JP4485821B2 - 支柱打込み機 - Google Patents

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Description

本発明は、長芋等の蔓巻付け用のネット保持支柱を打込み又は引抜き自在な支柱打込み機に関する。
一般的に、長芋等の種芋を畦に植え付けるにあたっては長芋の商品価値を高める観点から真っ直ぐな長芋を作るために予め土をトレンチャー等を用いて軟らかくしておき、その後、移植機等を使って畦に種芋を植え付けることで、種芋から出た芽は、周囲よりも軟らかい土中に真っ直ぐ下方に成長して伸びて行くことになり、真っ直ぐな長芋を作ることが出来、長芋の堀取り時においても、容易に掘りとることが出来る。そうした過程において、従来、種芋の近傍位置で種芋が成長した後の蔓が巻き付きやすくするために種芋の風下側に種芋のネット保持支柱を打ち込んでいく作業を行う。従来は、該支柱打込み作業を人力で1本1本打込みをしていたが、これでは作業工数が増大するため、省力化等の観点からは支柱打込み機を用いることが考えられる。このような支柱打込み機として、例えば圃場にビニールハウスを設けるのに用いられる支柱打込み機が公知である。この支柱打込み機は、まず圃場に支柱を所定の間隔で立設し、その後、該立設された左右の支柱の上端同士を繋いでその上をビニールで覆いビニールハウスを作るものであるが、この従来技術の特徴として、支柱打込み装置を走行台車の左右後輪よりも後方の左右側に配置し、走行台車の進行方向に対し略々直交する方向(幅方向)における左右の支柱打込み装置の間隔を、略々対称に調整する手段を備えていた(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−369628号公報 特開2002−369631号公報
しかし、前述した従来の支柱打込み機を用いて、長芋等の蔓巻き付け用のネット保持支柱の打込みに使用すると、畦間に走行車輪が位置しながら走行するときに、畦を崩さないように操向しなければならず、操縦者にとっては作業がしづらいという問題があった。また、従来の支柱打込み機では、左右の支柱打込み装置を、走行台車の機体中心に対して左右方向にオフセット移動させることはできないため、例えば左右車輪が、隣接する畦間に位置した状態で支柱を打込んだ場合、畦間が狭いため支柱打込み位置の位置合わせが行いにくく、一方、左右車輪が畦を跨いで位置した状態で支柱を打込んだ場合は、左右車輪の位置調整は容易なものの、真中の畦に支柱を打込むことは出来なかった。
本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、支柱の打込み及び引抜き作業における作業工数の削減を図ることのできる支柱打込み機を提供することにある。
前記目的を達成するため、発明は、走行部(11)と支柱打込み部(20)とを備えてなる支柱打込み機(10)において、
前記支柱打込み部(20)は、左右方向に並列配置された複数の支柱打込み装置(43)を有し、
これら複数の支柱打込み装置(43)は、それぞれ、支柱(100)を把持する支柱把持手段(52)と、該支柱把持手段(52)を昇降する昇降駆動手段(53)とを有し、
前記各支柱把持手段(52)に支柱(100)を把持させた状態で、前記複数の昇降駆動手段(53)を同時に昇降駆動する操作手段(83)を備えてなる、ことを特徴とする。
また、前記複数の支柱打込み装置の内の左右端部分の打込み装置は、前記左右方向内側に折畳み自在に支持されると好適である。
更に、前記支柱把持手段(52)に前記支柱(100)を把持させる際、該支柱(100)の上端面に当接し得るゲージ(72)を有し、
前記昇降駆動手段(53)により前記支柱把持手段(52)にて把持された支柱(100)が打込まれた際、前記ゲージ(72)により支柱(100)の高さが揃えられると好適である。
また、前記ゲージ(72)は、高さ方向の位置を調節自在に取付けられると好適である。
更に、前記支柱打込み装置(43)は、それぞれ、既に打込まれた支柱(100)を検出し得る検出手段(105)を有すると好適である。
また、前記検出手段(105)は、前記既に打込まれた支柱(100)に前記支柱打込み部(20)が左右方向に略々一致する停止位置と、該停止位置より所定量前方の予告位置と、を検出して、停止位置信号及び予告位置信号を発信すると好適である。
なお、上述した括弧内の符号は、図面を対照するためのものであって、本発明を何ら限定するものではない。
請求項1に係る発明によれば、各支柱把持手段に支柱を把持させた状態で、複数の昇降駆動手段を同時に昇降駆動する操作手段を備えてなるので、支柱の打込み及び引抜き作業における作業工数の削減を図ることができる。
