JP4470114B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインナーライナー部材、カーカス部材、サイドウォール部材、ビード部材等からなる未加硫タイヤにタイヤの種類ごとに所定の情報が印刷されたラベルを貼付けるためのラベル貼付装置に関するものである。
従来、この種のラベル貼付装置は、一方の面に所定の間隔をおいて複数のラベルが貼付けられた帯状の台紙からなる台紙ロールの巻芯を回転自在に支持する支持部材と、台紙ロールから引き出される台紙の他方の面に当接可能な当接部材と、当接部材を通過した台紙を外周面に巻掛可能に形成され、当接部材の端部を通過した直後の台紙をその他方の面側に屈曲させるとともに、台紙を所定の距離だけ移動可能な駆動ローラと、当接部材の端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルを吸着するとともに、吸着したラベルを貼付対象物に貼付ける吸着部材とを備え、所定の成形機によって成形された未加硫タイヤにラベルを貼付けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、ラベルに印刷される情報はタイヤの種類ごとに異なるとともに、その情報を台紙ロールのラベルに予め印刷しておく必要があるため、台紙ロールをタイヤの種類ごとに準備するとともに、タイヤの種類を変えて生産を行う場合には、支持部材に支持する台紙ロールを他の台紙ロールに交換するようにしている。このため、台紙ロールを交換する際に、当接部材に当接するとともに駆動ローラに巻掛けられている台紙を取外した後に、次に取付ける台紙ロールから引き出した台紙を当接部材に当接させるとともに駆動ローラに巻掛ける必要があり、ラベルの交換作業によってタイヤの生産を中断させるという問題点があった。
一方、この問題点を解決する装置として、帯状の台紙からなる台紙ロールの巻芯を回転自在に支持する支持部材と、台紙ロールから引き出される台紙の他方の面に当接可能な当接部材と、当接部材を通過した台紙を外周面に巻掛可能に形成され、当接部材の端部を通過した直後の台紙をその他方の面側に屈曲させるとともに、台紙を所定の距離だけ移動可能な駆動ローラと、駆動ローラと互いに外周面が対向するように設けられ、駆動ローラとの間に台紙を挟持する押圧ローラとを有するラベル供給カセットと、当接部材の端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルを吸着するとともに、吸着したラベルを貼付対象物に貼付ける吸着部材とを備え、ラベル供給カセットを他のラベル供給カセットと交換可能に設けることにより、タイヤの生産を中断させることなくラベルの交換を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−329945号公報 特開平8−197637号公報
ところで、近年ではタイヤに求められる機能が多様化して多品種のタイヤを少量ずつ生産するのが一般的であるが、ラベル供給カセットをタイヤの種類ごとに準備すると製造コストが高くつくので、複数のラベル供給カセットを準備するとともにタイヤの種類ごとに複数ロット分のラベルを有する台紙ロールを準備し、生産するタイヤの種類に応じてラベル供給カセットに装着する台紙ロールを交換するようにしている。このため、交換前に装着されていた台紙ロールを所定の保管場所に保管する作業が必要となり、ラベル供給カセットの台紙ロールの交換に手間を要するという問題点があった。また、タイヤの種類ごとに準備された台紙ロールを保管する保管場所が必要になるという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タイヤの生産を中断させることなくラベルの交換を行うことができるとともに、ラベルの交換作業を迅速且つ容易に行うことができ、しかも貼付対象物の種類によって貼付けるラベルが異なる場合でも各ラベルごとに台紙ロールを準備する必要のないラベル貼付装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、一方の面に互いに長手方向に所定の間隔をおいて複数のラベルが貼付けられた帯状の台紙からラベルを剥離するとともに貼付対象物に貼付けるラベル貼付装置において、任意の長さに切断されるとともに巻芯を用いることなくロール状に巻回された前記台紙を収容可能なラベル収納部と、ラベル収納部から引き出される台紙の他方の面に当接可能な当接部材と、当接部材の端部を通過した直後の台紙をその他方の面側に屈曲させ外周面に巻掛可能な巻掛ローラと、巻掛ローラを通過した台紙を収容可能な台紙回収部とを有するラベル供給カセットと、ラベル供給