JP4487131B2 - タイヤ警報装置 - Google Patents
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Description
従来、タイヤの状態を監視する装置として、例えば、日本特開平6−211012号公報に、タイヤの空気圧を検出する空気圧検出手段、タイヤの温度を検出する温度検出手段、空気圧検出手段により検出された空気圧及び温度検出手段により検出されたタイヤ温度に基づいてタイヤのバースト発生を予測するバースト発生予測手段とを備えたタイヤの状態監視装置が開示されている。また、日本特開2000−355203号公報に、タイヤ内の空気圧を圧力センサーにより検出して車体側に無線で報知するタイヤ空気圧警報装置が提案されている。
しかしながら、上述した装置は、車両に装着した通常の空気入りタイヤの状態を監視する装置としては好適に使用することができるが、上記安全タイヤやタイヤ/ホイール組立体に用いた場合には、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界(タイヤが破壊する前に走行を停止する限界)を精度良く警告することができない。
上記目的を達成する本発明のタイヤ警報装置は、サイドウォール部にランフラット走行を可能にする補強層を配置した空気入りタイヤのランフラット走行限界をランフラット走行時に警告するタイヤ警報装置であって、ランフラット走行限界を警告するのに使用され、前記補強層に対面するサイドウォール部の内面に配置されるタイヤ温度センサーを備えたことを特徴とする。
ランフラット走行を可能にする補強層をサイドウォール部に配置した空気入りタイヤでは、ランフラット走行時に荷重を支持する補強層が発熱して破壊され、ランフラット走行を不能にするが、このようにタイヤ温度センサーを補強層の近傍となるサイドウォール部の内面に配置したので、ランフラット走行の限界を左右する補強層の発熱する温度をタイヤ温度センサーでより正確に測定できるようになり、その温度データを用いてランフラット走行限界を警告することが可能になるため、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界を精度良く警告することができる。
本発明の他のタイヤ警報装置は、ランフラット走行時にホイールのリムに取り付けたランフラット用支持体により支持される空気入りタイヤのランフラット走行限界を警告するタイヤ警報装置であって、ランフラット走行限界を警告するのに使用され、前記ランフラット用支持体が前記空気入りタイヤと接触して支持する支持領域に配置されるタイヤ温度センサーを備えたことを特徴とする。
ランフラット用支持体を用いた場合、ランフラット走行時にランフラット用支持体と繰り返し接触する空気入りタイヤのトレッド部が発熱して破壊され、ランフラット走行不能になるが、このようにタイヤ温度センサーをトレッド部の近傍となるランフラット用支持体の支持領域に配置することで、ランフラット走行時に発熱するトレッド部の温度をタイヤ温度センサーでより正確に測定できるようになるため、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界を精度良く警告することが可能になる。
本発明の更に他のタイヤ警報装置は、ランフラット走行時にホイールのリムに取り付けたランフラット用支持体の金属製支持部材により支持される空気入りタイヤのランフラット走行限界を警告するタイヤ警報装置であって、ランフラット走行限界を警告するのに使用され、前記金属製支持部材に配置されるタイヤ温度センサーを備えたことを特徴とする。
このように金属製支持部材を備えたランフラット用支持体の場合、熱伝導が良好な金属製支持部材にタイヤ温度センサーを配置することで、発熱するトレッド部の温度をタイヤ温度センサーでより正確に測定できるため、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界を精度良く警告することができる。
図2は、本発明のタイヤ警報装置の一実施形態を示す説明図である。
図3は、近似関数f0の一例を示すグラフ図である。
図4は、本発明のタイヤ警報装置のタイヤ側ユニットをランフラット用支持体に取り付けた例を示す要部断面図である。
図5(a),(b)は、それぞれタイヤ側ユニットを図4のランフラット用支持体に取り付ける他の例を示す断面図である。
図6(a),(b)は、それぞれタイヤ側ユニットを図4のランフラット用支持体に取り付ける更に他の例を示す要部拡大断面図である。
図7は、タイヤ側ユニットをランフラット用支持体の金属製支持部材に取り付けた例を示す要部断面図である。