また、複数の支柱打込み装置の内の左右端部分の打込み装置は、左右方向内側に折畳み自在に支持されてなるので、打込み部の収納時や路上走行時等に幅を縮小してコンパクトに収納等することができる。
請求項に係る発明によれば、支柱把持手段に支柱を把持させる際、該支柱の上端面に当接し得るゲージを有しているので、打込まれた支柱の圃場面からの高さを略々一定に揃えることができる。
請求項に係る発明によれば、ゲージは、高さ方向の位置を調節自在に取付けられてなるので、打込まれた支柱の高さを任意に調節することができる。
請求項に係る発明によれば、支柱打込み装置は、それぞれ、既に打込まれた支柱を検出し得る検出手段を有するので、所定間隔で支柱を打込むことができる。
請求項に係る発明によれば、検出手段は、既に打込まれた支柱に支柱打込み部が左右方向に略々一致する停止位置と、該停止位置より所定量前方の予告位置と、を検出して、停止位置信号及び予告位置信号を発信してなるので、操縦者は、機体が予告位置にきたことを認識して機体走行速度を減速することができ、次いで停止位置にて正確に停止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、支柱打込み機の全体側面図であり、該支柱打込み機10は、前輪(不図示)及び後輪12にて支持された走行機体18を有するトラクタ(走行部)11と、前記後輪12の後方にて、左右のロアリンク13,13とトップリンク(後述する)とを有する3点リンク機構15を介して昇降自在に支持された支柱打込み部20と、を有している。前記左右のロアリンク13,13は、左右のリフトロッド16,16を介してリフトアーム17に連結されている。
なお、トラクタ11のPTO軸84から出力される動力は、ヨークジョイント85を介して支柱打込み部20側の入力軸86に伝達される。伝達された動力は、入力軸86からプーリ87,88間に掛け渡されたベルト(不図示)を介して油圧ポンプ89に伝達され、該油圧ポンプ89が駆動されて支柱打込み部20側の各種油圧シリンダに供給される。前記油圧ポンプ89には、作動油タンク90から作動油が供給される。
本実施形態では、前記トップリンクとして、トラクタ11の後部と後述するヒッチフレーム31との間に、前後傾斜調整手段としての油圧シリンダ(チルトリンク)14が設けられていて、該油圧シリンダ14を伸縮することにより、支柱打込み部20を、トラクタ11の進行方向に対して前後方向に傾斜制御することができる。また、前述した左右のリフトロッド16,16のいずれか一方(図では右側)には、左右傾斜調整手段としての油圧シリンダ16aが設けられていて、この油圧シリンダ16aを伸縮することにより、支柱打込み部20を、トラクタ11の進行方向に対して左右方向に傾斜制御することができる。
図2(a)(b)及び図3に示すように、支柱打込み部20は、3点リンク機構15を介して連結される左右のヒッチフレーム31,31と、機体進行方向に対して左右方向に並列的に3個の支柱打込み装置43,43,43が配置された側面視略々L字状のデッキ部19とを有している。前記ヒッチフレーム31,31には、上下位置に横シャフト29,30が摺動自在に貫通され、該横シャフト29,30の左右両端部には、左右の縦フレーム22,23が固定されている。該縦フレーム22,23には縦杆24,25が一体固定されている。
また、前記左右のヒッチフレーム31,31間の下方には、支柱打込み部20をトラクタ11の進行方向に対して左右方向にオフセットする位置に移動し得る移動手段としての油圧シリンダ35が設けられている。該油圧シリンダ35は、そのシリンダ部が図3の左方のヒッチフレーム31に固定され、作動ロッド35aは前記縦フレーム22に固定されている。該縦フレーム22,23の後部には、上下方向の所定位置に3本の横ステー26,27,28が固定されている。これにより、油圧シリンダ35が作動すると、前記縦フレーム22,23、横シャフト29,30、及び横ステー26,27,28が、ヒッチフレーム31に対して一体的に左右方向に摺動する。
図4に示すように、デッキ部19は、正面側の前記縦フレーム22,23及び横ステー26,27,28と、該横ステー28から一体的に後方に延設されたデッキ枠44とを有している。また、前記縦フレーム22,23に一体固定された縦杆24,25の上部には、該縦杆24,25に連結される支柱立て掛け部42の基端部42aが連結されている。この支柱立て掛け部42により、多数の支柱100を立て掛けておくことができ、連続した支柱打込み作業を効率的に行うことができる。
