JP4469276B2 - 自動車用の可動式ドレーン・ステーション - Google Patents

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Description

本発明は、スクラップやその他の手法で処分される自動車用の可動式ドレーン・ステーションに関する。
本発明の目的は、コンパクトで輸送し易く、作業モード時に十分な作業領域を確保できるドレーン・ステーションを提供することである。
本発明によれば、上記目的は本質的にクレーム1の特徴によって解決される。
当該可動式ドレーン・ステーションは、コンテナの壁部を引き上げることができ、ドレーンされる液体のコレクタをコンテナの外に引き出すことができるので、その作業モード時に、作業領域がコレクタによって邪魔されることがない。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら更に詳しく説明する。
図1は、貨物輸送に供されるコンテナとして標準的な寸法を有するコンテナ1の透視図である。前側端部には、受入ブラケット2を有するキャリア取付部3が設けられ、これによって、輸送時にクレーン車などの手段により、コンテナを積載エリア上に運び込むことが可能になっている。
図2に示す実施形態では、コンテナの前方側面壁4を上部壁5と一体に引き上げることができ、これによって側面壁4は天井面を形成するようになっている。コンテナ1内には、ドレーンする車両用の運搬アーム6が二本、後部壁7のほぼ中央に固定された状態で設けられる。図2では、これらの運搬アーム6の概要のみを示している。図2に示す作業モード時には、ドレーン対象の車両がフォークリフトタック等の昇揚手段によって運搬アーム6上に載置され、ドレーン後に再び撤去される。
別の実施形態によれば、安全ばねを装備したクランクによって、上部壁5が僅かに持ち上げられ、3つの部品から成る天井拡張部が外へ拡げられて固定される。ここで、天井面と後部壁との間に、傾斜支柱などの補強部材を設けても良い。
この様な実施形態では、安全ばねを有するクランクに換えて、天井を持ち上げるための油圧シリンダをコンテナの両側に設けても良い。図3では、天井とコンテナ底部との間に、天井を支えるための安全ロッド4aが設けられている。油圧シリンダによって駆動を行なう場合には、このような安全ロッドは省略しても良い。
運搬アーム6の両側の後部壁7には、ドア部材8a及び8bが形成される。これらは図3に示すように、ヒンジにより下方へ拡げることができ、これによって底部壁9と連続した状態になる。図1の輸送状態では、コンテナ内のドア部材8a及び8bの前方の領域に大容量コレクタ10が置かれているが、図2及び3の動作状態では、図3に模式的に示すように、この大容量コレクタ10が折り畳み式ドア部材8a及び8bの方へと移動され、これによってコンテナ内の作業領域が開放されるようになっている。多数の車両をこの可動式ドレーン・ステーションによってドレーンできるように、多数の自動車から様々な液体を受液する場合には、それに見合った数量の大容量コレクタ10が設けられる。上述の実施形態では、ガソリン、ディーゼル油、使用済み油、冷却液に対応する4つのコレクタ10が設けられている。ここで、それぞれ異なる容量のコンテナを用いてもよい。
図2に模式的に示すように、コレクタ10をコンテナ1の底部9上に、レール(コンテナ移動手段)11に沿って移動させることができる。図3に模式的に示すように、このレール11もドア部材8a及び8b上に設けられ、その結果、下方へ拡げたドア部材の上にコレクタ10を移動させることができる。
ドア部材8は、開放時にコンテナの底部壁9と同一面を形成するように、コンテナの底部壁に連結される。ドア部材の外方端部には高さ調節手段が設けられ、地面に凹凸がある場合でも、拡げたドア部材を水平位置に固定できるようになっている。例としては、支持板付のスピンドル8cをドア部材上に設け、これを回して適切な高さに調節した上で、支持板によって底部上に固定すればよい。
