JP4476710B2 - サンプリング装置および波形観測システム - Google Patents

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本発明は、信号に対するサンプリングを行ってその波形情報を取得し、観測するためのシステムにおいて、信号の繰り返し周期の変更等に対応でき、しかも、そのシステムを簡易に構成できるようにするための技術に関する。
例えば、高速な繰り返し信号で変調された光信号の波形のデータを取得して観測するために、図10に示す波形観測装置10が用いられている。
この波形観測装置10は、入力される光信号Pの波形の繰り返し周期TxのN倍(Nは1以上の任意の整数で例えば100、1000等)より所定値(オフセット遅延時間)ΔTだけ長い繰り返し周期Ts(=N・Tx+ΔT)をもち、パルス幅が狭い光サンプリングパルスPsを光サンプリングパルス発生手段11によって生成する。
そして、その生成された光サンプリングパルスPsを光サンプリング部12に入力し、光信号Pを光サンプリングパルスPsでサンプリングし、そのサンプリングによって得られたパルス光を光電変換して電気のパルス信号Eoに変換し、このパルス信号Eoの振幅強度をA/D変換器13によってデジタルのデータに変換して波形データメモリ14に記憶し、この波形データメモリ14に記憶された一連の波形データを表示制御手段15が読み出して表示器16に波形表示する。
このようなサンプリング方式の波形観測装置10では、図11の(a)に示すように、光信号Pの繰り返し波形がN回連続して入力される毎に、光サンプリングパルスPsによるサンプリングタイミングが図11の(b)のように、ΔT時間ずつシフトしていくため、周期Txに比べて格段に低速なサンプリングで、光信号Pの波形を高分解能でサンプリングすることができ、これを表示器16の画面上で観測することができる。
上記のようなサンプリング方式の波形観測装置10において、任意の信号の波形を安定に観測するためには、その観測対象の信号に対して、波形観測装置10側のサンプリング周波数が正確に対応している必要があり、長期間に渡ってその対応関係を維持させるためには、周波数同期を確立する必要がある。
この周波数同期を確立する方法として、特許文献1には、被測定信号を発生する信号源と波形観測装置に対して、共通の基準信号を与え、この基準信号により、被測定信号の周波数とサンプリング周波数とを同期させる方法が示されている。
また、周波数同期を確立する別の方法として、特許文献2には、波形観測装置において、被測定信号をクロック再生器に入力して、そのクロック信号成分を抽出し、この抽出したクロック信号を用いて、サンプリングの同期を確立する方法が示されている。
特開2002−71725号公報 特開2002−55124号公報
しかしながら、前者の方法では、被測定信号を発生する信号源側が、外部信号に同期して動作する外部同期機能を有していなければならず、測定対象が限定されてしまうという問題があった。また、外部同期機能を有していても、信号源と波形観測装置との距離が離れている等の物理的制限により、その外部同期機能を使用できない場合もある。
また、後者の方法では、高価な高速クロック再生器が必要となり、しかも、この種の高速クロック再生器における再生可能なクロックの周波数範囲は狭い場合が多く、やはり測定対象が限定されてしまうという問題があった。
また、この種の従来の波形観測装置では、狭い幅の光サンプリングパルスを生成したり、光同士のミキシングを行う光ミキサ等が必要であり、波形表示部を含めると装置全体が複雑化し、高価になるという別の問題もあった。
本発明は、これらの問題を解決して、安価で、且つ広い周波数範囲の信号に対して周波数を同期させることができるサンプリング装置および波形観測システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1のサンプリング装置は、
サンプリングの対象となる信号を入力するための入力端子(21a)と、
前記入力端子に入力される信号についてその取得対象となる波形の繰り返し周期(Tx)とサンプリングのオフセット遅延時間(ΔT)とに対応する情報を指定するためのパラメータ指定手段(22)と、
