JP4466223B2 - チューブ保護装置 - Google Patents

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本発明は、車両において、狭いエンジンルーム内等に配置されたチューブ、とくに、ブレーキチューブを上方等から飛散するバッテリ電解液から保護する装置に関する。
車両におけるエンジンルーム内に配置されて、ブレーキ液を給排するブレーキチューブは、狭いエンジンルーム内で他の機器と接触しないように、いろいろな方向へ複雑に屈曲しながら比較的長く延びる必要があるため、適宜の中間部分でコネクタにより連結しなければならない場合がある。
このコネクタ1は図5に例示されているように、コネクタ本体2の両端にそれぞれ雌ねじ3が形成されていて、各ブレーキチューブ4の端部に中心部が挿通されたフレアナット5を各雌ねじ3にそれぞれねじ込むことにより、雌ねじ3の底部に形成された斜面6にブレーキチューブ4の端面を押圧して、両ブレーキチューブ4、4を連結するように構成されているが、コネクタ1の取付け、取外しにはフレアナット5を回動させて、ブレーキチューブ4の端部に沿い変位させる必要があるので、ブレーキチューブ4のうち少なくともコネクタ1に隣接する端部やコネクタ1を保護部材で覆うことは従来考えられていなかった。
従って、車両走行時の激しい振動等により、車載バッテリから漏れ出した電解液が飛沫となってエンジンルーム内に散るようなことがあっても、それがコネクタ1やそれに隣接するブレーキチューブ4の端部に降りかかって、ブレーキチューブ4を腐食させるようなことが起こらないようにするためには、コネクタ1の設置場所が車載バッテリから遠く離れた位置等と自ずから狭く限定されることとなる結果、各ブレーキチューブ4の端部を適切な個所でコネクタ1により連結することが困難になるという問題があった。
特開平9−53790号公報
本発明は、車両において、エンジンルーム内等に配置されたチューブを上方等から飛散するバッテリ電解液から保護して、上記チューブのコネクタを設置する場合の自由度を確保しようとするものである。
このため、本発明にかかるチューブ保護装置は、両側に各チューブの端部がそれぞれフレアナットのねじ込みにより接続されたコネクタと、上記コネクタの両側よりそれぞれ上記各チューブの長手方向に上記フレアナットの変位を許容する間隔をおいてから上記各チューブの全周囲を覆う保護部材と、下方に開口した略箱形のプロテクタとを有し、上記プロテクタは少なくとも上記コネクタと、上記コネクタの両側でそれぞれ上記保護部材により覆われていない上記各チューブの端部全体とを上方から覆い、上記各チューブにそれぞれ上記保護部材を介し弾力的に嵌合して着脱自在に取り付けられている。
すなわち、下方に開口した略箱形のプロテクタは、コネクタと、そのコネクタの両側にそれぞれ接続された各チューブの端部とを上方から覆い、各チューブの周囲を覆う保護部材を介し各チューブにそれぞれ弾力的に嵌合して着脱自在に取り付けられるので、各チューブに対するプロテクタの取付け、取外しがきわめて簡単であるばかりでなく、コネクタと、コネクタの両側でそれぞれ保護部材により覆われていない各チューブの端部全体とがプロテクタによって上方から覆われているので、車載バッテリから漏れ出した電解液が飛沫となって周囲に散り、かつ、プロテクタが車載バッテリの近傍に配置されていたとしても、その飛沫がコネクタやその両側にそれぞれ接続されて保護部材により覆われていない各チューブの端部に降りかかることを確実に制止することができて、電解液による各チューブ端部の腐食を防止できるので、コネクタの設置場所に制約を受けることが少なくなる結果、各チューブの端部を常に適切な個所でコネクタにより連結することができるようになる。
以下、本発明の実施例について、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1及び図2において、車両のサイドフレーム10に連結されたショックアブソーバ用ブラケット11の側面に、コネクタブラケット12がボルト止めされ、コネクタブラケット12の上端13にコネクタ本体2が溶着されて、コネクタ本体2が略水平に配置されている。
車両のエンジンルーム内に配置されてそれぞれ複雑に屈曲した長いブレーキチューブ4、4は、ほぼ全体にわたって保護部材14により全周囲が覆われている一方、各ブレーキチューブ4の端部4´はコネクタ本体2の両側にそれぞれねじ込まれたフレアナット5によりコネクタ本体2に接続されているが、コネクタ1に対する各チューブ端部4´の取付け、取外しに伴って、コネクタ本体2の両側からそれぞれ各チューブ端部4´の長手方向にフレアナット5が変位するのに十分な長さだけ、各チューブ端部4´の周囲には保護部材14が設けられていないので、各チューブ端部4´は上記長さにわたっては保護部材14により覆われないで露出していることになる。すなわち、コネクタ1の両端面から一定の間隔をおいて各ブレーキチューブ4の全周囲に保護部材14が設けられている。
