JP4486178B2 - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

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    • F04B1/053Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement with actuating or actuated elements at the inner ends of the cylinders

Description

【0001】
【産業の利用分野】
本発明は、カム軸の回転軸に対して半径方向に整列されたシリンダと、シリンダ内でばね部材の力に抗して半径方向可動に配設されたピストンとを有し、ピストンがカムの回転運動により半径方向外側へ、ばね部材により半径方向内側へ押圧され、ピストンがピストンの半径方向内側位置で圧送媒体の入口室と連絡する少なくとも1個の入口を有し、ピストンの半径方向外向き運動で圧送媒体が吐出領域に押し込まれ、カム軸がカムの両側に配設したすべり軸受に支承され、引張手段により駆動されるラジアルピストンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
上位概念に基づく種類のラジアルピストンポンプは知られている。シリンダ内のピストンの交互の半径方向内向き又は外向き運動によって、周知のように圧送媒体例えば油が送給される。このようなラジアルピストンポンプは例えば自動車で車高調整系統のために使用される。この場合ラジアルピストンポンプの駆動は自動車の内燃機関により駆動されるベルト伝動装置によって行われる。ラジアルピストンポンプのカム軸の回転運動を発生するために、ベルトがラジアルピストンポンプの駆動輪に作用する。この場合ラジアルピストンポンプの配列に従ってベルト伝動装置により、半径方向方向ベクトルを有するベルト力がカム軸に作用する。このベルト力の方向ベクトルと絶対値はおおむね一定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
また、ラジアルピストンポンプのピストンによって伝達される液圧力がカム軸に負荷される。この液圧力も半径方向方向ベクトルを有する。ラジアルピストンポンプのピストンの数に応じて、部分液圧力からなるラジアルピストンポンプの合成液圧力が生じる。この場合この合成液圧力の大きさと方向ベクトルは、ラジアルピストンポンプを規定通りに使用するときに回転するカム軸の回転数に従って変化する。定常なベルト力に可変の液圧力が重なるから、これから合成される可変の半径方向力がカム軸に働く。カム軸を支えるすべり軸受によってこの半径方向合力(以下では支持力とも称する)を取除かなければならない。
【0004】
ラジアルピストンポンプのポンプ容量が大きく、液圧が大きければ、これから生じる液圧力はベルト力より大きな値を取り、液圧力の作用方向に応じて、カム軸に作用する合力の方向の変化を生じる。このためカム軸は液圧力によって、ベルト力に抗してすべり軸受に押し付けられる。この場合実際の合成液圧力はカム軸の合成支持力の方向ベクトルを決定し、それとともにすべり軸受内のカム軸の位置を定める。
【0005】
この場合すべり軸受内のカム軸の位置の変化によって摩耗が増すだけでなく、騒音発生いわゆるノッキングが生じる欠点がある。特にラジアルピストンポンプが吸込みを絞られ、大幅に抑制されて操作されるときは、ラジアルピストンポンプのどのピストンも圧送媒体を送給しないため、液圧力の欠如によりカム軸の整列がベルト力だけで行われる段階が現れる。この段階の開始又は終了とともに合成支持力の方向ベクトルが突然変化するから、すべり軸受内でカム軸の往復動が起こる。
【0006】
またカム軸に作用する液圧力は、絶対値と方向ベクトルのいずれについても、連続的にではなく急激に変化する。ラジアルピストンポンプのピストンが送給を開始するか中止するかによって、液圧力とベルト力との重なりから生じる合成支持力が急変する。
【0007】
ラジアルピストンポンプのカム軸のすべり軸受を圧送媒体、例えば油で潤滑することは知られている。特に吸込調節式ラジアルピストンポンプではたいていこの油が著しく泡立つので、圧送媒体の封入空気によってすべり軸受内のカム軸に混合摩擦が生じる。この混合摩擦はすべり軸受内のカム軸の上述の衝撃を緩衝するには十分でない。
