JP4485243B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパチンコ機、アレンジボール機、雀球機、メダルを用いたスロットマシン、球を用いたスロットマシン等の遊技機用の透明板ユニットに関する。
多くの遊技機は、遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、この遊技盤の前面を覆うガラス板を保持するガラス保持枠とをヒンジで連結し、ヒンジと反対側の側面部に施錠装置を取り付けた構造となっている。この種の遊技機のガラス保持枠は、以前は金属製の頑丈なものが多かったが、最近では、外観のデザイン性向上等を図るため、合成樹脂成型品を採用することが多い。
ところが、合成樹脂化に伴って、ガラス保持枠の剛性が低下するという問題が生じており、その解決方法として、合成樹脂製ガラス保持枠の裏面側に枠形状の補強板金を配置する方法が提案されている(特許文献1)。
より具体的には、特許文献1では、断面L字形の枠形状の補強板金を、L字の1辺をガラス保持枠の裏面に他辺を側面に沿わせて配置する方法を提案している。この特許文献1の技術によれば、補強板金を「枠形状」とすることで「合成樹脂製ガラス保持枠の全体的な変形」を抑え、補強板金を「断面L字形」とすることで「補強板金自体の曲げ剛性向上」を図り、さらに、補強板金を「ガラス保持枠側面にほぼ接触する様な近接配置」とすることで「外力によるガラス保持枠側面の変形や損傷の抑制」という効果を発揮させている。
特開2003−181084号公報(要約、段落番号0014〜0016、図3)
ところで、遊技機は、施錠されて閉じているガラス保持枠に外力を加えて隙間を形成し、そこからピアノ線等を挿入する不正行為(所謂、ゴト行為)が行われる可能性がある。特許文献1の技術は、ガラス保持枠側面の外力に対する変形防止を可能にしているが、遊技機の鍵側や上側をこじ開けようとする不正行為までは、十分に防止できているとは言えない。
特に、近年の遊技性向上のための遊技領域の拡大傾向から、ガラス保持枠のフレーム部分(窓開口の外側の部分)は細くなる傾向にあり、ガラス保持枠を単に補強しただけでは、上述の様な遊技機の鍵側あるいは上側をこじ開けようとする不正行為が行われ易くなっているといえる。
そこで、本願は、合成樹脂製のガラス保持枠を採用した遊技機において、ガラス保持枠自体を変形させたり、遊技機の鍵側あるいは上側をこじ開けたりすることによって行われる不正行為を有効に防止できる様にすることを目的とする。
上記第1の目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、
(a) 遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、
(b) 窓開口が開設された前側板と、該前側板の周縁から後方に連設する外側板とで構成され、前記遊技盤の前方を覆うための透明板を前記窓開口に対面させて保持すると共に、前記遊技盤保持枠に対してヒンジ部で開閉可能に連結された合成樹脂成型品からなる透明板保持枠と、
(c) 前記透明板保持枠の裏面に取り付けられた枠状の補強用金属部材とを備え、
さらに、以下の構成を有することを特徴とする遊技機。
(d) 前記遊技盤保持枠の前面の外周近傍の前記透明板保持枠の外側板よりも内側となる位置に、該遊技盤保持枠の外周に沿って突出する帯状突片を設けたこと。
(e) 前記補強用金属部材を、少なくとも前記透明板保持枠の前側板に平行な第1平面部と、前記透明板保持枠の外側板に平行な第2平面部とを備え、前記透明板保持枠に取り付けたとき、前記第1平面部が前記透明板保持枠の前側板に接触し、前記第2平面部が前端を前記透明板保持枠の前側板に接触させて当該透明板保持枠の外側板の内側に沿って立設された状態となり、前記透明板保持枠を閉じた状態のときに該補強用金属部材の前記第2平面部の後端が前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成したこと。
(f) 前記第2平面部が立設された状態となる位置を、前記遊技盤保持枠から突出する帯状突片よりもさらに内側とすることによって、前記透明板保持枠の外側板と前記補強用金属部材の第2平面部との間に、前記遊技盤保持枠の帯状突片を収容可能な突片収容空間を設けたこと。
本発明の遊技機によれば、遊技盤保持枠の前面に帯状突片を設け(d)、補強用金属部材を第1平面部と第2平面部とを備えるものとし(e)、透明板保持枠の外壁と補強用金属部材の第2平面部との間に帯状突片を収容可能な突片収容空間を備えたので(f)、透明板保持枠を閉じたとき、帯状突片(d)は、突片収容空間(f)内に収納される。この結果、透明板保持枠を閉じると、帯状突片(d)は、突片収容空間(f)内において、透明板保持枠の外側板及び補強用金属部材の第2平面部と重なった状態となる。
従って、こじ開け操作によって透明板保持枠の外側板の後端に形成した隙間からピアノ線を挿入しようとしたとき、ピアノ線は突片収容空間内で帯状突片に衝突し、真っ直ぐに挿入することができない。次に、ピアノ線の先端をL型に曲げて挿入した場合は、帯状突片に衝突することなく帯状突片の先端方向へ差し込むことができるが、今度は、透明板保持枠の前側板の裏面に衝突してそれ以上差し込めなくなる。
次に、ピアノ線の先端を鈎形に曲げた場合について見ると、帯状突出片の先端を越えて後方に向かう様に差し込むことができない訳ではない。しかし、鈎の先端を長くしたのではこの帯状突片の先端を越えて裏側に差し込むこと自体が困難になる。仮に、帯状突片の先端を越えて裏側へ深く差し込むことができたとしても、第2平面部に衝突してそれ以上奧へ挿入するのは困難となる。
なお、ピアノ線自体の弾性を利用して衝突位置で湾曲させるという方法をとった場合も、突片収容空間内は、いわゆる迷路の様に行っては戻るという構造になっているから、これに沿ってピアノ線を湾曲させること自体困難である。そして、ピアノ線の湾曲部分が、この突片収容空間内の帯状突出片の表面、透明板保持枠の外側板や前側板の内面に当接することとなり、突出片収容空間内に詰まった状態になってしまってそれ以上挿入できなくなる。
この様に、本発明によれば、透明板保持枠の外側板及び前側板と、帯状突片と、補強用金属板の第2平面部とによって、迷路の様な構造が形成される。このことから明らかな様に、本発明は、合成樹脂製の透明板保持枠を単に補強によって変形し難くしただけではなく、透明板保持枠の上側や鍵側をこじ開けてピアノ線を挿入しようとしても、ピアノ線を遊技領域まで到達させることができないという作用・効果を発揮するものである。この結果、本発明によれば、遊技領域の大型化に伴って透明板保持枠のフレーム部分が細くなっても、高い不正防止機能を発揮することができる。
なお、本発明の遊技機では、さらに、以下の様に構成するとよい。