図4aは、2つのコレクタ10がコンテナ内に配置されるとともに、ドア部材8が下方へ拡げられた状態を示している。図4bでは、コレクタ10を外方に移動させ、拡げられたドア部材の上に配置している。コレクタ10上にはオーバーフロー安全装置用の注入管14及びホースが連結されるが、これらは可撓性をもって設けられ、管を分解せずにコレクタを移動できるように配置されている。壁の留め具15の2つのパイプアングル材は、コンテナの内部に向けられる。管14a及び14b(図4では何れの場合も後者の管は前者の後ろに隠れている。)としては、可撓性のゴムホースを用いることができる。硬質管16は好ましくは亜鉛メッキ鋼チューブから形成され、その連結アングルピースもまた内部に向けられる。壁の留め具15におけるパイプアングル材は、コレクタの移動を妨げないよう、コレクタ上の硬質管16のアングルピースよりも高い位置に設けられる。
プラントにはコレクタを監視するために、空圧式のオーバーフロー安全装置が設けられる。これらのオーバーフロー安全装置には各々、画像や音声による通知装置が設けられるが、これらの詳細は省略する。
コレクタ10とレール11との間には、コレクタを各位置に固定するための安全機構が設けられる。好ましくは、側部が扁平なシャフトを用い、これをコンテナの底部壁9に設けるとともに、90°回転できるように構成すればよい。
更に、コンテナ1内には幾つかの除去装置が設けられるが、これらの詳細については後述する。除去装置としてはポンプや吸引手段などが用いられるが、その吸引力を供給するための圧縮空気接続部12がコンテナ1に設けられ、これに外部コンプレッサが接続できるようになっている。図2に模式的に示す中央の圧縮空気接続部12から、各除去装置に管(図示しない。)を引いて、これを作動させるようになっている。
作業領域の全面にわたって、コンテナ底部9上に特殊加工の格子部材が設けられる。
電源としては外部電源を用いても良いが、これに代えてコンプレッサや発電装置などの駆動設備をコンテナ1内部に設け、コンテナ1と一緒に作業場所まで運搬できるようにしても良い。このような場合、コレクタ10を移動可能に構成したのに合わせて、好ましくはコンテナの電源設備も一緒に移動できるようにして、コンテナ1内の作業領域が遮られないように構成しても良い。
運搬アーム6の下には、漏斗などの除去装置を支える旋回アーム13が、コンテナの後部壁7や柱に対して、旋回可能に取り付けられる。手で操作されるブレーキホース用ニッパ等の除去装置も、対応するホース接続部と一緒に後部壁7に取り付けておき、取り外せるようにしておくのが好ましい。これにより、キャリアアーム6上に支持された車両の下で、オペレータが作業をすることが可能となる。
輸送時に旋回アーム13を固定するため、図5に示す固定レールを、コンテナの後部壁に旋回可能に取り付けても良い。図5aは、ヒンジ17aによってコンテナの後部壁7に取り付けられた固定レール17の開放状態における側面図であり、図5bは、閉止状態における固定レール17の側面図である。図5cは、閉止状態における固定レール17の正面図であるが、この固定レール17は一方の旋回アーム13aに固定されている。その手段として、スプリット・ピン17cの付いたロッキング・ピン17bと、側面の開口が設けられているが、これは他方の旋回アーム13bとも重なるように設けられ、これによって輸送時にはこの旋回アームも所定の位置に固定されるようになっている。
別の実施形態として、旋回アーム13a及び13bを締め付け装置により、輸送時にコレクタ10に固定される連結棒、例えばそのドームカバーに対して固定しても良い。
コンテナ内にはタンク穴あけ装置が設けられ、タンク吸引ホースを使用しても車両のタンクから燃料を除去できない場合や、その使用が便宜上好ましくない場合でも、燃料の除去が可能となる。図6に示す穴あけ装置19は支柱18に取り付けられており、フットペダル25を作動させることにより上方へ移動する。これと同時に、穴あけ装置上に取り付けられた圧縮空気モータ用のレバーを作動させることができる。図6において、Kは自動車を表わす。図7に示すように、穴あけ装置19は圧縮空気モータ用の接続管19aを有する。吸引管19bにはバルブ19cが連結されており、タンクに穴を開けた後にこれを開放することにより、吸引管19bを通じて燃料を抜き取ることができる。
図7に示すように、抜き取り前に自動車の導電性部位に電位補償器20を接続し、抜き取り後には再びこれを取り外す。燃料の抜き取り後、タンクに穿たれた開口をプラグによって閉塞する。
