JP4478389B2 - 記録再生装置および方法、ならびに記憶媒体 - Google Patents

記録再生装置および方法、ならびに記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記憶媒体の記録再生装置に関し、特に記憶媒体に記憶されたデータからユーザの所望するデータを検索可能な記録再生装置および方法、ならびに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記憶媒体の記録再生装置では、記憶媒体に記憶された複数のオーディオデータから所望のオーディオデータを検索できるようになっている。例えば、従来の記録再生装置では、ユーザが所望のオーディオデータのキーワードを入力し、所望のオーディオデータを特定する検索方法、あるいは記録再生装置の表示部に表示されるオーディオデータのタイトルから所望のオーディオデータを選択する検索方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、記憶媒体に記憶されるオーディオデータが数千曲あるいは数万曲となり、ユーザがオーディオデータのキーワード、タイトルなどを忘れてしまった場合には、所望のオーディオデータを検索することは困難となる。
【0004】
また、数千曲のタイトルが画面にリスト表示されると、表示画面にリストが収まりきらず、ユーザは画面をスクロールしながら所望のオーディオデータタイトルを検索しなければならなくなるため、検索に対するユーザの負担が大きくなり、問題とされていた。
【0005】
さらに、データ検索が文字のみの情報により行われ、直感的でないため、所望のオーディオデータを検索するためには時間がかかってしまうという問題もあった。
【0006】
さらにまた、複数のデータ領域を有するSACD(Super Audio CD)などから所望のオーディオデータを検索する場合には、データ領域毎に検索画面が表示されないため、ユーザがあまり必要としないデータが記憶されたデータ領域の情報が画面表示されてしまい、結果としてデータ検索が煩わしくなるなどの問題もあった。例えばオーディオデータによるCMデータが記憶された単密領域と、オーディオデータが記憶された倍密領域とを有する記憶媒体から所望のオーディオデータを検索する場合には、検索画面にオーディオデータの情報に加え、CMデータの情報も画面表示されてしまうため、データ検索が煩わしくり、問題となっていた。
【0007】
また、タイトル名あるいはアルバム名などの検索モードしか備えられていないため、多様な検索方法により所望のオーディオデータを検索することができなかった。例えば、ユーザにデータを推薦するような検索モードに切り換え、記憶媒体から検索を行うことができなかった。
【0008】
したがって、この発明の第1の目的は、所望のオーディオデータを直感的に検索できる記録再生装置および方法、ならびに記憶媒体を提供することにある。
【0009】
さらに、この発明の第の目的は、多様な検索方法により所望のオーディオデータを検索可能な記録再生装置および方法、ならびに記憶媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データを記憶する記憶手段と、
複数のオーディオデータから所望のオーディオデータを指示する指示手段と、
指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを記憶手段から読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生する再生手段と、
再生手段により検索用オーディオデータが再生されている際の、指示手段によるオーディオデータに対する更なる指示に応じて、再生手段がオーディオデータを継続して再生するように制御する制御手段と、
更なる指示の頻度を計数する計数手段と、
所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新する更新手段と
を備えることを特徴とする記録再生装置である。
【0011】
請求項に記載の発明は、
複数のオーディオデータと複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から所望のオーディオデータを指示する指示手段と、
指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを記憶媒体から読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生する再生手段と、
再生手段により検索用オーディオデータが再生されている際の、指示手段によるオーディオデータに対する更なる指示に応じて、再生手段がオーディオデータを継続して再生するように制御する制御手段と、
更なる指示の頻度を計数する計数手段と、
所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新する更新手段と
を備えることを特徴とする記録再生装置である。
【0012】
請求項17に記載の発明は、
再生手段が、記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データが記憶される記憶手段から、複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
制御手段が、再生ステップにより検索用オーディオデータが再生されている際の、オーディオデータに対する更なる指示に応じて、オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
計数手段が、更なる指示の頻度を計数するステップと、
更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
を備えることを特徴とする記録再生方法である。
【0013】
請求項18に記載の発明は、
再生手段が、複数のオーディオデータと複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から、複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
制御手段が、再生ステップにより検索用オーディオデータが再生されている際の、オーディオデータに対する更なる指示に応じて、オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
計数手段が、更なる指示の頻度を計数するステップと、
更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
を備えることを特徴とする記録再生方法である。
【0014】
請求項19に記載の発明は、
再生手段が、記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データが記憶される記憶手段から、複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
制御手段が、再生ステップにより検索用オーディオデータが再生されている際の、オーディオデータに対する更なる指示に応じて、オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
計数手段が、更なる指示の頻度を計数するステップと、
更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
を備える記録再生方法を実行するコンピュータ制御可能なプログラムが記憶される記憶媒体である。
【0015】
請求項20に記載の発明は、
再生手段が、複数のオーディオデータと複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から、複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
制御手段が、再生ステップにより検索用オーディオデータが再生されている際の、オーディオデータに対する更なる指示に応じて、オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
係数手段が、更なる指示の頻度を計数するステップと、
更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、計数結果に応じて記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
を備える記録再生方法を実行するコンピュータ制御可能なプログラムが記憶される記憶媒体である。
【0016】
上述したように、この発明では、記録再生装置は、記憶媒体に記憶された複数のデータの各々一部に対応する部分データと再生回数データとを記憶する記憶手段を備え、ユーザにより所望のデータが指示された場合には、指示されたデータに対応する部分データを記憶手段から読み出し再生し、さらにユーザにより再生の継続が指示された場合には、記憶媒体からデータを読み出しデータの再生を維持すると共に、ユーザに指示されたデータの再生頻度データを更新し、再生回数データに応じて記憶手段に記憶されるデータの一部を更新するようにしたため、ユーザはデータを再生しながら記憶媒体に記憶された複数のデータから所望のデータを容易に検索できる。
【0017】
また、この発明では、記憶媒体は、複数のデータと、これらの複数のデータの各々一部に対応する部分データおよび再生回数データとを記憶する。記録再生装置は、ユーザにより所望のデータが指示された場合には、指示されたデータに対応する部分データを記憶媒体から読み出し再生し、さらにユーザにより再生の継続が指示された場合には、記憶媒体からデータを読み出しデータの再生を維持し、ユーザに指示されたデータの再生回数データを更新すると共に、再生回数データに応じて記憶部に記憶されるデータの一部を更新するようにしたため、ユーザはデータを再生しながら、記憶媒体に記憶された複数のデータから所望のデータを容易に検索できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1はこの発明の第1の実施形態による記録再生装置の外観を示す。記録再生装置は、前面パネル部1に3次元ジョグ2、停止ボタン3、巻き戻しボタン4、記録ボタン5、再生ボタン6、早送りボタン7、一時停止ボタン8、ボリューム9、表示部10および図示しない電源スイッチを備える。
【0019】
