JP4472295B2 - 部品ライブラリ変換処理用作業管理システム - Google Patents

部品ライブラリ変換処理用作業管理システム Download PDF

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本発明は、部品ライブラリ変換処理用作業管理システムに関し、特に、プリント基板の実装配線用CAD(Computer Aided Design)等で使用する部品ライブラリの変換処理用作業管理システムに関する。
従来、プリント基板の実装配線用CAD等で使用する部品ライブラリの変換処理の作業管理を行うにあたって、人手により作業工程表を作成し、作業工程表に則って各作業を行い、各工程の作業状態や進捗状況を人手で確認していたが、近年、各工程を自動化することが要請されている。
この要請に応えるため、例えば、特許文献1には、部品ライブラリを作成するために必要となる各種部品のカタログデータや設計仕様を標準化してデータベース化し、データ入力を簡略化して部品ライブラリを作成する手間を省き、作業効率を向上させるとともに、データの誤入力を低減して歩留まりを向上させる部品の自動登録装置と、その自動登録方法、及びこの部品ライブラリ生成手段により生成した部品ライブラリを各種CADシステムのデータフォーマットに変換する手法が提案されている。
この手法では、CPUが、その部品ライブラリ作成処理に際し、ROMに格納された部品ジェネレータ機能を起動し、入力された設計仕様に対応する部品実装に関するデータを自動的に部品ライブラリとして作成する手段と、その部品の自動登録装置において生成される各種実装用データを各種CADシステムで利用可能なデータフォーマットに変換するデータ変換手段とを提供する。
特開平10−154168号公報
しかし、実際には、各種CADシステムの概念に差があるため、上記特許文献1に記載の技術では、利用可能なデータフォーマットには変換できない情報や、データフォーマットでは表現できない情報が生ずる場合がある。また、各種CADシステムで利用可能なデータフォーマットがバージョンアップされた場合には、部品自動ジェネレータプログラムがすぐに修正されないため、自動変換に不具合が発生する。その結果、これらの不具合に対処するため、人手でデータ処理をしなければならず、誤入力、入力忘れ、判断ミス等が発生し、品質低下を起こすおそれがあるという問題もある。
さらに、対処する処理が抜けたり、処理の順序を間違えたような場合には、後戻りが発生し、作業効率が低下するという問題もある。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、人手により確認する手間を省略化して作業効率を向上させるとともに、データの誤入力や判断ミスを低減して歩留まりを向上させることのできる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、一方のCADで使用可能な部品データを変換し、他方のCADで使用可能な部品データまたは他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データに変換する部品ライブラリ変換処理用作業管理システムであって、前記一方のCADで使用可能な部品データを読み込み、前記一方のCADで使用可能な部品データから、前記他方のCADで使用可能な部品データまたは前記他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データに変換する際に課題となる項目を網羅した課題項目一覧を参照しながら、作業管理確認項目を生成する変換元データ分析部と、前記他方のCADで使用可能な部品データまたは他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データを読み込み、前記作業管理確認項目を参照しながら、前記課題となる項目が処理されたか否かを確認する処理済データ分析部とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、変換元データ分析部が、一方のCADで使用可能な部品データを読み込み、前記一方のCADで使用可能な部品データから、前記他方のCADで使用可能な部品データまたは前記他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データに変換する際に課題となる項目を網羅した課題項目一覧を参照しながら、作業管理確認項目を生成し、処理済データ分析部が、前記他方のCADで使用可能な部品データまたは他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データを読み込み、前記作業管理確認項目を参照しながら、前記課題となる項目が処理されたか否かを確認することにより、人手によって課題となる項目が処理されたか否かを確認する必要がなくなるため、作業効率が向上し、データの誤入力や判断ミスを低減して歩留まりを向上させることが可能となる。
前記処理済データ分析部は、前記課題となる項目が処理されたか否かを確認し、前記課題となる項目が処理されていなければ、表示部を介してアラーム表示を行い、前記課題となる項目が処理されていれば、前記作業管理確認項目に処理が終了したフラグを立てる作業管理確認項目書換えを行うようにすることができる。
