JP4479356B2 - 印刷システム、印刷制御装置、プリンタドライバ、印刷装置 - Google Patents

印刷システム、印刷制御装置、プリンタドライバ、印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行なう印刷システムに係り、特に、ノズルが目詰まりを起こした際の制御に関する。
インクジェットプリンタは、複数のノズルからインク滴を吐出して印刷媒体上にドットを形成することで印刷を行なう。このため、インク粘土の増加、気泡の混入等の原因により、ノズルが目詰まりを起こし、インクを吐出できなくなると、画像内にドットの抜けが生じ、画像を劣化させるおそれがある。
このため、従来から、判定用パターンの印刷、吐出されるインク滴の検出等により、ノズルの目詰まりを判定することが行なわれており、例えば、特許文献1には、ノズルの目詰まりを自動的に判定する技術が開示されている。
また、目詰まりが発生している場合、あるいは、目詰まりを防止するためにノズルをクリーニングすることが行なわれており、例えば、特許文献2には、目詰まりを起こしているノズルを含むノズル群に対してインク吸引を行なうことでノズルをクリーニングする技術が開示されている。
特開2000−190857号公報 特開2000−225715号公報
目詰まりが発生しているノズルのなかには、クリーニングでは解消しきれないものもある。どのノズルについて目詰まりが発生し、解消できていないかは、従来、プリンタ側の問題であり、印刷制御装置として機能するホストコンピュータでは、その情報については関与していなかった。
しかし、どのノズルについて目詰まりが発生し、解消できていないかにより印刷画像の品質に影響を与える可能性があるため、その情報をホストコンピュータが把握することは有益である。
また、ノズルの目詰まりが解消しない場合に、その影響を受けにくい印刷処理の実行をユーザが選択できれば便利である。
本発明は、インク目詰まりに関する情報を印刷制御装置が把握できるようにすることを第1の目的とする。
また、本発明は、ノズルの目詰まりが解消しない場合に、その影響を受けにくい印刷処理の実行をユーザが選択可能とすることを第2の目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様である印刷システムは、
複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行なう印刷装置と、前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、
目詰まりを起こしているノズルを特定するための目詰まりノズル特定手段と、
特定された目詰まりノズルを示す情報を前記印刷制御装置に出力するノズル情報出力手段とを備え、
前記印刷制御装置は、前記印刷装置から前記目詰まりノズルを示す情報を受信するノズル情報受信手段を備えることを特徴とする。
これにより、インク目詰まりに関する情報を印刷制御装置が把握できるようになる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である印刷制御装置は、
複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行ない、目詰まりを起こしているノズルを特定するための目詰まりノズル特定手段と、特定された目詰まりノズルを示す情報を出力するノズル情報出力手段とを備える印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷制御装置は、前記印刷装置から前記目詰まりノズルを示す情報を受信するノズル情報受信手段を備えることを特徴とする。
ここで、受信した目詰まりノズルを示す情報を表示する目詰まりノズル情報表示手段をさらに備えることができる。
これにより、インク目詰まりに関する情報をユーザに通知することができる。
また、前記目詰まりノズル情報表示手段は、さらに、目詰まりノズルを使用しないで印刷を実行する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像を表示することができる。
これにより、ノズルの目詰まりが解消しない場合に、その影響を受けにくい印刷処理の実行をユーザが選択可能となる。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様であるプリンタドライバは、
複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行ない、目詰まりを起こしているノズルを特定するための目詰まりノズル特定手段と、特定された目詰まりノズルを示す情報を出力するノズル情報出力手段とを備える印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、