タンク穴あけ装置19は旋回アーム13に取り付けられ、車両のタンクの下に配置される。穴あけ装置19の支柱18の下側端部には、回転軸21aを有する偏心ディスク21が取り付けられる。取っ手2lc付きのレバー21bを用いてこれを回転させることにより、装置全体を底部から持ち上げたり、底部に降ろしたりすることができるようになっている。この偏心ディスク21を底部によって支えているので、安定した状態で、上方に向けてタンクに穴を開けることができる。偏心レバー2bを解放すると、穴あけ装置の上部は、好ましくはガス圧スプリング(図示せず)により支持された状態で、上昇して車両タンクの底部に達する。
図9に示す燃料制御バルブ22は、穴あけ装置の吸引パイプ19bに接続され、ガソリンとディーゼル油を分離するものである。ハンド・レバー22aは、制御バルブ22の筐体内に取り付けられた三方弁を操作するためのもので、入口22bには吸引ホース19bが連結され、ここから燃料が送り込まれると、レバーの位置に応じて出口22c及び22dの何れかに送り出される。これらの出口はそれぞれガソリンポンプ及びディーゼル・ポンプ(図示せず)へと連結され、これによって燃料が個々のコレクタ10へと汲み出されるようになっている。
図10に示すギアケース穴あけ装置23は、ドレーン・プラグのない速度可変ギアや差動ギアに使用される。このギアケース穴あけ装置23が有するドリルは、特別な土台部とそれに応じて強力な駆動用圧縮空気モータとを備えている。このギアケース穴あけ装置23は、コンテナ1内の支柱23a上に、移動可能に設けられる。高さ調節はガス圧スプリング(図示せず)によって行なわれる。
ギアケースの壁を貫通してギア歯車の硬い歯に当たったりすることのないよう、ギア穴あけ装置23の穴あけの深さは制限されている。このため、支柱23aの下側端部には指針軸24(図12)が取り付けられ、その中に内部スレッドが設けられている。この指針軸24を用いることにより、必要な穴あけの深さに応じてフットペダル25(図12)の移動距離を調節することができる。図11に示すように、調節ロッド24aは外部スレッド24bを有する。この調節ロッド24aは、ギア穴あけ装置のベースプレート(図示せず)に堅く取り付けられる。調節ネジ24cにはカウンターナット24dが取り付けられ、これによって穴あけの深さを最小限に抑えることができる。
図12に示すフットペダル25を用いることにより、穴あけ装置を上方へ向かって、穴あけの深さに応じた距離だけ移動させることができる。これはタンク穴あけ装置19とギア穴あけ装置23の双方に利用できる。踏板25aに圧力を加えると、フットペダルのフォーク25bの圧力プレート26は上方へ移動する。フットペダルは揺動継手25cによって支持される。揺動継手25cは穴あけ装置の基板に対して、旋回アーム式の場合は基脚に対してネジ止めされる。圧力プレート26は、穴あけ装置のスライド棒或いは支柱18又は23aに対して堅く取り付けられる。
穴あけの深さを可変にするために、指針軸24の代わりに別のアタッチメントを穴あけ装置に設けても良い。図13に示す基本アタッチメント27は、水平方向の溝27aが全面に設けられ、これによって、穴あけによって生じるチップが邪魔されることなく、外に排出されるようになっている。距離アタッチメント27b’−27b”は高さが異なっており、ギアケース壁の種類に応じて使い分けられる。例えば、距離アタッチメント27b”は鋳鉄の材料に使用され、アタッチメント27b’はアルミニウムに、アタッチメント27bは鋼板に使用される。穴あけ用チャックを27cで示す。
タンクから燃料が除去される際に、燃料がまだタンク穴あけ装置19内にある間に、複数のふるい装置によって相当数の汚れ分子が燃料から除去される。ここで、ポンプの開口の前部において、ガソリンとディーゼル油が別々にフィルタリングされる。