(f’) 前記補強用金属部材は、前記透明板保持枠の裏面における、上側、下側、前記ヒンジ部側及び該ヒンジ部側とは反対側の部分に取り付けられた枠状の補強用金属部材として構成され、前記突片収容空間は、少なくとも前記透明板保持枠の裏面における上側と、前記ヒンジ部側とは反対側の部分とに設けられていること。
これは、透明板保持枠の直下には上皿が存在するので、透明板保持枠の下側の部分については、こじ開け対策は特にしなくても構わないからである。また、ヒンジ部側については、ヒンジでしっかりと固定されているので、こじ開け自体が困難だからである。ただし、これら透明板保持枠の下側やヒンジ部側にも上述した構想を採用しても構わないことはもちろんである。上記(f')の構成は、ある意味、本願発明の目的との関係から突片収容空間を設ける必要最低限の条件ということができる。
また、(a)〜(f)あるいは(a)〜(f’)を備えた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(g) 前記透明板保持枠に、該透明板保持枠に保持された前記透明板の外周縁に沿うような内側板を設けたこと。
(h) 前記補強用金属部材が、さらに、前記第1平面部よりも内側に前記透明板保持枠の内側板に平行な第3平面部を備え、前記透明板保持枠に取り付けたとき、該第3平面部が、前記内側板に接触した状態となる様に構成されていること。
補強用金属部材の第3平面部によって補強された透明板の支持又は位置決め用の内側板を透明板保持枠に備えさせることで(g,h)、透明板保持枠の窓開口周辺の強度を高めることができる。また、透明板保持枠に捻りが加えられると、内側板が透明板の外周縁に強く押し付けられることとなり、透明板が邪魔をして捻りによる変形を防止する機能が発揮される。そして、この捻り防止機能は、補強用金属部材の第3平面部によって高められている。なお、内側板の下側にも第3平面部を有する補強用金属部材を取り付けておけば、透明板を組み付けたときの支持台としての強度を高め、遊技領域拡大に伴う透明板の大型化・高重量化に対して有利な効果を発揮する。なお、内側板は、透明板を組み付ける際の位置決め片としても機能する。また、第3平面部は、内側板に接触していることが望ましいが、内側板に近接して設けられていても透明板保持枠を補強するための効果はある。
また、(a)〜()を備えた本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(j) 前記補強用金属部材の第2平面部と第3平面部とは、前記第1平面部を介して連設されていること。
(k) 前記補強用金属部材の第1平面部は、前記透明板保持枠の前側板に接触する様に取り付けられていること。
この様に構成した場合、上記(j)の構成により、第2平面部と第3平面部とが、第1平面を介して連続しているので、補強用金属部材による補強は、より強固なものとなる。これにより、曲げや捻れに対する剛性を高めることができる。また、上記(k)の構成により、第1平面部が、透明板保持枠の前側板をしっかりと補強することができる。
ここで、この(j),(k)の構成は、例えば、図14(A)に示す様に、断面コの字状の補強用金属部材の縦の辺を第1平面部とし、この第1平面部が前側板に直接接触した状態となる様に取り付けることによって実現することができる。また、図14(B)に示す様に、断面コの字状の補強用金属部材の縦の辺を第1平面部とし、この第1平面部が前側板から後方へ立設されたボスの後端面に接触する様に取り付けることによって実現することもできる。この図14(B)の状態は、ボスを介して間接的に前側板に接触しているということができ、上記(k)の要件を満足するからである。
ここで、(j)の構成は、第1平面部の両端に第2平面部及び第3平面部が直接連設された断面「コ」の字状はもちろん、断面「ロ」の字状とすることができる。なお、上記(j)は第2平面部及び第3平面部と第1平面部とが直に連設するものに限る主旨ではない。従って、第1平面部と平行な第4平面部を形成し、第1平面部と第3平面部とを直に連設し、第4平面部と第2平面部とを直に連設し、第1平面部と第4平面部とを直接的又は間接的に連設するといったクランク形状の断面構造としても構わない。
この様なクランク形状の断面構造は、本発明の遊技機に、さらに以下の構成をも備えさせることで実現することができる。
(x) 前記補強用金属部材は、前記第1平面部と平行な第4平面部をも備え、前記第1平面部は前記第3平面部の前端側と連続し、前記第4平面部は前記第2平面部の後端側と連続し、前記第1平面部と前記第4平面部とは連結片を介して互いに連結された段違いの断面形状に構成され、該補強用金属部材の第4平面部は前記透明板保持枠を閉じた状態のときに前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成されていること。
なお、(x)は、次の様に構成することもできる。
(x’) 前記補強用金属部材は、前記第1平面部と平行な第4平面部をも備え、前記第1平面部は前記第2平面部の前端側と連続し、前記第4平面部は前記第3平面部の後端側と連続し、前記第1平面部と前記第4平面部とは連結片を介して互いに連結された段違いの断面形状に構成され、該補強用金属部材の第4平面部は前記透明板保持枠を閉じた状態のときに前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成されていること。
(x)あるいは(x’)の構成をも有する補強用金属部材は、断面形状をクランク状とする他に、断面「日」の字状、「目」の字状としても構成可能である。これらの構成を採用することで、曲げ剛性や捻れ剛性をより一層高めることができる。従って、かかる構成を採用することで、こじあけ動作を行っても、遊技盤の上側や鍵側に隙間を形成するのを困難にする作用・効果が発揮される。
また、本発明は、「透明板保持枠を閉じた状態のときに補強用金属部材の第2平面部の後端が遊技盤保持枠の前面の外周近傍に対して接触した状態となる様に構成」されているので、透明板保持枠の縁をこじ開けようとすると、透明板保持枠が反って第2平面部の後端(遊技盤保持枠側)が遊技盤保持枠の前面に強く接触することとなり、このこじ開け動作を制限するという作用が発揮されるからである。また、第2平面部と遊技盤保持枠前面とが接触することにより、ピアノ線が上述した迷路の様な突片収容空間を通過できたとしても、この第2平面部と遊技盤保持枠前面との接触により、遊技領域内へピアノ線が侵入することはできない。
さらに、(x)又は(x’)をも備えている本発明の遊技機は、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(m) 前記補強用金属部材は、板材を断面クランク形状に折り曲げることによって前記各平面部が形成された金属板によって構成されていること。
