JP4484725B2 - ホログラフィー用ハロゲン化銀感光材料 - Google Patents
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Description
さらには多色カラーホログラム作成用のホログラフィー用感光材料に適した2種類の分光増感色素による分光増感が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、これらの開示されている分光増感の方法では通常代表的に使用されるレーザー光のすべての波長に対しては汎用性がなかった。すなわち、694nmの波長のルビーレーザー光、647nmの波長のクリプトンレーザー光、633nmの波長のヘリウム/ネオンレーザー光,532nmの波長のYAGレーザー光、ならびに515nmと488nmの波長のアルゴンレーザー光の全ての波長に対してハロゲン化銀感光材料の特徴である高感度を1枚の感光材料で同時に満足させることはできなかった。したがって代表的な全てのレーザー光に対して高い感度を有する感光材料、すなわち汎用性がある感光材料はなかった。
本発明の前記課題は、以下の方法によって達成される。
該3種類以上の分光増感色素により、少なくとも500nm以上550nm以下の間と、600nm以上700nm未満の間に2つの分光吸収の極大値を有しており、
さらに、550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料を含有しており、
該550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度0.3以上2.0以下の範囲にある
ことを特徴とするホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
(2)前記550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度0.8以上2.0以下の範囲にあることを特徴とする(1)に記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
(3)前記500nm以上550nm以下の間と、600nm以上700nm未満の間の2つの分光吸収の極大値が透過吸光度0.1以上0.5以下の範囲にあることを特徴とする(1)又は(2)に記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
(4)前記550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度1.5以上2.0以下の範囲にあることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
(5)600nm以上700nm未満の間に分光吸収の極大を有する分光増感色素を2種以上含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
なお、本発明は上記(1)〜(5)に関するものであるが、その他の事項についても参考のために記載した。
本発明でホログラフィー用ハロゲン化銀感光材料とは物体光と参照光の干渉波を記録することができるハロゲン化銀感光材料である。この波面記録により物体光の振幅と位相の両方を記録することができ、参照光により物体を三次元的に忠実に、再生、再現することができる。
本発明のホログラフィー用ハロゲン化銀感光材料は支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有する。該ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀粒子は3種類以上の分光増感色素により分光増感されている。好ましくは、これらの3種類の分光増感色素により、少なくとも500nm以上550nm以下の間と600nm以上700nm未満の間に2つの分光吸収の極大値を有する。より好ましくは、少なくとも510nm以上540nm以下の間と620nm以上680nm以下の間に2つの分光吸収の極大値を有する。分光吸収の極大値は感光材料の透過分光吸収を通常の分光光度計にて空気を参照にして測定する。分光吸収の極大値は3つ以上あっても良いし、上記の波長領域外にも分光吸収の極大値があっても良い。
これらの酸性核には、環が縮環していても、通常用いられる置換基が置換していても良い。
酸性核として好ましくは、ヒダントイン、2または4ーチオヒダントイン、2ーオキサゾリンー5ーオン、2ーチオオキサゾリンー2、4ージオン、チアゾリジンー2、4ージオン、ローダニン、チアゾリジンー2、4ージチオン、バルビツール酸、2ーチオバルビツール酸であり、より好ましくは、ヒダントイン、2または4ーチオヒダントイン、2ーオキサゾリンー5ーオン、ローダニン、バルビツール酸、2ーチオバルビツール酸であり、さらに好ましくは、2ーチオヒダントイン、またはローダニンである。