【0008】
本発明の根底にあるのは、構造が簡単であり、カム軸に作用する液圧力の変化で起こるすべり軸受内のカム軸の衝撃が防止される上位概念に基づく種類のラジアルピストンポンプを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に基づき、この課題は、請求項1に挙げた特徴を有するラジアルピストンポンプによって解決される。ラジアルピストンポンプの吐出領域と少なくとも一方のすべり軸受との間に圧力連絡路があることによって、すべり軸受とカム軸の間の軸受すきまに切れ目のない油膜を供給することが可能であり、それがカム軸の半径方向運動の緩衝をもたらすという利点がある。これによってカム軸とすべり軸受の機械的接触による騒音発生が回避されるから、ラジアルピストンポンプが全体として低騒音で動作し、特にカム軸に作用する液圧力とベルト力の重なりによるノッキングを抑制することができる。
【0010】
本発明の好適な実施態様では圧力連絡路がラジアルピストンポンプのケーシングに穿設した通路からなり、この通路の少なくとも1つの出口がすべり軸受に接続するようになっている。これによってラジアルピストンポンプの吐出領域からすべり軸受へと圧送媒体の体積流れを形成し、それがすべり軸受の潤滑と緩衝を受け持つことが可能になる。
【0011】
特に圧送媒体をすべり軸受の半径方向中央区域に導くならば好都合である。これによってすべり軸受の全軸受面によく配分することができるので、特に良好な緩衝と潤滑が得られる。
【0012】
本発明の別の好適な実施態様では、圧力連絡路がカム軸に作用する引張手段の力、特にベルト張力の方向ベクトルに対して±90°好ましくは±50°特に±30°の区域に接続するようになっている。こうして特にカム軸がベルト張力により軸受胴に押し付けられるすべり軸受区域でまず圧力の上昇が起こるから、ベルト張力の方向にすべり軸受の特に良好な緩衝を生じさせることができるという利点がある。
【0013】
また本発明の好適な実施態様では、圧力連絡路がすべり軸受の周囲に好ましくは対称に配列された複数個の開口に接続するようになっている。これによってカム軸とすべり軸受の間の軸受すきまに均一な油膜を形成することができるから、特に大きな液圧力にベルト張力が逆向きに重なるラジアルピストンポンプでは、すべての半径方向にすべり軸受の大きな緩衝が可能であるという利点がある。
【0014】
本発明のその他の好適な実施態様は従属請求項に挙げたその他の特徴で明らかである。
【0015】
次に本発明の実施例を付属の図面に基づき詳述する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1にラジアルピストンポンプ10の断面図を示す。ラジアルピストンポンプ10は段付き穴14を穿設したケーシング12を有する。段付き穴14を形成するために、ケーシング12は以下で詳述しない複数個の部材からなることができる。これらの部材は適当な手段で互いに耐圧結合されている。段付き穴14は、カム18を担持するカム軸16を収容するために利用される。カム軸16を支えるためのすべり軸受20又は22がカム18の両側に配設されている。該すべり軸受は夫々ケーシング12の段付き穴14に挿入、例えば圧入した軸受胴24からなる。カム軸16はすべり軸受20及び22の区域に大きな直径の部分26又は28を有する。この部分の外径は軸受胴24の内径に整合する。これらの直径は前記部分26、28又は軸受胴24の間に僅かな軸受すきま30が残るように互いに調整されている。軸受すきま30は後で改めて説明するように、すべり軸受20又は22のための潤滑剤を収容するために利用される。またカム軸16はカム軸16の耐圧支承を受け持つパッキン32又は34(図2参照)に通されている。
【0017】
カム18の区域には、カム軸16の回転軸38に対して半径方向に整列されたシリンダ36がケーシング12に穿設されている。異なるラジアルピストンポンプ10でシリンダ36の数は様々である。1個だけのシリンダ36又は複数個の場合によってはカム18の周囲に均一に配列されたシリンダ36を設けることができる。各シリンダ36の中には、ピストン40が通され、ばね部材42の力でカム18に押し付けられる。ばね部材42は、一方ではシリンダ36を閉じるストッパ44に、他方ではピストン40の底部46に支えられる。ピストン40はカップ状に形成され、開口部がストッパ44の方向に配設されている。ピストン40の壁部には、少なくとも1個の入口48が設けられ、図示の例ではピストン40の周囲に対称に4個の入口48が配列されている。
