JP2019180135A - モータ - Google Patents
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Abstract
Description
態様によれば、摺動部材に金属部品を用い場合に比してコストを低減することができる。また、ロータの胴部と係合する部分を摺動部材に形成しやすい。
線方向の他方側に付勢された状態で第2支持部に支持される。従って、ロータの軸線方向のガタつきを少ない部品点数で抑制することができる。また、摺動部材は、ロータが回転した際に胴部の一方側端部に周方向で係合して、第1支持部に対して摺動しながらロータと一体に回転する。このため、摺動部分が摺動部材と第1支持部との間に限定されているので、摺動抵抗の低減や摩耗に対する対策を行いやすい。
図1は、本発明を適用したモータ1の斜視図である。図2は、図1に示すモータ1の図分解斜視図である。図3は、図1に示すモータ1の断面図である。図1に示すモータ1は、ステッピングモータであり、図2および図3を参照して以下に説明するように、モータケース10、ステータ20、ロータ30、ボビン40、カバー60、およびコネクタハウジング70等からなる。モータ1は、例えば、ガソリンエンジンの混合気流量調整弁(取付対象部材)の駆動源等に使用されるもので、取付状態において高い気密性が要求されるものである。従って、モータ1は、密閉型モータとして構成されている。
軸線L方向および第1方向Xに直交する第2方向Yに並列するように保持されている。端子ピン80の一方の端部81は、コイル21の端部(図示せず)がハンダ等によって接続された状態で、ボビン40に固定されたカバー60によって覆われている。この状態で、モータケース10の開口部111は、端子台45およびカバー60に塞がれている。端子ピン80の他方の端部82は、端子台45から突出し、外部との電気的な接続に用いられる。
もしくはOリング等のシール部材を介して密着させることによって気密を保持するようになっている。
図4は、図1に示すモータ1の軸受92とロータ30の胴部33との間を拡大して示す断面図である。図5は、図4に示す摺動部材96等を軸線L方向の一方側Laからみた斜視図である。図6は、図4に示す摺動部材96等を軸線L方向の他方側Lbからみた斜視図である。なお、図5および図6には、ロータ30のうち、永久磁石32(胴部33)のみを示してある。
と一体に回転する。本形態において、円筒部335の外周面335aはテーパ面になっている。
以上説明したように、本形態のモータ1では、固定体2の第1支持部201(軸受92のフランジ部922)とロータ30の胴部33(永久磁石32)との間に、摺動部材96および付勢部材97が順に配置されており、ロータ30は、摺動部材96および付勢部材97からなる2つ部材によって、軸線L方向の他方側Lbに付勢された状態で第2支持部202に支持される。従って、ロータ30の軸線L方向のガタつきを少ない部品点数で抑制することができる。また、摺動部材96は、ロータ30が回転した際に胴部33の軸線L方向の一方側Laの端部331に周方向で係合して、第1支持部201に対して摺動しながらロータ30と一体に回転する。このため、摺動部分が摺動部材96と第1支持部201との間に限定されているので、摺動抵抗の低減や摩耗に対する対策を行いやすい。
図7は、本発明を適用したモータ1の凸部962の変形例を示す断面図である。なお、図7には、ロータ30のうち、永久磁石32(胴部33)のみを示してある。図7に示すように、本形態でも、図1〜図6を参照して説明した上記実施形態と同様、端部331(円筒部335)と板部961との軸線L方向における間隔d1は、凸部962と凹部336の底部336bとの軸線L方向における間隔d2より広い。従って、回転軸31に軸線L方向の一方側Laの力が加わった際にロータ30が軸線L方向の一方側Laに移動できる範囲を、凸部962と凹部336の底部336bとの当接によって規定することができる。ここで、凸部962の内縁962aは、軸線L方向からみたとき、環状溝332と重なっている。
図示を省略するが、本形態では、上記実施形態とは反対に、端部331(円筒部335)と板部961との軸線L方向における間隔d1が、凸部962と凹部336の底部336bとの軸線L方向における間隔d2より狭い。従って、回転軸31に軸線L方向の一方側Laの力が加わった際にロータ30が軸線L方向の一方側Laに移動できる範囲を、摺動部材96の板部961と胴部33の端部331(円筒部335)との当接によって規定することになる。従って、摺動部材96が樹脂製であっても、凸部962の変形を抑制することができる。また、円筒部335の外周面335aは、テーパ面になっているため、摺動部材96の板部961と胴部33の端部331(円筒部335)とが当接した際、円筒部335が板部961の外縁に接することがない。従って、摺動部材96が樹脂製であっても、板部961の損傷等を抑制することができる。
