JP4483690B2 - 電子部品実装用装置における基板下受装置 - Google Patents

電子部品実装用装置における基板下受装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品搭載装置やスクリーン印刷装置など電子部品実装用装置において下受ピンによって基板を下受けする電子部品実装用装置における基板下受装置に関するものである。
電子部品が実装される基板には、基板の片面のみならず両面に電子部品が実装されるいわゆる両面実装基板がある。この両面実装基板の実装工程では、まず第1面への実装が行われた後、基板を反転して第2面へ半田印刷、電子部品搭載およびリフローなどの実装作業が行われる。この第2面への実装の際には、電子部品が既に実装された既実装面が下向きとなるため、半田のスクリーン印刷や部品搭載など基板を位置決めして保持する必要がある装置においては、この既実装面が下方から支持される。
この時に、下受けピンは直接既実装部品に接触しないように配列され、基板面のみを支持して既実装面を下受けする。また、既実装面を下受けする際において、部品が存在しない基板面のみでは下受支持点数が不十分な場合には、基板下面のみならず既実装部品を直接下受ピンによって支持する構成の基板下受装置が知られている(特許文献1参照)。この特許文献に示す例では、複数のバックアップピン(下受ピン)を所定格子配列で基台に昇降自在に保持させ、バックアップピンをスプリングおよび作動流体によって昇降させるとともに、任意高さ位置にてバックアップピンの位置固定ができるようにしている。これにより、基板品種毎に作業者がバックアップピンを個別に高さ調整することなく、下受装置の段取り替えを行えるようになっており、多品種対応性に優れた基板下受装置が実現される。
特開2003−37395号公報
近年電子機器の小型化により、電子部品が実装される実装密度も高度化し、基板下受けにおいて従来より狭いピッチで下受けする必要が生じている。しかしながら上述の従来装置においては、作動流体の切換を行う制御バルブ機構をバックアップピンが配列される基台に設けるようにしていることから、下受装置の構造が複雑化することが避けられなかった。このため従来装置では、狭ピッチの下受けを要する基板に対応することが困難であるとともに、構造の複雑さに起因して装置コストが上昇するという難点があった。
そこで本発明は、多品種対応性に優れ低コストで狭ピッチの下受けが可能な基板下受装置を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装用装置における基板下受装置は、電子部品実装用装置において基板を下面側から下受けして支持する電子部品実装用装置における基板下受装置であって、上端部が前記基板に当接して前記基板を支持するピン部材と、このピン部材が上下方向の位置が可変に垂直姿勢で配設された下受ピンモジュールと、この下受ピンモジュールが所定配列で複数装着される下受ベース部と、前記下受ピンモジュールにおける前記ピン部材の上下方向の位置固定を行う位置固定手段と、前記位置固定を解除する位置固定解除手段とを備え、前記下受ピンモジュールは、前記ピン部材が上下方向に摺動自在に嵌合する摺動孔が設けられた筒状の保持体と、この保持体に保持されたピン部材を上方に付勢するピン付勢手段と、前記保持体の側面に上下方向に設けられ上端部がこの保持体の上端部に開口した割り溝とを有し、前記位置固定手段は、前記保持体において前記割り溝が形成された割溝形成部を周囲から締め付けることにより前記摺動孔内の前記ピン部材を締結固定し、前記位置固定解除手段は、前記割溝形成部の締め付けを解除することにより前記ピン部材の締結固定を解除するものであって、前記位置固定手段および前記位置固定解除手段は、前記保持体の外面に設けられた上拡がりの外テーパ面に倣う形状の締付け面を有する締付け孔が前記下受ベース部における前記下受ピンモジュールの配列に対応して複数設けられた締付け板と、前記締付け板を昇降させる締付け板昇降手段である
本発明によれば、ピン部材を上下方向の位置可変に保持する下受ピンモジュールを、上下方向の割り溝を有する筒状の保持体にピン部材を摺動自在に嵌合させ、割り溝を締め付けることによってピン部材の位置固定を行う構成とすることにより、下受ピンを昇降させる作動流体の切換制御のための機構を設ける必要がなく、多品種対応性に優れ低コストで狭ピッチの下受けが可能な基板下受装置が実現される。