきである。
【0046】
エア補助通路は、付勢部材と組み合わされて、アクチュエータによって引き起こされた移動方向と反対方向に弁部材を作動的に移動させるように作用する、加圧シリンダーポートからの空気圧力供給源を構成する。エアの補助により、より速く作動する弁を容易に構成できることが重要である。更に詳細には、本発明のエアの補助を採用する弁組立体は、エアの補助がない場合に必要とされるよりも小さい力しか発生させない、より小さい付勢部材を含むのが良い。付勢部材がより小さい力しか発生させないので、アクチュエータは、付勢部材に打ち勝ち、従って、付勢部材をその第1位置により速く移動させる、より小さい力を有していれば良い。いったんソレノイド組立体を消勢させたら、付勢部材は、通路の中を通して供給されるエアの補助と共に、弁部材をその第2の位置、即ち、付勢位置から遠ざけるように迅速に且つ効率的に移動させることができる。エア補助通路は、弁部材を非付勢位置に移動させるのを補助するのに必要な機械的起動力を提供する。かくして、在来の弁組立体の寸法が縮小され、その結果、付勢部材だけが弁部材の慣性及び/又は弁部材と中心ボアとの間に作用する摩擦接着力を迅速に、効率的に且つ繰り返して克服するのに不十分な物理的寸法及び機械的強度のものになるとき、本発明の直動弁組立体は、在来の弁組立体の欠点及び不利益を克服する。
【0047】
上述した本発明の直動弁組立体10、210、310の構造は、関連技術において知られている弁に優る顕著な利益を有する。弁組立体10、210、310は、非常に速く作動する。更に、在来の弁組立体の寸法制限が克服され、より小さい寸法範囲の弁が利用可能になる。更に詳細には、エア補助通路により、寸法が在来の設計よりもずっと小さく、しかも、非常に速く作動する弁組立体を可能にする。かくして、本発明の弁組立体は、空間が高価な環境において、容易に採用される。本発明の小寸法の空気弁を、付勢部材に加圧エアの補助的な力を提供するエア補助通路によって容易に構成することができる。更に、そして、前述のことから、当業者は、エア補助通路が付勢部材と組み合わされて、アクチュエータによって引き起こされる移動と反対方向に弁部材を作動的に移動させるように作用する空気圧力供給源を提供するために、エア補助通路が任意の場所、弁本体内、弁部材内、部分的に弁本体の外部、これらの任意の組み合わせ、に形成されても良いことを容易に認識するであろう。
【0048】
更に、前述のことから、当業者は、本発明がポペット弁と関連して使用されるようないかなる仕方でも限定されないことを認識するであろう。むしろ、本発明は、作動される装置と隣接した又はそれから遠隔の、任意その他の直動弁、限定するわけではないが、例えば、スプール弁、フラツトラバーポペット弁、フラッパー弁、パイロット弁又は弁組立体と関連して採用されるのが良い。
【0049】
本発明を例示の仕方で説明した。使用してきた用語は、限定ではなく、説明語の性質のものであることを理解すべきである。本発明の多くの変更例及び変形例が、上述の教示に照らして可能である。従って、本発明は、特許請求の範囲の請求項に係る発明の範囲内において実施され、特定の説明の範囲内で実施されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、エア補助戻し部を有する直動弁組立体の斜視図である。
【図2】ソレノイドが賦勢されていないときの弁部材の位置を示す、図1の直動弁組立体の側面断面図である。
【図3】ソレノイドが賦勢されているときの弁部材の位置を示す、直動弁組立体の部分的な側面断面図である。
【図4】ソレノイドが賦勢されていないときの弁部材の位置を示す、本発明による直動弁組立体の他の実施形態の部分的な側面断面図である。
【図5】ソレノイドが賦勢されているときの弁部材の位置を示す、図4の直動弁組立体の部分的な側面断面図である。
【図6】ソレノイドが賦勢されていないときの弁部材の位置を示す、本発明による直動弁組立体の更に別の実施形態の部分的な側面断面図である。
【符号の説明】
10,210,310 直動弁組立体
12,212,312 弁本体
14,214,314 アクチュエータ
30,230,330 加圧エア供給用入口ポート
32,232,332 シリンダポート
36,236,336 弁ボア
38,238,240 排出ポート
42,242 開口端部
44,244 開口端部
46,246,346 弁部材
48,248 保持体組立体
50,250 保持体組立体
54 弁エレメント
56 弁エレメント
60,260,360 弁ヘッド
62,262,362 弁ヘッド
66,266,366 付勢部材
68,268,368 凹部
94,294,394 エア補助通路
96,296,396 入口部分
98,298,398 主通路
252,254,256,258 弁エレメント
282,284,286,288 弁座

Claims (8)

  1. 直動弁組立体(10)であって、
    加圧エア供給源と連通する加圧エア供給用入口ポート(30、230)と、少なくとも1つのシリンダポート(32、232)とを有する弁本体(12、212)と、
