JP4465701B2 - 電動アシストブラインド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はブラインドの手動昇降操作を電動により補助する電動アシストブラインドに関する。
【0002】
【従来の技術】
手動の木製ベネシャンブラインド、高窓用大型ベネシャンブラインドは重いため、減速ギヤを使用して昇降操作を軽くするが、操作に要する力を軽減するためにギヤ比を大きくすると、操作時間が長くなり、操作性が不良になるという問題が生ずる。
【0003】
しかし、このようなベネシャンブラインドを完全電動化すると、非常に高価なものになるという問題を生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの問題を解決するためになされたものであり、その課題は、非力なユーザでも、木製ベネシャンブラインド、高窓用大型ベネシャンブラインド等の比較的重いブラインドを所望の速度で手動昇降することができる補助方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため、本発明が採用する手段は、減速ギヤを回転させるプーリに掛けた操作コードを引いてブラインドを昇降する方式のブラインドにおいて、減速ギヤに駆動モータを接続し、ユーザの操作方向と操作速度に対応させて駆動モータを制御し、駆動モータによりブラインドの昇降操作を補助する方式を導入することにある。
【0006】
このため、操作コードの操作を検知する検知手段を設け、検知手段が上昇操作を検知したとき、駆動モータを起動してブラインドを上昇方向に回転させる。このとき、検知手段が検知した操作速度が設定速度より大きい時は駆動モータの電圧を抑え、小さいときは電圧を上げる。設定速度は調整可能にしておくことが好ましい。検知手段が下降操作を検知したときは、駆動モータを減速ギヤから分離して自重でブラインドを下降させるか、又は駆動モータをブラインド下降方向に回転させる。操作方向は、プーリに掛けた操作コードの両側にそれぞれリミットスイッチを設けることにより検知することができる。無接点センサも使用可能である。操作速度はプーリの所定時間当たりの回転数を検知するセンサにより検知することができる。
【0007】
公知の下限位置検知手段及び障害物停止検知手段を設けてブラインドが下限位置又は障害物に当接したときは直ちに駆動モータを停止させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のブラインドを図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明実施例の電動アシストブラインドの要部斜視図、図2は図1のブラインドの原理図である。
【0010】
図1及び図2に示すように、ブラインド1のヘッドボックス2に、昇降機構3と、その昇降機構の入力軸に出力軸を直結したクラッチ4と、そのクラッチの入力軸に出力軸を直結した減速ギヤ5と、同じく減速ギヤの出力軸に出力軸を直結した駆動モータ6を内設する。減速ギヤ5のヘッドボックス2から突出する入力軸に操作プーリ7を固定し、その操作プーリに操作コード8を掛ける。ヘッドボックス2の一部に操作コード8の上昇と下降を検知する上昇検知スイッチ9と下降検知スイッチ10を配置する。
【0011】
図2に示すように、操作プーリ7の所定時間当たり回転数を検知する回転数検知センサ11と、ブラインドを吊る昇降コード12のたるみから、ブラインド1が障害物に当接したことを検知する障害物検知センサ13と、ブラインド1が下限位置に達したことを検知する下限位置センサ14を設け、これらのスイッチ及びセンサの信号を制御回路15に入力する。
【0012】
ユーザがブラインド1を上昇させるために操作コード8を引くと、上昇検知スイッチ9がオンになる。上昇検知スイッチがオンになると、制御回路15は、駆動モータ6を所定の上昇用電圧でブラインド1が上昇する方向に回転させると同時に、回転数検知センサ11を作動させて、回転数検知センサ11から回転数の信号を受信する。受信した回転数信号が設定回転数よりも大きいときは駆動モータ6に印加する電圧を下げ、小さいときは電圧を上げて、ブラインド1の上昇速度を一定に保持する。このように、駆動モータ6がブラインド1の上昇操作を補助するから、ブラインド1を上昇させるためにユーザの操作コード8を引く力は大幅に減少する。
【0013】
ユーザがブラインド1を下降するために、操作コード8を引くと、下降検知スイッチ10がオンになる。このとき、ブラインド1が自重降下可能であれば、制御回路15はクラッチ4を切り、ブラインド1を自重降下させる。ブラインド1が自重降下不能であれば、駆動モータ6を所定の下降用電圧でブラインド1が下降する方向に回転させると共に、回転数検知センサ11を作動させて回転数信号を受信する。受信回転数信号と設定回転数を比較して駆動モータ6に印加する電圧を調整してブラインド1を一定の速度で下降させる。制御回路15は、障害物検知センサ13から障害物検知信号が入力したとき、又は下限検知センサ14から下限到達信号が入力したときは、直ちに駆動モータ6の回転を停止させる。ブラインド1の昇降速度を所望の一定速度に保持するための設定回転数を調整するダイヤルと設定値の表示板を制御回路15に設ける。
【0014】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明の電動アシストブラインドは、手動によるブラインドの操作を駆動モータで補助する方式であるから、ユーザは非力であっても、木製ブラインド、高窓用大型ブラインドなどの比較的重いブラインドを一定の所望速度で昇降することが可能であり、完全な電動ブラインドに比べると、複雑な配線が不要であるから、比較的安価に提供することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電動アシストブラインドの要部斜視図、
【図2】図1のブラインドの原理図、
【符号の説明】
1:ブラインド
2:ヘッドボックス
3:昇降機構
4:クラッチ
5:減速ギヤ
6:駆動モータ
7:操作プーリ
8:操作コード
9:上昇検知スイッチ
10:下降検知スイッチ
11:回転数検知センサ
12:昇降コード
13:障害物検知センサ
14:下限検知センサ
15:制御回路
Claims (4)
- 操作プーリ(7)に掛けた操作コード(8)を引いて前記操作プーリを回転し、前記操作プーリの回転を減速ギヤ(5)を介して昇降機構(3)に伝達し、前記昇降機構を回転させてブラインド(1)を昇降させる方式のブラインドにおいて、前記減速ギヤの出力軸に駆動モータ(6)を直結し、前記減速ギヤの出力軸と前記昇降機構の間にクラッチ(4)を介在させ、前記操作コードを引くと前記駆動モータを回転させる制御回路(15)を設け、前記操作コードが上昇及び下降方向に引かれることを検知する上昇及び下降検知スイッチ(9、10)を設け、制御回路(15)は前記上昇検知スイッチがオンになると、駆動モータ(6)を上昇方向に回転させ、前記下降検知スイッチがオンになると、ブラインド(1)が自重降下可能であれば、クラッチ(4)を切り、ブラインド(1)を自重降下させ、ブラインド(1)が自重降下不能であれば、駆動モータ(6)を下降方向に回転させることを特徴とする電動アシストブラインド。
- 操作プーリ(7)の所定時間当たり回転数を検知する回転数検知センサ(11)を設け、制御回路は回転数検知センサの検知回転数と設定回転数を比較して駆動モータ(6)の回転速度を調整することを特徴とする請求項1記載の電動アシストブラインド。
- 設定回転数は調整可能であることを特徴とする請求項2記載の電動アシストブラインド。
- ブラインド(1)が障害物に当接したことを検知する障害物検知センサ(13)又は及びブラインドが下限位置に到達したことを検知する下限検知センサ(14)を設け、制御回路(16)は前記障害物検知センサ又は前記下限検知センサの検知信号を受信すると駆動モータ(6)を停止させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電動アシストブラインド。
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2001
- 2001-04-17 JP JP2001117751A patent/JP4465701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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