図8は、本発明のタイヤ警報装置の他の実施形態を示す説明図である。
図9は、タイヤ内圧に応じて危険度を評価する評価関数f1を示すグラフ図である。
図10は、車両走行速度に応じて危険度を評価する評価関数f2を示すグラフ図である。
図11は、タイヤ温度に応じて危険度を評価する評価関数f3を示すグラフ図である。
図12は、総合評価関数f4の一例を示すグラフ図である。
図1,2において、1はランフラット走行を可能にした空気入りタイヤ、2は空気入りタイヤ1をホイールWのリムRに組み付けたタイヤ/ホイール組立体X内に配置するタイヤ側ユニット、3は車両に装着する車両側ユニットである。
空気入りタイヤ1は、タイヤ内側にインナーライナー層4が配置され、その外側に左右のビード部5間に延設されたカーカス層6が設けられている。カーカス層6の両端部がビード部5に埋設されたビードコア7の周りにビードフィラー8を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り返されている。
トレッド部9のカーカス層6外周側にはベルト層10が配設され、その外周側にベルトカバー層11が設けられている。両サイドウォール部12には、インナーライナー層4とカーカス層6との間にランフラット走行を可能にするゴムからなる断面三日月状の補強層13がそれぞれ配置され、ランフラット走行時にこの補強層13で荷重を支持することによりランフラット走行できるようにしている。
タイヤ側ユニット2は、タイヤの温度を検出するタイヤ温度センサー14と空気入りタイヤ1の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー60、及びセンサー14,60で検出された検出信号を車両側ユニット3に送信する送信手段15を備えている。送信手段15は、送信機15Aとアンテナ15Bを有し、アンテナ15Bから所定の時間間隔で断続的に検出信号を車両側ユニット3に送信するようになっている。
タイヤ側ユニット2は、補強層13に対面するサイドウォール部12の内面領域12aに装着され、タイヤ温度センサー14をランフラット走行の限界を左右する補強層13の近傍に配置するようにしている。
車両側ユニット3は、アンテナ15Bから送信された検出信号を受信するアンテナ17Aと受信機17Bとからなる受信手段17、検出した温度信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段19、処理手段19でランフラット走行限界領域に達したと判定した際にそれをドライバーに報知する警告手段20を備えている。
処理手段19に接続された記憶部21には、ランフラット走行限界領域に対応する、予め設定した限界温度データが記憶してあり、処理手段19ではタイヤ温度センサー14で検出された信号の温度データの値と記憶部21の限界温度データの値とを比較し、検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えると、ランフラット走行限界領域に達したと判定し、警告手段20に作動信号を出力する。警告手段20は、その入力を受けると、ドライバーにランフラット走行限界であることを音や光などにより警告するようになっている。処理手段19には、時間情報データを供給するクロック手段22が接続され、処理手段19から記憶部21に逐次入力された温度データが、温度の時刻歴データとして記憶部21に蓄積されるようになっている。
また、処理手段19では、タイヤ内圧センサー60で検出した圧力値が予め記憶部21に記憶した所定の閾値を下回るか否か判定し、検出した圧力値が所定の閾値未満であると、ランフラット走行状態にあると判定する。そして、この判定に基づいて、上述した温度データに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する。
更に、処理手段19では、タイヤ温度センサー14で検出された温度信号のデータ値が上記限界温度のデータ値を超えていない場合、記憶部21に蓄積された温度の時刻歴データにおいて、最新の温度データから少なくとも3点前までの温度データを用いて、温度の時刻歴データの区分近似関数f0を求める(図3参照)。近似関数f0に使用される関数は、具体的には2次以上の多項式、例えば、f0=at2+bt+cやf0=atm+cなどを好ましく用いることができる。但し、a,b,c,mは係数、tは時間(秒)であり、各係数はその関数形に従って最小二乗法等により求めることができる。ここで、温度変化に上昇する傾向もしくは横ばいの傾向がみられる場合、即ち上記関数形を用いた場合において、a≧0であるような場合は、現時点でランフラット走行限界に達していなくても、時間を経るとランフラット走行限界に達する可能性が高いため、近似関数f0を用いて外挿法により最新の温度データ以降の温度の値を時系列的に予想する。予測した温度の値が限界温度データの値に達するまでの時間を算出し、その算出した時間が処理手段19に接続された表示手段23に表示され、ランフラット走行限界領域に達するまでの時間を推定してドライバーに知らせる。温度変化に降下する傾向がみられる場合、即ち上記関数形を用いた場合において、a<0であるような場合は、ランフラット走行限界に達するまでの時間を推定しない。