前記印刷制御装置は、前記印刷装置から前記目詰まりノズルを示す情報を受信するノズル情報受信手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第4の態様である印刷装置は、
印刷制御装置からの指示に基づいて、複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行なう印刷装置であって、
目詰まりを起こしているノズルを特定するための目詰まりノズル特定手段と、
特定された目詰まりノズルを示す情報を前記印刷制御装置に出力するノズル情報出力手段とを備えることを特徴とする。
これにより、インク目詰まりに関する情報を印刷制御装置が把握できるようになる。
ここで、目詰まりを起こしているノズルを使用しないで印刷を実行する目詰まりノズル回避印刷手段をさらに備えることが望ましい。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における印刷システムの構成を示すブロック図である。本図に示すように印刷システムは、ホストコンピュータ20とプリンタ10とが、ローカルケーブルあるいはコンピュータネットワーク等を介して接続されて構成される。ここで、プリンタ10は、インクジェット方式のカラープリンタであるとする。インクジェット方式のカラープリンタは、筐体内にインクを充填したインクカートリッジを複数備え、このインクを多数のノズルを備えた印字ヘッドから記録用紙等の印刷媒体に吹き付けて印刷を行なう。
ホストコンピュータ20には、プリンタ10に対して印刷、ノズルクリーニング等を実行させるためのコマンドを送信したり、プリンタ10からの情報を受信するためのソフトウェアであるプリンタドライバ200が搭載されている。
プリンタ10には、プリンタドライバ200からのコマンドを解釈し、プリンタ10における印刷を制御したり、プリンタ10に関する情報をプリンタドライバ200に送信する処理等を行なう制御部11と、実際の印字処理を行なう印刷機構部12とを備えている。
図2は、プリンタ10の印刷機構部12の概略構成を示す図である。
本図に示すように、プリンタ10の印刷機構部12は、複数のインクカートリッジ107を装着するキャリッジ101と、キャリッジ101に支持される、インクジェット式の印字ヘッド110と、キャリッジ101を支持すると共に、ライン方向(主走査方向)に往復運動させるキャリッジ機構120と、ライン方向と直交する方向(副走査方向)に記録用紙Pを送る紙送り機構130とを備えている。
キャリッジ機構120は、キャリッジ101と連結されるタイミングベルト121と、このタイミングベルト121を往復運動させるキャリッジモータ123とを有する。キャリッジモータ123は、タイミングベルト121を介してキャリッジ101を、ガイド部材104に案内されて記録用紙Pの紙幅方向に往復運動させる。
キャリッジ101には、記録用紙Pと対向する面、この図に示す例では、下面にインクジェット式の印字ヘッド110が、取り付けられており、さらに、印字ヘッド110の近傍には、ノズルの目詰まりを検出するためのセンサ111が取り付けられている。
印字ヘッド110は、キャリッジ101の上に保持される。印字ヘッド110には、各インクカートリッジに対応する複数組のノズル群が設けられている。印字ヘッド110は、インクカートリッジ107からインクの補給を受け、キャリッジ101の移動に合わせて各ノズルから記録用紙Pにインク滴を吐出してドットを形成し、記録用紙Pに画像、文字等を印刷する。
センサ111は、例えば、発光部および受光部を備えた光学センサを用いて構成することができ、印字ヘッド110を用いて印刷した所定の「目詰まりチェックパターン」の反射光に基づいて、いずれのノズルが目詰まりを起こしているかを判定できるようになっている。すなわち、所定の「目詰まりチェックパターン」として、例えば、ノズル毎に1つの印刷ブロックを形成するようなパターンを印字ヘッド110に印刷させ、それぞれの印刷ブロックの印刷の有無をセンサ111で判定することで、それぞれのノズルの目詰まりを判定するようにしている。
ただし、センサ111は、印刷された「目詰まりチェックパターン」の印刷ブロックではなく、各ノズルから吐出されるインク滴の有無を直接検出することで、いずれのノズルが目詰まりを起こしているか判定するようにしてもよい。
図2の例で、キャリッジ101には、7本のインクカートリッジ107が装着できるようになっている。7本のインクカートリッジ107a〜107gはそれぞれ独立しており、各インクカートリッジ内に形成されたインク収容室には、黒(K)またはカラーのインクが充填されている。カラーのインクは、例えば、シアン(C)、ライトシアン(LC)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)、ダークイエロー(DY)のいずれかとすることができる。ただし、これに限られない。例えば、写真画質の印刷に適したフォト用ブラック、普通紙の印刷に適したマット用ブラック、あるいは、グレー等のインクを用いるようにしてもよい。