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の平面図、図2,図3は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図、図4は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の側面図、図5は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの側面図、図6は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの側断面図、図7は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの動作説明図、図8、図9は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受動作の動作説明図、図10は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの位置固定解除機構の説明図、図11は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの動作説明図、図12は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受状態の側面図である。
まず図1〜図3を参照して、電子部品実装用装置としての電子部品搭載装置の構造を説明する。この電子部品搭載装置は、搭載ヘッドによって電子部品を保持して基板に移送搭載する機能を有するものである。なお図2、図3は、図1のA−A断面、B−B断面をそれぞれ示している。
図1において基台1の上面には、X方向に搬送路2が配設されている。搬送路2は上流側(図1において左側)から搬入された基板を下流側に搬送する。搬送路2には、実装ステージ3A、3Bが設けられており、搬送路2によって搬送された基板は実装ステージ3A、3Bにおいて位置決めされ、ここで後述する部品搭載機構によって基板に電子部品が搭載される。
基台1において、実装ステージ3A、3Bの手前側にはそれぞれ部品供給部5A、5Bが設けられており、部品供給部5A、5Bには複数のテープフィーダ6が配列されている。テープフィーダ6はキャリアテープに保持された電子部品を以下に説明する搭載ヘッド7に対して供給する。搭載ヘッド7は複数の単位搭載ヘッド8およびこれらと一体的に移動する基板認識カメラ9を備えており、図2、図3に示すように、X軸テーブル11によってX方向に移動し、Y軸テーブル12によってY方向に移動する。
この搭載ヘッド7の移動により、単位搭載ヘッド8は吸着ノズル8a(図2,図3参照)によってテープフィーダ6から電子部品を吸着保持し、実装ステージ3A、3Bに位置決めされた基板13(図3)に移送搭載する。搭載ヘッド7、X軸テーブル11、Y軸テーブル12は、電子部品を搭載ヘッド7によって部品供給部5A,5Bから取り出して基板13に移送搭載する部品搭載機構を構成する。搭載ヘッド7が実装ステージ3A、3B上に位置した状態で、基板認識カメラ9によって基板13を撮像することにより、基板1
3の位置認識が行われる。
実装ステージ3Aと部品供給部5A、実装ステージ3Bと部品供給部5Bとの間の搭載ヘッド7の移動経路には、それぞれ部品認識カメラ10が配置されている。部品供給部5A、5Bから電子部品を取り出した搭載ヘッド7が実装ステージ3A、3Bへ移動する際に、吸着ノズル8aに保持された電子部品を部品認識カメラ10の上方でX方向に移動させることにより、部品認識カメラ10は吸着ノズル8aに保持された電子部品を撮像する。そして撮像結果を認識処理部(図示省略)によって認識処理することにより、吸着ノズル8aに保持された状態における電子部品の位置が認識されるとともに、電子部品Pの種類が識別される。
次に図4を参照して実装ステージ3A、3Bに配設された基板下受部4について説明する。基板下受部4は、電子部品実装用装置において基板13を下面側から下受けして支持する基板下受装置として機能する。図4に示すように、基板下受部4は水平な下受ベース部20に複数の下受ピンモジュール21を所定配列で装着した構成となっている。下受ピンモジュール21は、上下方向の位置が可変に垂直姿勢で配設されたピン部材22を備えている。
基板下受部4を下受昇降機構14(図2、図3参照)によって上昇させた状態では、ピン部材22の上端部は、搬送路2に保持された基板13の下面もしくは基板13の下面に既に実装された既実装部品である電子部品Pに当接し、基板13を下面側から支持する。
下受ベース部20の両端部の下面にはそれぞれシリンダ24がロッド24aを上方に突出させて配設されており、ロッド24aの先端部には水平な締付け板23が結合されている。シリンダ24を駆動することにより締付け板23は昇降し、これにより後述するように、ピン部材22の上下方向の位置固定および位置固定の解除が行われる。