前記一方のCAD及び他方のCADは、プリント基板の実装配線用CADとすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、人手による確認の手間を省略し、作業効率を向上させ、データの誤入力や判断ミスを低減して歩留まりを向上させることのできる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムを提供することができる。
図1は、本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムの一実施の形態を示す。
従来のシステムは、部品データ変換装置14と、部品データベース15とで構成され、破線部30で示されるように、変換元の部品実装CAD用の部品ライブラリを入力部品データ10とすると、部品データ変換装置14が入力部品データ10を部品データベース15に取り込む。また、変換先の部品実装CAD用の部品ライブラリを変換出力後部品データ17とすると、部品データ変換装置14が部品データベース15から部品データを変換して変換出力後部品データ17を出力する。尚、部品データ変換装置14の構成は、本発明とは直接関係しないので、詳細説明を省略する。
上述のように、本来、破線部30のみで部品ライブラリの変換処理が終結されるべきであるが、実際には、元の部品の実装CAD用の部品ライブラリを他の部品実装CAD用の部品ライブラリに変換する場合には、各種CADの概念が異なるため、データをそれに見合うように変更している。
詳細には、入力部品データ10は、入力前処理11により、入力部品処理後データ12に変換してから、部品データ変換装置14が部品データベース15に取り込む。また、取り込み後、部品データベース15のデータを変換処理可能形式処理前部品データ20として出力後、途中変換処理21により、変換処理可能形式処理後部品データ22に変換し、再度、部品データ変換装置14は、部品データベース15に取り込む。その後、部品データ変換装置14が他の部品実装CAD用の部品ライブラリとして出力した変換出力後部品データ17に、さらに変換出力後処理18により変換出力後処理済部品データ19としたものが実際に他の部品実装CAD用の部品ライブラリとして使用できるデータとなる。
そして、これらの変換を管理する処理系が部品ライブラリ変換処理用作業管理ブロック1である。この部品ライブラリ変換処理用作業管理ブロック1は、変換元データ分析部2と処理済データ分析部4を有している。
変換元データ分析部2は、変換元データとなる入力部品データ10を読み込み、課題項目一覧103を参照しながら、後述の処理済データ分析部4にて使用する作業管理確認項目107を項目生成3する。
処理済データ分析部4は、処理済データとなる各工程の入力部品処理後データ12、変換処理可能形式処理前部品データ20、変換処理可能形式処理後部品データ22、変換出力後部品データ17、変換出力後処理済部品データ19を各処理または変換後に読み込み、作業管理確認項目107を参照しながら、処理状況を確認する。そして、問題があった場合には、アラーム表示5を行い。問題がなかった場合には、作業管理確認項目107に処理が終了したフラグを立てる作業管理確認項目書換え6を行う。
本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301の装置構成は、図2に示すように、通常のコンピュータに使用されているものと同様であり、CPU302、RAM303、ROM304、DBメモリ305及びI/O306等で構成され、各部は、バス307に接続されている。
さらに、I/O306を介して、モニター等の表示部308、キーボードやマウス等のデータ入力部309、LANや磁気的記憶媒体等の分析データ読込み部310が接続されている。
また、各分析データ311の元となる部品データが保存されている装置等とは、LANや磁気的記憶媒体等の分析データ読込み部310を介して、データを入手することが可能となっている。
CPU(Central Processing Unit)302は、ROM304内に格納された作業状況判断プログラム304aに従って、後述する変換元データ分析を実行し、I/O306を介して、外部のデータ入力部309から指定された部品データより、後述するDBメモリ305内の課題項目一覧103のデータを参照しながら、作業管理確認項目107を生成する。
また、CPU302は、ROM304内に格納された作業状況判断プログラム304aに従って、後述する処理済データ分析を実行し、I/O306を介して外部のデータ入力部309から指定された部品データより、後述するDBメモリ305内の作業管理確認項目107のデータを参照しながら作業管理確認を行い、処理に問題があれば、表示部308にアラームを表示する。一方、問題がなければ、DBメモリ305内の作業管理確認項目107のデータの対象項目に処理が完了しているフラグを立てる作業管理確認項目書換えを行う。
RAM(Random Access Memory)303は、上記CPU302により、データ分析処理、作業管理確認項目生成処理及び作業管理確認項目書換え処理が実行される際に読み出される各種データを一時的に格納するメモリエリアを形成する。
ROM(Read Only Memory)304は、上記CPU302により実行される作業状況判断プログラム304aを格納する。
