JP4467298B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒 Download PDF

Info

Publication number
JP4467298B2
JP4467298B2 JP2003423913A JP2003423913A JP4467298B2 JP 4467298 B2 JP4467298 B2 JP 4467298B2 JP 2003423913 A JP2003423913 A JP 2003423913A JP 2003423913 A JP2003423913 A JP 2003423913A JP 4467298 B2 JP4467298 B2 JP 4467298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
lens
barrel
main
zoom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003423913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005181772A (ja
Inventor
慎治 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003423913A priority Critical patent/JP4467298B2/ja
Publication of JP2005181772A publication Critical patent/JP2005181772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4467298B2 publication Critical patent/JP4467298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、ビデオカメラや電子スチルカメラなどに用いられる可変焦点機能を有するレンズ鏡筒に関するものである。
従来のレンズ鏡筒の構成を、図8および図9に基づき説明する。図8は従来例のレンズ鏡筒の全体構成を示す分解斜視図、図9は同レンズ鏡筒の要部断面図である。
図8において、101は筒状の前鏡筒であり、その先端部には前玉レンズ102が固定されるとともに、他端部には、固定枠103に保持された固定レンズ104が前記前玉レンズ102の光軸105上に位置するように固定されている。また、前鏡筒101の後方には主鏡筒106が取り付けられるとともに、この主鏡筒106の後部には被写体を撮像する撮像素子の取付部が形成されている。前記前玉レンズ102と固定レンズ104との間には、ズーム枠107に保持されてズーム機能(変倍機能)を備えたズームレンズ108が、光軸105上を移動調整可能に配置されている。前記主鏡筒10内部には、フォーカス枠109に保持されて像面変動補正機能を備えたフォーカスレンズ110が光軸105上を移動調整可能に配置されている。また、アイリス110は矢印dの方向に挿入されて前鏡筒101にビス締めされる。前記ズームレンズ108を駆動するズーム用モータ112は、支持部材113を介して前鏡筒101にビス締めされる。前記フォーカスレンズ110を駆動するフォーカス用モータ114は、支持部材115を介して主鏡筒106にビス締めされる。さらに、前記ズームレンズ108の位置を検出するズーム用エンコーダ116は前鏡筒111にビス締めされるとともに、フォーカスレンズ110の位置を検出するフォーカス用エンコーダ117は主鏡筒106にビス締めされる。
ところで、図9に示すように、主鏡筒106は、前記フォーカス枠109を囲むような形状でもって樹脂成型により形成され、そして前面がオープンにされた筒型にされるとともに、フォーカス用モータ114が挿入される部分118については切り欠かれた形状にされている。すなわち、クローズな筒状の断面が、中断されたオープンな形状にされている。
特開2002−258139
しかしながら、前記従来の構成では、筒状が途中で切断された形状にされているため、前鏡筒101および主鏡筒106の強度が弱くなって変形が起こり易くなっていた。例えば、ビデオカメラのフレームに当該レンズ鏡筒を組み込む際に、作業が一律に行われない場合には、レンズ鏡筒が歪み、撮像解像度が低下するという課題がある。
さらに、撮像解像度に大きい影響を与える固定レンズ104と撮像素子との距離が、別個の部品の配置によって決定されることから、組立精度にばらつきが生じるとともに、撮像素子に対して固定レンズ104が傾いたりすると、やはり撮像解像度が低下するという課題がある。
そこで、本発明は、前記従来の課題を解決するもので、固定レンズを保持する部位と撮像素子を固定する部位とを一体に構成することによって、寸法精度の安定を図り得るとともに組立時にレンズ鏡筒に歪が発生するのを防止し得るレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上述の課題を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、前方レンズ部が設けられた前鏡筒と、ズームレンズ部、アイリス部、後方レンズ部およびフォーカスレンズ部が前方から後方に向って順次収納されるとともに、後端部に被写体像を結像させる撮像素子が取り付けられる主鏡筒とを具備するレンズ鏡筒であって、