前記パラメータ指定手段によって指定された情報に基づいて、前記繰り返し周期の整数倍に対して前記オフセット遅延時間だけ差のあるサンプリング周期(Ts)と、そのサンプリングによって得られる信号に含まれる特定成分の理論周波数(Fh)とを算出する算出する演算手段(23)と、
周波数の基準となる基準信号を発生する基準信号発生手段(24)と、
前記基準信号に基づいて、前記演算手段によって算出されたサンプリング周期と等しい周期のクロック信号および前記理論周波数の規定信号を生成出力する信号発生手段(25)と、
前記クロック信号を外部へ出力するためのクロック出力端子(21b)と、
前記演算手段によって算出されたサンプリング周期のサンプリングパルスを発生するサンプリングパルス発生手段(27)と、
前記入力端子から入力された信号を、前記サンプリングパルス発生手段から出射されたサンプリングパルスによってサンプリングするサンプリング部(28)と、
前記サンプリング部によって得られる信号を外部に出力するためのサンプル信号出力端子(21c)と、
前記サンプリング部によって得られる信号に含まれる前記特定成分と前記規定信号との周波数または位相を比較する比較手段(31)と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記規定信号の周波数が前記特定成分に一致する方向、または前記規定信号の位相が前記特定成分に対して所定位相差となる方向に前記基準信号発生手段を制御する同期制御手段(32)とを備えている。
また、本発明の請求項2のサンプリング装置は、請求項1のサンプリング装置において、
前記サンプリング部によって得られる信号から、前記演算手段によって算出された理論周波数およびその近傍の信号成分を前記特定成分として抽出する特定成分抽出手段(30)を有し、
前記比較手段は、前記特定成分抽出手段によって抽出された特定成分と前記規定信号とを比較することを特徴としている。
また、本発明の請求項3の波形観測システムは、
サンプリングの対象となる信号を入力するための入力端子(21a)と、
前記入力端子に入力される信号についてその取得対象となる波形の繰り返し周期(Tx)とサンプリングのオフセット遅延時間(ΔT)とに対応する情報を指定するためのパラメータ指定手段(22)と、
前記パラメータ指定手段によって指定された情報に基づいて、前記繰り返し周期の整数倍に対して前記オフセット遅延時間だけ差のあるサンプリング周期(Ts)と、そのサンプリングによって得られる信号に含まれる特定成分の理論周波数(Fh)とを算出する算出する演算手段(23)と、
周波数の基準となる基準信号を発生する基準信号発生手段(24)と、
前記基準信号に基づいて、前記演算手段によって算出されたサンプリング周期と等しい周期のクロック信号および前記理論周波数の規定信号を生成出力する信号発生手段(25)と、
前記演算手段によって算出されたサンプリング周期のサンプリングパルスを発生するサンプリングパルス発生手段(27)と、
前記入力端子から入力された信号を、前記サンプリングパルス発生手段から出射されたサンプリングパルスによってサンプリングするサンプリング部(28)と、
前記サンプリング部によって得られる信号に含まれる前記特定成分と前記規定信号との周波数または位相を比較する比較手段(31)と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記規定信号の周波数が前記特定成分に一致する方向、または前記規定信号の位相が前記特定成分に対して所定位相差となる方向に前記基準信号発生手段を制御する同期制御手段(32)と、
前記サンプリング部から出力される信号をデジタルのデータに変換して出力するA/D変換器(43)と、
波形データを記憶するための波形データメモリ(45)と、
前記A/D変換器から出力されるデータを前記クロック信号に同期して前記波形データメモリに書込むデータ取得制御手段(44)と、
前記波形データメモリに記憶された一連の波形データを読み出して波形表示する波形表示手段(46、47)とを備えている。
また、本発明の請求項4の波形観測システムは、請求項3の波形観測システムにおいて、
前記サンプリング部によって得られる信号から、前記演算手段によって算出された理論周波数およびその近傍の信号成分を前記特定成分として抽出する特定成分抽出手段(30)を有し、
前記比較手段は、前記特定成分抽出手段によって抽出された特定成分と前記規定信号とを比較することを特徴としている。