なお、15はコネクタ1の近傍である斜め上方位置でエンジンルーム内に固定された車載バッテリである。
また、バッテリ15の電解液に対する耐食性が大きいポリプロピレン樹脂製プロテクタ16は、図3及び図4に詳細が示されているように、下方に開口した略箱形をしていて、その両側壁17、17にそれぞれ溝18、18が形成されており、プロテクタ16を上方からかぶせて、ブレーキチューブ4、4の周囲を覆う保護部材14を介し溝18、18内へブレーキチューブ4、4をそれぞれ弾力的に嵌合させることにより、プロテクタ16がコネクタ1全体とコネクタブラケット上端13と各チューブ端部4´とを上方から完全に覆うようにして、ブレーキチューブ4、4等へ取り付けられている。
すなわち、プロテクタ16は、保護部材14を介して各ブレーキチューブ4に弾力的に嵌合して取り付けられるので、各ブレーキチューブ4等に対するプロテクタ16の取付け、取外しがきわめて簡単であるばかりでなく、コネクタ1とコネクタ1の両側にそれぞれ接続された各ブレーキチューブ4の端部4´とがプロテクタ16によって上方から覆われているので、プロテクタ16近傍の車載バッテリ15から漏れ出した電解液が飛沫となって周囲に散るようなことがあっても、その飛沫がコネクタ1やその両側にそれぞれ接続された各ブレーキチューブ4の端部4´に降りかかることを確実に阻止することができて、電解液による各チューブ端部4´の腐食を防止できるので、車載バッテリ15に対するコネクタ1の設置場所に特別な考慮を払う必要性が小さくなり、すなわち、エンジンルーム内におけるコネクタ1の設置場所に制約を受けることが少なくなる結果、各チューブ端部4´を常に適切な個所でコネクタ1により連結することができるようになって、実用上非常に便利である。
しかも、保護部材14により周囲を覆われたブレーキチューブ4、4の部分が、プロテクタ16の溝18、18にそれぞれ弾力的に嵌合していて、各ブレーキチューブ4の端部4´がプロテクタ16により上方から完全に覆われているので、各ブレーキチューブ4全体に対する上記腐食防止作用を一段と効果的に確保することが可能となる長所がある。
また、コネクタ1の両側に位置している各チューブ端部4´の周囲には保護部材14が設けられずに、各チューブ端部4´が露出しているので、コネクタ1の両側にそれぞれ各ブレーキチューブ4の端部4´を接続し、あるいは、この接続を解除するため、フレアナット5を回動させて各チューブ端部4´の長手方向に沿いフレアナット5を変位させる操作にはなんら制約がなく、従って、コネクタ1と各チューブ端部4´との接続操作等の作業性が損なわれることは全くない。
さらに、保護部材14により周囲を覆われて外径がそれだけ大となっているブレーキチューブ4、4の部分が、プロテクタ16の溝18、18にそれぞれ弾力的に嵌合しているので、溝18、18の寸法精度に余裕をもたせることが可能になるという利点がある。
なお、上記実施例では、プロテクタ16によりブレーキチューブ4を保護するようにしているが、上記実施例と同等の構成を他のチューブに適用することにより、上記実施例と同等の作用効果を奏することができるようになるのはいうまでもない。
本発明の実施例における概略斜視図。 図1の要部拡大斜視図。 上記実施例の一部拡大斜視図。 上記実施例の一部背面拡大斜視図。 コネクタの概略縦断面図。
符号の説明
1 コネクタ
4 ブレーキチューブ
4´ ブレーキチューブ端部
5 フレアナット
14 保護部材
15 バッテリ
16 プロテクタ
18 溝

Claims (1)

  1. 両側に各チューブの端部がそれぞれフレアナットのねじ込みにより接続されたコネクタと、上記コネクタの両側よりそれぞれ上記各チューブの長手方向に上記フレアナットの変位を許容する間隔をおいてから上記各チューブの全周囲を覆う保護部材と、下方に開口した略箱形のプロテクタとを有し、上記プロテクタは少なくとも上記コネクタと、上記コネクタの両側でそれぞれ上記保護部材により覆われていない上記各チューブの端部全体とを上方から覆い、上記各チューブにそれぞれ上記保護部材を介し弾力的に嵌合して着脱自在に取り付けられたチューブ保護装置。
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