JP4466363B2 - 車両用ショックアブソーバ取付部構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両のサスペンションを構成するショックアブソーバの上端をホイールハウスのインナに取付ける車両用ショックアブソーバ取付部構造に関する。
一般に、ワンボックス車やミニバン等のリヤサスペンションのショックアブソーバは、上端がリヤホイールハウスのインナ側に結合されている。図6は従来の代表的なショックアブソーバ取付部構造を示すもので、車幅方向に沿うリヤホイールハウスの縦断面を示すものである。リヤホイール9を覆うリヤホイールハウス1は車内側のホイールハウスインナ2と車外側のホイールハウスアウタ3とで構成され、ホイールハウスアウタ3の外縁が車体外板をなすクォータパネル8の下縁部に結合されている。ホイールハウスインナ2には上下中間位置に、ショックアブソーバ6の上端を結合するほぼ水平面状のショックアブソーバ取付面部(以下、単に取付面部という)20Aが設けられ、ホイールハウスインナ2は車幅方向に沿う縦断面がほぼ階段状に形成されている。
ホイールハウスインナ2は車体重量の軽減のため薄板で構成されており、取付面部20Aの剛性を強化するために、取付面部20Aの下面およびその下段の縦壁21に沿って上下方向に延びるリィンフォースメント4Aが重合結合されている。リィンフォースメント4Aはホイールハウスインナ2よりも厚板で構成され、取付面部20Aから下方へ屈曲して延びる帯状に形成されている。リィンフォースメント4Aは、水平な上面部を取付面部20Aの下面に重ね合わせて複数個所スポット溶接されており、垂直な側面部をホイールハウスインナ2の下段縦壁21の車外面に重ね合わせて複数個所スポット溶接されている。取付面部20Aおよびリィンフォースメント4Aの水平面部には中央にボルト貫通穴が形成されており、該ボルト貫通穴に上下にゴムブッシュを介してショックアブソーバ6上端の取付ボルトを貫通せしめて締結結合している。
しかしながら取付面部20Aでは、薄板のホイールハウスインナ2と厚板のリィンフォースメント4Aを重ね合わせ、かつ取付面部20Aのボルト貫通穴まわりにスポット溶接しているので、悪路走行時等にショックアブソーバ6の上端から作用する衝撃荷重に対して剛性が十分でなく、繰り返し作用する衝撃荷重により、薄いホイールハウスインナ2に、リィンフォースメント4Aとの溶接部まわりに亀裂が生じてホイールハウスインナ2とリィンフォースメント4Aとが剥がれたり、ホイールハウスインナ2の上記ボルト貫通穴周縁に亀裂が生じて穴が広がって、ショックアブソーバ6上端を支える支持力が低下するおそれがあった。尚、ホイールハウスインナ2およびリィンフォースメント4Aの板厚を厚くして剛性を強化することが考えられるが、車重の増加が大きくなる。
従来、剛性の高いショックアブソーバ取付部構造として、下記特許文献1に記載されたように、ホイールハウスインナの中央部に切欠き穴が設けられ、該切欠き穴にこれを閉じる別体の板厚の厚いアブソーバブラケットを結合してアブソーバブラケットによりショックアブソーバ取付面部が構成されている。そしてアブソーバブラケットにはこれとほぼ同じ大きさのリィンフォースメントを重合結合し、かつリィンフォースメントの両側縁には縦方向に延在する一対のビード状の突出部を設けておいて、アブソーバブラケットとリィンフォースメントの各突出部とでショックアブソーバ取付面部の両側に閉断面を構成して取付面部の剛性を強化することが提案されている。しかし、ホイールハウスインナに切欠き穴を形成したり、またこれを別体のアブソーバブラケットで閉じたり、アブソーバブラケットとリィンフォースメントとで閉断面を構成しているので構造が複雑で経済的とはいえない。
特開平9−95262号公報