図2は、この発明の第1の実施形態による記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。ディスク20は、複数のデータ領域を有し、この第1の実施形態においては、例えば単密領域と倍密領域とからなる2つのデータ領域を有する。単密領域には、例えばPCM(Pulse Code Modulation)データが記憶され、倍密領域には、例えば圧縮データが記憶される。データの圧縮方式として、例えばMP3(MPEG-1 Audio Layer III)、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Cording)、AAC(Advanced Audio Cording)などが用いられる。ここで、ディスク20に記憶されるコンテンツは、例えばオーディオデータである。
【0020】
表示部10には、例えば検索用データ記憶部41あるいは記憶部46などから供給されるデータに基づき、ディスク20に記憶されたコンテンツに関する情報などが表示される。また、表示部10のパネル部分は、例えばタッチパネルとなっており、ユーザは表示部10に指で触れることで、表示部10に表示された情報の選択あるいは、表示されたポインタなどの移動を行うことができる。
【0021】
ディスク20は、スピドールモータ21により回転駆動され、ディスク20に記憶されたデータが光学ヘッド22により読み出され、RF回路23を介して復調回路24に供給される。
【0022】
復調回路24において、RF回路23から供給されたデータは復調され、速度制御回路25およびECCデコーダ26に供給される。また、復調回路24において復調されたデータのうち、TOC(Table of Contents)に関する情報は、システムコントローラ40に供給されて、種々の制御のために用いられる。
【0023】
速度制御回路25において、復調回路24から供給されたデータに基づいて、ディスク20が例えば一定の線速度により回転駆動するように速度制御される。
ECCデコーダ26において、CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)を用いたエラー訂正処理が行われ、訂正処理後のオーディオPCMデータ、あるいは圧縮データがデータ領域セレクタ27に供給される。エラー訂正できなかったエラーのオーディオデータについては、それを示すエラーフラグが付加されて、データ領域セレクタ27に供給される。
【0024】
データ領域セレクタ27において、ECCデコーダ26から供給されたデータがディスク20の単密領域に記憶されたデータであるか倍密領域に記憶されたデータであるか、すなわちPCMデータであるか圧縮データであるかの判別がされる。PCMデータであると判別された場合には、ECCデコーダ26から供給されたデータは、エラー補間回路29に供給され、圧縮データであると判別された場合には、伸長回路28に供給される。
【0025】
伸長回路28において、データ領域セレクタ27から供給された圧縮データは、伸長され、エラー補間回路29に供給される。エラー補間回路29において、データ領域セレクタ27および伸長回路28から供給されたデータに付加されているエラーフラグがチェックされ、エラー訂正されなかったエラーのオーディオデータについては、例えば、前後のデータを用いたエラー補間処理が行われ、データ出力速度制御回路30に供給される。
【0026】
データ出力速度制御回路30には、バッファメモリが備えられている。データ出力速度制御回路30において、エラー補間回路29より供給されたデータがバッファメモリにバッファリングされ、必要なデータ出力速度、例えば1.4112Mbpsに制御され出力される。
【0027】
データ出力速度制御回路30からのデジタルデータは、デジタル出力端子(図示せず)から外部に出力されると共に、D/A変換器31に供給され、アナログオーディオ信号に変換される。そして、このアナログオーディオ信号は、アパーチャ回路32、ローパスフィルタ33、ラインアップ34を介して、アナログ出力端子(図示せず)から出力される。
【0028】
ECCエンコーダ35において、例えばECCデコーダ26から供給される入力データにCIRCを用いるエラー訂正エンコード処理が行われ、記録変調回路36に供給される。
【0029】
記録変調回路36において、ECCエンコーダ35より供給されたデータがEFM(Eight-to-Fourteen Modulation)方式による記録変調が行われ、その変調されたデータが記録アンプ37を介して、記録ヘッド38に供給される。
【0030】
記録ヘッド38により、記録アンプ37を介して供給されるデータに基づき、ディスク20にピットが形成され、オーディオデータがディスク20に記憶される。オーサリングシステム用の記録再生装置ではなく、コンスーマー用の記録再生装置の場合には、記録ヘッド38は、ディスク20上での光の反射率を変化させるタイプのものであってもよい。
【0031】
入力部39には、3次元ジョグ2、停止ボタン3、巻き戻しボタン4、記録ボタン5、再生ボタン6、早送りボタン7、一時停止ボタン8、ボリューム9および図示しない電源スイッチが備えられている。
【0032】
検索用データ記憶部41は、例えば不揮発性メモリ、磁気ハードディスクなどから構成される。検索用データ記憶部41には、検索用データが記憶される。ここで、検索用データは、例えば検索用オーディオデータ、再生回数データ、音量データ、音質データ、時間データ、付加情報および評価値などである。検索用オーディオデータは、例えばディスク20に記憶されたオーディオデータの一部に対応する部分データである。より具体的には、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分のデータ等である。付加情報は、例えばディスク20に記憶されるオーディオデータに対応したアーティスト名、アルバム名、曲タイトルおよびジャケットイメージなどのデータである。評価値は、例えば検索用再生頻度が最も高いオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度を評価するためのものである。
【0033】
コンテンツソート演算部42では、システムコントローラ40の制御の基に、検索用データ記憶部41に記憶される再生回数データに基づき、再生頻度が最も高いオーディオデータが決定される。
【0034】
DR平均値演算部43では、システムコントローラ40の制御の基に、所定時間毎のDR平均値、すなわちオーディオデータの平均的な振幅の大きさを示すパラメータが演算される。
【0035】
リズム平均値演算部44では、システムコントローラ40の制御の基に、リズム平均値、すなわちオーディオデータの所定帯域のピーク間隔の全平均が演算される。ここで、リズム平均値は、狭い意味でのピッチ、あるいは拍子の速度を表すパラメータである。また、リズム平均値が、0クロスの間隔の平均演算より求められるようにしてもよい。
【0036】
類似度演算部45では、システムコントローラ40の制御の基に、再生頻度が最も高いオーディオデータのパラメータ(DR平均値およびリズム平均値)と、他のオーディオデータのパラメータとが全て比較され、再生頻度が最も高いオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度が算出される。具体的には、DR平均値の差+ピーク間隔の平均値の差が評価値として算出される。この評価値が小さいほど、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が高いことを示す。あるいは、(DR平均値の差+ピーク間隔の平均値の差)の逆数が評価値として算出されるようにしてもよい。この場合、この評価値が大きいほど、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が高いことを示す。
【0037】
記憶部46には、例えば表示部10に表示される検索画面に関する情報が記憶される。システムコントローラ40において、上述した各部が制御される。
【0038】
図3は、3Dジョグの概略構成を模式的に示す斜視図である。3Dジョグには、3次元ジョグスティック51の回転に応じた信号を出力するロータリーエンコーダ52および、3次元ジョグスティック51の動きによりオン/オフされるタクトスイッチ53,54,55が備えられている。図4Aに示すように、3次元ジョグスティック51が移動されると、タクトスイッチ55がオンされ、図4Bに示すように、3次元ジョグスティック51が移動されると、タクトスイッチ53がオンされる。図4Cに示すように、3次元ジョグスティック51が正回転されると、ロータリーエンコーダ52から3次元ジョグスティック51の正回転に応じた信号が出力され、図4Dに示すように、3次元ジョグスティック51が逆回転されると、ロータリーエンコーダ52から3次元ジョグスティック51の逆回転に応じた信号が出力される。図4Eに示すように、3次元ジョグスティック51が押圧されると、タクトスイッチ54がオンされる。なお、ユーザは、ディスク20に記憶されたデータの検索、再生などの操作を3次元ジョグ2のみで行うことも可能である。
【0039】
図5は、オーディオデータの再生頻度に応じた検索用オーディオデータの変更処理を説明するためのフローチャートである。
【0040】
ステップ101において、システムコントローラ40は、入力部39により供給される信号に基づき、所定のオーディオデータに対して再生が指示されたか否かを判別する。再生が指示されたと判別された場合にはステップ102に進み、再生が指示されなかったと判別された場合にはステップ107に進む。
【0041】
ステップ102において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41とディスク20の倍密度領域とに記憶される検索用データのうち、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する再生回数データをインクリメントする。
【0042】
ステップ103において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41とディスク20の倍密度領域に記憶される検索用データのうち、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する音量データを更新する。ここで、音量データは、例えば再生頻度の高い順に、大きくなるように更新する。また、音量データが、例えば再生頻度の高い順に、小さくなるように更新するようにしてもよい。
【0043】
ステップ104において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41とディスク20の倍密度領域に記憶される検索用データのうち、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する音質データを更新する。ここで、例えば検索用オーディオデータのサンプリング周波数が再生頻度の高い順に小さくなるように更新し、再生頻度が高い検索用オーディオデータほど高音質で再生されるようにする。また、例えば検索用オーディオデータのサンプリング周波数が再生頻度の高い順に大きくなるように更新し、再生頻度が高い検索用オーディオデータほど低音質で再生されるようにするようにしてもよい。