また、前記横ステー26,27には、左右略々対称に継手部37,38を介して夫々横杆39,40が左右方向に延設されていて、該横ステー26,27には、フレーム46が固定され(図3参照)、該フレーム46には、3個の支柱打込み装置43の内の中央側の支柱打込み装置43が取付けられている。また、前記左右の横杆39,40には、夫々フレーム47,47が隣接して対向配置されていて、該フレーム47,47間に3個の支柱打込み装置43の内の左右端部分の2つの支柱打込み装置43,43が取付けられている。こうして、デッキ枠44の上方には、走行機体18の左右方向に並列的に配置された3個の支柱打込み装置43,43,43が配設されている。
前記フレーム47,47間には、上下方向にシャフト78,79が配置され、該シャフト78,79にて、3個の支柱打込み装置43の内の左右端部分の2つの支柱打込み装置43,43が軸方向に摺動自在に配置されている。そして、前記左右端部分の2つの支柱打込み装置43は、調整手段77の操作により、その中央側の支柱打込み装置43に対して左右方向に移動し得るようになっている。すなわち、左右端部分の2つの支柱打込み装置43は、ネジ受部80を介してネジ軸49に支持されていて、前記調整手段77,77は、前記ネジ軸49を操作し得るホイール付のハンドル81を有し、該ハンドル81を操作することで、左右端部分の2つの支柱打込み装置43を、中央側の支柱打込み装置43に対して左右方向に移動することができる。
また、前記デッキ枠44は、後方に向けて延設された枠体状をなし、上面には金網部材45が敷設されていて、このデッキ枠44に作業者が乗って支柱100の打込み又は引抜き作業を行う。なお、前記金網部材45は、デッキ枠44よりも下方に凹んだ位置に設けられていて、この構造により、前述した支柱立て掛け部42との間に多数の支柱100を収容する際に、該支柱100の倒れが防止される。前記デッキ枠44は、中央側の支柱打込み装置43に対応する中央側の部分と、左右の2つの支柱打込み装置43に対応する左右側の部分とが、継手部41を介して夫々連結されている。そして、前記左右側の部分は、後述するように(図19参照)、左右の2つの支柱打込み装置43を機体後方に向けて左右方向内側に折畳んだ後に、前記継手部41を機体上方に向けて操作することで内側に折畳むことができるようになっている。
また、図4において、左右方向に並列的に配置された3個の支柱打込み装置43の夫々の支持枠51の左右一側方の上部には、後述する支柱把持手段52に支柱100を把持させる際、該支柱100の上端面に当接し得るゲージ72が設けられている。このゲージ72は、支持枠51に沿って上下方向に延設された支持杆73と、該支持杆73に摺動自在に被嵌されたポール74の上端に固定された当接板75とを有し、この当接板75の高さ位置は任意に調節することができる。そして、圃場に支柱100を打込む際、該支柱100の上端面を当接板75に当接させてから打込むことで、油圧シリンダ53のストロークが一定ゆえ打込み後の支柱100の上端面の高さを略々一定に揃えることができる。
なお、このゲージ72は、支柱100の上端位置を均一に揃える役目の他、作業者がデッキ枠44に乗ったときの該作業者を保護する安全ガードとしての機能も併有している。
図5に示すように、前記横ステー26,27と前記横杆39,40とを接続している継手部37,38は、外周側をカバー部材32,33で被覆されていて、該カバー部材32,33を図の右方にずらすことにより、継手部37,38が露出し、この状態で横杆39,40を横ステー26,27に対し左右方向内側に折曲することができる。よって、この継手部37,38により、左右の2つの支柱打込み装置43は、機体後方に向けて左右方向内側に折畳み自在とされている(図19参照)。
図6及び図7に示すように、前記支柱打込み装置43は、支持枠51に覆われた内側に、圃場に打込むべき支柱100を把持する支柱把持手段52と、該支柱把持手段52を図示しないガイドバーによって案内昇降する昇降駆動手段としての油圧シリンダ53と、が装着されている。該油圧シリンダ53は、その作動ロッドの作動方向を上下方向に向けて配置されていて、上部は支持枠51に支持され、下部は前記支柱把持手段52の移動枠54に固定されている。これにより、移動枠54は油圧シリンダ53に懸垂支持された状態でガイドバーに沿って上下方向に移動自在とされている。
前記支柱把持手段52は、図8に示すように、電動モータ55と、該電動モータ55の駆動により圃場に打込む支柱を挟持する挟持部56と、移動枠54とを有している。前記移動枠54は、上下一対の支持板57,58と、その間隔を保持する複数の縦軸59とを有し、また、前記挟持部56は、支持板57,58の間に固定された挟持軸60と、この挟持軸60に回動可能に、かつその軸方向に所定の間隔で交互に位置するように支持された4組の挟持爪61を有している。これら挟持爪61の他端部には、ローラ62が回転可能に支持されている。