DB(データベース)メモリ305は、その内部に、課題項目一覧103と上述の作業状況判断プログラム304aが生成する作業管理確認項目107を格納する。尚、課題項目一覧103は、変換元の部品データから変換先の部品データの変換時の課題項目をデータベース化したものである。
作業管理確認項目107は、上述のCPU302により実行された作業状況判断プログラム304aが課題項目一覧103を参照しながら生成されるもので、その部品に関する変換時の課題項目をデータベース化したものである。この作業管理確認項目107は、上述のCPU302により実行された作業状況判断プログラム304aが各種処理または変換された後のデータを読み込み、作業状況を分析するときに参照される。また、作業が終了している場合には、同じく上述のCPU302により実行された作業状況判断プログラム304aにより、課題項目が処理された状態にするために、書換えが行われる。
I/O306は、部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301の内部と外部の表示部308、データ入力部309及び各種分析データ311を取り込むための分析データ読込み部310と接続され、各種データの授受等を制御する。
表示部308は、通常のコンピュータで使用されているモニター等であり、部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301の状態や作業状況判断プログラム304aの実行状況や、上述の作業状況判断プログラム304aが、後述する処理済データ分析を実行し、作業管理確認を行い、処理に問題があった時のアラームを表示する。
データ入力部309は、通常のコンピュータで使用されているKB(キーボード)やマウス等であり、部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301に対して、本処理の対象となる部品データ項目や処理の実行を促すデータを入力し、I/O306を介してCPU302に指示する。
分析データ読込み部310は、通常のコンピュータで使用されているLANや磁気的記憶媒体等であり、部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301に対して、本処理の対象となる分析データ311をI/O306を介して取り込む。分析データ読込み部310は、また、部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301内のDBメモリ305内のデータを保存したり、他の装置に授受する場合にも使用する。
分析データ311は、先述の図1の変換元データである入力部品データ10、あるいは、各処理または変換後の分析を行う処理済データである、各種データの入力部品処理後データ12、変換出力後部品データ17、変換出力後処理済部品データ19、変換処理可能形式処理前部品データ20、変換処理可能形式処理後部品データ22である。
これらの構成により、図2の本変換処理システム301は、DBメモリ305内の課題項目一覧103をライブラリ変換管理をするための課題項目の元とし、作業状況判断プログラム304aがCPU302によりバス307を通してRAM303、DBメモリ305、I/O306を制御して、分析データ読込み部310が分析データ311として図1の入力部品データ10を読み込み、分析を行い、DB305の作業管理確認項目107を生成する。
また、この生成された作業管理確認項目107を基に、本変換処理システム301の作業状況判断プログラム304aが同様にCPU302によりバス307を通してRAM303、I/O306を制御して、分析データ読込み部310が各処理または変換毎に、分析データ311として図1の入力部品処理後データ12、変換出力後部品データ17、変換出力後処理済部品データ19、変換処理可能形式処理前部品データ20、変換処理可能形式処理後部品データ22を読み込み、分析する。
その出力は、作業状況判断プログラム304aで再び処理され、問題がなければ、DB305の作業管理確認項目107に反映され、問題があった場合には、作業状況判断プログラム304aがCPU302によりバス307を通してRAM303、DBメモリ305、I/O306を制御して、表示部にアラーム表示を行う。これにより、部品ライブラリの変換を管理することが可能となる。
次に、上記構成を有する部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301の動作について説明する。この部品ライブラリ変換処理用作業管理システム301は、作業管理項目の生成と、ライブラリ管理という2つの動作を行う。これら二つの動作は、生成された作業管理項目を参照してライブラリ管理を行うという関係にある。
まず、作業管理項目の生成動作について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
本変換処理管理システム301が変換する対象の入力部品データ10を読み込み(ステップS101)、課題項目一覧103に関連する課題項目がデータに含まれていないか順番に確認する(ステップS102)。
課題106aが存在した場合には、順に、課題DB106に蓄積し(ステップS104)、課題項目がなくなった時点で、課題DB106を作業管理確認項目107に変更し(ステップS105)、終了する。