この様に、金属板を折り曲げて補強用金属部材とすることで、各平面部が形成された金属棒や金属塊を採用するに比して、曲げや捻れに対する剛性を高めることができるにも拘わらず、補強用金属部材自体の重量を抑えることができる。
なお、本発明において「透明板」とは、ガラス板はもちろん、透明なプラスチック板も含むという意味である。
また、本発明は、「透明板」として、複数枚の透明板を合成樹脂製の枠部材で一体化した「透明板ユニット」を採用した遊技機はもちろん、透明板を透明板保持枠に取り付けた保持枠に上方や横方向から挿入して取り付ける様な構造の遊技機にも適用することができる。
本発明によれば、合成樹脂製のガラス保持枠を採用した遊技機において、ガラス保持枠自体を変形させたり、遊技機の鍵側あるいは上側をこじ開けたりすることによって行われる不正行為を有効に防止することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態のパチンコ機を図1〜図13に基づき詳細に説明する。なお本実施形態において「左」又は「右」とは、パチンコ機の表側(前面側)から見たときの「左」又は「右」を示すものとする。まず本実施形態のパチンコ機の基本的構成を説明する。
図1,図2に示す様に、このパチンコ機1は機体の外郭をなす縦長方形の外枠Aを備えている。外枠Aの開口前面側には、図2,図3に示す様に、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の中枠(遊技盤保持枠)Bが着脱可能に組み付けられている。そして、この中枠(遊技盤保持枠)Bの前面側には、図1〜図3に示す様に、遊技盤Cの前方を覆うためのガラス板14a,14bを保持する前枠(透明板保持枠)Dが開閉可能に組み付けられている。また、図1,図2に示す様に、前枠(透明板保持枠)Dの下には、上の球受け皿Eが前枠(透明板保持枠)Dと同様に開閉可能な様に組み付けられている。さらに、中枠(遊技盤保持枠)Bの下部には、下の球受け皿F及び打球発射装置G等がセットされている。加えて、中枠(遊技盤保持枠)Bの裏側には、図3に示す様に、各種の球経路及び球処理・払出部等を備えたセット盤Hが取り付けられている。なお、図1の符号Jは球貸しシステムに利用されるカードユニットを、符号Kは前枠(透明板保持枠)Dを施錠するための鍵を示している。
本実施形態のパチンコ機1の搭載枠とされる中枠(遊技盤保持枠)Bは、全体的に合成樹脂材料を用いて成形されたものである。図2,図3に示す様に、中枠(遊技盤保持枠)Bは、外枠Aの前面に取り付けられる枠体2と、この枠体2から内側へ張り出す保持枠3とを一体成形した枠構造を有している。保持枠3は、遊技盤Cをセットし、保持するためのものである。枠体2は、外枠Aの開口前面域に適合する外形サイズに成形されている。保持枠3は、遊技盤Cをはめ込むための縦長方形のセット口5を構成している。
セット盤Hは、図3に示す様に、その前面側に、遊技盤Cの裏面に設けられている「該遊技盤Cの表側から裏側に導出された遊技球が流下する球通路樋」を収容するための空所6を形成する。セット盤Hの裏面側には、制御基板等の電子部品が取り付けられる。
前枠(透明板保持枠)Dは、図2に示す様に、中枠(遊技盤保持枠)Bの前面側に、中枠(遊技盤保持枠)Bの左端をヒンジとして横開き可能に組み付けられる。前枠(透明板保持枠)Dは、図3に示す様に、前側板11と、前側板11の外周部分に後方へ伸びる様に連続形成された外側板12と、外側板12から所定距離内側において前側板11の裏面に連続形成された内側板13とを備え、合成樹脂にて一体成形されている。この内側板13を位置決め支持するための部材として、前枠(透明板保持枠)Dには、ガラスユニットGUが取り付けられる。また、前枠(透明板保持枠)Dの上部には、図1,図3等に示す様に、前枠ランプ16が、左右の部分には正面サイド飾り17が、下側の部分には正面下部飾り18が、それぞれ前側板11の前面に取り付けられている。
遊技盤Cを構成する合板7の前面側には、図1〜図3に示す様に、障害釘21、始動入賞口22、図柄可変表示装置23、大型装飾部品24、特別入賞口25、案内車26、電飾装置27、アウト口28、普通入賞口29、通過口30等の部品が取り付けられている。なお、本実施形態では、前記部品のうち、障害釘21を除く、始動入賞口22、大型装飾部品24、案内車26、電飾装置27、普通入賞口29、通過口30のような合板7の表面から突出しており、遊技球の流下軌道に影響を与える可能性のあるものを役物という。また、合板7の前面側には、これら障害釘21や役物等を取り囲む様に誘導レール31が取り付けられている。この誘導レール31により、遊技盤Cの遊技領域が形成される。また、誘導レール31の外側を取り囲む様に合成樹脂成型されたコーナー飾り40が取り付けられている。遊技盤Cは、合板7のみではなく、これら障害釘21や、役物、コーナー飾り40などの部品が取り付けられた全体を意味する。
ガラスユニットGUは、図4に示す様に、2枚のガラス板14a,14bと、これらガラス板14a,14bの上下左右の縁を嵌合させる上枠51、下枠52、左枠53及び右枠54の4つの部品を組み立てたものとして構成されている。また、ガラス板14a,14bは、四角形の四隅を約30度の角度で面取りした様な八角形を呈している。
ここで、左枠53は、ガラス板14a,14bの「左側の縁」及び「左側上下の面取り部分の縁」を覆うと共に、さらに「上下の縁の内で左側上下面取り部分近傍の縁」の左端をも一部覆う様に構成されている。
また、右枠54は、ガラス板14a,14bの「右側の縁」及び「右側上下の面取り部分の縁」を覆うと共に、さらに「上下の縁の内の右側上下面取り部分近傍の縁」の右端をも一部覆う様に構成されている。
さらに、上枠51は、ガラス板14a,14bの「上側の縁の大部分(左枠53及び右枠54で覆われない部分)」を覆う様に構成されている。
加えて、下枠52は、ガラス板14a,14bの「下側の縁の大部分(左枠53及び右枠54で覆われない部分)」を覆う様に構成されている。
これら四つの枠51〜54は、いずれも合成樹脂射出成形によって製造されている。そして、それぞれ、内側に二条のガラス板嵌合溝55,56が形成されている。これら四つの枠51〜54は、組み立てることによって、図5に示す様な矩形状の枠部材50を構成する。このため、図4に示す様に、左枠53及び右枠54の上下の水平部分の外側には、枠部材嵌合用の溝57と孔58とが形成されている。上枠51及び下枠52の両端には、この枠部材嵌合用の溝57及び孔58に嵌合する枠部材嵌合用の突片59及び突起60が形成されている。各枠51〜54に形成されているガラス板嵌合溝55,56は、枠部材として組み立てたときにそれぞれが連続して枠部材50の内側を一周する溝となる。
