JP4466573B2 - 棚設備の出し入れ装置 - Google Patents
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Description
さらに走行制御部より制動手段へブレーキ信号が出力されると、制動手段により輪体に制動がかけられた後の走行車体の制動距離が検出され、過去の複数回の制動距離の平均値が許容値あるいは一定値を超えると、制動手段の保守指令が出力される。この保守指令により作業者は制動手段の保守・調整の必要を認識でき、制動手段を調整する。これにより、走行車体は常に制動後、同じ位置に停止でき、正常な荷の移載を行うことができ、また走行車体の制動距離のバラツキによる影響が排除され、的確な時期に制動手段の調整を行うことができる。
図1は本発明の実施の形態における棚設備の斜視図である。
図1に示すように、棚設備FSには、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てて設置した2基の収納棚Aと、それらの収納棚Aどうしの間に形成した作業通路Bを自動走行するスタッカークレーン(出し入れ装置の一例)Cとが設けられ、各収納棚Aには多数の物品収納部(荷収納部)Dが上下多段かつ左右に並設されている。
「昇降用チェーン伸び監視部33」
この監視部33には、駆動側ロータリエンコーダ18、昇降台側ロータリエンコーダ19、および下限検出リミットスイッチ25の検出情報が入力されており、図8に示すように、下限検出リミットスイッチ25の検出情報によりリセットされて、駆動側ロータリエンコーダ18から入力されたパルス信号をカウントして昇降用チェーン8の巻き取り量(駆動距離)を測定する駆動距離検出部61と、下限検出リミットスイッチ25の検出情報によりリセットされて、昇降台側ロータリエンコーダ19から入力されたパルス信号をカウントして昇降台3の実昇降距離(移動距離)を測定する移動距離検出部62と、昇降制御部30により出力された昇降終了信号を実行信号として、駆動距離検出部61により測定された昇降用チェーン8の駆動距離と移動距離検出部62により測定された昇降台3の実移動距離の差、すなわち昇降用チェーン8の伸び量を算出する減算部63と、昇降制御部30により出力された昇降終了信号を実行信号として、この減算部63において求められた昇降用チェーン8の伸び量を記憶する記憶部64と、昇降制御部30により出力された昇降終了信号を実行信号として、この記憶部64に記憶された昇降用チェーン8の伸び量のデータに基づいて昇降用チェーン8のメンテナンス時期を判定する判定部65から構成されている。
「フォーク用チェーン伸び監視部34」
この監視部34には、移載用ロータリエンコーダ56、および中央位置センサ58の検出情報が入力されており、この監視部34は、図9に示すように、移載用ロータリエンコーダ56から入力されたパルス信号をカウントしてプライマリーフォーク43を出退させたときフォーク出退用チェーン51,52の移動距離(移動量;フォーク出退用チェーン51,52の伸び量に相当する)を測定する移動距離検出部71と、プライマリーフォーク43が中央に戻ってきたとき動作する中央位置センサ58の検出情報を実行信号として、移動距離検出部71において求められたフォーク出退用チェーン51,52の移動距離を記憶する記憶部72と、中央位置センサ58の検出情報を実行信号として、記憶部72に記憶されたフォーク出退用チェーン51,52の移動距離のデータに基づいてフォーク出退用チェーン51,52のメンテナンス時期を判定する判定部73から構成されている。
「ブレーキ効き監視部35」
この監視部35には、駆動側ロータリエンコーダ15の検出情報、車体側ロータリエンコーダ21の検出情報、およびHP検出センサ24の検出情報が入力されており、監視部35は、図10に示すように、HP検出センサ24の検出情報によりリセットされて、駆動側ロータリエンコーダ15から入力されたパルス信号をカウントして走行車体2の駆動距離を測定する駆動距離検出部81と、HP検出センサ24の検出情報によりリセットされて、車体側ロータリエンコーダ21から入力されたパルス信号をカウントして走行車体2の実移動距離を測定する移動距離検出部82と、走行制御部31により出力された走行終了信号を実行信号として、駆動距離検出部81により測定された走行車体2の駆動距離と移動距離検出部82により測定された走行車体2の実移動距離の差、すなわち車輪12の磨耗の度合いを演算する減算部83と、走行制御部31により出力された走行終了信号を実行信号として、この減算部83において求められた車輪12の磨耗の度合いを記憶する第1記憶部84と、走行制御部31により出力された走行終了信号を実行信号として、この第1記憶部84に記憶された車輪12の磨耗の度合いに基づいて車輪12のメンテナンス時期を判定する第1判定部85と、走行制御部31により出力されたブレーキ信号をリセットおよび実行信号として、車体側ロータリエンコーダ21から入力されたパルス信号をカウントして走行車体2の制動距離を測定する制動距離検出部86と、走行制御部31により出力された走行終了信号を実行信号として、この制動距離検出部86において求められた制動距離を記憶する第2記憶部87と、走行制御部31により出力された走行終了信号を実行信号として、この第2記憶部87に記憶された制動距離に基づいてブレーキ装置26のメンテナンス時期を判定する第2判定部88とから構成されている。