記憶部21に記憶させる限界温度データの値は、タイヤサイズや構造により適宜選択されるが、一般に50〜150℃の範囲から選択することができる。また、最新の温度データから少なくとも3点前までの温度データとしたのは、急激な温度変化をより正確に捉えるためである。好ましくは、最新の温度データから5点前位までの温度データを用いるようにするのがよい。
上述した空気入りタイヤ1では、ランフラット走行時に荷重を支持する補強層13が破壊されると、ランフラット走行が不能になるが、その破壊に至る過程において、繰り返し大きく変形する補強層13の発熱が極めて大きく、他の部分より温度が大幅に上昇する。その温度が高いほどランフラット走行限界となる危険度が高くなる。
本発明では、その知見に基づき、タイヤ温度センサー14を有するタイヤ側ユニット2を補強層13近傍のサイドウォール部12の内面領域12aに配置し、タイヤの温度として補強層13の発熱温度をタイヤ温度センサー14により正確に測定できるようにし、その温度データを用いて処理手段19でランフラット走行限界を判定することができるようにしたので、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界を精度良く警告することが可能になる。
また、タイヤ温度センサー14で検出された温度信号のデータ値が限界温度のデータ値を超えていない場合には、ランフラット走行限界領域に達するまでの時間を予測することができるので、ドライバーに予めランフラット走行限界を知らせ、タイヤ交換時期の情報を提供することができる。
図4は、上述した本発明のタイヤ警報装置を、ランフラット走行時に空気入りタイヤ31を支持するランフラット用支持体32をホイールWのリムRに取り付けたタイヤ/ホイール組立体X’に使用したものである。空気入りタイヤ31は、上述した補強層13がない一般的な構造のものである。
ランフラット用支持体32は、金属、樹脂などの剛性材から形成された環状シェル33と、ゴム、弾性樹脂などの弾性材から形成された左右の弾性リング34とから構成されている。タイヤ/ホイール組立体X’が車両に装着されて走行中に空気入りタイヤ31がパンクすると、そのパンクして潰れた空気入りタイヤ31のトレッド部31aが環状シェル33の外周側の支持領域33Xで支持された状態になり、ランフラット走行を可能にしている。
上記のようなタイヤ/ホイール組立体X’では、ランフラット走行時に環状シェル33と繰り返し接触するトレッド部31aが発熱して破壊され、ランフラット走行が不能になる。そこで、タイヤ側ユニット2を、トレッド部31aと接触して支持する環状シェル33の支持領域33Xに配置するようにしたのである。図示する例では、環状シェル33の支持領域33Xがシェル幅方向に並べた2つの凸状支持部33Aを凹状接続部33Bで接続して構成されており、その凹状接続部33Bの内面にタイヤ側ユニット2を取り付けている。
タイヤ側ユニット2は、図5(a)に示すように、凹状接続部33Bの外面に装着してもよく、また、図5(b)に示すように、凸状支持部33Aの内面に配置するようにしてもよい。
タイヤ側ユニット2は、更に、図6(a)に示すように、環状シェル33の外面に形成した凹部35内にタイヤ側ユニット2を配置してもよく、また、図6(b)に示すように、環状シェル33の内面に形成した凹部35内にタイヤ側ユニット2を配置するようにしてもよい。このように凹部35内にタイヤ側ユニット2を収容することで、タイヤ側ユニット2を支持領域33Xの凸状支持部33Aの凸端部外面に取り付け、ランフラット走行時に発熱するトレッド部31aに極力近づけた位置に配置することが可能になる。
また、環状シェル33が金属製支持部材から構成される場合には、熱伝導が極めて良好なため、タイヤ側ユニット2を破損しない箇所であれば環状シェル33のいずれの位置に、例えば、図7に示すように支持領域33Xから外れた弾性リング34近傍の環状シェル33の表面に配置してもよい。