カセットが他のラベル供給カセットと交換可能に取付けられるカセット取付部と、ラベル供給カセットがカセット取付部に取付けられると、そのラベル供給カセットの巻掛ローラと互いに外周面が対向するように設けられ、巻掛ローラとの間に台紙を挟持するとともに、巻掛ローラを回転させて台紙を所定の距離だけ台紙回収部側に移動可能な駆動ローラと、接部材の前記端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルを吸着するとともに、吸着したラベルを貼付対象物に貼付ける吸着部材と、吸着部材を移動させるための吸着部材移動機構とを備え、吸着部材移動機構が吸着部材を当接部材上の台紙のラベルに当接部材の前記端部に到達する前に当接させるとともに、吸着部材を台紙のラベルに当接させた際に吸着部材移動機構の一部が巻掛ローラの外周面に当接するように構成し、駆動ローラによって巻掛ローラを回転させて台紙を所定の距離だけ台紙回収部側に移動する際に、巻掛ローラの回転によって巻掛ローラの外周面に当接している吸着部材移動機構が台紙と同期して移動し、吸着部材移動機構とともに吸着部材が当接部材の前記端部を超える位置まで台紙と同期して移動することにより、当接部材の前記端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルが吸着部材によって吸着されるように構成している。
これにより、ラベル供給カセットが他のラベル供給カセットと交換可能に取付けられていることから、例えば複数のラベル供給カセットを準備するとともに次に生産するタイヤの種類に応じたラベルを予め他のラベル供給カセットに装着しておくことにより、タイヤの生産を中断させることなくラベルの交換を行うことができる。また、ラベル収納部には任意の長さに切断された台紙が巻芯を用いることなく収容されることから、例えばタイヤの生産数に応じた枚数のラベルにだけ所定の情報を印刷するとともに、そのラベルが貼付けられた部分の台紙を切断してラベル供給カセットに装着することができる。また、吸着部材移動機構が吸着部材を当接部材上の台紙のラベルに当接部材の前記端部に到達する前に当接させるとともに、吸着部材を台紙のラベルに当接させた際に吸着部材移動機構の一部が巻掛ローラの外周面に当接するように構成し、駆動ローラによって巻掛ローラを回転させて台紙を所定の距離だけ台紙回収部側に移動する際に、巻掛ローラの回転によって巻掛ローラの外周面に当接している吸着部材移動機構が台紙と同期して移動し、吸着部材移動機構とともに吸着部材が当接部材の前記端部を超える位置まで台紙と同期して移動することにより、当接部材の前記端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルが吸着部材によって吸着されるように構成したことから、吸着部材におけるラベルの吸着位置のばらつきを小さくすることができる。
本発明のラベル貼付装置によれば、ラベル供給カセットを交換することによりタイヤの生産を中断させることなくラベルの交換を行うことができ、しかも、タイヤの生産数に応じた枚数のラベルにだけ所定の情報を印刷するとともに、そのラベルが貼付けられた部分の台紙を切断してラベル供給カセットに装着することができるので、タイヤの生産が終了した後のラベル供給カセットにラベルが多量に残っていることがなく、ラベル供給カセットのラベルを交換する時に交換前に装着されていた台紙を保管せずに廃却することができる。即ち、ラベル供給カセットのラベルの交換作業を迅速且つ容易に行うことができ、生産性の向上を図る上で極めて有利である。また、多量のラベルを有する市販の台紙ロールから必要な分だけ台紙を切り出して使用することができるので、例えばタイヤの種類ごとに台紙ロールを準備する必要がなく、台紙ロールを保管する保管場所を縮小することができる。また、吸着部材におけるラベルの吸着位置のばらつきを小さくすることができるので、ラベルを貼付対象物に正確に貼付ける上で極めて有利である。
図1乃至図12は本発明の一実施形態を示すもので、図1はラベル貼付装置の正面図、図2乃至図6はカセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図、図7乃至図12は未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図である。
