JP4487794B2 - 車両用ドアの自動開閉装置 - Google Patents
車両用ドアの自動開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4487794B2 JP4487794B2 JP2005045882A JP2005045882A JP4487794B2 JP 4487794 B2 JP4487794 B2 JP 4487794B2 JP 2005045882 A JP2005045882 A JP 2005045882A JP 2005045882 A JP2005045882 A JP 2005045882A JP 4487794 B2 JP4487794 B2 JP 4487794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- arm
- vehicle
- opening
- trim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
このような技術では、モータの駆動力をリンク機構を介してバックドアに伝達するように構成されており、例えば運転席近傍に設けられたスイッチを操作したり、携帯用キーに設けられたスイッチを操作したり、バックドアのドアハンドルを軽く引いたりすることで、ドアのラッチが解除されるとともにモータが作動してドアが自動で開くように構成されている。また、同様に自動でバックドアを閉じることもできる。
そして、上記のインナパネル113と、トリム部材としてのクォータトリム114との間にモータ103が配設されており、このようにモータ103をクォータトリム114で覆うことにより、モータ103が車室内に露出することがなくなり、見栄えの向上を図ることができる。なお、図中115は車内の気密性を保持するためのウェザーストリップである。
また、本発明の車両用ドアの自動開閉装置は、上記の構成に加えて、前記ドアが前記車体の後方に設けられるとともに、略水平に配置された軸を中心に開閉動作するバックドアであることを特徴としている(請求項3)。
また、アームの揺動を許容するスリットが形成されたカバー部材により開口部を閉塞するという簡素な構成でアームの揺動を阻害することなく開口を塞ぐことができる。また、開口内部の部品が見えなくなるので、やはり見栄えや美観が向上する利点がある(請求項2)。
また、このバックドアと車両100とはドア開口の上部に設けられたヒンジ機構(図示省略)を介して接続されており、略水平に設けられた回転軸を中心に上方に回動可能に構成されている。
また、アーム2の基端(一端)側は、図1に示すように回転軸4に接続されている。なお、回転軸4とアーム2とは相対回転しないように固定されており、モータ3が作動すると、アーム2は図1に破線で示すような回転軌跡(揺動軌跡)を描くことになる。また、ロッド1とアーム2とは相対回転を許容するように揺動可能に接続されており、図示しないバックドアとロッド1とについても相対回転可能に接続されている。
そして、このインナパネル13に図示しないブラケットを介してモータ3が取り付けられている。また、モータ3及びアーム2の基端部はクォータトリム(第1トリム部材)14により覆われており、このようにモータ3をクォータトリム14で覆うことにより、モータ3が車室内に露出するのを防止している。
ところで、図1及び図4〜6に示すように、インナパネル13とクォータトリム14との間にもトリム部材(第2トリム部材)20が設けられている。このトリム部材20は図1に示すように、車両100のインナパネル13及びウェザーストリップ15に近接した位置(すなわちバックドア開口縁部)から、アーム2の揺動軌跡に向けて形成された第1壁面21と、この第1壁面21と連続して形成されて、アーム2の揺動軌跡に対して略平行な第2壁面22とを有して構成されている。つまり、第1壁面21は、インナパネル13から車室内方向に向かって形成され、アーム2の揺動軌跡に近接した位置で第2壁面22に接続されている。なお、本実施形態では、例えばアーム2の揺動軌跡と上記第1壁面21とが略直交するような向き、すなわち車幅方向に略沿うような向きで第1壁面21が形成されている。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアの自動開閉装置は上述のように構成されているので、ドアが閉じている場合には、ロッド1は図5に示すようにゴム部品17の切り欠き18aに入り込んだ状態となっている。
つまり、本発明によれば、クォータトリム(第1トリム部材)14とインナパネル(ボディパネル)13との間にトリム部材(第2トリム部材)20を設けるとともに、トリム部材20が、アーム2の揺動軌跡に略直交する第1壁面21と、アーム22の揺動軌跡に略平行な第2壁面22とをそなえるように形成されているので、図1に示すように、後面視における開口部16の幅寸法(ゴム部品17の幅寸法)Xを最小化することができ、この結果、バックドアが開いた状態において視覚的にクォータトリム14が車内に突出しているような印象をなくすことができる。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係る車両用ドアの自動開閉装置によれば、ドアを開けたときにモータ3やクォータパネル14が車室内側に突出していても、クォータパネル14が車室内側へ突出している印象を視覚的に弱くすることができ、見栄え、美観が向上するという利点がある。
また、本実施形態によれば、クォータパネル14とインナパネル13との間に樹脂部品(トリム部材)20を1つ追加するだけでよいので、コストの上昇を極力抑制でき、安価な構成で見栄えの向上を図ることができる。
2 アーム
3 モータ(駆動源)
4 回転軸
11 ボディパネル
12 ボディアウタパネル(ボディパネル)
13 ボディインナパネル(ボディパネル)
14 クォータトリム(第1トリム部材)
15 ウェザーストリップ
16 開口部
17 ゴム部品(カバー部材)
18 スリット
19 リヤピラー
20 トリム部材(第2トリム部材)
21 第1壁面
22 第2壁面
100 車両
Claims (3)