【0044】
ステップ105において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41とディスク20の倍密度領域に記憶される検索用データのうち、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する時間データを更新する。再生頻度が高い順に、再生時間が長くなるように時間データを更新する。また、再生頻度が高い順に、再生時間が短くなるように時間データを更新するようにしてもよい。これは、ユーザは再生頻度が高い曲を聴きなれているため、短い再生時間でも、どの曲が再生されたかを認識可能であるためである。
【0045】
ステップ106において、システムコントローラ40は、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する検索用オーディオデータを、音質および時間データに基づき、ディスク20から読み出すと共に、検索用データ記憶部41およびディスク20の倍密領域に記憶する。
【0046】
ステップ107において、システムコントローラ40は、入力部39から供給された信号に基づき、電源オフの操作がなされたか否かを判別する。電源オフの操作がされなかったと判別された場合にはステップS101に進み、電源がオフされたと判別された場合には処理を終了する。
【0047】
図6は、オーディオデータの検索から再生までのシステムコントローラ40の動作を説明するためのフローチャートである。
【0048】
ステップ111において、システムコントローラ40は、入力部39により供給された信号に基づき、どのオーディオデータがユーザにより選択されたかを判別し、ユーザにより選択されたと判別されたオーディオデータのIDに応じた検索用オーディオデータおよび音量データを、例えば検索用データ記憶部41から読み出し、この検索用オーディオデータを音量データに基づいて制御し再生する。
【0049】
ステップS112において、システムコントローラ40は、入力部39により供給された信号に基づき、ユーザにより選択オーディオデータの変更の指示があるか否かを判別する。選択オーディオデータの変更の指示がされたと判別された場合には、ステップS113に進み、変更の指示がさらないと判断された場合には、ステップS114に進む。
【0050】
ステップS113において、システムコントローラ40は、変更先のオーディオデータのIDに応じた検索用オーディオデータおよび音量データを、例えば検索用データ記憶部41から読み出し、この検索用オーディオデータを音量データに基づいて制御し再生する。
【0051】
ステップS114において、システムコントローラ40は、入力部39により供給された信号に基づき、ユーザからの再生指示があるか否かを判別する。再生指示がある場合にはステップS115に進み、再生指示がない場合にはステップS116に進む。
【0052】
ステップS115において、システムコントローラ40は、選択されたオーディオデータのIDに対応するオーディオデータを継続してディスク20から読み出し、再生する。具体的には、システムコントローラ40が、検索用オーディオデータの後に続けてシームレスにディスク20に記録されたオーディオデータ(本体データ)を途中から再生する。ここで、検索用データ記憶部41に記憶される検索用オーディオデータが、例えば、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分に相当するオーディオデータの場合には、システムコントローラ40は、選択されたオーディオデータのIDに対応するオーディオデータをディスク20から直接読み出し、シームレスに再生する。また、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分に相当するオーディオデータの場合には、選択されたオーディオデータのIDに対応する検索用オーディオデータを検索用データ記憶部41から読み出し、再生すると共に、選択されたオーディオデータのIDに対応するオーディオデータをディスク20から読み出し、読み出したオーディオデータを検索用データ記憶部41に一端書き込んだ後、この書き込んだオーディオデータを検索用データ記憶部41から読み出し、シームレスに再生するようにしてもよい。すなわち、検索用データ記憶部41をショックプルーフ用メモリと兼用にするようにしてもよい。
【0053】
また、システムコントローラ40が、指示に応じて、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭から即再生開始するようにしてもかわない。ここで、検索用データ記憶部41に記憶される検索用オーディオデータが、例えば、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分に相当するオーディオデータの場合には、システムコントローラ40は、選択されたオーディオデータのIDに対応するオーディオデータをディスク20から直接読み出し、先頭から再生する。また、ディスク20に記憶されたオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分に相当するオーディオデータの場合には、選択されたオーディオデータのIDに対応する検索用オーディオデータを検索用データ記憶部41から読み出し、再生すると共に、選択されたオーディオデータのIDに対応するオーディオデータをディスク20から読み出し、読み出したオーディオデータを検索用データ記憶部41に一端書き込んだ後、この書き込んだオーディオデータを検索用データ記憶部41から読み出し、先頭から再生するようにしてもよい。すなわち、検索用データ記憶部41をショックプルーフ用メモリと兼用にするようにしてもよい。
【0054】
ステップS116において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源オフの操作がなされたか否かを判別する。電源オフの操作がなされたと判別された場合には処理を終了する。一方、電源オフの操作がなされていないと判別された場合には、ステップ111に戻り上述した処理が繰り返される。すなわち、ステップ111において、選択されているオーディオデータの再生が繰り返し行われることとなる。
【0055】
上述したように、オーディオデータ検索時に再生される検索用オーディオデータは、再生頻度に応じて音量、音質、時間が制御されるため、ユーザは所望するオーディオデータを直感的に検索できる。
【0056】
また、オーディオデータが記憶されたディスク20と、記録再生装置の検索用データ記憶部41との両方に検索用オーディオデータが記憶されるため、記録再生装置の検索用データ記憶部41に記憶された検索用オーディオデータが変更された場合にも、あるいは記録再生装置を変更し、他の記録再生装置によりディスク20を再生した場合にも、ディスク20に記憶された検索用データを利用することによりユーザに合った最適な検索が実現可能である。
【0057】
上述した例では、再生頻度に応じてオーディオデータの再生音量、再生音質および再生時間を制御し、オーディオデータを再生する例について示したが、これは、この例に限らない。例えば、図2に示すように、コンテンツソート演算部42、DR平均値演算部43、リズム平均値演算部44および類似度演算部45を備え、再生頻度が最も高いオーディオデータのDR平均値、リズム平均値あるいは類似度に応じて、オーディオデータの再生音量、再生音質および再生時間を制御し、オーディオデータを再生するようにすることも可能である。
【0058】
次に、この発明の第2の実施形態による記録再生装置について説明する。第1の実施形態においては、再生音量、再生音質および再生時間に基づき検索用オーディオデータを再生し、所望のオーディオデータを検索する例について示したが、第2の実施形態においては、表示部10に表示されるシンボルにより、所望のオーディオデータを検索する例について示す。なお、この発明の第2の実施形態による記録再生装置の外観および構成は、第1の実施形態による記録再生装置と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0059】
また、この発明の第2の実施形態においては、記憶部46には、例えば表示部10に表示されるシンボルのフォントポイントに関する情報、シンボルの表示位置に関する情報および曲数に関する情報などが記憶されている。
【0060】
図7は、再生頻度が最も高いオーディオデータと、他のオーディオデータとの類似度を演算する処理について説明するためのフローチャートである。
【0061】
ステップS121において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザによる再生指示があるか否かを判別する。再生指示があると判別された場合には、ステップS122に進み。再生指示がないと判別された場合には、ステップS127に進む。
【0062】
ステップS122において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41と、ディスク20の倍密領域とに記憶される検索用データのうち、再生指示されたオーディオデータのIDに対応する再生回数データをインクリメントする。
【0063】
ステップS123において、コンテンツソート演算部42は、システムコントローラ40の制御の基に、検索用データ記憶部41に記憶される再生回数データに基づき、再生頻度が最も高いオーディオデータを決定する。
【0064】
ステップS124において、システムコントローラ40は、類似度演算部45を介してDR平均値演算部43を制御し、DR平均値演算部43は、システムコントローラ40の制御の基に、全てのオーディオデータのDRの平均値を演算する。ここで、算出されたオーディオデータのDRの平均値を、例えば検索用データ記憶部41に記憶しておくようにしてもよい。
【0065】
ステップS125において、システムコントローラ40は、類似度演算部45を介して、リズム平均値演算部44を制御し、リズム平均値演算部44は、システムコントローラ40の制御の基に、全てのオーディオデータのリズム平均値を演算する。ここで、算出されたオーディオデータのリズム平均値を、例えば検索用データ記憶部41に記憶しておくようにしてもよい。
【0066】