本実施形態のラベル貼付装置は、図示しないスプライス部圧着装置に固定されたベース板10と、ベース板10に着脱自在に取付けられるラベル供給カセットとしてのカセット20と、カセット20をベース板10に着脱自在に支持するカセット取付部としてのカセットホルダ30と、ベース板10に回転自在に設けられた駆動ローラ40と、ベース板10に設けられたラベル吸着機構50とを備え、一方の面に互いに長手方向に所定の間隔をおいて複数のラベルLAが貼付けられた帯状の台紙SHからラベルLAを剥離し、剥離したラベルLAを貼付対象物であるインナーライナー部材、サイドウォール部材、カーカス部材及びビード部材からなる未加硫タイヤTAに貼付けるようになっている。また、ラベルLAにはタイヤの種類やサイズなどの情報が印刷されている。
ベース板10は、未加硫タイヤにおけるサイドウォール部材の周方向の重ね合わせ部を圧着させるためのスプライス部圧着装置に固定され、スプライス部圧着装置に保持された未加硫タイヤの幅方向一端側の下方に配置されている。
カセット20は、カセットホルダ30に取付可能に形成されたカセット本体21と、カセット本体21に設けられ、任意の長さに切断されて巻芯を用いることなくロール状に巻回した台紙SHを収容可能なラベル収納部22と、ラベル収納部22から引き出された台紙SHのラベルLAが貼付けられていない他方の面に当接可能な当接部材としてのガイド23と、ガイド23の上端部を通過した台紙SHにおける他方の面を巻掛可能な巻掛ローラとしてのフリーローラ24と、フリーローラ24を通過した台紙を収容可能な台紙回収部25と、フリーローラ24と互いに外周面が対向するように設けられた押さえローラ26とを有している。
カセット本体21は、ラベル収納部22、ガイド23、フリーローラ24及び台紙回収部25が設けられた背面板21aと、背面板21aの下端部から図1における手前側に延びるように形成され、カセットホルダ30の上面に当接する底面板21bと、背面板21aの図1における右端部から手前側に延びるように形成された側面板21cとから構成されている。
ラベル収納部22は背面板21aから図1の手前側に延びるように形成され、ロール状に巻回された台紙の外周面側を外側から覆うように形成されるとともに、ラベル収納部22の図1における左下側に台紙SHを引き出し可能な開口部22aが設けられている。
ガイド23は図1における左側の面が平面上に形成されるとともに、その下端部側が図1の奥側に延びるように形成されて背面板21aに固定され、ガイド23の上端部側と背面板21aとの間には後述するヘッド駆動板52を挿入可能な隙間が設けられている。また、ガイド23の上端部の図1における右側の面は上方に向かって徐々に左側に傾斜するように形成され、ガイド23の上端部が鋭角状になっている。
フリーローラ24は背面板21aに回転可能に支持され、図1におけるガイド23の右側に配置されている。即ち、ガイド23を通過した台紙SHの他方の面を巻掛けることにより、ガイド23の上端部を通過した直後の台紙SHがその他方の面側に鋭角状に屈曲するようになっている。
台紙回収部25は背面板21aから図1の手前側に延びるように形成され、フリーローラ24の下方に配置されている。台紙回収部25は、フリーローラ24を通過して下方に垂れ下がる台紙SHの一方の面に沿うように形成された台紙投入口としての回収ガイド25aと、回収ガイド25aの下端部から台紙SHの他方の面側に湾曲するように形成されるとともに、湾曲した先が上方に向かうように形成された回収部本体25bとから構成され、フリーローラ24を通過して垂れ下がる台紙SHが回収ガイド25a及び回収部本体25bに接触し、台紙SHが他方の面を内側にしてロール状に巻回されるようになっている。
押さえローラ26は背面板21aに回転可能に支持され、図1におけるフリーローラ24の右側に配置されるとともに、フリーローラ24との間に台紙SHを挟持するようになっている。これにより、フリーローラ24に巻掛けられた台紙SHが確実に台紙回収部25に投入されるようになっている。
カセットホルダ30はベース板10から図1の手前側に延びるように形成されるとともに、カセット20の下端部に沿うように形成されている。また、カセットホルダ30の幅方向両端部には上方に延びるように形成されたガイド部30aがそれぞれ設けられ、各ガイド部30aの図1における手前側にはそれぞれ移動規制部材としてのレバー30bが設けられている。レバー30bは図1における手前側に回動自在に形成され、カセットホルダ30に支持したカセット20の図1における手前側への移動を規制可能になっている。
駆動ローラ40はベース板10に回転可能に支持され、図示しないサーボモータまたはACモータによって回転するようになっている。また、駆動ローラ40はカセットホルダ30に支持されたカセット20のフリーローラ24と互いに外周面が対向するように配置され、フリーローラ24との間に台紙SHを挟持するようになっている。
