JP4151323B2 - ラベル剥離装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品番号等が印字されたラベルを台紙から分離するラベル剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の製品の中には、製造番号等が印字されたラベルが貼付されているものがあり、この貼付作業を行うためにラベル剥離装置が使用されている。例えば、特開平4−18241号公報には、このような用途に用いるために、ラベルを剥離台紙から剥離する「カートリッジ式ラベルディスペンサ」が開示されている。
【0003】
図18は、上述した公報に開示された従来のカートリッジ式ラベルディスペンサを示す斜視図である。また、図19は図18に示したカートリッジ式ラベルディスペンサにおいてラベルを剥離する仕組みを示す図である。これらの図に示す従来のカートリッジ式ラベルディスペンサ51は、ラベル用カートリッジ52と、このラベル式カートリッジ52を固定するための据付台53を含んでいる。このラベル用カートリッジ52は、剥離台紙77にラベル78を貼付したラベル連続体76を保持する保持リール75と、このラベル連続体76から引き出された剥離台紙77を押さえるためのローラ54と、送られてきた剥離台紙77を折返して剥離台紙77からラベル78を剥離するための折返し軸56と、剥離台紙77を押さえるためのガイド軸57とを含んでいる。また、据付台53には、剥離台紙77の一端を引っ張るための送りローラ63、64と、これらの送りローラ63、64を駆動するモータ65とが設けられている。剥離台紙77を所定方向に送り出しながら折返し軸56によって折り返すことにより、ラベル78が剥離するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、生産ロット数が少なくラベルの交換頻度が高い、いわゆる多品種少量生産に対応するためには、多数のラベルが貼付された剥離台紙を多数配設する方が生産効率がよい。しかしながら、上述した従来のラベルディスペンサ51は、据付台53に備わったモータ65によって送りローラ63、64を駆動して剥離台紙77の一端を引っ張る構造であるため、ラベル用カートリッジ52を並列に配設すると、それぞれのラベル用カートリッジ52毎にモータ65等による駆動部が必要になり、多数のラベルディスペンサ51による占有面積が極めて大きくなって、製造設備を配置する空間の使用効率が悪くなる。
【0005】
また、上述した従来のラベルディスペンサ51は、剥離台紙77をロール状の中空の芯部を保持リール75によって保持する構造を有しているため、剥離台紙77の供給形態がロール状に限定される欠点があり、しかも、この剥離台紙77はローラ54で押さえる必要があるため、保持リール75から剥離台紙77を引き出してローラ54の下側に通す作業や、剥離台紙77を折り返した後に、さらに引き出して据付台53の送りローラ63、64の間の隙間に通す煩雑な作業が必要になる。このため、剥離台紙77の装着作業が極めて煩雑であって、剥離台紙77をラベル用カートリッジ52に装着する際の作業性が悪いという問題があった。
【0006】
また、他品種少量生産に対応する場合、作業員が剥離台紙77を機種に応じて頻繁に入れ替えする必要があるため、極めて作業効率が悪いという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、小さな専有面積で多品種に対応することができ、しかもラベルが貼付された台紙の交換作業が容易で、作業効率がよいラベル剥離装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のラベル剥離装置は、着脱可能なカートリッジと装置本体とを備えている。カートリッジは、複数のラベルが貼付された帯状の台紙を収納する台紙収納部と、所定の搬送面に接触させた状態で台紙が送られて少なくとも一箇所でラベルを外側にした状態で屈曲させるガイド部とを有する。装置本体は、屈曲した後の台紙に外側から押圧される送りローラと、この送りローラを回転駆動することにより台紙を送る駆動機構部とを有する。カートリッジのガイド部に接触した状態で台紙が送られるため、この接触部に発生する摩擦力によって適度な張力を与えた状態で台紙を屈曲させることができ、台紙を装着後に上から抑えるローラ等を別に設ける必要がない。このため、カートリッジの構造を簡素化して装置を小型化することによって装置の占有面積を小さくすることができるとともに、ローラ等の下に台紙を通す必要がないためラベルが貼付された台紙の交換作業が容易になる。
【0008】
また、上述した台紙収納部は互いに180度未満の角度をなす2つの面を有しており、ロール状に巻かれた台紙をこれら2つの面の上に載せるとともに、一方の面に沿って台紙を引き出すことが望ましい。ロール状に巻かれた台紙を台紙収納部に載せるだけでカートリッジへの装着を行うことができるため、台紙の交換作業をさらに容易にすることができる。また、台紙の残量が少なくなってロール部分の径が小さくなった場合であっても、確実にV字型の2つの面でロール状の台紙を支えるとともに一方の面に沿って台紙を引き出すことができるため、常に台紙の送り状態を同じにすることができ、安定したラベル剥離動作が可能になる。
【0009】
また、上述したカートリッジは、ガイド部に沿って送られる台紙を押圧部材を用いて部分的に押圧して押さえるとともに、この押圧部材とガイド部との間に形成される隙間を任意に拡大可能に押圧部材を支持する止め部をさらに有することが望ましい。このような止め部をカートリッジに設けることにより、台紙の端部の装着が容易となり、台紙の交換作業に要する手間を低減することができる。
【0010】
また、上述したカートリッジは、装置本体に対して位置決めを行う嵌合部材を有しており、装置本体は、カートリッジが装着可能な位置に、嵌合部材を着脱自在に嵌合させる嵌合受部材を有することが望ましい。カートリッジの嵌合部材を装置本体の嵌合受部材に嵌合させるだけでカートリッジの位置決めを行うことができるため、カートリッジの交換時の位置決め作業に要する手間を低減することができる。
【0011】
また、複数のカートリッジが装着可能であり、上述した装置本体は、複数のカートリッジの配列方向に沿って送りローラを移動して位置決めする位置決め手段をさらに備えることが望ましい。これにより、カートリッジの交換作業回数を大幅に削減することができるとともに、その時点で剥離対象となっていないカートリッジに対して台紙を交換する等の工夫をすることにより台紙の交換作業の効率をさらに向上させることができるため、多品種少量生産の用途に適したラベル剥離装置を実現することができる。特に、それぞれのカートリッジに装着された台紙を送るために、装置本体に共通の駆動機構部が設けられており、カートリッジの数を増やした場合であってもラベル剥離装置全体の占有面積を小さくすることができ、極めて設置効率がよいラベル剥離装置を実現することも可能になる。
【0012】
