JP4480994B2 - 排水口用目皿 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニットバス等に設置されている排水口及び排水凹部に着脱自在に設置される目皿の改良に関する。
このような目皿の改良としては、例えば、排水凹部に冠着自在なベース部と、該ベース部の中央から上部に突設されたドーム部と、該ドーム部の頂部から上部に向かって延設された軸部とで、断面形状が略山字状に形成されてなり、上記ベース部とドーム部の周壁部には、排水孔が多数開設されて構成されていることを特徴とする目皿が記載されている。(特許文献1を参照)
また、不織布、ネット状のシート、多孔質状のシート、或いはこれらのシートまたはフィルム状のシートに比較的大径の孔を一ないし数カ所形成したシートなるフィルターと、排水口周縁に形成される凹部または排水口に取着の目皿上に形成される凹所に嵌合され、凹部上のフィルターまたは凹所内のフィルター周縁を押さえる環状フィルター押えとよりなることを特徴とする排水口用フィルターが知られている。(特許文献2を参照)
特開2002−88855号公報 実開平7−15872号公報
しかしながら、上記改良品であっても、溜まったごみ等の取り外しに手間がかかったり、排水凹部に付着するヌメリ等の汚れを防止することができないという問題があった。
本発明は、溜まった髪の毛等のごみを簡単に処理することができ、さらに、排水凹部に発生する黴、ヌメリ等を効果的に防止することのできる目皿を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、排水口より一段と低い位置に平面部を設け、フランジ等の係止具で排水口に固定するとともに、平面部にドーム部を設けて水の流れをスムーズにすると共に、フィルターとなるシートを簡単に固定することができるようにし、さらに、黴、ヌメリ等の発生を抑制する薬剤収納部を排水口周縁部に設けることで、上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(1)排水口及び排水口下部に設けられた排水凹部からなる排水構造に取り付けられる目皿であって、面内に上部に突設され、かつ排水孔が設けられたドーム部を有し、排水口面より下方に設けられ、かつ排水孔が設けられた平面部、該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる本体部、及び本体部を排水口に固定する係止部からなることを特徴とする目皿に関し、
(2)係止部が、排水口周縁部に設けられたフランジであることを特徴とする(1)に記載の目皿、
(3)ドーム部の断面が、台形、四角形、または長方形であり、その側面に格子状の排水孔が設けられていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の目皿、
(4)ドーム部全体を上部に突出させることのできる孔を有し、排水孔が設けられた平面部と該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる目皿を、本体部上に設置して用いることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の目皿、及び
(5)ドーム部全体を上部に突出させることのできる孔を有し、排水孔が設けられた平面部と該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる目皿に設けられた排水孔の大きさが、本体部に設けられた排水孔の大きさよりも小さいことを特徴とする(4)に記載の目皿に関する。
また、本発明は、
(6)排水口及び排水口下部に設けられた排水凹部からなる排水構造に取り付けられる目皿であって、排水口面より下方に設けられ、かつ排水孔が設けられた平面部、該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる本体部、及び本体部を排水口に固定する係止部からなり、さらに、面内に上部に突設され、かつ排水孔が設けられたドーム部を有し、排水孔が設けられた平面部と該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる目皿を、本体部上に設置して用いることを特徴とする目皿に関し
