JP4477465B2 - シャッタの開閉装置 - Google Patents

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本発明は、室内の空気を換気して室内の空気を新鮮に保つための換気扇に関するものであり、さらに詳述すると、本発明は、換気扇のシャッタの開閉装置に関する。
換気扇には、室内の空気を送風し排出するときにのみ開口部を開放し、それ以外の時には上記開口部を閉鎖するシャッタを有するものがある。このシャッタの開閉機構については従来多数のものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された、換気扇のシャッタの開閉装置では、駆動源としてのモータの回転軸とシャッタを駆動させる駆動軸との間に減速歯車機構が設けられ、この減速歯車機構中に駆動側と従動側とを連結しまた遮断するクラッチを設けるとともにこのクラッチを動作するソレノイドが設けられている。そして、換気扇のスイッチがオンされるのに伴ってシャッタが開動作されるようになっている。故に、シャッタの開動作の際およびシャッタの開状態を維持させる際にはソレノイドが通電される。また、換気扇のスイッチがオフされると、ソレノイドの通電が停止されるのでクラッチが遮断され、シャッタは、自重およびバネによる付勢力に抗してシャッタの閉鎖速度を遅くさせるための制動手段によりゆっくりと閉動作される。なお、シャッタは、バネによる付勢力により閉位置に保持されるようになっている。
実開平2−73529
しかしながら、上述した特許文献に記載された換気扇のシャッタの開閉装置では、ソレノイドを用いているので部品点数の増加を招くとともにソレノイドを配設するためのスペースが必要となり装置が大型化するという問題がある。また、シャッタの開状態を維持させるためには、ソレノイドの通電を連続して行いクラッチの連結を維持させる必要があるので、消費電力が大きいという問題がある。さらに、ソレノイドの通電時および通電停止時にプランジャーによる打音が発生するという問題がある。さらにまた、シャッタを閉位置に保持させるためのバネを用いているので部品点数の増加を招くという問題がある。また、シャッタの閉動作の際に、シャッタの自重およびバネによる付勢力に抗してシャッタの閉鎖速度を遅くさせるための制動手段を必要とし部品点数の増加を招くととともに制動手段を配設するためのスペースが必要となり装置が大型化するという問題がある。
そこで、本発明の課題は、シャッタを開状態および閉状態で維持する機能を備えつつ、ソレノイド、バネ、および制動手段を不要とすることにより省スペース化が可能であり、しかも、シャッタの位置を把握することにより、シャッタの開閉動作を適切に行うことができるシャッタの開閉装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明では、枠体の開口部に開閉可能に設けられ、その閉方向および開方向のいずれか一方のみに付勢されたシャッタと、該シャッタを、前記付勢力に抗して、該付勢力の方向およびその逆方向に駆動するステッピングモータと、該ステッピングモータの出力を減速してシャッタに伝達する減速機構と、前記シャッタが前記付勢力の方向に駆動されているとき該シャッタの動作を阻止し、該シャッタが当接した位置を原点位置とする阻止部とを有し、前記シャッタが阻止部に当接した後にも前記ステッピングモータを駆動するように該ステッピングモータへの通電時間を設定し、前記駆動源または前記減速機構には、一方向クラッチが配設され、該一方向クラッチは、前記阻止部により前記シャッタの動作が阻止されたときに前記ステッピングモータと前記シャッタとの連結を遮断されるように配設されていることを特徴とする。
本発明の場合、ステッピングモータによって、シャッタの開方向および閉方向の双方の動作を行わせているので、ステッピングモータとシャッタの伝達を遮断するためのソレノイドが不要になる。
一方で、ソレノイドを用いた機構の場合では、シャッタの閉方向の動作は、ソレノイドによりステッピングモータとシャッタとの伝達を遮断してシャッタがバネによって戻った位置をシャッタの原点位置にすることにより、常にシャッタの位置を把握することが可能であるが、本発明のように開方向および閉方向の双方の動作を行わせている場合では、シャッタの位置を把握するための手段が必要になる。そのために、例えば、位置センサを設けてシャッタの位置を把握してもよいが、コストの上昇が避けられない。
本発明は、シャッタが阻止部によって阻止された後にも、ステッピングモータが駆動するようにステッピングモータへの通電時間を設定しておくことにより、シャッタが阻止部に当接した位置をシャッタの原点位置として把握することができる。しかも、シャッタが阻止部によって阻止された状態でステッピングモータが駆動されたとしても、歯車どうしの噛合部等、連結個所に大きい負荷がかからないようにするためのクラッチとして、一方向クラッチを用いることができる。すなわち、シャッタを開方向および閉方向のいずれか一方のみに付勢するようにした構成と、シャッタが付勢力の方向に駆動されているときシャッタの動作を阻止するように阻止部を形成した構成とにより、単純な一方向クラッチを用いることができる。