また、上述した装置本体は、台紙に貼付されたラベルの位置を検出する位置検出センサをさらに備えており、この位置検出センサによる検出結果に基づいて台紙の送り量を設定することが望ましい。これにより、カートリッジに対する台紙の装着状態にかかわらず、常に正確にラベル位置を認識することが可能になり、精度の高いラベル剥離動作を行うことができる。特に、ラベル貼付用ロボットの吸着ハンド等に精度よく剥離後のラベルを供給することができるため、高速なラベル貼付を可能にするラベル貼付装置を実現することができる。
【0013】
また、上述した装置本体は、台紙の残量を検出する残量検出センサをさらに備えることが望ましい。これにより、目視等に頼ることなく台紙の残量が少なくなったことを知ることができるため、台紙交換時の手間をさらに軽減することができる。
【0014】
また、上述した装置本体は、剥離前のラベルに対して印字を行う印字手段をさらに備えることが望ましい。これにより、ラベルを剥離する直前に、日付やロット番号等の個別データを印字することが可能になるため、台紙交換時に生じる無駄を抑えることができる。
【0015】
また、上述した装置本体は、ラベルが剥離された後の台紙を切断する切断機構部をさらに備えることが望ましい。このように、ラベル剥離後の不要な台紙を切断することにより、台紙の先端部分が他の部材等に接触するこがなくなるため、ガイド部上で台紙にたるみが生じることを防止することができる。
【0016】
また、上述した装置本体は、複数のカートリッジの配列方法に沿ってカートリッジを移動して位置決めするカートリッジ位置決め手段を備えることが望ましい。これにより、カートリッジの移動と位置決めが可能となることから、台紙を送っている間に、使用していないカートリッジの交換作業を行うことができ、しかも必ずしも装置本体に送りローラの位置決め手段を備える必要がないので装置本体を小型化することができ、装置本体の占有面積をさらに小さくすることができる。
【0017】
また、複数のカートリッジを収納可能なカートリッジ収納部と、カートリッジ収納部と、装置本体のカートリッジを入れ替えるカートリッジ入替手段とを備えることが望ましい。例えば、多品種少量生産に対応する場合、あらかじめ1日の生産に必要なラベル入りのカートリッジをカートリッジ収納部に多数収納しておくことにより、カートリッジ入替手段によってカートリッジ収納部と装置本体のカートリッジを自動で入れ替えすることができる。これにより、作業員が頻繁にラベル剥離装置に付いてカートリッジの入れ替えを行う必要がなくなるため、作業効率が大幅に向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のラベル剥離装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態のラベル剥離装置は、装置本体1と、この装置本体1に対して着脱可能な1あるいは複数のカートリッジ2とを含んで構成されている。各カートリッジ2には、剥離対象となるラベル68を含むラベル連続体20が収納される。
【0019】
図1は、カートリッジ2の正面図である。また、図2はカートリッジ2の先端部分の拡大図である。図3は、カートリッジ2の平面図である。図4は、カートリッジ2に対するラベル連続体20の収納状態を示す斜視図である。
カートリッジ2は、ラベル68が所定間隔で貼付された剥離台紙67を保持リール55の周りに帯ロール状に巻回したラベル連続体20を収納するとともに、ラベル68が貼付された状態の剥離台紙67を装置本体1側に供給するためのものであり、嵌合部材4、台紙収納部5、ガイド部6、従動ローラ7、止め部8を有している。
【0020】
嵌合部材4は、カートリッジ2の下面の数カ所に設けられており、装置本体1側に設けられた嵌合受部材9と嵌合させることにより、装置本体1に対するカートリッジ2の固定が行われる。
台紙収納部5は、ラベル連続体20を載せるために上面5a、5bがV字型に形成された受け部である。このV字型の上面5a、5bにラベル連続体20を載せた状態で、このラベル連続体20から剥離台紙67を引き出す向きにガイド部6が形成されている。また、この台紙収納部5の両サイドには、側板51が設けられている。この側板51によって、台紙収納部5に載せたラベル連続体20が横方向(保持リール55の回転軸に沿った方向)に移動しないようになっている。
【0021】
ガイド部6は、ラベル連続体20から引き出された剥離台紙67を水平な上面6aに沿って移動させるためのものである。この搬送面となる水平な上面6aは、上述した台紙収納部5のV字型の一方の上面5aとともに、剥離台紙67を引き出す際に、この剥離台紙67との間に適当な摩擦力が生じるようなっている。ガイド部6の先端面6cは、台紙収納部5に隣接する水平な上面5aに対して鋭角な角度をなしており、この鋭角な角部を通して剥離台紙67を折り曲げることにより、剥離台紙67の表面からラベル68が剥離するようになっている。
【0022】
従動ローラ7は、ガイド部6の内部に軸着された樹脂製の円柱状部材であり、その一部がガイド部6の先端面6cから露出している。
止め部8は、ガイド部6の先端面6cを覆っており、ガイド部6の先端近傍において軸着されている。止め部8の一方端には、ガイド部6の先端面6cを覆う押圧部材としての止め板29が形成されており、他方端側に設けられたバネ30によってこの止め板29がガイド部6の先端面6cに適当な力で押圧される。また、止め板29を下方向に下げることにより、止め部8がバネ30のバネ圧に抗して回転するようになっており、止め板29とガイド部6の先端面6cとの間に所定の隙間を確保することができる。このように形成される隙間を利用して、ラベル剥離作業の開始に先立って剥離台紙67の先端部分を挿入する作業や、ラベル連続体20を交換する際に剥離台紙67の先端部分を引き抜く作業が行われる。
【0023】
図5は、装置本体1に複数(例えば2つ)のカートリッジ2を装着した状態を示す平面図である。なお、図5ではカートリッジ2の装着に関係する嵌合部材4と嵌合受部材9に着目した部分的な構成が示されている。
図5に示すように、カートリッジ2の装着位置の周辺には複数の嵌合受部材9が設けられており、それぞれの嵌合受部材9に嵌合部材4を嵌合させることにより、装置本体1に対するカートリッジ2の装着が行われる。その後、装置本体1に設けられた嵌合穴32に位置決めピン31を装着することにより、カートリッジ2の固定が行われる。
【0024】
図6は、本実施形態のラベル剥離装置に含まれる装置本体1の平面図である。また、図7は装置本体1の正面図である。図8は、装置本体1の側面図である。
これらの図に示す装置本体1は、いずれかのカートリッジ2がラベル68の剥離対象として選択されたときに、このカートリッジ2のガイド部6の先端部近傍において止め板29によって抑えられた剥離台紙67に向けて送りローラ10を移動させた後、この送りローラ10を回転駆動して剥離台紙67を所定量引き出すことによりこの剥離台紙67からラベル68を剥離させる一連の動作を行う。
【0025】