前記電動モータ55は、前記支持板57上に載置されていて、前記支持板57,58間に回転可能に支持されたモータ軸55aは、継手部63を介してカム軸64に連結されている。このカム軸64には、複数のカム65が固定されている。なお、図示しないが、対をなす挟持爪61の間にはバネが掛け渡され、該バネは挟持爪61の保持部61a(図9参照)を開く方向に付勢すると共に、ローラ62をカム65に圧接している。
そして、挟持爪61の保持部61aが開いた状態で、電動モータ55によりカム軸64が駆動してカム65が180度回転すると、該カム65によりローラ62が押されて、対をなす挟持爪61を図9(a)に示すように、その保持部61aを閉じる方向に回動する。これにより、挟持爪61の保持部61aに保持されていた支柱100が開放される。
また、挟持爪61の保持部61aが閉じた状態で、電動モータ55によりカム軸64が駆動してカム65が180度回転すると、該カム65のカム面がローラ62から離れる方向に移動するため、図示しないバネの張力により挟持爪61を図9(b)に示すように、その保持部61aを開く方向に回転させる。このとき、挟持爪61の保持部61aに支柱100が保持されていると、挟持爪61は支柱100を開放する。
なお、支持枠51の下降端位置には、リミットスイッチ76が配置され(図4参照)、該リミットスイッチ76により移動枠54の下降端が検出されるようになっている(上昇端を検出するリミットスイッチは別途設けられている)。
次に、前記支柱打込み装置43の夫々の支持枠51の左右他側方には操作盤66が取付けられている(図4参照)。この操作盤66には、図10(a)(b)に示すように、操作パネル67が配置されていて、この操作パネル67には、支柱把持手段52の前記挟持爪61を手動操作により閉止して支柱を把持するチャックスイッチ68と、挟持爪61を手動操作により任意位置に開閉させて停止可能な手動開閉スイッチ69と、手動又は自動に切替える切替スイッチ70と、非常の場合に挟持爪61の開閉を緊急停止する非常停止スイッチ71と、を備えている。
切替スイッチ70は、これを中央位置に設定すると手動にて支柱把持手段52を切替えることができる。また、切替スイッチ70を、自動のうち後述する「下げ開」に設定すると、打込み時に、後述する操作レバー83の操作により支柱100を打込んだ後に、打込み終了時点で挟持爪61が自動的に開放される。なお、自動のうち後述する「上げ閉」に設定すると、引抜き時に、後述する操作レバー83の操作により支柱把持手段52を予め所定位置である下降位置にセットさせた状態から支柱100を引抜くが、挟持爪61は閉じたままであり、その後、手動操作で開く。これは、引抜いた状態で挟持爪61を開くと、支柱100が倒れてしまうためである。
このとき、本実施形態では、3個の支柱把持手段52により夫々3本の支柱100を把持した状態で、3個の油圧シリンダ53を略々同時に昇降駆動する操作手段としての操作レバー83を備えている。すなわち、例えば、各支柱打込み装置43において、チャックスイッチ68を操作して支柱把持手段52により1本づつ支柱100を、ゲージ72に支柱100の上端を接当させた状態で把持し、この状態で操作レバー83を操作すれば3本の支柱100を同時に打込むことができる構成を有している。
以上により、従来の場合は、各支柱打込み装置43,43,43にて個別に支柱100を挟持する3つの工程と、3本の支柱100を個別に打込み又は引抜く3つの工程との、合計6つの工程が必要となるのに対し、本実施形態によれば、各支柱打込み装置43,43,43において3本の支柱100を個別にセットしかつ各チャックスイッチ68を操作して挟持する3つの工程と、操作レバー83の操作にて3本の支柱100を同時に打込み又は引抜く1つの工程と、の合計4つの工程で済み、作業工数の削減が図られる。
なお、例えば各支柱打込み装置43に図示しないスタートスイッチを夫々設けておき、それをオン操作することで、個別に1本づつ支柱100を打込むこともできる。
図11(a)は、支柱100を引抜くときに用いられる引抜装置93を示す図であり、該引抜装置93は、挟持爪61に把持される固定パイプ94と、該固定パイプ94の上部にて水平方向に延びるように固定された突出杆95と、該突出杆95に鎖96を介して連結された引抜き治具97とを備えている。この引抜き治具97は、ブラケット99に隣接して取付けられた2つのローラ98,98を有し、このローラ98,98の間に支柱100を挿入し(A状態)、油圧シリンダ53を伸張して引抜く(B状態)。このように、支柱100を引抜くのに引抜装置93を用いるのは、支柱100の位置が必ずしも挟持爪61の保持部に合致するとは限らないため、多少の位置ずれを鎖96によって補正するためである。