【0018】
シリンダ36から穴50が、ケーシング12に配設された環状路52に通じている。穴50と環状路52の間に弁54が配設され、その弁体がばね部材(図示しない)の力に抗して穴50と環状路52の間の連絡路を閉鎖する。環状路52はラジアルピストンポンプ10の吐出側接続部56と連絡する。
【0019】
段付き穴14はカム18の区域に入口室58を形成する。入口室58は少なくとも1個の通路60を介してラジアルピストンポンプ10の吸込側接続部57と連絡する。
【0020】
環状路52は回転軸38とおおむね平行の段付き穴62と連絡する。段付き穴62の小さな直径の部分64から分岐路66がすべり軸受20に通じている。部分64には、絞り68又はオリフィス(図示しない)が配設されている。段付き穴62の段70はストレーナ72を受ける。絞り68の直径は0.1ないし0.5mm特に0.15ないし0.3mmであることが好ましい。ストレーナ72の目開きはしぼり68の直径よりやや細かく、0.1ないし0.4mmであることが好ましい。
【0021】
すべり軸受20の軸受胴24は貫通孔74を有する。貫通孔74は一方では分岐路66と連絡し、他方では軸受胴24の同軸の環状溝76に接続する。環状溝76はカム軸16の前記部分26の方向に開放されている。
【0022】
カム軸16の延長部78はフランジ80を担持し、これに駆動輪82が少なくとも1個の固定手段84で固定される。駆動輪82はカップ形に形成され、ラジアルピストンポンプ10のケーシング12を取り囲む。駆動輪82はその自由端に図示しない駆動ベルトのための受け面86を有する。
【0023】
ピストン46は例えばスチールリングとして形成された軌道輪110に支えられる。軌道輪110はカム18に支えられる。カム18と軌道輪110の間にすべり軸受ブシュ112が配設され、軌道輪110に圧入されている。カム軸16は貫通孔114を有する。貫通孔114は一方ではカム18の周囲に接続し、他方ではラジアルピストンポンプ10の中の吸込領域と連絡する。該吸込領域は吸込側接続部57と連絡する。こうして例えば回転軸38に対してある角で通る穴として穿設された貫通孔114に、吸込側接続部57の圧力、例えばタンク圧力に相当する圧力が働く。貫通孔114は、カム18の軸方向長さで見て、その中央区域に接続することが好ましい。
【0024】
図1に示すラジアルピストンポンプ10は下記の機能を有する。
【0025】
ラジアルピストンポンプ10の一般的機能は知られているから、この明細書の範囲内ではこれに詳しく触れないことにする。引張手段であるベルト(図示しない)によって駆動輪32、それとともにカム軸16が回転させられる。カム軸16の回転に従ってその上に遊転不能に固設されたカム18が一緒に回転するから、カム18と接触するピストン40が偏心率に応じて半径方向に往復運動を行う。この場合ピストン40は、ばね部材42によってカム18と常に接触させられるから、交互の内向き及び外向きの半径方向運動が行われる。内向き運動では入口48が入口室58と連通されるから、ピストン40の内側室が送給される媒体例えば油で満たされる。ピストン40の続く半径方向外向き運動によって、この圧送媒体は、シリンダ36とピストン40に取り囲まれた室の容積の減少により、穴50に押し込まれる。こうして弁54が開放されるから、圧送媒体が環状路52に移動し、ここから段付き穴62を経てラジアルピストンポンプ10の吐出側接続部56に到達する。複数個のピストン50を配設した場合は、これらのピストンがすべて上述の原理により媒体を環状路52へ圧送する。従って、環状路52は、ラジアルピストンポンプ10の吐出領域にある。
【0026】