そこで本発明は上記事情に鑑み、重量の増加を極力抑え、構造簡素かつ経済的で剛性の高いショックアブソーバ取付部構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、車両のサスペンション機構を構成するショックアブソーバの上端をホイールハウスインナに結合したショックアブソーバ取付部構造において、
上記ホイールハウスインナの上下中間位置には、ほぼ水平面をなして車内側へ張り出す棚部を形成して、該棚部の車外側の端部から起立する上段垂直面部と、該棚部の車内側の端部から垂下する下段垂直面部とで断面ほぼ階段状に形成し、
上記棚部には段差部を介して、まわりの水平面部よりも一段高くしたほぼ水平面をなすショックアブソーバ取付面部を形成し、
上記棚部および上記両垂直面部の下面に、これらとほぼ同一断面形状で板状のリィンフォースメントを、更に該リィンフォースメントの下面に当て板を重ね合わせ、
上記ショックアブソーバ取付面部では、上記リィンフォースメントと上記当て板とをスポット溶接し、上記水平面部では、上記ホイールハウスインナと上記リィンフォースメントとをスポット溶接し、上記両垂直面部では、上記ホイールハウスインナと上記リィンフォースメントとをスポット溶接するとともに、上記リィンフォースメントと上記当て板とをスポット溶接する(請求項1)。ショックアブソーバ取付面部では、ホイールハウスインナとリィンフォースメントと当て板とで3枚重ねしてあり、かつリィンフォースメントと当て板のみを溶接結合したから、ショックアブソーバから作用する衝撃荷重に対してホイールハウスインナに亀裂が発生せず、取付面部の強度、剛性が強化される。ホイールハウスインナは取付面部まわりの一段低い水平面部でリィンフォースメントと溶接結合してあり、水平面部では、取付面部との間の段差部で取付面部に作用する衝撃荷重が緩和されるから水平面部に作用する衝撃荷重は取付面部よりも小さく、ホイールハウスインナに亀裂は生じない。ホイールハウスインナとリィンフォースメント、リィンフォースメントと当て板はそれぞれ、衝突荷重の入力方向に沿う取付面部まわりの垂直面部で、パネル面同士を重合溶接して一体化してあるので、取付面部まわりの衝突荷重に対する剛性を強化できる。
上記水平面部は上記段差部を介して上記ショックアブソーバ取付面部の前方および後方に形成され、
上記リィンフォースメントは、上記ショックアブソーバ取付面部およびそのまわりの上記水平面部ならびに上記両垂直面部にまたがる寸法に形成する。上記当て板は、上記ショックアブソーバ取付面部から上記両垂直面部にまたがり、上記両垂直面部における高さを上記リィンフォースメントのそれよりも小さくした寸法に形成する。上記当て板は上記リィンフォースメントに重ね合わせ、上記ショックアブソーバ取付面部および上記両垂直面部でリィンフォースメントにスポット溶接する。上記リィンフォースメントは上記ホイールハウスインナに重ね合わせ、上記水平面部および上記垂直面部で、上記リィンフォースメントの上記当て板との非重合部を上記ホイールハウスインナにスポット溶接する(請求項2)。これによれば、リィンフォースメントおよび小型の当て板とで十分に取付面部およびそのまわりの強度、剛性を強化することができ、重量増も極力抑えることができる。
本発明によれば、小型の当て板の追加による最小限の重量の増加ですみ、構造簡素かつ経済的で剛性の高いショックアブソーバ取付部構造を実現することができる。
ワゴン車等のリヤサスペンションのショックアブソーバの上端をリヤホイールハウスのインナ側に結合したショックアブソーバ取付部の構造に本発明を適用した実施形態を説明する。リヤホイールハウスは実質的に従来構造と同様で、車内側のホイールハウスインナと車外側のホイールハウスアウタとでリヤホイールを収納するアーチ状に形成してある。
