JP4468072B2 - パネルシャッター - Google Patents

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Description

この発明は、建物等の構築・構造物のシャッター開閉用開口を昇降開閉するパネルシャッターに係わり、特にパネルの保持構造を改良したパネルシャッターに関するものである。
従来のパネルシャッターは、シャッター開閉用開口に起立配置され、対向面にパネル昇降ガイド用開口を有する左右一対のガイドレールと、これらのガイドレール間を昇降開閉する複数のパネルと、前記ガイドレールの上部に配置された左右一対のパネル昇降駆動系のスプロケットと、このスプロケットに噛合して前記ガイドレールの内部に垂下し、前記パネル相互をそれぞれの両側で連繋吊持しているパネル連繋チェーンと、前記ガイドレール間を上昇して前記スプロケット間を通過したパネルを吊持収納する収納レールとを備え、前記スプロケットの正逆回転駆動による前記パネル連繋チェーンの送り動作によって、前記各パネルを、前記ガイドレールに沿った直列姿勢の縦移動と、前記収納レールに沿った並列姿勢の横移動とに継送する構成となっている。
このような従来のパネルシャッターにおいて、前記各パネルはそれぞれパネル保持枠を有しており、このパネル保持枠は上下の横框と左右の縦框からなって前記各パネルの上下・左右にそれぞれネジ止めし、前記縦框をパネル連繋チェーンに吊りローラのローラ軸を介して連結し、パネルの昇降開閉時に前記縦框をガイドレールのパネル昇降ガイド用開口に昇降自在に嵌め込まれるようにしている。また、前記パネルとしてガラス面板を使用する場合、ガラス面板および当該ガラス面板に取り付けるガラス保持金具のそれぞれにボルト挿通用の穴をあけ、それらの穴にボルトを通してナットで締め付けることにより、前記ガラス面板とガラス保持金具とを固定しており、その固定に際しては、ガラス面板がガラス保持金具に直接当たらないように両者間にスポンジ等の緩衝材を介在させ、その緩衝材によってガラス面板に衝撃が伝わるのを軽減しているのが実状である。
なお、上記先行技術は当業者一般に知られた技術であって、文献公知発明に係るものではない。
従来のパネルシャッターは以上のように構成されているので、パネル保持枠が上下の横框と左右の縦框からなる場合、それらの横框と縦框をパネルの上下・左右に個々にネジ止めして組み付けなければならず、このため、前記パネル保持枠の枠組部品点数が多くなって組立作業に手間が掛かるという課題があった。特に、前記パネルとしてガラス面板を適用する場合には、そのガラス面板にボルト挿通用の穴あけ加工を施さなければならないばかりか、ガラス面板がガラス保持金具に直接当たらないように両者間に緩衝材を介在させているとはいえ、前記穴に通したボルトでガラス面板とガラス保持金具とを締め付け固定しているため、そのボルトを介して前記穴部分に応力が集中し、シャッターの繰り返し開閉動作によって前記ガラス面板が破損するおそれがあった。また、シャッター全閉時にガイドレール間で上下方向に隣り合うガラス面板の相互が当接することによっても、その当接時の衝撃でガラス面板が破損するおそれがあるなど、ガラス面板本来の強度を保つことができないという課題があった。さらに、前記ガラス面板が破損等した場合には当該ガラス面板を交換する必要があるが、その交換に際してはガイドレールを取り外さなければならず、このため、ガラス面板の交換作業に手間が掛かり、また、その交換作業時に破損していない他のガラス面板を傷つけるおそれがあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ネジ止めを必要とせずにパネルを保持することができ、部品点数の減少が図れて組立作業性が向上し、かつ、シャッター全閉位置でパネル相互が接触しないようにし、その接触に起因したパネルの破損等を防止することができるパネルシャッターを提供することを目的とする。
また、この発明は、パネルを破損等により交換する際に、その都度、ガイドレールを取り外すことなく、既設ガイドレールの外部からパネルの交換を容易に行うことができるパネルシャッターを提供することを目的とする。
さらに、この発明は、シャッター全閉時に上下方向に隣り合うパネル間に隙間が形成されて当該パネル同士を非接触状態に保持することができるパネルシャッターを提供することを目的とする。