次に図5、図6を参照して下受ピンモジュール21の構造を説明する。図6に示すように、下受ピンモジュール21はピン部材22をピンホルダ25に保持させた構成となっている。ピンホルダ25は、ピン部材22が上下方向に摺動自在に嵌合する摺動孔25dが設けられた筒状の保持体であり、摺動孔25dにはピン部材22の下部に径違いで設けられた摺動部22aが嵌合している。
摺動部22aには下方が開口したバネ嵌合孔22bが設けられており、バネ嵌合孔22bには、圧縮バネ30が下方から嵌入している。圧縮バネ30の下端部は、摺動孔25dの下端部を塞いで装着されたプラグ31によって支持されており、圧縮バネ30は常にピン部材22を上方に付勢している。すなわち圧縮バネ30は、保持体であるピンホルダ25に保持されたピン部材22を上方に付勢するピン付勢手段となっている。
下受ベース部20には、所定の格子配列で下受ピンモジュール21装着用の装着孔20aが複数設けられており、ピンホルダ25の下端部側には外ネジ部25eが設けられている。外ネジ部25eを装着孔20aに上面側から挿通させ、下面側からワッシャ26を介してナット27を外ネジ部25eに螺合締結することにより、下受ピンモジュール21は下受ベース部20に固着される。このときの下受ピンモジュール21の上下位置は、ピンホルダ25に嵌着された止め輪29によって規定される。
ピンホルダ25の上端部には、上方に向って径が増大する形状の締付部25bが設けられており、締付部25bの外面は、上拡がりの外テーパ面25cとなっている。そしてピンホルダ25の側面には、上下方向に割り溝25aが設けられている。割り溝25aは、上部がピンホルダ25の上端部に開口し、下部は締付部25bの下方まで延出して設けら
れている。割り溝25aが形成された割り溝形成部を外側から挟み込むことにより、締付部25bは摺動孔25dの内径がわずかに小さくなる方向に変形する。
下受ピンモジュール21を下受ベース部20に装着した状態では、締付部25bは締付け板23に設けられた締付け孔23aを挿通する。締付け孔23aの内面23bは外テーパ面25cに倣う形状となっており、締付け板23がシリンダ24(図4参照)によって上昇した状態では、締付け孔23aの内面23bは締付部25bの外面側の外テーパ面25cに当接して締付部25bを外側から締め付ける。したがって、締付け孔23aの内面23bは、締付部25bを締め付ける締め付け面となっている。
また締付部25bの上方には、シールド板28がピン挿通孔28aにピン部材22を貫通させた状態で装着されている。シールド板28は、ピンホルダ25の内部へのゴミなどの異物の侵入を防止する機能を有している。これにより、摺動孔25dと摺動部22aとの摺動面にの異物が噛み込むことによるピン部材22の動作不良が防止される。
次に図7を参照して、下受ピンモジュール21の機能を説明する。図7(a)、(b)は、それぞれ締付け板23が下降した状態、上昇した状態を示している。図7(a)に示すように、締付け板23を下降させた状態では、締付け孔23aの内面23bは締付部25bに当接せず、締付部25bを外側から狭み込む外力が作用しない。したがって摺動孔25dの内径は変化せず、摺動部22aの摺動孔25d内での上下方向の摺動が許容された状態となる。このため、摺動部22aは摺動孔25d内で圧縮バネ30の付勢力によって上方に押し上げられ、ピン部材22は上昇位置にある。
図7(b)は、この状態から締付け板23を上昇させた状態を示しており、締付け板23の上昇によって、締付け孔23aの内面23bが締付部25bの外テーパ面25cに当接する。これにより、締付部25bは両側から狭み込まれ、摺動部22aの摺動孔25d内での摺動が拘束され、ピン部材22の上下位置が固定される。この位置固定は、ピン部材22が任意の高さ位置にある状態で行うことができる。そしてこの位置固定の状態から、締付け板23を下降させることにより図7(a)に示す状態となり、ピン部材22の位置固定が解除される。
したがって上記構成において、ピンホルダ25の外面に設けられた上拡がりの外テーパ面25cに倣う形状の内面23bを有する締付け孔23aが、下受ベース部20における下受ピンモジュール21の配列に応じて複数設けられた締付け板23と、締付け板23を昇降させる締付け板昇降手段であるシリンダ24は、下受ピンモジュール21におけるピン部材22の上下方向の位置固定を行う位置固定手段であるとともに、位置固定を解除する位置固定解除手段となっている。すなわち、ピンホルダ25において割り溝25aが形成された割溝形成部を周囲から締め付けることにより、摺動孔25d内の摺動部22aが締結固定され、割溝形成部の締め付けを解除することにより、摺動部22aの締結固定が解除される。