図1はホイールハウスインナを車内後方側から見た斜視図で、ホイールハウスインナ2は前後に分割された前側パネル2aと後側パネル2bとが前後に連結された構造で、後側パネル2bにショックアブソーバ取付面部20が形成してある。ショックアブソーバ取付面部20は、下面側にリィンフォースメント4および当て板5を重ね合わせた3重構造としてある。
ホイールハウスインナ2の後側パネル2bは、重量軽減のために前側のパネル2aとともに板厚の薄い金属板(厚さ1.4mm程度)からなり、車内側に位置する縦壁状の車内側の側面壁21と、側面壁21の上縁から車外側へ屈曲するほぼ水平な上面壁22、および上面壁22の後縁から下向きに屈曲して側面壁21の後縁に沿って下方へ延びる後面壁23とでホイールハウスの後半部車内側を囲む三面構造をなす。後側パネル2bは、側面壁21および後面壁23の下縁が図略の車室フロアの側縁に結合され、上面壁22および後面壁23の車外側の側縁フランジが図略のホイールハウスアウタの車内側の側縁の接合フランジと結合される。
側面壁21には上下中間位置に、車内方向に張り出すほぼ水平な棚部が形成してあり、該棚部とその車外側の側縁から上方へ延びる上段垂直面部211と、棚部の車内側の側縁から下方へ延びる下段垂直面部212とで断面ほぼ階段状に形成してる。そして、上記棚部の前後方向中央位置に上記ショックアブソーバ取付面部(以下、取付面部という)20が形成してある。
図1ないし図3に示すように、取付面部20は段差部201を介して1段高い位置に設けてあり、車幅方向に沿う横幅が上記棚部のそれと同幅に形成してある。取付面部20の外周は車内側の端縁が半円弧状をなすほぼU字状に形成してあり、車内側の端縁は下段垂直面部212の上縁と繋がり、車外側の端縁は上段垂直面部211の下縁と繋がっている。取付面部20の車内側の位置にはショックアブソーバ6上端のボルト61を貫通せしめるボルト貫通穴25が形成してある。
上記棚部上には、取付面部20の前方位置および後方位置にそれぞれ、取付面部20よりも低い水平面部24a,24bが形成してある。両水平面部24a,24bの車内側の端縁は下段垂直面部212の上縁と繋がり、両者の車外側の端縁は上段垂直面部211の下縁と繋がっている。
リィンフォースメント4は、図1ないし図4に示すように、ホイールハウスインナ2の後側パネル2bよりも板厚の厚い金属板(厚さ2.3mm程度)で形成してあり、後側パネル2bの上記棚部とほぼ同じか若干小さい前後幅をなし、上段垂直面部211、棚部および下段垂直面部212に沿って上下方向に設けてある。下端は下段垂直面部212よりも下方へ延設してある。
リィンフォースメント4の上段垂直面部41は後側パネル2bの上段垂直面部211よりも低い起立状に形成してある。中間の棚部には前後中央位置に、後側パネル2bの取付面部20に対応して、段差部421を介して1段高く張り出した張出部42が形成してあり、その外周形は取付面部20のそれと同形状をなす。張出部42にはボルト貫通穴25aが形成してある。張出部42の前方位置および後方位置には、後側パネル2bの水平面部24a,24bに対応する水平面部43a,43bが設けてある。リィンフォースメント4の下段垂直面部44には所定の個所に、若干車内側へ突出し、後側パネル2bの下段垂直面部212に溶接する円形の溶接座面45が複数設けてある。
図1ないし図3、図5に示すように、当て板5は、リィンフォースメント4とほぼ同等の板厚(厚さ2.3mm程度)の金属板で構成してあり、ボルト貫通穴25bを中心とする円形で、その外周に下方へ屈曲する環状の周縁フランジ511を有する本体51を備えている。本体51の直径は取付面部20の前後幅に合わせてある。当て板5には、本体51の周縁フランジ511の車内側の下縁から下方へ向けて舌片状に突出し、リィンフォースメント4の下段垂直面部44に接合する溶接フランジ52が前後位置に一対設けてある。また本体51の車外側には、周縁フランジ511の下縁から上方へ向かって緩やかに湾曲しつつ上方へ向けて舌片状に突出し、上段垂直面部41に接合する溶接フランジ53が前後位置に一対設けてある。
