JP4474197B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
しかし、従来の管継手は、座体の凹面とシール体の凸面との摺動により両管の相対揺動を許容する構造になっているが、座体とシール体との管軸方向における相対位置は固定されているため、両管は管軸方向に関しては相対移動できない。従来の管継手によって互いに接続されている二つの管が相対的に離間する方向に移動した場合、座体とシール体との間に隙間が生じるため、シール性が損なわれてしまう。このため、従来の管継手では、管軸方向に発生する振動を吸収し軽減することができなかった。
図1は本発明にかかる管継手の第1形態例を示す部分断面図である。
図2は本発明にかかる管継手の第2形態例を示す部分断面図である。
図3(a)は本発明にかかる管継手の第3形態例を示す部分断面図、図4は部分側面図である。図1に示した第1形態例と共通する構成要素については同じ符号が付けられている。
図5は本発明にかかる管継手の第4形態例を示す部分断面図である。図2に示した第2形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
図6は本発明にかかる管継手の第5形態例を示す部分断面図である。図5に示した第4形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
図7は本発明にかかる管継手の第6形態例を示す要部平面図である。この図は、第1の弾性体または第2の弾性体を構成する皿ばねの別の形態例を示している。この皿ばね150は、その内周部に等間隔に複数の爪151を有しており、爪151の先端が図1〜図6に示した上流側排気管202の外面に当接する構造になっている。このように、第1の弾性体または第2の弾性体を構成する皿ばね150が爪151の部分のみ上流側排気管202と接する構造にすることで、上流側排気管202から皿ばね150への熱伝導を抑制して、加熱によるばね効果の低下を防止できる。
図8は本発明にかかる管継手の第7形態例を示す部分断面図である。図5に示した第4形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
図9は本発明にかかる管継手の第8形態例を示す部分断面図である。図8に示した第7形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
図10(a)は本発明にかかる管継手の第9形態例を示す部分断面図、図10(b)は図10(a)のA−A線に沿った断面図である。
図11は本発明にかかる管継手の第10形態例を示す部分断面図である。図10に示した第9形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
図12は本発明にかかる管継手の第11形態例を示す部分断面図である。図11に示した第10形態例と共通の構成要素については同じ符号が付けられている。
110 座体
111 凹面
112 筒状の部分
120 シール体
121 凸面
121a 皮膜
130 第1の付勢機構
131 固定フランジ
132 可動フランジ
140 第2の付勢機構
141 第2の弾性体
150 皿ばね
151 爪
201 下流側排気管(一方の管)
201a、202a 端面
202 上流側排気管(他方の管)
241a 皮膜
300 管継手
310 座体
311 凹面
311a 皮膜
320 シール体
321 凸面
321a 皮膜
330 第1の付勢機構
331 固定フランジ
331a ボルト固定孔
332 可動フランジ
332a ボルト挿通孔
333 段付きボルト
334 第1の弾性体
340 第2の付勢機構
341 第2の弾性体
400 管継手
410 座体
412 筒状の部分
413 通気孔
420 シール体
421 凸面
421a 皮膜
500 管継手
520 シール体
521 板金物
521a 皮膜
522 メッシュ体
530 シール体受け
600 管継手
620 シール体
621 中空管
621a 皮膜
700 管継手
720 シール体(第2の弾性体)
721 板金物
722 メッシュ体
730 固定フランジ
750 管継手
761 中空管
760 シール体(第2の弾性体)
800 管継手
811 ボルト挿通孔
810 第1の固定フランジ
821 ボルト固定孔
820 第2の固定フランジ
830 段付きボルト
841 第1の弾性体
842 第2の弾性体
844 皿ばね
843 積層弾性体
843a 皮膜
845 ボルト挿通孔
850 管継手
851 第2の弾性体
852 スペーサ
860 管継手
861 第2の弾性体
847 皿ばね
848 係合爪
861a 皮膜
862 係合孔
Claims (10)
- 一方の管と他方の管とを相対揺動可能に接続する管継手において、
前記一方の管の端部外面に全周に亘って気密に密着させて固定され、且つ、前記他方の管の端部を収容する球面状の凹面を有する環状の座体と、
前記他方の管の端部外面に全周に亘って気密に密着させて前記他方の管の管軸方向に摺動可能に設けられ、且つ、前記凹面と全周に亘って面接触可能な球面状の凸面を有する環状のシール体と、