このように、本発明のサンプリング装置および波形観測システムは、サンプリング部から出力される信号に含まれる特定成分と、その特定成分について予め算出された理論周波数の規定信号とを比較し、特定成分が規定信号に周波数同期または位相同期するように基準信号を制御している。
つまり、装置が基本的に有しているサンプリング機能で得られた信号を用いて周波数同期を確保しているので、高価で狭帯域なクロック再生器を用いる必要がなく、安価に実現でき、また、測定対象が限定されずに済む。
また、本発明のサンプリング装置では、クロック信号およびサンプリング部から出力された信号を、それぞれの出力端子を介して外部へ出力できるようにしているので、手持ちのデジタルオシロスコープを併用することで、任意の信号に対して周波数同期が可能な波形観測システムを、より安価に構成することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した波形観測システム20の構成を示している。
この波形観測システム20は、サンプリング装置21とデジタルオシロスコープ60によって構成されている。
サンプリング装置21は、入力端子21aから入力される光信号Pを幅の狭い光パルスによってサンプリングしてその波形情報を取得するためのものであり、デジタルオシロスコープ60は、このサンプリングによって得られた波形情報を記憶し、表示する。
サンプリング装置21のパラメータ指定手段22は、図示しない操作部の操作等によって光信号Pの取得対象波形の繰り返し周期Txとサンプリングのオフセット遅延時間ΔTとに対応する情報を指定するためのものである。
なお、この情報は、繰り返し周期Txとオフセット遅延時間ΔTとを特定できる情報であればよく、例えば繰り返し周期Txに対応した情報は、繰り返し周期Txそのものの値だけでなく、繰り返し周波数fx(=1/Tx)であってもよく、また、予め設定されている複数のものから一つを指定する番号等の情報であってもよい。
また、信号の周期と周波数とは、その一方が決まれば他方が一義的に特定されるので、本明細書において「周期」およびその関係を「周波数」およびその関係に置き換えたものや、逆に「周波数」およびその関係を「周期」およびその関係に置き換えたものも本発明に含まれるものとする。
演算手段23は、パラメータ指定手段22によって指定された情報に基づいて、繰り返し周期Txの整数(N)倍に対してオフセット遅延時間ΔTだけ差のある周期Tsを光信号Pに対するサンプリング周期として算出する。
このサンプリング周期Tsに対応するサンプリング周波数Fs(=1/Ts)は、Ts=N・Tx+ΔTの関係から、
Fs=Fx/(N+Fx・ΔT)
の演算によって求められる。
また、演算手段23は、繰り返し周期Txの信号に対して、周期Tsのサンプリングをしたときに得られるパルス信号に含まれる信号成分のうち、特定成分の理論周波数Fhを算出する。
この特定成分は、パルス信号のピーク点を結ぶ包絡線信号の基本波成分あるいはその高調波成分のいずれでもよいが、ここでは特定成分を基本波成分とし、その理論周波数Fhを求める場合について説明する。
特定成分が基本波成分の場合、その周期Thは、周期Txの波形の情報をΔT間隔で得るのに必要なサンプリング回数(Tx/ΔT)に、サンプリング周期Tsを乗じて得られる時間と等しい。
したがって、理論周波数Fhは、
Fh=1/Th=ΔT/(Ts・Tx)
となる。
例えば、Fx=1GHz、ΔT=0.1ps、サンプリング周波数Fsの設定可能範囲を10MHz±1kHzとすると、
10/(N+10・0.1×10−12
が、9.999MHzから10.001MHzの範囲に入る整数Nを求め、そのNについてFs=Fx/(N+Fx・ΔT)を満たすサンプリング周波数Fsを求めればよく、上記数値例では、N=100、Fs=9.99999MHzが得られる。
また、このサンプリング周波数Fsに対して、理論周波数Fhは、上記式から、
Fh=9.99999×10(Hz)
となる。
基準信号発生手段24は、周波数の基準となる所定周波数帯(例えば100MHz)の基準信号Rを生成して信号発生手段25に出力する。この基準信号発生手段24は、後述する同期制御手段32によって制御される。
信号発生手段25は、基準信号Rに基づいて、演算手段23で算出されたサンプリング周期Ts(周波数Fs)のクロック信号C、後述する光サンプリングパルス発生手段27で幅の狭いパルス光を生成させるために必要な高い周波数の信号U、理論周波数Fhの規定信号Hおよびトリガ用信号Gを生成して出力する。