本発明のハロゲン化銀粒子は超微粒子であるため、ハロゲン組成の構造付与は容易ではないが、内部高沃化銀含量の構造、外部高沃化銀含量の構造等が可能である。塩化銀についての構造についても同様である。さらには3重構造以上の多層構造も可能である。
1. 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン
2. 4−ヒドロキシ−6−t−ブチル−1,3,3a,7−テトラザインデン
3. 4−ヒドロキシ−6−フェニル−1,3,3a,7−テトラザインデン
4. 4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラザインデン
5. 4−メチル−6−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラザインデン
6. 2−メチルチオ−4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン
7. 4−ヒドロキシ−5−ブロム−6−メチル−1,3,3 a,7−テトラザインデン
8. 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,3a,7−テトラザインデン
9. 4−ヒドロキシ−6−エチル−1,2,3a,7−テトラザインデン
10.2,4−ジヒドロキシ−6−フェニル−1,3,3a,7−トリアザインデン
11. 4−ヒドロキシ−6−フェニル−1,2,3,3a,7−ペンタザインデン
(式中、Mは鉄、ルテニウム、オスミウム、コバルト、ロジウム、イリジウムまたはクロムであり、nは3または4である。)。
(I-1) [Fe(CN)6]4-
(I-2) [Fe(CN)6]3-
(I-3) [Ru(CN)6]4-
(I-4) [Os(CN)6]4-
(I-5) [Co(CN)6]3-
(I-6) [Rh(CN)6]3-
(I-7) [Ir(CN)6]3-
(I-8) [Cr(CN)6]4-。
H2O2、2Na2SO4・H2O2・2H2O)、ペルオキシ酸塩(例えば、K2S2O8、K2C2O6、K2P2O8)、ペルオキシ錯体化合物(例えば、K2[Ti(O2)C2O4]・3H2O、4K2SO4・Ti(O2)OH・SO4・2H2O、Na3[VO(O2)(C2H4)2]・6H2O)、過マンガン酸塩(例えば、KMnO4)、クロム酸塩(例えば、K2Cr2O7)のような酸素酸塩、沃素や臭素のようなハロゲン元素、過ハロゲン酸塩(例えば、過沃素酸カリウム)、高原子価の金属の塩(例えば、ヘキサシアノ第二鉄酸カリウム)およびチオスルフォン酸塩がある。
染料としては上述の要求を満たすものであれば良い。好ましくは、処理で流出したり消色することが可能な水溶性染料、または固体分散染料である。特に好ましくは、ハロゲン化銀乳剤の感度等の諸特性に影響しない水溶性染料である。水溶性染料はハロゲン化銀乳剤層に直接添加することも可能であるし、保護層、バック層に添加することも可能である。また併用することも可能である。
特に好ましい染料の代表例を以下に示す。
(タイプ1)
1電子酸化されて生成する1電子酸化体が、引き続く結合開裂反応を伴って、さらに1電子もしくはそれ以上の電子を放出し得る化合物。
(タイプ2)
1電子酸化されて生成する1電子酸化体が、引き続く結合形成反応を経た後に、さらに1電子もしくはそれ以上の電子を放出し得る化合物。
タイプ1の化合物で、1電子酸化されて生成する1電子酸化体が、引き続く結合開裂反応を伴って、さらに1電子を放出し得る化合物としては、特開平9−211769号(具体例:28〜32頁の表Eおよび表Fに記載の化合物PMT−1〜S−37)、特開平9−211774号、特開平11−95355号(具体例:化合物INV1〜36)、特表2001−500996号(具体例:化合物1〜74、80〜87、92〜122)、米国特許5,747,235号、米国特許5,747,236号、欧州特許786692A1号(具体例:化合物INV1〜35)、欧州特許893732A1号、米国特許6,054,260号、米国特許5,994,051号などの特許に記載の「1光子2電子増感剤」または「脱プロトン化電子供与増感剤」と称される化合物が挙げられる。これらの化合物の好ましい範囲は、引用されている特許明細書に記載の好ましい範囲と同じである。
タイプ2の化合物で1電子酸化されて生成する1電子酸化体が、引き続く結合 形成反応を伴って、さらに1電子もしくはそれ以上の電子を放出し得る化合物としては、一般式(10)(特開2003-140287号に記載の一般式(1)と同義)、化学反応式(1)(特願2003-33446号に記載の化学反応式(1)と同義)で表される反応を起こしうる化合物であって一般式(11)(特願2003-33446号に記載の一般式(2)と同義)で表される化合物が挙げられる。これらの化合物の好ましい範囲は、引用されている特許明細書に記載の好ましい範囲と同じである。
1 化学増感剤 23頁 648 頁右欄 996 頁
2 感度上昇剤 同 上
3 分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄〜 996 右〜998右