当て板5は、リィンフォースメント4の張出部42の下面側に配し、両者のボルト貫通穴25a,25bを同芯状に、本体51の円形部を張出部42の下面に重ね合わせ、本体51を張出部42にボルト貫通穴25a,25bを中心とする円弧に沿って複数個所をスポット溶接してある。そして、車内側の両溶接フランジ52をリィンフォースメント4の下段垂直面部44に重ね合わせてスポット溶接するとともに、車外側の両溶接フランジ53をリィンフォースメント4の上段垂直面部41に重ね合わせてスポット溶接してある。尚、図1、図2において、リィンフォースメント4と当て板5とのスポット溶接個所をSP1で示す。
このようにして当て板5を一体に結合したリィンフォースメント4は、ホイールハウスインナ2の取付面部20の下面側に配し、両者のボルト貫通穴25,25aを同芯状に、張出部42を取付面部20の下面に重ね合わせるとともに、張出部42の前後の水平面43a,43bをそれぞれ取付面部20の前後の水平面部24a,24bの下面に重ね合わせて複数個所をスポット溶接してある(図1、図2のSP2)。
更に、リィンフォースメント4は、上段垂直面部41をホイールハウスインナ2の上段垂直面部211の裏面側に重ね合わせるとともに、上段垂直面部41と当て板5の溶接フランジ53との結合部を避けた位置でスポット溶接してある。また、リィンフォースメント4の下段垂直面部44をホイールハウスインナ2の下段垂直面部212の裏面側に重ね合わせるとともに、複数の溶接座面45を下段垂直面部212にスポット溶接してある。ホイールハウスインナ2よりも下方へ突出するリィンフォースメント4の下端部は図略のフロア下面側に配したリヤサイドメンバへ結合される。図1,図2で、ホイールハウスインナ2とリィンフォースメント4とのスポット溶接個所をSP2で示す。
このように構成された取付面部20には、図2に示すように、取付面部20の上下位置にゴムブッシュを介して、下方よりボルト貫通穴25にショックアブソーバ6上端のボルト部材61を挿入して取付面部20に締結される。
本実施形態によれば、車両走行時にショックアブソーバ6の上端から取付面部20に上下方向に衝撃荷重が作用するが、取付面部20はホイールハウスインナ2、リィンフォースメント4および当て板5とで3重構造としてあり、かつホイールハウスインナ2とリィンフォースメント4とは取付面部20で溶接されていないので、従来構造のように板厚の薄いホイールハウスインナ2に亀裂が発生せず、上記衝撃荷重に対して取付面部20の強度、剛性を強化することができる。
ホイールハウスインナ2とリィンフォースメント4とは、取付面部20で溶接するのではなく、取付面部20の前後位置で、段差部201を介して取付面部20より1段低くした水平面部24a,43a,24b,43bで溶接してあるので、水平面部24a,43a,24b,43bでは、取付面部20に作用する上記衝撃荷重が段差部201,421で吸収され、これらに作用する衝撃荷重は取付面部20よりも緩和されるので、ホイールハウスインナ2に亀裂は生じない。
リィンフォースメント4と当て板5とは取付面部20で溶接結合してあるが、上述のように取付面部20は3重構造として補強され、かつリィンフォースメント4と当て板5は同等の厚板で構成してあるので亀裂が生じない。
また、ホイールハウスインナ2とリィンフォースメント4とは、取付面部20まわりの上段垂直面部211,41同士、および下段垂直面部212,44同士が溶接結合してあり、更に取付面部20まわりで、当て板5の垂直な溶接フランジ53とリィンフォースメント4の上段垂直面部41、および当て板5の垂直な溶接フランジ52とリィンフォースメント4の下段垂直面部44を溶接結合してあり、これら結合部は、取付面部20に作用する上記衝撃荷重の作用方向と同方向に延びるパネル面を結合して一体化してあるので、取付面部20まわりの衝撃荷重に対する剛性が強化される。