前述のように印字ヘッド110には、7個のインクカートリッジに対応する複数組のノズル群が設けられている。
図3は、1色あたりのノズル群の一例を示す図である。本図において、ノズル群は、1色当たり16個のノズルからなり、これら16個のノズルは、2列のノズルアレイに分かれて配置されている。なお、実際のプリンタで採用されているノズル群の配置形態には、種々のバリエーションがあり、また、1色当たりのノズル個数も32個、64個、128個などと非常に多くなってきている。また、ノズルアレイも種々の形態とすることができ、各ノズルを一列に配置するようにしてもよい。しかし、ここでは、簡単のため、図2に示した配置形態であるとする。
本図において、各ノズルは、例えば、左上のノズルを1−1とし、右下のノズルを2−8とした、x−yの表現形式で特定することができる。以下では、x−yをノズル番号と称する。また、ノズル群はインク色毎に設けられているため、インク色とx−yとにより印字ヘッド110に備えられたノズルを特定することができる。すなわち、K1−1のノズルは、黒(K)インクを吐出するノズル群の、左上に配置されたノズルを示している。
図4は、ホストコンピュータ20に搭載されるプリンタドライバ200およびプリンタ10の制御部11の機能構成の一例を示すブロック図である。
本図に示すように、プリンタドライバ200は、ユーザインタフェース部201、画像処理部202、コマンド生成部203、通信部204を有し、プリンタ10の制御部11は、通信部13、コマンド解釈部14、ノズル管理部15を有している。
プリンタドライバ200のユーザインタフェース部201は、印刷設定、ノズルチェック等の操作をユーザから受け付けたり、プリンタ10の状態等を表示するための画面を表示するための処理を行なう。
画像処理部202は、印刷対象のドキュメントについて、解像度変換、ラスタライズ、色変換等の画像処理を行なう。
コマンド生成部203は、ユーザからの指示、画像処理後の画像データ等をプリンタ10が解釈可能なコマンドに変換する。
通信部204は、プリンタ10と双方向通信を行なう。
プリンタ10の制御部11の通信部13は、ホストコンピュータ20と双方向通信を行なう。
コマンド解釈部14は、ホストコンピュータ20から送られてきた各種コマンドを解釈して、コマンドにしたがった処理をプリンタ10の各部に実行させる。
ノズル管理部15は、印字ヘッド110に備えられたノズルの目詰まりをチェックする処理と、ノズルクリーニング処理と、目詰まりが生じたノズルを使用しないで印刷を行なう目詰まりノズル回避印刷処理の制御を行なう。このため、ノズル管理部15は、ノズルチェック制御部15aと、クリーニング制御部15bと、目詰まりノズル回避印刷制御部15cとを有している。
つぎに、本印刷システムの処理について図5のフロー図を参照して説明する。図5は、ノズルの目詰まり対応に関するプリンタドライバ200の処理の流れを示している。
本処理は、プリンタドライバ200が、ユーザインタフェース部201を介して、ユーザからノズルチェック指示を受け付けることで開始する(S101)。本指示は、例えば、ユーザインタフェース部201が提供するプリンタユーティリティ画面上から所定の操作、例えば、ノズルチェック実行ボタンのクリックにより受け付けることができる。
ノズルチェック指示を受け付けると、コマンド生成部203が、ノズルチェックのためのコマンドをプリンタ10に送信する(S102)。
プリンタ10のコマンド解釈部14は、ノズルチェックのためのコマンドを受信すると、ノズル管理部15のノズルチェック制御部15aにノズルチェックを実行させる。
ノズルチェックでは、印字ヘッド110の各色毎に、所定のチェック用パターンを印刷させ、センサ111で、各ノズルの目詰まり状況を取得する。ここで、ノズルチェック用パターンは、各ノズル対応に印刷ブロックを形成するようになっているため、センサ111の検出結果により、具体的にどのインク色のどのノズルで目詰まりが発生しているかを把握することができる。
ノズルチェック制御部15aは、ノズルチェックの結果を通信部13を介してホストコンピュータ20に出力する。ここで、ノズルチェックの結果には、目詰まりしているノズルのインク色とノズル番号が含まれるものとし、複数のノズルが目詰まりしている場合には、それぞれのノズルについてインク色とノズル番号とが含まれるものとする。これにより、ホストコンピュータ20は、プリンタ10におけるノズルの目詰まりに関する情報を取得することができる。
プリンタドライバ200は、ノズルチェックの結果を受信すると(S103)、その情報を記憶し、いずれかのノズルに目詰まりが発生しているかどうかを判断する(S104)。この結果、どのノズルにも目詰まりが発生していない場合には(S104:Y)、目詰まりが発生していない旨を通知する画面を表示して(S105)、本処理を終了する。なお、後述するように、プリンタ10において目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合には、目詰まりが解消したとして、目詰まりノズル回避印刷を解除するためのコマンドをプリンタ10に送信する。