次に基板下受部4による基板下受動作について、図8、図9を参照して説明する。図8は、前工程にて電子部品Pが実装された基板13が、既実装面を下側に向けて搬送路2によって搬送され、実装ステージ3A,3Bに位置決めされた状態を示している。これらの実装ステージにおいては、基板13の下受けのため下受昇降機構14(図2、図3参照)を駆動して基板下受部4を上昇させる。
これにより下受ベース部20とともに下受ピンモジュール21が上昇する。この上昇の過程において、各下受ピンモジュール21のピン部材22は基板13の下面または電子部品Pに当接する。このとき、圧縮バネ30がピン部材22によって押し込まれることによ
り、ピン部材22は基板13の下面や電子部品Pを下受けする高さに倣って下降する。
そしてこの状態で、図9に示すように、シリンダ24を駆動して締付け板23を上昇させる。これにより、図7(b)に示す状態と同様に、各下受ピンモジュール21においてピン部材22は、基板13の下面もしくは既実装の電子部品Pに当接した状態で、上下方向に位置固定される。このように、既実装部品を有する基板の下受けにおいて、上述構成の下受ピンモジュール21を用いることにより、複数品種の基板を対象とする場合においても、下受ピンの高さを個別に調整することなく、品種切換作業を容易に行うことができ、多品種対応性に優れた基板下受装置が実現される。
また従来装置において同様機能を実現するために必要とされた機構、すなわちピン昇降をエアシリンダなどによってピン毎に個別に行う方式において必要とされる作動流体の切換制御のための複雑なバルブ機構を設ける必要がない。これにより、狭ピッチの下受けを必要とする基板を対象とする場合にも、低コストで対応することが可能となっている。
なお、下受ピンモジュール21においてピン部材22の位置固定、位置固定解除を行う機構として、図10に示すような構成を採用してもよい。図10において、下受ピンモジュール21Aは、下受ピンモジュール21と同様のピンホルダ25にピン部材22を保持させたものである。締付部25bの外側には、外テーパ面25cに当接して摺動する形状の内テーパ面32aを有する締付リング32が装着されている。締付リング32は止め輪29の上面によって支持された圧縮バネ33によって常に上方に付勢されている。圧縮バネ33は締付リング32を上方に付勢する締め付け付勢手段となっている。この付勢力により、締付部25bが両側から狭み込まれ、ピン部材22の上下方向の位置固定が行われる。
そして位置固定を解除する場合には、締付リング32の上方に昇降機構35によって昇降自在に設けられた押し下げ部材34によって、締付リング32を圧縮バネ33の付勢力に抗して押し下げる。昇降機構35および押し下げ部材34は、締付リング32を押し下げる押し下げ手段となっている。これにより、締付部25bを狭み込む力が消失し、ピン部材22の位置固定が解除される。
したがって図10に示す例においては、ピンホルダ25の外周面に設けられた上拡がりの外テーパ面25cに倣う形状の締付け面(内テーパ面32a)を有する締め付け部材である締付リング32と、この締付リング32を上方に付勢する締付け付勢手段がピン部材22の位置固定手段となっており、締付リング32を圧縮バネ33の付勢力に抗して押し下げる押し下げ手段が、位置固定解除手段となっている。
なお基板の既実装面を下受けする場合において、部品特性などから既実装部品にピン部材22を接触させることが好ましくない場合が存在する。このような場合には、図11,図12に示すような方法を用いることができる。下受け対象面に電子部品Pが実装された基板を対象とする場合には、まず図11に示すように、既実装の電子部品Pにスペーサ35を予め装着したマスター基板34を準備し、このマスター基板35を対象として、図8,図9と同様の動作を行わせる。
すなわち、マスター基板34に対して基板下受部4を上昇させ、各下受ピンモジュール21のピン部材22をマスター基板34の下面または電子部品Pに装着されたスペーサ35に当接させる。そしてこの状態でシリンダ24を駆動して、締付け板23を上昇させ、各下受ピンモジュール21におけるピン部材22の高さ位置を固定する。これにより、電子部品Pの平面位置と重なる位置にあるピン部材22は、上端部が電子部品Pの下面からスペーサ35の厚み分だけ下方に位置した状態で固定される。
図12は、このようにしてピン部材22の高さが設定された基板下受部4によって、基板13を下受けした状態を示している。すなわち下受け対象面に電子部品Pが実装された基板13が搬入されると、ピン部材22の高さ設定済みの基板下受部4を下受昇降機構14によって基板13に対して上昇させる。これにより、電子部品Pとの平面位置と重なる位置にあるピン部材22は、上端部と電子部品Pの下面との間にスペーサ35の厚み分に相当する隙間ΔZが確保された状態となる。これにより基板13は既実装部品をピン部材22と接触させることなく下受け支持される。