ラベル吸着機構50は、ガイド23上の台紙SHのラベルLAを吸着する吸着部材としてのバキュームヘッド51と、バキュームヘッド51の下側に固定され、バキュームヘッド51よりも図1における右側に突出するように形成されたヘッド駆動板52と、ヘッド駆動板52に固定され、上下方向に延びるように形成されたロッド53と、ロッド53を上下方向に移動自在に支持する周知のエアシリンダからなる縦シリンダ54と、縦シリンダ54を図1における左右方向に移動自在に支持する周知のエアシリンダからなる横シリンダ55と、バキュームパッド51の上端面に固定され、バキュームパッド51よりも図1における右側に突出するように形成された位置決めガイド56とを有している。また、ヘッド駆動板52及び横シリンダ55によって吸着部材移動機構が構成されている。
バキュームヘッド51は図1における右端面に図示しない吸着孔が設けられ、吸着孔から空気を吸引することによりラベルLAを吸着するようになっている。
ヘッド駆動板52はガイド23と背面板21aとの隙間に挿入可能に形成され、バキュームヘッド51をガイド23上の台紙SHのラベルLAに当接させた際に、ヘッド駆動板52の図1における右端面がフリーローラ24の外周面に当接するようになっている。
以上のように構成されたラベル貼付装置のカセット20を交換する場合は、カセットホルダ30の各レバー30bを手前側に回動させ(図2)、カセット20を手前に引き出すことによってカセットホルダ30から取外す(図3)。続いて、次に生産するタイヤに対応するラベルLAが装着された他のカセット20をカセットホルダ30の手前側から奥側に挿入し(図4)、各レバー30bを奥側に回動させる(図5)。これにより、フリーローラ24の外周面と駆動ローラ40の外周面とが互いに対向し、フリーローラ24と駆動ローラ40との間に台紙SHが挟持される。
続いて、図示しないセンサ及びセンサの検知結果に基づき制御される駆動ローラ40により、先頭のラベルLAがガイド23の上端部よりも少し下方に位置するように頭出しされる(図6)。
ここで、取外したカセット20に新たな台紙SHを装着する場合は、数千から数万枚のラベルを有する図示しない市販されている台紙ロールから必要なだけ台紙SHを引き出すとともに、次に生産するタイヤの数量に応じた枚数のラベルLAにだけ所定の情報を印刷し、印刷されたラベルLAが貼付けられた部分の台紙を切断するとともに、その台紙をロール状に巻回してラベル収納部22に収容する。このため、交換のためにラベルホルダ30から取外されたカセット20にラベルLAが多量に残っていることがなく、交換前に装着されていた台紙を保管せずに廃却することができる。
続いて、カセット20が取付けられたラベル貼付装置によって未加硫タイヤTAにラベルLAを貼付ける場合は、先ず、横シリンダ55によってバキュームヘッド51及びヘッド駆動板52をガイド23側に移動させ、ガイド23上における台紙SHの先頭のラベルLAにバキュームヘッド51を当接させるとともに、バキュームヘッド51によってラベルLAを吸着する(図7)。このとき、ヘッド駆動板52はフリーローラ24の外周面に当接する。また、縦シリンダ54をロッド53が上下方向に移動可能な状態にしておく。
次に、駆動ローラ40を所定の角度だけ回転させることにより、駆動ローラ40の回転によってフリーローラ24が回転するとともに、フリーローラ24の回転によってヘッド駆動板52が上方に移動し、台紙SHの上方への移動と同期してバキュームヘッド51がガイド23の上端部を越える位置まで上方に移動する(図8)。ここで、台紙SHはガイド23を通過した直後に台紙SHの他方の面側に屈曲するので、ラベルLAが台紙SHから剥離してバキュームヘッド51に吸着する。即ち、台紙SHが屈曲する際にラベルLAはその剛性によって屈曲しないため、ラベルLAが台紙SHから確実に剥離される。また、バキュームパッド51が台紙SHと同期して移動するとともに、ガイド23の上端部を越える位置まで上方に移動するので、バキュームパッド51におけるラベルLAの吸着位置のばらつきを小さくすることができる。
続いて、横シリンダ55によってバキュームパッド51及びパッド駆動板52をガイド23から離れる方向に移動するとともに(図9)、縦シリンダ54によってバキュームパッド51、パッド駆動板52及びロッド53を上方に移動させた後、位置決めガイド56が未加硫タイヤTAの内周面に上方から係止するように、縦シリンダ54及び横シリンダ55によってバキュームパッド51を下方及び未加硫タイヤTA側に移動する(図10)。ここで、位置決めガイド56を未加硫タイヤTAの内周面に上方から係止することにより、未加硫タイヤTAに対するバキュームパッド51の高さ方向の位置が常に所定の位置になるため、未加硫タイヤTAに貼付けられるラベルLAの位置のばらつきを小さくすることができる。
