JP4470524B2 - 密閉型モータ - Google Patents

密閉型モータ Download PDF

Info

Publication number
JP4470524B2
JP4470524B2 JP2004056427A JP2004056427A JP4470524B2 JP 4470524 B2 JP4470524 B2 JP 4470524B2 JP 2004056427 A JP2004056427 A JP 2004056427A JP 2004056427 A JP2004056427 A JP 2004056427A JP 4470524 B2 JP4470524 B2 JP 4470524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor case
lid
stator
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004056427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005253136A (ja
Inventor
高徳 大川
修 小平
隆 猪田
Original Assignee
三菱マテリアルシ−エムアイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱マテリアルシ−エムアイ株式会社 filed Critical 三菱マテリアルシ−エムアイ株式会社
Priority to JP2004056427A priority Critical patent/JP4470524B2/ja
Publication of JP2005253136A publication Critical patent/JP2005253136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4470524B2 publication Critical patent/JP4470524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

本発明は、気密性及び放熱性を重視すべく構成された密閉型モータに関するものである。
車載装備などの用途では、駆動源として使用するモータに高い気密性が要求される場合がある。この気密性が要求されるモータとしては、モータの全体を樹脂で一体的に覆った構造のものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特公平8−28958号公報
ところが、上記従来の密閉型モータにおいては、モータの全体を断熱性の大きな樹脂で覆うことになるので、放熱性が悪化し、モータ内の温度上昇により耐久性が低下するという問題がある。特に、ステッピングモータの場合には、コイルの通電を維持することで、出力軸の位置を制御することも行われるので、モータ内が高温になりやすく、放熱性の向上を図る必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、放熱性の改善により、耐久性の向上を図ることのできる密閉型モータを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、筒状に形成された周壁部及びこの周壁部の一端開口部を閉塞する端壁部を有するとともに、前記周壁部の他端開口部の周縁に外向きのフランジを有する金属製のモータケースと、このモータケース内から前記端壁部の軸孔を介して突出する出力軸を駆動すべく、前記モータケース内に設けられたロータと、前記モータケース内の前記ロータの周囲に設けられ、当該ロータを回転駆動するステータと、前記モータケースの他端開口部を閉塞するように設けられた蓋体と、この蓋体の外側から前記フランジを包み込むように樹脂によってモールド成形されることにより前記モータケースの他端開口部を密閉するとともに前記他端部近傍部に固定されたコネクタ本体とを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明おいて、前記蓋体は、前記ステータを一体的に構成する樹脂によって当該ステータと一体的に形成されていると共に、前記コネクタ本体が成形された際に先端側の部分が当該コネクタ本体に配置された状態になるコネクタピンを一体的に保持するように成形されており、前記コネクタピンは、その基端部が前記ステータにおけるコイルの端部を接続する端子となっていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記端子は、前記ステータにおける前記コイルを巻回するボビンの軸方向の外側に位置し、当該ボビンの軸方向の端面に沿って当該ボビンの外周側に延在するように設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記蓋体には、前記端子に対応する部分に、当該端子を露出可能にするサブ蓋体が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記コネクタ本体は、前記モータケースにおける軸方向の前記端壁部側を向く面が取付対象部材に当接させて当該取付対象部材に取り付けるためのフランジ面となっていることを特徴としている。
請求項1〜5に記載の発明によれば、蓋体の外側からモータケースの他端開口部を密閉するように樹脂で一体的に成形したコネクタ本体を備えているので、コネクタ本体を例えば射出成形するだけで、モータケース内を簡単かつ確実に密閉することができる。