これら四つの枠51〜54は、最初に左右の枠53,54のどちらかあるいは両方を、そのガラス板嵌合溝55,56をガラス板14a,14bの縁に嵌合させて取り付け、その後、上下の枠51,52を、それらのガラス板嵌合溝55,56をガラス板14a,14bの縁に嵌合させつつ左右の枠53,54の嵌合用溝57及び孔58に突片58及び突起60を嵌合させることによって組み立てられて枠部材50を構成する。これにより、本実施形態では、ガラス板14a,14bは、四つの枠51〜54を組み立ててなる合成樹脂製の枠部材50によってしっかりと保持され、ユニット化され、ガラスユニットGUとなる。なお、ガラスユニットGUが透明板ユニットに相当する。
ガラス板14a,14bが枠部材50によりユニット化された状態において、枠部材50は、図6に示す様に、ガラス板14aの表面より表側に突出する様になっており、かつ、ガラス板14bの裏面より裏側に突出する様になっている。つまり、突出している部分は、枠部材50の内側に刻設されたガラス板嵌合溝55,56の外側の部分である。この突出した部分が突出部となる。なお、枠部材50は、ガラス板14a,14bの周囲を全周に渡って取り囲む様になっているので、突出部も、ガラス板14a,14bの周縁の外側を全周に渡って連続する様になる。
ガラスユニットGUは、図3〜図6に示す様に、2枚のガラス板14a,14bが枠部材50によって一体化されたものとして構成されている。そして、枠部材50は、ガラス板14a,14bの周囲を全周に渡って取り囲む様に構成されている。また、枠部材50の外周形状は、図5に明らかな様に、略矩形状とされている。さらに、枠部材50は、その四隅の厚さを、ガラスユニットGUの最大厚さ(本実施形態では最大厚さは枠部材50自身の厚さ)よりも薄くすることによって形成された保持部70を備えている。保持部70は、枠部材50の四隅を薄くしたものなので、図5から明らかな様に、矩形の内部の位置に形成されることになる。また、保持部70は、図6に示す様に、その裏面71がガラスユニットGUの最も裏側の面よりも前方に位置する様に枠部材50と一体に形成されている。
ここで、本実施形態で採用したガラスユニットGUは、図6に示す様に、保持部70が、その厚さ寸法d1が枠部材50の最大厚さ寸法d0の2分の1以下(本実施形態では約1/3)で、その前面が、枠部材50の表面と面一となる様に設けられている。
さらに詳しくは、保持部70は、三角形状を呈する平板72と、この平板72に立設されたリブ73とによって構成されている。前述の「枠部材50の表面と面一」というのは、このリブ73の前面と枠部材50の前面との関係を意味する。
また、リブ73は、図4〜図6に示す様に、左枠53及び右枠54においてガラス板14a,14bの面取り部分を覆うために斜めに伸びている面取り覆い部53a,53b,54a,54bの外面に連続して左右方向に真っ直ぐ伸びる各7本の直線状帯板として構成されている。つまり、リブ73は、枠部材50におけるガラス板14a,14bの周囲を全周に渡って取り囲む部分を構成している本体と連続する様になっている。
なお、平板72及びリブ73は、ほぼ同じ肉厚に設計されている。また、枠部材50を構成する他の部分もまた、この平板72及びリブ73とほぼ同じ肉厚に設計されている。即ち、枠部材50は、各部の断面を見たときに、各部において肉厚に大きな差が生じない様な形状に設計されているのである。
また、ガラスユニットGUは、縦(上下方向)の長さと、横(左右方向)の長さとが、寸法が異なっていることを目視によって認識できる様な縦横比の矩形状のものとして設計されている。
この様なガラスユニットGUを保持する前枠(透明板保持枠)Dは、図1,図7に示す様に、遊技盤Cの遊技領域を前方から視認可能な樽型の窓開口81を有している。前枠(透明板保持枠)Dはまた、図3と共に説明した様に、前側板11,外側板12及び内側板13を備えている。この内側板13は、図7に示す様に、ガラスユニットGUを、窓開口81の裏側に位置決め支持するための位置決め枠82を構成する。さらに、位置決め枠82の上側、下側、左側及び右側に対応する部分が、上側位置決め片、下側位置決め片、左側位置決め片及び右側位置決め片となる。そして、位置決め枠82(内側板13)は、図8に示す様に、矩形状の枠として構成されており、ガラスユニットGUが前枠(透明板保持枠)Dに保持された状態において、該ガラスユニットGUの外周縁に沿うように形成されている。また、位置決め枠82の下側部分である下側位置決め片は、ガラスユニットGUを下方から支持するための支持台としても機能する。この位置決め枠82を構成する内側板13の後方への突出量(以下、「高さ」という。)は、図3,図10,図13に示す様に、ガラスユニットGUの枠部材50の厚さの6〜7割程度に設計されている。なお、位置決め枠82の四隅については、図7〜図10に示す様に、内側板13の高さを低くした窪み部分83が形成されている。
この窪み部分83には、図7〜図11に示す様に、位置決め枠82で位置決めされたガラスユニットGUを裏面から押さえ付けるロック部材91が回動可能に備えられている。このロック部材91は、ガラスユニットGUを構成する枠部材50の保持部70を裏面から押さえ付けるユニット係合部92を先端に備えたレバー状のものである。また、ロック部材91は、図12に示す様に、保持部70と係合したときにガラスユニットGUの裏面よりも裏に飛び出さない厚さとされており、該ロック部材91の後端面が、ガラスユニットGUの後端面よりも寸法d3だけ前方に位置するように構成されている。なお、図12における厚さ寸法dは、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11の前端面からガラスユニットGUの後端面までの寸法であり、前枠(透明板保持枠)D全体の奥行き寸法でもある。
このロック部材91は、保持部70の裏面71と平行な面内を回動可能に前枠(透明板保持枠)Dの位置決め枠82の窪み部分83に取り付けられている。そして、ロック部材91は、枠部材50の外側から内側に向かって回動させることで、ユニット係合部92で保持部70を裏面から前枠(透明板保持枠)Dに向かって押さえ付け得る様に構成されている。
また、ロック部材91は、回動中心93からユニット係合部92の反対側に伸びる突起94を備えている。この突起94は、ユニット係合部92がガラスユニットGUの保持部70と係合したときに、位置決め枠82の窪み部分83に当接する保持枠当接部を構成するものである。この突起94とユニット係合部92とにより、ロック部材91は、図10に示す様に、ガラスユニットGUの保持部70を裏面から押さえ付けると同時に、位置決め枠82の窪み部分83を介して前枠(透明板保持枠)Dの裏面をも押さえ付ける役割を果たしている。つまり、ロック部材91は、回動中心93を支点として、ユニット係合部92及び突起94が作用点及び力点となるテコの原理によって、ガラスユニットGUの保持部70を裏面から押さえ付ける様になっている。