ステップ126において、類似度演算部45は、再生頻度が最も高いオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度を算出し、算出された類似度をオーディオデータIDに対応して検索用データ記憶部41に記憶する。
【0067】
ステップS127において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源がオフされたか否かを判別する。電源がオフされなかったと判別された場合にはステップS121に戻り、電源がオフされたと判別された場合には処理を終了する。
【0068】
上述した類似度演算処理においては、ステップS124およびS125において、DR平均値、リズム平均値が演算されるようになっているが、これらの演算結果が検索用データ記憶部41に既に記憶されている場合には、ステップS124およびS125における演算を行わないようにしてもよい。
【0069】
図8は、曲の類似度をシンボルにより把握可能なRECOMMENDモードの表示画面の一例である。ここで、シンボルは、例えば八分音符であり、表示部10に表示されるシンボルのそれぞれは、ディスク20に記憶されたオーディオデータのそれぞれと対応している。シンボルの大きさは、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じて決定されている。
【0070】
図9は、図8に示したRECOMMENDモードの表示画面のシンボル表示処理を説明するためのフローチャートである。
【0071】
ステップS131において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザによるRECOMMENDモードの指示があるか否かを判別する。RECOMMENDモードの指示がある場合には、ステップS132に進み、RECOMMENDモードの指示がない場合には、ステップS142進む。
【0072】
ステップS132において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶されるフォントポイントをAに設定する。
【0073】
ステップS133において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶される座標データを(C,D)に設定する。ここで、座標データ(C,D)は、例えば表示部10の中央位置の座標データである。
【0074】
ステップS134において、表示部10は、システムコントローラ40の制御の基に、記憶部46から供給されるシンボル表示に関する情報、すなわちフォントポイントAとシンボル座標データ(C,D)とにより、シンボルを表示する。
ステップS135において、システムコントローラ40は、再生頻度が最も高いオーディオデータの検索用オーディオデータと先頭アドレスとを、ディスク20より読み出し、シンボルに対応して検索用データ記憶部41に記憶する。
【0075】
ステップS136において、システムコントローラ40は、ディスク20に記憶される全曲数から1を引いた値を残曲数として記憶部46に記憶する。
【0076】
ステップS137において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶されるシンボル表示に関するデータ、すなわちフォントポイントA、座標データ(C,D)を更新する。フォントポイントAを、例えばA−1に更新する。座標データ(C,D)を、例えば表示部10の中心位置から等距離を保ちながら、所定角度回転させた位置、あるいは表示部10の中心より所定距離はなれた位置に更新する。
【0077】
ステップS138において、表示部10は、システムコントローラ40の制御の基に、記憶部46から供給される情報、すなわちフォントポイントAとシンボル座標データ(C,D)とにより、シンボルを表示する。
【0078】
ステップS139において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41に記憶された類似度に基づき、再生頻度が最も高いオーディオデータと、次に類似度が高いオーディオデータの先頭アドレスを、ディスク20より読み出し、シンボルに対応して検索用データ記憶部41に記憶する。
【0079】
ステップS140において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶される残曲数を減算する。すなわち、記憶部46に記憶される残曲数から1引き、この値を残曲数として記憶部46に記憶する。
【0080】
ステップS141において、システムコントローラ40は、残曲数が0より小さいか否かを判別する。残曲数が0以上の場合には、ステップS137に戻り同様の処理が繰り返される。すなわち、類似度に応じてシンボルを表示する処理が行われる。一方、残曲数が0より小さいと判断された場合には、ステップS142に進む。
【0081】
ステップ142において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源がオフされたか否かを判別する。電源がオフされなかったと判別された場合にはステップS131に戻り、電源がオフされたと判別された場合には処理を終了する。
【0082】
図10は、曲の類似度をシンボルにより把握可能な他のRECOMMENDモードの表示画面の一例である。ここで、シンボルは、例えば八分音符であり、表示部10に表示されるシンボルのそれぞれは、ディスク20に記憶されたオーディオデータのそれぞれと対応している。シンボルの大きさは、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じて決定され、シンボルの位置は、再生頻度が最も高いオーディオデータの振幅およびリズムとの類似度に応じて決定される。
【0083】
図11は、図10に示したRECOMMENDモードの表示画面のシンボル表示処理を説明するためのフローチャートである。
【0084】
ステップS151において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザによるRECOMMENDモードの指示があるか否かを判別する。指示があると判別された場合にはS152に進み、指示がないと判別された場合にはステップS162進む。
【0085】
ステップS152において、システムコントローラ40は、シンボルのフォントポイントAを記憶部46に記憶する。
【0086】
ステップS153において、システムコントローラ40は、座標データ(C,D)を記憶部46に記憶する。座標データ(C,D)は、表示部10に表示される振幅軸とリズム軸とからなるグラフの座標データであり、ここでは、(振幅軸の座標の最大値,リズム軸の座標の最大値)である。また、シンボル座標データ(C,D)は、例えば最も再生頻度が高いオーディオデータの振幅値およびリズム値にしてもよい。
【0087】
ステップS154において、表示部10は、システムコントローラ40の制御の基に、記憶部46から供給される情報、すなわちフォントポイントAおよび座標データ(C,D)により、シンボルを表示する。
【0088】
ステップS155において、システムコントローラ40は、再生頻度が最も高いオーディオデータの検索用データと先頭アドレスとを、ディスク20より読み出し、シンボルに対応して検索用データ記憶部41に記憶する。
【0089】
ステップS156において、システムコントローラ40は、ディスク20に記憶される全曲数から1を引いた値を残曲数として記憶部46に記憶する。
【0090】
ステップS157において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶されるシンボルのフォントポイントAを、例えばA−1に更新する。
【0091】
ステップS158において、表示部10は、システムコントローラ40の制御の基に、記憶部46から供給されるシンボルのフォントポイント情報、すなわちフォントポイントAと、検索用データ記憶部から供給されるDR平均値およびリズム平均値に基づくシンボル座標データ(C,D)とにより、シンボルを表示する。ここで、DR平均値およびリズム平均値は、最も再生頻度が高いオーディオデータと次に類似度が高いオーディオデータのDR平均値およびリズム平均値である。なお、シンボル座標データ(C,D)は、具体的には最も再生頻度が高いオーディオデータと次に類似度が高いオーディオデータのDR平均値およびリズム平均値をそれぞれ、最も再生頻度が高いオーディオデータのDR平均値およびリズム平均値のそれぞれで割ることにより正規化された座標である。
【0092】
ステップS159において、システムコントローラ40は、次に再生頻度の高いオーディオデータの検索用データと先頭アドレスとを、ディスク20より読み出し、シンボルに対応して検索用データ記憶部41に記憶する。
【0093】
ステップS160において、システムコントローラ40は、記憶部46に記憶される残曲数を減算する。すなわち、記憶部46に記憶される残曲数から1引き、この値を残曲数として記憶部46に記憶する。
【0094】
ステップS161において、システムコントローラ40は、残曲数が0より小さいか否かを判別する。残曲数が0以上の場合には、ステップS167に戻り同様の処理が繰り返される。すなわち、類似度に応じてシンボルを表示する処理が行われる。一方、残曲数が0より小さいと判断された場合には、ステップS162に進む。
【0095】
ステップ162において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源がオフされたか否かを判別する。電源がオフされなかったと判別された場合にはステップS151に戻り、電源がオフされたと判別された場合には処理を終了する。
【0096】
図12は、図8および図10に示したRECOMMENDモードにおける所望のオーディオデータ検索から再生までのシステムコントローラ40の処理を説明するためのフローチャートである。
【0097】
ステップS171において、システムコントローラ40は、表示部10より供給される信号に基づき、ユーザによるポインタの移動があるか否かを検出する。ポインタの移動があると検出された場合にはステップS172に進み、ポインタの移動がないと検出された場合にはステップS174に進む。
【0098】
ステップS172において、システムコントローラ40は、表示部10より供給される信号に基づき、ポインタ座標に対応するシンボルがあるか否かを判別する。シンボルがあると判別された場合にはステップS173に進み、シンボルがないと判別された場合にはステップS174に進む。
【0099】
ステップS173において、システムコントローラ40は、シンボルに対応するオーディオデータの付加情報を検索用データ記憶部41あるいはディスク20から読み出す。