(7)ドーム部の断面が、台形、四角、または長方形であり、その側面に格子状の排水孔が設けられていることを特徴とする(6)に記載の目皿に関する。
また、本発明は、
(8)本体部上部に、通水性シート、または排水孔の設けられたシートを装着し、堰部に密着できる固定具によりシートを固定して用いることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載の目皿に関し、
(9)固定具が、堰部周縁部長さよりも長い弾性体であることを特徴とする(8)に記載の目皿、及び
(10)弾性体が格子状の排水孔が設けられているバンド状であることを特徴とする(9)に記載の目皿に関する。
また、本発明は、
(11)該本体部、及び排水口周縁部に薬液供給部が設けられていることを特徴とする(1)〜(10)のいずれかに記載の目皿に関し、
(12)薬液供給部が、排水口周縁部全体に設けられていることを特徴とする(11)に記載の目皿、
(13)薬液供給部が、本体部と一体となって成形されている、または嵌合部材を介して本体部に固定されていることを特徴とする(11)又は(12)に記載の目皿、
(14)薬液供給部が、フランジ上部に設けられていることを特徴とす(11)〜(13)のいずれかに記載の目皿、
(15)薬液供給部が、排水の流入量及び流出量を制御できる構造を有していることを特徴とする(11)〜(14)のいずれかに記載の目皿、及び
(16)薬液供給部が、円形または、多角形状のリング状、またはその一部に切欠部を有するリング状容器であって、塵が通過し得る塵通過部を有することを特徴とする(11)〜(15)のいずれかに記載の目皿に関する。
本発明の目皿を用いることにより、塵が溜まることにより排水の流れが妨げられない点、フィルターを簡単にしかも確実に固定できる点、ぬめり取り、抗菌剤等の薬剤を用いることにより、目皿、排水凹部の黴、ヌメリの発生を抑制することができる点、目皿と一体型になることにより薬剤を供給できる容器の移動を防止できる点等の利点があり、清掃作業が楽になり、衛生面上好ましいといえる。
以下、本発明の具体的な実施態様を示した図面1〜6を用いて説明する。
図1は、薬液供給部を形成する容器1を嵌合部材を介して目皿1に固定して用いる本発明の目皿の1実施態様を示す。
目皿14は、排水口及び排水口下部に設けられた排水凹部からなる排水構造に取り付けられる目皿であって、面内に上部に突設されたドーム部19を有する排水口面より下方に設けれらた平面部15、該平面部外周縁部に上部へと延設された堰部17からなる本体部、及び本体部を排水口に固定する係止部23からなることを特徴とする目皿である。
平面部15の形状は特に限定されず、その大きさも排水凹部内に収納できれば特に限定されないが、図示されたように排水凹部の水平面と略同形状であるのが好ましい。排水配管が、排水口から排水凹部内にまで配設されている場合には、平面部に排水配管が通過できる孔を設けるとともに、目皿の脱着が可能なように、排水配管を通過させる孔を中心として扇状に平面部を切り取った構造にするか、平面部の一部に切欠部を設ける構造にするのが好ましい。また、特に、扇状に平面部を切り取った場合には、その部分より、塵等が流れるのを防止するために、別途、扇状の蓋を設けるのが好ましい。
平面部には、排水を通す排水孔16が設けられるが、その形状は特に限定されず、円形でも、スリット状でも構わない。また、平面部の面内には、髪の毛等の塵により平面部が目詰等を引き起こしても水の通りを妨げないように、ドーム部19が設けられている。ドーム部を設置する位置は特に限定されないが、平面部15の中央部に設けられているのが好ましい。ドーム部の形状は、上方に突出していれば特に限定されないが、その断面が、台形、四角形、または長方形であるのが好ましい。また、ドーム部全体にも排水孔が設けられているのが好ましく、特に、側面部20には、格子状の排水孔21を設けるのが好ましい。また、ドーム部19には、その取り付け、取外しを容易にするために、把手を設けることもできる。