装置本体1は、剥離台紙67の送り方向と垂直な方向(複数のカートリッジ2が配列される方向)に、送りローラ10とその周辺機構(詳細は後述する)を移動させるために、プレート27の下部に敷設された直動ガイド26と、このプレート27を直動ガイド26に沿って移動させる位置決め手段としての位置決め駆動部15とを有している。
【0026】
プレート27には送りローラ10やその周辺機構が載置されており、プレート27を直動ガイド26に沿って移動させることにより、送りローラ10の位置を剥離対象となるカートリッジ2の位置に合わせることができる。位置決め駆動部15は、連結部材33を介してプレート27が連結されており、プレート27を直動ガイド26に沿って移動させる。例えば、この位置決め駆動部15は、サーボスライダ等によって構成されており、制御装置(図示せず)による電気制御によってプレート27を移動させ、その位置を精度よく設定することができる。
【0027】
上述したプレート27には、送りローラ10と、この送りローラ10を一方向に回転させる駆動機構部11が載置されている。駆動機構部11は、モータとその回転方向を変換するギアボックス等が内蔵されており、その先端部に送りモータ10が回転可能な状態で取り付けられている。内蔵されたモータを所定のタイミングで回転させることにより、駆動機構部11の先端部に取り付けられた送りローラ10を回転させることができる。
【0028】
また、プレート27には、送りローラ10が先端部に取り付けられた駆動機構部11の全体を剥離台紙67の送り方向に平行に移動させるために、駆動機構部11の下部に敷設された直動ガイド22と、駆動機構部11を直動ガイド22に沿って移動させるエアシリンダ23が設けられている。エアシリンダ23のロッド部23aが連結部材23bを介して駆動機構部11に連結されており、エアシリンダ23の駆動によって駆動機構部11全体が直動ガイド22に沿って移動する。
【0029】
エアシリンダ23の後退位置(原位置)は、ロッド23aの引き込み側であり、この状態が駆動機構部11が剥離台紙67から最も遠ざかった位置となる。プレート27を移動させる場合には、送りローラ10と各カートリッジ2の先端部分とが干渉しないように、エアシリンダ23の状態は必ず後退位置に戻される。
【0030】
また、プレート27には、ラベル68を剥離した後の剥離台紙67を切断するために、カッター14およびダイ25からなる切断機構部24が設けられている。カッター14は、駆動部14aとともにプレート27に固定されている。ダイ25は、装置本体1の基台34に直接固定されている。ダイ25の下面にカッター14の上面が摺接しており、プレート27とともにカッター14を移動させることにより、ダイ25の下面に沿ってカッター14が摺動して剥離台紙67が切断される。
【0031】
また、プレート27には、鉛直方向に延びる2本の支柱19が設けられている。さらに、これらの支柱19の上部には、水平方向に延びるブラケット28が固定されている。このブラケット28には、その先端近傍であって剥離対象となるカートリッジ2の上部位置に、位置検出センサ16、印字ヘッド17および残量検出センサ18が固定されている。
【0032】
位置検出センサ16は、カートリッジ2のガイド部6を移動する剥離台紙67上のラベル68の位置を検出する。例えば、この位置検出センサ16は、ガイド部6の上面6aを撮影するカメラを用いて実現する方法が考えられる。但し、ラベル68の位置を検出することができればよいため、赤外線センサを利用したり、剥離台紙67の所定位置(例えばラベル68の端部)に穿孔しておいてこれを機械的あるいは光学的に検出するようにしてもよい。
【0033】
印字ヘッド17は、カートリッジ2のガイド部6の上面6aに移動してきた剥離台紙67上のラベル68に対して各種のデータを印字する印字手段である。ラベル68が貼付される製品毎にカートリッジ2が用意されている場合であっても、製造ロッド番号や製造日等の個別データはラベル68毎に印字する必要があり、印字ヘッド17を用いることにより、このような印字作業が剥離台紙67から剥離直前のラベル68に対して行われる。
【0034】
残量センサ18は、剥離対象となっているカートリッジ2についてラベル68の残量を検出する。例えば、赤外線式の残量センサ18が用いられており、残量センサ18は、赤外線をラベル連続体20の表面に照射し、その反射光のレベルを検出して所定値と比較することにより、ラベル連続体20の直径が小さくなってラベル68が残り少なくなったことを検出する。なお、この残量検出機構については、他の手法、例えば超音波センサを用いたり、ラベル連続体20の直径が小さくなったことを検出する機械式センサを用いるようにしてもよい。
【0035】
本実施形態のラベル剥離装置はこのような構造を有しており、次にこのラベル剥離装置を用いてラベル68の剥離作業を行う場合の一連の動作について説明する。
ラベル連続体20の装着と取り出し
カートリッジ2に対するラベル連続体20の装着は、以下のようにして行われる。
【0036】
まず、ラベル連続体20の外周部分を台紙収納部5のV字型の上面5a、5bに合わせた状態でセットする。次に、ラベル連続体20の送り側端部を一旦ガイド部6の先端部より外側に引き出して剥離台紙67に張力を与えた状態を維持しながら、ガイド部6の先端で剥離台紙67を鋭角に屈曲させて下方向に引っ張る。この状態を維持しながら、止め板29の一部を押し込むことでバネ30を縮めて止め板29と従動ローラ7との間に隙間を生じさせ、この隙間部分に剥離台紙67の引出し端部を差し入れる。その後、止め板29の押し込みを元の位置に戻す。バネ30の弾性力によって止め板29が従動ローラ7側に押圧されるため、これらの間に挟まれた剥離台紙67は、適当な加圧力にて止め板29と従動ローラ7との間で保持される。このようにして、ラベル連続体20がカートリッジ2に装着される。
【0037】
一方、カートリッジ2からのラベル連続体20の取り出しは、以下のようにして行われる。
まず、止め板29の一部を押し込んでバネ30を縮めて止め板29と従動ローラ7との間に隙間を生じさせ、止め板29と従動ローラ7との間に保持しておいた剥離台紙67を上方向に引き出す。その後、止め板29の押し込みを元の位置に戻すとともに、ラベル連続体20を台紙収納部5から上方向に取り出す。
【0038】
カートリッジ2の装置本体1への装着
次に、装置本体1に対してカートリッジ2を装着する場合について説明する。
まず、ラベル連続体20が装着されたカートリッジ2に設けられている嵌合部材4を、装置本体1に設けられた嵌合受部材9に嵌合させる。この状態で、位置決めピン31を、装置本体1に形成された嵌合穴32に挿通する。これにより、装置本体1の所定位置に位置決めされた状態でカートリッジ2が固定される。
【0039】
なお、本実施形態では、位置決めピン31を用いてカートリッジの固定を行ったが、その他の固定方法、例えば位置決めピン31の代わりにトグル式クランプを用いて、嵌合部材4を嵌合受部材9に押しつけた状態で固定するようにしてもよい。
【0040】
また、図5に示すように、カートリッジ2の装着位置近傍には近接センサ35が設けられており、制御装置(図示せず)は、装置本体1の所定位置にカートリッジ2が装着されたことを検出することができる。また、本実施形態の装置本体1には、複数のカートリッジ2が同時に装着可能なように、複数組の嵌合受部材9が設けられている。