この信号発生手段25としては、基準信号Rに基づいて、例えば1GHz±1MHzの信号Uを生成し、その信号Uを分周して上記クロック信号C、規定信号Hおよびトリガ用信号Gを発生するように構成されている。なお、前記したように、特定成分を基本波成分とする場合、規定信号Hとトリガ用信号Gの周波数は同一でよく、その波形は任意であるがここではともに矩形波とする。
光サンプリングパルス発生手段27は、信号発生手段25が出力するクロック信号Cと等しい周期の光サンプリングパルスPsを発生する。
この光サンプリングパルス発生手段27が発生する光サンプリングパルスPsのパルス幅は、サンプリングの時間分解能の上限を決定するものであり、パルス幅が狭い程、高い時間分解能でサンプリングを行なうことができる。
この狭い光サンプリングパルスを得るために、光サンプリングパルス発生手段27は、例えば図2に示しているように、光源27aから出射される連続光CWを変調器27bに入射して信号Uで変調して、図3の(a)のように比較的狭い幅のパルス光Paを信号Uの周期Tuで生成し、そのパルス光Paを間引手段27cに入力する。
間引手段27cは、クロック信号Cの周期で短時間だけオンする光スイッチを有し、図3の(b)のようにクロック信号Cの周期Tsのパルス光Pbを出力する。このパルス光Pbは、自動利得制御型のファイバアンプ27dにより適切な強度に増幅されて分散減少ファイバ27eに入射される。この適切な強度のパルス光Pb′を受けた分散減少ファイバ27eからは、図3の(c)のように幅が狭い(例えば0.1ps以下)の光サンプリングパルスPsが周期Tsで出射される。
なお、この光サンプリングパルス発生手段27から出射される光サンプリングパルスPsは、クロック信号Cに同期するように設定されている。
この光サンプリングパルスPsは、光サンプリング部28に入射される。
光サンプリング部28は、例えば、図4に示しているように、光ミキサ28aと光電変換器28bとからなり、入力端子21aから入力される光信号Pと光サンプリングパルスPsとを光ミキサ28aに入力して、光信号Pを光サンプリングパルスPsでサンプリングし、そのサンプリングによって得られたパルス光Poを光電変換器28bによって電気のパルス信号Eoに変換して出力する。
特性成分抽出手段30は、演算手段23によって得られた理論周波数Fhを中心周波数とする狭帯域(例えば帯域幅100Hz)のBPFにより構成され、光サンプリング部28から出力されるパルス信号Eoに含まれる信号成分から、理論周波数Fhおよびその近傍の信号成分を前記特定成分(この場合基本波成分)Qとして抽出する。
比較手段31は、特定成分抽出手段30によって抽出された基本波成分Qと規定信号Hとの周波数および位相を比較し、周波数差および両者の位相差と所定値(例えば0、π/2等)との差を示す誤差信号Erを同期制御手段32へ出力する。
同期制御手段32は、比較手段31の比較結果(誤差信号Er)に基づいて規定信号Hの周波数が基本波成分Qに一致する方向および規定信号Hの位相が基本波成分Qに対して所定位相差(例えば0)となる方向に、基準信号発生手段24を制御して、入力信号の波形の周期にサンプリング動作を同期させる。
なお、特定成分抽出手段30、比較手段31および同期制御手段32は、アナログフィルタで基本波成分Qを抽出し、これと規定信号Hとを周波数位相比較器で比較し、その誤差信号から制御信号を生成して基準信号発生手段24に与えるアナログ構成の他に、A/D変換器とデジタル信号処理器(DSP)を用いて構成することができる。
この場合、光サンプリング部28から出力される信号EoをA/D変換器によりデジタル信号に変換し、理論周波数Fhを通過中心周波数とするデジタルフィルタによって基本波成分Q(特定成分)を抽出し、その基本波成分Qと規定信号Hとの位相差と、基準値(例えば0)との差(位相誤差)をデジタル演算処理によって求める。
この位相誤差の演算は任意であり、例えば、基本波成分Qを規定信号Hで直交検波して2つのベースバンド成分I、Qを求め、そのベースバンド成分I、Qで決まる位相角を算出することで得られる。また、矩形波に整形した基本波成分Qと規定信号Hのレベル遷移タイミングの時間差を求めることによって得ることもできる。
