JP4477717B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザービーム等の光ビームを用いて画像を記録する光プリンタ等に使用する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像信号で変調されるレーザービーム等の光ビームで画像形成面となる被走査面を走査露光して画像記録を行う光走査装置は、いわゆる光プリンタ等に広く応用されている。この光走査装置は、光ビーム走査のためにこの光ビームを反射して偏向する回転多面鏡やガルバノミラー等の偏向手段を使用する。走査された光ビームはf・θレンズ等により、被走査面に結像する。
【0003】
このようなレーザプリンタ等で使用される光走査装置では、光走査のためのスキャナモータや外部からの振動により光走査が不安定になり、画像にジッターとよばれる、線揺れなど悪影響がでる。その影響を抑制するため、光走査装置の筐体の剛性を確保する必要がある。
【0004】
近年、一般的に筐体の材料に生産性、および価格面に有利な高剛性の熱可塑性エンプラを用いるようになってきている。
【0005】
一方、用紙サイズA3以上の紙幅を印字できるレーザプリンタでは、光走査装置の筐体はA4用に比べ、一般的に光走査方向、および光走査方向に垂直な方向に対して、それぞれ約1.5 倍ほどの大きさになる。
【0006】
そのため、A3以上の光走査装置の筐体に対してエンプラを用いるのは剛性面で、A4機に対し、その面積に比例し困難となる。
【0007】
このような、剛性確保のため、一般的に金属部材を補強として用いる。
【0008】
しかし、光走査装置では、光走査を妨げないよう配置する必要があり、その範囲外で、剛性を効果的に向上させるために、補強部材を取り付ける方法が考えられている。
【0009】
従来の技術では、たとえば、光走査装置の蓋が補強部材となっており、筐体端部で固定することにより、剛性を確保している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
光走査のためのスキャナモータや外部からの振動により光走査が不安定になり、画像にジッターとよばれる、線揺れなど悪影響がでる。その影響を抑制するため、光走査装置の筐体の剛性を確保する必要がある。
【0011】
従来の技術では光走査装置内部をカバーする、蓋を鋼板で構成するといった手段がとられている。しかし、光走査装置の蓋が補強部材する端部の剛性は確保できるものの、コスト,重量ともに上昇し、ユニット中央部の振動による揺れは解消できなかった。
【0012】
本発明の目的は、ユニット中央部の振動の影響を抑えることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、光ビームを発生する光源と、この光ビームに作用する第1の収束光学系と、収束された光ビームを偏向走査する偏向手段と、偏向走査される光ビームを被走査面上にスポットとして結像する結像光学系を備えた光走査装置において、光走査装置の筐体の剛性を確保するための補強部材が、光ビームを発生する光源部の付近および光ビームを走査するスキャナモータの付近を保持するように構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1〜図5により説明する。
【0015】
図1は、本発明になる光走査装置を用いたレーザプリンタを示している。レーザプリンタ本体25は現像器1〜現像器4,光学ユニット5,帯電器8,感光ベルト22,転写ドラム21,レジストローラ12,転写ローラ13,除電器15,定着器19,排紙ローラ18、及び給紙カセット6を、主たる構成部品としている。
【0016】
図2は、本発明になる光走査装置としての光学ユニット5の蓋311を外した状態での平面図である。図3は、本発明になる光走査装置としての光学ユニット5の蓋311を取り付けた状態での平面図である。図4は、本発明になる光走査装置の断面図である。図5は、本発明になる光走査装置の断面図の要部拡大図精細である。
【0017】
光学ユニット5は、ハウジング101を使用してその内外に構成部品を取付けてユニット化されている。固定ねじ102でハウジング内に固定されたスキャナーモータ103によって回転駆動される回転多面鏡104は、入射されるレーザビーム105を紙面に対して平行方向に繰り返し偏向走査する。レーザービーム105は、ハウジング101の側壁外側に固定ねじ106で固定された制御回路基板107に取付けたレーザーダイオード108からの放射光をコリメータ109と入射シリンドリカルレンズ110によって主走査方向には平行で副走査方向には回転多面鏡104の偏向反射面で線状に結像するように収束したものである。すなわち、レーザダイオード108からの放射光をハウジング101の側壁から該ハウジング内に導くと共に制御回路基板107に固定ねじ111で固定したベース112,113で支持したコリメータ109のコリメータレンズ(図示せず)で平行光線にし、入射シリンドリカルレンズ110で偏向反射面上に副走査方向に収束する。
【0018】
回転多面鏡104によって偏向走査されるレーザビーム105は、第1レンズ114を通過し、ミラー119により光路を折り返し、第2レンズ115をを通過し、感光ベルト22の表面である被走査面201にスポットとして結像する。回転多面鏡104の回転に従って等速度的に移動してこの被走査面201を走査露光する。回転多面鏡104の偏向反射面で偏向されたレーザビーム105の偏向範囲で、参照符号105aを付したレーザビーム偏向位置と参照符号105bを付したレーザビーム偏向位置の間が感光ベルト22の表面201における画像形成範囲であり、参照符号105cを付したレーザビーム偏向位置は画像形成範囲手前側に設定した基準位置である。