図12(a)〜(d)は、上述した引抜き治具97の他の複数の実施形態を示す図である。これらは、いずれも平行リンク機構107の応用で、各リンクを4個のピン120で連結すると共に、2個のピン120間にスプリング108を張設したものであり、121は開閉用の操作レバーである。
図12(a)は、支柱100の把持部に2個のローラ109を用いており、このローラ109,109間に支柱100を把持するもので、図12(b)は、支柱100の把持部に2個の把持部材110を用いており、この把持部材110,110間に支柱100を把持するものである。また、図12(c)は、異なる形状の把持部材111,112を対向配置し、該把持部材111,112間に支柱100を把持するものであり、図12(d)は、同形状の把持部材113,113を上下にずらして対向配置し、該把持部材113,113間に支柱100を把持するものである。
次に、図3及び図4に示したように、前記デッキ枠44の左右方向の両端部には、既に打込まれた支柱100を検出し得る検出手段105が設けられている。この検出手段105は、デッキ枠44から側方に突設されたベースプレート101と、該ベースプレート101から植立された支持軸102と、該支持軸102に回転自在に軸装されかつ図示しない捩りバネにより一方向に付勢された取付プレート103と、該取付プレート103にボルト等により固定されたセンサバー104と、該センサバー104の回動を検出するセンサ(図示せず)とを有する。取付プレート103は、先端部がV字状に分岐され、この分岐された部分のいずれかにセンサバー104を取付けることで、前進時の検出用と後進時の検出用とに選択することができる(図3参照)。すなわち、図3に示すように、支柱打込み時は前進用の取付プレート103にセンサバー104を取付け、また、支柱引抜き時は後進用の取付プレート103にセンサバー104を取付ける。
2回目以降の打込み時に、例えば既に打込まれた前回の3本の支柱100のうち、左右端側のいずれか1本の支柱100に前記センサバー104が当接することで、2回目以降の支柱打込み間隔を検出することができるため、打込み時に左右方向の所定間隔で支柱100を正確に打込むことができる。また、既に打込まれた支柱100を引抜く際は、トラクタ11を後進させて既に打込まれた支柱100にセンサバー104が当接することにより、支柱100の位置を正確に検出することができる。このため、その検出位置でトラクタ11を停止させ、効率的に引抜き作業を行うことができる。
上述した検出手段105による支柱100の検出は、該センサバー104が支持軸102を中心として回動し、この回動をセンサが検出することで行われるが、本実施形態では、センサバー104の回動量により2段階に分けて検出している。すなわち、第1段階の検出として、センサバー104が支柱100に最初に当接し、該センサバー104の回動量を検出したときは、支柱打込み部20が目標位置よりも所定量手前の位置にきたことを検出し(予告位置)、続く第2段階の検出として、上述した第1段階の検出の後、センサバー104が支柱100に当接して回動量を検出した場合は、支柱打込み部20が目標とする停止位置にきたことを検出している(停止位置)。
この場合、トラクタ11の操縦部には、図13に示すような表示盤106が設けられていて、該表示盤106に設けられた各種ランプが点灯又は消灯することにより、検出手段105による検出を認知することができる。この表示盤106の表示パネルには、支柱100を打込み又は引抜く際、トラクタ11を前進又は後進させていき、既に打込まれた支柱100に前記支柱打込み部20が左右方向に略々一致する位置(トラクタの停止位置)にて、検出手段105からの停止位置信号に基づいて点灯してオペレータに停止位置を知らせる前進停止ランプ114及び後進停止ランプ115と、該停止位置よりも所定量手前の予告位置を検出した検出手段105からの予告位置信号に基づいて点灯する予告灯116とが配置されている。
また、前記表示パネルには、支柱打込み部20をトラクタ11に対し左右方向にオフセット移動させるためのオフセットスイッチ117と、支柱打込み部20の左右端に設けられた検出手段105,105のいずれを使用するかを選択する選択スイッチ118、及び支柱打込み部20をトラクタ11に対し前後に傾斜させるためのスイッチ119が配置されている。このとき、既に支柱100が打込まれたどちらの側に新たに支柱100を打込むかによって、左右いずれかの検出手段105を使用する。
次に、本実施の形態を、図14及び図15のフローチャートに基づき説明する。なお、支柱100の打込み作業又は引抜き作業を行う場合は、基本的にトラクタ11を操縦する操縦者と、支柱打込み部20のデッキ部19にて作業する作業者とが搭乗する。