さらに、この発明は、シャッター全閉時に上下方向に隣り合うパネル同士が接触しないように当該パネル間に隙間を形成するための手段を簡単に形成することができるパネルシャッターを提供することを目的とする。
さらに、この発明は、シャッター全閉位置でパネル相互が横ずれするようなことのないパネルシャッターを提供することを目的とする。
さらに、この発明は、シャッター全閉時のパネル相互間に隙間が生じるようなことのないパネルシャッターを提供することを目的とする。
さらに、この発明は、ガラス面板からなるパネルであっても、そのガラス面板にボルト挿通用の穴あけ加工を必要とせずにパネル保持枠と一体的にユニット化することができてガラス面板本来の強度を保つことができ、ガラス面板の破損を効果的に防止することができるパネルシャッターを提供することを目的とする。
この発明に係るパネルシャッターは、パネル昇降ガイド用開口を有する左右一対のガイドレールと、これらのガイドレール間を昇降する複数のパネルと、前記ガイドレールの上方に配置された左右一対のパネル昇降駆動系のスプロケットと、このスプロケットに噛合して前記ガイドレールの内部に垂下し、前記パネル相互をそれぞれの両側で連繋吊持しているパネル連繋チェーンと、前記ガイドレール間を上昇して前記スプロケット間を通過したパネルを吊持収納する収納レールとを備えたパネルシャッターにおいて、前記各パネルの両側部にパネル保持枠を個々に嵌め込んで一体化し、それらのパネル保持枠を前記パネル連繋チェーンに連結すると共に、前記ガイドレール間に下降したパネルの全閉時に前記パネル保持枠の相互が上下方向に当接して前記各パネルの相互は非接触となるように構成し、前記各パネル保持枠は、前記パネル連繋チェーンに吊りローラのローラ軸を介して連結され、ガイドレールのパネル昇降ガイド用開口に臨む各パネル毎の縦框と、各パネルの両側部に個々に嵌め込まれて、当該パネルに弾性的に接着剤で結合され、前記縦框に前記ガイドレールの外側から止着具で着脱可能に連結されたパネル保持部材と、を備え、前記縦框は、パネル側に開放され、その開放端側に幅狭方向へ傾斜する第1のテーパ片部を有し、前記パネル保持部材は、パネルの肉厚よりも幅広の横断面コ字形状をなしており、このパネル保持部材の背面側には、前記縦框の第1のテーパ片部の外側に当接させる横断面ハ字形状の第2のテーパ片部が一体に設けられ、また、パネル保持部材は、コ字状部がパネルの両側部に間隙を存して嵌め込まれ、パネル保持部材のコ字状部内側全面と、前記パネル保持部材のコ字状部内に対するパネルの挿入部全面とを弾性的に接着剤で結合させたものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターの各パネル保持枠は、シャッター全閉時に上下方向に隣り合うパネル間に隙間を形成して当該パネル同士を非接触状態に保持するパネル離間保持手段を有しているものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターのパネル離間保持手段は、各パネル保持枠の上下端部の少なくとも一方に突出形成され、上下方向へ隣り合う相手側のパネル保持枠の上下方向の端部に当接する突出部からなっているものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターのパネル離間保持手段は、縦框の上下端部の少なくとも一方端部を当該縦框に連結されたパネル保持部材の上下端部の少なくとも一方端より延ばして形成された突出部からなり、シャッター全閉位置で前記縦框の上下端部の少なくとも一方の前記突出部が、当該縦框と真直状に隣り合う相手側縦框の上下方向の端部に当接することで、上下方向に隣り合うパネル同士が非接触状態に保持されるようになっているものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターの各パネル保持枠は、ガイドレール間でのパネル全閉動作時にガイドレール間で上下方向に隣り合う相手側のパネル保持枠内に嵌入して各パネルのパネル保持枠相互を真直状に合致させる横ずれ防止用のガイド部が設けられているものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターの各パネルには、ガイドレール間を全閉した前記パネルの相互間を封止するシール材が設けられているものである。