このようにランフラット走行時に空気入りタイヤ31を支持するランフラット用支持体32をリムRに取り付けたタイヤ/ホイール組立体X’にも本発明のタイヤ警報装置を好適に使用することができる。
また、ランフラット用支持体32は、上述した構造のものに限定されず、例えば、リムRに取り付けたT字状やI字状の中子などからなるランフラット用支持体であってもよい。
図8は、本発明のタイヤ警報装置の他の実施形態を示し、42はタイヤ/ホイール組立体X,X’内に配置するタイヤ側ユニット、43は車両に装着する車両側ユニットである。
上記と同様の位置に取り付けられるタイヤ側ユニット42は、タイヤ温度を検出するタイヤ温度センサー44と、空気入りタイヤの空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー45、及びタイヤ温度センサー44とタイヤ内圧センサー45で検出された信号を車両側ユニット43に送信する送信手段46を備えている。送信手段46は、送信機46Aとアンテナ46Bを有し、アンテナ46Bから所定の時間間隔で断続的に検出信号を車両側ユニット43に送信するようになっている。
車両側ユニット43は、アンテナ46Aから送信された検出信号を受信するアンテナ48Aと受信機48Bを有する受信手段48、車両から車両走行速度を取得する速度取得手段50、受信手段48から入力されるタイヤ温度の検出信号とタイヤ内圧の検出信号、及び速度取得手段50からの検出信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段51、処理手段51でランフラット走行限界領域に達したと判定した際にそれをドライバーに報知する警告手段52、時間情報データを処理手段51に供給するクロック手段53、及び記憶部54を備えている。
処理手段51に接続された記憶部54には処理手段51から出力された圧力、速度、温度のデータが、時刻歴データとして蓄積されるようになっている。
また、記憶部54には、タイヤ内圧に応じて危険度を評価する評価関数f1、車両走行速度に応じて危険度を評価する評価関数f2、及びタイヤ温度に応じて危険度を評価する評価関数f3が記憶されている。これらの評価関数は実験から求められるものであり、各評価関数の一例を図9,10,11に示す。
図9はタイヤ内圧に応じて危険度を評価する評価関数f1であり、この評価関数f1は内圧の増加と共に単調に減少する形で記述され、
f1=a1×e−C1xP
で表される。式中、a1は正の実数値からなる定数で10−1〜101の範囲、C1は定数で2.0〜8.0の範囲を好ましく使用することができる。Pは実際のタイヤ空気圧(kPa)/タイヤ設定空気圧(kPa)の比、eは自然対数である。定数a1,C1は、タイヤサイズや構造等によって決まる値である。実際のタイヤ空気圧は、タイヤ内圧センサー45で検出された値が使用される。なお、図9のグラフ図における横軸は実際のタイヤ空気圧/タイヤ設定空気圧の比P、縦軸は危険度である。
図10は車両走行速度に応じて危険度を評価する評価関数f2であり、この評価関数f2は車両走行速度の増加と共に単調に増加する形で記述され、
f2=a2×VC2
で表される。式中、a2は正の実数値からなる定数で10−1〜101の範囲、C2は定数で1.5〜3.5の範囲を好ましく使用することができる。Vは車両の走行速度(km/h)と基準速度(100km/h)の比(車両の走行速度/100)である。定数a2,C2も、タイヤサイズや構造等によって決まる値である。車両の走行速度は、速度取得手段50で得られた値が用いられる。なお、図10のグラフ図における横軸は上記V、縦軸は危険度である。
図11はタイヤ温度に応じて危険度を評価する評価関数f3であり、この評価関数f3は、温度の増加と共に単調に増加する形で記述され、
f3=a3×TC3
で表される。式中、a3は正の実数値からなる定数で4〜256の範囲、C2は定数で1〜4の範囲を好ましく使用することができる。Tはタイヤ温度(℃)と基準温度(25℃)との比(タイヤ温度/25)である。定数a3,C3もタイヤサイズや構造等によって決まる値である。タイヤ温度は、タイヤ温度センサー44で得られた値が用いられる。なお、図11のグラフ図における横軸は上記T、縦軸は危険度である。
処理手段51は、上記評価関数f1,f2,f3を組み合わせて、以下の式で表される式を作成し、これを総合危険度を評価する総合評価関数f4とする。図11にその一例をグラフ図にして示す。横軸は時間t、縦軸は総合危険度である。
f4=m1×a1×e−C1xPt+m2×a2×Vt C2
+m3×a3×Tt C3
