JP4481804B2 - 橋梁用伸縮装置の遊間構造 - Google Patents

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Description

この発明は、レベル2地震動(橋の共用期間中に発生する確率は低いが大きな強度をもつ地震動)が発生しても対向する橋桁相互が衝突しないように設計された橋梁用伸縮装置の遊間構造に関するものである。なお、レベル2地震動に対してレベル1地震動とは橋の共用期間中に発生する確率が高い地震動である。
橋を構成する隣接した上部構造端部相互間に大きな遊間を確保すると、伸縮継手が大掛かりな構造となり、その結果、著しく不経済になると共に、維持管理、走行性、振動、騒音等が問題となるような場合も生じる。
そこで、上記問題を解決するために、床版部に設けた支持具を遊間内に張り出させ、その張り出した床版部相互間に形成された小遊間部分にジョイントを架け渡す方法がある(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、レベル2地震動の如き大規模地震が発生した際には、上記張り出した床版部分相互が衝突によって潰れてしまうことから、遊間に相当する橋梁用伸縮装置部分は実質的に床版部によりほとんど支持されないものとなってしまう危険性があり、そのような状態で車両が通過した場合、大事故となる恐れがある。
特開平11−100813号
そこで、この発明は、遊間内に張り出した床版部相互が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、大規模地震が発生した際においても床版部により橋梁用伸縮装置が十分に支持されるようにすることを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明は、橋桁相互間又は橋桁と橋台相互間に遊間が形成され、前記遊間内に張り出した床版部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、床版部の対向面が平面視で凹凸形状となっていると共に、一方の床版部の凸部の先端部とこれに対向する他方の床版部の凹部の底部との間の距離は上記遊間幅と同等に設定してあり、床版部相互が橋軸方向に接近したときには、一方の床版部の凸部が他方の床版部の凹部に嵌まり込むようになっており、前記橋梁用伸縮装置の両端部が、床版部の対向端上層域に形成された凹み部に載せ置かれて該凹み部で固定され、両凹み部及び前記小遊間により構成される空間部分に設置されている。
(請求項2記載の発明)
この発明は、橋桁と橋台相互間に遊間が形成され、前記遊間内に張り出した橋桁の床版部と当該床版部と対面する前記遊間内に張り出した橋台部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、床版部と当該床版部と対面する橋台部分がそれぞれ平面視で凹凸形状となっていると共に、床版部と橋台部のうちの一方側の凸部の先端部とこれに対向する他方側の凹部の底部との間の距離は上記遊間幅と同等に設定してあり、床版部と橋台相互が橋軸方向に接近したときには、前記一方側の凸部が前記他方側の凹部に嵌まり込むようになっており、前記橋梁用伸縮装置の両端部が、床版部の対向端上層域に形成された凹み部に載せ置かれて該凹み部で固定され、両凹み部及び前記小遊間により構成される空間部分に設置されている。
(請求項3記載の発明)
この発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、凹部に、鉛直方向に剛性が高く且つ水平方向の力に対して破壊又は押し潰されやすい荷重支持体を設けてある。
(請求項4記載の発明)
この発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、上記請求項3記載の発明に関し、荷重支持体は、鋼製の筒体により構成されている。
(請求項5記載の発明)
この発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、上記請求項3記載の発明に関し、荷重支持体は、多数の縦孔を有したコンクリートブロックである。
(請求項6記載の発明)
この発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、上記請求項1、3、4、5のいずれかに記載の発明に関し、橋梁用伸縮装置を床版部に取り付けるための、少なくとも一方のアンカー部材が、凹部の底部に取り付け又は固定されており、レベル2地震動の発生時には、破壊又は押し潰された荷重支持体を介して前記アンカー部材に衝撃力が加わることにより、前記アンカー部材がノックオフするようになっている。
(請求項7記載の発明)
この発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、上記請求項2、3、4、5のいずれかに記載の発明に関し、橋梁用伸縮装置を床版部又は橋台に取り付けるための少なくとも一方のアンカー部材が、凹部の底部に取り付け又は固定されており、レベル2地震動の発生時には、破壊又は押し潰された荷重支持体を介して前記アンカー部材に衝撃力が加わることにより、前記アンカー部材がノックオフするようになっている。
この発明によると、遊間内に張り出した床版部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、大規模地震が発生した際においても床版部により橋梁用伸縮装置が十分に支持できる。