また、モータケースにおける他端開口部の近傍部が当該開口部の封止のためにコネクタ本体の樹脂によって覆われるものの、筒状に形成された周壁部の大部分及び端壁部は樹脂で覆われることがない。即ち、金属製のモータケースの大部分がそのまま露出させた状態になるので、当該モータケースを通して、内部で発生した熱を外部に効率よく放出することができる。
従って、モータケース内の温度を下げることができるので、耐久性の向上を図ることができる。しかも、モータケースを樹脂で覆う部分が少ないので、小径、軽量化を図ることができると共に、樹脂の使用量の低減によりコストの低減を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、蓋体がステータと一体的に形成されていると共にコネクタピンを一体的に保持するように成形され、コネクタピンの基端部がコイルの端部を接続するための端子になっているので、ステータにおいてコイルを巻回し、そのコイルの端部を端子に半田付け等で接続する作業を連続的に行うことができると共に、この作業を機械化することができる。そして、一体化されたステータ及び蓋体をモータケースに挿入するだけで、モータケースの他端開口部を閉塞することができる。
従って、組立作業や組立工程の簡素化を図ることができるので、不良率の低減を図ることができると共に、コストの低減を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、端子がステータにおけるコイルを巻回するボビンの軸方向の外側に位置し、当該ボビンの軸方向の端面に沿って当該ボビンの外周側に延在するように設けられているので、コイルの端部を端子に接続する際の作業能率の向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、蓋体における端子に対応する部分に、当該端子を露出可能にするサブ蓋体が設けられているので、サブ蓋体を外すことによって、端子に対するコイルの端部の接続を容易にすることができると共に、サブ蓋体を取り付けることによって、モータケースの他端開口部を確実に閉塞することができる。
請求項5に記載の発明によれば、コネクタ本体の端壁部側を向く面が取付対象部材に当接させて当該取付対象部材に取り付けるためのフランジ面となっているので、取付対象部材に安定的に固定することができる。また、例えばモータケースを取付対象部材内に挿入する場合において、当該取付対象部材における挿入部の周囲をフランジ面で気密に保持することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明を密閉型ステッピングモータに適用した実施の形態の断面図、図2は同密閉型ステッピングモータのコネクタ方向から見た外観側面図である。
この実施の形態で示す密閉型ステッピングモータは、例えば、ガソリンエンジンの混合気流量調整弁(取付対象部材)の駆動源等に使用されるもので、取付状態において高い気密性が要求されるものである。一般にステッピングモータは、電気パルス信号を機械的断続のステップ動作に変換するデバイスであり、ここで示す密閉型ステッピングモータは、PM形のものであって、ステータコイル21に流す電流を切り換えることによって回転磁界を作り、周方向に多極着磁したロータマグネット32を同期回転させるように構成されている。
この密閉型ステッピングモータは、モータケース10と、ステータ20と、ロータ30と、蓋体40と、コネクタ本体50とを備えた構成になっている。
モータケース10は、円筒状に形成された周壁部11a及びこの周壁部11aの一端開口部を閉塞する端壁部11bを有し、磁性金属(例えば鉄)によってカップ状に一体に形成にされている。ステータ20は、モータケース10内のロータ30の周囲に設けられ当該ロータ30を回転駆動するようになっており、コイル21と、ボビン22と、ヨーク(ステータコアとも呼ばれる)23、24とを備えた構成になっている。ロータ30は、モータケース10内のステータ20の内側に配置され、モータケース10内から端壁部11bに形成された軸孔14を介して突出するモータ軸(出力軸)31を回転駆動するようになっており、モータ軸31の外周に同軸状に固定された円筒状のロータ本体33と、このロータ本体33の外周に同軸状に固定された円筒状のロータマグネット32とを備えた構成になっている。蓋体40は、モータケース10の他端開口部12を閉塞するように設けられるようになっており、内部にロータ30の後端部を支持するラジアル軸受面(軸受部)42を備え、樹脂で一体に形成されている。コネクタ本体50は、蓋体40の外側からモータケース10の他端開口部12を密閉するように樹脂で一体的に成形されるようになっており、組立の最終工程においてモールド成形(例えば射出成形)されることで、モータケース10の他端開口部12を完全に気密にするようになっている。
蓋体40は、ステータ20を一体的に構成する樹脂によって当該ステータ20と一体的に形成されていると共に、コネクタ本体50が成形された際に先端側の部分が当該コネクタ本体50内に配置された状態になるコネクタピン52を一体的に保持するように形成されている。コネクタピン52は、その基端部がステータ20におけるコイル21の端部を接続する端子52aとなっている。
そして、例えば、ステータ20と蓋体40とをボビン22を成形する樹脂で一体的に構成するに際し、複数のヨーク23、24及び複数のコネクタピン52を金型内にインサートした状態でボビン22と蓋体40を同時に射出成形(インサート射出成形)する。その上で、ボビン22にコイル21を巻き付け、そのコイル21の端部をコネクタピン52の端子52aに巻回し半田付けや溶接等で接続することで、蓋体40と一体化されたステータ20を得ることができる。