【0041】
ラベル68の剥離動作
カートリッジ2が装置本体1に装着された後、このカートリッジ2に収納されたラベル連続体20の剥離台紙67からラベル68を剥離するためには、まず、プレート27を直動ガイド26に沿って所定位置まで移動させる必要がある。例えば、制御装置は、カートリッジ2が装着されたことを近接センサ35によって検出すると、位置決め駆動部15に動作指示を与え、このカートリッジ2に対応する位置にプレート27を移動させる。この移動時には、プレート27上に設置されたエアシリンダ23のロッド23aは後退位置(原位置)にある。
【0042】
次に、制御装置は、シリンダ23を駆動して駆動機構部11をカートリッジ2側に移動させる。この移動は、送りローラ10の外周部分がカートリッジ2の先端部分で折り返された剥離台紙67に接するまで行われる。
その後、駆動機構部11によって送りローラ10を所定量回転させることにより、カートリッジ2の先端部分で鋭角に屈曲した状態で下方向に剥離台紙67を引き下げることができ、この鋭角位置において1枚のラベル68を剥離台紙67から剥離することができる。本実施形態のラベル剥離装置には位置検出センサ16が備わっているため、1枚のラベル68に相当する長さ分だけ剥離台紙67を送ったことを容易に検出することができ、精度の高い剥離動作を行うことが可能になる。
【0043】
また、この剥離動作とともに剥離台紙67の端部がダイ25の側面近傍を通って下側に導かれるため、制御装置は、適当なタイミング、例えばラベル68を1枚だけ剥離した直後のタイミングで、位置決め駆動部15を駆動してプレート27を直動ガイド26に沿って往復移動させることにより、このプレート27に取り付けられたカッター14をダイ25に沿って摺動させて剥離台紙67を切断する。このようにして1枚のラベル68の剥離動作が終了する毎に、1枚のラベル68に相当する長さの剥離台紙67が切断され、台紙受け36に排出される。
【0044】
ラベル68に対する印字動作
本実施形態のラベル剥離装置には印字ヘッド17が備わっているため、ラベル68を剥離する前に、ラベル68の空白領域に個別データを印字することができる。この印字作業は、剥離直前のラベル68に対して行うことが最も好ましい。これにより、例えば製造ロットが変更される場合や製造日が変わる場合等において、製造ロット番号や製造日等の個別データの印字が終了した後であって剥離前のラベル68の数を減らすことができるため、無駄に廃却されるラベル68の数を減らすことができる。
【0045】
このように、本実施形態のラベル剥離装置では、カートリッジ2のガイド部6に接触した状態で剥離台紙67が送られるため、この接触部に発生する摩擦力によって適度な張力を与えた状態で剥離台紙67を屈曲させることができ、剥離台紙67を装着後に上から抑えるローラ等を別に設ける必要がない。このため、カートリッジ2の構造を簡素化してラベル剥離装置全体を小型化することによって装置の占有面積を小さくすることができるとともに、ローラ等の下に剥離台紙67を通す必要がないためラベル68が貼付された剥離台紙67の交換作業が容易になる。
【0046】
また、ロール状に巻かれた剥離台紙67を台紙収納部5に載せるだけでカートリッジ2への装着を行うことができるため、剥離台紙67の交換作業をさらに容易にすることができる。また、剥離台紙67の残量が少なくなってロール部分の径が小さくなった場合であっても、確実にV字型の2つの面でロール状の剥離台紙67を支えるとともに一方の面に沿って剥離台紙67を引き出すことができるため、常に剥離台紙67の送り状態を同じにすることができ、安定したラベル剥離動作が可能になる。
【0047】
また、剥離台紙67の先端を押さえる止め部8をカートリッジ2に設けることにより、剥離台紙67の端部の装着が容易となり、剥離台紙67の交換作業に要する手間を低減することができる。
また、カートリッジ2の嵌合部4を装置本体1の嵌合受部材9に嵌合させるだけでカートリッジ2の位置決めを行うことができるため、カートリッジ2の交換時の位置決め作業に要する手間を低減することができる。
【0048】
また、剥離台紙67の送り方向に対して垂直方向に沿って複数のカートリッジ2が装着可能であるため、カートリッジ2の交換作業回数を大幅に削減することができるとともに、その時点で剥離対象となっていないカートリッジ2に対して剥離台紙67を交換する等の工夫をすることにより剥離台紙67の交換作業の効率をさらに向上させることができ、多品種少量生産の用途に適したラベル剥離装置を実現することができる。特に、それぞれのカートリッジ2に装着された剥離台紙67を送るために、装置本体1に共通の駆動機構部11が設けられており、カートリッジ2の数を増やした場合であってもラベル剥離装置全体の占有面積を小さくすることができ、極めて設置効率がよいラベル剥離装置を実現することができる。
【0049】
また、剥離台紙67に貼付されたラベル68の位置を検出する位置検出センサ16が備わっているため、カートリッジ2に対する剥離台紙67の装着状態にかかわらず、常に正確にラベル位置を認識することが可能になり、精度の高いラベル剥離動作を行うことができる。特に、ラベル貼付用ロボットの吸着ハンド等に精度よく剥離後のラベル68を供給することができるため、高速なラベル貼付を可能にするラベル貼付装置を実現することができる。
【0050】
また、剥離台紙67の残量を検出する残量検出センサ18を備えることにより、目視等に頼ることなく剥離台紙67の残量が少なくなったことを知ることができるため、剥離台紙交換時の手間をさらに軽減することができる。
また、剥離前のラベル68に対して印字を行う印字ヘッド17を備えることにより、ラベル68を剥離する直前に、日付やロット番号等の個別データを印字することが可能になるため、台紙交換時に生じる無駄を抑えることができる。
【0051】
また、ラベル68が剥離された後の剥離台紙67を切断する切断機構部24をに備えることにより、ラベル剥離後の不要な剥離台紙67を切断して、剥離台紙67の先端部分が他の部材等に接触するこをなくすことができるため、ガイド部6上で剥離台紙67にたるみが生じることを防止することができる。
【0052】
なお、上述した実施形態では、装置本体1に複数のカートリッジ2を装着可能にしたラベル剥離装置について説明したが、カートリッジ2に対するラベル連続体20の着脱作業が容易であるため、一つのカートリッジ2のみを用いて、ラベル連続体20の変更が生じたときにラベル連続体20を入れ替えるようにしてもよい。この場合には、プレート27を剥離台紙67の送り方向と垂直に移動させる必要がないため、位置決め駆動部15や直動ガイド26を省略することができ、ラベル剥離装置の簡略化が可能になる。
【0053】
但し、上述した実施形態では、プレート27を往復移動させることによりこのプレート27に取り付けられたカッター14によって剥離台紙67の切断を行っていたため、位置決め駆動部15等を省略してプレート27の位置を固定した場合には、別にカッター14を往復移動させる機構が必要になる。