本発明の電子部品実装用装置における基板下受装置は、多品種対応性に優れ狭ピッチの下受けが可能で低コストの基板下受装置が実現できるという効果を有し、電子部品搭載装置やスクリーン印刷装置などの電子部品実装用装置に利用可能である。
本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の平面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の側面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの側面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの側断面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの動作説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの位置固定解除機構の説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受部の下受ピンモジュールの動作説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置における基板下受状態の側面図
符号の説明
4 基板下受部
13 基板
14 下受昇降機構
20 下受ベース部
21 下受ピンモジュール
22 ピン部材
23 締付け板
25 ピンホルダ
25a 割り溝
25c 外テーパ面
30 圧縮バネ
32 締付リング
33 圧縮バネ

Claims (2)

  1. 電子部品実装用装置において基板を下面側から下受けして支持する電子部品実装用装置における基板下受装置であって、
    上端部が前記基板に当接して前記基板を支持するピン部材と、このピン部材が上下方向の位置が可変に垂直姿勢で配設された下受ピンモジュールと、この下受ピンモジュールが所定配列で複数装着される下受ベース部と、前記下受ピンモジュールにおける前記ピン部材の上下方向の位置固定を行う位置固定手段と、前記位置固定を解除する位置固定解除手段とを備え、
    前記下受ピンモジュールは、前記ピン部材が上下方向に摺動自在に嵌合する摺動孔が設けられた筒状の保持体と、この保持体に保持されたピン部材を上方に付勢するピン付勢手段と、前記保持体の側面に上下方向に設けられ上端部がこの保持体の上端部に開口した割り溝とを有し、
    前記位置固定手段は、前記保持体において前記割り溝が形成された割溝形成部を周囲から締め付けることにより前記摺動孔内の前記ピン部材を締結固定し、前記位置固定解除手段は、前記割溝形成部の締め付けを解除することにより前記ピン部材の締結固定を解除するものであって、
    前記位置固定手段および前記位置固定解除手段は、前記保持体の外面に設けられた上拡がりの外テーパ面に倣う形状の締付け面を有する締付け孔が前記下受ベース部における前記下受ピンモジュールの配列に対応して複数設けられた締付け板と、前記締付け板を昇降させる締付け板昇降手段であることを特徴とする電子部品実装用装置における基板下受装置。
  2. 電子部品実装用装置において基板を下面側から下受けして支持する電子部品実装用装置における基板下受装置であって、
    上端部が前記基板に当接して前記基板を支持するピン部材と、このピン部材が上下方向の位置が可変に垂直姿勢で配設された下受ピンモジュールと、この下受ピンモジュールが所定配列で複数装着される下受ベース部と、前記下受ピンモジュールにおける前記ピン部材の上下方向の位置固定を行う位置固定手段と、前記位置固定を解除する位置固定解除手段とを備え、
    前記下受ピンモジュールは、前記ピン部材が上下方向に摺動自在に嵌合する摺動孔が設けられた筒状の保持体と、この保持体に保持されたピン部材を上方に付勢するピン付勢手段と、前記保持体の側面に上下方向に設けられ上端部がこの保持体の上端部に開口した割り溝とを有し、
    前記位置固定手段は、前記保持体において前記割り溝が形成された割溝形成部を周囲から締め付けることにより前記摺動孔内の前記ピン部材を締結固定し、前記位置固定解除手段は、前記割溝形成部の締め付けを解除することにより前記ピン部材の締結固定を解除するものであって、
    前記位置固定手段は、前記保持体の外周面に設けられた上拡がりの外テーパ面に倣う形状の締付け面を有する締付け部材と、この締付け部材を上方に付勢する締付け付勢手段であり、前記位置固定解除手段は、前記締め付け部材を前記締付け付勢手段の付勢力に抗して押し下げる押し下げ手段であることを特徴とする電子部品実装用装置における基板下受装置。
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