具体的には、プリント配線板用のCADで使用する部品のピン配列やピンの座標、部品外形、シルク情報等を設計する上で必要となる部品を構成する情報のブロックである部品ライブラリにおいて、あるCAD(以下、「変換元のCAD」という)の部品ライブラリ10には、取付穴の情報を持っているとし、また、変換元のCADの部品ライブラリ10から異なるCAD(以下、「変換先のCAD」という)の部品ライブラリ19に変換する場合で、変換元と変換先のCADの取付穴の概念が異なり、データの持ち方をいずれかの工程で変える必要があるという課題がある場合に、まず、開始時(ステップS100)に、変換元と変換先のCADの種別及び変換元の入力部品データ10を指定する。
これらの指定により対象データを読み込む(ステップS101)、課題項目があるか否かの判断(ステップS102)では、まず、指定された変換元と変換先のCADとに関与する課題項目表109を課題項目一覧103より抽出する。
この課題項目一覧103には、あるCADの部品ライブラリから異なるCADの部品ライブラリに変換する時に課題となる項目が全て網羅されている。
ここで、具体的な課題とは、変換元から変換先のCADの部品ライブラリに変換するにあたって処理がなされていなければならない情報であって、今回の例では、変換元と変換先のCADにおいて取付穴の概念が異なり、データの持ち方を替える必要があり、いずれかの工程で変換する。このような問題について、どの工程でどの処理をする必要があるかを課題項目とし、これらの課題の集合体を課題項目一覧とする。課題項目一覧は、いくつものCADがある場合には、各種CADの変換元と変換先との組合せの分だけ存在する。
今回の例では、変換元のCADの部品ライブラリ11から変換先のCADの部品ライブラリ19に変換する場合の課題項目表109を抽出する。この抽出された課題項目表109の課題項目106aが、順次一つずつ読み込んだ変換対象ライブラリデータ10に含まれているか否かを判断する(ステップS102)。
今回の例では、取付穴が変換対象データ10に含まれているか否かという課題項目106aが与えられた時に、まず、データの中身を確認し、今回は、取付穴が存在するデータとしているので、課題として挙がった項目106aを課題項目表109の中から切り出し、課題のデータベース106として積み上げる。
同様の工程を全ての課題項目109について変換元の部品ライブラリについて確認する。最終の課題項目まで確認し終えると、課題106を貯蓄したデータを後に使用する作業管理確認項目107とする(ステップS105)。
ここでの項目表の動作は、以下の通りである。課題項目一覧103は、実際には、課題項目表109の状態で、これを上記の動作に行うことにより、変換の対象の部品に合わせて、作業確認項目表109aのように対象の項目とその項目の処理状態を未処理にした表が生成される。これで、変換元の部品ライブラリのデータ10の分析が終了する。これにより、変換処理を行う部品ライブラリにおいて、変換に必要となる処理の工程の項目を自動的に抽出できる。
一方、第2の動作であるライブラリ管理動作については、図4のフローチャートに従って実行される。
すなわち、各工程で処理または変換を行った後に、本変換処理管理システム301を起動すると、各工程を行った後のデータを読み込み(ステップS201)、上記動作で生成された作業管理確認項目107と照らし合わせながら、各工程の課題項目の処置が終了されているか確認する(ステップS202)。
処置が終了していなければ、アラーム表示(ステップS203)を出力して終了する。処置が終了している場合には、課題項目に終了のフラグを立てる(ステップS205)。この後に、確認する工程の対象作業管理項目が終了したか確認し(ステップS206)、なくなった場合には、動作を終了する。一方、まだ残っている場合には、課題項目の処置が終了されているか確認する動作(ステップS202)に戻る。
具体的には、まず処理の開始(ステップS200)で確認対象の部品ライブラリの指定と、その作業確認項目とどの工程であるかの情報を与える。
今回の例では、変換元のCADの入力部品処理後データ12で上記の工程で抽出された作業管理確認項目107、第一段階の部分の処理として入力前処理11の情報を与える。この与えられた情報から、まずは対象の工程の部品ライブラリの入力部品処理後データ12の読み込みを行い、対象の課題項目の処置が終了しているか否かを判断する(ステップS202)。この判断は、まず、課題項目がこの工程で対象になるか否かを確認するものである。この工程で対象にならない場合には、次の課題項目がこの工程が対象になるか否かを確認する。このようにして、順次確認し、課題項目が対象の工程の課題項目となった場合には、部品データの中身と照らし合わせ、確認する。
今回の例では、部品ライブラリの入力部品処理後データ12の取付穴のデータが部品データ変換装置14に入力する前の状態に適切な形に処理をされているか否かを確認する。適切な形になっている場合には、課題項目の中の対象の項目のこの工程での処理が終了したフラグを立てる(ステップS205)。一方、適切な形になっていなかった場合には、アラーム表示を行う(ステップS203)。