堰部17は、平面部が排水凹部と略同形状であれば、垂直方向に、平面部面積が排水凹部よりも小さい場合には、放射線状に、平面部外周縁部から上部に延設される。堰部の形状は特に限定されないが、平面部を含めて塵を確実に捕集できるように、平面部外周縁部から排水口までの上部全体に広がっているのが好ましく、延設される方向は、垂直方向、放射線方向等と場所によって異なっていてもよい。また、堰部には、排水口18が設けられているのが好ましく、その形状は特に限定されないが、排水の通りをよくするために図示するように格子状であるのが好ましい。
平面部及び堰部からなる本体部を、排水凹部内に固定するための係止部が設けられる。係止部の構造は、特に限定されず、堰部に排水口付近に嵌合して冠着できる構造、または螺着できる構造、または、排水口周縁に引っかけることのできる2箇所以上の突起部でも構わないが、図示したフランジ構造である係止部23が好ましい。
本発明の目皿は、本体部、及び排水口周縁部に薬液供給部を設けることができる。薬液供給部は、例えば、図6に示されているように目皿本体部と一体型に成形されたものでもよく、図1示すように、嵌合部材を介して固定されるものでも構わない。また、薬液供給部を設置する位置は、排水口周縁部であれば特に限定されず、図6に示すように、排水口周縁部に数箇所独立に、また、周縁部に全体に設けられていても構わない。また、図1及び図6に示すように、フランジ23が設けられている場合に、固定及び成形しやすさの点から、フランジ部上に設けるのが好ましい。
嵌合部材の構造を特に限定されないが、図1に示す嵌合部材22のように、フック形状とし、薬液供給部の底面または側面にフックに相当する孔及び回転にすることより固着できる溝を設ける構造、また、フランジ上に溝を設け螺着できる構造、または、薬液供給部、及びフランジに螺穴を設け螺設する構造等を例示することができる。
薬液供給部の構造は特に限定されないが、複数の円弧状薬剤収納容器を有するリング状薬液供給部からなり、円弧状薬剤収納容器間に、毛髪等の塵が通過しうる塵通過部が設けられている薬液供給部、すなわち、同一円周上に円弧状薬剤収納容器と塵通過部とが交互に連結状態で設けられているリング状薬液供給部や、同一円周上に円弧状薬剤収納容器と塵通過部とが交互に設けられ、円弧状薬剤収納容器同士が、中心から半径方向に延びる連結棒で互いに固定されている薬液供給部や、その直径を異にする円弧状薬剤収納容器が全方位的に交互に設けられ、それらの端部同士により形成される段差を塵通過部とし、中心から半径方向に延びる連結棒で互いに固定されている薬液供給部や、横長三角状、横長四角状、横長台形状等の薬剤収納容器と塵通過部とが交互に設けられ、かかる薬剤収納容器同士が互いに固定、例えば、中心から半径方向に延びる連結棒で互いに固定されている薬液供給部などを例示することができるが、製造方法の簡便さ等から、リング状薬液供給部、特に、円弧状薬剤収納容器間に設けられた塵流入穴又は塵流入ゲートを塵通過部とするリング状薬液供給部が好ましい。さらに、排水口には、排水が配水管を通じて直接排水口に流れ込むタイプの排水口が存在することから、排水管に装着しうるように、一部がカットされたリング状、又は手若しくは挟み等の切断具で容易にカットできる切取り予定部が設けられたリング状とすることもできる。
上記円弧状薬剤収納容器等の薬剤収納容器としては、固形薬剤を収納することができるものであれば特に制限されないが、下面が平坦な構造の容器が安定的に排水口近傍に載置する上で好ましい。かかる円弧状薬剤収納容器等の薬剤収納容器には、排水の一部が流入し、流入した排水が容器内に収納されている固形薬剤を溶解し、固形薬剤溶解液を比較的高濃度で持続的に流出させるための、容器の外側周面に外孔、好ましくは外側周面下端を含む外孔が複数設けられる。外側周面下端を含む外孔としては、外側周面下端から外側周面の上方に延びるスリット状の外孔を挙げることができる。このように、円弧状薬剤収納容器等の薬剤収納容器に設けられる孔は、容器の外側周面に設けられる外孔が必要であるが、その他容器の内側周面、上面、下面にも孔を適宜設けることもできる。これらの中でも、円弧状薬剤収納容器等の薬剤収納容器の内側周面に排水による薬剤溶解液を排出する内孔を、内孔の面積の和が外孔の面積の和よりも小さくなるように設けることが、比較的高濃度の薬剤溶解液を持続的に流出させる上で好ましい。その他、空気抜きの目的で上面に上孔を設けることもできる。また、上記スリット状の外孔等のスリット状孔のスリットの幅は、0.5〜4mm、さらに0.5〜3mm、特に1〜2mmが好ましい。スリット幅が0.5mm以上であると水の表面張力の均衡が破れ、排水を容器内に流入させることができる。また、スリット幅が4mm以下好ましくは3mm以下であると毛髪等の異物の流入を極力防止することができる。