強色増感剤 649 頁右欄
4 増 白 剤 24頁 647 頁右欄 998 右
5 かぶり防止剤、 24〜25頁 649 頁右欄 998 右〜1000右
および安定剤
6 光吸収剤、 25〜26頁 649 頁右欄〜 1003左〜1003右
フィルター染料、 650 頁左欄
紫外線吸収剤
7 ステイン防止剤 25頁右欄 650 左〜右欄 1002右
8 色素画像安定剤 25頁 1002右
9 硬 膜 剤 26頁 651 頁左欄 1004右〜1005左
10 バインダー 26頁 同 上 1003右〜1004右
11 可塑剤、潤滑剤 27頁 650 頁右欄 1006左〜1006右
12 塗布助剤、 26〜27頁 同 上 1005左〜1006左
表面活性剤
13 スタチック 27頁 同 上 1006右〜1007左
防 止 剤
14 マット剤 1008左〜1009左。
ハロゲン化銀乳剤層ならびに各種層の塗布銀量、塗布ゼラチン量は特に制限はない。塗布銀量は1g/m2から10g/m2の範囲が好ましい。塗布ゼラチン量は1g/m2から10g/m2の範囲が好ましい。銀/ゼラチン塗布量比率についても任意の範囲で選択することができる。好ましくは0.3〜2.0の範囲である。塗布膜厚は通常3μm以上12μm以下の範囲が好ましく用いられる。薄いと干渉波の記録が十分に行えないし、厚すぎても光散乱等の増加により解像力が低下してしまう。処理工程での膨潤膜厚については、硬膜剤の使用量の調整により任意に選ぶことができる。好ましくは硬膜の程度は処理後の膜厚変化、すなわちハロゲン化銀、ゼラチン等の抜けがない様に、強くしておくことが好ましい。層別の硬膜をする場合には上層に対して下層の硬膜の程度を緩くしておくことが好ましい。
以下に実施例をもって本発明を具体的に説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例1及び2は「参考例」と読み替えるものとする。
(乳剤aの調製)
KBr0.28g、数平均分子量100000のフタル化脱イオン骨ゼラチン33.3gを含む水溶液1659mLを34℃に保ち撹拌した。二酸化チオ尿素0.04gを含む水溶液を添加した後、pHを6.0に合わせた。AgNO3(96.0g)水溶液800mlとKIを1モル%含むKBr水溶液をダブルジェット法で15分間に渡り添加した。この時、銀電位を飽和カロメル電極に対して+20mVに保った。強色増感剤Iをハロゲン化銀1モルに対して6.7×10-4モル添加した後、増感色素Iをハロゲン化銀1モルに対して6.1×10-4モル添加した。その後、増感色素IIをハロゲン化銀1モルに対して5.2×10-4モル添加した。本実験において増感色素は、特開平11−52507号に記載の方法で作成した固体微分散物として、使用した。すなわち硝酸ナトリウム0.8質量部および硫酸ナトリウム3.2質量部をイオン交換水43質量部に溶解し、増感色素13質量部を添加し、60℃の条件下でディゾルバー翼を用い2000rpmで20分間分散することにより、増感色素の固体分散物を得た。
温度を32℃に降温した後、通常の水洗(脱塩)を行なった。数平均分子量20000の酸化処理を施した脱イオン骨ゼラチン21gを添加した後、45℃でPHを8.0に調整した。60℃に昇温し、ハロゲン化銀1モルに対して、二酸化チオ尿素(8.0×10-5モル)、かぶり防止剤I(4.5×10-3モル)、塩化金酸(4.1×10-4モル)、チオ硫酸ナトリウム(1.2×10-3モル)を順次添加し最適に化学増感を施した。かぶり防止剤II(2.5×10-4モル)を添加して化学増感を終了した。
本乳剤aは数平均円相当径38nm、円相当径の変動係数7%の立方体粒子であった。本粒子は1モル%の沃化銀を含有する臭化銀粒子である。
乳剤aの調製において増感色素I、IIの添加量を1.3倍にする以外は同様にして乳剤bを調製した。化学増感後の微粒子の数平均円相当径は38nmであり、乳剤aと同様であった。
(乳剤cの調製)
乳剤aの調製において増感色素Iを添加する前に増感色素IIIをハロゲン化銀1モルに対して4.3×10-4モル添加する以外は同様にして乳剤cを調製した。化学増感後の微粒子の数平均円相当径は38nmであり、乳剤aと同様であった。
乳剤cの調製において増感色素Iの添加量をハロゲン化銀1モルに対して3.7×10-4モルに減量し、追加で増感色素IVをハロゲン化銀1モルに対して3.0×10-4モル添加した以外は同様にして乳剤dを調製した。化学増感後の微粒子の数平均円相当径は38nmであり、乳剤aと同様であった。
<導電層塗布液の調製とその塗布>
ゼラチン水溶液に下記化合物を添加し、ゼラチン塗布量が0.06g/m2となるように塗布した。
SnO2/Sb(9/1質量比、平均粒径0.25μ) 86mg/m2
ゼラチン(Ca++含有量3000ppm) 60mg/m2
p−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 13mg/m2
ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム 12mg/m2