また、同期制御処理としては、演算処理で得られた位相誤差Δθに比例した値P・Δθと、位相誤差の変化量∂Δθに比例した値d・∂Δθと、位相誤差の累積値ΣΔθに比例した値i・ΣΔθの和信号を、基準信号Rの周波数補正のための制御信号Cdとする、所謂PID制御が安価に構成でき、位相誤差の揺らぎを最小に抑えることができる。
なお、このようなデジタル処理の場合、信号発生手段25が比較手段31に出力する規定信号Hは、理論周波数Fhの信号を表す数値データ列となる。
同期制御手段32からの制御信号Cdを受けた基準信号発生手段24から出力される基準信号Rの周波数と位相は、規定信号Hの周波数が基本波成分Qと一致する方向に変化し、さらに両信号の位相差が所定値となる方向に変化する。
一方、信号発生手段25が生成したクロック信号Cはクロック出力端子21bを介して外部に出力できるようになっており、同様に、パルス信号Eo、トリガ用信号Gもそれぞれサンプル信号出力端子21c、トリガ出力端子21dを介して外部へ出力できるように構成されている。
このサンプリング装置21の各出力端子21b〜21dは、デジタルオシロスコープ60の外部クロック入力端子60a、第1チャネル入力端子60b、第2チャネル入力端子60cにそれぞれ接続されている。
デジタルオシロスコープ60は、各チャネル入力端子60b、60cから入力される信号に対するA/D変換処理を外部クロック入力端子60aに入力されるクロック信号に同期して行う外部クロック同期機能と、任意に指定したチャネル入力端子またはトリガ入力端子の入力信号の電圧が任意に設定したしきい値を所定方向に越えたタイミングから一定時間(後述する時間軸の表示幅および表示ポイント数等に依存する)が経過する間にA/D変換処理によって得られたデータを波形データとしてチャネル毎に記憶する外部トリガ機能と、その記憶した波形データを時間軸上に表示する波形表示機能とを有しており、この波形表示のモードとして、パーシステンス表示モード、平均化表示モードのいずれかを任意に選択できるように構成されている。
次に上記波形観測システム20の動作を説明する。
始めに、例えば図5の(a)に示すようにデューティ比50パーセントのほぼ矩形波の光信号Pを入力端子21aに入力し、その波形の繰り返し周期Txおよびサンプリングのオフセット遅延時間ΔTに対応した情報をパラメータ指定手段22によって指定する。
この指定された情報に基づいて、サンプリング周期Tsが算出され、その算出されたサンプリング周期Tsのクロック信号Cおよび光サンプリングパルスPsが図5の(b)、(c)のように生成される。
また、演算手段23によって、前記基本波成分Q(特定成分)の理論周波数Fhが算出され、特定成分抽出手段30の抽出周波数帯の中心周波数として設定される。
そして、光サンプリングパルスPsが光サンプリング部28に入力され、光サンプリング部28で光信号Pがサンプリングされて、そのサンプリングで得られた電気のパルス信号Eoが、図5の(d)のように光サンプリング部28から出力され、サンプル信号出力端子21cを介してデジタルオシロスコープ60の第1チャネル入力端子60bに入力されるとともに、特定成分抽出手段30に入力される。
このパルス信号Eoに対して特定成分抽出手段30からは、図6の(b)のようにパルス信号Eoのピークを結ぶ包絡線Wに含まれる基本波成分Q(正弦波)が出力され、その基本波成分Qが比較手段31に入力される。なお、図6の(a)は図5の(d)の波形の時間軸を縮めて示したものである。
一方、信号発生手段25からは、図6の(c)、(d)のように理論周波数Fhを初期周波数とする規定信号Hとトリガ用信号Gが出力され、規定信号Hは比較手段31に入力され、トリガ用信号Gはトリガ出力端子21dを介してデジタルオシロスコープ60の第2チャネル入力端子60cに入力される。なお、ここでは、規定信号Hとトリガ用信号Gの位相が一致している例を示すが、両信号に位相差があってもよい。
ここで、図6の(c)、(d)に示しているように、基本波成分Qに対して、規定信号Hの周波数が一致し、且つ両信号の位相差が所定値(例えば0)であれば、比較手段31から誤差信号Erは出力されず、基準信号発生手段24が出力する基準信号Rの周波数と位相は現状態に保持される。
その状態で、デジタルオシロスコープ60に入力されるパルス信号Eoに対するA/D変換処理が行われ、トリガ用信号Gの立ち上がり(または立ち下がり)タイミングから、波形データの取得が開始され、その画面上に、例えば図7のように、光信号Pの波形がオフセット遅延時間ΔT間隔のポイントで残像表示される。