一方、いずれかのノズルで目詰まりが発生している場合には(S104:N)、ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面を表示する(S106)。
図6は、ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面500の一例を示す図である。本図に示すように、ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面500では、具体的にどのノズルで目詰まりが発生しているかをユーザに示すようにしている。ここでは、Cyan(シアン)色の2−3ノズルで目詰まりが発生していることが示されている。複数のノズルで目詰まりが発生している場合には、目詰まりが発生しているすべてのノズルについて示すようにする。
なお、どのノズルで目詰まりが発生しているかは、プリンタ10から送られるノズルチェックの結果に基づいて判断することができる。
また、ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面500には、「目詰まりノズル回避印刷設定」ボタン501、「クリーニング実行」ボタン502、「終了」ボタン503が備えられている。すなわち、本実施例において、ユーザはノズルの目詰まり発生に対して3通りの対応が可能である。
本画面500上で「終了」ボタン503のクリックを受け付けた場合には(S107:Y)、そのまま本処理を終了する。この場合には、ノズルの目詰まりに対する対処は行なわれない。
本画面500上で「クリーニング実行」ボタン502のクリックを受け付けた場合には(S108:Y)、コマンド生成部203が、クリーニングのためのコマンドをプリンタ10に送信する(S109)。
プリンタ10のコマンド解釈部14は、クリーニングのためのコマンドを受信すると、ノズル管理部15のクリーニング制御部15bにクリーニングを実行させる。
クリーニングは、例えば、ノズルのインク吸引を行なうことで目詰まりを解消するようにする。このとき、目詰まりが発生しているインク色についてのみインク吸引を行なうようにしてもよい。
プリンタ10のノズル管理部15は、クリーニングが終了すると、ノズルチェック制御部15aに再度ノズルチェックを実行させ、その結果をホストコンピュータ20に送信する。
プリンタドライバは、ノズルチェックの結果を再度受信すると(S103)、ノズルの目詰まりが解消したかどうかを判断し(S104)、解消した場合には、目詰まりが解消した旨をユーザに通知するための画面を表示して(S105)、本処理を終了する。
一方、クリーニング実行にもかかわらず、ノズルの目詰まりが解消しない場合には、目詰まりが解消していない旨を通知する画面520を表示する。本画面は、図6に示した画面500と同様でもよいが、図7に示すような画面520としてもよい。画面520は、図6に示した画面500に、クリーニングで目詰まりが解消できなかった旨の表示を加え、「クリーニング実行ボタン」502に代え、「再実行」ボタン522としたものであるが、実質的な内容は、画面500と同じである。
なお、ノズルの目詰まりが解消するまで、所定の回数、例えば、4回までは、自動的にクリーニング処理を繰り返すようにしてもよい。
ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面500において「目詰まりノズル回避印刷設定」ボタン501、あるいは、目詰まりが解消していない旨を通知する画面520において「目詰まりノズル回避印刷設定」ボタン521のクリックを受け付けると(S108:N)、コマンド生成部203は、目詰まりノズル回避印刷設定のためのコマンドをプリンタ10に送信して(S110)、本処理を終了する。
プリンタ10は、目詰まりノズル回避印刷設定のためのコマンドを受信すると、以降の印刷については、目詰まりノズル回避印刷を実行する。
なお、目詰まりノズル回避印刷とは、目詰まりの発生しているノズルが吐出すべきインク滴を他のノズルが吐出することにより、目詰まりの発生してるノズルを使用しないで行なう印刷を意味するものとする。
ここで、目詰まりノズル回避印刷が設定された場合のプリンタ10のノズル制御処理について説明する。本処理は、プリンタ10の目詰まりノズル回避印刷制御部15cにより制御される。
通常時のノズル制御には、種々の手法が実用化されているが、ここでは、簡単のため、2例を用いて目詰まりノズル回避印刷を説明する。
第1の例は、図8(a)に示すような2重打ち(オーバラップ)と呼ばれるノズル制御を採用している場合である。ここでは、ある1つのインク色に注目し、ノズルはNo1〜No6の6つであるとする。また、簡単のためノズルピッチ(ノズル同士の間隔)とドットピッチ(印字ドット同士の間隔)とが一致するようにしている。つまり、実際のプリンタ10においては、一般に、ノズルピッチはドットピッチよりも大きく設定されているが、ここでは、1つのノズルの幅と1つのラスタの幅が同じであるとする。