また、コネクタピン52の端子52aは、ステータ20におけるボビン22の軸方向の外側に位置し、当該ボビン22の軸方向の端部に配置された端面に沿って当該ボビン22の外周側に延在するように設けられている。
なお、コネクタ本体50とコネクタピン52によって防水コネクタ51が構成されるようになっている。また、蓋体40には、コネクタピン52の端子52aの配置を可能とする空間部40aが設けられている。この空間部40aは、サブ蓋体40bを蓋体40に取り付けることによって当該蓋体40内に形成され、サブ蓋体40bを外すことによって外部に開放されるようになっている。即ち、サブ蓋体40bは、端子52aに対応する部分に空間部40aを形成すべく、蓋体40の一構成要素として当該蓋体40に着脱自在に設けられており、端子52aを露出させることによって当該端子52aへのコイル21の巻回、接続等を可能とし、端子52aを覆うことにより当該端子52a等を保護するようになっている。また、蓋体40は、サブ蓋体40bを取り付けることによって、モータケース10における他端開口部12の全体を閉塞するようになっている。
また、モータケース10は、他端開口部12の周縁に外向きのフランジ13を有している。端壁部11bの軸心部に形成された軸孔14には、軸受ブッシュ15が嵌合固定されている。軸受ブッシュ15は外周に段部16を有し、段部16をモータケース10の内側から軸孔14に嵌めることで、軸孔14から前方に脱落するのを防止するようになっている。また、軸受ブッシュ15は、その軸方向における内方の端面がロータ30の軸線に対して直交するスラスト軸受面17となっている。
ロータ30は、モータケース10の他端開口部12からモータケース10内に挿入されており、ロータ30の中心に固定されたモータ軸31が、軸受ブッシュ15に回転自在に嵌合している。また、ステータ20は、ロータ30の外周面に近接した状態となるように、モータケース10の周壁部11aに嵌合されている。
また、ステータ20は、コイル21を巻回する一対のボビン22を軸方向に隣接させて設けたもので構成されており、各ボビン22のそれぞれに一対のヨーク23、24が配置されている。各ヨーク23、24は、ボビン22の軸方向の各端面から当該ボビン22の内周面に沿って軸方向に延在する複数の極歯23a、24aを有している。各極歯23a、24aは円周方向に交互に配置されている。
このように構成されたステータ20は、モータケース10内に挿入された状態において、周壁部11aを部分的に縮径することによって、当該周壁部11aを各ヨーク23、24の外周縁に密着させるようになっている。これにより、モータケース10の一部と、ヨーク23、24と、ロータマグネット32によって、閉じた磁気回路が構成されることになる。
一方、ロータ本体33は、自己潤滑性を有する樹脂(材料)によって一体に形成されたものであり、円筒部33aと、この円筒部33aの軸方向の後端部外周に形成された鍔部33bとを備えている。そして、円筒部33aにおける鍔部33bの前方の外周面にロータマグネット32が嵌合されるようになっている。また、円筒部33aにおける鍔部33bの後方の外周面がラジアル軸受面42に回転自在に嵌合する第1摺動面33cになっており、円筒部33aの先端面が軸受ブッシュ15のスラスト軸受面17に回転自在に当接する第2摺動面33dになっている。自己潤滑性を有する樹脂としては、固体潤滑剤を配合したPPS(ポリフェニレンサルファイド)が使用されている。
蓋体40は、内方の軸心部に凹部41を有している。この凹部41は、その開口部側の内周面がラジアル軸受面42になっている。即ち、ロータ30をモータケース10に組み付けた後に、蓋体40をモータケース10の他端開口部12に嵌合することにより、ロータ本体33の第1摺動面33cが蓋体40のラジアル軸受面42に回転自在に嵌合するようになっている。これにより、ロータ30の先端部及び後端部がそれぞれ軸受ブッシュ15及びラジアル軸受面42によって回転自在に支持されるようになっている。
また、凹部41の最奥部には、モータ軸31の後端部を導入可能とする小径のガイド凹部43がラジアル軸受面42と同軸状に形成されている。ガイド凹部43には、鋼球44と、この鋼球44をモータ軸31の後端面に押し当てることにより、ロータ本体33の第2摺動面33dを軸受ブッシュ15のスラスト軸受面17に当接させるための押圧バネ45が収容されている。
コネクタ本体50は、組立工程の最終段階において、蓋体40の外方からモータケース10のフランジ13を包み込むようにモールド成形されることで、モータケース10の他端開口部12を完全に封止すると共に、当該モータケース10に強固に固定されるようになっている。この場合、モータケース10は、他端開口部12の近傍部分を除く大部分がそのまま外方に露出された状態になる。
また、コネクタ本体50は、モータケース10における軸方向の端壁部11b側を向く面が上述した混合気流量調整弁に取り付けるためのフランジ面50aとなっている。このフランジ面50aは、モータケース10の軸方向に直交する平面によって形成されており、モータケース10を例えば混合気流量調整弁の開口部に挿入し、この開口部の周縁の平面状の取付面に密着させることで、Oリング等のシール部材を介して気密を保持するようになっている。また、コネクタ本体50及びコネクタピン52を備えた防水コネクタ51は、他のコネクタとの連結を図る連結部51aがモータケース10の軸方向に対して直交する方向に向けられている。
次に上記構成の密閉型ステッピングモータの作用効果を説明する。
この密閉型ステッピングモータでは、カップ状のモータケース10の他端開口部12を閉塞する蓋体40の外方から、コネクタ本体50をモールド成形することにより、当該他端開口部12を確実に密閉することができる。また、コネクタ本体50にフランジ面50aを設けているので、混合気流量調整弁との連結部における気密性も充分に確保することができる。