前記主鏡筒を箱型状に樹脂成型により一体に形成するとともに、その前部に形成された前記後方レンズ部の保持枠部と、後部に形成された前記撮像素子の取付部とを接続する接続部の両側に、ズーム用モータおよびフォーカス用モータを取り付けるための開口部を形成し、前記保持枠部の前部に、主鏡筒内に前記アイリス部を挿入する際に、当該アイリス部の左右側面および後面を案内する案内面を形成し、前記保持枠部の左右に形成された案内面を、前記主鏡筒の左右に配置された前記ズームレンズ部および前記フォーカスレンズ部を光軸方向に沿って移動させる駆動用軸体から潤滑油が前記アイリス部に飛散するのを防止し得る大きさにしたものである。
また、前記前鏡筒の後側下部に対応し且つ主鏡筒側に配置された前記ズームレンズ部の下方壁部を形成する前方突出部を主鏡筒側に設けるとともに、この主鏡筒側の前方突出部に、前記ズームレンズ部の位置を検出するエンコーダを配置して、当該前鏡筒をサイドコアを必要としない樹脂成型可能な形状にしたものである。
また、前記主鏡筒の前後部に、当該主鏡筒が収納される収納体の側壁部に取り付けるための取付用ブラケットを、当該主鏡筒の端縁から片持ち式に且つ前記収納体の側壁部の表面と平行になるように設けたものである。
さらに、前記取付用ブラケットの板厚を前記主鏡筒を形成する板厚の50〜90%の範囲内にしたものである。
上記の構成によると、固定レンズを保持する保持枠部および撮像素子を取り付けるための取付部を樹脂成型により一体に形成したので、従来のように、別個の部品としたものに比べて、両者にずれが発生しないため、寸法精度の安定および組立時に鏡筒に歪が発生するのを防止し得るレンズ鏡筒を提供することができる。
また、後方レンズ部の保持枠部に、アイリス部の案内面を形成したので、主鏡筒内に正確に案内することができ、したがってレンズ鏡筒の小型化に寄与することができる。
また、アイリス部の案内面を大きくしたので、アイリスへの潤滑油の飛散を防止することができる。
また、主鏡筒側に前方突出部を設けるとともに、この前方突出部にズームレンズ部の位置を検出するエンコーダを配置して、前鏡筒をサイドコアを必要としない構成にしたので、金型の費用を安価にすることができる。
さらに、取付用ブラケットを片持ち式に、またはその板厚を主鏡筒よりも薄くしたので、レンズ鏡筒を例えばビデオカメラ等に取り付ける際に、例えば余分な力が作用したとしても、取付用ブラケットが変形するため、レンズ鏡筒が歪むのを防止することができる。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒を、図1〜図7に基づき説明する。図1はレンズ鏡筒の全体構成を示す分解斜視図、図2は同レンズ鏡筒の要部断面図、図3は主鏡筒本体の断面図、図4は同レンズ鏡筒の背面図である。
図1に示すように、このレンズ鏡筒1は、前玉レンズが設けられた前鏡筒2と、ズームレンズ、アイリス、固定レンズ、フォーカスレンズが前方から後方に向って順次配置されてなる主鏡筒3とから構成されている。
前記前鏡筒2の前鏡筒本体11は概略円筒形状にされており、この前鏡筒本体11の前端に前玉レンズ(前方レンズ部の一例で、前玉レンズ群であってもよい)12が固定されており、またこの前鏡筒本体11の後部下側には、主鏡筒3側に設けられた前方突出部(後述する)を案内するための切欠部(図示せず)が形成されている。
図1〜図5に示すように、前記主鏡筒3の主鏡筒本体21は、箱型形状の鏡筒本体部22と、この鏡筒本体部22の前側下部位置で前方に突出されて後述するズームレンズ部の移動下方壁部(移動領域)を形成するための前方突出部23とから構成されている。したがって、前鏡筒2の後側下部の形状は、この前方突出部23が嵌合し得るような凹状にされている。
前記鏡筒本体部22の前部には、固定レンズ(後方レンズ部の一例で、固定レンズ群であってもよい)24を保持するための保持枠部25が形成されるとともに、後部には撮像素子を取り付けるための取付部(取付面)26が形成され、また上下部には平面視が矩形状の上板部27および下板部28(少なくとも、これら両板部が接続部に相当する)が形成され、さらに両側部には開口部(切欠部ともいう)29,30が形成されている。
そして、この主鏡筒本体21は、全体として樹脂成型により一体に形成されている。従来の構成と比較して簡単に言えば、主鏡筒に固定レンズを保持する固定枠が一体に設けられていることになる。
前記鏡筒本体部22の保持枠部25の前方位置には、ズーム機能(変倍機能)を備えたズームレンズ(ズームレンズ部の一例で、ズームレンズ群であってもよい)31を保持するズーム枠32が、左右位置で且つ前後方向に配置された一対のガイド軸33の前部側に支持案内されてズーム用駆動機構部34により、光軸4方向で移動自在に設けられている。