まず、図14において、S1では、支柱打込み部20がトラクタ11に対して左右方向の位置がOKか否かを判断するが、この判断は、中央の支柱打込み装置43を畦に対して適正位置にするために行う。すなわち、図16に示すように、トラクタ11の後輪12は畦21の間を走行するが、この畦21には長芋の種芋122が植付けられているため、該種芋122を傷付けないためにも、畦21の中央部に支柱100を打込むことはできない。そこで、支柱100の打込み位置を畦21の中央部からオフセットするべく、トラクタ11に対して支柱打込み部20を左右方向にオフセット移動させる。
なお、支柱100を打込む場合は、支柱打込み装置43は予め上昇位置にセットしてあり、打込み後は下降位置に移動すると共に挟持爪61は自動的に開となり(後述する「下げ開」)、その後、次回の支柱打込み作業に備えて支柱打込み装置43を下降位置から上昇位置へ戻しておく。逆に、支柱100を引抜く場合は、支柱打込み装置43は予め下降位置にセットしてあり、引抜き完了後は挟持爪61は閉のままで支柱打込み装置43が上昇位置に移動し(後述する「上げ閉」)、その後、手動開閉スイッチ69(図10参照)で挟持爪61を開にして支柱を取り除いて、その後、次回の支柱引抜き作業に備えて支柱打込み装置43を上昇位置から下降位置へ戻しておく。
S2で、トラクタ11の操縦部に配置された表示盤106(図13参照)のオフセットスイッチ117を左右いずれかに操作する。すると、ヒッチフレーム31の下方の油圧シリンダ35が作動して(S3)、図17に示すように、トラクタ11(ヒッチフレーム31)に対して支柱打込み部20が左右方向に移動する。この場合、3個の支柱打込み装置43の内の中央側の支柱打込み装置43を位置合わせした後、左右端部分の支柱打込み装置43の左右位置を合わせるには、ハンドル81を回動操作して微調整を行う。
次いで、S4では、支柱打込み部20がトラクタ11の進行方向(前後方向)又は左右方向に対して平行かどうかを判断する。その理由は、若しも圃場面が前後方向に傾斜している場合等には、支柱100を圃場面に対して略々垂直に打込むことができないからである。このとき、支柱打込み部20の前後方向又は左右方向の傾斜角の検出は、3個の支柱打込み装置43の夫々に設けられた検出器123,124により行う。すなわち、図4及び図16に示すように、検出器123,124は振り子状の部材を有し、中央の支柱打込み装置43の検出器123は左右傾斜角を検出しており、左右端の支柱打込み装置43の検出器124は前後傾斜角を検出している。
そこで、圃場面が前後方向に傾斜している場合には、表示盤106(図13参照)の傾斜スイッチ119を「上げ側」又は「下げ側」に操作する(S5)。そして、例えば「上げ側」に操作すると、図1のリフトアーム17が上げ側に動作すると共に、油圧シリンダ(チルトシリンダ)14が伸縮又はリフトロッド16が伸縮作動して(S6)、図18に示すように、支柱打込み部20がトラクタ11の進行方向に対して上げ側に傾斜移動する。傾斜スイッチ119を「下げ側」に操作すると、同様にして支柱打込み部20は下げ側に移動する。
傾き設定がOKなら、S7にて、打込み動作の手動・打込み(下げ開)・引抜き(上げ閉)の選択を行う。このとき、図10に示すように、操作盤66の切替スイッチ70を「手動」、又は自動「上げ閉(引抜き)」「下げ開(打込み)」のいずれかに選択する。ここで、「上げ閉」とは、支柱100の引抜き時において支柱打込み装置43は作業開始前においては下降位置にセットしておき、引抜き完了後は支柱打込み装置43が上昇位置に移動して挟持爪61が閉のまま保持されることをいい、また、逆に「下げ開」とは、支柱100の打込み時において支柱打込み装置43は作業開始前においては上昇位置にセットしておき、打込み完了後は支柱打込み装置43が下降位置に移動して挟持爪61が自動的に開となることをいう。例えば支柱100の打込み時に切替スイッチ70の「手動」を選択した場合、まず3個の支柱打込み装置43を予め上昇位置にセットすると共に、作業者が3個の支柱打込み装置43の夫々の挟持爪61,61の間に3本の支柱100をセットし、チャックスイッチ68を押操作すると(S8)、挟持部56の挟持爪61,61が閉じて3本の支柱100が夫々チャックされる。また、手動開閉スイッチ69を操作すると挟持爪61を任意の角度で開閉することもできる(S9)。次いで、操作レバー83(図4参照)を操作すると、各油圧シリンダ53が作動して支柱把持手段52が下降移動し3本の支柱100が同時に打込まれる。その際、支柱の打込み完了後においては、挟持爪61,61は閉じたままの状態であり、挟持爪61,61を開くためには、別途、手動開閉スイッチ69の操作により行う。なお、操作レバー83を上昇側に操作すると、各油圧シリンダ53が作動して支柱把持手段52が上昇移動して元の位置に戻る。