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 10mg/m2
化合物−A 1mg/m2
<バック層塗布液の調製とその塗布>
ゼラチン水溶液に下記化合物を添加し、ゼラチン塗布量が1.94g/m2となるように塗布した。
ゼラチン(Ca++含有量30ppm) 1.94mg/m2
ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒径3.4μ) 15mg/m2
p−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 7mg/m2
ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム 29mg/m2
N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタジウム 5mg/m2
硫酸ナトリウム 150mg/m2
酢酸ナトリウム 40mg/m2
化合物−E(硬膜剤) 105mg/m2
化合物−C 15mg/m2
現像はD−19現像液を用い20℃で5分間行い、その後、定着、水洗し、乾燥した。
以上により得られた試料の、かぶりプラス1.5の濃度での感度値ならびに、かぶり値を表−3に示す。
本発明の乳剤cとdはルビーレーザー、クリプトンレーザー、ヘリウム/ネオンレーザー,YAGレーザー、ならびにアルゴンレーザーの全てのレーザーに対して、1枚の感光材料で高感度を同時に達成している。これにより単色、多色カラーを含めたホログラムが作成でき汎用的な使用が可能となった。
実施例3の染料の透過吸光度0.8の試料を用いて評価を行った。撮影時にはオレンジ灯下にて作業を行った。十分に目視できる環境下であった。光源として赤色はヘリウム−ネオンレーザー、緑色はアルゴンレーザーを用い、久保田敏弘著、ホログラフイー入門−原理と実際−、1995年朝倉書店出版、p.82の図5.4に記載された撮影系を参考にして、デニシューク型のホログラフィー撮影を行った。同著,p.159に記載されたCW−C2現像液+PBQ−2漂白液の処方にて処理を行った。再生像の目視評価では、明るく鮮明なカラー像が得られることがわかった。本実験において青色露光は行わなかったが赤色と緑色の2色でも良好なカラー再生像が得られることが明らかとなった。青色露光も加えれば極めて鮮明なカラー画像が得られることが予測される。
再生波波長に対応した赤色と緑色のLEDを用いた簡易再生装置を製作した。上述の10×12cmのホログラムをテーブルの上で簡便に1.5Vの乾電池で再生できるようにしたもので、参照光と同じ角度である45度、そして距離15cmの上方からホログラムを照明できるようにしたものである。本発明の感光材料を用いることにより、簡易再生装置で、室内明室にて良好な再生像を鑑賞することができた。
Claims (5)
- 支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀粒子の数平均円相当径が10nm以上80nm以下であり、該ハロゲン化銀粒子が3種類以上の分光増感色素により分光増感されており、
該3種類以上の分光増感色素により、少なくとも500nm以上550nm以下の間と、600nm以上700nm未満の間に2つの分光吸収の極大値を有しており、
さらに、550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料を含有しており、
該550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度0.3以上2.0以下の範囲にある
ことを特徴とするホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。 - 前記550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度0.8以上2.0以下の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
- 前記500nm以上550nm以下の間と、600nm以上700nm未満の間の2つの分光吸収の極大値が透過吸光度0.1以上0.5以下の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
- 前記550nm以上600nm以下の間に分光吸収の極大値を有する染料の分光吸収の極大値が透過吸光度1.5以上2.0以下の範囲にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
- 600nm以上700nm未満の間に分光吸収の極大を有する分光増感色素を2種以上含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホログラフィ−用ハロゲン化銀感光材料。
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