【0100】
ステップS174において、システムコントローラ40は、S173において検索用データ記憶部41から読み出された付加情報に基づき表示を行うと共に、シンボルに対応する検索用オーディオデータを検索用データ記憶部41から読み出し、再生する。
【0101】
ステップS175において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、表示部10のタッチパネルに対する押圧指示があるか否かを判別する。押圧指示がある場合には再生の決定指示があると判別されS176に進み、押圧指示がない場合には再生の決定指示がないと判別された場合にはS177に進む。
【0102】
ステップS176において、システムコントローラ40は、ポインタにより指示されたシンボルに対応するオーディオデータの先頭アドレスを、例えば検索用データ記憶部41から読み出し、読み出された先頭アドレスに基づき、光学ヘッド22を制御し、オーディオデータをディスク20から読み出し、再生する。
【0103】
ステップS177において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源がオフされたか否かを判別する。電源がオフされなかったと判別された場合にはステップS171に戻り、電源がオフされたと判別された場合には処理を終了する。
【0104】
上述したこの発明の第2の実施形態による記録再生装置では、ユーザは、ポインタによりシンボル上を移動することでシンボルに対応するオーディオデータの先頭部分あるいはサビ部分に関する音声を聴取しながら、所望のオーディオデータを検索し、さらに検索された所望のオーディオデータの再生の決定指示を行うと、ディスク20からオーディオデータが読み出され、再生が開始されるため、ユーザは容易に所望のオーディオデータを検索できる。
【0105】
また、再生頻度の高いオーディオデータあるいはそれに類似するオーディオデータを象徴するシンボルが、表示部10において広い面積を占めるように表示されるので、ユーザはこれらのオーディオデータのシンボルを選択しやすい。すなわち、ユーザは、再生頻度の高い曲、すなわち良く聴く曲を容易に再生指示できると共に、好みの曲を容易に検索できる。
【0106】
さらに、再生頻度が最も高い曲に類似する曲のシンボルも選択されやすく表示されるようになっているので、ユーザは好みの曲を容易に選択できる。
【0107】
さらにまた、ユーザがオーディオデータを再生する度にシンボルに対応するオーディオデータが変更されるので、ユーザにとって最適な記録再生装置に自動的にカスタマイズされる。
【0108】
次に、この発明の第2の実施形態の変形例について説明する。上述したこの発明の第2の実施形態では、ディスク20に記憶されたオーディオデータに対応する音符をシンボルとして表示する例について示したが、この発明の第2の実施形態の変形例では、ディスク20に記憶されたオーディオデータに対応するジャケットイメージのサムネイルをシンボルとして表示する例について示す。なお、この発明の第2の実施形態の変形例による記録再生装置の外観および構成は、第1の実施形態による記録再生装置と同様であるので、ここでは説明を省略する。また、この発明の第2の実施形態の変形例においては、検索用データ記憶部41には、検索用データとして、第1の実施形態で示したデータに加え、ジャケットイメージのサムネイルの画像情報などが記憶され、記憶部46には、例えば表示部10に表示されるシンボルのフォントポイントに関する情報、シンボルの表示位置に関する情報および曲数に関する情報などが記憶されている。
【0109】
再生頻度が最も高いオーディオデータと、他のオーディオデータとの類似度を演算する処理は、上述した第2の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0110】
図13は、ジャケットイメージのサムネイルにより曲の類似度を把握可能なRECOMMENDモードの表示画面の一例である。表示部10に表示されるジャケットイメージのサムネイルのそれぞれは、ディスク20に記憶されたオーディオデータのそれぞれと対応している。サムネイルの大きさは、サムネイルに対応するオーディオデータと再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じて決定される。例えば、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルが小さく表示される。あるいは、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルが大きく表示される。なお、図13では、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルが小さく表示される例が示されている。
【0111】
また、サムネイルの画質が、再生頻度に応じて、決定されるようにしてもかまわない。例えば、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が低質になるように表示される。あるいは、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が高質になるように表示される。ここで、サムネイルの画像が低質になるとは、サムネイルの画像のボケ度が増すこと、サムネイルの解像度が落ちる(モザイク画像になる)ことなどを示す。また、サムネイルの画質が高質になるとは、サムネイルの画像が鮮明になること、サムネイルの解像度が上がることなどを示す。このようにサムネイルを表示することにより、再生頻度に応じたオーディオデータ検索を直感的に行うことができる。
【0112】
さらに、サムネイルの大きさと画質とが、再生頻度に応じて、決定されるようにしてもかまわない。例えば、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイル小さく表示されるとともに、サムネイルの画質が低質になるように表示される。あるいは、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルが大きく表示されるとともに、サムネイルの画質が高質になるように表示される。このようにサムネイルを表示することにより、再生頻度に応じたオーディオデータ検索を直感的に行うことができる。
【0113】
図13に示したRECOMMENDモードの表示画面のシンボル表示処理および、RECOMMENDモードにおける所望のオーディオデータの検索から再生までの処理は、上述した第2の実施形態の場合と略同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0114】
次に、この発明の第3の実施形態による記録再生装置について説明する。第2の実施形態においては、ディスク20に記憶されるオーディオデータに対応するシンボルが表示部10に表示される例について示したが、第3の実施形態においては、表示部10にディスク20に記憶されるオーディオデータに対応するシンボルがデータ領域毎に表示部10に表示される例について示す。なお、この発明の第3の実施形態による記録再生装置の外観および構成は、第1の実施形態による記録再生装置と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0115】
また、この第3の実施形態においては、記憶部46には、後に示す各検索モードにおけるGUI(Graphical User Interface)の検索画面表示のための情報および検索プログラムなどが記憶され、検索用データ記憶部41には、例えば表示部10に表示される検索画面の検索モードおよびデータ領域表示に関する情報などが記憶されている。なお、各検索モードの検索画面間の画面切り換えなどは、システムコントローラ40の制御のもとに記憶部46に記憶される検索プログラムが実行されることにより行われる。
【0116】
図14および図15は、各検索モードにおいて表示される検索画面の一例を示す。検索画面301は、モード1(TITLE MODE)の検索画面の一例を示す。TITLE MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータに関する情報を、アルバムおよび曲単位でディレクトリ上に表示するモードである。ここで、アルバムを表すシンボルと楽曲を表すシンボルとが異なるため、ユーザはシンボルによりアルバムと楽曲とを識別できる。また、表示されるシンボルにより、ディスクに保存されているオーディオデータの圧縮方式および変調方式などの情報も識別できるようにしてもよい。例えば、MP3、ATRAC、AAC、PCMなどの情報を識別できるようにシンボルを表示してもよい。
【0117】
検索画面302は、モード2(ARTIST MODE)の検索画面の一例を示す。ARTIST MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータをアーティスト単位で表示するモードである。
【0118】
検索画面303は、モード3(RECORDING TIME MODE)の検索画面の一例を示す。RECORDING TIME MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータのタイトルを、ユーザが最近記憶したものから順にソートし、表示するモードである。
【0119】
検索画面304は、モード4(FAVOURIT MODE)の検索画面の一例を示す。FAVOURIT MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータのタイトルを、再生頻度に応じた幾つかのディレクトリに分類し、表示するモードである。例えば、検索画面304に示すように、ディスク20に記憶されたオーディオデータのタイトルを、再生頻度順に、HIGH、MIDDLE、LOWからなる3つのカテゴリに分類し、表示する。
【0120】
検索画面305は、モード5(RHYTHM MODE)の検索画面の一例を示す。RHYTHM MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータの所定帯域のピーク間隔の平均値でオーディオデータを分類してオーディオデータのタイトルを表示するモードである。例えば検索画面305に示すように、ディスク20に記憶されたオーディオデータのタイトルを、リズム平均値が高い順に、HIGH、MIDDLE、LOWからなる3つのカテゴリに分類し、表示する。
【0121】
検索画面306は、モード6(DR MODE)の検索画面の一例を示す。DR MODEは、ディスク20に記憶されたオーディオデータの所定間隔のDR平均値により、オーディオデータのタイトルを分類してタイトルを表示するモードである。例えば、検索画面306に示すように、ディスクに記憶されたオーディオデータのタイトルを、DR平均値が高い順に、HIGH、MIDDLE、LOWからなる3つのカテゴリに分類し、表示する。