さらに、この発明に係るパネルシャッターは、各パネルがガラス面板からなり、接着剤がシリコン系接着剤からなっているものである。
この発明によれば、パネルの両側部にパネル保持枠を嵌め込んで両者間を弾性的に接着剤で一体化し、そのパネル保持枠をパネル連繋チェーンに吊持させると共に、パネル全閉時には前記パネル保持枠の相互が当接して前記パネル相互は非接触となるように構成したので、ネジ止めを必要とせずに前記パネルを前記パネル保持枠に弾性的に保持することができ、部品点数が減少して組立作業性が向上すると共に、易破損性のパネルであっても、そのパネルがパネル保持枠と直接接触したりパネル同士が接触するのを防止することができるため、シャッター開閉動作時の衝撃等による前記パネルの破損等を防止できるという効果がある。
また、この発明によれば、パネルの両側部に弾性的に接着剤で嵌着結合されたパネル保持部材をパネル連繋チェーン側の縦框に対してガイドレールの外側から止着具で着脱可能に連結するように構成したので、パネル交換時にはガイドレールの外側から前記止着具による連結を解除するだけで、パネル側のパネル保持部材とパネル連繋チェーン側の縦框とを分離することができ、このため、ガイドレールを取り外すことなく、パネル交換を容易に行うことができるという効果がある。
さらに、この発明によれば、シャッター全閉時に各パネル保持枠のパネル離間保持手段でパネル相互間に隙間が形成されるように構成したので、シャッター全閉時にパネル相互を非接触状態に保持することができ、このため、易破損性のパネルであっても当該パネル同士の接触衝撃に起因したパネルの破損を防止することができるという効果がある。
さらに、この発明によれば、各パネルの上下端部の少なくとも一方端部に、上下方向へ隣り合う相手側のパネル保持枠の上下方向の端部に当接させる突出部を形成するように構成したので、シャッター全閉時に前記突出部で上下方向のパネル相互間に隙間を形成することができ、これによって、易破損性のパネル相互を非接触状態に保持させることができるという効果がある。
さらに、この発明によれば、各パネル保持枠の縦框の上下端部の少なくとも一方端部を、当該縦框に連結されたパネル保持部材の少なくとも一方端より延ばすだけで、シャッター全閉時に上下方向のパネル相互間に隙間を形成させて当該パネル同士を非接触状態に保持するパネル離間保持手段を容易に形成することができると共に、そのパネル離間保持手段によって、易破損性のパネル同士を非接触状態に保持させることができるという効果がある。
さらに、この発明によれば、シャッター全閉状態において、各パネルのパネル保持枠に設けられた横ずれ防止用のガイド部が、ガイドレール間で上下方向に隣り合う相手側のパネル保持枠内に嵌入するように構成したので、シャッター全閉時におけるパネルの横ずれを防止することができいるという効果がある。
さらに、この発明によれば、シャッター全閉時にパネル相互間がシール材で封止されるように構成したので、ガイドレール間でパネル同士が非接触状態に保持されるものでありながら、シャッター全閉状態のパネル相互間に隙間が生じるようなことがないという効果がある。
さらに、この発明によれば、パネルとしてガラス面板を適用する場合においても、そのガラス面板の両側部にパネル保持枠を嵌め込んで両者間をシリコン系接着剤で一体的に結合するように構成したので、ガラス面板にパネル保持枠を締結するためのボルト挿通用の穴あけ加工を必要とせずに前記ガラス面板とパネル保持枠とが直接接触しないように両者を一体的にユニット化することができて、ガラス面板本来の強度を確保することができるガラス面板保持構造を実現できるという効果がある。そのため、従来のように金属製のパネル保持枠にガラス面板が直接当たることによってシャッター開閉動作時の衝撃で前記ガラス面板が破損するというような事態を回避することができるという効果がある。また、前述のように一体的にユニット化されたガラス面板とパネル保持枠との間に介在するシリコン系接着剤は弾力性を有するので、そのシリコン系接着剤によってシャッター開閉動作時の衝撃を吸収することができ、その衝撃に起因したガラス面板の破損をいっそう効果的に防止できるという効果がある。しかも、前記各ガラス面板のパネル保持枠は、シャッター全閉位置で上下方向に隣り合うガラス面板同士を非接触状態に保持するように構成されているので、ガラス面板同士の接触による破損をも確実に防止することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるパネルシャッターを示す概略的な正面図、図2は図1中のパネル収納部およびパネル昇降駆動系の拡大構成説明図、図3は図1のA−A線に沿った拡大断面図、図4は図1中のパネルを示す拡大正面図、図5(A)は図4のパネルの部分的側面図、図5(B)は図4のB−B線に沿った断面図である。
