JP4470535B2 - 時計 - Google Patents
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Description
先ず、電池押さえ部材に設けられたバーリング部(凸形状)を地板のねじピン外径と係合させてねじ止めすることにより、この電池押さえ部材を介して電池を固定する構造(例えば、特許文献1参照)。
また、電池の側面に弾性部材を押し付け、基枠などに設けられた鉤状部でその力を受けることにより電池を固定する構造(例えば、特許文献2参照)。
さらに、電池の陽極側(裏蓋側)に接する鉤状部を陽極端子に設けるとともに、電池の陰極側(文字板側)から陰極端子により電池を上方に付勢させて固定する構造(例えば、特許文献3参照)。
このような本発明では、導通部材先端でのばね力が電池に有効に作用して電池の挟持力が増し、電池が一層安定した状態で挟持されるようになる。
このような本発明では、押さえ部材において、電池の他方の電極に接する面が一つの平面で形成されている訳ではないので、押さえ部材が電極に対して確実に接触するようになり、固定状態がさらに良好となる。また、このような良好な接触状態を利用することで、この押さえ部材を電極端子として用いることも可能である。
このような本発明では、押さえ部材の電池との接触面と導通部材の先端との重なり部分で、電池がより確実に挟持されるようになるとともに、挟持された仮固定状態での安定性も一層向上し、電池の交換作業がさらに容易になる。
図1は、本実施形態に係る時計1のムーブメント2を示す斜視図、図2は、時計1の要部を示す斜視図、図3は、前記要部の平面図、図4は、前記要部の断面図である。
図2ないし図4にも示すように、合成樹脂製とされた地板3には、電池10の外形形状に合わせた凹状の電池収容部3Aが形成されている。電池収容部3Aの底面側には、回路ブロック5の一方の面と導通した導通部材11が設けられ、電池収容部3Aの上方には、回路ブロック5の他方の面に対して回路押さえ8を介して導通した押さえ部材12が設けられている。つまり、導通部材11は、電池10の陰極10Aと接触することで陰極端子として用いられ、押さえ部材12は、陽極10Bと接触することで陽極端子として用いられている。これらの導通部材11および押さえ部材12はそれぞれ、図4に示すように、ねじピン9Aおよびねじ9Bにより、回路ブロック5を挟持するようにして地板3に片持ち状に支持されている。
また、十字状の開口部15Bは、本実施形態では「+」を意味している。新たな電池10を組み入れた場合には、電池10の陽極10Bと回路ブロック5中の所定の端子とをショート(短絡)させることで、システムをリセットさせるのであるが、その際に、電池10の陽極10Bを容易に判断できるようになっている。
先ず、電池10を取り外す場合には、図4に実線で示した状態から、押さえ部材12のフック15Aを地板3の係止部3Bから外す。すると、電池10は、導通部材11の電池支持部13のばね力によって図中の上方に持ち上げられ、電池支持部13と電池押さえ部15とで斜めに挟持された状態で保持される。この後、電池10を径方向にスライドさせて取り外す。
(1)すなわち、時計1においては、一端側が支持された押さえ部材12のフック15Aを開放すれば、電池収容部3Aにもともと収容固定されていた電池10を導通部材11のばね力によって斜めに持ち上げることができ、電池10を径方向へのスライドにより容易に取り出すことができる。反対に、新たな電池10を組み込む際には、導通部材11と押さえ部材12との間にスライドさせ、斜めに持ち上がった状態で挟持させ、この状態から押さえ部材12のフック15Aを地板3の係止部3Bに係止させればよく、組込作業も容易にできる。
従って、従来とは異なり、電池10の交換作業時には、ねじを操作して押さえ部材12を脱着する必要がないため、作業に不慣れな作業者でも、電池交換をゆとりを持って容易にできる。しかも、電池交換時にドライバーを用いないから、ドライバーを誤って滑らせて他の部品を傷つける心配もない。
また、このような良好な接触状態を利用することで、この押さえ部材12を陽極10B側の電極端子として用いることができる。
例えば、前記実施形態では、時計1が電波時計であったが、本発明の時計としては電波時計に限定されず、電池10によって駆動される通常のクオーツ時計であってもよい。また、電池としては、1次電池に限定されず、2次電池であってもよい。2次電池は通常、一旦組み込まれると、交換することは希であるが、少なくとも1回は組込作業を伴うため、この組込作業を容易にできるのである。
また、押さえ部材12の両端をねじ止めする構造とし、電池交換時には、一端側のねじのみを外すことで、電池が持ち上がった状態に維持されるようにしてもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (4)
- 所定のばね力を有して電池の一方の電極に接する導通部材と、電池の他方の電極に接する押さえ部材とが設けられ、これら導通部材および押さえ部材は、それぞれ片持ち状に支持されて時計の断面視で略平行となる部分を備え、かつ当該略平行となる部分により前記電池を最終固定状態に対して斜めに持ち上がった状態で挟持可能に付勢されることを特徴とする時計。
- 請求項1に記載の時計において、前記略平行となる部分の互いの間隔は、前記片持ち状の支持側に向かうに従って僅かに大きくなっていることを特徴とする時計。
- 請求項1または請求項2に記載の時計において、前記押さえ部材の前記電池の他方の電極と接する面は、互いに折曲された複数の面状部で形成されていることを特徴とする時計。
- 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の時計において、前記押さえ部材の前記電池の他方の電極と接する面は、時計の平面視で前記導通部材の先端側と重なっていることを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
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JP2004076583A JP4470535B2 (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 時計 |
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JP2004076583A JP4470535B2 (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 時計 |
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JP2007187519A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信機能付き時計の電池収容構造 |
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2004
- 2004-03-17 JP JP2004076583A patent/JP4470535B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005265538A (ja) | 2005-09-29 |
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