【0122】
検索画面307は、モード7(RECOMMEND MODE1)の検索画面の一例を示す。RECOMMEND MODE1は、ディスク20に記憶されたオーディオデータを、再生頻度が最も高いオーディオデータに類似するオーディオデータ順に、オーディオデータのタイトルを表示するモードである。
【0123】
検索画面308は、モード8(RECOMMEND MODE2)の検索画面の一例を示す。RECOMMEND MODE2は、ディスク20に記憶されたオーディオデータを、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じてシンボルを表示するモードである。ここで、検索画面308では、類似度の高さに応じて、シンボルが大きく表示される例が示されている。シンボルは、例えば類似度に応じて3つの大きさのシンボルに分けて表示される。
【0124】
図16は、ディスク20に記憶されたオーディオデータをデータ領域毎に表示した画面表示の一例を示す。表示画面310と表示画面311とを切り換えて各々全画面表示する例である。ここで、表示画面310は、単密度領域に記憶されたオーディオデータのタイトルを表示する画面であり、表示画面311は、倍密度領域に記憶されたオーディオデータのタイトルを表示する画面である。なお、表示画面310と表示画面311との画面切り換え操作については、後に説明する。
【0125】
表示画面312は、表示画面310と表示画面311とを切り換えずに2画面表示する例である。表示画面312により、ユーザは、表示画面310と表示画面311とを同時に閲覧できる。なお、図17に示した表示画面310あるいは表示画面311と表示画面312との画面切り換え操作については、後に説明する。
【0126】
図17は、データ領域毎に表示された画面表示を3次元ジョグにより切り換える操作を説明するための図である。図4Aに示すように、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ55がオンされると、データ領域画面が切り替わるようになっている。データ領域画面は、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ55がオンされる度に、例えば図17に示すように、表示画面310、表示画面311、表示画面312の順で切り替わるようになっている。
【0127】
図18は、検索モード表示画面を3次元ジョグにより切り換える操作を説明するための図である。図4Bに示すように、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ53がオンされると、検索モード表示画面が切り替わるようになっている。検索モード表示画面は、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ53がオンされる度に、例えば図18に示すようにTITLE MODE301、ARTIST MODE302、RECORDING TIME MODE303、FAVOURIT MODE304、RHYTHM MODE305、DR MODE306、RECOMMEND MODE1(307)、RECOMMEND MODE2(308)の順で切り替わるようになっている。
【0128】
図19は、3次元ジョグによりモード切替を行う場合の操作および処理を説明するためのフローチャートである。
【0129】
ステップS181において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号を小電力モードで監視し、ユーザにより電源スイッチがオンされたか否かを判別する。電源がオンされたと判別された場合には、ステップS182に進む。
【0130】
ステップS182において、システムコントローラ40は、検索用データ記憶部41に記憶されている検索モードおよびデータ領域表示に関するデータに基づき、ディスク20に記憶されるオーディオデータの情報を表示部10に表示する。
【0131】
ステップS183において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、図4Aに示すように、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ55がオンされているか否かを判別する。タクトスイッチ55がオンされていると判別された場合にはステップS184に進み、オンされていないと判別された場合にはステップS185に進む。
【0132】
ステップS184において、システムコントローラ40は、記憶部46に設定されているデータ領域表示に関するデータを基に、データ領域表示を次に設定されているデータ領域表示に変更する。
【0133】
ステップS185において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、図4Bに示すように、3次元ジョグスティック51が操作され、タクトスイッチ53がオンされているか否かを判別する。タクトスイッチ53がオンされていると判別された場合にはステップS186に進み、オンされていないと判別された場合にはステップS187に進む。
【0134】
ステップS186において、システムコントローラ40は、記憶部46に設定されている検索モードに関するデータを基に、検索モードを次に設定されている検索モードに変更する。
【0135】
ステップS187において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、図4Cに示すように、3次元ジョグスティック51が正回転されているか否かを判別する。正回転されていると判別された場合にはステップS188に進み、正回転されていないと判別された場合にはステップS189に進む。
【0136】
ステップS188において、システムコントローラ40は、表示部10に表示されるオーディオデータ選択カーソルを、例えば次のタイトルなどに移動するように制御する。
【0137】
ステップS189において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、図4Dに示すように、3次元ジョグスティック51が逆回転されているか否かを判別する。逆回転されていると判別された場合にはステップS190に進み、逆回転されていないと判別された場合にはステップS191に進む。
【0138】
ステップS190において、システムコントローラ40は、表示部10に表示されるカーソルを前に移動するようにする。
【0139】
ステップS191において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、図4Eに示すように、ユーザにより3次元ジョグスティック51が押圧されているか否かを判別する。押圧されていると判別された場合にはステップS192に進み、押圧されていないと判別された場合にはステップS193に進む。
【0140】
ステップS192において、システムコントローラ40は、選択カーソルにより現時点で選択されているオーディオデータを再生する。
【0141】
ステップS193において、システムコントローラ40は、入力部39より供給される信号に基づき、ユーザにより電源スイッチがオフされたか否かを判別する。オフされていると判別された場合にはステップS194に進み、オフされていないと判別された場合にはステップS182に戻る。
【0142】
ステップS194において、システムコントローラ40は、現在の検索モードおよびデータ領域表示関する情報を検索用データ記憶部41に記憶する。
【0143】
ステップS195において、電源のオフを実行し、処理を終了する。
【0144】
上述したように、この発明の実施形態による記録再生装置は、ディスク20のデータ領域毎に画面切換えが可能なので、ユーザが表示を望まないディスク20のデータ領域、例えばCMデータが記憶されたデータ領域を表示せずに済むため、ユーザは所望のタイトルを検索しやすくなる。また、複数の検索モードから表示モードを選択できるので、ユーザの検索意図に応じた検索が可能となる。さらに、データ領域毎に検索モード画面を設定可能なので、記憶されるデータの質に応じて検索モードを設定できるため、ユーザは所望のタイトルを検索しやすくなる。
【0145】
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0146】
上述した実施形態においては、所望のオーディオデータを検索し、再生する記憶再生装置にこの発明を適用する例について示したが、所望のビデオ(画像)データを検索し、再生する記憶再生装置にこの発明を適用することも可能である。この場合、ビデオデータ内のオーディオデータについては、音質、音量、時間が制御され、ビデオデータ内の画像データについては、画像サイズ、解像度、時間が制御される。
【0147】
また、上述した実施形態においては、単密領域と倍密領域とを有するディスク20から所望のオーディオデータが検索され、再生される例について説明したが、3以上のデータ領域からなるディスクから所望のオーディオデータが検索され、再生されるようにすることも可能である。
【0148】
さらに、上述した実施形態においては、検索用データがディスク20と記録再生装置との双方に記憶される構成について示したが、検索用データがディスク20と記録再生装置の検索用データ記憶部41との少なくとも一方に記憶される構成にしてもよい。
【0149】
さらにまた、上述した第1の実施形態においては、音量データ、音質データおよび時間データに基づき、検索用オーディオデータが再生される例について示したが、音量データ、音質データおよび時間データの少なくとも1以上のデータに基づき、検索用オーディオデータが再生されるようにしてもよい。また、上述した音量データ、音質データおよび時間データ以外のデータに基づき、検索用オーディオデータが再生されるようにしてもよい。
【0150】
また、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、表示部10がタッチパネルとなっている場合の操作および処理について示したが、これは、この例に限らない。例えば、記録再生装置に接続されたマウスなどにより、表示部10に表示されたポインタを移動し、再生の指示を行うような構成にしてもよい。あるいは、入力部39の操作によりポインタを移動し、再生の指示を行うような構成にしてもよい。
【0151】