両管の端面同士を接近させるべく両菅をそれぞれの管軸方向に弾力的に付勢する第1の付勢機構と、
シール体の前記凸面を座体の前記凹面に圧接させるべくシール体を前記他方の管の管軸方向に弾力的に付勢する第2の付勢機構と、
を備え、
座体の端部は、前記他方の管に沿って筒状に延びており、
第1の付勢機構は、
座体の前記筒状の部分と対峙させて前記他方の管の外面に固定された固定フランジと、
前記他方の管に隙間を持たせて環装され且つ座体の自由端に固定された可動フランジと、
両菅をそれぞれの管軸方向に弾力的に付勢するべく固定フランジと可動フランジとの間に設けられた第1の弾性体とを備え、
第2の付勢機構は、
シール体を弾力的に付勢するべくシール体と固定フランジとの間に設けられた第2の弾性体を備えていることを特徴とする管継手。 - 第1の付勢機構は、
前記他方の管の外面に固定され、且つ、周方向に沿って所々にボルト固定孔を有する固定フランジと、
座体の端部を外方に折り返すようにして、且つ、固定フランジと対面させて形成された折り返し部からなる可動フランジと、
可動フランジの所々に形成されたボルト挿通孔と、
ボルト挿通孔に前記一方の管側から軸方向に摺動可能に挿入されるとともにその先端部に形成されたねじ部が固定フランジ部のボルト固定孔に挿通され離脱しないように固定された段付きボルトと、
座体を付勢するべく、前記段付きボルトのヘッド部と可動フランジとの間に設けられた第1の弾性体とを備え、
第2の付勢機構は、
シール体を付勢するべくシール体と固定フランジとの間に設けられた第2の弾性体を備えていることを特徴とする請求項1記載の管継手。 - シール体は、耐熱材から成るリング状成型品であることを特徴とする請求項1又は2記載の管継手。
- シール体は、反発復元性を有するメッシュ体または繊維集合体を板金物で巻いてその両端を互いに連結した構造のリング状成形品であり、
シール体の表面または座体の前記凹面には、シール体と座体との相対的な摺動性を向上させるための皮膜または耐熱性を向上させるための皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の管継手。 - シール体が第2の弾性体としての機能を兼ね備えていることを特徴とする請求項4記載の管継手。
- 第1の弾性体は、前記段付きボルトを取り巻くようにして設けられたコイルばねであることを特徴とする請求項2記載の管継手。
- 一方の管と他方の管とを相対揺動可能に接続する管継手において、
前記一方の管の端部外面に全周に亘って気密に密着させて固定され、且つ、前記他方の管の端部を収容する球面状の凹面を有する環状の座体と、
前記他方の管の端部外面に全周に亘って気密に密着させて前記他方の管の管軸方向に摺動可能に設けられ、且つ、前記凹面と全周に亘って面接触可能な球面状の凸面を有する環状のシール体と、
両管の端面同士を接近させるべく両菅をそれぞれの管軸方向に弾力的に付勢する第1の付勢機構と、
シール体の前記凸面を座体の前記凹面に圧接させるべくシール体を前記他方の管の管軸方向に弾力的に付勢する第2の付勢機構と、
を備え、
シール体は、板金物を加工して得られたリング状成形品であり、
シール体の表面または座体の前記凹面には、シール体と座体との相対的な摺動性を向上させるための皮膜または耐熱性を向上させるための皮膜が形成されていることを特徴とする管継手。 - 座体の端部は、前記他方の管に沿って筒状に延びており、
第1の付勢機構は、
座体の前記筒状の部分と対峙させて前記他方の管の外面に固定された固定フランジと、
前記他方の管に隙間を持たせて環装され且つ座体の自由端に固定された可動フランジと、
両菅をそれぞれの管軸方向に弾力的に付勢するべく固定フランジと可動フランジとの間に設けられた第1の弾性体とを備え、
第2の付勢機構は、
シール体を弾力的に付勢するべくシール体と固定フランジとの間に設けられた第2の弾性体を備えていることを特徴とする請求項7記載の管継手。 - 第1の付勢機構は、
前記他方の管の外面に固定され、且つ、周方向に沿って所々にボルト固定孔を有する固定フランジと、
座体の端部を外方に折り返すようにして、且つ、固定フランジと対面させて形成された折り返し部からなる可動フランジと、
可動フランジの所々に形成されたボルト挿通孔と、
ボルト挿通孔に前記一方の管側から軸方向に摺動可能に挿入されるとともにその先端部に形成されたねじ部が固定フランジ部のボルト固定孔に挿通され離脱しないように固定された段付きボルトと、
座体を付勢するべく、前記段付きボルトのヘッド部と可動フランジとの間に設けられた第1の弾性体とを備え、
第2の付勢機構は、
シール体を付勢するべくシール体と固定フランジとの間に設けられた第2の弾性体を備えていることを特徴とする請求項7記載の管継手。 - シール体は、耐熱材から成るリング状成型品であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の管継手。
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