但し、m1〜m3は、重み付けの係数であり、通常はm1〜m3=1が用いられるが、タイヤサイズや構造などによって内圧、速度、温度の寄与が異なる場合には、それに応じて適宜変更する。その場合、一般に1〜10の範囲から選択することができる。また、Pt、Vt、Ttは、それぞれ各時刻におけるタイヤ内圧センサー45、速度取得手段50、タイヤ温度センサー44で得られた値である。
次いで、下記式で表すように、総合評価関数f4において、最新の時刻t2のデータより一つ前のデータにおける時刻t1と、それから時間t0さかのぼった時刻t1−t0の区間の時間積分値Ft=t1を算出する。時間t0は、タイヤ側ユニット42から断続的に得られたデータにおいて、積分する区間のデータ数が5点〜100点位となる時間の範囲を好ましく用いることができる。例えば、5秒間隔でデータが得られる場合には、25秒〜500秒位の範囲とすることができる。時間t0が小さすぎても大きすぎても正確な判断ができない。特に大きすぎると急激に温度が変化した際に正確な判断ができない恐れがある。
更に、積分値Ft=t1からランフラット走行限界の判定に用いる基準値fcを下記式により求める。
fc=Ft=t1/t0
次いで、最新の時刻t2における総合評価関数f4の値ft2と基準値fc、及び記憶部54に予め記憶させた限界値Lを用いて下記の式を満たす場合には、ランフラット限界領域に達していると判定し、警告手段52がドライバーにランフラット走行限界であることを警告する。
ft2/fc>L
なお、限界値Lは、補強層13のあるタイヤの場合は、補強層13の厚さ、物性等、補強層13のないタイヤで、ランフラット用支持体32を用いる場合は、ランフラット用支持体32の環状シェル33の材質・厚さ・形状等、弾性リング34の材質・厚さ・形状等により決定されるが、その範囲は2〜5の範囲で適宜設定される。
逐次算出された総合評価関数f4の値は、処理手段51から記憶部54に逐次入力され、時刻歴データとして蓄積される。
また、処理手段51では、タイヤ内圧センサー45で検出した圧力値が予め記憶部54に記憶した所定の閾値を下回るか否か判定し、検出した圧力値が所定の閾値未満であると、ランフラット走行状態にあると判定する。ランフラット走行状態にあると判定した場合に、上述したランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する
更に、処理手段51では、危険度の限界値を超えていないと判断した場合、記憶部54に蓄積された総合評価関数f4の値の時刻歴データにおいて、最新のデータから少なくとも3点前までのデータを用いて、総合評価関数f4の区分近似関数f’4を求め、次いでその区分近似関数f’4を用いて外挿法により最新のデータ以降の総合評価関数f4の値を時系列的に予測する。該近似関数f’4は、2次以上の多項式、例えば、f’4=Ax2+Bx+Cやf’4=Axn+Cなどを好ましく用いることができる。但し、A,B,C,nは係数、xは時間(秒)、各係数はその関数形に従って最小二乗法等により求めることができる。
処理手段51では、時系列的に予測した値と限界値Lを用いて、ランフラット限界領域に達するまでの時間を算出し、その算出した時間が処理手段51に接続された表示手段55に表示され、ランフラット走行限界領域に達するまでの時間を推定するようになっている。
本発明者は、ランフラット走行時における限界について鋭意検討し、種々の実験を重ねた結果、以下のことを知見した。
即ち、タイヤ内圧が低いほどランフラット走行限界となる危険度が高く、車両の走行速度が速いほどランフラット走行限界となる危険度が大きくなり、またタイヤ温度が高くなるほどランフラット走行限界となる危険度が増大し、このような危険度を評価する評価関数f1,f2,f3が、上述した非線形に変化する式で表すことができることを見出した。
更に、これらの評価関数f1,f2,f3は、互いに相関関係があり、上述した時間を変数とする総合評価関数f4として関係付けることができ、その時間積分値Ft=t1と予め設定した限界値Lとに基づいて、上述したようにランフラット走行限界を判定することで、ランフラット走行時における限界を精度良く判定することができるのである。
上述した総合評価関数f4は重み付けの係数m1〜m3をf1〜f3にそれぞれ掛け合わせた積の和で規定したが、
f4=a1×e−C1xPtxm1+a2×Vt C2xm2+a3×Tt C3xm3
となる総合評価関数f4であってもよい。但し、限界値Lはその式に応じて変更した値となる。
このように本発明の他の実施形態では、相関する評価関数f1,f2,f3より得られる総合評価関数f4の時間積分値と予め設定した限界値Lとに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定することで、ランフラット走行時にドライバーにランフラット走行限界を一層精度よく警告することが可能になる。