さらに、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、最も再生頻度が高いオーディオデータとの類似度により、シンボルの大きさが一定の割合で変化する例について示したが、最も再生頻度が高いオーディオデータとの類似度に応じて、シンボルの大きさが変化するようにしてもよい。
【0152】
さらにまた、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、再生頻度が最高のオーディオデータとの差異のみにより評価値を演算したが、各オーディオデータを他の全てのオーディオデータの再生頻度と類似度を重み付けして足し合わせることにより各々のオーディオデータの評価値を演算するようにしてもよい。
【0153】
また、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、シンボルの大きさが類似度に応じて決定される例について示したが、シンボルの大きさが再生頻度に応じて決定されるようにすることも可能である。例えば、再生頻度が低くなるにつれて、シンボルが小さく表示される、あるいは大きく表示されるようにすることも可能である。
【0154】
さらに、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、類似度に応じてシンボルのフォントポイントを変更し表示する例について示したが、類似度に応じてシンボルの色あるいは形などを変形するようにしてもよい。
【0155】
さらにまた、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例においては、最も再生頻度が高いオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度が算出され、この類似度に応じてシンボルが表示される例について示したが、ユーザにより選択された任意のオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度が算出され、この類似度に応じてシンボルが表示されるようにすることも可能である。
【0156】
また、上述した第2の実施形態および第2の実施形態の変形例では、再生頻度の最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、シンボルが小さく表示される例について示したが、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、シンボルが大きく表示されるようにすることも可能である。
【0157】
さらに、上述した第2の実施形態の変形例においては、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じて、サムネイルの大きさが変更される例について示したが、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度に応じて、サムネイルの画質が変更されるようにしてもよい。例えば、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が劣化し、サムネイルがぼやけて表示される、あるいは再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が高画質になり、サムネイルが鮮明に表示されるようにすることも可能である。また、再生頻度が最も高いオーディオデータとの類似度ではなく、オーディオデータの再生頻度に応じて、サムネイルの画質が変更されるようにすることも可能である。例えば、オーディオデータの再生頻度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が劣化し、サムネイルがぼやけて表示される、あるいはオーディオデータの再生頻度が低くなるにつれて、サムネイルの画質が高画質になり、サムネイルが鮮明に表示されるようにすることも可能である。
【0158】
さらにまた、上述した第1の実施形態、第2の実施形態、第2の実施形態の変形例および第3の実施形態の記録再生装置は、同様の構成により実現可能であるため、一台の記録再生装置が各実施形態で示した検索方法を複数組み合わせた検索方法により所望のデータを検索できるようにすることも可能である。例えば、第1の実施形態で示した検索方法と第2の実施形態で示した検索方法を組み合わせることが可能である。すなわち、ディスク20に記憶されたオーディオデータに対応するシンボルがポインタにより指示されると、指示されたシンボルに対応するオーディオデータが、再生頻度に応じた音量、音質および時間で再生されるようにすることが可能である。
【0159】
また、検索用データ記録部41に記憶される検索用オーディオデータに対して、次のような加工を施してもかまわない。すなわち、検索用オーディオデータの先頭部分がフェードイン加工され、検索用オーディオデータの最終部分がフェードアウト加工されるように、検索用オーディオデータを加工するようにしてもかまわない。
【0160】
また、オーディオデータ本体とは異なる符号化方式により、検索用オーディオデータを加工するようにしてもかまわない。本質的には、検索用オーディオデータはあまり音質を問わないので、オーディオデータ本体の符号化方式よりもより圧縮率の高い符号化方式で、検索用オーディオデータを圧縮するようにしてもかまわない。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)などの高圧縮率の符号化方法により、検索用オーディオデータを加工するよにしてもかまわない。これにより、検索用データ記録部41に記録するデータ量を、削減することができる。すなわち、検索用データ記録部41を縮小化することができる。また、検索用データ記録部41のコストを安価に抑えることができる。
【0161】
また、検索用オーディオデータは復号時間が短くなければならないので、オーディオデータ本体の符号化方式よりも復号時間が短い符号化方式で、検索用オーディオデータを符号化するようにしてもかまわない。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)などの高圧縮率の符号化方法により、検索用オーディオデータを加工するよにしてもかまわない。これにより、検索用オーディオデータの復号に要する復号時間を、短縮化することができる。
【0162】
また、検索用オーディオデータが別音源で作成されるようにしてもかまわない。この場合、例えば、オーディオデータ本体は5.1chで録音されたオーディオデータで記録されているのに対し、検索用オーディオデータは2chでステレオ録音されたオーディオデータで記録されているようにする。
【0163】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ユーザが所望のオーディオデータを検索時に再生される検索用オーディオデータは、オーディオデータの再生頻度に応じて音量、音質、時間が異なるので、ユーザは所望のオーディオデータを直感的に検索可能である。
【0164】
また、オーディオデータが記憶されたディスクと、記録再生装置の検索用データ記憶部との両方に検索用データが記憶されるため、記録再生装置の検索用データ記憶部に記憶された検索用データが変更された場合にも、あるいは記録再生装置を変更し、他の記録再生装置によりディスクを再生した場合にも、ディスクに記憶された検索用データを利用することによりユーザに合った最適な検索が実現可能である。
【0165】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態による記録再生装置の外観を示す略線図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態による記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】 この発明の第1の実施形態による3Dジョグの概略構成を模式的に示す斜視図である。
【図4】 この発明の第1の実施形態による3Dジョグの操作方法を説明するための略線図である。
【図5】 この発明の第1の実施形態によるオーディオデータの再生頻度に応じた検索用オーディオデータの変更処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】 この発明の第1の実施形態によるオーディオデータの検索から再生までのシステムコントローラの動作および処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】 この発明の第2の実施形態による再生頻度が最も高いオーディオデータと他のオーディオデータとの類似度を演算する演算処理について説明するためのフローチャートである。
【図8】 この発明の第2の実施形態によるRECOMMENDモードの表示画面の一例を示す略線図である。
【図9】 この発明の第2の実施形態によるRECOMMENDモードの表示画面のシンボル表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】 この発明の第2の実施形態によるRECOMMENDモードの表示画面の一例を示す略線図である。
【図11】 この発明の第2の実施形態によるRECOMMENDモードの表示画面のシンボル表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】 この発明の第2の実施形態によるRECOMMENDモードにおける所望のオーディオデータの検索から再生までの処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】 この発明の第2の実施形態の変形例によるRECOMMENDモードの表示画面の一例を示す略線図である。
【図14】 この発明の第3の実施形態による各検索モードの検索画面の表示例を示す略線図である。
【図15】 この発明の第3の実施形態による各検索モードの検索画面の表示例を示す略線図である。
【図16】 この発明の第3の実施形態によるオーディオデータをデータ領域毎に表示する画面表示の一例を示す略線図である。
【図17】 この発明の第3の実施形態による3次元ジョグによるデータ領域表示の切替操作を説明するための略線図である。
【図18】 この発明の第3の実施形態による3次元ジョグによる検索モード表示画面の切替操作を説明するための略線図である。
【図19】 この発明の第3の実施形態による3次元ジョグによる所望のオーディオデータ検索を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 前面パネル
2 3次元ジョグ
3 停止ボタン
4 巻き戻しボタン
5 記録ボタン
6 再生ボタン
7 早送りボタン
8 一時停止ボタン
9 ボリューム
10 表示部
S101 再生指示有り?