図1において、1は建物等の構築・構造物におけるシャッター開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイドレールであり、これらのガイドレール1は、図2および図3に示すように、それぞれの対向面に縦方向のパネル昇降ガイド用開口2を有している。3は前記ガイドレール1間を昇降開閉する複数のパネルであり、これらのパネル3は二枚の強化ガラスを張り合わせて一体結合させたガラス面板からなっており、それらのガラス面板3の両側部にはパネル保持枠4が個々に組み付けられている。そのパネル保持枠4の詳細な構造については後述する。
また、前記ガイドレール1の上部にはパネル収納部5が設けられ、このパネル収納部5には左右のブラケット6,7が配置され、それらのブラケット6,7には、前記両ガイドレール1のそれぞれの上方に位置する左右一対のパネル昇降駆動系のスプロケット8,9(図1および図2参照)が同軸上に配置されており、それらのスプロケット8,9は、開閉機(モータ)10によって同期回転駆動されるようになっている。そして、前記スプロケット8,9のそれぞれにパネル連繋チェーン11,12が噛合しており、それらのパネル連繋チェーン11,12によって、前記各ガラス面板3の両側部に組み付けられたパネル保持枠4が吊持されている。また、前記パネル収納部5には、前記スプロケット8,9間をパネル収納方向に通過したガラス面板3を吊持収納する左右一対の収納レール13,14(図2参照)が水平方向に配置されている。さらに、前記パネル収納部5におけるパネル出入口付近にはパネル下部ガイド部材15,16が配置されている。
ここで、前記パネル保持枠4の詳細な構造について説明する。
図3に示すように、前記パネル保持枠4は、前記ガイドレール1のパネル昇降ガイド用開口2に昇降自在に嵌め込まれる縦框41と、この縦框41とは別に形成されて当該縦框41に着脱可能に取り付けられるパネル保持部材42とからなっている。前記縦框41は、ガラス面板3側が開放され、その開放端側に幅狭方向へ傾斜するテーパ片部41aを一体に有する横断面中空柱状のフレーム部材からなっている。また、前記縦框41の背面側上部にはピン挿入筒43が一体に設けられ、このピン挿入筒43には前記パネル連繋チェーン11,12に取り付けられたロングピン(後述する吊りローラ18のローラ軸)17が挿脱可能に挿入されている。したがって、前記縦框41はロングピン17を介してパネル連繋チェーン11,12に吊持されている。なお、前記ロングピン17はパネル連繋チェーン11,12のチェーンリンクピンを兼ねるもので、そのロングピン17には、前記収納レール13,14上を転動させるための吊りローラ18が回転自在に取り付けられている。また、前記縦框41の背面側下部にはローラ支持ブラケット44を介して下部ガイドローラ45が回転自在に取り付けられている。この下部ガイドローラ45は前記パネル下部ガイド部材15,16に沿ってガラス面板3の下部を所定の移動方向に誘導させるためのものである。
一方、前記パネル保持部材42は、前記ガラス面板3の肉厚よりも幅広の横断面コ字形状をなしており、そのパネル保持部材42の背面側には、前記縦框41のテーパ片部41aの外側に当接させる横断面ハ字形状のテーパ片部42aが一体に設けられている。このようなパネル保持部材42はコ字状部が前記ガラス面板3の両側部に間隙を存して嵌め込まれ、そのパネル保持部材42のコ字状部内側全面と、前記パネル保持部材42のコ字状部内に対するガラス面板3の挿入部全面とを弾性的に接着剤50で結合させることによって、前記パネル保持部材42とガラス面板3とが一体的にユニット化されているものである。前記接着剤50としてはシリコン系接着剤が適用され、このシリコン系接着剤50は前記パネル保持部材41とガラス面板3との間に注入され、その硬化後に弾性が得られるという特性を有している。なお、前記シリコン系接着剤50は予め横断面コ字形状に成形されたものを前記パネル保持部材42のコ字状部内側全面に圧着結合させておき、そのシリコン系接着剤50の成形物に前記ガラス面板3の両側部を圧入嵌着させて前記パネル保持部材42とガラス面板3とを一体的にユニット化することも可能である。