詳しくは後述する図2に示すように、段付き穴62、その部分64及び分岐路66によってすべり軸受20との圧力連絡路が構成される。この場合、部分64に配設されたしぼり68は、ポンプの前記吐出領域からすべり軸受20へ流れる圧送媒体の体積流れを制限するために使用される。すべり軸受20は入口室58の方向に密封されていないから、ラジアルピストンポンプ10の前記吐出領域と前記吸込領域との間にすべり軸受20を介して循環が生じる。この場合しぼり68の調整に従って正確な体積流れを整定することができる。絞り68に前置したストレーナ72によって、万一送られた不純物がすべり軸受20に入り込むことが回避される。不純物はストレーナ72で分離される。こうして絞り68の詰まりも回避される。
【0027】
すべり軸受20を通る体積流れが生じることによって、軸受すきま30に油膜(圧送媒体が油の場合)が供給される。軸受すきま30への油膜の配分は環状溝76によって行われる。環状溝76は好ましくは回転軸38と同軸に配列されており、部分26の軸方向長さの中央にある。この場合圧油が貫通孔74を経て環状溝76に押し込まれ、環状溝76に配分される。環状すきま30にある圧油はすべり軸受20の確実な潤滑をもたらす。すべり軸受20が泡立ちの少ない油でよく潤滑されるので、下記で改めて説明するベルト張力とカム軸16に作用する液圧力との重なりによって起こるカム軸16の衝撃運動が緩衝される。
【0028】
図示の実施例ではすべり軸受20にだけ圧油の流れが送り込まれる。別の実施例によれば、補助的に又は場合によっては専らすべり軸受22に圧油を送給することができる。そのためには、ラジアルピストンポンプ10の吐出領域からすべり軸受22へ、適当に調整された連絡路が設けられる。
【0029】
カム軸16に設けた貫通孔114によって、カム18とすべり軸受ブシュ112の間の潤滑を改善することができる。軌道輪110及びすべり軸受ブシュ112とカム18との間の相対速度が比較的高いので、耐用期間の増加と騒音の抑制のためにこの区域の潤滑が不可欠である。入口室58では送給される媒体(油)が著しく泡立っているから、十分な潤滑を行うにはこれだけでは不十分である。吸込まれた油流がすでに入口室58の前で絞られるので、入口室58の油は著しく泡立っている。このため入口室58では同時に負圧が働く。そこで貫通孔114から初期圧力(タンク圧力)を有する泡の少ない油がカム18とすべり軸受ブシュ112の間に到達させる。入口室58と貫通孔114の間の圧力勾配に基づき、すべり軸受ブシュ112の潤滑のために不断の油流が供給される。
【0030】
図2はラジアルピストンポンプ10の部分拡大詳細図を示し、特にラジアルピストンポンプ10の吐出領域とすべり軸受20の間の圧力連絡路の配列が示されている。図1と同じ部材は同じ参照符号を付し、改めて説明しない。
【0031】
特に図2ではラジアルピストンポンプ10の吐出領域(環状路52)と吸込領域(入口室58)の間の圧力連絡を矢印88で明示した。この圧力連絡88は段付き穴62、その部分64、分岐路66、貫通孔74、環状溝76、軸受すきま30を経て入口室58へと行われる。
【0032】
図3ないし図6は、ラジアルピストンポンプ10のすべり軸受の他の実施例等を示し、カム軸16の部分26及びすべり軸受20の半径方向断面図を夫々示す。
【0033】
図3には軸受胴24の環状溝76に接続する貫通孔74が示されている。貫通孔74は分岐路66と連絡し、一方、分岐路66は前記段付き穴62の部分64に接続する。環状溝76によって圧油がカム軸16の部分26の全周に配分される。軸受すきま30の大きさは軸受の遊びに関係し、ここに環状溝76によって配分される。こうして部分26と軸受胴24との間にいわば圧油の薄い膜が形成される。従ってすべり軸受20に流体潤滑膜を形成するために十分な油があり、しかもこの油は泡があまり多くない。
【0034】
また図3にはベルト張力Fの方向ベクトルに相当する矢印90が記載されている。このベルト張力Fはカム軸16に作用し、駆動輪82へのベルト駆動装置(図示しない)の作用に関係する方向ベクトルを有する。ベルト張力Fの方向ベクトルは、例えば自動車の場合、ベルトを駆動する内燃機関に関するラジアルピストンポンプ10の取付け場所に関係する。ベルト張力Fの方向ベクトルと絶対値は理想的には一定である。図3に示す実施例では、貫通孔74がベルト張力Fの作用方向のほぼ反対側で環状溝76に接続する。別の実施例によれば貫通孔74がベルト張力Fの作用方向に関して任意の位置で環状溝76に接続することができる。
【0035】