【0054】
図9は、カッター14を単独で往復移動させる機構を有するラベル剥離装置の変形例を示す図である。図9に示すラベル剥離装置は、図6等に示したラベル剥離装置に対して、位置決め駆動部15と直動ガイド26が省略されている点と、プレート27上にカッター14を往復移動させるエアシリンダ40とその周辺機構が追加された点が異なっている。エアシリンダ40は、ロッド40aを出し入れすることにより、剥離台紙67の送り方向と垂直方向にカッター14を往復移動させる。
【0055】
〔第2の実施形態〕
ところで、上述した第1の実施形態のラベル剥離装置では、位置決め駆動部15を用いて駆動機構部11全体を複数のカートリッジ2の配列方向に移動させたが、カートリッジ2側を移動させて位置決めを行うようにしてもよい。
【0056】
次に、装置本体1にカートリッジ位置決め手段としてのカートリッジ位置決め機構80を備えた第2の形態のラベル剥離装置について説明する。
図10は、第2の実施形態のラベル剥離装置の平面図である。また、図11は第2の実施形態のラベル剥離装置の側面図である。図12は、第2の実施形態のラベル剥離装置の正面図である。なお、これらの図に示される第2の実施形態のラベル剥離装置では、第1の実施形態のラベル剥離装置と基本的に同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0057】
これらの図に示すように、第2の実施形態のラベル剥離装置は、装置本体1に1つあるいは複数(例えば2つ)のカートリッジ2を装着した状態になっており、一のカートリッジ2がラベル68の剥離対象として選択されたときに、カートリッジ2の配列方向に沿って剥離対象のカートリッジ2を駆動機構部11の送りローラ10の位置に移動させた後、剥離台紙67からラベル68を剥離させる一連の動作を行う。
【0058】
カートリッジ位置決め機構80は、剥離台紙67の送り方向と垂直な方向(複数のカートリッジ2が配列される方向)にカートリッジ2を移動させるために、プレート84の下部に敷設された直動ガイド83と、このプレート84を直動ガイド83に沿って移動させて位置決めを行うエアシリンダ86とを有している。
【0059】
プレート84には、エアシリンダ86のロッド部86aが連結部材85を介して連結されており、エアシリンダ86の駆動によりプレート84を直動ガイド83に沿って移動させることができる。また、このプレート84には、鉛直方向に延びる複数の支柱87が設けられており、この支柱87の上部には、プレート88がプレート84と平行になるように配置されて固定されている。これらの直動ガイド83、プレート84、連結部材85、エアシリンダ86、支柱87、プレート88によってカートリッジ位置決め機構80が構成されている。
【0060】
プレート88には、複数のカートリッジ2を装着するために、複数の嵌合受部材9が配設されており、嵌合受部材9にカートリッジ2の嵌合部材4を嵌合させることにより、カートリッジ位置決め機構80に複数のカートリッジ2を装着することができる。
【0061】
カートリッジ2には、ピン91が設けられている。手やチャックの爪等でこのピン91を摘んでカートリッジ2を出し入れすることにより、カートリッジ2の着脱作業を簡単に行うことができる。
プレート88には、公知の揺動クランパ89が連結部材90を介して配設されている。この揺動クランパ89は、アーム89aを90度回転させた状態でピン91の端面を装着方向に押し込むことにより、カートリッジ2を嵌合受部材9に固定することができる。カートリッジ2を嵌合受部材9から取り外す場合には、プレート88に対して垂直な向きとなるように揺動クランパ89のアーム89aを元の位置に戻せばよい。
【0062】
エアシリンダ86によってロッド86aを出し入れすることにより、1つあるいは複数(例えば2つ)のカートリッジ2を搭載するプレート84を直動ガイド83に沿って移動させ、剥離対象のカートリッジ2の位置を駆動機構部11の送りローラ10の位置に合わせることができる。
【0063】
カートリッジ2を複数装着する場合は、エアシリンダ86に代えてサーボスライダ等を搭載し、制御装置(図示せず)によってプレート84の移動を制御することにより、カートリッジ2の複数の移動位置を精度よく設定することが可能になる。
【0064】
カートリッジ2のカートリッジ位置決め機構80への装着
カートリッジ位置決め機構80に対してカートリッジ2を装着する場合について以下に説明する。
まず、制御装置によって、使用後のラベル連続体20が充填されたカートリッジ2に対応する揺動クランパ89を駆動して対象のカートリッジ2を取り出し自由な状態にし、カートリッジ2を嵌合受部材9に沿ってスライドさせながらピン91側に取り出す。
【0065】
次に、交換するラベル連続体20が充填されたカートリッジ2をカートリッジ位置決め機構80の嵌合受部材9に沿ってスライドさせながら押込む。この状態で、制御装置によって揺動クランパ89を駆動してピン91の端面を装着方向に押込むことにより、カートリッジ2の嵌合部材4を嵌合受部材9に押圧することができる。
【0066】
なお、図12に示すように、カートリッジ2の装着位置近傍には近接センサ35が設けられており、制御装置は、装置本体1の所定位置にカートリッジ2が装着されたことを検出することができる。
カートリッジ2の位置決め動作
1つあるいは複数のカートリッジ2がカートリッジ位置決め機構80に装着された後、このカートリッジ2に収納されたラベル連続体20の剥離台紙67からラベル68を剥離するために、剥離対象のカートリッジ2を駆動機構部11の剥離位置に位置決めする動作が行われる。例えば、カートリッジ2が装着されたことを近接センサ35によって検出すると、制御装置によってエアシリンダ86が駆動され、駆動機構部11の剥離位置まで剥離対象のカートリッジ2を移動させて位置決めが行われる。
【0067】
次に、制御装置は、直動ガイド22に沿って駆動機構部11をカートリッジ2側に移動させた後、剥離台紙67からラベル68を剥離させる一連の動作を行う。
このようにして、カートリッジ位置決め機構80を用いることにより、剥離対象のカートリッジ2を駆動機構部11の剥離位置まで移動させて位置決めすることが可能になる。また、剥離台紙67からラベル68を剥離させる一連の動作と並行して、使用していないカートリッジ2を次に使用予定のラベル68が添付されたラベル連続帯20が収納されたカートリッジ2に交換することにより、ラベル68の剥離動作を中断することなく引当機種の切り替えが可能であって生産効率を向上させることができる。
【0068】
また、装置本体1には、必ずしも駆動機構部11の送りローラの位置決めを行う構成(位置決め駆動部15、直動ガイド26)を備える必要がないので、装置本体1の小型化が可能であり、装置本体1の占有面積をさらに小さくすることができる。図11等に示した構成例では、位置決め駆動部15、直動ガイド26を備えているが、これらを取り除くようにしてもよい。
【0069】
次に、上述したカートリッジ2の入れ替えを行うカートリッジ収納部81とカートリッジ入替機構82について説明する。