また、ランフラット走行限界領域に達するまでの時間を予測することができるので、ドライバーに予めランフラット走行限界を知らせ、タイヤ交換時期の情報を提供することができる。
本発明において、タイヤ側ユニット42は、タイヤ温度センサー44を含むユニットと、タイヤ内圧センサー45を含むユニットとを別々に構成にし、タイヤ温度センサー44を含むユニットを上記ように高発熱部位の近傍に取り付け、タイヤ内圧センサー45を含むユニットはリムRなどに設置するようにしてもよい。
記憶部54には、新車購入時点、あるいはタイヤ交換時点でのタイヤ内圧を車両の指定空気圧(車両に記載された空気圧、その記載がない場合はJATMA(2002年)に記載の空気圧)に設定した後、最大1000km程度まで走行したタイヤ初期時のタイヤ内圧、走行速度、タイヤ温度のデータをそれぞれマップデータとして記憶させ、処理手段51が、各マップデータの平均値をそれぞれタイヤ内圧、走行速度、タイヤ温度の基準データとして算出し、タイヤ初期以降の走行時に得られるタイヤ内圧、走行速度、タイヤ温度のデータと基準データとの値を比較して、基準データとのずれ量を算出するように構成するのがよい。これにより、タイヤ初期後の通常走行時におけるタイヤの状態を容易に検証することができる。
以上、タイヤ警報装置の好ましい実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されず、他の態様であってもよいことはいうまでもなく、添付の請求の範囲によって規定されるものである。
Claims (16)
- サイドウォール部(12)にランフラット走行を可能にする補強層(13)を配置した空気入りタイヤ(1)のランフラット走行限界をランフラット走行時に警告するタイヤ警報装置であって、
前記補強層(13)に対面するサイドウォール部(12)の内面に配置されるタイヤ温度センサー(14)、該タイヤ温度センサー(14)が検出した信号を送信する送信手段及び前記空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(60)を備えたタイヤ側ユニット(2)と、
前記送信手段からの信号を受信する受信手段(17)、該受信手段(17)に順に接続する処理手段(19)及び警告手段(20)、並びにランフラット走行限界領域に対応する予め設定された限界温度データ及び所定の閾値を記憶し、かつ前記処理手段(19)を通じて入力された温度データを温度の時刻歴データとして蓄積する記憶部(21)を備えた車両側ユニット(3)とを有し、
前記処理手段(19)は、前記タイヤ温度センサー(14)で検出された信号の温度データの値と限界温度データの値とを比較し、
検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えている場合には、ランフラット走行限界領域に達したと判定して前記警告手段(20)に作動信号を出力し、
前記検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えていない場合には、ランフラット走行限界領域に達していないと判定し、前記記憶部(21)に蓄積された温度の時刻歴データにおいて、最新の温度データから少なくとも3点前までの温度データを用いて、温度の時刻歴データの区分近似関数を求め、この近似関数を用いて外挿法により最新の温度データ以降の温度の値を時系列的に予測し、予測した温度の値が限界温度データの値に達するまでの時間を算出し、
かつ、前記処理手段(19)は、前記タイヤ内圧センサー(60)で検出した圧力値が所定の閾値を下回るか否かを判定し、検出した圧力値が前記所定の閾値未満である場合には、ランフラット走行状態にあると判定し、前記処理手段(19)を通じて入力された温度データに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定するタイヤ警報装置。 - サイドウォール部(12)にランフラット走行を可能にする補強層(13)を配置した空気入りタイヤ(1)のランフラット走行限界をランフラット走行時に警告するタイヤ警報装置であって、