ラジアルピストンポンプ10の公知の取付け位置で、ラジアルピストンポンプ10の前記吐出領域とすべり軸受20の間に圧力連絡路を適当に入れることによって、貫通孔74はベルト張力Fの作用方向に対して所定の位置で軸受すきま30に接続させることができる。
【0036】
図4にはベルト張力Fの作用方向に関して貫通孔74が接続する優先区域91が示されている。該区域91は方向ベクトル90との間に、カム軸16の回転方向とその逆方向に角αを挟む。図4に示す実施例では回転方向を時計回りに考えた(矢印92)。角αは例えば90°好ましくは50°、図示の実施例では特に30°である。図示の略図によれば角αの範囲内で、貫通孔74がベルト張力Fの作用方向90に対して回転方向に約10°の角βだけ食違いに配設されている。これによって圧油が、回転軸38から見て半径方向に、ほぼベルト張力Fの作用方向にある区域に流入することとなる。圧油はこの区域からすべり軸受20の全周にわたり軸受すきま30に配分される。圧油の体積流れのための断面積は貫通孔74の断面積から始まって、軸受すきま30の形成に従って入口室58(図2参照)の側へ増加するから、貫通孔74の接続部からの距離が増すにつれて僅かな圧力上昇が生じるであろう。ところがこの接続部がベルト張力Fに関連して上記の区域にあるならば、そこに最大の圧力上昇が起こるから、ベルト張力Fを補償することができる。特にベルト張力Fに、ベルト張力Fと同じ作用方向に働く液圧力が重なるならば、すべり軸受20の中のカム軸16の遊びの十分な緩衝が得られる。カム軸16の回転数、ラジアルピストンポンプ10の体積流れ及び回転方向92に同時にないしは逐次続くピストン40の数に応じて、液圧力の作用方向が絶対値に関しても方向ベクトルに関しても回転するから、図3及び図4には液圧力の作用方向を記載しない。該液圧力はベルト張力Fと重ね合わされて合成支持力を生じ、これによってカム軸16の部分26が軸受胴24に押し付けられる。この合成支持力も種々の値の回転する方向ベクトルを有する。その値は液圧力の瞬時方向ベクトルとベルト張力Fの定常な方向ベクトルに関係する。図形で見ると、回転軸38の周りに合成支持力が楕円形に経過する。軸受すきま30に導入された圧油によって、合成支持力の値と方向ベクトルに関係なく、すべり軸受20の中のカム軸16の部分26の半径方向運動の抑制が得られる。
【0037】
図4に示した実施例では環状溝76を配設しなかった。従って貫通孔74は直接に軸受すきま30に潤滑ポケットとして接続する。別の実施例によれば貫通孔74に対応する環状溝をカム軸16の部分26に配設することができる。
【0038】
図5は、カム軸16の最大圧力点Pmax に関する貫通孔74の配列を示す。ここで圧力点Pmax は、ベルト張力Fと前記液圧力の重なりに原因する最大の合成支持力FL が現れる点に相当する。圧力点Pmax はラジアルピストンポンプ10の取付け位置と理論的に計算できる最大液圧力から決定される。この場合貫通孔74は点98(半径方向上の点)の周辺に角γだけ回転方向92及びその逆方向にある区域96に接続し、点98は圧力点Pmax から角δだけ回転方向92の逆方向にある。これによって圧油は、角δに関して±γの角範囲で軸受すきま30に流入し、カム軸16の回転運動により最大圧力点Pmax の区域に引き込まれることとなる。こうして最大圧力点Pmax の区域で軸受すきま30に一定の高い圧力が形成され、それがすべり軸受20の中のカム軸16の運動を確実に緩衝する。角δは30°であることが好ましく、角γは15°であることが好ましい。
【0039】
図6はケーシング12に環状溝100を穿設した別の実施例を示す。 環状溝100に分岐路66が接続する。環状溝100は軸受胴24の周りに同軸に通っている。軸受胴24は環状溝100の区域に少なくとも1個、図示の例では6個の貫通孔102…を有し、これを通って圧油が軸受すきま30に到達する。貫通孔102はこの場合軸受胴24の周囲に対称に配列されている。別の実施例によれば最大圧力点Pmax の区域ないしはベルト張力Fの作用方向の区域で間隔を小さくして貫通孔102を配列することができる。
【0040】