また、図6の(c′)、(d′)に示しているように、基本波成分Qと規定信号Hとの間に周波数差があって位相差が順次大きくなっていくと、観測対象の波形に対してサンプリングの開始ポイントおよび各サンプリングポイントが時間とともにずれて、図7に示した波形が時間軸方向に流れようとするが、このような周波数差や位相差が発生すると、比較手段31からその周波数差や位相差に応じた誤差信号Erが同期制御手段32に出力され、その周波数差や位相差がなくなる方向に基準信号Rの周波数、位相が制御されて、図6の(c)、(d)の状態に保持される。
したがって、観測波形が時間軸に沿って流れる現象は発生せず、常に安定な波形観測を行うことができる。
なお、ここでは規定信号Hと基本波成分Qの周波数を一致させ、且つ位相差が所定値となるように制御しているが、周波数差のみを検出して、その差がゼロとなるように制御してもよい。この場合であっても信号の安定度が高ければ、両者の位相差の変動は小さく、波形の流れはゆるやかで観測可能である。
また、上記説明では、観測対象の波形がデューティ比50パーセントの矩形波の場合で説明したが、例えばビットレート10Gbpsで、図8の(a)に示すように、データ(11101010)の8ビットの波形が繰り返される場合、その繰り返し周波数Fxは、10/8=1.25GHzとなるが、波形に含まれる各周波数成分のレベルを考慮すると、1.25GHzの成分よりも、1と0の繰り返しによる10/2=5GHzの成分の方が大きい。
これはパルス信号Eoに含まれる信号成分についても言えることであり、前記したように波形の繰り返し周波数Fxに対して算出された基本波成分Qを抽出しても、その抽出レベルが低くなって、フィードバック制御が不安定になる場合が考えられる。
これを防ぐために、例えばパラメータ指定手段22から、繰り返し周波数Fxの他に、特定成分を指定するための情報、例えば、上記5GHzのような周波数Frの情報を仮の繰り返し周波数として演算手段23に指定できるようにする。
この周波数Fr(周期Tr)に対して演算手段23は、理論周波数Fhを、
Fh=mod[Fr,Fs]
(ただし、記号mod[A,B]は、AをBで割った余りを表す)
の演算で求めて、信号発生手段25および特定成分抽出手段30に設定する。
また、トリガ用信号Gの周波数Fgについては、前記同様に、
Fg=1/Tg=ΔT/(Ts・Tx)。
の演算で求め、信号発生手段25に設定する。
なお、波形のパターンやビットレートをパラメータ指定手段22から指定することで、演算手段23が最適な特定成分の理論周波数Fhを算出するように構成してもよい。
信号発生手段25は、前記同様に算出された周波数Fsのクロック信号C、理論周波数Fhの規定信号Hおよび周波数Fgのトリガ用信号Gを発生する。
また、特定成分抽出手段30は、図8の(a)の包絡線Wに対して、前記基本波成分の4倍の周波数で基本波成分よりレベルが大きい周波数Fhの特定成分Qを図8の(b)のように抽出するので、この特定成分Qに対して図8の(c)の規定信号Hが同期するように基準信号Rが制御され、前記同様に、波形を安定に観測することができる。
なお、トリガ用信号Gの周期は、図8の(d)のように、観測対象波形の長さ分に対応しているので、波形データの開始タイミングはデジタルオシロスコープ60のトリガレベルが変わらなければ波形に対して一定であり、前記同様に安定な観測が行える。
また、上記波形観測システム20は、サンプリング装置21とデジタルオシロスコープ60とで構成されていたが、サンプリング装置21とデジタルオシロスコープ60の機能とを共通の筐体内に収容して一体化した波形観測システムを構成することも可能である。
図9は、その波形観測システム40の構成例を示すものであり、前記したサンプリング装置21の各構成要素の他に、A/D変換器43、データ取得制御手段44、波形データメモリ45、表示制御手段46、表示器47および観測モード指定手段48を備えている。
A/D変換器43は、光サンプリング部28から出力される信号Eoに対するA/D変換処理を、クロック信号C(またはクロック信号Cに同期したより高速のクロック信号)を受ける毎に行い、そのA/D変換処理によって得られたパルス信号Eoのピーク値のデータDpをデータ取得制御手段44に出力する。