以下にこの発明の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例1の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の断面図、図2は前記橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の平面図を示している。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造について)
この橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造は、図1や図2に示すように、橋桁1と床版部2から成る一対の上部構造H,Hから構成されるものであり、前記橋桁1,1の端部相互間に遊間Uを形成すると共に、前記遊間U内に張り出した床版部2,2相互間により小遊間U1を形成している。なお、遊間Uはレベル2地震動が発生しても、橋軸方向に対向する橋桁相互が衝突しない程度の寸法に設定されており、また小遊間U1は雰囲気温度の変位等に伴う常時伸縮移動量及びレベル1地震動時の移動量により、床版部2の凸部20の先端側相互が重なり合わない程度の寸法に設定してある。
ここで、床版部2,2の対向端上層域には、図1に示すように、橋梁用伸縮装置Jの各端部が載せ置かれる凹み部3が形成されており、橋梁用伸縮装置Jは凹み部3,3及び小遊間U1により構成される空間部分Kに、床版部2と上面面一で設置される。
床版部2は、図2に示すように、平面視台形状の凹凸形状になっていると共にその凹凸面は鋼板22で補強形成されており、レベル1以上の地震動により上部構造H,H相互が橋軸方向に接近したときには、一方の床版部2の凸部20が他方の床版部の凹部21に嵌まり込むようになっている。なお、一方の床版部2の凸部20の先端部から他方の床版部の凹部21の底部までの距離(擬遊間U’の幅)は、上記遊間Uと同じ寸法(又は少し大きい寸法)に設定してある。
床版部2には、図1や図2に示すように、アンカー90,91が埋設されており、前記アンカー90は鋼板22に溶接されている共に、アンカー91の雄ネジ部91aは上記凹み部3内に突出させてある。
(橋梁用伸縮装置Jについて)
橋梁用伸縮装置Jは、図1や図2に示すように、橋軸方向中央部下面側に下溝81を形成すると共に前記下溝81から橋軸方向端部寄りの上面側にそれぞれ上溝82を形成してある帯状ゴム80に、前記上溝82,82相互間の上域に荷重支持鋼板83を埋設すると共に下溝81から橋軸方向端部にかけた域に固定用鋼板84を埋設してなり、荷重支持鋼板83と固定用鋼板84相互間のゴム部分が剪断変形部85として機能するようにしてある。
ここで、この橋梁用伸縮装置Jでは、橋軸方向両端部近傍にアンカーホール86を所定ピッチで配置してあり、前記アンカーホール86内に貫通突出させた上記アンカー91の雄ネジ部91aにナット91bを螺入する態様で空間部分Kに固定設置できるようになっている。
(この遊間構造による橋梁用伸縮装置Jの支持構造について)
橋梁用伸縮装置Jの固定用鋼板84,84の内側域は、各床版部2の全ての凸部20によってそれぞれ支持されている。
ここで、この遊間構造では、一方の床版部2の凸部20の先端部から他方の床版部の凹部21の底部までの距離(擬遊間U’の幅)は上記遊間Uと同じ寸法(又は少し大きい寸法)に設定してあるから、レベル2の地震動により上部構造H,H相互が橋軸方向に接近した場合でも対向する一方の床版部2の凸部20先端と他方の床版部の凹部21の底部とは衝突せず、床版部2の凸部20が破壊又は押し潰されるようなことはない。したがって、レベル2の地震動が発生している場合においても、橋梁用伸縮装置Jの固定用鋼板84,84の内側域は、基本的には各床版部2の凸部20によってそれぞれ支持されている。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の優れた効果について)
(1) この遊間構造によると、橋梁用伸縮装置Jを受け持つ位置にある遊間は、遊間Uではなくこれよりもかなり小さな小遊間U1であるから、設置する橋梁用伸縮装置Jは橋軸方向に短いもので良くなり、その結果、経済的であると共に、維持管理、走行性、振動、騒音等について問題が生じにくいものとなる。
(2) この遊間構造によると、上述した如くレベル2の地震動により上部構造H,H相互が橋軸方向に接近した場合でも床版部2の凸部20が破壊又は押し潰されるようなことはないから、橋梁用伸縮装置Jの固定用鋼板84,84の内側域は、基本的には各床版部2の凸部20によってそれぞれ支持されている。したがって、大規模地震が発生した際においても床版部により橋梁用伸縮装置が十分に支持される。
(3) この遊間構造によると、レベル2の地震動により上部構造H,H相互が橋軸方向に接近した場合でも対向する一方の床版部2の凸部20先端と他方の床版部の凹部21の底部とは衝突せず、比較的容易に補修可能な伸縮装置部のみの小さな損傷にとどめることができる。
図3はこの発明の実施例2の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の断面図、図4は前記橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の平面図を示している。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造について)
この実施例2の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造は、図3や図4に示すように、基本的には上記実施例1と同じ構成であるが、床版部2の凹部21に、鉛直方向に剛性が高く且つ水平方向の力に対して破壊されやすい荷重支持体4を設けている点、前記荷重支持体4の上面に止水を考慮してゴム皮膜を施してある点でのみ相違している。