以上において、両ガイドレール1の内部にパネル昇降駆動系のスプロケット8,9から垂下するパネル連繋チェーン11,12に上述のようにロングピン17を介して組み付け吊持された縦框41は前記両ガイドレール1のパネル昇降ガイド用開口2に昇降自在に嵌め込まれ、その嵌め込み状態では前記縦框41のテーパ片部41aが前記パネル昇降ガイド用開口2からガイドレール1の外側に突出した露出状態となる。そこで、上述のようにガラス面板3の両側部にシリコン系接着剤50で一体的にユニット化されたパネル保持部材42のテーパ片部42aを前記縦框41のテーパ片部41aの外側に当接し、それらのテーパ片部41a,42a同士を止着具である止めネジN1で締め付けて連結固定することにより、各ガラス面板3がパネル連繋チェーン11,12に吊持されるように組み付けられる。なお、前記止着具N1は止めネジに特定されるものではなく、リベットやピンなど前記縦框41とパネル保持部材42とを着脱可能に連結できるものであればよい。
また、前記パネル保持枠4には、シャッター全閉時に上下方向に隣り合うガラス面板3間に隙間を形成して当該ガラス面板3同士を非接触状態に保持するためのパネル離間保持手段41b(図4参照)が設けられている。このパネル離間保持手段41bは、図示例において、各ガラス面板3毎の縦框41に連結されたパネル保持部材42の下端から下方へ僅かな長さだけ延びるように形成されている。このようにパネル保持部材42の下端から更に下方へ延びるパネル離間保持手段41bは、前記縦框41の下端に一体形成された内向きフランジ部からなっており、そのフランジ部41b上に前記パネル保持部材42の下端がシリコン系接着剤50を介して当接した状態となっている。したがって、シャッター全閉時には各ガラス面板3両側部の縦框41下端の前記フランジ部41bが、その下方で当該縦框41と真直状に隣り合う下位縦框41の上端に当接することにより、ガイドレール1間で上下方向に隣り合うガラス面板3同士が非接触状態に保持されるようになっている。
また、前記各縦框41の上端部には、シャッター全閉動作時にガイドレール1に沿って下降してくるガラス面板3の縦框41の下端側から当該縦框41に内部に嵌入させる横ずれ防止用のガイド部(図5(A)に示すガイド片部)46が一体的に設けられている。さらに、前記各ガラス面板3の上端部にはシール材47が一体的に設けられている。このシール材47は、図示例において、シャッター全閉時にガラス面板3の相互間で圧縮されてガラス面板3の相互間を封止する透明なチューブ状に弾性部材からなっているが、シャッタ全閉時のガラス面板3間を封止できるものであればよい。
なお、図1において、19は開閉機10を正逆回転起動させるためのスイッチ、20はガイドレール1間における最下位のガラス面板3の下端部に上下動可能に組み付けられた座板であり、この座板20は接地時や異物等を挟み込んだ際に前記最下位のガラス面板3に対して上昇することで図示省略のリミットスイッチをONして開閉機10を自動的に停止させるものである。
次に動作について説明する。
ガイドレール1間をガラス面板3が全閉している状態において、開閉機1をシャッター開方向に起動させると、パネル昇降駆動系のスプロケット8,9が図2中で時計回り方向に回転駆動されることにより、それらのスプロケット8,9に噛合したパネル連繋チェーン11,12を介して前記ガイドレール1間のガラス面板3が上昇し、前記スプロケット8,9間を通過したガラス面板3は、その上部両側の吊りローラ18が収納レール13,14上に移行する。その収納レール13,14上に移行したガラス面板3は後続のガラス面板3で押されることにより、前記収納レール13,14上では各ガラス面板3が並列状態に吊持収納される。