データ取得制御手段44は、トリガ用信号Gの立ち上がり(または立ち下がり)タイミングから、波形データメモリ45に対するデータDpの書き込みをクロック信号Cに同期して開始し、所定数のデータの書き込みが終了すると、次のトリガ用信号Gの立ち上がりまで待機するという動作を繰り返す。なお、波形データメモリ45に書き込むデータの数は、後述する表示器47に表示される時間軸の表示ポイント数に対応する。
表示制御手段46は、表示器47とともに波形表示手段を形成するものであり、時間軸と電圧軸とからなる座標画面を表示器47に表示させ、波形データメモリ45に記憶された一連のデータDpを読み出して、座標画面上にプロット表示して、その読み出した一連のデータDpに対応する波形を表示する。
なお、この表示制御手段46は、観測モード指定手段48によって指定された観測モードに応じて、波形データメモリ45に記憶されたデータDpに対する加工処理および表示処理を行う。
即ち、パーシステンスモードが指定された場合、波形データメモリ45に記憶された一連のデータDpを残像を残すことで波形表示し、平均化モードが指定された場合、波形データメモリ45に記憶された一連のデータDpを所定組求めて、その平均化処理を行い、その平均化処理で得られた一連のデータを重ねて波形として表示する。
このように構成された波形観測システム40の動作は、前記波形観測システム20同様であり、特定成分抽出手段30によって抽出される特定成分Qに対するサンプリングおよびトリガ用信号Gの同期がなされるので、観測対象の波形を安定に表示させることができる。
なお、上記実施形態では、特定成分抽出手段30の帯域制限処理により、サンプリングで得られた信号に含まれる周波数成分から、その基本波などの特定成分を抽出していたが、例えば、光電変換器28bの応答速度が低い光サンプリング部28に対して比較的短いサンプリング周期でサンプリングを行った場合、光電変換器28bから出力される信号がパルス状とならずに、前記包絡線Wに近い波形で出力される場合がある。
このような場合で、例えば光信号の変調波形が正弦波であれば、光サンプリング部28から出力される信号Eoも正弦波となる。したがって、光サンプリング部28の出力信号そのものを特定成分とすることができ、図1および図9に点線で示しているように、特定成分抽出手段30を省略して、光サンプリング部28から出力される信号Eoを直接比較手段31に入力し、規定信号Hと比較することができる。また、光信号の変調波形が、1と0が交互に並ぶ単純な矩形波であれば、信号Eoに対して簡単な波形整形を行って比較手段31に直接入力し、矩形波同士で比較すればよい。
また、前記した各波形観測システム20、40は、光信号を光パルスでサンプリングするO/Oサンプリング方式であったが、電気信号を光パルスでサンプリングするE/Oサンプリング方式についても本発明を同様に適用できる。
本発明の実施形態の構成を示す図 実施形態の要部の構成例を示す図 実施形態の要部の動作を説明するための図 実施形態の要部の構成例を示す図 実施形態の動作を説明するための図 実施形態の動作を説明するための図 観測波形の一例を示す図 パターンが異なる波形に対する実施形態の動作を説明するための図 本発明の他の実施形態の構成を示す図 従来装置の構成を示す図 従来装置の動作を説明するための図
符号の説明
20、40……波形観測システム、21……サンプリング装置、22……パラメータ指定手段、23……演算手段、24……基準信号発生手段、25……信号発生手段、27……光サンプリングパルス発生手段、28……光サンプリング部、30……特定成分抽出手段、31……比較手段、32……同期制御手段、43……A/D変換器、44……データ取得制御手段、45……波形データメモリ、46……表示制御手段、47……表示器、48……観測モード指定手段

Claims (4)

  1. サンプリングの対象となる信号を入力するための入力端子(21a)と、
    前記入力端子に入力される信号についてその取得対象となる波形の繰り返し周期(Tx)とサンプリングのオフセット遅延時間(ΔT)とに対応する情報を指定するためのパラメータ指定手段(22)と、
    前記パラメータ指定手段によって指定された情報に基づいて、前記繰り返し周期の整数倍に対して前記オフセット遅延時間だけ差のあるサンプリング周期(Ts)と、そのサンプリングによって得られる信号に含まれる特定成分の理論周波数(Fh)とを算出する算出する演算手段(23)と、