2重打ち方式では、6ノズルによるインク滴吐出を用いた右方向主走査のあと、3ラスタの紙送りを実行し、つぎの左方向主走査の一往復で各ラスタのインク吐出が完了するノズル制御となっている。すなわち、主走査の片道毎に3ラスタの紙送りが行なわれる。なお、ここでは、印刷領域の上端、下端における特殊制御は省略している。
このようなノズル制御を採用している場合に、No2のノズルに目詰まりが発生すると、図8(b)に示すようなドット抜けが発生する。
このような状況で、目詰まりノズル回避印刷が設定された場合には、No2のノズルに対応する(同じラスタに吐出する)No5のノズルにおいて、2倍量のインクを吐出する制御を行なう。例えば、インクの吐出をパルス信号により制御している場合には、No5に与えるパルス信号を2倍とするようにする。
このような制御を行なうことで図9に示すように、ドット抜けのない目詰まりノズル回避印刷が実行される。
第2の例は、図10(a)に示すような1回打ち(オーバラップなし)と呼ばれるノズル制御を採用している場合である。ここでも、ある1つのインク色に注目し、ノズルはNo1〜No6の6つであるとする。また、簡単のためノズルピッチとドットピッチとが一致するようにしている。つまり、1つのノズルの幅と1つのラスタの幅が同じであるとする。
1回打ちでは、1回の主走査で6ラスタのインク吐出が完了し、6ラスタの紙送りを実行し、つぎの主走査で続く6ラスタのインク吐出を完了する制御となっている。
このようなノズル制御を採用している場合に、No2のノズルに目詰まりが発生すると、図10(b)に示すようなドット抜けが発生する。
このような状況で、目詰まりノズル回避印刷が設定された場合には、No2のノズルに紙送り方向に隣接するNo1のノズルがNo2のノズルの代わりにインクを吐出する制御を行なう。すなわち、1回の主走査の後に、1ラスタ分の紙送りを行ない、つぎの主走査では、No1のノズルのみを用いてNo2が吐出すべきインク滴を吐出する。そして、5ラスタ分の紙送りを行なって、つぎのNo1、No3〜No5を用いた主走査を行なうようにする。
このような制御を行なうことで図11に示すように、ドット抜けのない目詰まりノズル回避印刷が実行される。なお、目詰まりを起こしているノズルに代わってインク滴を吐出するノズルは、紙送り方向に隣接するノズルに限らない。すなわち、紙送り量を調整することにより、他のノズルに目詰まりを起こしているノズルの代わりを行なわせることも可能である。
なお、いずれのノズル制御方式を採用している場合であっても、目詰まりを起こしているノズルが多すぎて、ドット抜けを解消できないときには、その旨の情報をプリンタドライバ200に送信し、プリンタドライバ200のユーザインタフェース部201が、目詰まりノズル回避印刷が不可である旨、あるいは、印刷品質が低下する旨を示す画面を表示して、ユーザに通知するようにする。
ところで、プリンタ10において、目詰まりノズル回避印刷が設定されているかどうかは、ユーザの指示に基づいてホストコンピュータ20上で確認することができる。
すなわち、プリンタドライバ200のユーザインタフェース部201は、ユーザから目詰まりノズル回避印刷が設定されているかどうかの確認のための指示を受け付けると、通信部204を介して、プリンタ10から目詰まりノズル回避印刷の設定に関する情報を取得する。ここで、目詰まりノズル回避印刷の設定に関する情報には、いずれかのノズルで目詰まりが発生しているかどうかの情報、目詰まりノズル回避印刷が設定されているかどうかの情報が含まれるものとする。
その結果、目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合には、図12に示すような、目詰まりノズル回避印刷設定通知画面540を表示する。本図に示すように目詰まりノズル回避印刷設定通知画面540には、目詰まり回避印刷が設定されている旨と、どのノズルで目詰まりが発生しているかを示す情報が表示される。また、目詰まりノズル回避印刷を解除するためのボタン541と、ノズルチェックを実行するためのボタン542と、本画面540を終了するための「OK」ボタン543とを備えている。
本画面540で、目詰まりノズル回避印刷を解除するためのボタン541のクリックを受け付けると、コマンド生成部203は、目詰まりノズル回避印刷を解除するためのためのコマンドをプリンタ10に送信する。また、「ノズルチェック」ボタン542のクリックを受け付けると、コマンド生成部203は、ノズルチェックを実行するためのコマンドをプリンタ10に送信する。なお、ノズルチェックの結果、ノズルの目詰まりが解消されている場合には、コマンド生成部203は、目詰まりノズル回避印刷を解除するためのコマンドをプリンタ10に送信する。