このような収納状態から開閉機10をシャッター閉方向に起動されると、スプロケット8,9が図2中で反時計回り方向に回転駆動されることにより、収納レール13,14で吊持されたガラス面板3が前記収納レール13,14に沿ってスプロケット8,9の方向に横移動し、それらのスプロケット8,9間を通過したガラス面板3はガイドレール1に沿って順次下降する。そして、最下位のガラス面板3が接地した後、当該ガラス面板3上に次のガラス面板(次位のガラス面板という)3が降りてくる。このとき、最下位ガラス面板3の縦框41の上端から突出しているガイド片部46が次位のガラス面板3の縦框41の下端内部に嵌入する。これにより、最下位のガラス面板3と次位のガラス面板3とが真直状に嵌合連結された状態となって当該ガラス面板3相互の横ずれが防止される。このように最下位のガラス面板3と次位のガラス面板3とが嵌合された状態では、次位のガラス面板3における縦框41の下端フランジ部(パネル離間保持手段)41bが最下位のガラス面板3の縦框41の上端に当接する。このようにして、ガイドレール1間で上下方向に真直状に隣り合うガラス面板3の相互は、前記フランジ部41bの厚み分だけ離れた状態となる。したがって、前記各ガラス面板3は、それらの相互が非接触状態に保持される。また、前記各ガラス面板3の相互間では弾性シール材47が圧縮された状態となって、当該弾性シール材47で前記ガラス面板3相互間の隙間が塞がれる。
以上説明した実施の形態1によれば、ガラス面板3の両側に組み付けるパネル保持部材42のコ字状内面の全面と、そのコ字状内部に対する前記ガラス面板3の挿入部全面とをシリコン系接着剤50によって弾性的に一体化するように構成したので、ネジ止めを必要とせずにガラス面板3の両側部にパネル保持部材42を一体的に組み付けることができ、前記ガラス面板3の上下に横框を組み付ける必要がないので、部品点数の減少が図れ、組立作業性が向上すると共に、左右のガイドレール1間にはガラス面板3だけを表出させることができるという効果がある。特に、各ガラス面板3とパネル保持部材42との間にシリコン系接着剤50層が介在し、前記ガラス面板3がパネル保持部材42に直接当たらないので、前記パネル保持部材42が金属であっても、そのパネル保持部材42とガラス面板3とを非接触状態に保持することができ、それら両者の接触に起因したガラス面板3の破損を防止することができ、かつ、前記シリコン系接着剤50特有の弾性作用によって衝撃を吸収することができるという効果がある。
また、シャッター全閉時のガラス面板3を非接触状態に保持できるという効果もある。すなわち、ガラス面板3の両側に嵌着されて左右のパネル連繋チェーン11,12に吊持されたパネル保持枠4には、シャッター全閉時に上下方向へ隣り合うガラス面板3間に隙間を形成して当該ガラス面板3同士を非接触状態に保持させるためのパネル離間保持手段41bが設けられていることにより、シャッタ全閉時にはガラス面板3同士を非接触状態に保持することができ、当該ガラス面板3同士の接触による破損を防止できるという効果がある。しかも、前記パネル離間保持手段41bは、各パネル保持枠4の縦框の41の下端部を、当該縦框41に連結されたパネル保持部材42の下端より下方に延ばすだけで簡単に形成できるという効果がある。さらに詳しく説明すると、前記パネル離間保持手段41bは、パネル保持枠4の縦框41を、これに組み付けられたパネル保持部材42の下端よりも下方へ適度(僅か)に長く延ばすことで形成された突出片部からなり、このような縦框41の下向き突出片部の下端が、その下方に隣り合う縦框41の上端に当接することで、シャッター全閉時に上下方向へ隣り合うガラス面板3間に隙間が形成されることにより、当該ガラス面板3同士を非接触状態に保持できるというものである。
さらに、前記縦框41の上端には、シャッター全閉動作時に、その縦框41の上端部に下降してくる他の縦框41の下側内部に嵌入させる横ずれ防止用のガイド部46を設けるように構成したので、シャッター全閉位置でのガラス面板3相互の横ずれを防止することができるという効果がある。さらに、前記各ガラス面板3の上端には透明なチューブ状のシール材47を一体的に設け、シャッター全閉時にガラス面板3の相互間で前記シール材47が圧縮されてガラス面板3の相互間を封止するように構成したので、シャッター全閉時にガラス面板3の相互間に隙間が生じることを防ぎ、しかも、前記シール材47をガラス面板3と同様の透明素材で形成しているため、シャッター全閉時にガラス面板3特有の外観が損なわれるようなこともないという効果がある。