また、この密閉型ステッピングモータでは、オープンループで使用することにより、コイル21に常時電流が流れ、ジュール熱の発生量が多くなることがあっても、大部分が露出した状態の金属製のモータケース10を通して、上記熱を外部に効率よく放出することができる。この場合、コイル21で発生した熱は、ボビン22及びヨーク23、24を介してモータケース10に伝達されると共に、放射によってコイル21からモータケース10に直接伝達されることになる。
従って、コイル21自体の温度を低減することができるので、絶縁被膜が溶けるなどの絶縁不良の防止を図ることができると共に、コイル21、ボビン22、ヨーク23、24、モータケース10、蓋体40等の部品の熱変形を防止することができる。しかも、コイル21の温度が低下することから、コイル21に近接するロータ30のマグネット32に熱減磁が生じるおそれがなくなり、トルクなどのモータとしての特性が劣化するのを防止することができる。よって、耐久性の向上を図ることができる。
また、樹脂で覆う部分が少なくなることから、小径、軽量化を図ることができると共に、樹脂の使用の低減によりコストの低減を図ることができる。
一方、モータケース10内に一体化されたステータ20及び蓋体40を挿入することにより、当該モータケース10の他端開口部12を閉塞することができ、蓋体40の外方からコネクタ本体50をモールド成形するだけで、他端開口部12を確実に封止することができるので、製造が容易であり、生産性を高めることができる。
また、ステータ20と蓋体40とコネクタピン52が一体的に構成されているので、部品点数の低減を図ることができる。しかも、コネクタピン52の基端部がコイル21の端部を接続するための端子52aになっているので、ステータ20においてコイル21を巻回し、そのコイル21の端部を端子52aに半田付け等で接続する作業を連続的に行うことができると共に、この作業を機械化することができる。そして、端子52aがボビン22の軸方向の端面に沿って当該ボビン22の外周側に延在するように設けられているので、コイル21の端部を端子52aにより簡単に接続することができる。従って、組立作業や組立工程の簡素化を図ることができるので、不良率の低減を図ると共に、コストの低減を図ることができる。
更に、蓋体40における端子52aに対応する部分に、当該端子52aを露出可能にするサブ蓋体40bが設けられているので、端子52aに対するコイル21の端部の接続が容易になると共に、モータケース10の他端開口部12を確実に閉塞して、コネクタ本体50を成形する際の樹脂がモータケース10内に流入するのを確実に防止することができる。
また、ロータ本体33を自己潤滑性を有する樹脂(PPS)で形成し、そのロータ本体33に形成した第1摺動面33cを直接、モータハウジング81を構成する蓋体40のラジアル軸受面42に摺動自在に嵌合して、ラジアル方向の支持力を得るようにしているので、通常設置する必要のあるラジアル軸受を削除することができる。同様にして、ロータ本体33の第2摺動面33dを直接、軸受ブッシュ15のスラスト軸受面17に摺動自在に当接させるように構成しているので、通常設置する必要のあるスラスト軸受を削除することができる。従って、部品点数の低減、小型・軽量・低コスト化を図ることができると共に、構造の簡素化により生産性を高めることができる。
なお、上記実施の形態は、モータ軸31をロータ30と一体的に回転するように構成したが、ロータ30の回転によりモータ軸31を直線移動させるように構成してもよい。即ち、ロータ本体33の内周部に設けた雌ネジ部と、モータ軸31の外周部に設けた雄ネジ部とを互いに螺合させることにより、ロータ30の回転に伴って、モータ軸31が軸方向に移動するように構成してもよい。
また、本発明をステッピングモータに適用した例を示したが、本発明を他の種類のモータに適用することも可能である。
本発明の一実施の形態として示した密閉型ステッピングモータの断面図である。 同密閉型ステッピングモータのコネクタ方向から見た外観側面図である。
符号の説明
10 モータケース
11a 周壁部
11b 端壁部
12 他端開口部
14 軸孔
20 ステータ
21 コイル
30 ロータ
31 モータ軸(出力軸)
33 ロータ本体
40 蓋体
40b サブ蓋体
50 コネクタ本体
50a フランジ面
51 防水コネクタ
52 コネクタピン
52a 端子

Claims (5)

  1. 筒状に形成された周壁部及びこの周壁部の一端開口部を閉塞する端壁部を有するとともに、前記周壁部の他端開口部の周縁に外向きのフランジを有する金属製のモータケースと、
    このモータケース内から前記端壁部の軸孔を介して突出する出力軸を駆動すべく、前記モータケース内に設けられたロータと、
    前記モータケース内の前記ロータの周囲に設けられ、当該ロータを回転駆動するステータと、
    前記モータケースの他端開口部を閉塞するように設けられた蓋体と、
    この蓋体の外側から前記フランジを包み込むように樹脂によってモールド成形されることにより前記モータケースの他端開口部を密閉するとともに前記他端部近傍部に固定されたコネクタ本体とを備えていることを特徴とする密閉型モータ。
  2. 前記蓋体は、前記ステータを一体的に構成する樹脂によって当該ステータと一体的に形成されていると共に、前記コネクタ本体が成形された際に先端側の部分が当該コネクタ本体に配置された状態になるコネクタピンを一体的に保持するように成形されており、
    前記コネクタピンは、その基端部が前記ステータにおけるコイルの端部を接続する端子となっていることを特徴とする請求項1に記載の密閉型モータ。