このように本実施形態では、小型の当て板5を追加するのみで、重量の増加を極力抑え、車両走行時の衝撃荷重に対する強度、剛性の高いショックアブソーバ取付面部20を実現でき、該取付面部20によりショックアブソーバ6上端を強固に支持することができる。尚、本実施形態では、リィンフォースメント4と当て板5の板厚をほぼ同等としたが、これに限らず、作用する衝撃荷重の大きさに応じて、当て板5の板厚を変えてもよい。例えば比較的に衝撃荷重が小さい場合には当て板5を薄くし、衝撃荷重が大きい場合には当て板5を厚くして、衝撃荷重に対する強度、剛性を調整してもよい。
本発明のショックアブソーバ取付部構造を示すもので、ホイールハウスインナを車内側から見た後方斜視図である。 図1のII−II線に沿う位置での縦断面図である。 図1のIII −III 線に沿う位置での横断面図である。 本発明に用いるリィンフォースメントの斜視図である。 本発明に用いる当て板の斜視図である。 従来のショックアブソーバ取付部構造を示す概略縦断面図である。
符号の説明
2 ホイールハウスインナ
20 ショックアブソーバ取付面部
201 段差
211 上段垂直面部(垂直面部)
212 下段垂直面部(垂直面部)
4 リィンフォースメント
5 当て板
6 ショックアブソーバ

Claims (2)

  1. 車両のサスペンション機構を構成するショックアブソーバの上端をホイールハウスインナに結合したショックアブソーバ取付部構造において、
    上記ホイールハウスインナの上下中間位置には、ほぼ水平面をなして車内側へ張り出す棚部を形成して、該棚部の車外側の端部から起立する上段垂直面部と、該棚部の車内側の端部から垂下する下段垂直面部とで断面ほぼ階段状に形成し、
    上記棚部には段差部を介して、まわりの水平面部よりも一段高くしたほぼ水平面をなすショックアブソーバ取付面部を形成し、
    上記棚部および上記両垂直面部の下面に、これらとほぼ同一断面形状で板状のリィンフォースメントを、更に該リィンフォースメントの下面に当て板を重ね合わせ、
    上記ショックアブソーバ取付面部では、上記リィンフォースメントと上記当て板とをスポット溶接し、上記水平面部では、上記ホイールハウスインナと上記リィンフォースメントとをスポット溶接し、上記両垂直面部では、上記ホイールハウスインナと上記リィンフォースメントとをスポット溶接するとともに、上記リィンフォースメントと上記当て板とをスポット溶接したことを特徴とする車両用ショックアブソーバ取付部構造。
  2. 上記水平面部は上記段差部を介して上記ショックアブソーバ取付面部の前方および後方に形成され、
    上記リィンフォースメントは、上記ショックアブソーバ取付面部およびそのまわりの上記水平面部ならびに上記両垂直面部にまたがる寸法に形成し、
    上記当て板は、上記ショックアブソーバ取付面部から上記両垂直面部にまたがり、上記両垂直面部における高さを上記リィンフォースメントのそれよりも小さくした寸法に形成し、
    上記当て板を上記リィンフォースメントに重ね合わせ、上記ショックアブソーバ取付面部および上記両垂直面部でリィンフォースメントにスポット溶接し、
    上記リィンフォースメントを上記ホイールハウスインナに重ね合わせ、上記水平面部および上記垂直面部で、上記リィンフォースメントの上記当て板との非重合部を上記ホイールハウスインナにスポット溶接せしめた請求項1に記載の車両用ショックアブソーバ取付部構造。
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