また、本発明において、前記シャッタが前記阻止部に当接されることにより前記シャッタの動作が阻止されるので、シャッタ以外の部分が阻止部に当接することによってシャッタの動作が阻止される場合と比較して、シャッタの位置検出を直接的に行うことにより、正確にシャッタの位置を把握することができる。
さらに、本発明の前記阻止部は、前記シャッタの閉位置に設けられていることが好ましい。このように構成すると、シャッタを確実に閉鎖することができる。
さらにまた、本発明の前記付勢力は、シャッタの自重であることが好ましい。このように構成すると、シャッタを付勢するために、バネ等の別部材を用いることなくシャッタを付勢することができる。
以上のように、本発明のシャッタの開閉装置によれば、付勢力により開閉方向のどちらか一方のみに付勢されたシャッタと、このシャッタを、付勢力に抗して、開閉動作させるステッピングモータと、ステッピングモータの出力を減速する減速機構を介してシャッタを付勢力の方向へ駆動しているとき、シャッタの開閉動作を阻止し、シャッタが当接した位置を原点位置とする阻止部を有し、シャッタが阻止部に当接した後にもステッピングモータを駆動するようにステッピングモータへの通電時間を設定し、この阻止部によりシャッタの動作が阻止されたとき、ステッピングモータとシャッタとの連結が遮断される一方向クラッチが、駆動源または減速機構に配設されている。故に、ステッピングモータによりシャッタを開閉動作させるように構成したことにより、ソレノイド、バネ、および制動手段を不要とし省スペース化が可能になる。
また、ステッピングモータの出力が減速機構を介して、シャッタに伝達するように構成されているため、ステッピングモータのディテントトルクによりシャッタを開状態および閉状態で維持させることができる。しかも、シャッタが、阻止部に当接した後にも駆動するようにステッピングモータの通電時間を設定しておき、シャッタが阻止部に当接した位置をシャッタの原点位置にすることにより、シャッタの位置を把握することができる。このことにより、シャッタの開閉動作を適切に行うことが可能になる。さらに、一方向クラッチにより歯車の歯部に大きな負荷がかからないので、歯部の損傷を未然に防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したアクチュエータの平面図、および(A)のA−A線で切断した縦断面図である。図2(A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したアクチュエータを構成する減速機構の第1の減速歯車の縦断面図、および第1の減速歯車の分解斜視図である。
以下に図面を参照しながら本発明にかかる換気扇の実施の一形態を説明することにするが、まず、本発明に適用されるアクチュエータ1について説明する。
このアクチュエータ1は、ケース3とカバー2とからその外装をなし、ケース3の底部には、その内部には、ステッピングモータ4、複数の歯車からなる減速機構5、および一方向クラッチ24から構成されている。
ステッピングモータ4は、ケース3の底部に配設されている。モータケース41は、一方側が開口した有底のカップ状ケース42とその開口を覆う地板43とからなり、その内部には軸方向に沿って2段に巻線が施されたコイルボビン44が嵌められ、コイルボビン44の内周側には、櫛歯状の図示しない極歯を介して外周側にマグネット45が保持されたロータ46が配設されている。ロータ46は軸11に回転可能に支承され、軸11の一方側はカップ状ケース42に支持され、他方側は地板43に支持されている。
カップ状ケース42とロータ46との間には、リーフスプリング47が介装され、ロータ46がスラスト方向に付勢されている。地板43は、中央が外方に隆起して、その一部が径方向に切り欠かれ、その底部に軸11の他方側が支持されている。なお、ロータ46には、ピニオン48が一体に形成されており、ピニオン48が切り欠きから露出するように地板43の隆起した部分に配設されている。巻き線端末は、端子ピン49に巻回され、端子ピン49とコネクタ23とがFPC22によって連結されている。なお、このコネクタ23に対して、マイクロコンピュータを備えた制御部(図示せず)から駆動信号を出力することにより、ロータ46の回転、停止が制御される。
また、減速機構5は、ピニオン48に噛合する第1の減速歯車6と、この第1の減速歯車6の小径歯車と噛合する大径歯車を備えた第2の減速歯車7と、この第2の減速歯車7の小径歯車と噛合する大径歯車を備えた第3の減速歯車8と、この第3の減速歯車8の小径歯車と噛合する出力歯車9とを備えており、ケース3には、図1(B)に示すように、出力歯車9の出力部91が外部に露出する切り欠き部10が形成されている。
第1、第2、および第3の減速歯車6、7、8は、それぞれ軸12、13、14に回転可能に支承され、軸12、13、14の一方側は、地板43に支持されるとともに、他方側は、カバー2に支持されている。故に、地板43に形成された第1、第2、および第3の減速歯車6、7、8の支持部は、中央が隆起した部分の周囲に沿って配設されている。なお、出力歯車9は、軸15に回転可能に支承され、軸15の一方側はケース3に支持されるとともに、他方側はカバー2に支持されている。