次に、横シリンダ55によってバキュームパッド51に吸着されているラベルLAを未加硫タイヤTAの幅方向一端部に当接させるとともに、バキュームパッド51によるラベルLAの吸着を解除し(図11)、縦シリンダ54及び横シリンダ55によってバキュームパッド51を次に吸着するラベルLAに当接可能な所定の待機位置に移動させる(図12)。
このように、本実施形態によれば、カセット20がカセットホルダ30に他のカセット20と交換可能に取付けられていることから、複数のカセット20を準備するとともに次に生産するタイヤTAの種類に応じたラベルLAを予め他のカセット20に装着しておくことにより、タイヤの生産を中断させることなくラベルLAの交換を行うことができる。
また、カセット20のラベル収納部22は任意の長さに切断されて巻芯を用いることなくロール状に巻回された台紙SHを収容可能に形成され、生産するタイヤの数量に応じた枚数のラベルLAにだけ所定の情報を印刷するとともに、そのラベルLAが貼付けられた部分の台紙SHを切断してロール状に巻回することにより、ラベルLAの貼付けられた台紙SHをカセット20に装着することができるので、タイヤの生産が終了して取外したカセット20にラベルLAが多量に残っていることがなく、カセット20のラベルLAを交換する時に交換前に装着されていた台紙SHを保管せずに廃却することができる。即ち、カセット20のラベルLAの交換作業を迅速且つ容易に行うことができ、生産性を向上する上で極めて有利である。
さらに、数千から数万のラベルLAを有する市販の台紙ロールから台紙SHを必要な分だけ引き出すとともに、生産するタイヤの数量に応じた枚数のラベルLAにだけ所定の情報を印刷し、そのラベルLAが貼付けられた部分の台紙SHを切断してカセット20に装着することができるので、タイヤの種類ごとに市販の台紙ロールを準備する必要がなく、台紙ロールを保管する保管場所を縮小することができる。
また、カセットホルダ30は幅方向両端部にそれぞれ設けられたガイド部30aによりカセット20を手前側から取付可能になっており、また、各ガイド部30aにはそれぞれレバー30bを設けるとともに、各レバー30bを手前側に回動自在に形成したので、カセット20をカセットホルダ30に装着して各レバー30bを奥側に回動させることによりカセット20の手前側への移動が規制されるとともに、各レバー30bを手前側に回動させることによりカセット20の取外しが可能となるので、カセット20がカセットホルダ30に確実に支持されるとともに、カセット20のカセットホルダ30への着脱を容易に行うことができる。
さらに、ラベル収納部22を、ロール状に巻回された台紙SHの外周面側を外側から覆うように形成するとともに、ラベル収納部22の一部に台紙SHを引き出し可能な開口部22aを設けたので、巻芯を用いないで巻回された台紙SHを確実にカセット20に保持するとともに、ガイド23側への台紙SHの供給を円滑に行うことができる。
また、台紙回収部25を、フリーローラ24を通過して下方に垂れ下がる台紙SHの一方の面に沿うように形成された回収ガイド25aと、回収ガイド25aの下端部から台紙SHの他方の面側に湾曲するように形成されるとともに、湾曲した先が上方に向かうように形成された回収部本体25bとから構成し、フリーローラ24を通過して垂れ下がる台紙SHが回収ガイド25a及び回収部本体25bに接触し、台紙SHが他方の面を内側にしてロール状に巻回されるようになっているので、カセット20のラベルLAを交換する際の台紙SHの取出しが容易であり、カセット20のラベルLAの交換作業を迅速に行う上で極めて有利である。
さらに、バキュームヘッド51をガイド23上の台紙SHのラベルLAにガイド23の上端部に到達する前に吸着させるとともに、バキュームパッド51を台紙SHの移動方向にその移動と同期するように移動させ、また、バキュームパッド51をガイド23の上端部を越える位置まで移動させるようにし、台紙SHがガイド23の上端部で屈曲することによりラベルLAが台紙SHから確実に剥離するとともに、剥離したラベルLAが台紙SHと同期して移動するバキュームパッド51に吸着されるようにしたので、バキュームパッド51におけるラベルLAの吸着位置のばらつきを小さくすることができ、ラベルLAを未加硫タイヤTAに正確に貼付ける上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、未加硫タイヤTAにラベルLAを貼付けるものを示したが、未加硫タイヤを構成する未加硫ゴム部材、加硫タイヤ、タイヤ以外の工業製品などにラベルLAを貼付けることも可能である。