図3ないし図6に示した異なる実施例を組合せることが可能である。特に別の実施例によれば軸受胴24が2個の部分軸受胴からなり、環状溝76を形成するために部分軸受胴を僅かな軸方向相互間隔で配列した構成とすることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明のラジアルピストンポンプは、すべり軸受とカム軸の間の軸受すきまに切れ目のない油膜を供給することができ、それがカム軸の半径方向運動の緩衝をもたらすことができるので、カム軸とすべり軸受の機械的接触による騒音発生が回避され、ラジアルピストンポンプが全体として低騒音で動作し、特にカム軸に作用する液圧力とベルト力の重なりによるノッキングを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラジアルピストンポンプの一実施形態の断面図。
【図2】図1によるラジアルピストンポンプの拡大断面図。
【図3】図1のラジアルピストンポンプのすべり軸受の他の実施例等の断面図。
【図4】図1のラジアルピストンポンプのすべり軸受の他の実施例の断面図。
【図5】図1のラジアルピストンポンプのすべり軸受の他の実施例の断面図。
【図6】図1のラジアルピストンポンプのすべり軸受の他の実施例の断面図。
【符号の説明】
10ラジアルピストンポンプ、12ケーシング、16カム軸、18カム、24軸受胴、30軸受すきま、36シリンダ、38回転軸、40ピストン、42ばね部材、48入口、58入口室、52吐出区域(環状路)、57吸込側接続部、62液体連絡路、64液体連絡路、66液体連絡路、68絞り、72ストレーナ、74貫通孔、76環状溝、88圧力連絡路、92カム軸の回転方向、98半径方向上の点、100環状溝、102貫通孔、110軌道輪、112すべり軸受ブシュ、114貫通孔

Claims (21)

  1. カム軸の回転軸に対して半径方向に整列されたシリンダと、該シリンダ内でばね部材の力に抗して半径方向可動に配設されたピストンとを有し、該ピストンが前記カムの回転運動により半径方向外側へ、前記ばね部材により半径方向内側へ押圧され、前記ピストンが該ピストンの半径方向内側位置で圧送媒体の入口室と連絡する少なくとも1個の入口を有し、前記ピストンの半径方向外向き運動で前記圧送媒体が吐出室に押し込まれ、前記カム軸が前記カムの両側に配設されたすべり軸受に支承され、引張手段を介して駆動されるラジアルピストンポンプにおいて、吐出区域(52)とすべり軸受(20、22)の少なくとも一方との間に圧力連絡路(88)が備えられ、
    前記圧力連絡路(88)が、ケーシング(12)に穿設された液体連絡路(62、64、66)からなり、該液体連絡路(62、64、66)が、少なくとも1個の出口を経てすべり軸受(20)に接続し、
    前記液体連絡路(62、64、66)が、前記カム軸(16)の回転方向(92)及びその逆方向に角(α)を挟む区域(91)に接続し、該区域(91)の角二等分線が前記カム軸(16)に作用する引張手段の力(F)の方向ベクトル(90)と一致していることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
  2. カム軸の回転軸に対して半径方向に整列されたシリンダと、該シリンダ内でばね部材の力に抗して半径方向可動に配設されたピストンとを有し、該ピストンが前記カムの回転運動により半径方向外側へ、前記ばね部材により半径方向内側へ押圧され、前記ピストンが該ピストンの半径方向内側位置で圧送媒体の入口室と連絡する少なくとも1個の入口を有し、前記ピストンの半径方向外向き運動で前記圧送媒体が吐出室に押し込まれ、前記カム軸が前記カムの両側に配設されたすべり軸受に支承され、引張手段を介して駆動されるラジアルピストンポンプにおいて、吐出区域(52)とすべり軸受(20、22)の少なくとも一方との間に圧力連絡路(88)が備えられ、
    前記圧力連絡路(88)が、ケーシング(12)に穿設された液体連絡路(62、64、66)からなり、該液体連絡路(62、64、66)が、少なくとも1個の出口を経てすべり軸受(20)に接続し、
    液体連絡路(62、64、66)が、半径方向上の点(98)の周辺に回転方向及び逆方向に角(γ)を挟む区域(96)に接続し、前記半径方向上の点(98)が引張手段の力(F)と液圧力との重なりから生じる最大の支持力が現れる圧力点(Pmax )に対して回転方向(92)の逆方向に角(δ)だけ手前にあることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