さらには、前記パネル連繋チェーン11,12で吊持された縦框41がガイドレール1のパネル昇降ガイド用開口2に昇降自在に嵌め込まれ、その縦框41にガラス面板3側のパネル保持部材42がガイドレール1の外側から止着具である止めネジN1で着脱可能に締め付けることにより連結固定されているので、ガラス面板3の破損等による交換に際してはガイドレール1を取り外すことなく前記止着具N1を取り外すだけでガラス面板3の交換を容易に行うことができるという効果がある。しかも、前記縦框41とパネル保持部材42のそれぞれには前記パネル昇降ガイド用開口2の付近で同一方向に傾斜するテーパ片部41a,42aが設けられ、それらのテーパ片部41a,42a相互をガイドレール1の外側から前記止めネジN1で着脱可能に連結するように構成したので、前記縦框41とパネル保持部材42の脱着作業を容易に手際よく行うことができるという効果がある。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2によるパネルシャッターの要部を示す断面図である。
この実施の形態2では、上記実施の形態1によるパネルシャッターにおいて、ガイドレール1から露出しているパネル保持枠4の露出部、当該パネル保持枠4を構成している縦框41とパネル保持部材42の止着具である止めネジN1による連結部、および前記パネル保持部材42の全体を覆うカバー部材49を前記ガイドレール1の側面に止着具である止めネジN2で着脱可能に取り付けたものである。このように、前記パネル保持枠4の露出部全体をカバー部材49で覆うことにより、そのカバー部材49が取り付けられたガイドレール1間ではガラス面板3しか露出せず、前記縦框41とパネル保持部材42とを連結している前記止着具N1が濫りに取り外されるようなこともないという効果がある。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、各ガラス面板3の両側部とパネル保持部材42とを、シリコン系の接着剤50のみで弾性的に一体化する構成としたが、弾性を有するスポンジやゴム等の緩衝材を前記各ガラス面板3の両側部とパネル保持部材42との間に介在させて両者を前記接着剤50で弾性的に一体化してもよく、この場合も同様の効果が得られる。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、パネル離間保持手段41bをパネル保持枠4の縦框41の下端部に形成する場合について説明したが、前記パネル離間保持手段41bは、前記縦框41の上端部に形成してもよく、当該縦框41の上下端部の少なくとも一方端部に形成されていればよく、いずれの場合も上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態1において、ガラス面板3の表面にフィルムを貼る等すれば、万一、ガラス面板3が破損した際の弊害を最小限に抑えることができる。また、上記実施の形態1,2では、ガラス面板3をパネルとして適用した場合について説明したが、前記ガラス面板3は樹脂板等に置き換えることも可能である。また、前記縦框41およびパネル保持部材42は上述した図示の形状に特定されるものではない。
この発明の実施の形態1によるパネルシャッターを示す概略的な正面図である。 図1中のパネル収納部およびパネル昇降駆動系の拡大構成説明図である。 図1のA−A線に沿った拡大断面図である。 図1中のパネルを示す拡大正面図である。 図5(A)は図4のパネルの部分的側面図、図5(B)は図4のB−B線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2によるパネルシャッターの要部を示す断面図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 パネル昇降ガイド用開口
3 パネル(ガラス面板)
4 パネル保持枠
5 パネル収納部
6,7 ブラケット
8,9 パネル昇降駆動系スプロケット
10 開閉機(モータ)
11,12 パネル連繋チェーン
13,14 収納レール
15,16 パネル下部ガイド部材
17 ロングピン(ローラ軸)
18 吊りローラ
19 スイッチ
20 座板
41 縦框
41a テーパ片部