更に、コンテナ1内には、清浄ガソリンと不純物とを識別し、分離するための品質管理機構が設けられる。図14に示すガラス外筒28はコンテナ1内に設けられ、その内部には注入チューブ29が設けられるが、その端部はちょうどガラス外筒の底部のところで終わっており、液体の泡立ちが防止されるようになっている。注入チューブ29は28aにおいてポンプ(図示せず)の送出側に接続される。制御量チューブ30は、その高さを調節することによって媒体の量を制御するものである。レバー31の位置を「無視」にすると、オーバーフローした分量が品質管理機構によって不純物用コレクタに直接送り込まれるように設定される。レバー31は連結棒3laによって2つのバルブ32a及び32bに連結される。不純物の出口を33で表わす。図14aにレバー31の各位置を示す。上段中央の位置の場合、不純燃料は排水管33に供給される。レバーによって2つのバルブを操作すると、燃料は清浄ガソリン用出口32b又は出口33から放出される。この操作の際、同時に、品質管理用シリンダ28の底部に直接設けられた、残留物を空にするための開口34が開かれる。コレクタ10に繋がるガソリンポンプ管の内部には、爆発が起こらないよう、内蔵型の防炎フィルタが設けられる。
車両の油受けのドレーンプラグを開いて使用済みオイルを除去するために、図15に示す漏斗35a及び35bが設けられ、これによってギア及びエンジンからの使用済みオイルが捕捉される。一方の漏斗には、ドレーンプラグを格納するためのホルダ36が設けられる。2つの漏斗間の距離は、ロックねじ37を開いて棒37a及びbを移動させることにより調節でき、これによって、ギア及びエンジンのドレーンプラグの下の最適な位置に、これらの漏斗を確実に配置できるようになっている。バルブ38a及び38bのレバーを操作して、ポンプに繋がる経路を開閉することができる。漏斗を支持する連結棒を構成する2本のガイド棒40a及び40bの間には、漏斗を垂直に移動させるための空気圧式昇揚手段39が設けられ、これによって漏斗をギア又はエンジンの直下に配置し、使用済みオイルの落下距離を小さくすることが可能になっている。ガイド棒40は平行四辺形に配置され、上昇及び下降の際にガイド棒が平行に移動するようになっている。ロッキング・レバー41と圧縮空気リミッタ42は、圧縮空気シリンダ39を操作するためのものである。下側のガイド棒40bは40cの位置で叉状に分岐し、圧縮空気シリンダ39の移動を妨害しないようになっている。連結棒には二つの連結部が設けられ、漏斗を所望の位置に移動させる際に、水平に移動するように設計されている。一方の連結部にはプレストレスキャップ43及び摩擦ディスク44が設けられ、これらが摩擦ブレーキとして機能することにより、漏斗が設定された位置に保持されるようになっている。プレストレスキャップ43を締めると、摩擦ディスク44の締付けが強まり、ブレーキ効果が高くなる。
上述のギアケース穴あけ装置23において、三方弁23bの一方の側には補助吸引パイプ23cが接続され、これによって作動液を抜き取ることができる。ブレーキ液を抜き取るために、コンテナ1内には、図16に示すようなブレーキホース用ニッパ45が設けられる。締め付け板45a及び45bは、従来の様々なサイズのホースを挟持できるように形成される。下側の締め付け板45bにはカッター46が設けられ、このカッター46には、ブレーキホースからブレーキ液を抜き取るための穴46aが形成される。調節ネジ45cを用いて、ニッパをきつく締めることができる。テンションレバー45dを握るとニッパが閉じ、この際にカッター46によってブレーキホースが切り開かれる。リリースレバー45eを用いて、ニッパを再び開くことができる。下側の締め付け板45bには連結用ニップル45fが設けられ、これに吸引ホースが連結される。図16aではカッター46を90°異なる2つの角度から詳細に示す。
図17に示す吸引ピストル47を用いれば、ホースを切断することなく、パワー・ステアリングやオートマチック・ギアからオイルを除去することができる。吸引ピストル47の上には、ホースの外周を取り囲む形状のブラケット48が設けられる。これをホースの外周にあてがい、ランス47aの先端47bがホースに押し当てられた状態で、ランスを前方へ移動させる。先端47bを三角形に形成すれば、鋼繊維を含有するホースに使用することも可能になる。先端には、液体を抜き取るための開口47cが設けられる。ランス47aを前方へ移動させるには、作動レバー47dを有する従来の前送りピストルが使用される。前方への移動経路を制限することにより、穴とランスの先端とがホース壁の内部で接するようにする。ランスの長さを調節するために、調節ネジ47eが設けられる。ランスにはホース47fが接続され、これを通じて、抜き出された液体が排出される。