    前記弁本体(12、212)内を軸線方向に延びる弁ボア(36、236)とを備え、複数の弁座(84、86、284、286)が前記弁ボア(36、236)に構成され、前記複数の弁座(84、86、284、286)のうちの少なくとも1つは、前記弁ボア(36、236)に直接に形成されており、前記弁ボア(36、236)は、前記弁本体(12、212)を貫いて延びて、一対の開口端部(42、44、242、244)を構成しており、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、前記弁ボア(36、236)内に支持されており、前記入口ポート(30、230)から供給された加圧エアを前記少なくとも1つのシリンダポート(32、232)に選択的に差し向けるために、前記弁ボア(36、236)内の所定位置の間を移動することが可能である弁部材(46、246)を備え、前記弁部材(46、246)は、その両側に配置された一対の弁ヘッド(60、62、260、262)を含み、前記一対の弁ヘッドの少なくとも一方は、凹部(68、268)を含み、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、前記一対の開口端部(42、44、242、244)に受入れられた一対の保持体組立体(48、50、248、250)を備え、前記一対の保持体組立体のうちの第1の保持体組立体(48、248)は、前記弁本体に対する位置に固定され、前記一対の保持体組立体のうちの第2の保持体組立体(50、250)は、前記弁部材に付与される所定の力で前記弁座のシーリングを制御するようにねじ式に調整可能であり、前記一対の保持体組立体のうちの第1の保持体組立体だけが、前記弁ボア(36、236)内に前記弁部材(46、246)を固定して保持するようになっており、前記保持体組立体(48、50、248、250)の各々は、前記弁部材(46、246)の弁ヘッド(60、62、260、262)の両端部を受入れる中心ボア(74、76、274、276)を有しており、前記弁部材(46、246)が前記弁本体(12、212)内を摺動的に移動することを可能にするようになっており、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、
    前記弁部材(46、246)を第1の方向に移動させるために前記弁本体(12、212)に取付けられたアクチュエータ(14、214)と、
    前記弁部材(46)に前記第1の方向と反対方向の付勢力を与えるように、前記弁部材(46、246)と前記弁本体(12、212)との間に前記凹部内に配置された付勢部材(66、266)と、
    前記アクチュエータ(14、214)によって引き起こされた移動と反対の方向に前記弁部材を作動的に移動させるために、前記付勢部材(66、266)と組み合せて作用させる空気圧力供給源を構成するエア補助通路(94、294)とを備え、
    前記エア補助通路(94、294)は、入口部分(96、296)と主通路(98、298)とを有し、
    前記入口部分(96、296)は、前記弁部材(46、246)の中心線Aに対して半径方向に延び、且つ、前記少なくとも一方のシリンダポート(32、232)と流体的に連通し、
    前記弁部材(46、246)が前記アクチュエータ(14、214)によって作動位置に移動されるときに、前記主通路(98、298)は、前記入口ポートと前記凹部(68)との間で、圧縮された空気を選択的に、かつ、流体的に連通させるようになっており、
    前記入口部分(96、296)は、ゴムが成形、結合された前記弁部材(46、246)の特定領域を貫通して形成されて、前記弁部材(46、246)の上に一対の弁エレメント(54、56、254、256)を形成しており、
    前記弁エレメント(54、56、252、254)は、前記弁座(84、86、284、286)の間に配置され、かつ、前記弁座(84、86、284、286)と協働するようになっている、
    ことを特徴とする直動弁組立体(10)。
  2. 前記付勢部材(66)は、前記弁部材(46)と前記弁本体(12)との間の前記凹部内に作動的に配置される、請求項1に記載の直動弁組立体(10)。
  3. 前記エア補助通路(94)は、前記弁部材(12)内に形成されており、前記加圧エア供給源と前記凹部との間を選択的に、且つ、流体的に連通させるために、前記少なくとも一方のシリンダポート(32)と前記一対の弁ヘッド(62)の前記少なくとも一方の凹部(68)との間に延びている、請求項2に記載の直動弁組立体(10)。
  4. 前記主通路(98)は、前記弁部材の長手方向軸線に対して同軸に前記弁部材(46)内を延びる、請求項3に記載の直動弁組立体(10)。
  5. 前記一対の保持体組立体(48,50)の各々は、中心ボア(74,76)を有しており、前記弁部材(46)は、その両端部に1つずつ配置された一対の環状弁ヘッド(60,62)を有するポペット弁を構成し、前記一対の環状弁ヘッド(60,62)の各々は、前記一対の保持体組立体(48,50)の中心ボア(74,76)とシール係合し、且つ、それに移動可能に受入れられる外径を有する、請求項に記載の直動弁組立体(10)。