前記ズーム用駆動機構部34は、ズーム用モータ35と、このズーム用モータ35により駆動されてズーム枠32をねじ機構を介して移動させるねじ軸(駆動用軸体)36と、これらモータ35およびねじ軸36を支持して前記鏡筒本体部22の一側部に取り付けるための板状の支持部材37とから構成されており、この支持部材37の鏡筒本体部22への取り付けに際しては、ズーム用モータ35を鏡筒本体部22の一側部に形成された一方の開口部29から鏡筒内に挿入させてビスにより取り付けられる。
また、前記鏡筒本体部22内の中央部分には、フォーカスレンズ(フォーカスレンズ部の一例で、フォーカスレンズ群であってもよい)38を保持するフォーカス枠39が、前記一対のガイド軸33の後部側に支持案内されてフォーカス用駆動機構部40により、光軸4方向で移動自在に設けられている。なお、このフォーカス枠39は、鏡筒本体部22の他側部に開口された他方の開口部30から内部に挿入・配置される。
前記フォーカス用駆動機構部40は、フォーカス用モータ41と、このフォーカス用モータ41により回転されてフォーカス枠39をねじ機構を介して移動させるねじ軸(駆動用軸体)42と、これらモータ41およびねじ軸42を支持して鏡筒本体部22の他側部に取り付けるための板状の支持部材43とから構成されており、この支持部材43の鏡筒本体部22への取り付けに際しては、フォーカス用モータ41が鏡筒本体部22の他側部に形成された他方の開口部30から鏡筒内に挿入させてビスにより取り付けられる。
また、前記鏡筒本体部22の保持枠部25の前方位置には、アイリス51を保持するアイリス保持枠52と、このアイリス保持枠52に取り付けられてアイリス51を調整する調整用モータ53とから構成され、主鏡筒本体21への取り付けに際しては、矢印aにて示すように、保持枠部25の前方に形成された凹状空間部内に上方から挿入・配置される
そして、アイリス51の主鏡筒本体21への取付状態では、図6に示すように、レンズ鏡筒の小型化を図る上で、アイリス51を固定レンズ24に対して可能な限り接近するような構成にされている。例えば、固定レンズ24とズームレンズ31とは、最も接近した状態における面間距離が1.2mmにされているのに対し、アイリス保持枠52の厚さが2mm必要とされており、したがってアイリス51を固定レンズ24とズームレンズ31との間に挿入・配置するための考慮、およびその両側に配置された一対のねじ軸33に付着している潤滑油がアイリス31側に飛散するのを防止する考慮がなされている。
すなわち、図6に示すように、保持枠部25前面の左右には、前方に突出してアイリス保持枠52を周囲から覆うようにされた案内用壁部25aが設けられており、これら案内用壁部25aの内周面(案内面)bと保持枠部25の周囲前面(案内面)cとにより、アイリス保持枠52の位置決めが行われている。
また、上記アイリス保持枠52の後面および前面には、固定レンズ24の膨出部分およびズーム枠32の突出部分を案内し得るように、凹状部52a,52bが形成されている。これら両凹状部52a,52bにより、固定レンズ24とズームレンズ31とをアイリス51により接近させて、すなわち固定レンズ24とズームレンズ31と非常に狭い間隔(勿論、ズームレンズが一番固定レンズ側に移動した状態での間隔)で配置することができ、レンズ鏡筒1の小型化に寄与している。しかも、アイリス51の鏡筒内への挿入作業時には、保持枠部25の表面b,cにてアイリス保護枠52を案内させることにより、アイリス側と固定レンズ側およびズームレンズ側との接触を防止することができる。
また、前記左右位置で且つ前方に突出された案内用壁部(案内面)25aにより、一対のねじ軸36,42とは空間的に遮断された状態になっており、このため、両ねじ軸36,42からの潤滑油の飛散が防止されている。
さらに、図3〜図5に示すように、主鏡筒本体21の前方突出部23および鏡筒本体部22の後端部には、ビデオカメラのフレーム(収納体の一例で、図示せず)に取り付けるためのビス用穴部56a,57aが設けられた板状の取付片(取付用ブラケットの一例)56,57が、フレーム側の取付面と平行になるように且つ片持ち式に(片持ち梁と同様に)突出するように設けられている。なお、これら各取付片56,57は、各穴部56a,57aにおける前方突出部23および鏡筒本体部22の各端縁からの距離が、少なくとも5mm以上となるように設けられている。また、前記取付片56,57の板厚が、主鏡筒本体21すなわち前方突出部23および鏡筒本体部22の厚みtに対して、薄くなるように、例えば0.5〜0.9tの範囲(好ましくは、0.8t程度の厚さ)となるようにされている。
さらに、前記前方突出部23には穴部23aが形成され、この穴部23aにズームレンズ31の位置を検出するためのズーム用エンコーダ58が取り付けられ、また鏡筒本体部22の下板部28側にも穴部28aが形成され、この穴部28aにフォーカスレンズ38の位置を検出するためのフォーカス用エンコーダ59が取り付けられる。
上述したように、主鏡筒本体21の鏡筒本体部22の前端側に固定レンズ24を保持する保持枠部25を、後端側に撮像素子を取り付けるための取付部26を樹脂成型により一体に形成したので、従来のように、固定レンズを保持する固定枠を主鏡筒に対して別個の部品としたものに比べて、両者の相対位置でのずれ(相対距離、平行度、光軸に対するずれ)が発生しないため、撮像解像度の性能が低下するのを防止することができる。勿論、鏡筒本体部22は箱型形状にされているため、強度が大きく変形についても殆ど心配がない。なお、鏡筒本体部22の上下部(接続部である)は、上板部27および下板部28にされているため、より強度の向上が図られており、さらに上板部27には、強度の向上のために、リブ27aが設けられている。