また、支柱100を打込む場合で、切替スイッチ70を自動の「下げ開」に選択した場合(S7)、作業者が3個の支柱打込み装置43の夫々の挟持爪61,61の間に3本の支柱100をセットし(S10)、チャックスイッチ68を押操作すると(S11)、挟持爪61が閉じ(S12)、操作レバー83(図4参照)を操作すると(S13)、3個の各油圧シリンダ53が同時に作動して(S14)、支柱100が打込まれる(S15)。次いで、3個の支柱打込み装置43の夫々の挟持爪61が下降位置で同時に開かれる(S16)。
続いて、次の支柱100を打込むためトラクタ11が前進移動し(S17)、センサバー104が既に打込まれた1列目の支柱100に当接することで、トラクタ11が前記支柱100よりも所定量手前の予告位置にきたことが検出され、この検出により予告灯116が点灯する。この点灯により、操縦者は目標作業位置に近いことを知る。そこで、更にトラクタ11を微小量前進させ、センサバー104が前記支柱100に完全に当接した位置、すなわち、前記支柱100と左右方向に略々一致した位置(停止位置)にくると、予告灯116が消灯すると共に(S18)、前進停止ランプ114が点灯する(S19)。そこで、操縦者はトラクタ11をその位置で停止させ(S20)、この位置で操作レバー83を上昇側に操作することで3個の各油圧シリンダ53が同時に上昇作動する(S21)。この場合、左右いずれのセンサバー104を用いるかは、図13の表示盤106の選択スイッチ118を選択して行う。なお、センサバー104により支柱間隔を設定するのは、2列目からの打込み時であり、最初は左右どちらにも支柱100が打ち込まれていないので、測定器具等を用いて支柱間隔を設定しながら打ち込む。
次に、既に打込んだ支柱100を引抜く場合は、S7において、切替スイッチ70を自動の「上げ開」に選択する。この場合、トラクタ11を後進させて行うと共に、センサバー104を後進側の取付けプレート103に付け替える(図3参照)。そして、トラクタ11が後進移動し(S22)、予告灯116が消灯し(S23)、後進停止ランプ115が点灯して(S24)、操縦者はトラクタ11をその位置で停止させる(S25)。以上は、前述したS18〜S21と同様である。
次いで、操作レバー83を下降側に操作すると各油圧シリンダ53が作動して支柱把持手段52が下降移動するため、打込んだ3本の支柱100に夫々の挟持爪61をセットし(S26)、チャックスイッチ68を押すと(S27)、挟持爪61が閉じられ(S28)、操作レバー83(図4参照)を上げ側に操作すると(S29)、3個の各油圧シリンダ53が同時に作動して(S30)、支柱100が引抜かれる(S31)。次いで、3個の支柱打込み装置43の夫々の挟持爪61を開いて操作レバー83を下降側に操作すると(S32)、3個の各油圧シリンダ53が同時に下降する(S33)。
図15は、既に打込んだ支柱100を引抜くのに、引抜装置93を用いて手動により引抜く場合の実施形態を示すフローチャートである。なお、S1からS21までの手順は、前述した図14での実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
すなわち、この実施形態では、センサバー104を後進側の取付けプレート103に付け替える(図3参照)。そして、S7にて、切替スイッチ70(図10参照)を「手動」に選択すると共に、図11に示したように、挟持爪61に引抜装置93をセットしてチャックスイッチ68を押せば、挟持爪61に引抜装置93が装着される(S8,S40)。この状態で、図14で説明したS22〜S25と同様に、トラクタ11を後進移動させ(S22)、予告灯116が消灯した後(S23)、後進停止ランプ115が点灯して(S24)、トラクタ11の操縦者はその位置で機体を停止させる(S25)。
次いで、操作レバー83を下降側に操作して各支柱把持手段52を下降させた状態で、3個の引抜き治具97を、既に打込まれている3本の支柱100の下部に夫々セットし(S41)、次いで操作レバー83(図4参照)を上げ側に操作すると(S42)、3個の各油圧シリンダ53が略々同時に上昇して(S43)、3本の支柱100が略々同時に引抜かれる(S44)。こうして、3本の支柱100を引抜いた後に、夫々の引抜き治具97を支柱100から外し(S45)、操作レバー83を下げ側に操作して挟持部56を下降させる(S46)。