    周波数の基準となる基準信号を発生する基準信号発生手段(24)と、
    前記基準信号に基づいて、前記演算手段によって算出されたサンプリング周期と等しい周期のクロック信号および前記理論周波数の規定信号を生成出力する信号発生手段(25)と、
    前記クロック信号を外部へ出力するためのクロック出力端子(21b)と、
    前記演算手段によって算出されたサンプリング周期のサンプリングパルスを発生するサンプリングパルス発生手段(27)と、
    前記入力端子から入力された信号を、前記サンプリングパルス発生手段から出射されたサンプリングパルスによってサンプリングするサンプリング部(28)と、
    前記サンプリング部によって得られる信号を外部に出力するためのサンプル信号出力端子(21c)と、
    前記サンプリング部によって得られる信号に含まれる前記特定成分と前記規定信号との周波数または位相を比較する比較手段(31)と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記規定信号の周波数が前記特定成分に一致する方向、または前記規定信号の位相が前記特定成分に対して所定位相差となる方向に前記基準信号発生手段を制御する同期制御手段(32)とを備えたサンプリング装置。
  2. 前記サンプリング部によって得られる信号から、前記演算手段によって算出された理論周波数およびその近傍の信号成分を前記特定成分として抽出する特定成分抽出手段(30)を有し、
    前記比較手段は、前記特定成分抽出手段によって抽出された特定成分と前記規定信号とを比較することを特徴とする請求項1記載のサンプリング装置。
  3. サンプリングの対象となる信号を入力するための入力端子(21a)と、
    前記入力端子に入力される信号についてその取得対象となる波形の繰り返し周期(Tx)とサンプリングのオフセット遅延時間(ΔT)とに対応する情報を指定するためのパラメータ指定手段(22)と、
    前記パラメータ指定手段によって指定された情報に基づいて、前記繰り返し周期の整数倍に対して前記オフセット遅延時間だけ差のあるサンプリング周期(Ts)と、そのサンプリングによって得られる信号に含まれる特定成分の理論周波数(Fh)とを算出する算出する演算手段(23)と、
    周波数の基準となる基準信号を発生する基準信号発生手段(24)と、
    前記基準信号に基づいて、前記演算手段によって算出されたサンプリング周期と等しい周期のクロック信号および前記理論周波数の規定信号を生成出力する信号発生手段(25)と、
    前記演算手段によって算出されたサンプリング周期のサンプリングパルスを発生するサンプリングパルス発生手段(27)と、
    前記入力端子から入力された信号を、前記サンプリングパルス発生手段から出射されたサンプリングパルスによってサンプリングするサンプリング部(28)と、
    前記サンプリング部によって得られる信号に含まれる前記特定成分と前記規定信号との周波数または位相を比較する比較手段(31)と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記規定信号の周波数が前記特定成分に一致する方向、または前記規定信号の位相が前記特定成分に対して所定位相差となる方向に前記基準信号発生手段を制御する同期制御手段(32)と、
    前記サンプリング部から出力される信号をデジタルのデータに変換して出力するA/D変換器(43)と、
    波形データを記憶するための波形データメモリ(45)と、
    前記A/D変換器から出力されるデータを前記クロック信号に同期して前記波形データメモリに書込むデータ取得制御手段(44)と、
    前記波形データメモリに記憶された一連の波形データを読み出して波形表示する波形表示手段(46、47)とを備えた波形観測システム。
  4. 前記サンプリング部によって得られる信号から、前記演算手段によって算出された理論周波数およびその近傍の信号成分を前記特定成分として抽出する特定成分抽出手段(30)を有し、
    前記比較手段は、前記特定成分抽出手段によって抽出された特定成分と前記規定信号とを比較することを特徴とする請求項3記載の波形観測システム。
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