  3. 前記端子は、前記ステータにおける前記コイルを巻回するボビンの軸方向の外側に位置し、当該ボビンの軸方向の端面に沿って当該ボビンの外周側に延在するように設けられていることを特徴とする請求項2に記載の密閉型モータ。
  4. 前記蓋体には、前記端子に対応する部分に、当該端子を露出可能にするサブ蓋体が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の密閉型モータ。
  5. 前記コネクタ本体は、前記モータケースにおける軸方向の前記端壁部側を向く面が取付対象部材に当接させて当該取付対象部材に取り付けるためのフランジ面となっていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の密閉型モータ。
JP2004056427A 2004-03-01 2004-03-01 密閉型モータ Expired - Lifetime JP4470524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004056427A JP4470524B2 (ja) 2004-03-01 2004-03-01 密閉型モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004056427A JP4470524B2 (ja) 2004-03-01 2004-03-01 密閉型モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005253136A JP2005253136A (ja) 2005-09-15
JP4470524B2 true JP4470524B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=35033100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004056427A Expired - Lifetime JP4470524B2 (ja) 2004-03-01 2004-03-01 密閉型モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4470524B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3487045A4 (en) * 2016-07-18 2020-02-26 LG Innotek Co., Ltd. ENGINE

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4826429B2 (ja) * 2006-10-30 2011-11-30 三菱マテリアルシーエムアイ株式会社 モータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3487045A4 (en) * 2016-07-18 2020-02-26 LG Innotek Co., Ltd. ENGINE
US11063490B2 (en) 2016-07-18 2021-07-13 Lg Innotek Co., Ltd. Motor and motor housing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005253136A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7816819B2 (en) Motor with cover member intergrally formed with a stator and holding a connector pin
US8138645B2 (en) Electric motor, rotary actuator and rotary apparatus
JP4303162B2 (ja) アクチュエータ
JP4531359B2 (ja) モータ
JP2004289996A (ja) 電気モータ
JP4703192B2 (ja) ステッピングモータ
JP2003348785A (ja) モータ
JP2004132489A (ja) 自動変速装置の変速制御弁操作用アクチュエータ
WO2006046329A1 (ja) モータ
JP4470524B2 (ja) 密閉型モータ
JP4906645B2 (ja) 羽根駆動装置
JP7072427B2 (ja) モータ
JP2005253137A (ja) モータ
JP2008236840A (ja) 電動機及び回転式アクチュエータ
JP2008172921A (ja) リニアアクチュエータ
JP7072428B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
JP7039363B2 (ja) モータ
JP4699499B2 (ja) モータ
WO2021200476A1 (ja) 電動機
CN109525057A (zh) 壳体安装单元、马达以及送风装置
JP2019161800A (ja) モータ
US20230155443A1 (en) Permanent magnet electric motor
JP4419107B2 (ja) 小型モータおよびその組立方法
JP2020180659A (ja) 弁体駆動装置
JP2019180135A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4470524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term