そして、ガラスユニットGUをロック部材91で固定した状態において、該ガラスユニットGUの枠部材51の前端面が、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11の裏面と当接する様になる。すなわち、ガラス板14aの表面より表側に突出した部分である突出部が、前枠(透明板保持枠)Dの裏面と当接する。また、枠部材50は、図5に示す様に、ガラス板14a,14bの外周を取り囲んでいる。従って、ガラスユニットGUの枠部材50の前面と前枠(透明板保持枠)Dの前側板11の裏面との当接は、窓開口81の周囲を周方向に連続して全周に渡って当接した状態となる。
前枠(透明板保持枠)Dは、合成樹脂成形によって製造された薄板構造のものとなっており、該前枠(透明板保持枠)Dの前側板11は、図7,図8に示す様に、全体として幅の狭い枠を構成している。そのため、前枠(透明板保持枠)Dの裏面には、枠状の補強用金属部材101が取り付けられる。この補強用金属部材101は、前枠(透明板保持枠)Dの裏面における、上側の部分に位置する上側補強部分120と、下側の部分に位置する下側補強部分130と、ヒンジ部側の部分に位置するヒンジ側補強部分105と、ヒンジ部側とは反対側にある鍵側の部分に位置する鍵側補強部分110とで構成されており、各補強部分105,110,120,130を溶接して組み立てたもので、前枠(透明板保持枠)Dの窓開口81の周囲を取り囲む様に、位置決め枠(内側板13)のすぐ外側に取り付けられる。なお、各補強部分105,110,120,130は、薄肉鋼板をプレス成形した部品である。
この補強用金属部材101を裏から見たときの右側(表から見て左側)に位置するヒンジ側補強部分105は、前枠(透明板保持枠)Dのヒンジ部を構成する部分である。従って、図10に示す様に、ヒンジ側補強部分105の上部にはヒンジ用の支持軸107が取り付けられている。また、図示しないが、ヒンジ側補強部分105の下部にはヒンジ用の支持孔が形成されており、該支持孔に、中枠(遊技盤保持枠)Bに立設された支持軸を挿入する様になっている。この支持軸107及び支持孔を回転支軸として、前枠(透明板保持枠)Dは、中枠(遊技盤保持枠)Bに対して開閉可能となり、該前枠(透明板保持枠)Dを閉じた際には、ヒンジ部とは反対側にある鍵Kにより施錠される。
また、補強用金属部材101の鍵側(表から見て右側)に位置する鍵側補強部分110は、図13(A)に示す様に、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11に平行な第1平面部111と、前枠(透明板保持枠)Dの外側板12に平行な第2平面部112と、前枠(透明板保持枠)Dに形成された内側板13(位置決め枠82)に平行な第3平面部113と、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11に平行で第1平面部111に対して後方へずれて位置する第4平面部114と、前枠(透明板保持枠)Dの外側板12に平行で第2平面部112と第3平面部113との間に位置する第5平面部115とから構成され、4箇所で折り曲げられたクランク状の断面形状を有している。なお、この鍵側補強部分110を構成する各平面部111〜115の位置関係を詳しく述べると、第3平面部113の前端に第1平面部111の左端が連続し、第1平面部111の右端に第5平面部115の前端が連続し、第5平面部115の後端に第4平面部114の左端が連続し、第4平面部114の右端に第1平面部111の後端が連続することにより、第2平面部112と第3平面部113とは、第1平面部111を介して連設されたものとなっている。
また、この鍵側補強部分110は、第3平面部113が内側板13の外面に接触し、第1平面部111が前側板11の裏面に接触し、第4平面部114が、前側板11から立設されたネジ止め用ボス15の後端面に接触し、第2平面部112の前端が前側板11の裏面に接触する様に、ネジ止めによって前枠(透明板保持枠)Dに取り付け固定される。なお、前枠(透明板保持枠)Dの上側のフレーム部分及び左右のフレーム部分には、ボス15とボス15の間を連絡する様に、ボス15と同じ高さのリブ15aが設けられている。
補強用金属部材101の上側に位置する上側補強部分120は、図13(B)に示す様に、鍵側補強部分110と同様に、前側板11に平行な第1平面部121と、外側板12に平行な第2平面部122と、内側板13に平行な第3平面部123と、前側板11に平行で第1平面部121に対して後方へずれて位置する第4平面部124と、外側板12に平行で第2平面部122と第3平面部123との間に位置する第5平面部125とから構成され、4箇所で折り曲げられたクランク状の断面形状を有している。
この上側補強部分120においても、第3平面部123が内側板13の外面に接触し、第1平面部121が前側板11の裏面に接触し、第4平面部124が、前側板11から立設されたネジ止め用ボス15の後端面に接触し、第2平面部122の前端が前側板11の裏面に接触する様に、ネジ止めによって前枠(透明板保持枠)Dに取り付け固定される。
なお、補強用金属部材101の下側に位置する下側補強部分130は、図13(C)に示す様に、金属板を2箇所で折り曲げてコの字状断面としたものであって、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11に平行な第1平面部131と、前枠(透明板保持枠)Dの内側板13(位置決め枠82)に平行な第2平面部132及び第3平面部133とからなる。
この下側補強部分130は、その第3平面部133が内側板13の外面に接触し、第1平面部131が前側板11の裏面に接触した状態で、前枠(透明板保持枠)Dにネジ止めによって取り付け固定される。そして、下側補強部分130は、位置決め枠82(内側板13)の下側部分である下側位置決め片をも補強する様になっている。なお、前枠(透明板保持枠)Dの下端には、外側板12は形成されていない。また、前側板11の前面に取り付けられた正面下部飾り18の裏側には、ネジ止め用のネジ孔が形成されている。
なお、ヒンジ側補強部分105は、鍵側補強部分110や上側補強部分120と同様に、前側板11に平行な第1平面部と、外側板12に平行な第2平面部と、内側板13に平行な第3平面部と、前側板11に平行で第1平面部に対して後方へずれて位置する第4平面部と、外側板12に平行で第2平面部と第3平面部との間に位置する第5平面部とから構成され、4箇所で折り曲げられたクランク状の断面形状を有している。
また、この補強用金属部材101は、前枠(透明板保持枠)Dを閉じた状態において、図3,図11に示す様に、鍵側補強部分110及び上側補強部分120の第4平面部114,124の背面が、中枠(遊技盤保持枠)Bの前面に対して接触した状態となる様に構成されている。従って、第2平面部112,122の後端が、中枠(遊技盤保持枠)Bの前面に対して接触した状態となっていることにもなる。