図13は、カートリッジ入替機構82の詳細構造を示す外観図であり、併せて、上述したカートリッジ位置決め機構80およびカートリッジ収納部81とカートリッジ入替機構82との位置関係が示されている。また、図14は複数のカートリッジ2が収納されたカートリッジ収納部81の詳細構造を示す図である。図15は、カートリッジ2を搭載したカートリッジ入替機構82の正面図である。図16は、カートリッジ2を搭載したカートリッジ入替機構82の側面図であり、カートリッジ2を取り除いた状態が示されている。図17は、カートリッジ2を搭載したカートリッジ入替機構82の平面図である。
【0070】
図13に示すように、装置本体1には、カートリッジ位置決め機構80に隣接させたカートリッジ入替手段としてのカートリッジ入替機構82が設けられており、このカートリッジ入替機構82を挟んでカートリッジ位置決め機構80の反対側にはカートリッジ収納部81が隣接して設けられている。
【0071】
図14に示すように、カートリッジ収納部81は、装置本体1上に垂設した複数の支柱92を介してプレート93が設けられており、さらにこのプレート93の上面に複数の支柱92を垂設して、その上方向にプレート93を同様に幾重かに積み上げてなる構造を有している。それぞれのプレート93上面には、スライドレール95がラベル連続体20の幅方向(Y座標)に併設されている。このスライドレール95の可動部95aには、カートリッジ2の嵌合部材4に嵌合する嵌合受部材9が備わっており、ラベル連続体20を充填したカートリッジ2がプレート93の上面の所定位置に固定される。このようにして、カートリッジ収納部81には、ラベル連続体20を充填したカートリッジ2がY軸方向(図14の紙面に垂直な向き)に沿って多数併設することが可能になっている。
【0072】
また、可動部95aは、カートリッジ入替手段82側と、その反対側であるラベル連続体20の取り替え側のそれぞれにおいて、X軸方向(図14の紙面において水平な向き)に出し入れ可能になっている。この可動部95aには、ツマミ付プランジャ96が設けられている。一方、プレート93の両端には、ツマミ付プランジャ96に嵌合する位置決め穴が設けてあって、それらにツマミ付プランジャ96を嵌合させることにより、スライドレール95上の所定位置で可動部95aを位置決めすることができる。
【0073】
また、プレート93上にはカートリッジ2の収納の有無を確認する近接センサ98が配設されており、カートリッジ収納部81に収納されたカートリッジ2の有無を確認することができる。
さらに、スライドレール95のそれぞれに番地を付けて識別を行っており、各番地に対応するカートリッジ2に収納するラベル連続体20の品番や枚数等の情報をラベル連続体20の充填時等に制御装置に逐次入力するようにすれば、その情報をラベル68の剥離枚数等のカウント情報とも合わせることで、各番地のカートリッジ2に収納するラベル68の枚数等を正確に管理することができる。
【0074】
また、各番地のカートリッジ2に収納するラベル連続体20が不足(減少)した場合においては、制御装置は、例えばパイロットランプを点灯させる等の動作を行って、近くの作業員にラベル連続体20充填の時期をタイミングよく知らせることができるので、作業効率を向上させることができる。
【0075】
カートリッジ収納部81におけるラベル連続体20の充填
以下のようにしてカートリッジ収納部81にラベル連続体20を充填する。
カートリッジ収納部81に対するカートリッジ2の取り替えは、カートリッジ収納部81の取り替え側(図14では、左側)から人手によって行う。まず、対象のスライドレール95のツマミ付プランジャ96を摘んで引き上げ、ツマミ付プランジャ96の嵌合部をプレート93の位置決め穴から引き抜いて可動部95aを手前に引出し、ツマミ付プランジャ96の嵌合部を移動先のプレート93の位置決め穴に挿入して可動部95aを引出端で位置決めする。
【0076】
このようにすることで、併設されたカートリッジ2の中から対象番地のカートリッジ2をのみ引き出すことができるので、併設された他のカートリッジ2の干渉域を避けた状態で、容易にラベル連続体20をカートリッジ2に充填することができ、作業効率がよい。
【0077】
図13に示すように、装置本体1上にはカートリッジ入替機構82がカートリッジ位置決め機構80とカートリッジ収納部81との中間に配置されている。カートリッジ入替機構82は、装置本体1上に2列の直動ガイド100をカートリッジ収納部81のカートリッジ2併設方向に平行に敷設しており、直動ガイド100の可動部上面に移動ベース101が橋設されている。
【0078】
一方、装置本体1上には、直動ガイド100に隣接するように公知のサーボスライダ102が設けられており、移動べ一ス101の端部にはこのサーボスライダ102の可動部が接続されている。サーボスライダ102によって移動べ一ス101の左右移動位置(Y座標)を任意に設定することができる。
【0079】
移動ベース101のもう一方の端部には公知のサーボスライダ104が垂設されている。サーボスライダ104の可動部にはブラケット105が取り付けられており、サーボスライダ104によってブラケット105の垂直位置(Z座標)を任意に設定することができる。
【0080】
ブラケット105の上面には、公知のサーボ回転ユニット(例えばダイレクトドライブ式等)106が載設してあって、サーボ回転ユニット106の回転部には、カートリッジ入替部109のベースをなすプレート108が載設されている。サーボ回転ユニット106によって、カートリッジ入替部109の回転方向(0度または±180度)の位置を任意に設定することができる。
【0081】
図15〜図17に示すカートリッジ入替部109では、プレート108上にカートリッジ2の嵌合部材4に嵌合する嵌合受部材118をカートリッジ2の出し入れ方向(X座標)に載設してあり、嵌合部材4を嵌合受部材118に出し入れ(前後摺動)可能にしている。また、プレート108には、カートリッジ2の搭載の有無を検出するための近接センサ119が設けられている。
【0082】
プレート108上には、前後方向(X軸方向)に沿って直動ガイド116とボールネジ111とが併設されている。直動ガイド116の可動部にはブロック117が載設されており、ブロック117の一方にはボールネジ111のナット部120が貫設してある。
【0083】
ボールネジ111の片端部にはサーボモータ110が接続されている。制御装置によってサーボモータ110を駆動してボールネジ111を左右回転させると、ブロック117を直動ガイド116に沿って前後方向に移動してブロック117を所定の位置に位置決めすることができる。
【0084】
ブロック117の上部にはチャック115が載設されている。チャック115の爪は、カートリッジ2のピン91の外径を把持してカートリッジ入替部109のカートリッジ2を前後方向(X軸方向)に出し入れすることが可能である。