前記補強層(13)に対面するサイドウォール部(12)の内面に配置されるタイヤ温度センサー(44)と、空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(45)と、該空気入りタイヤ(1)を装着した車両の走行速度を取得する速度取得手段(50)と、前記タイヤ温度センサー(44)、タイヤ内圧センサー(45)及び速度取得手段(50)からの検出信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段(51)と、該処理手段(51)がランフラット走行限界領域に達したと判定した場合に警告を発する警告手段(52)とを備えたタイヤ警報装置。 - ランフラット走行時にホイールWのリムRに取り付けたランフラット用支持体(32)により支持される空気入りタイヤ(1)のランフラット走行限界を警告するタイヤ警報装置であって、前記ランフラット用支持体が前記空気入りタイヤ(1)と接触して支持する支持領域(33X)に配置されるタイヤ温度センサー(14、44)を備えたタイヤ警報装置。
- ランフラット走行時にホイールWのリムWに取り付けたランフラット用支持体(32)の金属製支持部材により支持される空気入りタイヤ(1)のランフラット走行限界を警告するタイヤ警報装置であって、
前記金属製支持部材に配置されるタイヤ温度センサー(14)、該タイヤ温度センサー(14)が検出した信号を送信する送信手段及び前記空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(60)を備えたタイヤ側ユニット(2)と、
前記送信手段からの信号を受信する受信手段(17)、該受信手段(17)に順に接続 する処理手段(19)及び警告手段(20)、並びにランフラット走行限界領域に対応する予め設定された限界温度データ及び所定の閾値を記憶し、かつ前記処理手段(19)を通じて入力された温度データを温度の時刻歴データとして蓄積する記憶部(21)を備えた車両側ユニット(3)とを有し、
前記処理手段(19)は、前記タイヤ温度センサー(14)で検出された信号の温度データの値と限界温度データの値とを比較し、
検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えている場合には、ランフラット走行限界領域に達したと判定して前記警告手段(20)に作動信号を出力し、
前記検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えていない場合には、ランフラット走行限界領域に達していないと判定し、前記記憶部(21)に蓄積された温度の時刻歴データにおいて、最新の温度データから少なくとも3点前までの温度データを用いて、温度の時刻歴データの区分近似関数を求め、この近似関数を用いて外挿法により最新の温度データ以降の温度の値を時系列的に予測し、予測した温度の値が限界温度データの値に達するまでの時間を算出し、
かつ、前記処理手段(19)は、前記タイヤ内圧センサー(60)で検出した圧力値が所定の閾値を下回るか否かを判定し、検出した圧力値が前記所定の閾値未満である場合には、ランフラット走行状態にあると判定し、前記処理手段(19)を通じて入力された温度データに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定するタイヤ警報装置。 - ランフラット走行時にホイールWのリムRに取り付けたランフラット用支持体(32)の金属製支持部材により支持される空気入りタイヤ(1)のランフラット走行限界を警告するタイヤ警報装置であって、
前記金属製支持部材に配置されるタイヤ温度センサー(44)と、空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(45)と、該空気入りタイヤ(1)を装着した車両の走行速度を取得する速度取得手段(50)と、前記タイヤ温度センサー(44)、タイヤ内圧センサー(45)及び速度取得手段(50)からの検出信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段(51)と、該処理手段(51)がランフラット走行限界領域に達したと判定した際に警告を発する警告手段(52)とを備えたタイヤ警報装置。 - 前記タイヤ温度センサー(14)により検出された信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段(19)と、該処理手段(19)がランフラット走行限界領域に達したと判定した場合に警告を発する警告手段(20)とを備える請求項3に記載のタイヤ警報装置。
- 前記タイヤ温度センサー(14)及び該タイヤ温度センサー(14)で検出した信号を送信する送信手段(15)を備えたタイヤ側ユニット(2)と、該送信手段(15)からの信号を受信する受信手段(17)、前記処理手段(19)及び前記警告手段(20)を備えた車両側ユニット(3)とを有する請求項6に記載のタイヤ警報装置。