また、主鏡筒本体21を箱型形状(直方体形状)の鏡筒本体部22と、鏡筒本体部22の前端から前鏡筒2側に突出されるとともにズーム用エンコーダ58が取り付けられる前方突出部23とから構成することにより、少なくとも、前鏡筒2については、図7に示すように、前後方向で変化する凹凸部および前後方向で貫通する穴部を有する形状となるため(ズームレンズを案内する構造部分を殆ど主鏡筒本体側に配置するようにしているため)、その金型としては、矢印61方向で移動されるコア金型および矢印方向62方向で移動されるキャビティ金型(サイドコアが不要である)だけで成形が可能であり、したがって前鏡筒3の成形用の金型費用および部品単価を安くすることができるとともに、形状が複雑でない分、強度を確保しやすくなるという利点を有している。
さらに、レンズ鏡筒1をビデオカメラのフレームに取り付ける取付片56,57を、フレームへの取付面と平行に且つ主鏡筒本体21の端縁から片持ち式に突出させるとともに、当該取付片56,57の板厚についても主鏡筒本体21側の板厚よりも薄くしたので、レンズ鏡筒1をフレームに取り付けた際に、レンズ鏡筒1に余分な力(無理な力)が作用した場合には、取付片56,57自体が変形し、レンズ鏡筒1に歪が発生するのを防止することができ、したがってレンズ鏡筒1の実装時における取付精度の向上を図ることができる。なお、従来は、レンズ鏡筒の歪対策として、ゴムクッションを挿入して固定を行っていたものに比べて、省スペース化を図ることができるとともに、コストダウンにも繋がる。
上述したレンズ鏡筒によれば、主鏡筒が一体に強固に形成されるため、固定レンズとその後端部に取り付けられる撮像素子との相対位置のずれをほぼなくし且つ安価な金型にて小型化を図ることができるので、ビデオカメラや電子スチルカメラなどに用いられる可変焦点機能が具備されたレンズ鏡筒に有用である。
本発明のレンズ鏡筒の全体構成を示す分解斜視図である。 同レンズ鏡筒の要部断面図である。 同レンズ鏡筒における主鏡筒本体の側面図である。 図3のA−A矢視図である。 同レンズ鏡筒における主鏡筒本体の断面図である。 同レンズ鏡筒のアイリス近傍の要部水平断面図である。 同レンズ鏡筒における前鏡筒の概略断面図である。 従来例のレンズ鏡筒の全体構成を示す分解斜視図である。 従来例のレンズ鏡筒の要部断面図である。
符号の説明
1 レンズ鏡筒
2 前鏡筒
3 主鏡筒
11 前鏡筒本体
12 前玉レンズ
21 主鏡筒本体
22 鏡筒本体部
23 前方突出部
24 固定レンズ
25 保持枠部
25a 案内用壁部
26 取付部
27 上板部
28 下板部
29 開口部
30 開口部
31 ズームレンズ
32 ズーム枠
38 フォーカスレンズ
39 フォーカス枠
51 アイリス
52 アイリス保持枠
52a 凹状部
52b 凹状部
56 取付片
57 取付片

Claims (4)

  1. 前方レンズ部が設けられた前鏡筒と、ズームレンズ部、アイリス部、後方レンズ部およびフォーカスレンズ部が前方から後方に向って順次収納されるとともに、後端部に被写体像を結像させる撮像素子が取り付けられる主鏡筒とを具備するレンズ鏡筒であって、
    前記主鏡筒を箱型状に樹脂成型により一体に形成するとともに、その前部に形成された前記後方レンズ部の保持枠部と、後部に形成された前記撮像素子の取付部とを接続する接続部の両側に、ズーム用モータおよびフォーカス用モータを取り付けるための開口部を形成し、前記保持枠部の前部に、主鏡筒内に前記アイリス部を挿入する際に、当該アイリス部の左右側面および後面を案内する案内面を形成し、前記保持枠部の左右に形成された案内面を、前記主鏡筒の左右に配置された前記ズームレンズ部および前記フォーカスレンズ部を光軸方向に沿って移動させる駆動用軸体から潤滑油が前記アイリス部に飛散するのを防止し得る大きさにしたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記前鏡筒の後側下部に対応し且つ主鏡筒側に配置された前記ズームレンズ部の下方壁部を形成する前方突出部を主鏡筒側に設けるとともに、この主鏡筒側の前方突出部に、前記ズームレンズ部の位置を検出するエンコーダを配置して、当該前鏡筒をサイドコアを必要としない樹脂成型可能な形状にしたことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記主鏡筒の前後部に、当該主鏡筒が収納される収納体の側壁部に取り付けるための取付用ブラケットを、当該主鏡筒の端縁から片持ち式に且つ前記収納体の側壁部の表面と平行になるように設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記取付用ブラケットの板厚を前記主鏡筒を形成する板厚の50〜90%の範囲内にしたことを特徴とする請求項に記載のレンズ鏡筒。