  6. 前記弁本体(12)は、各々が前記弁ボア(36)と流体的に連通する一対のシリンダポート(32,34)及び一対の排出ポート(38,40)を含み、前記弁ボアは、複数の弁座(84,86)を含み、前記弁部材(46)は、その長さ方向に沿って構成された複数の弁エレメント(54,56)を含み、前記弁エレメントは、前記弁座(84,86)と協働して、流体を前記弁ボア(36)から前記一対のシリンダポート(32,34)及び前記一対の排出ポート(38,40)のいくつかのポートに差し向ける、請求項1に記載の直動弁組立体(10)。
  7. 直動弁組立体(10)であって、
    加圧エア供給源と連通する加圧エア供給用入口ポート(30、230)と、少なくとも1つのシリンダポート(32、232)とを有する弁本体(12、212)と、
    前記弁本体(12、212)内を軸線方向に延びる弁ボア(36、236)とを備え、複数の弁座(84、86、284、286)が前記弁ボア(36)に構成され、前記複数の弁座(284、286)のうちの少なくとも1つは、前記弁ボア(36)に直接に形成されており、前記弁ボア(36、236)は、前記弁本体(12、212)を貫いて延びて、一対の開口端部(42、44、242、244)を構成しており、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、一対の弁ヘッド(60、62、260、262)を有する弁部材(46、246)を備え、前記一対の弁ヘッド(60、62、260、262)は、前記弁部材(46、246)の両側に1つずつ配置され、前記弁部材(46、246)は、前記弁ボア(36、236)内を摺動するように配置されており、前記入口ポート(30、230)から供給された加圧エアを前記少なくとも1つのシリンダポート(32、232)に選択的に差し向けるように、前記弁ボア内の所定第1の位置と第2の位置との間を移動することが可能であり、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、前記一対の開口端部(42、44、242、244)に受入れられた一対の保持体組立体(48、50、248、250)を備え、前記一対の保持体組立体のうちの第1の保持体組立体(48、248)は、前記弁本体に対する位置に固定され、前記一対の保持体組立体のうちの第2の保持体組立体(50、250)は、前記弁部材に付与される所定の力で前記弁座のシーリングを制御するようにねじ式に調整可能であり、前記一対の保持体組立体のうちの第1の保持体組立体だけが、前記弁ボア(36、236)内に前記弁部材(46、246)を固定して保持するようになっており、前記保持体組立体(48、50、248、250)の各々は、前記弁部材(46、246)の弁ヘッド(60、62、260、262)の両端部を受入れる中心ボア(74、76、274、276)を有しており、前記弁部材(46、246)が前記弁本体(12、212)内を摺動的に移動することを可能にするようになっており、
    前記直動弁組立体(10)は、さらに、
    前記弁部材(46、246)を前記第1の位置から前記第2の位置まで第1の方向に移動させるために、前記弁部材の一方の端部(60、260)のところで前記弁本体(12、212)に配置されたアクチュエータ(14、214)と、
    前記弁部材(46、246)に付勢力を与えるように、前記弁部材(46、246)と前記弁本体(12、212)との間に前記弁部材の他方の端部(62、262)に配置された付勢部材(66、266)と、
    前記弁部材(46、246)内に配置されたエア補助通路(94、294)とを有し、前記エア補助通路(94、294)は、前記アクチュエータ(14、214)によって引き起こされた移動方向と反対の方向に前記弁部材(46、246)を前記第2の位置から前記第1の位置まで作動的に移動させるために、空気圧力が前記付勢部材(66、266)と組み合わされて作用するように前記弁部材の付勢側端部(62、262)と前記加圧エア供給源とを流体的に連通させるようになっており、
    前記弁ヘッド(62、262)の少なくとも一方は、凹部(68、268)を含み、
    前記エア補助通路(94、294)は、入口部分(96、296)と主通路(98、298)とを含み、
    前記入口部分(96、296)は、前記弁部材(46、246)の中心線Aに対して半径方向に延び且つ前記少なくとも1つのシリンダポート(32、232)と流体的に連通し、
    前記主通路(98、298)は、前記入口部分(96、296)と前記凹部(68、268)との間で、圧縮された空気を選択的に、かつ、流体的に連通させるようになっており、
    前記入口部分(96、296)は、ゴムが成形、結合された前記弁部材(46、246)の特定領域を貫通して形成されて、前記弁部材(46、246)の上に一対の弁エレメント(54、56、252、254)を形成している、
    ことを特徴とする、直動弁組立体(10)。
  8. 前記主通路(98)は、前記弁部材(46)の長手方向軸線に対して同軸に前記弁部材内を延びる、請求項に記載の直動弁組立体(10)。
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