一方、中枠(遊技盤保持枠)Bの上側と鍵側の前面には、図2,図3,図11に示した様に、帯状突片151が、中枠(遊技盤保持枠)Bの外周近傍位置において外周に沿って突設されている。この帯状突片151は、図3,図11に示す様に、前枠(透明板保持枠)Dを閉じたとき、前枠(透明板保持枠)Dの外側板12と、鍵側補強部分110及び上側補強部分120の第2平面部112,122との間に形成される突片収容空間155内に収容された状態となる。この状態において、帯状突片151が、外側板12及び第2平面部112,122と重なり合う様になっている。
そして、前枠(透明板保持枠)Dを閉じたとき、ガラスユニットGUは、図3,図11に示す様に、枠部材50の裏端面が遊技盤Cに取り付けられたコーナー飾り40の前面に当接した状態となる。すなわち、ガラス板14bの裏面より裏側に突出した部分である突出部が、遊技盤Cの表面と当接する。また、前述した様に、ガラスユニットGUがロック部材91で固定された状態において、該ガラスユニットGUの枠部材50の前端面は、前枠(透明板保持枠)Dの裏面に当接している。従って、前枠(透明板保持枠)Dを閉じたときには、枠部材50の前端面が前枠(透明板保持枠)Dの前側板11の裏面に当接すると共に、枠部材50の裏面がコーナー飾り40の前面に当接した状態となる。コーナー飾り40は、遊技盤Cを構成する部品であるから、枠部材50の裏面は、遊技盤Cの前面に当接していることになる。
また、枠部材50は、図5に示した様に、ガラス板14a,14bの外周を取り囲んでいる。そして、コーナー飾り40は、遊技領域をほぼ全周に渡って取り囲む構成となっている。従って、ガラスユニットGUの枠部材50の裏面と遊技盤C(コーナー飾り40)の前面との当接は、ほぼ全周に渡って連続して当接した状態となる。
以上の様に構成した結果、本実施形態によれば、以下の様な種々の作用・効果が発揮される。
ガラスユニットGUを構成する枠部材50を図6(E)に示した様に、2条のガラス板嵌合溝55,56を備えた断面E字状にした結果、ガラス板14a,14bが前枠(透明板保持枠)Dや遊技盤Cに直接接触することがない。よって、ガラス板14a,14bを傷つけることがない。
また、枠部材50の方が前側のガラス板14aよりも前方へ突出していることから、前枠(透明板保持枠)DとガラスユニットGUとの当接は、枠部材50の前面により、窓開口81の全周に渡って周方向に連続したものとなる。よって、ガラス板14aに沿ってピアノ線を挿入しようとしても枠部材50の前方への突出部分が障壁となり、かかる不正行為を防止する。さらに、この様な不正行為を働こうとする者が、ガラスユニットGUを押し込んで枠部材50と前側板11との間に隙間を形成しようとしても、前枠(透明板保持枠)Dを閉じた状態では、枠部材50の後方への突出部分が遊技盤Cのコーナー飾り40の前面に当接しているため、押し込みによる隙間を形成することができない。
また、枠部材50、前枠(透明板保持枠)D及びコーナー飾り40はいずれも合成樹脂成型品なので、上述の当接状態は、これら合成樹脂製部品の圧縮変形能力により、密着性の高いものとなっている。従って、前枠(透明板保持枠)Dに対するガラスユニットGUの組み付け誤差や、中枠(遊技盤保持枠)Bに対する遊技盤Cの組み付け誤差が多少あったとしても、高い密着性を実現することが可能である。
さらに、枠部材50と遊技盤Cとの当接は、点接触ではなく、遊技領域のほぼ全周に渡る連続的な線接触となっているので、ガラスユニットGUが押し込み操作によって部分的に反るということもない。よって、反りによる隙間も形成されることがない。
枠部材50は、上下左右の部品51〜54を組み立てて矩形状の枠を形成する様に構成したので、ガラスユニットGUの組立は、ガラス板14a,14bの上下左右の縁に所定の順番で部品をはめ込むという作業で完了することができるので、ガラスユニットGUの組立が容易である。また、組み立てに当たって必要な作業スペースを小さくすることもできる。
また、合成樹脂製の部品51〜54をガラス板14a,14bの縁に嵌め込んで組み立てる構成を採用した結果、枠部材50側に多少の成形誤差があったとしても、組み立て困難にならないという効果もある。さらに、組立て易いにも拘わらず、溝に嵌め込まれたガラス板14a,14bは、しっかりと枠部材50に嵌合された状態となるので、ガラスユニットGU自体におけるガラス板14a,14bのガタツキを排除することができるというメリットもある。
また、不正防止という点では、本実施形態が採用した次の構成も効果を発揮している。即ち、中枠(遊技盤保持枠)Bの前面の外周近傍位置に、中枠(遊技盤保持枠)Bの外周に沿って突出する帯状突片151を設け、補強用金属部材101の第2平面112,122と前枠(透明板保持枠)Dの外側板12との間に、帯状突片151を収容可能な突片収容空間155を設けたので、前枠(透明板保持枠)Dを閉じたとき、図3,図11に示した様に、帯状突片151が、突片収容空間155内において、前枠(透明板保持枠)Dの外側板12及び補強用金属部材101の第2平面部112,122と重なった状態となる構成である。かかる構成により、不正行為者が、前枠(透明板保持枠)Dの上側や鍵側に対するこじ開け操作によって前枠(透明板保持枠)Dの外側板12の後端に隙間を形成してピアノ線を挿入しようとしても、ピアノ線は突片収容空間155内で帯状突片151に衝突し、真っ直ぐに挿入することができない。また、内部は迷路の様な構造になる結果、仮に、帯状突片151を乗り越えたとしても、補強用金属部材101の第2平面部112,122によってこれを阻止することができるという効果が発揮される。
また、本実施形態では、補強用金属部材101を取り付けた前枠(透明板保持枠)Dは、窓開口81を大きなものとしても強度(剛性)が低下しないという補強効果自体があることはもちろんである。かかる補強効果という点では、ヒンジ側補強部分105、鍵側補強部分110及び上側補強部分120を4箇所で金属板を折り曲げたクランク状断面とし、下側補強部分130を2箇所で金属板を折り曲げたコの字状断面としたことで、金具自体の剛性を増している点も本実施形態の特徴ということができる。
さらに、窓開口81を大きくすることで、ガラスユニットGUを構成するガラス板14a,14bが大型化し、その結果、ユニットの重量増加を招いたとしても、位置決め枠82は、補強用金属部材101の第3平面部113,123,133によって補強されているので、ガラスユニットGUを支持するための支持台として十分な強度を発揮させることができている。