円弧状薬剤収納容器等の薬剤収納容器は通常プラスチックから作られるが、必要に応じて、容器に親水処理や撥水処理を施すこともできる。親水処理や撥水処理は、例えば、容器に親水性又は撥水性の樹脂材料を用いたり、容器の樹脂に親水性又は撥水性の界面活性剤を練り込んだ材料を用いたり、あるいは容器の表面に親水性又は撥水性のコーティング剤、塗料を塗布することにより行うことができる。容器の材質の全部又は一部、例えば薬剤収納容器を親水性とすることにより、水の表面張力の影響を小さくすることができ、該容器に設けられた外孔から容器内へ排水をより円滑に流入させることができる。反対に、容器の材質の全部又は一部を撥水性とすることにより、水溶性汚れ物質による汚れの付着を防止することができる。
上記毛髪等の塵通過部としては、毛髪等の塵が通過しうるスペースであればよく、前記リング状薬液供給部の場合、例えば円周の1/12程度の塵通過部を3箇所設けると、円弧状薬剤収納容器部分に比べて、塵通過部では排水の流速が大きく、塵が円弧状薬剤収納容器部分にまつわりつくことなく、排水口の方に流れ込み、目皿により捕集されることになる。かかる塵通過部としては、塵流入穴や該流入穴の下部のないゲート状の塵流入ゲートを具体的に例示することができ、特に、ゲート状の塵流入ゲートを設けると、毛髪等の塵が円弧状薬剤収納容器部分に何らまつわりつくことなく、排水口の方に流れ込み、その大部分が目皿により捕集されることになる。また、リング状薬液供給部の内側周面下端に囲まれる円形部分を、排水口へ流入する塵を補集する毛髪補集部として構成しておくと、かかる塵補集部に塵が捕集され、目皿から塵を除去する手間を省くことができる。上記塵補集部は通水性素材から作られる。通水性素材から作られる塵補集部としては、例えば、布状、フィルム状、紙状、網状等のシート状のプラスチック、紙、繊維、金属等を例示することができ、具体的には、不織布、合成樹脂製網、通水孔を有する合成樹脂シート、通水孔を有する合成樹脂フィルム、フェルト等を挙げることができる。また、排水口には排水をホースにより排出するタイプも存在することから、塵補集部に、各種排水管口の大きさに合わせて手でカットできるように、1以上の同心円の切取り予定部を設けておくこともできる。
図1に示すリング状薬液供給部1は、3つの円弧状薬剤収納容器2と3箇所の塵流入穴(塵通過部)7から構成されており、各円弧状薬剤収納容器2の外側周面3には2つの下端を含む外孔4が、内側周面5には1つの内孔6がそれぞれ設けられている。
図1に示す目皿8(インナーゲート)は、目皿14の上部に重ねて使用される目皿であって、ドーム部19を上部に突出できる孔13を面内に有する平面部11及び堰部9からなり、目皿11と同様の排水口10、及び12を備えている。本体部の排水口16及び18と、インナーゲート8の排水口10、及び12の大きさを適宜調整することにより、排水の排出量や、髪の毛等の塵の捕集量を適宜調整することができる。インナーゲートに設けられる排水口は、より細かい塵等を捕集できるように排水口18、及び16よりもその大きさが小さいものが好ましい。
図5は、塵捕集部36、及び切取り予定部36をそれぞれ設けた薬液供給部を設けた一実施態様を示す。切り取り予定部36とは、排水配管が、排水口から排水凹部まで配設された場合に、その配管を通すための孔である。
図2は、図1と同様の態様を示すが、本体部の目皿29の上部に設置して用いる目皿8aには、ドーム部19と同様の構造的特徴を有するドーム部15が設けられている。この場合、本体部である目皿29には、ドーム部を設置してもしなくても構わない。