また、目詰まりノズル回避印刷が設定されていない場合には、図13に示すような、目詰まりノズル回避印刷非設定通知画面560を表示する。本図に示すように目詰まりノズル回避印刷非設定通知画面560には、目詰まり回避印刷が設定されていない旨と、どのノズルで目詰まりが発生しているかを示す情報が表示される。もちろん、いずれのノズルでも目詰まりが発生していない場合には、その旨が表示される。また、目詰まりノズル回避印刷を設定するためのボタン561と、クリーニングを実行するためのボタン562と、本画面560を終了するための「OK」ボタン563とを備えている。
本画面560で、目詰まりノズル回避印刷を設定するためのボタン561のクリックを受け付けると、コマンド生成部203は、目詰まりノズル回避印刷を設定するためのコマンドをプリンタ10に送信する。また、「クリーニング実行」ボタン562のクリックを受け付けると、コマンド生成部203は、クリーニングを実行するためのコマンドをプリンタ10に送信する。
本実施形態における印刷システムの構成を示すブロック図である。 プリンタの印刷機構部の概略構成を示す図である。 1色あたりのノズル群の一例を示す図である。 プリンタドライバとプリンタの制御部の機能構成を示すブロック図である。 ノズルの目詰まり対応に関するプリンタドライバの処理を示すフロー図である。 ノズルで目詰まりが発生していることを示す画面を示す図である。 ノズルで目詰まりが解消しなかったことを示す画面を示す図である。 2重打ちのノズル制御を説明するための図である。 2重打ちのノズル制御における目詰まりノズル回避印刷を説明する図である。 1回打ちのノズル制御を説明するための図である。 1回打ちのノズル制御における目詰まりノズル回避印刷を説明する図である。 目詰まりノズル回避印刷設定通知画面を示す図である。 目詰まりノズル回避印刷非設定通知画面を示す図である。
符号の説明
10…プリンタ、11…制御部、12…印刷機構部、13…通信部、14…コマンド解釈部、15…ノズル管理部、15a…ノズルチェック制御部、15b…クリーニング制御部、15c…ノズル回避印刷制御部、20…プリンタ、20…ホストコンピュータ、101…キャリッジ、104…ガイド部材、107…インクカートリッジ、110…印字ヘッド、111…センサ、120…キャリッジ機構、121…タイミングベルト、123…キャリッジモータ、130…紙送り機構、200…プリンタドライバ、201…ユーザインタフェース部、202…画像処理部、203…コマンド生成部、204…通信部

Claims (7)

  1. 複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行う印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置は、目詰まりを起こしている目詰まりノズルが吐出すべきインクを目詰まりを起こしていない他のノズルに吐出させる目詰まりノズル回避印刷を行う目詰まりノズル回避印刷手段と、前記目詰まりノズル回避印刷手段による印刷を実行するか否かを前記印刷制御装置の命令に基づいて設定する設定手段とを備えており、
    前記印刷制御装置は、
    前記目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されているか否かを示す情報を前記印刷装置から受信する受信手段と、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていることを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定を解除する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示し、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていない場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定が解除されていることを示す情報と、前記目詰まり回避印刷を設定する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示する、目詰まりノズル情報表示手段と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1に記載の印刷制御装置であって、
    前記目詰まりノズル情報表示手段は、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合、さらに、ノズルのチェックを実行する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像を表示することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項2に記載の印刷制御装置であって、
    ノズルのチェックの結果を前記印刷装置から取得し、ノズルの目詰まり解消されていた場合、前記目詰まりノズル回避印刷の設定を解除する命令を前記印刷装置に送信することを特徴とする印刷制御装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載の印刷制御装置であって、