41b パネル離間保持手段
42 パネル保持部材
42a テーパ片部
43 ピン挿入筒
44 ローラ支持ブラケット
45 下部ガイドローラ
46 ガイド部(ガイド片部)
47 シール材
49 カバー部材
N1,N2 止めネジ(止着具)

Claims (8)

  1. パネル昇降ガイド用開口を有する左右一対のガイドレールと、これらのガイドレール間を昇降する複数のパネルと、前記ガイドレールの上方に配置された左右一対のパネル昇降駆動系のスプロケットと、このスプロケットに噛合して前記ガイドレールの内部に垂下し、前記パネル相互をそれぞれの両側で連繋吊持しているパネル連繋チェーンと、前記ガイドレール間を上昇して前記スプロケット間を通過したパネルを吊持収納する収納レールとを備えたパネルシャッターにおいて、
    前記各パネルの両側部にパネル保持枠を個々に嵌め込んで一体化し、それらのパネル保持枠を前記パネル連繋チェーンに連結すると共に、前記ガイドレール間に下降したパネルの全閉時に前記パネル保持枠の相互が上下方向に当接して前記各パネルの相互は非接触となるように構成し、
    前記各パネル保持枠は、前記パネル連繋チェーンに吊りローラのローラ軸を介して連結され、ガイドレールのパネル昇降ガイド用開口に臨む各パネル毎の縦框と、各パネルの両側部に個々に嵌め込まれて、当該パネルに弾性的に接着剤で結合され、前記縦框に前記ガイドレールの外側から止着具で着脱可能に連結されたパネル保持部材と、を備え、
    前記縦框は、パネル側に開放され、その開放端側に幅狭方向へ傾斜する第1のテーパ片部を有し、
    前記パネル保持部材は、パネルの肉厚よりも幅広の横断面コ字形状をなしており、このパネル保持部材の背面側には、前記縦框の第1のテーパ片部の外側に当接させる横断面ハ字形状の第2のテーパ片部が一体に設けられ、
    また、パネル保持部材は、コ字状部がパネルの両側部に間隙を存して嵌め込まれ、パネル保持部材のコ字状部内側全面と、前記パネル保持部材のコ字状部内に対するパネルの挿入部全面とを弾性的に接着剤で結合させたことを特徴とするパネルシャッター。
  2. 各パネル保持枠は、シャッター全閉時に上下方向に隣り合うパネル間に隙間を形成して当該パネル同士を非接触状態に保持するパネル離間保持手段を有していることを特徴とする請求項1記載のパネルシャッター。
  3. パネル離間保持手段は、各パネル保持枠の上下端部の少なくとも一方に突出形成され、上下方向へ隣り合う相手側のパネル保持枠の上下方向の端部に当接する突出部からなっていることを特徴とする請求項2記載のパネルシャッター。
  4. パネル離間保持手段は、縦框の上下端部の少なくとも一方端部を当該縦框に連結されたパネル保持部材の上下端部の少なくとも一方端より延ばして形成された突出部からなり、シャッター全閉位置で前記縦框の上下端部の少なくとも一方の前記突出部が、当該縦框と真直状に隣り合う相手側縦框の上下方向の端部に当接することで、上下方向に隣り合うパネル同士が非接触状態に保持されるようになっていることを特徴とする請求項2または請求項3記載のパネルシャッター。
  5. 各パネル保持枠は、ガイドレール間でのパネル全閉動作時にガイドレール間で上下方向に隣り合う相手側のパネル保持枠内に嵌入して各パネルのパネル保持枠相互を真直状に合致させる横ずれ防止用のガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のパネルシャッター。
  6. 各パネルには、ガイドレール間を全閉した前記パネルの相互間を封止するシール材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパネルシャッター。
  7. 各パネルはガラス面板からなり、接着剤はシリコン系接着剤からなっていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のパネルシャッター。
  8. ガイドレールから露出しているパネル保持枠の全体を覆うカバー部材をガイドレールの側面に取り付けたことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のパネルシャッター。
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