JP4489309B2 - 修正テープやテープ糊等の塗膜転写具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は修正テープやテープ糊等の塗膜転写具、すなわち、ベーステープに修正剤や糊の塗膜を形成してなる転写テープを使用して、その転写テープの塗膜を紙面等に転写可能とする用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の一般的な転写具は、ケースの内部に転写テープの供給リールと使用済みテープの回収リールを収納するとともに、ケースの前端に設けた開口部から外部へ露出する転写ヘッドを具えて、その転写ヘッドにより転写テープの一部を紙面等に押し付けて転写できるようにしている。この種の転写具は、ケースの前端に設けた開口部から外部へ露出する転写ヘッドを、不使用時に保護するため、或いは転写ヘッドに対する埃等の付着を防止するために、転写ヘッドを覆うことができてケースの前端開口部に着脱自在なキャップを具えたものが多い。
【0003】
ところで、供給リール又は回収リールが逆回転したり、転写テープがスリップする等の原因によって、転写テープに弛みが生じることがあり、その弛みを無くさないと転写がうまくいかない。そして、その弛みを無くすには、供給リール又は回収リールを回転させる必要があるが、従来は、供給リール又は回収リールの回転軸の端面に溝を設けて、その回転軸の端面をケースの外部に露出させ、その溝にドライバーやコインなどを差し込んで供給リール又は回収リールを回転させることにより転写テープの弛みを取り除いていた。しかしながら、使用する際に常にドライバー等を備えるのは煩瑣であるという不満がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は上記の不満を解消すること、すなわち、転写作業中に転写テープが弛んで、その転写テープの弛みをとる必要があるときに、近くにドライバー等がない場合でも、その転写テープの弛みを迅速にとることができる修正テープやテープ糊等の塗膜転写具の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の修正テープやテープ糊等の塗膜転写具は、前端に開口部2を設けた中空のケース1の内部に転写テープ3の供給リール4、使用済みテープの回収リール5及び転写ヘッド6等から成る転写機構を収納して、その転写ヘッド6をケース1の前端開口部2から露出させ、その転写ヘッド6を覆うキャップ7をケース1の前端開口部2に着脱自在とした修正テープやテープ糊等の塗膜転写具において、供給リール4又は回収リール5の回転軸8の端面9に溝10を形成するとともに、キャップ7の先端部に回転軸8の端面9に設けた溝10に差し込み可能な爪片11を設けたことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。まず、ケース1は、前端に開口部2を設けた中空体で、その内部に転写テープ3の供給リール4、使用済みテープの回収リール5及び転写ヘッド6等から成る転写機構を収納して、その転写ヘッド6をケース1の前端開口部2から露出させる構造になっている。
【0007】
また、ケース1の前端開口部2には、転写ヘッド6を覆うことができるキャップ7を着脱自在としている。なお、ケース1の内部に収納する転写テープ3の供給リール4、使用済みテープの回収リール5及び転写ヘッド6等から成る転写機構は使い捨てにすることもできるが、図5に示すように、それらを一体化して交換可能なカートリッジ16にすることも可能である。その場合、カートリッジ16の装着や取り出しを容易にするために、図5に示すようにケース1にヒンジ15を設けてケース1をオープンできるような構造にすることができる。
【0008】
供給リール4と回収リール5は連動して回転する構造とする。その連動回転機構には、図5に示すようなギア13,14やベルト等を用いることができる。
【0009】
そして、供給リール4又は回収リール5の回転軸8の端面9に溝10を設けるものとする。なお、回転軸8は、供給リール4又は回収リール5と一体的に形成することも可能だが、供給リール4又は回収リール5とは別個に形成して、供給リール4又は回収リール5に組み付ける構造とすることも可能である。この回転軸8の端面9に設けた溝10は、図2に示すようにケース1に窓孔12を設けて、その窓孔12から外部へ露出させる。
【0010】
ケース1の前端開口部2に着脱自在としたキャップ7の先端部には爪片11を突設する。この爪片11は、上記の回転軸8の端面9に設けた溝10に差し込み可能な形状とする。
【0011】
転写テープ3が弛んだ場合は、ケース1から外したキャップ7の爪片11を回転軸8の端面9に設けた溝10に差し込んで回転操作することにより、供給リール4又は回収リール5を転写テープ3が張る方向へ回転させることによって、その転写テープ3の弛みを取り除くことができる。なお、その回転軸8を回転させる場合は、ギア13,14やベルト等の回転を止めて供給リール4又は回収リール5だけが回転できる構造にしている。
【0012】
【発明の効果】
本発明の修正テープやテープ糊等の塗膜転写具は、上記のように、転写テープ3が弛んだ場合に、ドライバー等の用具が近くに無くても、ケース1から外したキャップ7の爪片11を回転軸8の端面9に設けた溝10に差し込んで回転操作することにより、供給リール4又は回収リール5を転写テープ3が張る方向へ回転させることによって、その転写テープ3の弛みを取り除くことができるので、極めて利便性が良く、使用の際に常にドライバー等の用具を手元に備えておく面倒がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】キャップを外した状態の側面図である。
【図4】キャップの斜視図である。
【図5】ケースをオープンしてカートリッジを取り外した状態の側面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 開口部
3 転写テープ
4 供給リール
5 回収リール
6 転写ヘッド
7 キャップ
8 回転軸
9 端面
10 溝
11 爪片
12 窓孔
13 ギア
14 ギア
15 ヒンジ
16 カートリッジ
Claims (1)
- 前端に開口部2を設けた中空のケース1の内部に転写テープ3の供給リール4、使用済みテープの回収リール5及び転写ヘッド6等から成る転写機構を収納して、その転写ヘッド6をケース1の前端開口部2から露出させ、その転写ヘッド6を覆うキャップ7をケース1の前端開口部2に着脱自在とした修正テープやテープ糊等の塗膜転写具において、供給リール4又は回収リール5の回転軸8の端面9に溝10を形成するとともに、キャップ7の先端部に回転軸8の端面9に設けた溝10に差し込み可能な爪片11を設けたことを特徴とする修正テープやテープ糊等の塗膜転写具。
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JP2001002538A JP4489309B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 修正テープやテープ糊等の塗膜転写具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001002538A JP4489309B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 修正テープやテープ糊等の塗膜転写具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002205495A JP2002205495A (ja) | 2002-07-23 |
JP4489309B2 true JP4489309B2 (ja) | 2010-06-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001002538A Expired - Fee Related JP4489309B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 修正テープやテープ糊等の塗膜転写具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4489309B2 (ja) |
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2001
- 2001-01-10 JP JP2001002538A patent/JP4489309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002205495A (ja) | 2002-07-23 |
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