コンテナ1内には、抜き出し作業用のポンプ(詳細は図示せず)が設けられる。更に、コンテナ内の好ましくは後部壁7に、ショックアブソーバ穴あけ装置が設置される。ブレーキ液のため、コンテナ内には真空タンクが固定的に設けられるが、これはコレクタ10よりも容量が小さいので、このようにコンテナ内に固定しても構わない。同様の構成は、フロントガラスの凍結防止剤用の真空タンクにも適用される。
図1は、輸送状態における可動式ドレーン・ステーションの透視図である。 図2は、側面壁及び上部壁を引き上げた状態における可動式ドレーン・ステーションを模式的に示す図である。 図3は、コンテナの後部壁のドア部材を拡げた状態で模式的に示す背面図である。 図4は、コレクタの位置の2つの代表例を示す図である。 図5は、旋回アームの固定手段を示す図である。 図6は、タンク穴あけ装置の位置決めの模式図である。 図7は、図6に係る穴あけ装置を詳細に示す図である。 図8は、穴あけ装置の高さを調節するための装置を示す図である。 図9は燃料を抜き出すためのコントロールバルブを示す図である。 図10はギア穴あけ装置を示す図である。 図11は穴あけ装置のための高さ調節装置を示す図である。 図12は穴あけ装置を作動させるためのフットペダルを示す図である。 図13は、高さ調節のための穴アタッチメントを示す図である。 図14は、品質管理機構を示す図である。 図15は、使用済みオイルを受け取るための漏斗を示す図である。 図16は一対のブレーキホース用ニッパを示す図である。 図17は吸引ピストルを示す図である。

Claims (6)

  1. 自動車から排出された液体を受容するコレクタ(10)が用いられる、自動車用の可動式ドレーン・ステーションであって、
    側面壁(4)及び上部壁(5)を引き上げることができ、内部に該自動車を支えるキャリアアーム(6)が固定されたコンテナ(1)と、
    該側面壁(4)および該上部壁(5)が引き上げられていない状態で該側面壁(4)と対向するように配設された該コンテナ(1)の後部壁(7)に旋回可能に取り付けられ、かつ、該液体を除去又は排出するための装置を支持する旋回アーム(13)と、
    該コンテナ(1)の底部(9)に対して回動可能に連結されることで、該後部壁(7)に形成されたドア開口部に対して開閉可能に設けられ、開状態の際には該コンテナの底部(9)から連続した面を形成するドア部材(8)と、
    該ドア部材(8)が開状態の際に該コレクタ(10)が、該ドア開口部を通って該ドア部材上を移動できるようにするコンテナ移動手段(11)とを有する
    ことを特徴とする、可動式ドレーン・ステーション。
  2. 該コンテナ移動手段は、
    該ドア開口部から取り外された状態の該ドア部材(8)において該コンテナの底部(9)上へと続き、該コレクタ(10)が移動可能に載置されるレール(11)である
    ことを特徴とする、請求項1記載の可動式ドレーン・ステーション。
  3. 該ドア部材(8)の外側端部に、調整可能なサポート部材(8c)が設けられ、
    該サポート部材(8c)は、
    該ドア部材(8)が該ドア開口部から取り外された状態で、地面に対する該ドア部材(8)の該外側端部の高さを調節する
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の可動式ドレーン・ステーション。
  4. 輸送時に該旋回アーム(13)を所定位置に固定する固定手段(17)が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の可動式ドレーン・ステーション。
  5. 該コンテナ(1)内に更に、該自動車のタンクに穴をあけるタンク穴あけ装置(19)が設けられる
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の可動式ドレーン・ステーション。
  6. 該コンテナ(1)内に更に、該自動車のギアケースに穴をあけるギアケース穴あけ装置(23)が設けられる
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の可動式ドレーン・ステーション。
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