また、ブロック117の中央部にはプッシャ114が前後方向に摺動可能に貫設されている。プッシャ114は、適当な力のバネ113を介在させてブロック117に弾設されている。また、プッシャ114の先端は、ピン91の端面に当接しており、プッシャ114でピン91を押圧した状態にチャック115の爪でピン91を把持することができる。
【0085】
カートリッジ入れ替え
次に、カートリッジ位置決め機構80とカートリッジ収納部81との間でカートリッジ2を入れ替える動作について説明する。
カートリッジ位置決め機構80では、上述したようにカートリッジ2の所定位置への位置決め及び固定がなされており、剥離台紙67からラベル68を剥離させる一連の動作が行われている間であっても、使用していないラベル68のカートリッジ2は入れ替えが可能な状態にある。一方、カートリッジ収納部81には、以降に使用するラベル68のカートリッジ2が多数収納されており、入替対象のカートリッジ2の収納スペースは常に空き状態が確保されている。
【0086】
また、カートリッジ入替部109は、所定の原位置(YZ座標)に配置されており、サーボ回転ユニット106の原位置はカートリッジ2の出し入れ側がカートリッジ位置決め機構80側(回転0度)になるように設定されている。また、チャック115は、カートリッジ入替部109のほぼ中間位置(X座標)に、爪が開いた状態になっている。また、カートリッジ入替部109は、カートリッジ2が搭載されておらず、近接センサ119はオフ状態(非動作状態)になっている。
【0087】
次に、制御装置によって、指示されたカートリッジ入替機構82にセットされている対象のカートリッジ2をカートリッジ入替機構82から取り出して、カートリッジ収納部81の所定位置に戻す場合について説明する。
まず、制御装置によって、サーボスライダ102を起動して移動ベース101を原位置から左右方向(Y軸方向)に移動し、並行してサーボスライダ104を起動してブラケット105を垂直方向(Z軸方向)に移動し、カートリッジ入替部109をカートリッジ位置決め機構80の取出対象であるカートリッジ2の受け渡し可能な位置に位置決めする。
【0088】
次に、取出対象であるカートリッジ2側の揺動クランパ89を駆動してピン91の端面の押圧を解除して、カートリッジ2を出し入れ自由な状態にする。
ついで、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させ、チャック115を取出対象であるカートリッジ2側の位置までX軸方向に沿って前進させると、プッシャ114でピン91を押圧した状態にしてチャック115の爪を閉じてピン91を把持する。
【0089】
そして、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させると、チャック115がX軸方向に沿って後退して、カートリッジ2をカートリッジ入替機構82の後退(X座標)端に位置決めする。この状態でカートリッジ入替機構82にカートリッジ2が搭載され、近接センサ35がオン状態からオフ状態になり、カートリッジ入替部109に設けられた近接センサ119がオン状態になってカートリッジ2がセットされたことを検出して、制御装置にそれぞれの検出信号を送る。
【0090】
次に、制御装置によって、サーボ回転ユニット106を起動してカートリッジ入替部109を原位置から反対のカートリッジ収納部81側に回動(180度)させ、カートリッジ入替機構82のサーボスライダ102を起動して移動ベース101を左右方向(Y軸方向)に移動し、合わせてサーボスライダ104を起動してブラケット105を垂直方向(Z軸方向)に移動し、カートリッジ入替部109をカートリッジ収納部81の所定の空き収納スペース位置に位置決めする。
【0091】
ついで、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させてチャック115を前進させると、近接センサ119がオフ状態に変わることでカートリッジ2が搭載されていない状態を検出し、カートリッジ2がカートリッジ収納部81の空き収納スペース位置にプッシャ114でピン91を押圧した状態にして送り込まれる。
【0092】
この状態で、カートリッジ2がカートリッジ収納部81に収納されると、カートリッジ2がセットされたことが近接センサ98によって検出され、この検出結果が制御装置に送られる。
そして、制御装置によって、チャック115の爪を開いてピン91の把持を開放し、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させると、チャック115は後退(X座標)してカートリッジ入替部109のほぼ中間位置(X座標)である原位置までもどる。
【0093】
次に、制御装置によって、指示されたカートリッジ収納部81にセットされている対象のカートリッジ2を取り出して、カートリッジ位置決め機構80の所定位置に装着する場合について説明する。
まず、制御装置によって、サーボスライダ102を起動して移動べ一ス101を現在の位置から左右方向(Y軸方向)に移動し、合わせてサーボスライダ104を起動してブラケット105を垂直方向(Z軸方向)に移動し、カートリッジ入替部109をカートリッジ収納部81の取出対象であるカートリッジ2の受け渡し可能な位置に位置決めする。
【0094】
次に、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させ、チャック115を取出対象であるカートリッジ2側の位置までX軸方方向に沿って前進させると、プッシャ114でピン91を押圧した状態にしてチャック115の爪を閉じてピン91を把持する。
【0095】
そして、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させてチャック115をX軸方向に沿って後退させ、カートリッジ2をカートリッジ入替機構82の後退(X座標)端に位置決めする。この状態でカートリッジ入替機構82にカートリッジ2が搭載される。これにより、一方の近接センサ98がオン状態になるとともに他方の近接センサ119がオン状態になり、これらの検出結果が制御装置に送られる。
【0096】
次に、制御装置によって、サーボ回転ユニット106を起動してカートリッジ入替部109を現在の位置から反対のカートリッジ位置決め機構80側に回動(180度→0度)させ、カートリッジ入替機構82のサーボスライダ102を起動して移動ベース101を左右方向(Y軸方向)に移動し、合わせてサーボスライダ104を起動してブラケット105を垂直方向(Z軸方向)に移動し、カートリッジ入替部109をカートリッジ位置決め機構80の装着対象であるカートリッジ2の受け渡し可能な位置に位置決めする。
【0097】
ついで、制御装置によって、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させてチャック115を前進させると、近接センサ119がオフ状態になることでカートリッジ2の搭載無しの状態を検出し、カートリッジ2がカートリッジ位置決め機構80の装着位置にプッシャ114でピン91を押圧した状態にして送り込まれる。
【0098】
この状態で、カートリッジ2がカートリッジ位置決め機構80に装着され、近接センサ35がオン状態になってカートリッジ2の装着状態を検出して制御装置に検出結果を送る。