荷重支持体4は、鋼製の筒体により構成されており、凸部20が凹部21に侵入した時(水平方向の力が作用した時)に筒体が破壊又は押し潰されるようになっている。なお、この荷重支持体4では床版部2に比べて小さな力で破壊又は押し潰されるようになっている。また、この荷重支持体4は、破壊又は押し潰しに対して悪影響が生じない部分を鋼板22に溶接又はボルト止めしてある。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の優れた効果について)
(1) 実施例1の(1) と同様の効果を有する。
(2) 床版部2の凹部21に、鉛直方向に剛性が高い荷重支持体4を設けているから、通常時において、橋梁用伸縮装置Jに作用する車両の輪荷重を受ける範囲が大きくなると共に強度が大きくなる。
(3) 荷重支持体4は床版部2に比べて小さな力で破壊又は押し潰されるようになっているから、レベル2の地震動が生じた場合においても床版部2の凸部20及び凹部21はほとんど損傷することはなく、橋梁用伸縮装置Jの固定用鋼板84,84の内側域は、基本的には各床版部2の凸部20によってそれぞれ支持されている。したがって、大規模地震が発生した際においても床版部により橋梁用伸縮装置が十分に支持される。
(4) 荷重支持体4では床版部2に比べて小さな力で破壊又は押し潰されるようになっているから、床版部2に重大な損傷をあたえることなく、荷重支持体4や橋梁用伸縮装置Jの小さな損傷にとどめることができる。
図5はこの発明の実施例3の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の断面図、図6は前記橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の平面図を示している。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造について)
この実施例3の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造は、図5や図6に示すように、基本的には上記実施例2と同じ構成であるが、凹部21の底部方向最後尾の荷重支持体4の上域後ろ側に雄ネジ50を立設したアングル5(固定部材)を溶接し、前記雄ネジ50を上記アンカー91の雄ネジ部91aとして対応している点で相違している。前記アングル5は最後尾の荷重支持体4の後ろ部分に設けた空間K1部分に配されており、最後尾の荷重支持体4が破壊又は押し潰された際にはアングル5も同時に破壊されるようになっている。そして、レベル2地震動においてアングル5が破壊等されると、そこに立設している雄ネジ50も破壊されることになり橋梁用伸縮装置Jは上部構造Hに固定されていない状態(ノックオフ)となるため、伸縮装置Jの存在が橋の挙動に影響を与えないものとなる。免震橋の場合は、その免震効果を邪魔しないことになる。
(この橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の優れた効果について)
(1) 実施例2の遊間構造と同様の効果を有する。
(2) 橋の挙動に影響を与えないものとなるので、免震橋の場合は、伸縮装置の存在がその免震効果を妨げない。
(アンカー部材のノックオフについて)
課題を解決するための手段に記載したアンカー部材とは、この実施例3においては雄ネジ50が設けられた固定部材であるが、これに限定されるものではない。アンカー部材とは上部構造Hの床版部2に橋梁用伸縮装置Jをネジ止めするものであれば形態には拘らない。
また、アンカー部材のノックオフとは、アンカー部材(実施例3ではアングル5又は/及び雄ネジ50)自体が破壊されるか、アングル5及び雄ネジ50が凹部21又は/及び空間K1を構成する壁面から外れることを言い、アングル5及び雄ネジ50により橋梁用伸縮装置Jが上部構造Hの床版部2に固定されなくなることを言う。
(他の実施の形態)
上記実施の形態に変えて、空間K1を設けることなく、固定部材として機能する雄ネジ50を有する平板を、凹部21の底部方向最後尾の荷重支持体4の上部に配置し、凹部21の底部又は/及び荷重支持体4に固定又は取り付ける構成を採ることができる。この場合においても、レベル2地震動において平板が破壊等されると、そこに立設している雄ネジ50も破壊されることになり橋梁用伸縮装置Jは上部構造Hに固定されていない状態(ノックオフ)となる。したがって、上記と同様に伸縮装置Jの存在が橋の挙動に影響を与えないものとなり、免震橋の場合には、その免震効果を邪魔しないことになる。
なお、固定部材となるアングル5や平板を配した構造を両方の上部構造Hに設けるようにしてもよい。
図7はこの発明の実施例4の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の断面図、図8は前記橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造の平面図を示している。
この実施例4の橋梁用伸縮装置Jが設置される遊間構造は、図7や図8に示すように、上記実施例2における荷重支持体4ではなく、荷重支持体4を多数の縦孔60を有したコンクリートブロック6で構成している。つまり、凹部21内にコンクリートブロック6を接着等してある。
したがって、実施例2と同様に、(1) 実施例1の遊間構造と同様の効果を有し、(2) 床版部2の凹部21に、鉛直方向に剛性が高い荷重支持体4を設けているから、橋梁用伸縮装置Jに作用する車両の輪荷重に対する強度が大きくなる。
(その他)
橋梁用伸縮装置Jは、上記実施例の形態に限定されることなく、輪荷重を受けることができ且つ橋軸方向に伸縮できるものであればよい。
