JP4471289B2 - 車両用シート構造 - Google Patents
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Description
このシートベルトは、例えば、巻取り装置にウエビングの一端を取り付けるとともに車体に他端を取り付け、このウエビングにタングを取り付け、このタングを着脱可能なバックルをシートクッションに取り付けたものである。
ウエビングにはタングがスライド自在に取り付けられている。そして、タングが着脱可能なバックルをシートクッションに取り付ける。
バックルが邪魔にならないようにするために、シートの表皮を窪ませて凹部を形成したり、シートに収納ボックスを設けたりする車両用シート構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このため、シートの構造が複雑になり、そのことがコストを抑える妨げになっていた。
一方、シートに収納ボックスを設けた場合、乗員の身体が収納ボックスに当たり、そのことが座り心地を良好に確保する妨げになっていた。
この凹ませた段部と装飾プレートとで収納ポケットを形成し、収納ポケットにバックルを収納する。
これにより、シートクッションに、簡単な形状の段部を設けるだけで収納ポケットを形成することができる。
これにより、乗員の身体が装飾用プレートに当たらないようにすることができる。
さらに、請求項1に係る発明では、乗員の身体が装飾用プレートに当たらないようにすることで、乗員の座り心地を良好に確保することができるという利点がある。
車両10は、車室12内に第1〜第3列のシート(第2列目のシート14のみを図示する)を備える。
第2列目のシート14は、一例として、右側に配置されたセカンドシート本体16と、セカンドシート本体16の左側に配置された車両用シート構造(補助シート)20とを備えたベンチシートである。
すなわち、ピボット軸28は、シートクッション22にシートバック24をリクライニング可能に連結した部位である。
前記リクライニング機構の操作レバー(図示せず)を操作することで、シートバック24をピボット軸28を軸にして車体前後方向にスイング移動することが可能である。
連結部カバー30は、下部31に車体前方に向けて延ばした延出部32を備え、延出部32をシートクッション22の後部22aで、かつ右側部22bに取り付け、上部34でピボット軸28の右端部を覆う樹脂製のカバーである。
この連結部カバー30は、幅寸法がWに形成されている。
このバックル38に、タング39を差し込むことにより、シートベルト26で乗員を拘束する。
ピボット軸28を覆う連結部カバー30を、装飾プレート44を固定する部材として兼用する。これにより、装飾プレート44を固定する部材を新たに用意する必要がなく、構成の簡素化が図れる。
よって、凹み部42に装飾プレート44を取り付けた状態において、装飾プレート44の表面44bが連結部カバー30の表面30aと面一(図3も参照)になる。
L1寸法は、バックル38の長さ寸法L2(図2参照)より大きい。
さらに、装飾プレート44は、上縁44cがシートクッション22の表面22cと略面一に形成されている。
シートクッション22は、右側部22bのうち、装飾プレート44に臨む部位を、装飾プレート44から所定間隔をおいて凹ませて段部52としたものである。
装飾プレート44に臨む部位は、連結部カバー30の前部に隣接する部位である。
この前壁54は、底部53から車体前方に向けて徐々に装飾プレート44の前端44e(図1参照)に近づくように傾斜状に形成されている。
これにより、シートクッション22に、簡単な形状の段部52を設けるだけで収納ポケット56を形成することが可能になる。
一般に、シートクッション22に乗員が着座した際に、乗員の身体は、シートクッション22の側縁から離れた内側(中央部)に位置する。
連結部カバー30の延出部32は、収納ポケット56の開口部57に臨む上向き面58を備える。上向き面58は、車体前方に向けて下り勾配となる傾斜面である。
この上向き面58は、バックル38の上側面38aがシートクッション22の上面22cや装飾プレート44の上縁44c(図3も参照)と略面一になるようにバックル38を保持する役割を果たす。
この状態で、上向き面58にバックル38の基部下面38bを載せる。これにより、上向き面58でバックル38を保持する。
この状態において、バックル38の上側面38aは、シートクッション22の上面22cや装飾プレート44の上縁44c(図3参照)と略面一になる。
加えて、万が一、乗員の身体がバックル38に載った場合でも、乗員の座り心地を良好に確保することができる。
シートクッション22は弾性変形可能なクッション材を使用している。シートクッション22の右側部22bに形成した段部52を弾性変形させることが可能である。
これにより、収納ポケット56内にバックル38を簡単に収納することができる。同様に、収納ポケット56内からバックル38を簡単に取り出すことができる。
すなわち、装飾プレート44は、シートクッション22の右側部22bを装飾する役割を果たすことも可能であり、外観性の向上を図ることができる。
Claims (1)
- シートクッションにシートバックをリクライニング可能に連結し、この連結した部位を覆う連結部カバーを備え、シートクッションに着座した乗員を拘束するシートベルトを備えた車両用シート構造において、
前記連結部カバーに、シートクッションの側部を覆う装飾プレートを取り付け、
シートクッションの側部のうち、前記連結部カバーの前部に隣接する部位を、装飾プレートから所定間隔をおいて凹ませた段部とし、
この段部と装飾プレートとで、前記シートベルトのバックルを収納する収納ポケットを形成したことを特徴とする車両用シート構造。
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