また、本実施形態は、前枠(透明板保持枠)Dを閉じた状態のときに、補強用金属部材101の第2平面部112,122の後端が、中枠(遊技盤保持枠)Bの前面の外周近傍に対して当接した状態となっているので、前枠(透明板保持枠)Dの上側や鍵側に手を掛けて縁をこじ開けようとすると、前側板11の反りが第2平面部112,122の後端を中枠(遊技盤保持枠)Bの前面に強く押し付けることとなり、こじ開け動作を制限するという作用が発揮される。また、第2平面部112,122と中枠(遊技盤保持枠)Bの前面とが当接していることにより、ピアノ線が上述した迷路の様な突片収容空間155を仮に通過できたとしても、この第2平面部112,122と中枠(遊技盤保持枠)Bの前面との接触により、遊技領域内へピアノ線が侵入することはできない。
また、本実施形態は、こうした不正防止効果だけでなく、遊技機の奥行きを大きくすることなくガラス板14a,14bのユニット化を実現している点にも特徴がある。さらに、ガラスユニットGUが、運搬等の取扱いの便利なものになっている点も特徴である。
これは、一つには、ガラスユニットGUの構成として、ガラス板14a,14bの周囲を全周に渡って取り囲んでいる矩形状の枠部材50の四隅の厚さを薄くして矩形の内側に保持部70を形成した結果である。かかる構成の採用により、ガラスユニットGUの運搬の際や、遊技機1に取り付ける際に、保持部70が折れたりひっかかったりするといった問題をなくしている。また、枠部材50を矩形状の外周形状としたので、ガラスユニットGUを立てて保管する際に場所をとったりもしない。従って、本実施形態によれば、ガラスユニットGUの運搬、保管、取り付けといった各種の作業における取り扱いが容易であるという作用・効果が発揮される。
また、図12に示した様に、保持部70を枠部材50の前面と面一とすることで、ロック部材91の後方への飛び出しをなくし、前枠(透明板保持枠)Dの前側板11の前面から前枠(透明板保持枠)Dの最背面(ガラスユニットGUの後端面)までの奥行き寸法dを小さくすることができている。これにより、ガラス板14a,14bのユニット化によって遊技機1の奥行き寸法が大きくなるのを防いでいる。
さらに、枠部材50に形成した保持部70を、平板72と、平板72の前面に立設されたリブ73とによって構成したので、枠部材50を、各部の肉厚に大きな差のないほぼ同様の肉厚からなる薄肉構造体とすることができ、射出成形における良好な樹脂の流れを実現し、巣の発生や熱収縮による変形等を生じないという作用・効果が発揮される。また、各部は薄肉構造体となっているにも拘わらず、保持部70としてはある程度の厚さを有し、リブ73による補強のなされたものとすることができ、ロック部材91で押さえ付けたときに十分な保持力を発生させるという作用・効果も達成している。
また、本実施形態では、リブ73を、左枠53及び右枠54においてガラス板14a,14bの面取り部分を覆うために斜めに伸びている面取り覆い部53a,53b,54a,54bの外面に連続して左右方向に真っ直ぐ伸びる直線状帯板として構成したので、リブ73は枠部材50の本体によって補強されることとなる。また、本実施形態では、リブ73の端部と枠部材50の本体とが連続した形状とされているので、射出成形用金型の構造を簡単にするという効果も発揮される。
加えて、リブ73は全て同じ方向に伸びているので、ガラスユニットGUを取り付ける際などに、縦横を容易に判断することができるという効果もある。なお、この点については、本実施形態では、ガラスユニットGUの縦横の長さを目視によって差が分かる程度に異ならせているので、これによっても縦横を判断する際の利便性が向上している。
また、本実施形態では、保持部70を三角形状とすると共に、ガラス板14a,14bを八角形状としたので、略矩形状とした枠部材50の矩形の内部に、ある程度大きな面積を持たせた保持部70を備えることができている。これにより、特に、パチンコ機では、円形の遊技領域が構成されることから、八角形状のガラス板14a,14bを採用することで、遊技領域を圧迫することなく、矩形内部に位置する保持部70を確保することができるという作用・効果も発揮される。
この様に、本実施形態によれば、組み立て作業等における取り扱いが容易であり、かつ、遊技機全体の奥行き寸法が大きくならない様なガラスユニットGUの提供を実現している。この奥行き寸法の大型化防止という点では、本実施形態が採用した次の構成も有効なものとなっている。
それは、本実施形態では、枠部材50を、ガラス板14a,14bの周囲を全周に渡って取り囲む矩形状に構成し、図6に示した様に、この矩形の四隅の厚さ寸法d1を枠部材50の最大厚さ寸法d0よりも薄くすることによって、矩形の内部の位置でロック部材91のユニット係合部92と係合し得る様に保持部70を形成し、特に、この保持部70を枠部材50の前面と面一となる様に前面側に設け、図12に示した様に、ロック部材91の厚さを、該ロック部材91で固定された状態のガラスユニットGUの後端面よりも寸法d3だけ前方に位置する様な厚さとした点である。
また、本実施形態によれば、ロック部材91に、ユニット係合部92に対して回動中心93の反対側に突出する突起94を備えさせ、ガラスユニットGUにロック部材91のユニット係合部92を係合させると同時に、突起94を前枠(透明板保持枠)Dの位置決め枠82の窪み83の部分に係合させる様にしたので、ロック部材91によるガラスユニットGUの保持力を高くすることができている。
また、位置決め枠82の下側部分は、ガラスユニットGUを前枠(透明板保持枠)Dに嵌め込む際に一時的に置くための置き台としても機能し、ガラスユニットGUの嵌め込み作業を容易にしている。
以上、発明を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
実施形態のパチンコ機の正面図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)を開いた状態の正面図である。 実施形態のパチンコ機の拡大断面図であって、(A)は上部の縦断面を、(B)は鍵側の水平断面を示している。 実施形態のパチンコ機に装着されるガラスユニットの分解斜視図である。 実施形態のパチンコ機に装着されるガラスユニットの組み立て状態を示し、(A)は正面図、(B)は背面図である。 実施形態のパチンコ機に装着されるガラスユニットの組み立て状態を示し、(A)上部の拡大右側面図、(B)は上部の拡大断面図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)の分解斜視図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)を示し、(A)は背面図、(B)は正面図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)とガラスユニットを分解した状態の背面上方から見た斜視図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)にガラスユニットを取り付けた状態の背面上方から見た斜視図である。 実施形態のパチンコ機の断面図であって、(A)は図3(A)の要部の拡大断面図、(B)は図3(B)の要部の拡大断面図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)にガラスユニットを取り付けた状態を示し、(A)は平面図、(B)は右側面図である。 実施形態のパチンコ機の前枠(透明板保持枠)の拡大断面図であって、(A)は鍵側の水平断面、(B)は上部の縦断面、(C)は下部の縦断面を示している。 変形例を含む本発明の説明図である。