上記実施例では、上部構造と上部構造相互間に形成される遊間構造であったが、これに限定されることなく、上部構造と橋台相互間に形成される遊間構造に本願発明を施してもよい。この場合、橋桁と橋台相互間に遊間が形成され、前記遊間内に張り出した橋桁の床版部と当該床版部と対面する前記遊間内に張り出した橋台部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造となる。そして、床版部と当該床版部と対面する橋台部分がそれぞれ平面視で凹凸形状となっていると共に、床版部と橋台部のうちの一方側の凸部の先端部とこれに対向する他方側の凹部の底部との間の距離は上記遊間幅と同等に設定してあり、床版部と橋台相互が橋軸方向に接近したときには、前記一方側の凸部が前記他方側の凹部に嵌まり込むようにする。
この発明の実施例1の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の断面図。 前記橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の平面図。 この発明の実施例2の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の断面図。 前記実施例2の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の平面図。 この発明の実施例3の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の断面図。 前記実施例3の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の平面図。 この発明の実施例4の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の断面図。 前記実施例4の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造の平面図。
符号の説明
H 上部構造
1 橋桁
2 床版部
U 遊間
U1 小遊間
U’ 擬遊間
J 橋梁用伸縮装置
20 凸部
21 凹部

Claims (7)

  1. 橋桁相互間に遊間が形成され、前記遊間内に張り出した床版部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、床版部の対向面が平面視で凹凸形状となっていると共に、一方の床版部の凸部の先端部とこれに対向する他方の床版部の凹部の底部との間の距離は上記遊間幅と同等に設定してあり、床版部相互が橋軸方向に接近したときには、一方の床版部の凸部が他方の床版部の凹部に嵌まり込むようになっており、前記橋梁用伸縮装置は、両端部が、床版部の対向端上層域に形成された凹み部に載せ置かれて該凹み部で固定され、両凹み部及び前記小遊間により構成される空間部分に設置されていることを特徴とする橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  2. 橋桁と橋台相互間に遊間が形成され、前記遊間内に張り出した橋桁の床版部と当該床版部と対面する前記遊間内に張り出した橋台部相互間が小遊間を構成する橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造において、床版部と当該床版部と対面する橋台部分がそれぞれ平面視で凹凸形状となっていると共に、床版部と橋台部のうちの一方側の凸部の先端部とこれに対向する他方側の凹部の底部との間の距離は上記遊間幅と同等に設定してあり、床版部と橋台相互が橋軸方向に接近したときには、前記一方側の凸部が前記他方側の凹部に嵌まり込むようになっており、前記橋梁用伸縮装置の両端部が、床版部の対向端上層域に形成された凹み部に載せ置かれて該凹み部で固定され、両凹み部及び前記小遊間により構成される空間部分に設置されていることを特徴とする橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  3. 凹部に、鉛直方向に剛性が高く且つ水平方向の力に対して破壊又は押し潰されやすい荷重支持体を設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  4. 荷重支持体は、鋼製の筒体により構成されていることを特徴とする請求項3記載の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  5. 荷重支持体は、多数の縦孔を有したコンクリートブロックであることを特徴とする請求項3記載の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  6. 橋梁用伸縮装置を床版部に取り付けるための、少なくとも一方のアンカー部材が、凹部の底部に取り付け又は固定されており、レベル2地震動の発生時には、破壊又は押し潰された荷重支持体を介して前記アンカー部材に衝撃力が加わることにより、前記アンカー部材がノックオフするようになっていることを特徴とする請求項1、3、4、5のいずれかに記載の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
  7. 橋梁用伸縮装置を床版部又は橋台に取り付けるための少なくとも一方のアンカー部材が、凹部の底部に取り付け又は固定されており、レベル2地震動の発生時には、破壊又は押し潰された荷重支持体を介して前記アンカー部材に衝撃力が加わることにより、前記アンカー部材がノックオフするようになっていることを特徴とする請求項2、3、4、5のいずれかに記載の橋梁用伸縮装置が設置される遊間構造。
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