【0019】
レーザビーム105cは、固定ねじ120でハウジング101に固定されて起立する支持台121に設けられたミラー122により主走査方向に折り曲げ、光検知素子を取り付けた制御回路基板124に入射する。この制御回路基板124とハウジング101の隙間は発泡ウレタン製のシール材125で囲んで防塵性を保つようにしている。固定ねじ120で固定される。
【0020】
ハウジング101には、光源であるレーザダイオード108の付近にボス301,スキャナモーター103の付近にボス302,303を設けている。
【0021】
また、補強部材304には、レーザビーム305が走査する部分の開口窓306が設けられ、光学ユニット5の内部に飛散したトナーなどの塵埃が入り込まないよう、防塵ガラス307が設けられている。また、補強部材304には、防塵ガラス307を固定する固定バネ308,309が設けられている。
【0022】
補強部材304はボス301,302,303にねじ310で固定される。
【0023】
光学ユニット5では、外部からの振動や、スキャナーモーター103の振動により、画像にジッターと呼ばれるで画像ピッチムラを引き起こす。被走査面201からみて、より遠く、つまり、より光源に近い部分が感度よく、わずかな振動でも画像不良を引き起こす。
【0024】
したがって、本発明においては補強部材304をレーザーダイオード108の付近、およびスキャナーモータ103の付近で固定することにより、それぞれの振動を抑制している。
【0025】
一方、補強部材304に防塵ガラス307を固定する構造をとることにより、取り付け用の部材を新たに設けることを必要とせず、コスト面で効果が得られる。
【0026】
また、補強部材304の防塵ガラス307取付部はハウジング101の水平面に対し、垂直に近い形状をとるため、断面係数が大きくなり補強部材304自体の剛性を確保することができる。
【0027】
さらに、防塵ガラス307がハウジング101の中央に配置できるように、走査レンズ114,115、ミラー109を配置した。このことにより、補強部材304はハウジング101の中央に配置され、ハウジング101全体の剛性も向上できる。
【0028】
その後、ハウジング101に走査レンズ114,115などを取付後、全体をカバーする蓋311を取り付ける。一般的に蓋311はプラスチック成形品で構成されている。また、蓋311には、光が走査するための窓312が設けられている。蓋311は用紙サイズがA3以上の幅の光走査装置ではA3幅297mmに近い値となり、特に窓312のような開口部は、材料にもよるが1mm以上の自重によるたわみが生じる。たわみが生じるとレーザービーム105が遮られ、画像上ではその部分の画像が抜けてしまう等、悪影響を及ぼす。
【0029】
また、製造過程や部品交換など光学ユニット単体で取り扱う場合など、蓋に荷重が加わる場合を考えると、蓋部にも安定性が必要である。
【0030】
補強部材304が蓋311の下方に配置することにより、窓312や蓋311全体のたわみを規制する機能を持たせている。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成で光走査装置の筐体,蓋の剛性向上をはかることができる。また、部品に機能を複合化させることによりコスト面,作業性を向上させた光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すレーザプリンタの概略構成図。
【図2】本発明の一実施例を示す光走査装置の上部カバーを外した状態での平面図。
【図3】本発明の一実施例を示す光走査装置の上部カバーを取り付けた状態での平面図。
【図4】本発明の一実施例を示す光走査装置の断面図。
【図5】本発明の一実施例を示す光走査装置の断面図の要部拡大図。
【符号の説明】
1…現像器1、2…現像器2、3…現像器3、4…現像器4、5…光学ユニット、6…給紙カセット1、8…帯電器、12…レジストローラ、13…転写ローラ、15…除電器、18…排紙ローラ、19…定着器、21…転写ドラム、22…感光ベルト、25…レーザプリンタ本体、101…ハウジング、102,106,111,120…固定ねじ、103…スキャナーモータ、104…回転多面鏡、105,105a,105b,105c…レーザビーム、107…制御回路基板、108…レーザーダイオード、109…コリメータ、110…入射シリンドリカルレンズ、112,113…ベース、114…第1レンズ、115…第2レンズ、116…ミラー、121…支持台、124…制御回路基板、125…シール材、201…被走査面、301,302,303…ボス、304…補強部材、306…開口窓、307…防塵ガラス、308,309…固定バネ、310…ねじ、311…蓋、312…窓。

Claims (1)

  1. 筐体の一方の側壁に固定され、光ビームを発生する光源と、この光ビームに作用する第1の収束光学系と、収束された光ビームを偏向走査する偏向手段と、偏向走査される光ビームを被走査面上にスポットとして結像する結像光学系と、筐体上部をカバーする蓋を備えた光走査装置において、前記光走査装置には筐体の剛性を確保するための補強部材が設けられ、前記補強部材は前記光ビームが走査するための開口窓と固定バネと防塵ガラス取付部を有し、前記防塵ガラス取付部は前記筐体の水平面に対しほぼ垂直に構成され、前記固定バネで前記開口窓に防塵のための前記防塵ガラスを固定し前記防塵ガラスが前記筐体の中央部に位置するように前記結像光学系を配置し、前記補強部材が前記蓋の下方でかつ前記筐体の中央部に配置されることを特徴とする光走査装置。
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