搬送装置C’は、チェーン(昇降用索状体の一例)8にて吊下げ支持され、収納棚Aの上下高さのほぼ全域にわたって垂直方向に昇降される昇降台(昇降体の一例)3と、この昇降台3上に設けられ、フォーク出退用チェーン(出退用索状体の一例)の駆動により出し入れ具(セカンダリーフォークとプライマリーフォーク43)を出退させて収納棚Aの物品収納部Dまたは搬入出部Eに対して物品Fの受け渡しを行うフォーク装置(受け渡し手段の一例)5から構成されている。この搬送装置C’は上記のように実施の形態の走行車体2に相当する構成を備えていない。なお、フォーク装置5は昇降台3上を横動自在とされている(詳細は後述する)。
A 収納棚
B 作業通路
C スタッカークレーン
C’ 搬送装置
CC クレーン制御装置
D 荷収納部
E 物品搬入出部
E1 コントローラ
M1 昇降用電動モータ
M2 走行用電動モータ
M3 移載用電動モータ
M4 横動用電動モータ
1 走行レール
2 走行車体
3 昇降台
4 昇降マスト
5 フォーク装置
8 昇降用チェーン
11 巻き取りドラム
12 車輪
15,18,19,21,56,98 ロータリエンコーダ
24,100 HP検出センサ
25 下限検出リミットスイッチ
26 ブレーキ装置
43 プライマリーフォーク
51,52 フォーク出退用チェーン
58 中央位置検出センサ
95 駆動ベルト
96 被検出体
97 レーザ測距計
Claims (2)
- 荷を収納する複数の荷収納部と、搬入出口との間で前記荷の入出庫を行なう棚設備の出し入れ装置であって、
複数の輪体により支持され、前記輪体の駆動により荷収納部に沿って走行する走行車体と、
前記走行車体上に垂設された柱体に沿って、昇降用索状体にて吊下げ支持され、垂直方向に昇降される昇降体と、
この昇降体上に設けられ、出し入れ具を出退させて前記荷収納部または搬入出口に対して前記荷の受け渡しを行う受け渡し手段
から構成され、
前記輪体の制動手段と、
前記輪体を駆動する走行用電動モータと、
車体側ロータリエンコーダ、または反射板とレーザ測距計から構成される光学式の測距装置、からなる前記走行車体の移動量を検出する移動検出手段と、
前記走行用電動モータの回転量を検出する駆動側ロータリエンコーダと、
前記移動検出手段により走行車体の実移動距離を測定する移動距離検出部と、
前記駆動側ロータリエンコーダから入力されたパルス信号をカウントして走行車体の駆動距離を測定する駆動距離検出部と、
前記走行用電動モータおよび前記制動手段を駆動して走行車体を指定された走行位置に移動させる走行制御部と、
前記駆動距離検出部により測定された走行車体の駆動距離と前記移動距離検出部により測定された走行車体の実際の走行距離の差、すなわち輪体の磨耗の度合いを演算する減算部と、
前記減算部において求められた輪体の磨耗の度合いを記憶する第1記憶部と、
前記第1記憶部に記憶された輪体の磨耗の度合いのデータのうち、最新のデータが許容値あるいは一定値を超えると判断すると、輪体の調整のための保守指令を出力し、前記第1記憶部に記憶された過去数回の輪体の磨耗の度合いのデータからその傾向を検出し、走行制御を複数回実行した後の予測値を求め、この予測値が許容値あるいは一定値を超えると判断すると、輪体の保守・調整を行うための保守予防指令を出力する第1判定部と、
前記走行制御部により入力されたブレーキ信号をリセットおよび実行信号として、前記移動検出手段により走行車体の制動距離を測定する制動距離検出部と、
前記制動距離検出部において求められた制動距離を記憶する第2記憶部と、
前記第2記憶部に記憶された過去の複数回の制動距離の平均値を求め、この平均値が許容値あるいは一定値を超えると判断すると、制動手段の調整のための保守指令を出力する第2判定部
を備えること
を特徴とする棚設備の出し入れ装置。 - 前記第1判定部から出力される輪体の保守・調整を行うための保守指令または保守予防指令と、前記第2判定部から出力される制動手段の保守・調整を行うための保守指令を画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の棚設備の出し入れ装置。
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