本形態では、第1の減速歯車6は、図2に示すように、大径歯車が形成された大径部材61と小径歯車が形成されて小径部材62と、コイルスプリング16の3部材から構成されている。大径部材61は、大径歯車の端面側に、内壁が軸12に支承された内筒部611と、内筒部611の径方向の外側に形成された外筒部612とから構成されている。小径部材62は、軸方向に沿ってその一端側に内壁部が内筒部611の外周に係合した円筒部621が形成され、他端側に内壁が軸12に支承された小径歯車が形成されている。
なお、大径部材61と小径部材62との間には、一方向クラッチ24を構成するためのコイルスプリング16が配設されている。すなわち、コイルスプリング16は、円筒部621の外周には比較的きつく巻き付けられており、その一端が径方向に向かって折曲した折曲部161になって、外筒部612に形成されたスリット612aに係合されている。一方、コイルスプリング16の他端はフリーになっている。
次に、上述したアクチュエータ1を換気扇17に用いた実施形態について説明する。
図3は、上記アクチュエータを用いた本発明に関わる換気扇の背面図である。
出力歯車9の出力部91は、外周に歯部が形成されており、その歯部が換気扇17のシャッタ18を駆動する駆動歯車19に噛合している。また、枠体20の前面側には、開口部21を開閉可能に複数のシャッタ18が支持されている。各シャッタ18は、図示しない軸によって回転可能に支持され、各々の軸には歯車(図示しない)が一体に形成されており、隣接するシャッタの歯車どうしが噛合されている。
本形態の場合、図3において、最下部のシャッタ18の歯車が駆動歯車19として、出力歯車9の出力部91と噛合している。故に、複数のシャッタ18は、ステッピングモータ4が一方に回転するのに連動して、開口部21を閉状態から開状態へと駆動させるとともに、ステッピングモータ4が他方に回転するのに連動して、開口部21を開状態から閉状態へと駆動させることができる。この閉状態において、シャッタ18は、ステッピングモータ4のディテントトルクにより閉状態が維持されているが、併せてシャッタ18自身の自重により常に開口部21を閉状態にする方向の付勢力を受け、枠体20の前面に当接して、開口部21が閉鎖されているため、より確実に閉状態が維持できる。なお、シャッタ18は、閉状態のみではなく、常にシャッタ18自身の自重により開口部21を閉状態にする方向の付勢力を受けるように構成されている。
次に、上述したアクチュエータ1の動作の一例を説明する。
図3に示すように、換気扇17の開口部21を閉状態から開状態にシャッタ18を動作させるために、ロータ46をCCW方向へ回動させると、大径部材61がCW方向(図2におけるX方向)へ回動させられる。故に、大径部材61の回転はスリット612aに係合したコイルスプリング16の一端に伝達され、コイルスプリング16が縮径する方向、すなわち、コイルスプリング16が、小径部材62の円筒部621の外周に巻き締まる方向に駆動される。
このとき、小径部材62にはシャッタ18の自重によりやはりコイルスプリング16が、小径部材62の円筒部621の外周に巻き締まる方向の応力が働いている。その結果、大径部材61の回動力はコイルスプリング16を介して小径部材62に伝達される。従って、出力歯車9がCCW方向へ回動するので駆動歯車19がCW方向へ回動され、この駆動歯車19の回動に伴い、シャッタ18が、開口部21を閉状態から開状態になるように動作される。
一方、開口部21を開状態から閉状態にシャッタ18を回動させるために、ロータ46をCW方向へ回動させると、大径部材61がCCW方向(図2におけるY方向)へ回動させられる。故に、大径部材61の回転はスリット612aに係合したコイルスプリング16の一端に伝達され、コイルスプリング16が拡開する方向に駆動されるが、小径部材62にはシャッタ18の自重によりコイルスプリング16が、小径部材62の円筒部621の外周に巻き締まる方向の応力が働いているため、大径部材61の回動力はコイルスプリング16を介して小径部材62に伝達される。従って、出力歯車9がCW方向へ回動するので駆動歯車19がCCW方向へ回動され、この駆動歯車19の回動に伴い、シャッタ18が、開口部21を開状態から閉状態になるように動作される。
やがて、シャッタ18が閉位置に到達し開口部21の端面に当接して駆動が阻止されると、シャッタ18の自重によりコイルスプリング16が小径部材62の円筒部621の外周に巻き締まる方向の応力が消滅する。このとき、大径部材61の回転は、コイルスプリング16が、拡径する方向に駆動されているため、コイルスプリング16が、小径部材62の円筒部621の外周をスリップして、連結が遮断される。本形態の場合、閉位置において、シャッタ18が当接される開口部21の端面が、阻止部になっており、この閉位置において、シャッタ18が開口部21の端面に当接することにより動作が阻止された後、一方向クラッチ24が働くためロータ46の回転が持続される。
(本形態の効果)