また、本実施形態では、ガイド23上の台紙SHにその自重によって張力が付与されるものを示したが、ガイド23上の台紙SHを所定の力でガイド23側に押し付けるブレーキをベース板10に設け、ガイド23上の台紙SHに所定の張力を付与することも可能である。
本発明における一実施形態を示すラベル貼付装置の正面図 カセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図 カセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図 カセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図 カセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図 カセットを交換する際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図 未加硫タイヤにラベルを貼付ける際のラベル貼付装置の動作説明図
符号の説明
10…ベース板、20…カセット、21…カセット本体、22…ラベル収納部、22a…開口部、23…ガイド、24…フリーローラ、25…台紙回収部、25a…回収ガイド、25b…回収部本体、30…カセットホルダ、30a…ガイド部、30b…レバー、40…駆動ローラ、50…ラベル吸着機構、51…バキュームヘッド、52…ヘッド駆動板、53…ロッド、54…縦シリンダ、55…横シリンダ、556…位置決めガイド、SH…台紙、LA…ラベル、TA…未加硫タイヤ。

Claims (4)

  1. 一方の面に互いに長手方向に所定の間隔をおいて複数のラベルが貼付けられた帯状の台紙からラベルを剥離するとともに貼付対象物に貼付けるラベル貼付装置において、
    任意の長さに切断されるとともに巻芯を用いることなくロール状に巻回された前記台紙を収容可能なラベル収納部と、ラベル収納部から引き出される台紙の他方の面に当接可能な当接部材と、当接部材の端部を通過した直後の台紙をその他方の面側に屈曲させ外周面に巻掛可能な巻掛ローラと、巻掛ローラを通過した台紙を収容可能な台紙回収部とを有するラベル供給カセットと、
    ラベル供給カセットが他のラベル供給カセットと交換可能に取付けられるカセット取付部と、
    ラベル供給カセットがカセット取付部に取付けられると、そのラベル供給カセットの巻掛ローラと互いに外周面が対向するように設けられ、巻掛ローラとの間に台紙を挟持するとともに、巻掛ローラを回転させて台紙を所定の距離だけ台紙回収部側に移動可能な駆動ローラと、
    接部材の前記端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルを吸着するとともに、吸着したラベルを貼付対象物に貼付ける吸着部材と、
    吸着部材を移動させるための吸着部材移動機構とを備え、
    吸着部材移動機構が吸着部材を当接部材上の台紙のラベルに当接部材の前記端部に到達する前に当接させるとともに、吸着部材を台紙のラベルに当接させた際に吸着部材移動機構の一部が巻掛ローラの外周面に当接するように構成し、
    駆動ローラによって巻掛ローラを回転させて台紙を所定の距離だけ台紙回収部側に移動する際に、巻掛ローラの回転によって巻掛ローラの外周面に当接している吸着部材移動機構が台紙と同期して移動し、吸着部材移動機構とともに吸着部材が当接部材の前記端部を超える位置まで台紙と同期して移動することにより、当接部材の前記端部における台紙の屈曲によって剥離するラベルが吸着部材によって吸着されるように構成した
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記カセット取付部を所定の方向のみからラベル供給カセットを取付可能に形成するとともに、
    カセット取付部にラベル供給カセットの前記所定の方向と反対の方向への移動を規制可能な移動規制部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記ラベル収納部を、ロール状に巻回された台紙の外周面側を外側から覆うように形成するとともに、その一部から台紙を引き出し可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記台紙回収部を、内部に投入される台紙が他方の面を内側にしてロール状に巻回されるように、台紙投入口を駆動ローラから送り出される台紙の一方の面に沿うように形成するとともに、その内部を台紙の他方の面側に湾曲するように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のラベル貼付装置。
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