上記実施形態では、ロータ30の胴部33が永久磁石32によって構成されていたが、回転軸31の大径部に永久磁石32が固定されている場合、回転軸31の大径部と永久磁石32とによって、ロータ30の胴部33が構成される。このような構成の場合に本発明を適用してもよい。上記実施形態では、固定体2において、ロータ30の胴部33と対向する第1支持部201が、軸受92のフランジ部922であったが、ステータ20の端部に固定した端板等によって第1支持部201が構成されている場合に本発明を適用してもよい。上記実施形態では、モータ1がステッピングモータであったが、他の種類のモータに対して本発明を適用してもよい。
軸受92はボビン40への圧入とボビン40と端板部12で挟み込むことで構成しているが、軸受92はモータケース10へカシメなどで直接固定してもよい。
…第1支持部、202…第2支持部、332…環状溝、334…側壁、335…円筒部、336…凹部、336a…内壁、921…筒部、922…フランジ部、961…板部、962…凸部、970…コイルスプリング
Claims (10)
- 回転軸の外周面から径方向外側に張り出した胴部を備えたロータと、
前記胴部の外周面に対向する筒状のステータ、前記胴部の軸線方向の一方側端部と対向する第1支持部、および前記ロータを前記軸線方向の他方側から支持する第2支持部を備えた固定体と、
前記第1支持部と前記胴部との間に配置され、前記ロータが回転した際に前記一方側端部に周方向で係合して、前記第1支持部に対して摺動しながら前記ロータと一体に回転する摺動部材と、
前記摺動部材と前記胴部との間に配置されて前記ロータを前記軸線方向の他方側に付勢する付勢部材と、
を有することを特徴とするモータ。 - 前記摺動部材は、樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記付勢部材は、コイルスプリングであることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
- 前記一方側端部には、前記コイルスプリングの前記胴部側の端部が内側に配置される環状溝が前記回転軸を囲むように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
- 前記一方側端部には、前記摺動部材とは反対側に向けて凹んだ凹部が形成されており、
前記摺動部材は、前記付勢部材の前記胴部側とは反対側の端部を受ける板部と、前記板部から前記胴部に向けて突出して前記ロータが回転した際、前記凹部の内壁に周方向から当接する凸部と、を備えていることを特徴とする請求項1から4までの何れか一項に記載のモータ。 - 前記凸部は、前記凹部の底部に対して前記軸線方向で離間し、
前記一方側端部は、前記板部に対して前記軸線方向で離間していることを特徴とすることを特徴とする請求項5に記載のモータ。 - 前記一方側端部と前記板部との前記軸線方向における間隔は、前記凸部と前記凹部の底部との前記軸線方向における間隔より広く、
前記凸部と前記凹部の底部とが前記軸線方向で当接した際、前記凸部は、径方向外側の縁、および径方向内側の縁を避けた部分で前記凹部の底部と当接することを特徴とする請求項6に記載のモータ。 - 前記一方側端部と前記板部との前記軸線方向における間隔は、前記凸部と前記凹部の底部との前記軸線方向における間隔より狭いことを特徴とする請求項6に記載のモータ。
- 前記胴部は、前記回転軸に外周面に固定された永久磁石からなることを特徴とする請求項1から8までの何れか一項に記載のモータ。
- 前記第1支持部は、前記回転軸を回転可能に支持するラジアル軸受の前記胴部側の端面であることを特徴とする請求項1から9までの何れか一項に記載のモータ。
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JP2014212686A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 日本電産サンキョー株式会社 | ステッピングモータ |
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-
2019
- 2019-03-20 CN CN201920353067.1U patent/CN209462123U/zh active Active
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