    前記目詰まりノズル情報表示手段は、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていない場合、さらに、ノズルのクリーニングを実行する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像を表示することを特徴とする印刷制御装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載の印刷制御装置であって、
    前記目詰まりノズル情報表示手段は、目詰まりが発生したノズルが吐出するインク色と、目詰まりが発生したノズルの位置を表示することで、前記目詰まりノズルを示すことを特徴とする印刷制御装置。
  6. 複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行う印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、
    前記印刷装置は、目詰まりを起こしている目詰まりノズルが吐出すべきインクを目詰まりを起こしていない他のノズルに吐出させる目詰まりノズル回避印刷を行う目詰まりノズル回避印刷手段と、前記目詰まりノズル回避印刷手段による印刷を実行するか否かを前記印刷制御装置の命令に基づいて設定する設定手段とを備えており、
    前記プリンタドライバは、
    前記目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されているか否かを示す情報を前記印刷装置から受信する受信手段と、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていることを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定を解除する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示し、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていない場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定が解除されていることを示す情報と、前記目詰まり回避印刷を設定する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示する、目詰まりノズル情報表示手段として、
    コンピュータを機能させることを特徴とするプリンタドライバ。
  7. 複数のノズルからインク滴を吐出して印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置を制御する印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    目詰まりを起こしている目詰まりノズルが吐出すべきインクを目詰まりを起こしていない他のノズルに吐出させる目詰まりノズル回避印刷を実行する目詰まりノズル回避印刷手段と、
    前記目詰まりノズル回避印刷手段による印刷を実行するか否かを前記印刷制御装置の命令に基づいて設定する設定手段と、
    前記目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されているか否かを示す情報とを前記印刷制御装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記印刷制御装置は、
    前記目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されているか否かを示す情報を前記印刷装置から受信する受信手段と、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されている場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていることを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定を解除する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示し、
    前記目詰まりノズル回避印刷が設定されていない場合、受信した目詰まりノズルを示す情報と、前記目詰まりノズル回避印刷の設定が解除されていることを示す情報と、前記目詰まり回避印刷を設定する命令を前記印刷装置に送信する指示をユーザから受け付けるための画像とを表示する、目詰まりノズル情報表示手段と、を備える、
    ことを特徴とする印刷システム。
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