なお、図19は、打込み作業又は引抜き作業が終了して、3個の支柱打込み装置43の内の左右端部分の打込み装置43,43を機体後方に向けて左右方向内側に折畳み、かつ左右端部分のデッキ枠44,44を機体上方に向けて内側矢印方向に折畳んだ状態を示す図である。このように、左右端部分の2個の支柱打込み装置43と左右端部分のデッキ枠44を内側に折畳むことで、路上走行時や収納時等に左右幅を縮小して支柱打込み部20をコンパクトにした状態で路上走行又は収納を行うことができる。
以上説明した通り、本実施形態によれば、隣接する作物植付位置の間にトラクタ11の車輪12が位置し、支柱打込み装置43を作物植付位置から任意にずらした位置(オフセット)に左右移動することが可能となり、支柱100を、目的とする位置に正確に打込むことが可能となる。また、圃場を往復して打込み等する往復工程での作業では、復路での左右方向の打込み位置を調節することも容易となる。そして、例えば隣接する作物植付け位置の間隔が相違していたとしても、3個の支柱打込み装置43の内の左右端部分の2個の支柱打込み装置43を左右方向に微調整移動することが可能なため、この場合も、支柱100を目的とする任意の位置に正確に打込むことができる。
更に、支柱100の打込み又は引抜きの際の作業手順として、3個の支柱把持手段52に各1本づつ支柱100を把持した状態で、操作レバー83を操作すれば、3個の油圧シリンダ53が同時に昇降駆動するので、前記操作レバー83を1回操作するだけで3本の支柱100が略々同時に打込み又は引き抜かれるため、作業工数の削減が図られる。
本発明に係る支柱打込み機の全体側面図である。 (a)は支柱打込み部の右側面図であり、(b)は左側面図である。 支柱打込み部の平面図である。 支柱打込み部の背面図である。 (a)は支柱打込み部の部分平面図であり、(b)はその背面図である。 支柱打込み部の右側面図である。 支柱打込み部の左側面図である。 支柱把持手段の断正面図である。 (a)は挟持爪が閉じた状態の平面図であり、(b)は挟持爪が開いた状態の平面図である。 (a)は操作盤の平面図であり、(b)はその側面図である。 (a)は支柱引抜き装置の平面図であり、(b)その正面図である。 (a)〜(d)は引抜き治具の実施形態の正面図である。 表示盤の平面図である。 本実施形態のフローチャートを示す図である。 本実施形態のフローチャートを示す図である。 支柱打込み装置により支柱を打込んだ状態の背面図である。 支柱打込み部が左右方向にオフセット移動する状態の平面図である。 支柱打込み部を前方に傾斜した状態の側面図である。 左右側の支柱打込み装置を内側に折畳んだ状態の背面図である。
符号の説明
10 支柱打込み機
11 トラクタ(走行部)
14 油圧シリンダ
16 リフトロッド
16a 油圧シリンダ
20 支柱打込み部
35 油圧シリンダ
43 支柱打込み装置
52 支柱把持手段
53 油圧シリンダ(昇降駆動手段)
72 ゲージ
83 操作レバー(操作手段)
100 支柱
105 検出手段
104 センサバー
114 前進停止ランプ
115 後進停止ランプ
116 予告灯

Claims (5)

  1. 走行部と支柱打込み部とを備えてなる支柱打込み機において、
    前記支柱打込み部は、左右方向に並列配置された複数の支柱打込み装置を有し、
    これら複数の支柱打込み装置は、それぞれ、支柱を把持する支柱把持手段と、該支柱把持手段を昇降する昇降駆動手段とを有し、
    前記各支柱把持手段に支柱を把持させた状態で、前記複数の昇降駆動手段を同時に昇降駆動する操作手段を備え、
    前記複数の支柱打込み装置の内の左右端部分の打込み装置を、左右方向内側に折畳み自在に支持した、
    ことを特徴とする支柱打込み機。
  2. 前記支柱把持手段に前記支柱を把持させる際、該支柱の上端面に当接し得るゲージを有し、
    前記昇降駆動手段により前記支柱把持手段にて把持された支柱が打込まれた際、前記ゲージにより支柱の高さが揃えられてなる、
    ことを特徴とする請求項1記載の支柱打込み機。
  3. 前記ゲージは、高さ方向の位置を調節自在に取付けられてなる、
    ことを特徴とする請求項記載の支柱打込み機。
  4. 前記支柱打込み装置は、それぞれ、既に打込まれた支柱を検出し得る検出手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか記載の支柱打込み機。
  5. 前記検出手段は、前記既に打込まれた支柱に前記支柱打込み部が左右方向に略々一致する停止位置と、該停止位置より所定量前方の予告位置と、を検出して、停止位置信号及び予告位置信号を発信してなる、
    ことを特徴とする請求項記載の支柱打込み機。
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