  3. すべり軸受(20)の軸受胴(24)が、液体連絡路(62、64、66)と連絡する少なくとも1個の貫通孔(74)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のラジアルピストンポンプ。
  4. 貫通孔(74)が、前記すべり軸受(20)の軸受すきま(30)側に開放した軸受胴(24)の同軸の環状溝(76)に接続していることを特徴とする請求項3に記載のラジアルピストンポンプ。
  5. 液体連絡路(62、64、66)には、絞り(68)が配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  6. 前記しぼり(68)の直径が、0.1mmないし0.5mmであることを特徴とする請求項5に記載のラジアルピストンポンプ。
  7. 液体連絡路(62、64、66)には、ストレーナ(72)が配設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  8. 前記ストレーナの目開きが、0.1mmないし0.4mmであることを特徴とする請求項7に記載のラジアルピストンポンプ。
  9. 液体連絡路(62、64、66)が、前記カム軸(16)の前記回転軸(38)に対して前記すべり軸受(20)の軸方向長さの中央に接続していることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  10. 前記角(α)が、90°であることを特徴とする請求項1に記載のラジアルピストンポンプ。
  11. 液体連絡路(62、64、66)が、前記方向ベクトル(90)から回転方向(92)に角(β)で接続していることを特徴とする請求項10に記載のラジアルピストンポンプ。
  12. 前記角(β)が、5°であることを特徴とする請求項11に記載のラジアルピストンポンプ。
  13. 前記角(γ)が、15°であることを特徴とする請求項2に記載のラジアルピストンポンプ。
  14. 前記角(δ)が、30°であることを特徴とする請求項13に記載のラジアルピストンポンプ。
  15. 環状溝(100)が、すべり軸受(20)の軸受胴(24)の周りのケーシング(12)に穿設され、液体連絡路(62、64、66)が、前記環状溝(100)に接続していることを特徴とする請求項3から9のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  16. 前記軸受胴(24)が、前記環状溝(100)と連絡する少なくとも1個の貫通孔(102)を有していることを特徴とする請求項15に記載のラジアルピストンポンプ。
  17. 前記軸受胴(24)が、該軸受胴(24)の周囲に対称に配列された6個の前記貫通孔(102)を有することを特徴とする請求項16に記載のラジアルピストンポンプ。
  18. 前記軸受胴(24)が、複数の貫通孔(102)を有し、該複数の貫通孔(102)が、区域(91)ないしは区域(96)で残余の周囲区域より小さな間隔を有することを特徴とする請求項16又は17に記載のラジアルピストンポンプ。
  19. 前記環状溝(76)が、軸方向に互いに間隔をおいて軸受胴(24)を構成する2個の部分軸受胴によって形成されることを特徴とする請求項4、又は請求項4に従属するときの請求項5から9、15から18のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  20. 前記カム軸(16)が、吸込側接続部(57)と連絡し、かつ、前記カム(18)の外周に接続する少なくとも1個の貫通孔(114)を有することを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
  21. ピストン(40)が、前記カム(18)のすべり軸受ブシュ(112)により案内される軌道輪(110)に支えられていることを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載のラジアルピストンポンプ。
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