ここでの項目表の動作は、以下の通りである。作業管理確認項目107は、上記にも示した通り、実際には作業確認項目表109aの状態であり、これを上記の動作により、課題項目処置が終了して、課題項目に終了フラグを立てる動作(ステップS205)により、作業確認項目表109aの対象の項目とその項目の処理状態を未処理から処理済の状態に書き換えた課題項目表109bが生成される。
各工程において一連の同じ動作を行い、課題を一つずつ確認することにより、この工程での処理の不実施をなくすこととなり、また各工程での部品ライブラリの処理状況を確認することもできる。従って、変換の全工程の管理を人手の介入をなくすことができる。
尚、上記実施の形態では、各入力部品データとして、分析することができるテキスト形式を想定しているが、テキスト形式でない場合には、人手の入力としてもよい。また、作業確認項目107を生成する動作において、同様に変換元の部品データを分析することができるテキスト形式を想定しているが、テキスト形式でない場合には、人手の入力または生成で構成できることとしてもよい。さらに、生成された作業確認項目107には人手での追加及び削除もできるとしてもよい。
作業確認項目107は、自動で生成したものに対する確認作業において、データからは分析できない場合には、人手により完了済の情報を追加もできることとしてもよい。
本発明の他の実施の形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、各工程の処理についてさらに工夫した構成を図1を用いて説明する。
本図において、入力前処理11、途中変換処理21、変換出力後処理18はオペレータが行っているが、変換処理管理システム1の作業状況判断プログラム4a自体に自動に変換する機能を備えるようにすることもできる。このように、本実施の形態では、さらに、人手の介入を減らし、工数の削減や後戻りがなくなるという効果が得られる。
本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムの一実施の形態を示すブロック図である。 本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムの装置構成を示すブロック図である。 本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムの第1の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明にかかる部品ライブラリ変換処理用作業管理システムの第2の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 部品ライブラリ変換処理用作業管理ブロック
2 変換元データ分析部
3 項目生成
4 処理済データ分析部
5 アラーム表示
6 作業管理確認項目書換え
10 入力部品データ
11 入力前処理
12 入力部品処理後データ
14 部品データ変換装置
15 部品データベース
17 変換出力後部品データ
18 変換出力後処理
19 変換出力後処理済部品データ
20 変換処理可能形式処理前部品データ
21 途中変換処理
22 変換処理可能形式処理後部品データ
30 通常ライブラリ変換処理
103 課題項目一覧
106 課題項目DB
107 作業管理確認項目
109 課題項目表
109a 作業確認項目表
109b 書き換えた課題項目
301 変換処理管理システム
302 CPU
303 RAM
304 ROM
304a 作業状況判断プログラム
305 DBメモリ
306 I/O
307 バス
308 表示部
309 データ入力部
310 分析データ読込み部
311 分析データ

Claims (3)

  1. 一方のCADで使用可能な部品データを変換し、他方のCADで使用可能な部品データまたは他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データに変換する部品ライブラリ変換処理用作業管理システムであって、
    前記一方のCADで使用可能な部品データを読み込み、前記一方のCADで使用可能な部品データから、前記他方のCADで使用可能な部品データまたは前記他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データに変換する際に課題となる項目を網羅した課題項目一覧を参照しながら、作業管理確認項目を生成する変換元データ分析部と、
    前記他方のCADで使用可能な部品データまたは他方のCADで使用可能な部品データとする際の中間部品データを読み込み、前記作業管理確認項目を参照しながら、前記課題となる項目が処理されたか否かを確認する処理済データ分析部とを備えることを特徴とする部品ライブラリ変換処理用作業管理システム。
  2. 前記処理済データ分析部は、前記課題となる項目が処理されたか否かを確認し、前記課題となる項目が処理されていなければ、表示部を介してアラーム表示を行い、前記課題となる項目が処理されていれば、前記作業管理確認項目に処理が終了したフラグを立てる作業管理確認項目書換えを行うことを特徴とする請求項1記載の部品ライブラリ変換処理用作業管理システム。
  3. 前記一方のCAD及び他方のCADは、プリント基板の実装配線用CADであることを特徴とする請求項1または2記載の部品ライブラリ変換処理用作業管理システム。
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