- 前記車両側ユニット(3)は、ランフラット走行限界領域に対応する予め設定した限界温度データを記憶する記憶部(21)を有し、前記処理手段(19)が前記タイヤ温度センサー(14)で検出された信号の温度データの値と限界温度データの値とを比較し、検出信号の温度データの値が限界温度データの値を超えた場合にはランフラット走行限界領域に達したと判定する請求項7に記載のタイヤ警報装置。
- 前記空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(60)を有し、前記処理手段(19)は、該タイヤ内圧センサー(60)で検出した圧力値が所定の閾値を下回るか否かを判定し、検出した圧力値が所定の閾値未満である場合にはランフラット走行状態にあると判定し、前記処理手段(19)を通じて入力された温度データに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する請求項8に記載のタイヤ警報装置。
- 前記記憶部(21)は、前記処理手段(19)を通じて入力された温度データを温度の時刻歴データとして蓄積すると共に、該処理手段(19)は、ランフラット走行限界領域に達していないと判定した場合には、該記憶部(21)に蓄積された温度の時刻歴データにおいて、最新の温度データから少なくとも3点前までの温度データを用いて、温度の時刻歴データの区分近似関数を求め、この近似関数を用いて外挿法により最新の温度データ以降の温度の値を時系列的に予測し、予測した温度の値が限界温度データの値に達するまでの時間を算出する請求項9に記載のタイヤ警報装置。
- 前記空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力を検出するタイヤ内圧センサー(45)と、該空気入りタイヤ(1)を装着した車両の走行速度を取得する速度取得手段(50)と、前記タイヤ温度センサー(44)、タイヤ内圧センサー(45)及び速度取得手段(50)からの検出信号に基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する処理手段(51)と、該処理手段(51)がランフラット走行限界領域に達したと判定した場合に警告を発する警告手段(52)とを備えた請求項3に記載のタイヤ警報装置。
- 前記処理手段(51)が、前記空気入りタイヤ(1)の空洞部内の圧力に応じて危険度を評価する評価関数f1と、走行速度に応じて危険度を評価する評価関数f2と、タイヤ温度に応じて危険度を評価する評価関数f3とを組み合わせて時間を変数とする総合評価関数f4を時間で積分した時間積分値を算出し、該時間積分値と予め設定した限界値Lとに基づいてランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する請求項5又は11に記載のタイヤ警報装置。
- 予め設定した限界値Lを記憶する記憶部(54)を有し、前記処理手段(51)が前記時間積分値と限界値Lとを比較し、前記時間積分値が前記限界値Lを超えた場合には、ランフラット走行限界領域に達したと判定する請求項12に記載のタイヤ警報装置。
- 前記記憶部(54)は所定の閾値を記憶し、前記処理手段(51)は、前記タイヤ内圧センサー(45)で検出した圧力値が所定の閾値を下回るか否かを判定し、検出した圧力値が前記所定の閾値未満である場合には、ランフラット走行状態にあると判定し、ランフラット走行限界領域に達したか否かを判定する請求項13に記載のタイヤ警報装置。
- 前記記憶部(54)は総合評価関数f4の値の時刻歴データを蓄積し、前記処理手段(51)は、ランフラット走行限界領域に達していないと判定した場合には、該記憶部(54)に蓄積された総合評価関数f4の値の時刻歴データにおいて、最新のデータから少なくとも3点前までのデータを用いて、総合評価関数f4の区分近似関数f’4を求め、その区分近似関数f’4を用いて外挿法により最新のデータ以降の総合評価関数f4の値を時系列的に予測し、時系列的に予測した値と限界値Lを用いて、ランフラット限界領域に達するまでの時間を算出する請求項14に記載のタイヤ警報装置。
- 前記タイヤ温度センサー(44)及びタイヤ内圧センサー(45)並びに該タイヤ温度センサー(44)及びタイヤ内圧センサー(45)で検出した信号を送信する送信手段(46)を備えたタイヤ側ユニット(42)と、該送信手段(46)からの信号を受信する受信手段(48)、前記処理手段(51)及び前記警告手段(52)を備えた車両側ユニット(43)とを有する請求項2、5、11、12、13、14又は15に記載のタイヤ警報装置。
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