図3は、目皿14に、毛髪等の塵の除去を容易にするために、通水性シートまたは排水孔が設けられたシートを冠着させて用いる態様を示す。シートの材質として、具体的には、不織布、合成樹脂、紙等を例示することができ、排水孔の形状は特に限定されず、網目状、格子状等を例示することができる。尚、図示したフィルター33は、目皿14の形状に準じた形状となっているが、これは、平面形状のフィルターを目皿14に被着させた場合に、自然とその形状を有する場合も含む。フィルターを目皿14に固定するために、固定具を用いるのが好ましい。固定具として、具体的には、排水口面下部で堰部に沿った凹部に嵌合され、本体部全体を被うフィルター周縁を堰部上に固定することのできる押えを例示することができるが、その長さが堰部周縁長さよりも長い弾性体であるのが好ましい。図3に示すように、固定具30は、バンド状31の弾性体であり、フィルター33を装着した後、固定具30を目皿14の凹部に縮小した状態で挿入し、反発により広がり、フィルター33を堰部に固定することができる。固定具30の長さは、フィルター全体を抑えることができるように、堰部周縁長さよりも長いものが好ましく、結果として、矢印の部分を重ねて使用することになる。また、通水性をよくするために、固定具30は、排水孔をもうけているのが好ましく、具体的には、排水孔32のように、格子状のものが好ましい。
図4は、フィルターを用いる一実施態様を示す。図3と異なり、特に固定具30を用いずに、薬液供給部1を目皿14に取り付ける嵌合部材によって、フィルター35を固定するものである。
本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の一実施態様を示す斜視図である。 本発明の薬剤供給部付き目皿を、排水口に戴置したときの概略断面図である。
符号の説明
1、1a:リング状薬液供給部
2、2a:円弧状薬剤収納容器
3、3a:円弧状薬剤収納容器の外側周面
4、4a:外側周面の外孔
5、5a:円弧状薬剤収納容器の内側周面
6、6a:内側周面の内孔
7、7a:毛髪通過部
36:毛髪補集部
37:毛髪補集部の切取り予定部
40:固形薬剤
M:目皿
D:排水溝
H:排水口
G:排水溝の蓋
L:排水凹部
P1:排水口排水管

Claims (11)

  1. 排水口及び排水口下部に設けられた排水凹部からなる排水構造に取り付けられる目皿であって、排水口面より下方に設けられ、かつ排水孔が設けられた平面部、該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる本体部、及び本体部を排水口に固定する係止部からなり、さらに、面内に上部に突設され、かつ排水孔が設けられたドーム部を有し、排水孔が設けられた平面部と該平面部外周縁部に上部へと延設され、かつ排水孔が設けられた堰部からなる目皿を、本体部上に設置して用いることを特徴とする目皿。
  2. ドーム部の断面が、台形、四角、または長方形であり、その側面に格子状の排水孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の目皿。
  3. 本体部上部に、通水性シート、または排水孔の設けられたシートを装着し、堰部に密着できる固定具によりシートを固定して用いることを特徴とする請求項又はのいずれかに記載の目皿。
  4. 固定具が、堰部周縁部長さよりも長い弾性体であることを特徴とする請求項に記載の目皿。
  5. 弾性体が格子状の排水孔が設けられているバンド状であることを特徴とする請求項に記載の目皿。
  6. 該本体部、及び排水口周縁部に薬液供給部が設けられていることを特徴とする請求項のいずれかに記載の目皿。
  7. 薬液供給部が、排水口周縁部全体に設けられていることを特徴とする請求項に記載の目皿。
  8. 薬液供給部が、本体部と一体となって成形されている、または嵌合部材を介して本体部に固定されていることを特徴とする請求項又はに記載の目皿。
  9. 薬液供給部が、フランジ上部に設けられていることを特徴とする請求項のいずれかに記載の目皿。
  10. 薬液供給部が、排水の流入量及び流出量を制御できる構造を有していることを特徴とする請求項のいずれかに記載の目皿。
  11. 薬液供給部が、円形または、多角形状のリング状、またはその一部に切欠部を有するリング状容器であって、塵が通過し得る塵通過部を有することを特徴とする請求項10のいずれかに記載の目皿。
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