- 車体に保持され、前記車体のドアを自動開閉させる駆動源と、
一端が前記駆動源の回転軸に連結され、他端がリンク部材を介して前記ドアに連結されるアームと、
前記駆動源と前記アームの一端周辺部とを覆い、前記アームの前記リンク部材と連結された他端周辺部が突出する開口部を有する第1トリム部材と、
前記第1トリム部材と前記車体のボディパネルとの間で、前記車体のボディパネル側に配設され、前記アームの揺動軌跡に略直交する第1壁面と、前記アームの揺動軌跡に略平行に形成されるとともに前記開口部に向けて形成された第2壁面とを有する第2トリム部材と、
前記第2トリム部材の前記第2壁面と前記第1トリム部材との間に設けられ、前記開口部を閉塞するカバー部材とを有している
ことを特徴とする、車両用ドアの自動開閉装置。 - 前記カバー部材に、前記アームの揺動軌跡に沿って、前記アームの揺動を許容するスリットが形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載の車両用ドアの自動開閉装置。 - 前記ドアが前記車体の後方に設けられるとともに、略水平に配置された軸を中心に開閉動作するバックドアである
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両用ドアの自動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045882A JP4487794B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車両用ドアの自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045882A JP4487794B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車両用ドアの自動開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006231969A JP2006231969A (ja) | 2006-09-07 |
JP4487794B2 true JP4487794B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=37040108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005045882A Active JP4487794B2 (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車両用ドアの自動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4487794B2 (ja) |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005045882A patent/JP4487794B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006231969A (ja) | 2006-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3709099B2 (ja) | 車両ドアの開閉装置 | |
US7513520B2 (en) | Powered step device of motor vehicle | |
US10100562B2 (en) | Pop-up device for butterfly door grip handle and method thereof | |
JP4487795B2 (ja) | 車両用ドアの自動開閉装置 | |
KR100747227B1 (ko) | 자동차의 도어아웃사이드 핸들 | |
JP3749074B2 (ja) | 車両用開閉体の開閉装置 | |
US6056348A (en) | Drive apparatus for pivotable window pane | |
JP4487794B2 (ja) | 車両用ドアの自動開閉装置 | |
JP3945762B2 (ja) | ドアの開閉装置の構造 | |
JP2007261405A (ja) | リンク機構 | |
JP2005171575A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP5403824B2 (ja) | 自動車のインサイドハンドル取付構造 | |
JP2007126863A (ja) | 車両用開閉体減速装置 | |
JP7375704B2 (ja) | 車両側部構造 | |
KR100401863B1 (ko) | 버스도어의 비상밸브 경고음 장치 | |
KR100587931B1 (ko) | 자동차 필러 도어의 개폐구조 | |
CN221096258U (zh) | 车门调节器、调节系统和车辆 | |
KR100528594B1 (ko) | 차량 선루프의 노이즈 방지구조 | |
JP3736087B2 (ja) | チルト窓用開閉装置 | |
JP2008308840A (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP2024055516A (ja) | 車両のドアハンドル | |
JP2599914Y2 (ja) | 自動車のドア | |
KR100387846B1 (ko) | 자동차의 리어 언더 미러 | |
JP4105912B2 (ja) | 車両用開閉装置の取付構造 | |
JP2002178755A (ja) | 車両の開閉体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100322 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4487794 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409 Year of fee payment: 4 |