1・・・パチンコ機
2・・・枠体
3・・・保持枠
5・・・セット口
6・・・空所
7・・・合板
11・・・前側板
12・・・外側板
13・・・内側板
14a,14b・・・ガラス板
15・・・ボス
15a・・・リブ
16・・・前枠ランプ
17・・・正面サイド飾り
18・・・正面下部飾り
21・・・障害釘
22・・・始動入賞口
23・・・図柄可変表示装置
24・・・大型装飾部品
25・・・特別入賞口
26・・・案内車
27・・・電飾装置
28・・・アウト口
29・・・普通入賞口
30・・・通過口
31・・・誘導レール
40・・・コーナー飾り
50・・・枠部材
51・・・上枠
52・・・下枠
53・・・左枠
53a,53b・・・面取り覆い部
54・・・右枠
54a,54b・・・面取り覆い部
55,56・・・ガラス板嵌合溝
57・・・枠部材嵌合用の溝
58・・・枠部材嵌合用の孔
59・・・枠部材嵌合用の突片
60・・・枠部材嵌合用の突起
70・・・保持部
71・・・保持部の裏面
72・・・平板
73・・・リブ
81・・・窓開口
82・・・位置決め枠
83・・・窪み部分
91・・・ロック部材
92・・・ユニット係合部
93・・・回動中心
94・・・突起
101・・・補強用金属部材
105・・・ヒンジ側補強部分
107・・・ヒンジ用の支持軸
110・・・鍵側補強部分
111・・・第1平面部
112・・・第2平面部
113・・・第3平面部
114・・・第4平面部
115・・・第5平面部
120・・・上側補強部分
121・・・第1平面部
122・・・第2平面部
123・・・第3平面部
124・・・第4平面部
125・・・第5平面部
130・・・下側補強部分
131・・・第1平面部
132・・・第2平面部
133・・・第3平面部
151・・・帯状突片
155・・・突片収容空間
A・・・外枠
B・・・中枠(遊技盤保持枠)
C・・・遊技盤
D・・・前枠(透明板保持枠)
E・・・上の球受け皿
F・・・下の球受け皿
G・・・打球発射装置
H・・・セット盤
J・・・カードユニット
K・・・鍵
GU・・・ガラスユニット

Claims (6)

  1. (a) 遊技盤を保持する遊技盤保持枠と、
    (b) 窓開口が開設された前側板と、該前側板の周縁から後方に連設する外側板とで構成され、前記遊技盤の前方を覆うための透明板を前記窓開口に対面させて保持すると共に、前記遊技盤保持枠に対してヒンジ部で開閉可能に連結された合成樹脂成型品からなる透明板保持枠と、
    (c) 前記透明板保持枠の裏面に取り付けられた枠状の補強用金属部材とを備え、
    さらに、以下の構成を有することを特徴とする遊技機。
    (d) 前記遊技盤保持枠の前面の外周近傍の前記透明板保持枠の外側板よりも内側となる位置に、該遊技盤保持枠の外周に沿って突出する帯状突片を設けたこと。
    (e) 前記補強用金属部材を、少なくとも前記透明板保持枠の前側板に平行な第1平面部と、前記透明板保持枠の外側板に平行な第2平面部とを備え、前記透明板保持枠に取り付けたとき、前記第1平面部が前記透明板保持枠の前側板に接触し、前記第2平面部が前端を前記透明板保持枠の前側板に接触させて当該透明板保持枠の外側板の内側に沿って立設された状態となり、前記透明板保持枠を閉じた状態のときに該補強用金属部材の前記第2平面部の後端が前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成したこと。
    (f) 前記第2平面部が立設された状態となる位置を、前記遊技盤保持枠から突出する帯状突片よりもさらに内側とすることによって、前記透明板保持枠の外側板と前記補強用金属部材の第2平面部との間に、前記遊技盤保持枠の帯状突片を収容可能な突片収容空間を設けたこと。
  2. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
    f’) 前記補強用金属部材は、前記透明板保持枠の裏面における、上側、下側、前記ヒンジ部側及び該ヒンジ部側とは反対側の部分に取り付けられた枠状の補強用金属部材として構成され、前記突片収容空間は、少なくとも前記透明板保持枠の裏面における上側と、前記ヒンジ部側とは反対側の部分とに設けられていること。
  3. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
    (g) 前記透明板保持枠に、該透明板保持枠に保持された前記透明板の外周縁に沿うような内側板を設けたこと。
    (h) 前記補強用金属部材が、さらに、前記第1平面部よりも内側に前記透明板保持枠の内側板に平行な第3平面部を備え、前記透明板保持枠に取り付けたとき、該第3平面部が、前記内側板に接触した状態となる様に構成されていること。
  4. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
    (x) 前記補強用金属部材は、前記第1平面部と平行な第4平面部をも備え、前記第1平面部は前記第3平面部の前端側と連続し、前記第4平面部は前記第2平面部の後端側と連続し、前記第1平面部と前記第4平面部とは連結片を介して互いに連結された段違いの断面形状に構成され、該補強用金属部材の第4平面部は前記透明板保持枠を閉じた状態のときに前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成されていること。
  5. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
    (x’) 前記補強用金属部材は、前記第1平面部と平行な第4平面部をも備え、前記第1平面部は前記第2平面部の前端側と連続し、前記第4平面部は前記第3平面部の後端側と連続し、前記第1平面部と前記第4平面部とは連結片を介して互いに連結された段違いの断面形状に構成され、該補強用金属部材の第4平面部は前記透明板保持枠を閉じた状態のときに前記遊技盤保持枠の前面に対して接触した状態となる様に構成されていること。
  6. さらに以下の構成をも備えることを特徴とする請求項4又は5記載の遊技機。
    (m) 前記補強用金属部材は、板材を断面クランク形状に折り曲げることによって前記各平面部が形成された金属板によって構成されていること。
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