以上説明したように、本形態の換気扇17では、上記の課題を解決するために、枠体20の開口部21に開閉可能に設けられ、自重により閉方向に付勢されたシャッタ18と、このシャッタ18を、自重に抗して、開閉動作させるステッピングモータ4と、ステッピングモータ4の出力を減速してシャッタ18に伝達する減速機構5と、ステッピングモータ4からシャッタ18への連結が遮断される一方向クラッチ24とを有している。特に、一方向クラッチ24は、シャッタ18が、閉方向に駆動され、やがて開口部21の端面に当接した閉位置を、シャッタ18の動作が阻止される阻止部として、この阻止部によりシャッタ18の動作が阻止されたとき、ステッピングモータ4からシャッタ18への連結が遮断されるように減速機構5の第1歯車6に配設されている。
このように構成すると、ステッピングモータ4によりシャッタ18を歯車どうしの噛合により開閉動作させるように構成したことにより、ソレノイド、バネ、および制動手段を不要とし省スペース化が可能になる。
また、ステッピングモータ4の出力が減速機構5を介して、シャッタ18に伝達するように構成されているため、ステッピングモータ4のディテントトルクによりシャッタ18を開状態および閉状態で維持することができる。
しかも、シャッタ18が、阻止部に当接した後にも駆動するようにステッピングモータ4の通電時間を設定しておき、シャッタ18が阻止部に当接した位置を原位置にすることにより、シャッタ18の位置を把握することができる。このことにより、シャッタ18の開閉動作を適切に行うことが可能になる。さらに、一方向クラッチ24により、歯車の歯部に大きな負荷がかからないので、歯部の損傷を未然に防止することができる。
(その他の実施の形態)
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上記形態のアクチュエータ1では、換気扇17のシャッタ18を駆動させているが、これに限定されるものではなく、ファンヒータやエアコン等のエア吹き出し口を開閉するシャッタを駆動させるようにしてもよい。また、トイレの弁蓋、炊飯器の蓋、および洗濯機の蓋等の蓋開閉を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態のシャッタ18は、常に開口部21を閉状態にする方向の付勢力を受けているが、反対に、常に開口部21を開状態にする付勢力を受けるように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態のシャッタ18は、枠体20の前面に当接してシャッタの動作が阻止されているが、駆動歯車19や出力歯車9に一方の突起を設けるとともに、枠体に一方の突起の回転軌跡と重なるように他方の突起を設ける等して、両者が係合することによりシャッタの動作を阻止するように構成してもよい。
さらにまた、上記実施の形態では、シャッタ18の自重によりシャッタ18を閉方向に付勢しているが、シャッタ18をバネを用いて付勢するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、コイルスプリング16を用いて一方向クラッチ24を構成しているが、一方向クラッチ24としてラチェットを用いて構成してもよい。
(A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したアクチュエータの平面図、および(A)のA−A線で切断した縦断面図である。 (A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したアクチュエータを構成する減速機構の第1の減速歯車の縦断面図、および第1の減速歯車の分解斜視図である。 上記アクチュエータを用いた本発明に関わる換気扇の背面図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
4 ステッピングモータ
5 減速機構
16 コイルスプリング
18 シャッタ
20 枠体
21 開口部
24 一方向クラッチ

Claims (3)

  1. 枠体の開口部に開閉可能に設けられ、その閉方向および開方向のいずれか一方のみに付勢されたシャッタと、該シャッタを、前記付勢力に抗して、該付勢力の方向およびその逆方向に駆動するステッピングモータと、該ステッピングモータの出力を減速してシャッタに伝達する減速機構と、前記シャッタが前記付勢力の方向に駆動されているとき該シャッタの動作を阻止し、該シャッタが当接した位置を原点位置とする阻止部とを有し、
    前記シャッタが阻止部に当接した後にも前記ステッピングモータを駆動するように該ステッピングモータへの通電時間を設定し、
    前記駆動源または前記減速機構には、一方向クラッチが配設され、該一方向クラッチは、前記阻止部により前記シャッタの動作が阻止されたときに前記ステッピングモータと前記シャッタとの連結を遮断されるように配設されていることを特徴とするシャッタの開閉装置。
  2. 請求項において、前記阻止部は、前記シャッタの閉位置に設けられていることを特徴とするシャッタの開閉装置。
  3. 請求項1または2において、前記付勢力は、前記シャッタの自重であることを特徴とするシャッタの開閉装置。
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