そして、制御装置によって、チャック115の爪を開いてピン91の把持を開放し、サーボモータ110を駆動してボールネジ111を回転させることにより、チャック115は後退(X座標)してカートリッジ入替部109のほぼ中間位置(X座標)である原位置まで戻る。
【0099】
さらに、制御装置によって、サーボスライダ102を起動して移動べ一ス101を現在位置から左右方向(Y軸方向)に移動し、合わせてサーボスライダ104を起動してブラケット105を垂直方向(Z軸方向)に移動し、カートリッジ入替部109を原位置まで戻す。
【0100】
本実施形態によれば、カートリッジ収納部81には、あらかじめ多数のカートリッジ2を収納することができるので、例えば1日の生産に必要なラベル68を充填したカートリッジ2を1日の作業を開始する前に全て充填しておけば、カートリッジ入替機構82でカートリッジ位置決め機構80とカートリッジ収納部81との間でカートリッジ2を自動で入れ替えることができ、作業員が頻繁にラベル剥離装置に付いてカートリッジ入れ替え作業を行う必要がないため、作業効率を大幅に向上させることができる。
【0101】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、剥離台紙67をロール状に巻いたラベル連続体を用いたが、剥離台紙67を所定間隔で交互に反対方向に折り曲げて積層させたラベル連続体を用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のラベル剥離装置に用いられるカートリッジの正面図である。
【図2】図1に示したカートリッジの先端部分の構造を示す拡大図である。
【図3】本実施形態のカートリッジの平面図である。
【図4】カートリッジに対するラベル連続体の収納状態を示す斜視図である。
【図5】装置本体に複数のカートリッジを装着した状態を示す平面図である。
【図6】本実施形態のラベル剥離装置に含まれる装置本体の平面図である。
【図7】装置本体の正面図である。
【図8】装置本体の側面図である。
【図9】カッターを単独で往復移動させる機構を有するラベル剥離装置の変形例を示す図である。
【図10】第2の実施形態のラベル剥離装置の平面図である。
【図11】第2の実施形態のラベル剥離装置の側面図である。
【図12】第2の実施形態のラベル剥離装置の正面図である。
【図13】カートリッジ入替機構の詳細構造を示す外観図である。
【図14】複数のカートリッジが収納されたカートリッジ収納部の詳細構造を示す図である。
【図15】カートリッジを搭載したカートリッジ入替機構の正面図である。
【図16】カートリッジを搭載したカートリッジ入替機構の側面図である。
【図17】カートリッジを搭載したカートリッジ入替機構の平面図である。
【図18】従来のカートリッジ式ラベルディスペンサを示す斜視図である。
【図19】図18に示したカートリッジ式ラベルディスペンサにおいてラベルを剥離する仕組みを示す図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 カートリッジ
4 嵌合部材
5 台紙収納部
6 ガイド部
7 従動ローラ
8 止め部
9 嵌合受部材
10 送りローラ
11 駆動機構部
13 切断機構部
14 カッター
15 位置決め駆動部
16 位置検出センサ
17 印字ヘッド
18 残量検出センサ
19 支柱
20 ラベル連続体
21 駆動部
22 直動ガイド
23 エアシリンダ
24 切断機構部
25 ダイ
26 直動ガイド
27 プレート
28 ブラケット
29 止め板
30 バネ
31 位置決めピン
67 剥離台紙
68 ラベル
80 カートリッジ位置決め機構
81 カートリッジ収納部
82 カートリッジ入替機構

Claims (9)

  1. 複数のラベルが貼付された帯状の台紙を収納する台紙収納部と、所定の搬送面に接触させた状態で前記台紙が送られるとともに少なくとも一箇所で前記ラベルを外側にした状態で屈曲させるガイド部とを有する着脱可能なカートリッジと、
    屈曲した後の前記台紙に外側から押圧される送りローラと、この送りローラを回転駆動することにより前記台紙を送る駆動機構部とを有する装置本体と、を備え、
    複数の前記カートリッジが装着可能であり、
    前記装置本体は、複数の前記カートリッジの配列方向に沿って前記送りローラを移動して位置決めする位置決め手段をさらに備えることを特徴とするラベル剥離装置。
  2. 請求項1において、
    前記台紙収納部は互いに180度未満の角度をなす2つの面を有しており、ロール状に巻かれた前記台紙をこれら2つの面の上に載せるとともに、一方の面に沿って前記台紙を引き出すことを特徴とするラベル剥離装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記カートリッジは、前記ガイド部に沿って送られる前記台紙を押圧部材を用いて部分的に押圧して押さえるとともに、この押圧部材と前記ガイド部との間に形成される隙間を任意に拡大可能に前記押圧部材を支持する止め部をさらに有することを特徴とするラベル剥離装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記カートリッジは、前記装置本体に対して位置決めを行う嵌合部材を有しており、
    前記装置本体は、前記カートリッジが装着可能な位置に、前記嵌合部材を着脱自在に嵌合させる嵌合受部材を有することを特徴とするラベル剥離装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記装置本体は、前記台紙に貼付された前記ラベルの位置を検出する位置検出センサをさらに備えており、
    前記位置検出センサによる検出結果に基づいて前記台紙の送り量を設定することを特徴とするラベル剥離装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記装置本体は、前記台紙の残量を検出する残量検出センサをさらに備えることを特徴とするラベル剥離装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記装置本体は、剥離前の前記ラベルに対して印字を行う印字手段をさらに備えることを特徴とするラベル剥離装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    前記装置本体は、前記ラベルが剥離された後の前記台紙を切断する切断機構部をさらに備えることを特徴とするラベル剥離装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    複数の前記カートリッジを収納可能なカートリッジ収納部と、前記カートリッジ収納部と前記装置本体との間で前記カートリッジを入れ替えるカートリッジ入替手段とをさらに備えることを特徴とするラベル剥離装置。
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