S102 検索用データの再生回数データを再生回数+1に変更
S103 音量データ更新
S104 音質データ更新
S105 時間データ更新
S106 検索用データ更新
S107 電源OFF?
S111 検索用オーディオデータを再生
S112 選択コンテンツ変更指示有り?
S113 選択コンテンツ変更
S114 再生指示有り?
S115 選択コンテンツの再生開始
S116 電源OFF?
S121 再生指示有り?
S122 検索用データの再生回数データを再生回数+1に更新
S123 再生頻度最多数のコンテンツ決定
S124 所定時間毎のDRの平均値演算
S125 所定帯域のピークの間隔の平均演算
S126 最多コンテンツとの距離を全ての曲において演算し記憶
S127 電源OFF?
S131 RECOMMEND指示有り?
S132 フォントポイントをAに設定
S133 座標データを(C,D)に設定
S134 A、(C,D)を元にシンボル表示
S135 再生頻度が最も高いオーディオデータの検索用データ、ディスクの先頭アドレスを記憶
S136 曲数から−1→残曲数1
S137 A=A−1、次の(C,D)に変更
S138 A、(C,D)を元にシンボル表示
S139 次のコンテンツの検索用データ、ディスクの先頭アドレスを記憶
S140 残曲数=残曲数−1
S141 残曲数<0?
S142 電源OFF?
S151 RECOMMEND指示有り?
S152 フォントポイントをAに設定
S153 座標データを(C,D)に設定
S154 A、(C,D)を元にシンボル表示
S155 再生頻度が最も高いオーディオデータの検索用データ、ディスクの先頭アドレスを記憶
S156 曲数から−1→残曲数
S157 A=A−1
S158 A、(振幅,リズム)を元にシンボル表示
S159 次のコンテンツの検索用データ、ディスクの先頭アドレスを記憶、
S160 残曲数=残曲数−1
S161 残曲数<0?
S162 電源OFF?
S171 ポインタの移動有り?
S172 ポインタ座標に対応するシンボル有り?
S173 シンボルに対応する付加情報を検索用データ記憶部41から読み出し
S174 付加情報表示+検索用オーディオデータ再生
S175 決定指示有り?
S176 シンボルに対応するディスク先頭アドレスにアクセスし再生
S177 電源OFF?
S181 電源ON?
S182 記憶される検索用モードでコンテンツ表示
S183 ジョグ左スイッチON?
S184 次のデータ表示領域表示に切換え
S185 ジョグ右スイッチON?
S186 次の検索モード表示に切換え
S187 ジョグ正回転有り?
S188 選択カーソル次に移動
S189 ジョグ逆回転有り?
S190 選択カーソル前に移動
S191 ジョグ押圧スイッチON?
S192 選択されるコンテンツ再生開始
S193 電源OFF指示?
S194 現在の検索モードをメモリに記憶
S195 電源OFF

Claims (20)

  1. 記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データを記憶する記憶手段と、
    上記複数のオーディオデータから所望のオーディオデータを指示する指示手段と、
    上記指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを上記記憶手段から読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生する再生手段と、
    上記再生手段により上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記指示手段による上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記再生手段が上記オーディオデータを継続して再生するように制御する制御手段と、
    上記更なる指示の頻度を計数する計数手段と、
    所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 記更新手段は、上記計数結果に応じて上記検索用オーディオデータの音量が変更されるように、上記記憶手段に記憶される上記音量データを更新することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの音量が大きくなるように、上記記憶媒体に記憶される上記音量データを更新することを特徴とする請求項2記載の記録再生装置。
  4. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの音質が高音質になるように、上記記憶手段に記憶される上記音質データを更新することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  5. 記更新手段は、上記計数結果に応じて上記検索用オーディオデータの長さが変更されるように、上記記憶手段に記憶される上記時間データを更新することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  6. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの長さが長くなるように、上記記憶手段に記憶される上記時間データを更新することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  7. 上記記憶手段は、上記複数のオーディオデータの各々の先頭の所定時間分のデータである上記検索用オーディオデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  8. 上記記憶手段は、上記複数のオーディオデータの各々のサビの所定時間分のデータである上記検索用オーディオデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  9. 複数のオーディオデータと上記複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から所望のオーディオデータを指示する指示手段と、
    上記指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを上記記憶媒体から読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生する再生手段と、
    上記再生手段により上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記指示手段による上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記再生手段が上記オーディオデータを継続して再生するように制御する制御手段と、
    上記更なる指示の頻度を計数する計数手段と、
    所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  10. 記更新手段は、上記計数結果に応じて上記検索用オーディオデータの音量が変更されるように、上記記憶手段に記憶される上記音量データを更新することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  11. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの音量が大きくなるように、上記記憶媒体に記憶される上記音量データを更新することを特徴とする請求項10記載の記録再生装置。
  12. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの音質が高音質になるように、上記記憶媒体に記憶される上記音質データを更新することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  13. 記更新手段は、上記計数結果に応じて上記検索用オーディオデータの長さが変更されるように、上記記憶媒体に記憶される上記時間データを更新することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  14. 上記更新手段は、上記計数結果が多いほど上記検索用オーディオデータの長さが長くなるように、上記記憶媒体に記憶される上記時間データを更新することを特徴とする請求項13記載の記録再生装置。
  15. 上記記憶媒体は、上記複数のオーディオデータの各々の先頭の所定時間分のデータである上記検索用データを記憶することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  16. 上記記憶媒体は、上記複数のオーディオデータの各々のサビの所定時間分のデータである上記検索用データを記憶することを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
  17. 再生手段が、上記記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データが記憶される記憶手段から、上記複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
    制御手段が、上記再生ステップにより上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
    計数手段が、上記更なる指示の頻度を計数するステップと、
    更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
    を備えることを特徴とする記録再生方法。
  18. 再生手段が、複数のオーディオデータと上記複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から、上記複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
    制御手段が、上記再生ステップにより上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
    計数手段が、上記更なる指示の頻度を計数するステップと、
    更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
    を備えることを特徴とする記録再生方法。
  19. 再生手段が、上記記憶媒体に記憶される複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データが記憶される記憶手段から、上記複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
    制御手段が、上記再生ステップにより上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
    計数手段が、上記更なる指示の頻度を計数するステップと、
    更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶手段に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
    を備える記録再生方法を実行するコンピュータ制御可能なプログラムが記憶される記憶媒体。
  20. 再生手段が、複数のオーディオデータと上記複数のオーディオデータの各々一部に対応する検索用オーディオデータ、音量データ、音質データ、時間データとを記憶する記憶媒体から、上記複数のオーディオデータから指示手段により指示されたオーディオデータに対応する上記検索用オーディオデータ、及び音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを読み出し、読み出された上記検索用オーディオデータを音量データ、音質データ、時間データのうち読み出されたデータに基づいて制御し再生するステップと、
    制御手段が、上記再生ステップにより上記検索用オーディオデータが再生されている際の、上記オーディオデータに対する更なる指示に応じて、上記オーディオデータを継続して再生するように制御するステップと、
    係数手段が、上記更なる指示の頻度を計数するステップと、
    更新手段が、所望のオーディオデータを直感的に検索できるようにするために、上記計数結果に応じて上記記憶媒体に記憶される音量データ、音質データ、時間データのいずれかひとつを更新するステップと
    を備える記録再生方法を実行するコンピュータ制御可能なプログラムが記憶される記憶媒体。
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