JP2003423913A 2003-12-22 2003-12-22 レンズ鏡筒 Expired - Lifetime JP4467298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423913A JP4467298B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 レンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423913A JP4467298B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 レンズ鏡筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005181772A JP2005181772A (ja) 2005-07-07
JP4467298B2 true JP4467298B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=34784244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003423913A Expired - Lifetime JP4467298B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4467298B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6731280B2 (ja) * 2016-05-06 2020-07-29 日本電産コパル株式会社 撮像装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100223168B1 (ko) * 1996-05-14 1999-10-15 윤종용 투사형 텔레비젼세트의 렌즈경통
JPH11167059A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Victor Co Of Japan Ltd ズームレンズ鏡筒
JP3807236B2 (ja) * 2001-02-28 2006-08-09 日本ビクター株式会社 レンズ鏡筒
JP4761099B2 (ja) * 2001-07-16 2011-08-31 ソニー株式会社 光学装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005181772A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7544004B2 (en) Lens barrel and image pickup apparatus
KR20120033280A (ko) 촬상 유닛
JP2014219654A (ja) カメラモジュール
US7715128B2 (en) Lens barrel and image pickup apparatus
JP4709647B2 (ja) 振れ補正装置及びレンズ装置
US6654182B2 (en) Lens barrel and optical apparatus with lens barrel
US11196905B2 (en) Image-capturing apparatus for reducing a number of components of an optical element switching mechanism
CN107121873B (zh) 光学装置
US8194176B2 (en) Switching mechanism for optical component, lens barrel, and imaging device
JP2008261929A (ja) レンズ鏡筒
JP4467298B2 (ja) レンズ鏡筒
JP5401853B2 (ja) レンズ鏡筒及び光学機器
JP5537529B2 (ja) 光学装置
JP2001042194A (ja) レンズ装置および光学機器
JP2004348030A (ja) レンズ装置
JP6004726B2 (ja) 撮像装置
JP2005121912A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
US20080225412A1 (en) Lens device
JP5819128B2 (ja) 撮像ユニット
JP4284480B2 (ja) レンズ鏡胴
JPH0634862A (ja) レンズ鏡筒
JP4022641B2 (ja) カメラボディ
JP2776656B2 (ja) 絞り装置の取り付け構造
JP4385319B2 (ja) ズームレンズ
JPH0694960A (ja) 軸受構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061122

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3